理屈では分かっていても、冷や汗と鳥肌。
体も、感性も、違和感に持って行かれた。
そんな『シュタインズ・ゲート』7話は、
いよいよ過去改編実験に成功する。
だが・・・・・・
~□~
そう、途中まで、
和気あいあいとした、ラボメンたちのやりとりに、
温く、笑っていた。
ロト6に挑戦するオカリンが、1等、2等の金額の大きさにビビり、
3等を選ぶあたりの、リアリティと小市民性。
そこにツッコミを入れる紅莉栖と、呆れるダル。
そう、日常は、そこまでだった。
実験は、成功する。
そして、世界線は、移動する。
しかし、その記憶を、誰ひとりとして、維持していない。。。そう、オカリンを除いては。
~□~
いや、理屈では、分かっていたんだけどね、理屈では。
けれども。
画面で、オカリン以外、誰ひとりとして、そのことを覚えていない、
どころか、過去そのものが書き換えられている描写が
自然に描かれる。
その、違和感。
買えなかったドクペ、
紅莉栖の毒舌、
ダルの軽口、
シャイニングフィンガー・萌郁とまゆしぃ☆の微笑ましいやりとり・・・・・・
そうした、何気ないようでいて、実に温かい、懐かしい風景が、
オカリンの記憶「以外」、全て、排除され、
矛盾無く書き換えられている。
何か、大切なものを、すっかり失ってしまった、感覚。
オカリンが茫然とするのも、無理はない。
というか、ただの視聴者でしかない俺ですら、
ものすごい違和感で、本気で鳥肌が立っていた。
オカリン、ひょっとして、ものすごい孤独を感じていないかい?
~□~
さて。
少し話を遡るが、過去改編実験に入る前に面白かったのが、
まだまだ怪しさが抜けない新顔・萌郁が、
まゆしぃ☆とのふれあいで、
徐々に言葉を増やしていく、というエピソードの部分。
あまりにも邪気のないまゆしぃ☆のボディタッチをきっかけに、
写真を撮る萌郁は、その動機を「楽しみ」へと変化させる。
無邪気なまゆしぃ☆、
ラボ内のどうってことない小道具、
そして、喧嘩するほど仲がいい、を地で行くような、
紅莉栖とオカリンのツーショット。
「楽しそう・・・だったから」
ちなみに彼女、
写真を撮り始める(一番最初は、彼女に対して心を開いてくれた、まゆしぃ☆だ)時に、
きちんと声をかけて、許可を得てから行動に移している。
それまでは、相手の事情はお構いなし、だったのに。
先週から、ものすごく怪しい怪しいとは思っているものの、
彼女自身に邪なものは感じない。
むしろ、あの突拍子のなさは、ミスリードを誘うためのものか、
あるいは、完全に洗脳されて(もしくは何も知らないものの盗聴等の道具とされて)
いる、くらいまで、
彼女への推理はトーンダウン。
つか、仲間でいいかも。
美人さんで華もあるし。
~□~
記憶を持たずに世界線を越えた=改編された過去へと移った、みんな。
記憶を残して、世界線を越えている、オカリン。
そうだオカリン、
萌郁の写真を、見せて貰えばいいのに。
まあ、写真なんかもきっと、変わっちゃってるんだろうけどね。
すると、ツンデレ紅莉栖のシーンは、
永遠に失われた、ということか・・・
~□~
そこでさらに気になるのが、
その様子を、遠巻きにうかがっている、といえなくもない、鈴羽ちん。
まーあんだけうるさかったら、下に立ってるだけで、
いくらでも事情は把握できるわなww。
さらに。
「洗脳」のキーワードで華麗な動きを見せた、鈴羽ちん。
かっけー。
流石は戦士。
でも、オカリンも、ショックが抜けないからといって、
鈴羽ちんにいいように扱われてしまっているのが、おいおい、なんだがw。
つか、チップが入っていないとか、怖いよ、鈴羽ちん。
これまでの台詞を振り返ると、
やはり鈴羽ちんは、恐らくは未来の記憶を持っている、とみていいだろう。
半ば仲間と捉えてもおかしくはない彼女。
だけれども、彼女が紅莉栖を敵視する理由、
なによりどうしてここにいるのかという事情がわからないことには・・・
うーん、彼女も、仲間であってほしいんだけどね。
