あんりみてっど・くっきんぐ・わーくす

食い意地に任せて『Fate/stay night』に出てきた食事の再現、、、ということで立ち上げたブログ(原作ゲーム準拠。現在、凛√の途中で足踏み中)。今はちょっとアニメ視聴に比重が行っちゃってる感じです。アニメ飯も……と思ったら、『ef』1期飯しかやってない。そのうち、他のアニメ飯やゲーム飯も再現していくつもりで。

吉富昭仁

『少女セクト』を思い出す、『ふたりとふたり』。

昨日(というか今日の未明、か)、千尋ネタ(『ef』モノ)について
ぐでぐで綴ったっら、少し気が収まったんで、
エロゲバナシの件は少しインターバル置いて、
溜まっているまんがの感想などを、先に、つらつらと。

2個前のエントリーとして挙げた、『しまいずむ』の、
吉富昭仁、『ふたりとふたり』。

『ふたりとふたり』(百合姫コミックス)
(『ふたりとふたり』吉富昭仁/一迅社、2010.09)

こちらは、『しまいずむ』と違って、
ベッドシーンもある、シリアスなビアンものの恋話。
(でもエロっぽくないからオカズにはならないよ! まじめな恋物語だよ!……たぶん)
この1巻で完結(全5話+おまけ1話)。


で、結論から言うと、俺的には『しまいずむ』に軍配。
話としては、こっちの方がエロいんだけどな。
ま、同じ作者の同時期の作品だからといって、
比較するのも野暮かもしれねえが。

いや、まあ、
やっぱ小学生がkawai……(ゲフンゲフン)、とかっていうんじゃなくって。
別にシリアスよりもギャグの方がいい、というのでもなくって。

うーん、なんだろうな。

ま、いいや。


もちろん、
まんがとしての水準、特に美麗な少女たちのビジュアルには、
『しまいずむ』同様、
本当にゾクゾクとしたんだけれども。うん。

というか、ビジュアルの見せ方としては、
たぶん、こっち、『ふたりとふたり』の方が、
意識して構成していると思う。

向こうは小物や小さい部分へのこだわりが
イイ感じで生き生きと世界観を構成していた。
が、
こちらは、見開きこそなかったものの、
大ゴマの使い方でもって、
少女たちをいかに美しく見せるか、
その目線で少女たちの感情の何を見せるか、
ということに心血注いでいるのが、よくわかる。

特に、吉富絵に特徴的な、黒髪の活かし方。
白と黒のバランスが、相変わらず、実にイイ!

これは、頷きながらページを繰るしかなかった。

亜由美と小夜子の、アノ、夜を越えて……のシーン(単行本75p)などは、
本当に美しい。
タメイキ。
思わず、ずーーーっと、見惚れちまったぜ、
ほんと。



お話を簡単にまとめると、
素直にいかない四角関係が、上手い具合に収まる所に収まりました、
てな話。

片思いから両想いへ、というその流れが、まあご都合主義ではあるものの、
自然にいい関係に着地した、という結び。
読者をイライラさせるようなアホくさい葛藤もなく、
「好きなものは好き」という素直さ、純粋さをストレートにまとめました、
という落としどころ。
あんまり起伏の無い話かもしれないが、
ヘンなストレスもヘイトもなく、
俺は楽しく、ほくほくと読んだ。

ただ、物語の収まりというか、結論だけを見ると、
(俺のすごくすごく大好きな)『少女セクト』(玄鉄絢)の、
3人の女の子がまったりいちゃいちゃ、というのと
だいたい同じ収まりどころなんだよねー。
いいじゃん、複数だって、と、いう。
(俺の願望丸出しで、ワハハハハハ……はぁ……)

その意味でも、ちょっと斬新さに欠けるというか、
オチとしては、ちょっと残念、もうひと捻り欲しかったな、と。

『少女セクト』の方が、メインの2人をさんざっぱら引っ張って、
どう物語が着地するのかハラハラさせたのとは逆に、
『ふたりとふたり』では、
予定調和を大きく乱すこともなく、
2人のお姉さまたちもあくまで優しく、理解がある、という立場で
あっさり決着してしまったし。


ともあれ、俺のように吉富さんにべた惚れの読み手は、
まあ一冊丸ごと美麗な女の子たちが
まったりしているだけで、充分満足なんだけど。


あと、シンプルに見える表紙なんだけれども、
実にデザイン的な完成度が高い。
帯が邪魔! いらねーぞこれ!
と意識して思ったまんが本は、久しぶりかも。

そこも、おススメ。


(↓おまけの『少女セクト』コミックのビジュアル。実に、美しい! 俺の超オススメ)

 『少女セクト1』 『少女セクト2』
(『少女セクト』全2巻、玄鉄絢/コアマガジン2005、2006)

『しまいずむ』は、最終回できっと大きく化ける! まあ、今のままでも充分楽しいんだけれども。

気がつくと
料理もしないで、
ボーっと更新さぼった感じになってきているんで、
最近読んだまんがの話でも。

作品ごとに、どんどんとクオリティを上げてくる、吉富昭仁の、
『しまいずむ』、1巻。

『しまいずむ』1巻
(『しまいずむ』1巻 吉富昭仁/芳文社 2009.08)


美少女の描き手として吉富さんなら外れを出さない、
ということはことは分かっていたが、
これが、
予想をはるかに越えて、
すこぶる、よい。

ああ、いい。


ストーリーのようなものは、まあ
西山桜ちゃん、友長舞ちゃん、の
なかよしの小学生(12歳)2人組と、
その姉たち、
西山遥、友長芳子の中学生(14歳)2人組、
2姉妹4人の少女が、
それぞれに邪な思いを抱いたり(年長組)
抱かなかったり(年少組)しながら、
日々を楽しく過ごしていくお話。

ま、その内実は、
年長組のお姉ちゃん2人が、
それぞれ、
友人の妹に対して恋心を抱いて、
(遥⇒舞ちゃん、芳子⇒桜ちゃん、の片思いの構図)
……という百合百合な日々を描いているわけなんだが、
その邪なエロスが、
毎度毎度、ビミョーに明後日の方向へ、
物語を転がしていくのが
笑いを誘う。

この満足度は、
美少女、百合、というだけではなく、
ギャグとしても、
「全身から鼻血が」
「心のあばら骨が折れた」
などの名言が、ざくざくっとあるのがね、なんかもう嬉しいというか。

小学生のお風呂を覗こうとして失敗したり、
お互いの妹のぱんつの柄を報告し合ったり、
新聞紙で作った水着を着た姿を写メに収め損ねたり、
コスプレで怪人に変身しても一撃で倒されたり、
etc,etc……
……ああ、なんて素敵な変態。


それを、品を落とすことなく、変態っぷりをきちんと笑いに落とし込んで
作品に仕上げているところ、
実に、巧み。


んでもって、
全編これゆるゆるで、楽しいギャグ展開……の隙間に挟まれた、
ひょっとしたら、遥と芳子、それぞれの想い人って、ひょっとして……的な
引きが、実に、いい。

ほのぼの百合ギャグ路線、できているけれども、
最後の方で大きく化けるんじゃないかと、
そこんところも、楽しみ。

ま、化けなかったとしても、
このゆるさ、のほほんとした生温かさは、
楽しさ、たまらん、もんだし。


んで、これから、
吉富さんの最新作(でいいのかな)、
『ふたりとふたり』の表紙を開こう、ということで。
(気に入ればエントリー上げるかも)
『地球の放課後』の2巻も買いに行かないと……


ああ、今日はホントにただの読書日記だ……

(料理は、もう少し、マテ)

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