あんりみてっど・くっきんぐ・わーくす

食い意地に任せて『Fate/stay night』に出てきた食事の再現、、、ということで立ち上げたブログ(原作ゲーム準拠。現在、凛√の途中で足踏み中)。今はちょっとアニメ視聴に比重が行っちゃってる感じです。アニメ飯も……と思ったら、『ef』1期飯しかやってない。そのうち、他のアニメ飯やゲーム飯も再現していくつもりで。

アニメ今期『ラストエグザイル 銀翼のファム』

アニメ感想『ラストエグザイル―銀翼のファム』17話まで。

最新話まで見ていないのが悔しいところ。
ともあれ、だいたい、今年に入っての10話分近く(総集編2本含む)を、
ざらっとまとめて一気見。

やっぱり、ミリア様は、良い。
けれども、描写としては、物足りない。


今期アニメとしては、凛々蝶さまと並んでツートップ(個人的に)かも、
と思っている『銀翼のファム』。

ともあれ、この17話まで。


~□~

個人的には、凄く面白い。
けれども、圧倒的に、地味。

というのが17話までの評価。

前作を見ていないくても、ここまで楽しませつつ、
途中前作の紹介となる総集編を挟み込むことで、
前作とつながる設定(ラストエグザイルが落ちてくる仕組み、この星のありよう)を、
スムーズに紹介。

特に、OPに出ていながらずっと出番のなかったアルヴィスの紹介として、
途中の過去回(15.5話)は、いいアクセントとなっていた。
つか、アルヴィスかわいいよ、アルヴィス。

ディーオの過去を語り下ろす形ともなったこの回で、
ディーオが以前、ファムの誕生日を祝おうとするその意味に、
これだけの深い想いを抱いていたのか、ということを、
視聴者に改めて印象づけるとともに、
(前作ファンならば、あの回のディーオの心情を思って泣けたろう、実に)
ディーオの抱えた辛い過去を、視聴者へと提示。

前作のメインのエピソードの一つであったろう彼の悲しい別離の経験は、
この短い総集編を見ただけの新規視聴者であっても、心動かされる。


~□~

ディーオに限らず、この作品、
出番が少ない人物に関しても、きちんとその魅力を描き出そうと
細かく心を砕いているのが伝わってくるのは、大きな安定材料。

17話までに関しては、
ミリアの姉、リリアーナを除いて、
ほぼすべての人物の行動原理が、矛盾なく表出され、
それぞれの人物が何を求めて、どのような立ち位置で、行動を起こしているのかに、
納得がいく。

ただ単純な敵・味方の二項対立ではなく、
たとえば皇女サーラにしても自己の罪に自覚的でありつつ、
それでも平和を願い、
あるいはルスキニアを見ても、
11話のグラン・レース回で、
アウグスタの目指す希望を己の意志として受け継ぐからこその行動であることが、
理解できる。

グラキエスのディアンにしてみれば、
自主独立を誇りとしてきた祖国が
リリアーナの動きにより文字通り消滅の憂き目にあい、
暗い復讐心に突き動かされ、翻弄される。

それぞれが、それぞれの立ち位置から見た理想を描き出そうとするからこその
齟齬であり、戦争だという描写が、
これでもか、と多くの人物からの提示で、照射される。

グランレース回でアウグスタを暗殺した男が、
アウグスタへの恨みを叫び復讐を果たした喜びを表しつつ排除され、
その死体の手から家族の写真を収納したロケットを落とすところなどは、
ほんの数秒の描写で、
どこにも正義が転がっていること、
そしてどこにも正義がないことが、
ビジュアルでも鮮やかに提示されている。


~□~

個人的には、この11話のグランレース回、
そしてグラキエスでヴェスパを修理する温泉回はとても好きで、
特にグランレース回でのミリアの描写が実に素晴らしい。

いや、ロリミリアのかわいらしさに身悶えしたというのもあるのだけども。

彼女が、
型に嵌った対応で場の空気を読みながら事を進める姉のリリアーナとは違い、
レースに素直に興味を持ち、
また窮屈な会場から抜け出してかくれんぼをするという
(ロリファムとの邂逅はお約束☆)
自由奔放さと、型にはまらない柔軟な思考、そして行動力を見せることで、
彼女がリリアーナとはまた違った指導者に育つであろうことを
それとなく描写している。

一方で、
以前描写されたシルヴィウスの艦内図書館での勉学の向上の早さや、
その後のグラキエス滞在における通訳のセンスの良さなど、
彼女の持つ聡明さは随所で発揮される。

10話で、姉・リリアーナと袂を分かつ決断をするのは
流石に早い気もするが、
それも頭の回転の速さと決断力という観点からすれば、
まあ流せる範囲だろう。

但し彼女も、話が進行するにつれて、
為政者としての責任が肩にかかってくる。

15話で連合を編成しトゥラン王国の代表として振舞うしかない皇女の彼女は、
兵の命に対する責任も負うことになる。


~□~

そう。
ファムたち空族と彼女の立ち位置の決定的な差として、
為政者として、他者の死を強制する機会があるということは、
かなり重い課題を突き付けている。

それは、これまでの中でずっと不殺を通してきたファムたちと、
どこまで並走できるのか、という彼女自身の悩みとしても
立ちはだかるわけなのだが、
残念、そこに関する描写が、17話までの間に関しては、ちと弱い。

作品前半の段階で、
為政者として自分の手が既に血で濡れていることに自覚的なサーラは、
ミリアよりもより幼いにもかかわらず、
為政者としての経験の長さゆえに、そのことに苦悩を抱き、
解決を願う。
し、それが、ひいてはヴァサントの動きを生むという流れとして、
物語を大きく動かすファクターとしても意味を見せている。


ミリアはというと、やはり実際の為政者としての経験を持たない以上、
そうした苦悩はどうしても絵空事となる。
姉との離別に対する彼女の人間的な苦しみと引き比べると、
それは一目瞭然だ。


~□~

さらに、別の視点として、
これまで仲間として支えてもらったファムとジゼ、
そして彼女たちの属する空族コミュニティは、
徹底しての、「不殺」と「相互扶助」を文化として打ち出していることが、
ミリアにとってどういう意味を持つのか。


前半7話あたりであったか、
ジゼが、情報戦だけで、一発の弾丸も使わずにクジラ捕りを成功させるくだりや、
さらにはシルヴィウスを守るためにファムがミリアを伴って出陣した際にも、
彼女たちは敵艦を破壊するのではなく、捕獲するという手段を
あくまでも貫いている。
(多少のご都合主義が臭うものの、一切の死者なしの戦艦の航行不能化は、
この作品の目指したいと願う思いの表出でもあるのだろう)