~□~
そして、実在に自信が無さそうな、萌郁。
彼女が写メを撮りまくっているのは、
自分の実在の確認のためなのだろう、と推理してみる。
オカリンの感じたあの不安を、
仲間のまるでいない萌郁が、たった一人で抱えていたとしたら、
彼女のあのコミュ障的な行動も、メール依存も、
素っ頓狂な行動も、ものすごく納得がいく。
彼女も、世界線を越えた(その記憶を持つ)人なのか。
しかし対照的に、
ただ一人で異なる記憶を維持し、
別の世界へと移動させられたような感覚に捉われているオカリンの元には、
彼の事情を心配する仲間がいてくれる。
なんだかんだで、つきそってくれる紅莉栖。
些細な用事をつくって、オカリンに電話をするダル。
そして、ラボのオアシス、我らがまゆしぃ☆は、
ストレートにオカリンを心配して、素直に彼の頬に頬笑みをもたらす。(*´Д`*)
そこにツッコミをいれる紅莉栖の、また、上手いこと。
こうした、仲間との関係を、上手く挟みこんでくる辺りが、
やっぱこの番組の魅力なんだな、としみじみ。
先にふれた、萌郁の手を取ったまゆしぃ☆のシーンだって、
実は俺、ちょっとウルッときちまったほど。
彼女がどんなに怪しい人であったとしても、
そのしがらみを捨てて、彼女もラボメンであってほしい、と願ってしまうとでもいうか。
まゆしぃ☆の気持ち、そのままに。
あとは、少し離れてサポートする鈴羽ちんも、面白い。
あの、近づきすぎない、けれども強力な戦力になりそうなサポーターというのは、
実に心強い。
それは、ルカ子もそうかもしれないが。
ラボをメインで動かしていく、オカリン、ダル、紅莉栖といった
研究者チームだけじゃなくって、
こうした、脇にいるように見える人が、
実は誰ひとりとして欠けてはいけないんだ、ということが
ジンと伝わってくる。
どうか、結末まで、
誰ひとりとして欠けずに、無事に世界線を走り抜けていけるように、と
思わずにはいられない。
(特に心配なまゆしぃ☆だけじゃなくって、みんな)
に、しても、
オカリンが救世主の器か・・・
ジョン・タイター、買いかぶり過ぎじゃね?
まあ、記憶維持の能力、今分かっている範囲では、オカリンだけのようだけれども。
たとえば萌郁、さらには鈴羽ちんも
同じ能力を持っているかも・・・と思うと、
別の選択肢も考えられそうで、興味深いんだが。
(今週もフェイリスちゃんは無しですか???泣くぜ、俺。来週に期待をかけて。つづくよ!)
体も、感性も、違和感に持って行かれた。
そんな『シュタインズ・ゲート』7話は、
いよいよ過去改編実験に成功する。
だが・・・・・・
~□~
そう、途中まで、
和気あいあいとした、ラボメンたちのやりとりに、
温く、笑っていた。
ロト6に挑戦するオカリンが、1等、2等の金額の大きさにビビり、
3等を選ぶあたりの、リアリティと小市民性。
そこにツッコミを入れる紅莉栖と、呆れるダル。
そう、日常は、そこまでだった。
実験は、成功する。
そして、世界線は、移動する。
しかし、その記憶を、誰ひとりとして、維持していない。。。そう、オカリンを除いては。
~□~
いや、理屈では、分かっていたんだけどね、理屈では。
けれども。
画面で、オカリン以外、誰ひとりとして、そのことを覚えていない、
どころか、過去そのものが書き換えられている描写が
自然に描かれる。
その、違和感。
買えなかったドクペ、
紅莉栖の毒舌、
ダルの軽口、
シャイニングフィンガー・萌郁とまゆしぃ☆の微笑ましいやりとり・・・・・・
そうした、何気ないようでいて、実に温かい、懐かしい風景が、
オカリンの記憶「以外」、全て、排除され、
矛盾無く書き換えられている。
何か、大切なものを、すっかり失ってしまった、感覚。
オカリンが茫然とするのも、無理はない。
というか、ただの視聴者でしかない俺ですら、
ものすごい違和感で、本気で鳥肌が立っていた。
オカリン、ひょっとして、ものすごい孤独を感じていないかい?
