風の通り道

スワヒリ語で風のことをUpepoといいます。Upepoが吹くとああいい気持ち! 私は風の通り道を探して 本を持ってそこに座りこみます。世界各地には様々な風の名前があって、繊細な自然にあふれた日本にも数えきれないくらいのかぜのい呼び方がありますね。今あなたに吹いているのはどんな風ですか?そして私が向かっているのはどんな風なのでしょうか?

タンザニア生活も通算10年目。こころもからだも少々お疲れ気味で、日々が砂のようにさらさらと流れていくのを感じ、それだからこそ今を切り取っておかなくてはいけないと思いました。内容が貧しいのは、暮らしの質が貧弱だからなのですが そこをなんとかしぼりだそうというのが今年年頭の決意です。時には母が親しんだ俳句(私の場合は「もどき」ですが)もひねってみようかな?母が元気なうちにてほどきしてもらいましょうか。 

こんなクチコミをいただきました。

こんなクチコミをいただき、そうだ、これが南回帰線の目指す原点だと再確認 ちょっと長いけど引用します。
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女3人、1泊2日で利用させていただきました。
パリッとしたスーツに身を包み、キンピカの名札をつけたスタッフの方がお出迎えをしてくれて…もちろんそれも素敵ですが、このホテルはそうではありません。優しい雰囲気の男性が、ウエルカムドリンクを手にお出迎えしてくれて、アットホームな雰囲気。ホテル周辺の観光地のことなどいろんなことを教えていただきながら、まったり。
良いところを挙げたらキリがないけれど、何より素敵だなと思ったのが、お客様との会話や、一緒に過ごす時間を大切にしてくださっているのかな、ということ。
チェックアウトの日の朝、宿泊されていた他のお客様と一緒に朝食をいただきました。野生の鳥やリスがやって来るよ!ということで、ご飯を食べながら窓の外を眺めていました。「鳥が来たよ!リスが来たよ!」、「どこどこ?」「ほらあそこ」「ほんとだ、見つけた!」。日頃、見知らぬ人と会話をする機会なんて滅多にないけど、ここでは、ホテルの方を通じて、他のお客様とも自然に会話ができて…本当に優しい温かい時間があって、とても居心地が良かったです。野生の鳥にご飯をあげるという貴重な体験もさせていただきました!
また、明日はどこに観光に行こうかな?なんて悩んでいたことを覚えていてくださっていて、観光地を調べてメモを渡してくれたり…素敵なお気遣いもいただきました。人懐っこいかわいいワンちゃんもいて、癒ししかなかったです!!
私の口コミが、1人でも多くの人の目に触れて、このホテルに泊まるキッカケになったら嬉しいなと思える、本当に本当に、素敵な場所でした!
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西山植え込み作戦

西山

南回帰線には建物の周り東西南北に敷地があり、私たちはそれぞれ西山・東山・南の丘・北裏と呼んでいます。
この自然の山を雑誌で見るような美しい庭にすることは10年前の開業当初からの私の夢でした。

最初がんばったのは一番広い面積のある東山で、まずは道を造ろうとしましたが前回もお伝えしたようにジョンさんロードは初夏には草に覆われて姿を消してしまいました。以前せっせと植えた花々も7年間の留守の間に皆どこかへ消えてしまいました。クリスマスローズだけが主のいないMK(南回帰線の略号)の庭のすみで毎年ひっそり咲いていたそうです。

 

で今回は、こちらは後回しにして、道行く人が眺めていく南の丘とダイニングから眺められる西山をなんとか花壇らしくしようということになりました。

しかしサントリー時代以来40年手つかずの「まんま」になっている西山は今や萩とすすきが跋扈して萩山、すすき野、どくだみ原となりにけり。すすきはへたにさわれば手を切るし、根っこが硬くてとれません。萩は枝ばかりおばけのように伸びて、秋に咲いた花の小ささにがっかり。