こうしたかたちで、ファムに代表される空族と、
彼女に繋がる若いキャラクターたちに、
不殺による問題解決のススメをずっと言わせているのだが。


17話のラストで、懸命に停戦を求めて行動に移る少女たちの行動には、
甘いよなあ、と思いつつも、
やはりその背中を押したくてしかたがなくなるものなのだけども。


~□~

一方で。
実は、こうした描写があれども、実は一番動機付けが弱いというか、
感情移入がしづらいなあ、というのが
主人公たるファムだったりする。

いやまあ、たとえばグラキエスであっさりディアンを懐柔しちゃったりとか、
彼女の人たらし的な面は魅力だとは思うのだが。

けれども、彼女の平和に懸ける思いだとか、
争いのない世界に対する渇望だとか、
そういった辺りの背景が、描写が今ひとつ平板なのよね、というか。

同じシーンを繰り返すだけの、皆がひとつになってグランレースを、という
あの絵面だけでは、
15の小娘の世間知らずさ加減の表出としか捉えられなくもない。

18話以降でなされる可能性も期待しているが、
17話での和平工作に走った面々が、
総じてミドルティーン以下の若者でしかないというのが、
平和を希求する一般市民の思想、を表したいということでいえば、
やはり物足りない。

これまで折角、なんやかやで軍人の発想は持てないとはっきり態度で示す
空族の仲間もそばにいるわけだし、
他の空族仲間や、
できれば大人のキャラクターの賛同者をもっと織り込んで行けば、
この辺りの奥行きがまたグッと深くなってくるんだが。

ファムは主人公だから、登場場面も多ければ見せ場も多い、はずなのに、
其の人物像がいまひとつ、少年漫画の熱血ヒーローのパターンを
踏襲しているだけ、的なところで足踏みしている感じが、
なんか残念。

出番の少ない脇役達、特に、
ヴァサント、オーラン、ソリューシュ、といった、
自分の立場に自覚的で、しかもその立ち位置に変化を見せたキャラクターたちは、
描写がかなり少なくてもその内面がきちっと伝わってきているだけに、
ファムの魅力が相対的に汲み取り難いのがなあ、
うむむというかなんというか。


実は魅力描写が少ないと思うのはミリアも同様なんだけれども。
いや、俺、ミリア様、大好きなんだけれども。
(ビジュアルが趣味という身も蓋もない理由だとか、あとは中の人の好みだとか、色々と)

この2人に関しては、恐らくは演出上の問題も大きいと思うので、
(特にファム)
なんとか18話からの変化に期待を寄せたいところ。


というか、台本と構成段階においては、今期で相当の面白さだと思うし。


つか、ミリア様、頑張れ、ということで。


(リリアーナがエグザイルを使うことに肯定的になった本心の描写がどう来るか、そこがかなり楽しみ!つづくよ!)


初の単独エントリー。グランバードはでかいよ。『ラストエグザイル‐銀翼のファム』7話。

7話はグッとクオリティを上げてきたと思う。
話も、ビジュアルも、ワクワクする。
まー、わかんないことも多いけど。

そんなわけで、初の個別エントリーにしてみる、
『ラストエグザイル‐銀翼のファム‐』7話。

つか、この作品と『ペルソナ4』は、
今期の中でも頭一つ抜けてビジュアルが垢抜けてて、
お皿(BD)の購入意欲をそそられるんだよなあ。。。


~□~

さーて、今回のファム&ジゼ&ミリアはっー?

アバン、連邦幹部のアラウダが、遺体から何かを見つけ出す(何?アレ?)

⇒連邦。アウグスタ、国民を鼓舞する演説で、グランレイクの北へ進軍を発表するよ。
 ⇒反逆者といえども、人。その死を悲しみ、責任を感じるアウグスタだよ。
  ⇒ルスキニアの軍議。次の難関は、北の「グラキウス」という国になるっぽいよ。

⇒シルヴィウス。タチアナ、アリスと連邦の次の狙いを推測するよ。
 ⇒彼女たちも「グラキウス」に関心高し、だよ。

⇒新生トゥラン王国亡命政府(の机)で。ファムとジゼ、ミリアがお食事。
 ⇒新聞スクラップを渡すジゼ。次の狙いは8隻行くぜ!とファム。ジゼは心配そう。
  ⇒図書室でタチアナに本を返すミリア。タチアナは次の本の助言をするよ。
   ⇒図書室にジゼ登場。作戦資料を探すよ。次は絶対失敗できない、と。
    ⇒アデスがもっと厳しくなる、とジゼ。もう少し力を貸して、とミリア。ジゼ苦しそう。

⇒ファム機ヴェスパ、出陣、グランバードと並走して飛ぶよ。つか、鳥でかいよ!
 ⇒ジゼ、契約後の身の振り方をファムに考えろと催促。カルタッファルに帰れるのよ。
  ⇒噂をすれば影。空族仲間がドドンと登場。さらにはアタモラの艦も合流!
   ⇒娘たちを見て安心する父親・アタモラだよ。
    ⇒みると空域には空族ワラワラ。皆クジラ捕りに来たんだよ。今回は激戦だよ!
     ⇒谷に降りていくファムたちクジラ捕りの空族。「あたしのクジラ!」

⇒一番銛!と狙ったファムたち。しかし・・・背後に艦隊が登場。狙われていたんだよ!
 ⇒アデスの艦隊、火力が凄いよ!風向きのせいで逃げ道を塞がれた空族だよ!
  ⇒どこに逃げる?下方に砲門はないはずだから、艦隊の下をくぐって飛ぶんだよ!
   ⇒ところが、下方砲門が発射。まさか!幾つかの艦が被弾しているよ。
    ⇒ぎりぎりで避けるファム機。衝撃で崩れた氷河と飛び立つグランバード。
     ⇒するとアタモラの艦の修理甲板が被弾。「父さん!」取り乱すジゼ。
⇒「アタモラは落ちない、大丈夫!」回避ルートを探すファム。また飛び立つグランバード。
 ⇒グランバードのコースを見るファム。氷河墜落の衝撃で気流が変わる!
  ⇒ファム機、みんなに信号弾を送る。悪態をつきながら協力する空族面々だよ!
   ⇒アタモラも同様。そして空族御一行様は砲弾を引き付けつつ、渓谷の奥へ。
⇒アデス艦隊。データ収集は完了。敵将オーラン、「そろそろトドメを刺してやれ」ときたよ。
 ⇒オーラン「主砲、発射!」、全艦最大火力だよ!!ファム、「今!!!」
  ⇒空族一行、全員一気に上昇、全弾ほぼ氷河にブチ当たるよ!
   ⇒落ちる大氷河、飛び立つグランバードの群れ、空族御一行様は気流に乗り上へ。
    ⇒艦隊、追撃できず。完全に逃げ切る空族御一行様。怒るオーランだよ。

⇒連邦で。ヴァサントがかつての部下、同郷であるケイオスの仲間と会話。
 ⇒心配をする部下たちに、安心を伝えるヴァサント。「アウグスタはわかってくださってる」

⇒空族たち。「とんだタダ働きだったぜ」、と帰還していく。「ごめんジゼ、タイプ打って」
 ⇒アタモラ艦。ジゼ達を行かせてしまったオヤジ。「契約を守るのは空族の誇り」。
  ⇒泣きそうなジゼ。何か言いたそうな、けれども言えないジゼ。「ファム・・・」

⇒シルヴィウスが見えてくる。「格納ハッチ開け」。「迎えに行ってくるわね」とミリア。
 ⇒ファム機後方に艦隊が。つ け ら れ て た !
  ⇒狙いはミリア。引き渡せ、さもなくば撃沈する!だとう?

