気がつけばもう9話。

3話までは大爆笑、4話はまあまあ、5話はアウト。
あとはまあまあ。と、
1期と比べると俺の中での評価が乱高下している今期の『ミルキィ』。

これは期待しすぎていた面もあったんだろうけど。

残すところあと1カ月を切って、
さあ、ミルキィホームズはどこへ行く?


~□~

1期では、トイズを取り戻すこと、ちゃんと探偵となること、
という目標を軸に、
母なるアンリエット(=アルセーヌ)が対する壁として、愛情を持って立ち塞がり、
それを乗り越えるという王道の起承転結パターンを踏まえたが、
2期の今回は、既に7話の段階で、アルセーヌ様は崩壊し、
ホームズ探偵学院も消滅。

さらには、8話ラストで久々の森・アーティ(Not麻生蓮治/Yes高城元気)と思ったら、
9話終盤での彼(彼女?)の暗躍。

2期はラスボス役割を、アルセーヌ様から森・アーティに振って来た模様。

7話という早い段階でのアルセーヌ様のご乱心と脱落、
さらには同時にスリーカードも解散という段階では、
それ以外の悪役なり障壁なりが必要なんだろうなあ、と思いながら。


アルセーヌ様が、ミルキィたちを愛していること(特にシャロ)、
しかしけれどもそれゆえの彼女たちのダメダメダメさ加減が持ち直らない
ことへの苛立ち(特にシャロ)、
といったあたりの、見限るための動機は充分伝わってくるし、わかる。

けれども、だからといって
なんでスリーカードも同時に手放したのかというのは、
ちょっとよくわかんない。正直。

確かに、スリーカード自体もお間抜けだし、
なによりあの7話のバトルでの、アルセーヌ様の圧倒的な強さからすると、
彼らを手駒として置いておく必要がないくらい、彼女は「持てる者」ではある。

けれどもまあ、ミルキィたちほど圧倒的にダメダメなわけでもないし、
多少の間抜けさ加減を割り引いても、それを上回る忠誠心は、
ある意味手駒として置いておくべきのポイントでもあるだろうに。


と、アルセーヌ様=アンリエットさん周りに関しては、よくわかんない。


とにかく、アンリエットさんのペロリストとしては、
お早くの彼女の復活を祈るのみ。
(アルセーヌではなく。アンリエットさんとして。ぜひ)


~□~

と、なんやかやでシリーズ12話を通していけば、
律義にもきちんと起承転結の展開を踏まえて
分かりいやすい流れとなっていた1期と比べると、
2期は4分の3が終わった段階の9話に至っても、ちょっと流れが読みづらい。
まあ、最後に上手くまとめてくれるんだろう、とは思っているのだけども。

3話や、6話の江ノ電回は確かにすこぶる面白かったし、
最新9話のG3の見せ場回も6話に続けて楽しめた。
7話8話などは、アルセーヌ様に見放されるというシリアスベースでありながらも、
基本の笑いはきっちり押さえてもいた。

けれども、どうにも、少なくとも現時点までは
いきあたりばったり的に見えるというか。
これ、終盤で挽回来るのかなあ。

森・アーティで終盤を引っ張るのだとしたら、
その仕込みは序盤から入れておけばよかったのに
(なにせ1期最終話のCパートで既にお披露目済み、サマスペでもオチ担当だったのだし)
9話でこれでは唐突感が否めない。やっぱ。

逆に、仕込みであったろう3話の花を早くも7話で踏みにじった展開は、
勿体なかったというか。
まああれが、最終話近くでもう一度復活、とかっていう使い方だとしたら、
それはそれで面白い伏線だと思えるけれども。


~□~

あと、個人的に、5話が全く、ダメだった。
生理的に。

乳首に食材塗りたくるってのが、どうもダメだったみたい。

いや、大阪のソース二度づけ禁止、ネタそのものは笑える話なんだけどね。

エロ・グロは問題ないどころか格好のネタアイテムとして消化する主義なんだけども、
食材を粗末にする扱いがされると、途端に萎えるんだよな。
つか、冷める。

3話が神がかっていたんで、BDもそこまでは入手する可能性はあるものの、
5話は全力で回避するんで
(あと、全体的な大阪ネタが、微妙に大阪バカにしてるというか、大阪らしいものを出しておけば笑い獲れるんだろ的なノリも萎えたというか)
全巻制覇はなしだなあ。


一応、6話以降は持ち直しているし、褒めどころもも多いんだけども。


6話は横浜からほど近い江ノ島を使っての密室劇(電車だけども)として、
帳尻合わせも含めて台本が頑張っていたし。

8話は、ふつーの作品であるならば、
「どん底回/そこから立ち上がる」的展開を振るであろうところを、
コーデさんを軸にお花畑のギャグで、ずっと筋を通しつつ、
どん底から這い上がるミルキィたち(とおまけのスリーカード)を描写。
笑いを外さずに、シリアスで必要とされる目標設定をきちんとクリアーしてきたのは
評価。

あとはやはり、9話の、
G3の皆の日常描写の素晴らしさとか。
つか、次子がカッコ可愛いのは当然としても(猫たちといっしょ、ごろにゃーん!)、
平乃のあまりの可愛さに、メロメロになりそうな自分がここにいたりするし。
あと、エリーのアルセーヌ・コスとか。

あとはやはり、3話の泥舟が。一番笑ったなあ、という。


んだけども、なんか褒めたいのに素直に褒められない、とでもいうか。
なんでだろ。


とにかく、アンリエットさんカムバック、ということで。


(やはりこの作品も、最終回見るまで評価が分からないタイプかもなあ。。。アンリエットさんいないし、今。ともあれ、つづくよ)