~□~
さて。
少し話を遡るが、過去改編実験に入る前に面白かったのが、
まだまだ怪しさが抜けない新顔・萌郁が、
まゆしぃ☆とのふれあいで、
徐々に言葉を増やしていく、というエピソードの部分。
あまりにも邪気のないまゆしぃ☆のボディタッチをきっかけに、
写真を撮る萌郁は、その動機を「楽しみ」へと変化させる。
無邪気なまゆしぃ☆、
ラボ内のどうってことない小道具、
そして、喧嘩するほど仲がいい、を地で行くような、
紅莉栖とオカリンのツーショット。
「楽しそう・・・だったから」
ちなみに彼女、
写真を撮り始める(一番最初は、彼女に対して心を開いてくれた、まゆしぃ☆だ)時に、
きちんと声をかけて、許可を得てから行動に移している。
それまでは、相手の事情はお構いなし、だったのに。
先週から、ものすごく怪しい怪しいとは思っているものの、
彼女自身に邪なものは感じない。
むしろ、あの突拍子のなさは、ミスリードを誘うためのものか、
あるいは、完全に洗脳されて(もしくは何も知らないものの盗聴等の道具とされて)
いる、くらいまで、
彼女への推理はトーンダウン。
つか、仲間でいいかも。
美人さんで華もあるし。
~□~
記憶を持たずに世界線を越えた=改編された過去へと移った、みんな。
記憶を残して、世界線を越えている、オカリン。
そうだオカリン、
萌郁の写真を、見せて貰えばいいのに。
まあ、写真なんかもきっと、変わっちゃってるんだろうけどね。
すると、ツンデレ紅莉栖のシーンは、
永遠に失われた、ということか・・・
~□~
そこでさらに気になるのが、
その様子を、遠巻きにうかがっている、といえなくもない、鈴羽ちん。
まーあんだけうるさかったら、下に立ってるだけで、
いくらでも事情は把握できるわなww。
さらに。
「洗脳」のキーワードで華麗な動きを見せた、鈴羽ちん。
かっけー。
流石は戦士。
でも、オカリンも、ショックが抜けないからといって、
鈴羽ちんにいいように扱われてしまっているのが、おいおい、なんだがw。
つか、チップが入っていないとか、怖いよ、鈴羽ちん。
これまでの台詞を振り返ると、
やはり鈴羽ちんは、恐らくは未来の記憶を持っている、とみていいだろう。
半ば仲間と捉えてもおかしくはない彼女。
だけれども、彼女が紅莉栖を敵視する理由、
なによりどうしてここにいるのかという事情がわからないことには・・・
うーん、彼女も、仲間であってほしいんだけどね。
~□~
そして、実在に自信が無さそうな、萌郁。
彼女が写メを撮りまくっているのは、
自分の実在の確認のためなのだろう、と推理してみる。
オカリンの感じたあの不安を、
仲間のまるでいない萌郁が、たった一人で抱えていたとしたら、
彼女のあのコミュ障的な行動も、メール依存も、
素っ頓狂な行動も、ものすごく納得がいく。
彼女も、世界線を越えた(その記憶を持つ)人なのか。
しかし対照的に、
ただ一人で異なる記憶を維持し、
別の世界へと移動させられたような感覚に捉われているオカリンの元には、
彼の事情を心配する仲間がいてくれる。
なんだかんだで、つきそってくれる紅莉栖。
些細な用事をつくって、オカリンに電話をするダル。
そして、ラボのオアシス、我らがまゆしぃ☆は、
ストレートにオカリンを心配して、素直に彼の頬に頬笑みをもたらす。(*´Д`*)
そこにツッコミをいれる紅莉栖の、また、上手いこと。
こうした、仲間との関係を、上手く挟みこんでくる辺りが、
やっぱこの番組の魅力なんだな、としみじみ。
先にふれた、萌郁の手を取ったまゆしぃ☆のシーンだって、
実は俺、ちょっとウルッときちまったほど。
彼女がどんなに怪しい人であったとしても、
そのしがらみを捨てて、彼女もラボメンであってほしい、と願ってしまうとでもいうか。
まゆしぃ☆の気持ち、そのままに。
あとは、少し離れてサポートする鈴羽ちんも、面白い。
あの、近づきすぎない、けれども強力な戦力になりそうなサポーターというのは、
実に心強い。
それは、ルカ子もそうかもしれないが。
ラボをメインで動かしていく、オカリン、ダル、紅莉栖といった
研究者チームだけじゃなくって、
こうした、脇にいるように見える人が、
実は誰ひとりとして欠けてはいけないんだ、ということが
ジンと伝わってくる。
どうか、結末まで、
誰ひとりとして欠けずに、無事に世界線を走り抜けていけるように、と
思わずにはいられない。
(特に心配なまゆしぃ☆だけじゃなくって、みんな)
に、しても、
オカリンが救世主の器か・・・
ジョン・タイター、買いかぶり過ぎじゃね?
まあ、記憶維持の能力、今分かっている範囲では、オカリンだけのようだけれども。
たとえば萌郁、さらには鈴羽ちんも
同じ能力を持っているかも・・・と思うと、
別の選択肢も考えられそうで、興味深いんだが。
(今週もフェイリスちゃんは無しですか???泣くぜ、俺。来週に期待をかけて。つづくよ!)