いや、引き渡したところで撃沈されるだろ、これ。
切り札は手放さない方がよさげだよ、シルヴィウス。。。

というところで、次回へ。


~□~

今回のミリアは登場が少ないけれども、可愛かったよ!
ああ、可愛かったよ!

・・・ミリアっ・・・!!

いかん、かなり好きだ。


~□~

コホン。
さて。

しかし、今回の動画は見ごたえあった。
艦隊VS小型のヴェスパ多数(+空族の小型艦複数)のバトルが、
カッコ良く。

しかも今回、窮地に陥った仲間を救ったのが、
ファムの観察眼と行動だった、という点が、
久々に胸のすく活躍っぷり。

つか、彼女ヒロイン(というか、実質はヒーロー役割)なんだから、
こういう胸のすく活躍シーンを、もっとふんだんに入れてくれよー。


とにかく、彼女が先導して、皆を救った、という展開が、見事。
グランバードのビジュアルが、また美しい。
つか、でかいな、鳥。


~□~

しかしそのファムも、ジゼの気持ちには、ちょっと無頓着すぎ。

つか、ジゼその人自身も、溜めこみ過ぎの面はあるものの。
自分はナビでしかない、とかなんとか。
今回も言っているし。

けれども、今回、一部のシーンを除いて、
彼女の表情は、ほとんど冴えない。
つか、眉を寄せて、悩みを抱えた瞳が、何度も。


図書室で、ミリアが改めて、もう少し力を貸してくれとお願いを言う場面で、
「あなたたちの夢」と言うミリアに対して、
口ごもるジゼ。

そりゃ、平和な世界でグランレース、という夢を描き、語ったのは、
ファムの言葉でしかなく。

まあ、ミリアも微笑んでいたから肯定していたと受け止められるだろうが、
ミリアももうちょっとだけ、ジゼがファムとは違う存在であること、
違う望みを持っていても当然だということに、想像を働かせてほしかったなあ。
まあ、付き合いがまだ浅いし、
ファムの方がよりミリアとよく一緒にいるということもあるだろうが。


その後のシーン。
出撃し、
シルヴィウスとの契約が終わったらどうするのか、と
ファムに考えるよう言い募るジゼ。
考えるのは、故郷カルタッファルの兄弟たちであり、父であり。

彼女は、常に故郷への帰還が頭にあったんだろうに、
対するファムはというと、ミリアへの約束にばかり
気持が行っている。

最後のクジラ捕りの前から、既に2人の目標には食い違いが生じているというのに、
さらに今回、クジラ捕りを失敗してからの帰還先に、
シルヴィウスを選ぶファムに、泣きそうな、ジゼ。

この状態でも、ファムは、ジゼの本心には、無頓着。
気持を汲み取らない励ましの言葉がむなしい。


前回から今回にかけて、こうして何度も何度も、
小さなボタンの掛け違いが、積み重ねられていく・・・


~□~

もう一つ。

意外だったのが、冒頭から描かれた、
アウグスタことロリ皇帝サーラが、
ルスキニアの行った粛清を知っていたこと、
(つか、前回の描き方だと、ナイショでこっそり、っぽく見えたから)
さらにその理由をほとんど正確に把握していたこと、
さらにさらに、自分がそれを防げなかったのは自分の力が至らないと、
責任を感じていたこと、といった政治的な流れ。

単なる傀儡ではなく、それ相応には、皇帝としての職務を果たし、
また国を治めるための理念を、あの幼さにして持っていた、というのが、
可愛くも痛ましい。

摂政を持って当然と思われる年頃だというのに、
それなりにきちんと政治に参画しているわけかあ・・・

そういう意味では、一方的に連邦を悪と見做させない配慮をしているのは、
巧みだねえ。

加えて、ヴァサントさんの複雑(らしい、たぶん)な背景も今回は織り込まれ、
連邦の難しい政治局面をきちんと描いてきた。


同時に、連邦が力を得ることで、
クジラ捕りが難しくなることを、
ジゼや、空族のみんなが不安に思っていることも挿入されていて、
世界の勢力の出し方としては、バランスが取れていたと思う。

さらに、近い先に舞台となるであろう、
独立国家の周辺国の話も出てきていたし。


~□~

対する亡命政府のミリアだって、
一所懸命、勉強に励む。

タチアナが驚くほど吸収が早く、物事をどんどんと、どん欲に学びとろうとする
ミリア。

これまでは、たぶん、姉姫リリアーナが次期国王として矢面に立ってきた分、
彼女はそこまでの能力を発揮する機会も意識もなかっただろうが、
こうした描写から見て、彼女もまた潜在的な能力は高そうだし、
行く末はいい為政者になっていきそうな描写で、
イイ感じ。

とは言え、やはり若すぎるのか、ジゼとファムの気持ちの違いとかには、
まだちょっと気が回らない。
その辺りの情動の機微へのまなざしは、
もうちょっと人生経験がいるのかもしれないけれども。


ああ、ミリアの行く末に、幸多かれ!


(つか、次回、シルヴィウスはホントどうなるの?敵将強そうだよ・・・頑張れ、タチアナ、頑張れ、ミリア!つづくよ!!)

アニメ短評(なぜ個別エントリーにしない?系)『輪るピングドラム』19話、『ラストエグザイル-銀翼のファム-』6話。

なぜ個別エントリーにしない、というか、できない・・・時間っすね、トホホ。

というか、『ピングドラム』は先週、アバンの衝撃で、
何を書いていいのかわからないくらい。。。なので、
簡易メモを残すかたちで。


~□~

■『輪るピングドラム』19話。

兄貴の隠しごと、弟とのすれ違い、そして陽毬の暗部が動き出す。


・・・つーかね、兄貴、あんなに知らない知らないと言ってた父母と。
・・・・・・いやね、、、もう。

アバンの中華そば屋でね。
親に褒められた子供の顔を見せる彼に、初めての「幼さ」を感じながらも、
こいつは陽毬(の信頼)よりも親の方が大事なのかな、と一瞬だけ思ったり。


