水野ねじブログ

シンガーソングライター、水野寝地のブログです。

2014年05月

昼頃起きて吉祥寺行って最後のバウスシアターで映画見て、映画はまあまあ面白かったけどそういうの関係なしで本当に久しぶりに寂しくなって夜の吉祥寺をゾンビみたいに歩いた。
弁天湯の横にあった立ち飲み屋さん、昔の彼女とよく行ったがとっくに潰れていて、暗黒高校生だった時に偶然見つけた道路脇コンクリートについた猫の足跡はまだあった。だけど初めての彼女が出来て浮かれていた僕も暗黒高校生だった僕も今の自分にどれほど残っているのだろうとかどうでもいいんですけどねちんこ。

大好きで大好きで仕方なかったレコード屋、今じゃ棚に見慣れた名前が多すぎて死にたくなる。焦燥ばかり募って足元は重くなっていく矛盾!それでも大好きなカミイショータグループの音源が視聴機に入っているのを見て自然と良い涙を流せた。僕は魂を感じたらなんでも良いと思っちゃう病気だから良いものは売れるべきとか良くないものが売れているなんておかしいとかあんまりよく分からないんだけど、カミイグループのCDは魂の塊で、他人の音楽にケチつける天才の僕が久しぶりに手に取って震えた完璧なCDだと思います。これは売れて欲しいなあ。


寝ても覚めても音楽のことばかり考えていて、もはや呪い。
作りかけの超名曲が10曲ばかり。早く作ってあげたいし、早く聴かせたい。

大阪、梅田ムジカジャポニカ、豊田道倫さんのライブのゲストとして歌ってきました。35分、7曲。気抜いて歌うとか出来なくて、いつでも土足で入っていきたい。でも、だから、鬱陶しかったらごめんなさいって気持ちはいつもある。それでも真剣に聴いてくれて嬉しかったし気持ち良かったです。
お客さんをもっともっと没頭させて深いところに連れていきたい。導いてるようで道連れのような。

アンコールでは豊田さんと加持等の結婚しようかを歌いました。
加持さんと豊田さんの歌が完璧だと思っていて、まああんまり好きじゃない歌もあるんだけど、二人とも大阪人だって、その大阪の舞台で豊田さんと加持さんに挟まれたような、妙な幸せを感じていました。

ライブ観てくれた方、どうもありがとうございました。



翌日は念願の春一番へ。出演者への拍手や応援や罵声が演奏中でもガンガン飛び出し、それでも会場は和やかで賑やか。あんな場所で歌えたら気持ちいいだろうなあ。

稀に会場が爆発的に沸くことがあって、ライブよりもその熱狂に感動した。みんな音楽大好きだもんね。

ただ小川美潮さんのライブは本当に見てよかったし、高速バスでおしっこ我慢してる今思い出しても魂が震える。春一出たい。


もっともっと歌いたいので、ライブ、誘って下さい。
観にきてくれた人には頑張っていい思いしてもらいますね。

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