まずは萩とすすきを根元からぶっつり刈り取るところから始まります。カポックなどあまり面白くない木も根元から切りました。そうしてそこに宿根草や花木、ハーブなどをいろいろ植え込んでいくのですが、庭造りの方針がすぐに変わってしまうわたくし。

 

当初お客さんに勧められてハーブが中心でしたが、季節ごとにおよその庭で、きれいに咲く花々を見ては欲しくなって買ったり、でも秋の庭の色が寂しいので結局1年草のビオラに賑やかしに来てもらったり。行き当たりばったりの植栽の極め付けは由康のたっての希望で購入した「みかんの木」。ある日突然にクリスマスツリーのように鈴なりのミカンの木が西山に登場。育てる手間を省いていきなりの鈴なりミカンというのはどんなもんでしょうかねえ。翌日にはリスが食べに来て、しばらく攻防戦が続きました。

業界大手のタキイの苗はがっかりでした。来年は真っ白な紫陽花アナベルを咲かせようと2株1500円の苗を注文。待たされてやって来たのは、丈10㎝ほどの棒っきれ。まあ小さな根はついているから来年には何か咲く?のでしょう。有名な種苗会社が育てたお苗さまだから優秀なDNAは持っているんだろうけれど、パンフレットに載っていたような大輪のアナベルの庭になるのはいつ?私そこまで生きてないかも。

花の種もそう。種の袋にはお花畑のように花々があふれかえっているから、ついこの種を蒔けば、来年の春には花園が! と思ったら大間違い。培養土で一粒づつ育て、ポットの植え替え、それから一苗づつ土に植え替えてあげなくてはだめなのね。私のように土の上にばらっと播いて、勝手にお育ち!で済むのはレンゲの花ぐらいでしょうか。

水やりもホースが届かないので何回もじょうろで往復しなくてはならなかったり。

通信販売で買った鳴り物入りの軽―いホースはKeiが咬んじゃったら一発で破れてお終い。そんな試行錯誤を繰り返し、今では主人の作った散水装置も稼働するようになり、はまさんの水やり作業もだいぶ楽になりました。南回帰線のミントとパセリはみんなおばあちゃん農場で獲れたものです。

 

来年の春に向けて、水仙やチューリップの球根たちが土の中で芽吹く日を待っています。

ターシャの庭にも、風のガーデンにも程遠いけれど、自分の植えた花たちが日々大きく育っていくのを見守るのは、私の人生のヨロコビの中でもかなりの上位を占めるようになったこの頃です。

知られざる絶景!銀色に光る細野高原のすすき

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10年前には細野高原という名前すら知りませんでした。地元の人が共同で芝を刈る里山として、あとはハンググライダーの基地として一部に知られるだけだった細野高原がここ数年町ぐるみでやる気を出しています。伊豆は今ジオサイトという新しいコンセプトに夢中になっており、細野高原もその一部のジオポイントということなのでしょうか。

すすきがきれいだということでまずどんな所か行ってみました。いやいや確かにキャッチフレーズの通り知られざる絶景でした。晴れた日には高原のピークから360°の眺望があり、伊豆七島がくっきり見渡せます。眼下に広がるすすきも秋の陽をうけてきらきら輝いていました。
しかし何より感心したのはこの期間中ふもとの芝生の公園と見晴台を結ぶ送迎バスを設置したこと、仮設テントにちょっとした売店などを開いたこと、シルバー世代のおじ(い)さんたちが熱心にガイドをしてくれること など町民の熱意がそこかしこに感じられることでした。ある日の情報によれば、イベントも終わりの頃で入山者は1組だけにも拘らず、23人のボランティアが働いていたとか。溢れるシルバーパワーの有効利用例を実感しましたね。


私たち自身がこの目で見てこれはいいなと思った細野高原に、この秋南回帰線はずいぶんたくさんのお客様を送り出しましたよ。(小さな感謝状もらってもいいくらい)

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