一方、親のことを何も知らない弟は、
前回の陽毬への事件を経て、その原因となった両親へ不信と怒りをむき出しにする。

兄と弟。この2人の、情報の違い、背景の違い、そして情動の違いが、
次にどんな不協和音を生み出していくのか。


一方。
あれ、陽毬、りんごにジェラシってる?というところでの
違和感の描き方が、上手い。

セーターを貰って喜ぶ弟と、そこにツッコミをいれるりんご、
この2人を観る時の彼女のワンクッション置いた、リアクションと表情。

2人の、仲の良さげな様子と、TVから流れるダブルHの画面が重なる。
いずれも、彼女が封印していた、彼女の中の、暗部である、とでも言うかのように。

エプロンの件も含めて、彼女はサネトシに、
「居場所がない」というかたちで不安を訴えるが、
実際は、弟・晶馬に対する独占欲だった、ということが明かされる、ラスト。


いやー、兄貴は恐らくは報われない立場だろうとは思っていたが、
まさかここまでアテ馬の位置にいたとは。

けれども、両親の件を残る2人に黙っていた以上、
彼への評価は、俺の中ではかなりガタ落ちなので、
そこいらへんはなんかどーでもいー面もあるんだが。


ただ、晶馬が陽毬を救ったのは、
運命の人としてなのか、単なる偶然とかそういうものなのか、
そこまではわからないんだけど、あの様子だと。

ただ、助けられた陽毬からしたら、
ありゃもう運命の王子様、大決定!だよな。


これまで、ずっと
無力な被害者であると同時に無垢なる天使のような位置づけにあった陽毬。
しかし実際には、彼女の中にも、
いろいろとドロドロとした欲望があったことが、
描かれ始めた。

個人的には、そうした暗部を持っているのが人間っつーもんだし、
そういう欲望を自覚することが人間としてとても大事だと思うので、
(それに流されるか、見据えて克服するか、コントロールするかはさておき)
陽毬のそうした暗部情報の解放というのはありがたい。
つか、あまりきれいごとじゃない方が、面白い。


ただ、りんごがちょっと不憫だねー、これ。

つか、彼女こそが晶馬だけでなく陽毬をも救う立場になれるのかと思っていたんで、
(18話の「たち」と言う呼びかけが3人に対してなされている以上)
ここで痴話げんか的な三角関係の流れは、ありがちで萎えるので、
回避をお願いしたいところ。

あと、りんごちゃんの脚は、やっぱり魅力的なので。


これまで描写が抑えられてきた陽毬、そして
比較的ずっと受け身だった晶馬が、終盤の最大のキーパーソンとして浮上してきたのは、
作劇的にもいい盛り上げ方。ワクワク。


あと、真砂子の台詞からは、あのももか日記の呪文の使い方を知らない様子。
呪文は、どうやら真砂子が手にしている日記の半分(前半?)に記されているようだが。

ゆり、そして多蕗は、恐らくは、呪文の使い方を、ある程度は把握していそう。
完全ではなさそうだけれども。

その意味では、多蕗は、完全退場ではないと踏んでいるんだが・・・


それにしても、「こどもブロイラー」って、ホント、どんな施設なんだ?


(目的性とか快楽とかで子供殺しをする『Fate/Zero』よりも、こっちの方がさらに悪趣味だよなー、と18話から続けての「こどもブロイラー」登場に思いながら。)


~□~

■『ラストエグザイル-銀翼のファム-』6話。

なんか、スターウォーズのノリでヴァンシップレースが開催、ファム勝利だよ!の巻。


思いっきりスターウォーズのノリ。
但し、画面の盛り上がりはイマイチだったかな。
もうちょっとレースシーンには迫力が欲しかった。
運転している側の視点での見せ方が少なく俯瞰的な見せ方が中心で、
なんか外部からこのレースを見ているだけの展開。

うーん、ここは不満。凄く不満。

アニメならではの動きって、こういう時こそ発揮すると思ううんだが、
ネタ元のスターウォーズよりも劣るってどういうことだい?


さて。
そうした見せ場の話はさておき。

今回、連邦側の政治の暗部が描かれる。

ロリ皇帝ことアウグスタは、良心的な子供なれども、やはり子供。
思った通り、傀儡でしかないし、
自分がそうだとは気づきもしない。
裏では、ルスキニアが、粛々と反対派になりそうな人々を粛清していく。

とはいえ、OPを見る限り、彼も心の深い奥底の部分では、
そうした殺害を悔やんでいるのだろうということは描かれているのだけれども。

その前、そのルスキニアが成り上がりだと、陰口を叩かれるシーンがあることで、
彼が貴族と違いその地位に胡坐をかいていては足元をすくわれかねないということに
自覚的であることが示唆される。

反対派の粛清なども、そうしたことの延長線上にあっての行為なのでは、という
ニュアンスにも取れるが、これはどこまでそうかは自信がない。

連邦側の政治局面については、もっと描写が出揃ってから考えたい。
つか、俺的には面白いテーマなんだけども、
あまり深く掘り下げられ無さそうな点ではあるんだよなー、作劇的な要素を見ていると。
どうだろう。


さて。
俺の大事なお姫様、妹姫ことミリアは、男装の麗人に。
うーん、でも地味だ。
ただ、手配書等も出ているだろうから、コスプレ 変装は必要だよね、うんうん。

そのミリアの身を賭けて、ファムはレースに挑むことに。

つか、そんなところで、姫様を取引材料に使うなよー!、ファム!!

というか、2クールの6話めくらいだし、
ここでミリアを賭けの対象にしていなければ、
ファムの挫折が描かれてもいいくらいのタイミングだったんだけれども、
実際には、まーミリアが賞品であるということなら、勝っちゃうよねー。

と、先が読めたのも、残念。

ならば、ファムがいかに優秀なパイロットなのか、というのを
もっと説得力をもって描いて欲しかったんだが、
そのレースのシーンがな・・・上に言ったように、平板な描写ってのは、どうも。


中盤、
アリスティアがジゼルに、意味深な、けれども当然の助言を与える。
たぶん、それが
今後のファムとジゼルのコンビに関わってくるというか、
2人の道行きに山あり谷ありをもたらしそう。

でも、そうしたイベントをする前に、
もうちょいファムの魅力と言うか、主人公らしさを全面に押し出しておかないと、
埋もれちゃわないかな、これ。

ジゼルが魅力的なことは描写がたっぷりあったんだけれども、
ファムに関しては、もうひと押しあった方がいいよなー、これ。

1話あたりだと彼女の優秀さとトンでもなささがたっぷり描かれていたんだけれども、
2話以降は、いい人だけれども無鉄砲、と言う程度に落ち着いちゃってて
(というか、登場人物が多いからその描写に尺が取られているだけだと思う)
主人公らしいバーン!といった魅せ場があまりないんだよねー。
そういうのが、もうちょい欲しい。
これまではむしろ、脇役等の方が山椒は小粒でもピリリと辛い、的に
いい味を出してきている感じで、
ちょっと食われているかなー、と。


あとはミリアがひたすら可愛ければ、俺的には大満足なんだけど。


~□~

といったところで、意外と長くなっちゃったんでこの2本でアップ。



アニメ批評(たぶん)、対象的な2作品。『ラストエグザイル-銀翼のファム』5話と、『ギルティクラウン』5話。

まあ、フツーにいつものアニメ感想(短評)をやってても、書く方が面白くないんで、
ちょっとこの2つ、対照的な部分が目に付いたので、
比べながら進めていくことにした。

