前回のなんだかなあ感を、かなり取り返してきたエピソード。
そして今回のメイン・ヒロインは・・・・・・だが、男だ。

今回のシュタゲは性転換娘・るか子のヒロイン回。
その1日は、まるでローマ アキバの休日のような。


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18話の内容は、だいたいこんな感じ。

オカリンのDメール取り消しの次のターゲットはるか子。と、いうことで・・・
 ⇒るか子にDメールを取り消すことを要請、「男に戻れ」。すると、るか子、泣き出す!
  ⇒怒るまゆしぃと助手。オカリンは助手に相談。事情を全部説明。
   ⇒るか子、オカリンと取引。男に戻るかわりに、「恋人になって!」。告白したよ!!
    ⇒助手にデートの仕方を相談。フェイリスがかき回し、ダルが首をツッコミ、ときたよ!
     ⇒助手、かいがいしくオカリンの世話を焼く。「首輪をつけられたよう」Byオカリン。
      ⇒助手は、このデートを尾行。ダルも一緒だよ!「オペレーション・ヴァルキリア」。 
       ⇒デート、を意識して、あまりにもガチガチのオカリンが笑えるよ!
        ⇒街をぶらぶら=ひたすら歩いて上野―アキバ往復しちゃったよ!
         ⇒出会いシーンを語るよ!るか子、それ、男の子時代の記憶だ・・・よ・・・
          ⇒夕方、ぎこちないまま、デート終了。Dメールの段取りができたよ!
           ⇒あのデートではいかん!オカリン、反省してるか子の元へ向かうよ!
            ⇒いつもの鍛錬、これでこそ、「私たち、輝いてる!!」
             ⇒IBN5100の秘密。るか子の涙。封印される、気持。
              ⇒Dメール発動、世界線を移動。るか子は・・・・・だが、男だ。

そして、残るメールは・・・最大の難関、萌郁のメール。


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今回は、完全に幕間回。
久々に、笑いもたっぷり。
Dメールのめどもあっさり決着がついたので、安心して視聴が続けられた。
何より、まゆしぃの死亡シーンがなかったのが、大変嬉しい。

今回の表の主役はもちろんるか子。
そして、裏のヒロインは、やっぱり、助手=クリスティーナ。
オカリンのことが気になる彼女、
世話を焼くという形で、何やかやでオカリンを立派にコントロール。

「どう見ても童貞です、本当にありがとうございました」、に始まり、
「うるさい、ヴァージンで悪いか!」「誰がメリケン処女だ!」
と外で怒鳴るには微妙な台詞での掛け合いが、たまらない。

というか、しっかりオカリンに転んでる彼女、かわいすぐる。


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そしてメインのるか子。

彼女が、性別を変わる(戻る)ことになるDメールを送ることを約束するのは、
もちろん、まゆしぃのため。
(というか、よくオカリンの説明を信じたな、ということもあるが)

でも、それだけではなく。
終盤で告げられた、IBN5100を、彼女が壊してしまったことへの、
申し訳なさ、というあたりで、
もう一つ、フックを作っているのは、上手かった。

こうした複数の要因があることで、
本当は女でいたい(というか、オカリンを好きでいさせてほしい)という最大の望みを、
諦めることを選択する、という彼女。

この辺りは、説得力を感じていい。

と、同時に、彼女の切なさも、ビンビンと伝わってくる。

男に戻ったら・・・彼女は、その恋心を封印しなければならない。
その、悲しい、決意。

それに、世界線を移動してしまえば、
今日のデートのこと、楽しかった思い出も、
彼の背中に触れているというこの時間も、
全部喪われてしまう・・・ (T_T)  

ううう・・・・・・切ねえ。

「こんなにつらい気持ちを味わうんなら、女の子になりたいなんて、願うんじゃなかった」

そして彼女は願う。オカリンに、どうか忘れないで、と。

「でも・・・少しでいいから、覚えていてください。女の子だった、ボクのことを」

対するオカリンは、声を絞り出すように、約束する。
まるで何かの罪を、引き受けるかのように。
「ああ・・・忘れない。絶対に」


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さて。
一方で、前回のフェイリス同様、
彼女にもリーディング・シュタイナーが発動。

男であった時の思い出が、女である世界線で語られる。
その不思議。

そこでのエピソード(過去話)は、
オカリンらしさが全開、そして、だからこそるか子が惚れるのもわかる、という
彼の自由度の高さ。
「お前が男だろうが女だろうが、関係ないっ。そんなことは、どうでもい」
   
なるほど、これでるか子はオチたわけか。


に、しても、リーディング・シュタイナーについては、
これはもうちょっと前に仕込んでおくべき設定変更だよなあ。

たとえば助手回で、助手が、「これってデジャヴ?」みたいなシーンを
少しでも挟んでいれば、
リーディング・シュタイナーが多くの人に、微弱にでも働くことがあることが
基礎設定として理解できただろうに。
それと、彼女が毎回、
さしたる障害もなく、キチンとオカリンの言うことを信用し、
毎回きちんと手伝っていることに関しても、
説得力が増そうものなのに。


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に、しても、今回もオカリン、というか中の人、
演技、良かったねえ。

デート、となった途端に自分をどうしていいかわからないオカリンの、
気の抜けた(というか、戸惑いっ放しの)声。
そして、
終盤の、るか子の女性化を諦めさせる、その罪悪を背負うことを覚悟した声。

さらに、男に戻ったるか子への・・・・・・「だが男だ」。

まさか、この台詞が、ここまで、悲しく響くことになるとは。
昔からは、想像できない、この変化。


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さて。いよいよ次は、難関となる、萌郁メールの取り消し事案。
予告を見る限りでは、相当シリアス路線できそう。

てか、もう残り話数的に、シリアスしかないわなー。


好き嫌いで言うと微妙な萌郁だが(なんせまゆしぃのことがある)
それでも、彼女の不幸は避けたい、と思う自分がいるのも事実。

彼女の想いをどう汲み、そして同時に、まゆしぃ生存フラグをどう勝ち取るか。

もうフェイリスやるか子からの助力は、ないのかな。
となると、実質オカリンと、あとは助手とダル、くらいしか、即戦力にはならないのか。

あるいは、まゆしぃとの関係の変化が、あるのか、ないのか。

個人的には、まゆしぃと萌郁との関係性から、
ここを突破する鍵が生まれて欲しい、と思うのだが。


(大和撫子、るか子カワイソス、切ないっす・・・アキバの休日はここまでか。次からのハード路線を覚悟して。つづくよ)