突発的だが、思い立ったので、
「アニメ調査室(仮)」さんの企画に参加することにした。

丁度視聴の終わった『まど☆マギ』の含まれる2011/1-3月期の前に、
その前のシーズンとなる2010/10-12月期
2010/10-12月期終了アニメアンケート(第19回調査) )
から手をつけてみる。
続けて、次のエントリーで、2011/1-3月期、という流れで。


つか、ただ単純に『ミルキィホームズ』、褒めたいだけなんだけども。


~□~

(以下、「アニメ調査室(仮)」さんのフォームに従った記述になります・・・)

-評価条件-

だいたい80%以上視聴した作品について、
作品の評価をS,A-Eでお答えください。
(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能)

S : とても良い(第3回より追加)
A : 良い
B : まあ良い
C : 普通
D : やや悪い
E : 悪い


上記の条件に当てはまらない作品は、
視聴状況を、F,x,zでお答え下さい。

F : 見切り、視聴はしたが中止(または見逃しが多い)
x : 視聴なし、(または視聴中のため評価保留)
z : 視聴不可(わかる範囲で良いです)



(以下、評価など)

2011冬調査(2010/10-12月期、終了アニメ、29作品)

01,刀語,x
02,屍鬼,x
03,海月姫,x
04,咎狗の血,x
05,アマガミSS,x
06,えむえむっ!,F
07,うちの3姉妹,x
08,侵略! イカ娘,S
09,ヨスガノソラ,x
10,アイアンマン,x
11,心霊探偵 八雲,x
12,ぬらりひょんの孫,x
13,伝説の勇者の伝説,x
14,おとめ妖怪 ざくろ,x
15,神のみぞ知るセカイ,x
16,薄桜鬼 碧血録 (2期),x
17,もっと To Loveる (2期),x
18,それでも町は廻っている,x
19,そらのおとしものf (2期),A
20,Fortune Arterial 赤い約束,D
21,ロビンくんと100人のお友達,x
22,百花繚乱 サムライガールズ,x
23,探偵オペラ ミルキィホームズ,S
24,荒川アンダー ザ ブリッジ×2 (2期),x
25,トランスフォーマー アニメイテッド,x
26,パンティ&ストッキングwithガーターベルト,C
27,俺の妹がこんなに可愛いわけがない (TV放送分),C
28,夢色パティシエールSP プロフェッショナル (2期),x
29,ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編,x


{総評、寸評など} (自由記入、引用する場合あり)

余り見ていないので、ちょっと申し訳ない。
少なくとも『ヨスガ』はチェックしておくべきだったと、かなり後悔。

以下、視聴したもののみ。

08,侵略! イカ娘,S

ポジティブで魅力的な原作を、さらにその良さを最大限に引き出しアニメ化した手腕は見事。
作中人物たちは人物が皆いい人であるのだけれども、それが嫌みじゃないのも、
視聴後の気持ちよさにつながった。
良心も人間的弱点も持ち合わせている、魅力的な等身大の人間たち(とイカ)は、
誰もが皆、魅力的。
嫌いになってしまうようなキャラが一人として出なかったのは、
やはり作り込みがきちんと活きたから。
こういう作品(エロはなくても可愛い、面白い)がもっと増えてくれることを切望。


19,そらのおとしものf (2期),A

3期への色気を出さなければSをつけても良かったかもしれない。
時々作画が乱れた回があったのは気になったが、
作中人物たちが「幸せに生きること」を求めて頑張ってる姿が伝わってきて、
こうしたシリアスで青臭いテーマを娯楽で完全に描き切ったところは、高く評価。
何より、エロ成分を含むギャグとシリアスのバランスが、とてもよかった。
原作とはまた違った魅力を上手く出した良作。
なので、次期への欲を出したテーマの未消化と先送り感が残念でならない。


20,Fortune Arterial 赤い約束,D

白ちゃんかわいい、しか褒めどころがないのが、ある意味凄いアニメ。
同シーズンで一番のお気に入りとなった白ちゃんのおかげで評価には少し下駄を履かせた。
あ、トータルの作画はかなり良かったと思う。が、褒められるのはそこだけ、という
台本はもとより構成が仕事をしていない典型的な「物語」。


23,探偵オペラ ミルキィホームズ,S

このシーズンで、「楽しませてもらった」感はこのアニメが圧倒的。
練り込まれた構成、多量のパロを盛りこんだ台本と、
それを活かそうとするすさまじい量の演出の仕事っぷりは大したもの。
雑な絵でも低予算でも、こうした土台サイドががきちんと仕事をすることで、
視聴者にその意味と楽しさがきちんと伝わってくる、という点では群を抜いていた。
個人的には、「アルセーヌ=アンリエットの成長物語」として読み解いていったので、
その意味でもS評価。
人の成長物語としてみると、また違った価値が見えてきて、二重、三重に楽しめた。
もちろん、主役4人組の純粋さとおバカさを楽しむだけでもOK。
単純に見えて、多面的な楽しみ方ができる、結構深い作品。


26,パンティ&ストッキングwithガーターベルト,C

熟考の末、Bに近いC、という結論に落ち着いた。
好き嫌いで言えば、好きだし、この冒険心(特にビジュアル)は評価したいものの、
ラストのあの引きは、一体なんだったんだろう・・・
いや、個人的には「アリ」だとは思うものの。
トータルで性描写がビシバシ挿入されたが、
それをダイレクトに見せずに「大人の」隠し味としてきちんと処理した演出が見事。


27,俺の妹がこんなに可愛いわけがない (TV放送分),D

多分、個人的に合わなかっただけかと。
作画・動画の高品質と黒猫さんだけなら、それこそBでも良かったと思うものの、
個人の中ではCに限りなく近いものの、Dに落ち着くことに。
誰にでもいい顔をしたがる京介というキャラクターが好きになれない。生理的にアウトだった。



(記入ここまで)


~□~

少し前の視聴とはいえ、思い返してみると鮮やかに思い起こされるものだな、と。

と、いうか、やっぱ『ミルキィ』すげえ、しか言うことなかったり。
(あとは「イカちゃんかわいい」、とな)


2010年10-12期については、ひとまずこれにて。