ちなみに今の俺の心境としては、
『ラストエグザイル』に軍配。


いや、妹姫のミリアさんの魅力にやられた、というのではなくて。。。
・・・たぶん。うん。


~□~

『ギルティクラウン』5話は、NTRルート発覚(か?)、というWKTKへ。
つか、主役が寝取られされてワクテカ&メシウマの展開ってどうよ?とも思うが。

個人的には、狙っていた寝取られルートに入ってくれたようで嬉しいんだが、
(つか、ここまで共感できない主人公は久々だな、それこそ衛宮士郎以来かw)
まーたぶん最終回までにはどーせいのりちゃんは主人公に靡くんだろーが。

ケッ。


5話までを振り返って、この作品で一番評価の出来る表現は、
そのクオリティの高いビジュアルや見せ場の多いバトルシーンではなく、
車いすの彼女の「個性」。

主人公が当たり障りのない同情で対応するのに対して、
毅然と振舞うのが、いいねー。

いや、でも実際車いすだけに限らず、
ハンディキャッパーの人と日常的に接した経験がないと、
なかなか己の中にある「特別視」的な壁を壊すことはできないからねー。

(関係ないが、『HUNTER×HUNTER』のゴンなんかは、そういうの抜きで、地続きのまま接しそうなタイプだな、とふと思った)

そうした視点を盛り込んだこと、
さらには主人公がそこもまた「変わる」契機としていったのは
良かったと思う。

つか、綾瀬たん、フツーに可愛いし。
(でも猫耳回はまだかと叫ぶ俺がここにw)


~□~

そして『ラストエグザイル-銀翼のファム-』5話は、
ミリア様、亡命政府樹立だぜ! の巻。

前作キャラ達が活躍している(らしい;誰が前作キャラだか把握しきれてないんで)一方で、
メインとなるファムの見せ場がちょっと弱いのが、やや残念。

そんな中、4話に続けて、ジゼルが魅せてくれた。

つか、彼女の能力が個人的に高い、ということだったんだな、あれ。
凄まじい記憶力。

そうしたオペレーターがいるからこそ、
鉄砲玉の様な考えなしの体力女・ファムが
行って帰って来られる、わけだ。

今回はそのジゼルの能力を存分に発揮して、
流血なしに戦艦一隻を分捕ってくる。
バトルだけが闘いではないよ、という見せ方を5話の段階で持ってきたのは、
何気にいいと思った。


それと幽霊船ことシルヴィウスも、
連邦の関係とかではなく、独立した立場のようで、安心。

ファムたちは捕虜といっても契約関係としてほとんど対等のようだし、
行動の自由度も高い。

何より、艦長のタチアナといい、副官のアリスティアといい、
知的でいい感じというか、聡明でカッコエエ。
他の乗組員たちも、味があるし。(特にコック長さんw)


ディーオが果たしてどこまでファム達に肩入れをしているのか、
あるいはどこかで見限るのか、というのが読めないというスリリングさも、
また、良い引き。
今のところは、信頼のできる友人だし、
恐らく彼自身はアデス連邦にはキチンと対立していることが見て取れるので、
変な不安はないんだけども。


そして、我が心の姫君、ミリア。

彼女が、シルヴィウスの艦内のみんなに人気というのは、意外と思ったが、
それだけトゥラン王国が支援されていたことの証でもあるわけで、
(まー姉姫様ともども美人姉妹というのは、何気に男心を捕えて離さない魅力があるもんだし)
彼女の立ち位置の描写としては、納得がいくかな。

その後で、
厨房を占拠しようとしたり、アイタタタの演説を行ったりと、
文字通り孤軍奮闘するくだりにつなげていくという、
亡国の姫君への同情が根底にあるという見せ方は上手かった。
まあ、シルヴィウスのみなさんにしてみたら、子供を生ぬるい目で応援するとか、
そういう要素もありそうだけれども。

さらに、そこに、「なぜかミリアに肩入れするファム」というファクターを、
5話以前から、そして5話でも通してずっと描いていくことで、
トゥラン王国再建に向けたヒロイン陣営の動きという主軸を
きちんと打ち立ててきた。

ファムがどうしてミリアに肩入れするのか、についての
ミリアとファム、当事者のなぜなぜのやりとりをBパートにきちんといれたことも、
2人の心の交流を全面に押し出してくれて、心情的な説得力をもたせてきたし。

というか、やはり個人的には、2話でファムが見せた、
ミリアと父王との別れのシーンへの視線が素晴らしかったので、
視聴者への説得材料的にはそれでも充分だと思ったけども、
作中人物たち、当事者のミリアや、その周辺の人々が、
どうしてファムがそう判断したのか、
への理解を促すには、このくだりは外せなかったと思う。
(それに、弱者を助ける心根の持ち主のファム、という、主役ファクターを付随するという意味でも)

こうした展開を5話までに押さえてきたことで、
結構、物語の骨子をキチンと構築して行ったと思う。

ラスト近く、
ルスキニア総統が実はりリアーナ(っぽい人)をかくまっていた(?)というのも、
1話の伏線を考えると、やっぱりねー、だし。
つか、姉姫さま(だよね?)、生きてて良かった!


ただ、ミリアのメイド服は、かわいいんだけども、
使用人のユニフォームを姫君が着用するという意味合いにおいては、
見たくなかった絵面ではある。


~□~

さて。
特に目的意識があったわけでもなく、
また続けてこの2作品を見たというわけでもなく、
ただ、だらだらとアニメ視聴をしていただけなんだけれども、
それにしてもこの2作品、えらくつくりが対照的だというか、
『ラストエグザイル』を後から見て、
改めて『ギルティクラウン』の抜けというか穴というかが、
目立って仕方がなかった件について。


特に今回、『ラストエグザイル』では、ミドルティーンの妹姫様が、
国家成立・樹立の条件として、
国民、行政、領土の3項目を意識して、
シルヴィウスの中に「亡命政府」の樹立をするという流れが、
(それはタチアナ艦長をはじめ、シルヴィウスの皆の大人で温かい視線と、ファム、ジゼルの支援があればこそ、というところもミソなんだけども)
けっこうグッときた。

一方で、この作品、トゥラン王国と対比する「アデス連邦」にしても、
単純な軍政国家ではなく、幼き皇帝サーラが、臣民のこと、国家の運営のことを
きちんと考えて統治しているという描写を随所で入れてきていることで、
この2国が単純な対立構造にあるだけではないこと、
価値観の相違はあれどもその相違は単純な優劣で考えるレベルのものではないことを、
しっかりと打ち出してきている。

そもそも、移民と定住による苦労の差を背景としたこの星の成り立ちだとか、
何よりも「エグザイル」の存在だとか、
そうした大きな問題点もあることだし。

少なくとも、国家の運営として、
民がどう国土を利用するか、という観点から、
いずれの国家も国政を運営しようとしているくだりが描かれことは、
(どちらに正義がある、なしではなく)
スケールの大きな世界観を描いているだけあって、流石というか、
安心して楽しめるというか。

そりゃ、村田絵が多少雑だったりとか、そういうのは、ちょっとメゲたりもするけども。

(でも、今の俺はミリアが素敵ならばそれで充分だったり)


一方で。
『ギルティクラウン』なんだけれども、
疫病が流行って、日本の主権が奪われ統治権が分割されて、という
背景情報までは判った。

また、GHQが、とりあえずはなんとなーくだけども、
外道な組織(というか行政府)であることも、
たとえばウィルスの感染者を殺害する権限を与えているとかそういう辺りで、
問題のある組織だということも描写されている。

けれども。

あの、「葬儀社」って、どーいう組織なの?


