いよいよ、アインツベルン陣営が日本・冬木の地を踏んだ。
そしてようやく、男装セイバーさんの動画を見ることができた・・・長かったー!
何年待ったことか!!(←大げさ。

ボーイッシュ・セイバーいいよ!ボーイッシュ・セイバー!!!

原作小説挿絵時代からずっと待ち焦がれていた男装セイバーに
でれでれしながら。
『Fate/Zero』3話。
いつもながら、話はシリアスに続く・・・


~□~

さーて、今週のセイバーさんはっー?


アバン。遠坂邸で。貫禄でアサシン撃破の遠坂サーヴァントにパパンは下手の立ち回り。

⇒ウェイバー陣営。ライダーによるウェイバーへの教育的指導。デコピン効いたよ!
 ⇒2人の会話を通して作中の「法具」概念を説明。でも遠坂の金ピカはちょっと違う?

⇒アサシン消滅を口実に綺礼、脱落したとみせかけ、教会へ。茶番劇だよ。
 ⇒言峰パパと綺礼による使い魔の解説と現状説明。アサシンが沢山。ワラワラワラ~。
  ⇒こうして第四次聖杯戦争が正式にスタート。でも浮かない顔の綺礼だよ。

⇒空港で。日本に降り立つアイリと男装セイバー。セイバー、騎乗スキルをアピールだよ。
 ⇒箱入り嫁のアイリ、初の外出にウキウキ。町を知りたいよ!
  ⇒アイリの気持ちに応えるセイバー。エスコートを買って出るよ!

⇒どこぞのホテルで。舞弥さん登場。調達品を切嗣に渡し、遠坂邸での出来事を分析。
 ⇒脱落者が綺礼と聞いて怪しむ切嗣。教会に、使い魔を遠めに放つよう命令するよ。
  ⇒武器お披露目。切嗣のスキル描写。んでもって成長できないイリヤのことを悲しむ。
   ⇒舞弥さん、チュー。「ただの」パートナーではないよ、という描写、キタよ。

⇒一方。海辺ではしゃぐ妻アイリ。結構寒そうなのに、海にざぶざぶー☆
 ⇒セイバーの思いを聞くアイリ。アイリの返しから、セイバーも切嗣の「思い」を知るよ。
  ⇒と。敵サーヴァントの気配を感じるセイバー。挑発に乗りましょう、とアイリ、決断。

⇒大橋の上で。ライダーとウェイバーコンビが、セイバーたちの戦いを高見の見物だよ。

⇒海沿いの倉庫地帯へ。登場するは、ランサー。武装するセイバー、剣を構えるよ。
 ⇒「アイリスフィール。私の背中は貴女にお任せします」「この私に、勝利を」「はい、必ずや!」


セイバーさんひたすらカッコよすだよ、セイバーさん!な3話。

さあ、来週からセイバー、じゃんじゃんと翻弄されるよ・・・


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今回、泣きそうなくらい堪えたのが、
初めて外に出たアイリのはしゃぎっぷりと、
それまでの箱入り生活との対比。

知識としては知っている外の世界。
それを、生まれて初めて実体験として味わう、という興奮。
箱入りであることそのものの歯がゆさを示すセリフと、
指先の動画でそのもどかしさを示す演出が、実に巧み。

「でも、この目で本当に世界を見るのは、これが初めて。だから・・・」

ここで続けての、アイリの顔のアップがねー。。。もう、すばらしい。
Ufoさんのビジュアルは十分満足しているけれども、
アイリのこの表情、武内絵の再現っぷりに、
ファンとしてはうるっときた。

というか、ここから始まるアイリとセイバーとのいちゃいちゃが
素晴らしいんだが・・・
アニメは尺の関係で、ちょっとそこは短く切り上げられた。
ちと悔しい。


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アイリに対するセイバーも、また、カッコよす。

まあ、既にそれまでで相応に打ち解けているセイバーなんだが、
それでも、あの城から一歩も外に出たことがないアイリの、
わずかの諦めを含んだ笑顔を見て、
彼女はエスコートを買って出る。

アイリへの騎士的振る舞いの始まりが、
手袋を脱いでのエスコートの申し出だとは、
まーなんとカッコよすなことか!
美少年ちっくな美少女が、こうスマートにナイトとして振る舞う姿は、
目の保養だよねえ、まさに。


んでもって、ここで、
この町は初めて、というセイバーのセリフに、
stey nightファンとしては、にやり。
第5次では、この町は初めてではない、というセイバーのセリフに対応する、この言葉。
ついつい、反応してしまうぜ。


