嵐が来る、ということで、
19話は完全に、物語の「仕込み」の話。
そして同時に、ヴィクトリカ誕生の秘密と、
そのコインの裏面でもある、コルデリアの哀しみの記録の開示回。

過去を踏みしめて、未来へと歩き出せる・・・かどうかは、わからない。
(だって、嵐がやってくるんだもーん!)


~□~

今回はしかし、コルデリアの悲しい過去と
凄まじい虐待の記録に、ハラワタの煮えくりかえる思い。

つか、ブロワ侯爵、マジ外道。

灰色狼には心が無いとかなんとか、
そりゃそっくりそのまま自分たちのことじゃないかー!!!

しかもオカルト。

いきんでる妊婦のおなかに赤ワインとか、
おまじないにも 程 が あ る 。

つか、オカルト人間って、どこまでもオカルトなのか。
脳味噌、膿んでるぞ、貴様!


~□~

さて。
今回、ヴィクトリカと久城チームの方は、
それぞれ離れ離れの行動となってしまうが、
まあ2人とも別ルートで首都へと向かっているんで、
視聴者的にはそんなに心配いらないのかな。
ヴィクトリカは心底しょげていたけれども。

もっとも、ヴィクトリカには、
御目付け役のグレヴィールを通して、
父・ブロワ侯爵の毒牙が迫っているわけで、
そう安心もしていられない状況。

つか、ここでヴィクトリカに望まれている役割って、
また「事件解決」なのかww。

(あと、グレヴィール、お前さんいい加減、漢を見せろよ、と)


さて。

今回、一番の大きな動きとしては、
ヴィクトリカの方から、初めて久城を探しに出たということだろう。

あの人見知りの激しいヴィクトリカが、
他人の視線も気に留めず、
学校中を探して回るとは。。。なんと、いじらしい。 ・゚・(ノД`)

しかしその久城は、(一足先に)首都へと行った後だった。
その動機が、彼女へのプレゼントを買い求めに、というのが、
何とも悲しい。


彼女が久城を探そうと決意するきっかけとなったのが、
母・コルデリアが鳩に託した結び文なんだけれども、
そこで言う「嵐」って、そんなにすぐのことなのか。
第二次世界大戦だと、もっとずっと先だしねえ。

今回、彼女が解決を求められている事件(ココ・ローズ=王妃、の殺人事件)が
鍵になっているのならば、
国内の政変とか、そういうことなのかな。
今までも、科学アカデミーとオカルト省との、けっこうドロドロの権力争いがあったわけだし、
そうした政変に殺人事件が絡む。。。っていっても、
この番組だからなあ。
あまり事件関係は興味が湧かないんだけど。

むしろ、その窮地を、ヴィクトリカの知恵と久城の勇気が、
どうやって切り抜けていくか、というのが、
まあ山場だよな。


今回、その久城は、かつてヴィクトリカが失った、
(自分を助けることと引きかえに、というところがミソな)
ペンダントと同じタイプのモノを入手。
そこでの久城のモノローグは、ほとんど結婚の申し込みみたいだったが。ww

いや、そろそろ、そういうの、悪くないと思うよ。


~□~

そしてラスト、コルデリアからヴィクトリカに宛てた手紙を見てしまうのが、
アブリル。

とはいっても、彼女の頭だと、きっと理解不可能なんだろうけども。


できれば、「屁こきイモリ」・・・じゃなかった、喧嘩友達でもいいから、
アブリルとヴィクトリカが親交を深めてほしいと思うんだよね。
ヴィクトリカの孤独を埋めるのは、久城一人だけではなく、
同性の、年の近い友達がいることも、
またヴィクトリカのためになるかな、と思うし。

まあ、「屁こきイモリ」エピソードのアレはちょっとやり過ぎ感があったんで、
普通の仲良しだとか、そういうのは無理とは思うけども。

ヴィクトリカの理解者、というよりも、
なんというか、彼女に、庶民的な視点を提供するというか、
そういう立場で。

この手紙を手に入れたことで、彼女がどういう立場になるのか。
つか、ヴィクトリカのサポーターというか力になって欲しいよ、、、頼む!


~□~

今回、コルデリアの虐待のあまりの惨さについつい目が行ってしまっていたんだが、
ブライアン・ロスコーがどうしてヴィクトリカに冷淡なのか
(そしてできそこないとかって罵るのか)
ようやく判明。

つか、基本は嫉妬心だった、だけなんじゃん。

できそこない、っていうのは、ブロワ侯爵の血を引いてしまっているから。
(灰色狼としてはハーフなわけだ)

心が無いとかっていうのは、
生育環境と、
あとはあのブロワの娘なんだからどーせ、みたいな思い込みとか。

そんでもって最大の要因は、きっと、
憎い男の血を引く娘だからこそ、という思い込みで、
ヴィクトリカの美点を見ることができないから、だろうな。
憎しみで目がくらんでいる、そんな状態。


うーん、彼も、アウェーなのかなあ。。。灰色狼同士で共闘とかってのは、
この感じだとなさそうだな。
ま、その路線はあまり期待しないでおくとして。


~□~

コルデリアが、ヴィクトリカを産んでから精神病院へ入院させられていた際、
1~3話の犯人さん(野兎の一人・ブルネットの髪の女の子)と
ニアミスしているんだが、
アレも何かの伏線だろうか。

というよりもむしろ、
時代背景の描写なのかな。

ブルネットの髪の彼女がいたということは、
あのタイミングだと、
野兎の占いによってオカルト省が第一次大戦のメドをつけ、
政権内で躍進した時代でもあったろうから。


ともあれ、今話は、
(おそらく最後になるのかな、の)謎解きの元となる
伏線、ネタの仕込み回だから、
あれもこれもと気になって仕方がない。

一方で、ヴィクトリカの生誕、コルデリアの虐待、ロスコーの動機など、
人々の関係に関しての謎解きがほぼ出揃った回でもある。

あとは、ラストまで一直線か。

それにしても・・・久城くんが、心配でつ。
っつーか、彼で大丈夫なのか?ヴィクトリカ。

いや、大丈夫だと、信じて。


(いや、いい奴ではあるんだがな、いい奴では。でも、力量が・・・・・・ヴィクトリカを心配しながら。つづくよ!)