それが、5話の段階においても、未だによくわかんないのは、
なんで?


つーかさ、革命を起こすにしても何にしても、
戦闘や戦争ってのは、
政治のプロセスの1場面にしか過ぎないんだよね。

でも、彼らのやってることは、(今のところ)テロ行為のみだし、
主人公が組織から求められている役割も、それだけのようだし。
(ヴォイドを取り出してGHQを攻撃するということ)
力を入れているのも、そこんところだけのようだし。

軍事作戦は145通りだかなんだか、たくさん考えているようだけれども、
それ以前に、葬儀社は、
どういう国家を樹立したいと考え、
どういう政策運営を行いたいと企画立案していて、
それをどうやって葬儀社には関係のない人々に伝えていって、
葬儀社の支援者を増やそうとしているのか、という辺りが、
5話の段階に至っても、まるで描写がないんだよね。

2話で、ワクチン接種を受けていない地域の人々が殺される描写があったくらいで、
一般人との接点が、
主人公の学校生活を除いて、皆無。

しかも2話で人質とした人々に手を下すGHQの描写があったのはいいとしても、
人質を、最初の5人か6人を救えなかったことに対する主人公側の内面の描写が、
こりゃまた皆無。

主人公がGHQの尋問を受けた4話で、そのことについて
GHQのやり方を非難をしているけれども、
作戦が間に合わなかったことで助けられなかった数人の一般人のことを
心にとどめている様子がない点に関しては、
葬儀社も一緒にしか見えないんだよね。

というか、制作陣の、物語の切り取り方、
もしくは作品世界の構築の仕方が、
なんつーか、カッコイイ革命組織VS残虐な侵略国の政府、的な構造に
こじんまりと収まっちゃって、
なんか、そこから漏れる大多数の人々への眼差しを大きく欠いているな、
というのが、徹底的に『ギルティクラウン』を底の浅いものにしちゃってるというか。


片や、『ラストエグザイル』で凄いなーと思ったのは、
空族が、軍艦で散った、またエグザイルの墜落で死んだ、多くの人々の魂へ、
きちんと哀悼の意を捧げる文化があることだとか、
敵方も味方側も、いずれも、
一般庶民も含めての国家運営を視野に入れて行動を起こしていることとか。

ロリ皇帝がさ、地方の民が飢えていることは悲しいと言っちゃうくらい、
それがふつーに作品世界に息づいているんだぜー。

こりゃ、シルヴィウスの乗組員とか一般人とかが、ミリア姫、りリアーナ王女に
心動かされるというのも、わかるよー。
王政とはいえ、自分たちの政治を運営している人、として描き出しているんだもん。


でも、葬儀社の場合ってさー、
葬儀社に集まった面々は、リーダーのガイに心酔しているようだけれども、
そういったお仲間による「奴は凄い」描写(というかただの台詞)がある程度で、
あとは2話の軍事作戦が頭良かったとか、そのくらいだろ。

彼が、GHQを追い出して、どういう国家運営をしたいかとか、
そういうのって、いつ描写があるんだろーか。
(そこんとこは、『エウレカ』のゲッコウステイトに近いけど。ホランドとリフが好きな人しかいない月光号w)


リーダーが多少嫌なやつだったりそりがあわなかったりしても、
そこで掲げられた国家運営の理想が一致するとか、
そういう人もまたレジスタンスにいてもよさそうなもんだけれども、
今後、葬儀社では、そういう「仲間」も描かれるんだろうか。

いや、そもそも、一般人へのアピールとか、政策立案とか、
そういう観点からの政治組織としての「葬儀社」が、
果たして今後描かれることはあるんだろうか。


~□~

主人公が、これから成長を見せる舞台という程度には機能しそうだけれども、
あとは、
いくら猫耳が可愛かったり、綾瀬がかわいカッコ良かったり(+乳揺れ)しても、
んでもっていのりとの三角関係とかバトルは描けても、
たぶん「世界」は描け無さそうだなー。

ま、だから中二病全開、と四方八方から指さされまくりんぐなんだろうけども。


『魔法少女マドカ☆マギカ』や『セイクリッドセブン』のように、短い尺を考えて、
その辺りの描写をすっぱり切り捨てた作品もあって、
それはそれで成功していると思うが、
こっちは、一応、描いているのって、「革命」なんでしょ?(違うの?)
このところの描写は、多分、外せないファクターなはす。


と、いうのを、『ラストエグザイル』をフツーに観て、
ふつーに面白がっていたら、どうにもこうにも意識してしまって、だな。


てなわけで、『ラストエグザイル』は、楽しみ。
まー、『ギルティ』も暫くは観るけどね。ネタ的に。


(次はたぶんどっちも普通の感想に戻る。つか、余力があれば、『ラストエグザイル』は独立エントリー化したい・・・ミリアちゃん支援も込めてw)


アニメ短評、面白い系『僕は友達が少ない』5話、『ペルソナ4』5話、『ラストエグザイル-銀翼のファム』4話、『境界線上のホライゾン』(復活)

録画消化は、最新話の『Fate/Zero』まで追いついたけれども、
その前に面白かったもん系を、まとめて。

全て簡易感想。


~□~

■『僕は友達が少ない』5話。

ゲーム回。で、小鳩かわいい、んでもって隣人部に入部したよ、の巻。


アバンから、彼女の可愛らしさにメロメロ。
起きぬけの彼女の姿からすると、
オッドアイは、どうやらカラコンだった模様。ふむふむ。

という感じで、今回は、最初と最後が彼女で締めくくられる。

マリアの悲惨な食生活に同情して、小鷹が弁当を作る。
(つか、マリアは、家族はどーなってんの?)
そこへのヤキモチといい、最後の「お兄ちゃん」の呼びかけへの拘泥といい。
なんたるブラコン。
ブリキ絵でこれはたまらんな。

さて、その彼女も、話の最後で隣人部に入部決定。
つか、中等部でも入部おっけーなんだ。

小鳩の入部に対して、
特にこだわりのなさげな夜空のリアクションと、
彼女の可愛さに大喜びの肉のリアクションの落差。

うむ、これは肉が正しい。

というか、肉の、百合補正はヨロシイな☆


物語中盤、メインパートは、RPGのバーチャル体験。
小鷹の「魔法使い」コスは、読めたがワロタ。 (゚∀゚)アヒャヒャ

あと、2話辺りでも夜空と肉は潰し合いをしていたが、
今回は肉が夜空を信頼して足元をすくわれる展開に。
肉はだんだんと夜空に心を許しているのかなーと思う一方で、
変わらぬ夜空の性悪さがwww
ただあれ、騙し打ち的だからなー、あまりいい感じじゃなかったけども。

しかし、やられた側の肉も、
きちんとし返ししたから溜飲が落ちたようだし、
その時の夜空をネタに笑うみんなという構図も、ちょっと良かったり。

つか、こいつら、結構仲良くなってね?