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その後、切嗣の二股シーンを挟んで、
貞淑なる妻が、清廉なるナイトと海ではしゃぐシーン。
(しかしまあ、厭らしい対比だね。上手いね、演出)


美人がふつーに海で戯れるのはそれだけで絵になるのだが、
2人の会話はいつの間にか、セイバーのこと、そして切嗣のことへ。


Aパートでは、アイリの辛い胸の内を語るシーンは、
顔ではなく手の動き、仕草で演じていたが、
Bパートでは、それが波打ちぎわ、
アイリの足元、足の動きから、彼女の語りの意図、
その無意識の深層心理を描き出す。

この演技付けは実にいい。

「あの人は、『幸福』であることに、苦痛を感じてしまう人だから。」
と、アイリは、夫・切嗣のことを庇うように、セイバーに告げる。

切嗣の抱える悲しみ(と人間的な欠陥)への悲しみを覗かせる、アイリ。

セイバーへ、そして切嗣へと、
彼女は、他者への慈しみの感情、深い思いやりの気持ちを、
やや控えめに、けれども丁寧に、言葉にしていく。

というかこのあたり、
彼女のセリフ回しはむしろ控えめだからこそ、
手元や足さばきといった、彼女の身体言語の雄弁さに、
うなずかされるというもの。


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さて。
これまでは、ほぼ文句なしの展開。

だったんだが、
3話までを振り返って思うのは、
惜しむらくは、この3話までに、セイバー自身の描写が少なかったこと、
つか、少なすぎじゃね?
という点。


3話でようやく彼女の生前の暮らしっぷり(アーサー王時代)のことが
ちらりと明かされるけれども、
これ、この『Zero』が初めての視聴者だと、
彼女の背景が『Fate』に占める重要なポイントだってことが
どこまで伝わるかなあ。

そこんところが、ちょっと心配かなー。


海辺のシーンで明かされる生前の彼女については、しかし、
掘り下げの少ないまま、
切嗣の伏線を張って、
シーンは容赦なく初の戦闘シーンへと突入してしまうし。

視聴者のみんながみんな、stay nightを補足してるわけじゃないだろうし。
まして、Zeroは本筋(ゲーム版)に従っているから、
アニメ版のstay nightしか知らないと、
微妙に祖語をきたしそうなんだが。

まあ、これはこれから先、サポートがあれば大丈夫なレベルか。


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今回も、ひたすら癒しと解説を担当したのが、
ウェイバー陣営。

ライダーとウェイバーの掛け合いだけは、
毎週必ず欠かさず、しかも必ずコミカルなデフォルメが強調される
絵と動画で示されるのが、
ほっとする。

ほっとした状態の中だから、
(今回であれば)「使い魔」や「法具」、各陣営・各サーヴァントの特徴等の基本設定が、
すんなりと入ってきやすい。


それと。
今回、冬木の大橋が出て、懐かしさがこみあげてきた。
(別に行ったことがあるわけではないが;聖地巡礼はしていないんで、流石に)

原作ゲームではこれでもか、と出てきたあの橋であり、
さらにはファンディスクのhollow(ホロウ)で、
凛とアーチャー(←色黒で赤い外套の)コンビが戦いに立ったあの橋を、
あの角度で見せてくるとは。
嬉しいねえ。

いやーほんと、高いんだな、あの橋。
そりゃ、魔術師とはいえ身体能力は一般人の並の下のウェイバーなら、
ビビるよな。
俺だってビビるし。あれならば。
(むしろ気にも留めなかった凛の方が異様か)

加えて、
今回であれば、言峰教会の俯瞰図や、
あとは前回2話の、遠坂邸の俯瞰図など、
ゲーム版では見られなかった、あの地あの場所の、おなじみの舞台が、
いつもと違ったパースで見られるのは、かなり新鮮。

そういう意味でも、変に興奮したり。


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さて。
そんなわけで、本格的な戦闘、その火蓋が切って落とされた3話ラスト。
(一応、先を知っているものとしては)
どういうビジュアルで見せてくるか、かなり楽しみ。
ここは動画の、最初の山場になるだろうから、
とにかく正座して待つわ、俺。


(例のキスシーンを振り返って。切嗣ってさ、遠坂凛風に言わせると、「好きな子でオナニーしないタイプ」だよな。義息子とは、そこんとこ、ちょっとタイプが違う。まーどっちであれ、衛宮家の男子はやっぱ好きになれないんだが。でもアイリとセイバーのために。つづくよ!)