6話、丸々、フルに使いきって、シリアス・血だまりで、攻めてきた。
(除くアイキャッチ)
バトルもキアイ充分。
だけれども、視聴者が望んでいたのはそこだったのかどうか・・・
という『これはゾンビですか?』、6話。

これゾンOPタイトル
(タイトルだぜ)


さて。
そんなわけで、今回はシリアス、バトル回。
これまでのOP詐欺が打って変わって、OP通り、という、
これは『これはゾンビですか?』ですか?、状態。


~□~

話は先週の引き、命をまだ10程残すという、京子と、
相川家お茶の間異能者ファミリー、の対決。

先週ラスト、満を持して登場した、ユーことユークリウッド。
4話で明かされた彼女の秘密の、さらに奥へと迫る展開に。

ユーにも「魔装少女」へ変身する能力があったこと、
そして自身に対して禁じていた「ことば」を使っての魔力の解放。
己の心を犠牲にしても、
歩を、そして相川家のちゃぶ台ファミリーを守りたいという、
彼女の悲壮な思いが涙を誘う。

「死んで」。
本当に、その一言で、死に続ける、京子。
(でも、鼓膜を破ったからって、無効になるもんなんか、これ?)

しかし、人を殺める苦しみに、重圧を感じる、ユー。
その隙を狙っての、京子の反撃。

倒れたユーになり代わって、
ちゃぶ台ファミリー、団結す!


~□~

06話-04
(ハルナの魔力ってどこまで回復してるんだろう・・・?)


倒れたユーを前に、「初めての感情」に揺さぶられる、ハルナ。

いつものように歩を罵倒する余裕すらなく、
ユーを気遣い京子へ怒りを燃やす、セラ。

そして、怒りと悲しみを胸に、歩が魔装少女に変身する。

(つか、ここ笑うところなのか喝采するところなのか、迷うよな・・・;;拍手!)

「技名未定」とか、細かいネタもあるけれども、
もうそういうギャグ追ってられないほど、
画面はかなり強烈なバトル。
(つか、グロイのと強いのと、とにかく強度で揺さぶりをかけてキタ)

京子の強さも半端なかったけれども、
対する歩は、リアル・ゾンビ。

死なない、というよりも、死んでいるから、もうこれ以上は死ねない、か。

それが、最強の強みを発揮する。
もちろん、本人は苦しいのだ、けれども。

京子に殺されても、殺されても、立ち上がる、歩。

惨殺されながらも立ち上がるコイツ、ある意味、敵なしかもしんないな。

で、京子の刃を砕いて(←何の魔法だ?)
逆に彼女を殺し始める。
ミストルティン、本当に役に立つな。

残り1個の命になって、初めて命乞いをする京子。

「誰だって、死にたくない」

どうして、そんなことわからないんだろう、と言いたげな、歩の、悲しみ。


死人同士(正確には京子は死人じゃないが)が
果てしない殺し合いを果たしながら、命の大切さを語るという、
ちょっとした逆説。
あるいは、皮肉な展開。


だから、歩は、京子の(最後の1個の)命を、奪えなかったんだよね。
命が、大切だと、分かっていたから。
生きたいと、願っていたから。


こうしてバトルは幕を閉じ、
大先生(結構若っ!)が京豆腐を拾ったり(てか、京豆腐で麻婆かいな)、
ラスボスが黒い霧となって京子を再洗脳して消えたり、
さらにそれがどうもユーの知り合いらしい、というところで、
シリアスパート終了。

06話-05
(シリアスシーンでも、この格好で。変身シーンもあるでよ!の図)


~□~

無事に帰って来た面々。
ハルナとセラは、まるで3話の再来のように、料理にいそしみ、
ユーは歩と縁側で、おにぎりを頬張る。


基本、みんなが集うのはちゃぶ台を囲んでなんだけれども、
この2人組になると、テリトリーはどうも、縁側になるみたい。

そして、縁側で話されることで、
少しずつユーの秘密が明かされ、
歩との絆が、深まっていくんだね、と。


これまで、ずっとちゃぶ台こそがこの番組における「聖域」だと思っていたが、
この縁側もまた、2人の聖域なのかもな。

(『エルフェンリート』で楓荘が聖域であったように・・・・・・なので、『エルフェン』原作が進むにつれて、いよいよあの楓荘が突破された時の衝撃といったら!)