先週も思ったけども、
夜空と肉、彼女たちの友情がホンモノになっていくといいなあ、と
その仲の良いいがみ合いっぷりも含めて、
改めて、今週も思ったり。


でも、俺の瞳は小鳩にくぎ付けなんだけどな!


~□~

■『ペルソナ4』5話。

日常回。バスケ部に入ったよ、の巻。


恐らくはここでも伏線が幾つか込められているであろう話だと思うが、
話そのものは普通の学園生活を展開させてきた。
会話も展開もコミカル重視、笑わせてきた。

人が少なくて困っているというバスケ部に入ることになった主人公。
何気にバスケ部主将はいいヤツ。
(あと、練習や試合に付き合ってくれるサッカー部の彼もいい奴だよな)

とはいえ、マネージャーのエビは、ちょっと扱いづらい女の子。
そして彼女の好きな主将は、千枝のことが好き、という三角関係が
前半で判明。

てなわけで、あっさり失恋するエビ。
まー、最初から主将、千枝のことしか見えてなかったもんなー。


そんでもって、押しかけ女房というか、
なりゆきでエビと付き合う羽目になった、悠。
彼女の振り回しっぷりと、
人慣れしていない悠の振り回されっぷり。
人の悲劇は我が喜劇、という感じで、
この振り回されっぷりは笑わされた(当人は大変そうだがな、(゚∀゚)アヒャヒャ)。

そして終盤、
あのプリクラの中で、てっきり唇はもう奪われたか・・・と思わせておいての、
最後のアレ。
これは、うまくしてやられた。


と、話の基本は三角関係が根底にあるんだが、
(悠が、実はその関係からしたら蚊帳の外、というのも、結構いい配置だと思う)
それでもドロドロ系の話にならず、
カラッとドライに前向きにまとまったのは、
この作品のカラーらしいすがすがしさ。
キャットファイトまでありながら。
(あのシーンの千枝ちゃんかわええ)

皆が自分の感情にそこそこきちんと向き合えている感じが、
その要因なのかなー、などと思ったり。


次回は、次の仲間ゲットなのか、それとも4人で事件解決へと踏み出すのか。
今回のインターバルが上手く活きそうな、そんな期待も込めて。


~□~

■『ラストエグザイル-銀翼のファム-』4話。

ファム、クジラ捕りに赴くも、捕虜になっちゃった?の巻。

前回ラストもちょっと感じたが、
髪を切ったミリアがえらく可愛い件について。

つか、かなりタイプだ。彼女。
・・・・・・ふうーっ・・・・・・

今回、Aパートの絵は若干アレ気味だったというのに、
それもほとんど気にならないくらい生活描写と、各キャラクターの背景描写が
上手かった。

食事を通して生活を描くのは、視聴者からするととても分かりやすい展開なのだが、
アニメーションで食事を描くというのは、結構センスが問われるもの。

今回は、ぱくつく食べ方をする食物や、
最後に残ったキッシュまで美味しそうに見えて、
今期アニメで初めて食事シーンが良かったかも、と思った。
(あ、それ以外だと『はがない』の弁当はちょっといいと思ったが)

結末が納得したらBD買うから、そしたら
料理再現にトライしようかな、などと思うくらいに、そそられた。

そしてそうした食事シーンを通して、
王女だったミリアがどんどんとその殻を破っていく様子もいい感じ。

その食事の前には、恐らく初めてなのだろう、自分で着替えをしたり、
さらには食後にファムと一緒に布団を整えたり。
自分のことを自分でするようになるのは、いいよね。


一方で、1枚の写真から、艦の機能を見て取り、
見取り図を作成していくジゼルの能力と、
そうした文化を持つのが空族なんだよ、という描写も面白かった。

後半、彼女の見取りの些細な欠落が、物語をアッ!という展開に持って行ったという、
その仕込みも面白い。


台本と構成が良ければ絵の乱れもさほど気にならないという作品は、
『シュタゲ』以来かもしれないな。

どうか、このクオリティが続きますように。


~□~

■『境界線上のホライゾン』6話。

観た、観てしまった。相変わらず話分からん。けど。
実に、良かった。


いや、本当に、話がわかんないんだけども。
なんかほとんど冤罪ちっくな感じでホライゾンこと自動人形のP-01が捕われ、
裁判も何もなく、
自害などという前近代的な判決が決定してしまうんだが、
彼女を巡っての、トーリと、
そのトーリを巡るクラスメイト達の感情の流れが、よかった。


今回も、1話同様に、先生が、またいい塩梅にそそのかす。
作文、ということで、文章化して考えを整理することで、
彼らの中にあった「ホライゾンを助けたい」という気持ちを
きちんとかたちにしていくという展開。

わけてもハンディキャッパーたる盲目の少女に
彼女自身の思い出として語らせるという流れは、
かなりベタな物語展開なんだけれども、
これは気持が動かされた。

その作文を、また、彼女の仲良しの友達が読み上げるというのも上手いし、
作文の中で語られるトーリとホライゾンの善良さが、(ベタなんだけども)またいい。
ここは作文の展開の先が読めていても、涙腺を刺激される。


一方のトーリが、
ずっと机につっぷしていたのが、
実はエロゲ雑誌を読んでいた、というのが、
嘘か本当か分からない、という、視聴者への放り投げ方も上手かった。

実は本気で落ち込んでいて
(先週のあの負けっぷりと、ホライゾンの現状を考えれば彼のダメージは当然だ)
友達の作文をはじめ、クラスのみんなの気持ちがようやく彼を奮い起したのか。
(エロゲ雑誌は強がりなんだぜ!説)

それとも文字通り、彼は本気で豪胆で、
これはまけていられない、と自分を鼓舞するために、
エロゲ雑誌を読んでいただけなのか。
(ヤツは本当はココロが強いんだぜ!説)

俺は前者を取るけれども
(後悔通りに足を踏み入れられないほど、ホライゾン絡みの事柄はダメージが大きそうだから)
ひょっとして実は大したたまげた奴なのかも・・・という、
後者で想像することも、楽しい。
主人公らしい見せ場も期待できそうだし。


先週で視聴はついていけないかもと思ったけれども、
この調子なら何とか視聴続けられる、と思う・・・・・・まだちょっと不安だけど。


あと、なんやかやで親父連中が活躍しているのも、いいよね。


~□~

ということで、この4本で、アップ。


アニメ短評・かなり面白い系。『僕は友達が少ない』4話、『ラストエグザイル‐銀翼のファム‐』3話。

この2作、それぞれ単独エントリーあげたいくらい、
すんげー面白いんだけども、
ちょっと時間がない・・・というか、もう周回遅れ状態なんだが(汗

でも、やっぱり面白いし推しておきたい作品なので、
簡単でも感想を残しておく。


つか、連休も行事でつぶれるから、結局アニメ消化進まないぜ、とほほ・・・


~□~

■『僕は友達が少ない』4話。

主要登場人物、一挙全員集合、の巻。

アバンからは、いきなりマリアが。
Aパートでは男の娘が。
Bパートではエロエロ理科ちゃんが。

それぞれ濃厚なダメっぷリを発揮しつつ、
なんやかやで「隣人部」に参加。


でも、一番可愛かったのは、途中のCMタイムの前後のマリアちゃんと、
さらには、妹の小鳩ちゃん。

か、かわゆすぎるう・・・・・・つか、
あの素に戻ると福岡弁、というギャップというかその落差が
たまりませんなw

かわゆすぎます、妹の癖にww

でも、よく考えると、顧問のマリア先生の方が年下なのか。
すげーな。


で。
今回地味にポイントだと思ったのが、
夜空の、各部員へのあしらい方。

と、その夜空の発言に対する、肉の、地味ながらも興味深いリアクション。

とりわけBパート終盤、理科の言葉に対して
「異性との間でも友情は成立する!」と言い切った夜空。
先週のあの過去エピソードを思うと、かなり切ない。

というか、彼女にとっては、あれは本当に大切な友情の思い出、
なんだよな・・・(´Д⊂)

その意味では、小鷹とは惚れたはれたの関係よりも、
友情を取り戻せ的なルートの方がいいなと思うんだが、
ラノベ原作だとその路線は難しいんだろーなー。

(夜空とは親友、肉とはカプ成立、とかっていうのが収まりとしては一番いいんだろうけど、的な)

まー、撮った写真、なんでもネットにアップして晒そうとかってしちゃう(言ってるだけか)、
とっても残念な人格なんだけど。。。(゚∀゚)アヒャヒャ


今回、肉のクローズアップはやや少なめ。
ちょっと印象に残りにくかったが(つか、女の子がドカンと増えすぎだし)。

アバンでの夜空との同調も面白かったが、
中盤、この学校にもいじめがある、という夜空の台詞へのマジなリアクションが、
少ない彼女の出番ながらも、いい表情をしていた。

ちょっと、夜空のことを心配したんじゃないかな、て。

でも、続く夜空の台詞が、
人間はいじめがだーいすき☆、的な流れになって、
せっかくのイイ話になりそうな何かが、あっさりと崩れ去っていく。

というか、誰が主人公とくっつくかとかそういうのより、
この2人が本当に心からの友人になる、という着地点が
ものすごく見たいんだよなー。

普段は憎まれ口を叩くんだけども、いざって時に・・・というな感じで。


今回はネットの話題だと、理科ちゃんで結構盛り上がっているみたいなんだけども、
つか、ロボットBLシーンとか動画含めてすげーいい処理で面白かったんだけども、
むしろ類型的なキャラが増えてきたというところで、それほどの感動はなく。

なんかもう、このくらいの人数になると、腐女子キャラが必ず投入されるとか。
肉のギャルゲ嵌りもそうだけども、
男の娘とか中二病とか、
若干類型的な人ばかり、というのが、
どっかで見たなー、前にも見たなー、といった辺りで、ちょっと萎えるかも。

でもまあ、
友情、つまりは人を信じることの根本や、人間の孤独への向き合いという
結構ヘヴィなテーマをここまで笑いでくるんで突き上げてきているのは、
やはり楽しいし、見ごたえもある。

今しばらくは、
気になる幼女組2名と、それと
夜空と肉、2人の関係性に、大注目。


~□~

■『ラストエグザイル・銀翼のファム』3話。

国破れて山河なし、姫様居候生活だよ、の巻。


やー、良かった。実に。

特に、ラスト。
亡くなった多くの人のために、日本の灯篭流しに相当する、
魂を慰めるための風船を飛ばすという、その風習を描いた、という点で、
膝を打った。

今期のアニメで、
名もなき、モブで死んでいった人のことに、きちんと目を向けた作品は、
これが初じゃないかな。
(この辺りはぜひ『ギルティクラウン』には爪の垢でも・・・)
(まー、はがないとかたまゆらとかイカちゃんとか、人の死なない作品も多いから、全部に当てはまる法則じゃないけど)

特に、人の死ぬシーンを直接描いているわけではなく、
あれだけの規模の災害があり、あるいは軍艦が落ちたことで、
見えないところでいっぱい人が死んでいる、
そのことに心を痛めている人がいる、
という描写があるだけで、胸が熱くなった。

それまでも、この3話、
たとえばファムの感情の表現にしても、
ものすごく丁寧にきているんだよね。
その上での、このラストだから。


親を知らないというファムの過去が開示された3話。
2話で、妹姫様と王様の、今生の別れに
あれほどまで心動かされいた彼女の描写が、
その背景を知って、なるほどと腑に落ちた。

それとAパートでは、
自分一人の悲しみに打ちひしがれる妹姫様に対して、
自身が、姉姫様を救えなかったことを後悔している表情がにじみ出ていて、
そこもまた、素敵。

ファム、イイ子じゃん。。。


その妹姫様も、
「何もできないんだから」と言われたその一言で、
自分の無力さを省みる、というBパートの、自分への掘り下げを入れてきたのも、
良かった。

彼女が他人に当たり、一人嘆くのは、
それはある意味責任転嫁的な面もあったわけで。

そのことに、きちんと、しかもこんな早い段階で、気づけた彼女は良かったし、
その描写を入れてくれたスタッフも良かったと思う。
まだまだ彼女、伸びしろがありそうだし、
ひょっとするといい王女になるかもしれないね。。。といっても、
国を建て直すところまで行くのか、それ以外の道を取るかは、
わからないけども。


ファムの、「あなたの翼になる!」という切り返しと、
とり返した姉の遺品を手にしての空での語らい。
この2人の、関係性が、実によいなあ。

んでもって、また意志的な少女の動的な映像が、
実にいいなあ。

Aパートの戦艦での空中戦などもビジュアル的にはいいんだけども、
やはりヴェスパのような小回りのきくマシンで空を切り取るという見せ方が、
すごく好きみたい、俺。


このまま結末までの展開が納得いけば、
BDマラソンしてもいいかも、これ。


(やっぱり女の子比率が大きいのもね、いいもんだし(←ヲイ! )


~□~

好きなブログ巡回も、ちょっとおさぼり気味なのが、結構つらい。

つか、アニメもエロゲも、
ただ自分で見たりプレイしたりするだけじゃなくて、
人さまの評価だとか、その辺りがやっぱ読むのが楽しくて、
新しい見方を知ったりうなずいたり、そういう楽しみの時間が取れないのが、
今は結構辛いかも・・・


とにかく、行事を片づけて、アニメ見る時間つくらないと・・・・


(って、週末に大量のコミックとかゲーム本とかがやってくるんだけど、ウチ)



プロフィール

トネリコ

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