~□~

と、今回はほとんどぶっ続けで、シリアス展開だったんだが、
(間に細かいギャグが入っても、ほとんど認識できなかったほど)
こうしたシリアスで、かなーりスプラッタをやりきったのは、
果たして良かったのかどうだったのか。

いや、彼らが「死なない」ことは、
視聴者的には織り込み済みであったとしても。

特に京子の描写については、凄まじいものがあったしな。
両腕の皮が剥がれ落ちても闘い続け、
自分の手で自分の鼓膜を破り、
さらには自死でもって体のダメージを回復する・・・・・・
悪趣味寸前というか、その寸止め的な。

あとは、歩がミストルティンで、京子を真っ二つにぶった切ったりとか。
まあ、話の流れからは必要な展開なのかも、とは思うけど、ねー。
絵的に、それで通していいのかどうかまでは、ちとわからん。

ここまでの強度でもって見せる必用があったのかどうか、
ちょっとまだ、考えがまとまらないや・・・・・・

というか、これだけの描写が必要だったのかなあ。
別にグロに苦手意識はない方だし、
殺し合いをし続けながら
「命あること」の意味や「生きたい」という想いを
描くというのは、趣向としてはかなり面白いと思ったけれども。

まあこれは、最終回を観てから判断する方がいいのかもなー。


~□~

今回、ユーことユークリウッド・ヘルサイズが、
この作品世界の最大のポイントとなっていることが明確化。
なので、一応「京子襲撃編」は今回の6話でエンドだけれども、
これからの展開も、ユーの魔力を巡ってのことになっていくのかな。
なんせ、ラスボス自身の狙いが、ユーにあるのだから。


それと、今回のバトル面に関しては、
クジラのメガロのときのようなキチンとしたフォーメーションがなかったのが、
ちょっと残念。

歩の、「命とは何ぞや」の、
独白というか説得のシーンを入れるとなると、
まあ、ああいう
一人行って、退いて、次に一人行って、退いて、という
絵になっちゃうんだろうけれども。


セラに関しては、今回のバトルについてはまだ名前のない技か・・・
あれは、どう違うんだ?これまでと。
あと、前回、今回と、同じ巨乳&乳揺れの京子がいたんで、
キャラ被り的にというか見せ場的にというか、
ちょっと不利だったかも。
いや、お色気要員だけじゃないんだけれどもね、彼女。
まあ、セラが歩に変身を促したところは、よかった。

こうして観てくると、
彼女はギャルズ3人の中では一番年長の役割になるのかなー、やっぱ。
お姉さんキャラということで、どうしても割を食ってるというかなんというか。
俺としては、もうちょっと
セラの見せ場や背景描写が欲しいんだけれども、
もうあと半分しかないとなると、セラ回はなさそう。ちと残念。


そして、ハルナ。
今回(というか、5話、6話で)一番成長したのが、彼女かも。
ユーのことを、「ネクロマンサー」と、役割であるとはいえ、きちんと呼んだのは、正直驚いた。
つか、ユーが傷つけられたことに対して「怒り」を抱いた、という辺りに、
彼女の成長を感じた。

でもまあ、この流れからいくと、ハルナへのスポットは
今後どこまで期待できるのかは、わからんなー。
ただ、物販とかキービジュアルとか、OPEDとか、みんな
ハルナのプッシュが半端無いのが、作品の流れと、
ちょっと齟齬のある感じ。

個人的には、
ハルナの成長を描くという流れは凄く観たい内容なんだけれども、
(というか、この子は成長をしていく過程がすごく面白いキャラだろうから)
話の流れはたぶんユーを巡っての話になりそうだからなー。
だいたい、ハルナの魔力が吸い取られたのも、
歩をゾンビにしたユーの魔力がそうさせた、模様だし。

ハルナの持つ問題の解決には、やっぱ
ユーの解放が必用、なのかもしれないな、と。

というか、現時点では、一番「笑って欲しい」女の子が、ユーだし。


ああ、それにしても、次はギャグ回だよな?
というか、この番組で、ここまでシリアスを要求している人って
どんだけいるんだろう・・・・・・いや、
今回も悪くは無かったし、楽しめはしたんだけどね。
ユーの苦しみと悲しみ、ハルナの成長、セラの本気、
死んでから初めて分かった、歩の「大切なもの」たちへの想い、
ナドナド。
観どころは多かったけど、さー。

なんか、もうちょっとまったりと、お茶の間や、縁側で、
お茶すすってるような話を、観たいんだよなあ。
・・・・・・ダメ?


(縁側にちょっとだけ憧れながら。つづくよ!)