あんりみてっど・くっきんぐ・わーくす

食い意地に任せて『Fate/stay night』に出てきた食事の再現、、、ということで立ち上げたブログ(原作ゲーム準拠。現在、凛√の途中で足踏み中)。今はちょっとアニメ視聴に比重が行っちゃってる感じです。アニメ飯も……と思ったら、『ef』1期飯しかやってない。そのうち、他のアニメ飯やゲーム飯も再現していくつもりで。

遠坂凛

Fateな雑談、遠坂親子のはなし。

・・・といっても、生存報告も兼ねての簡単な更新。

ちなみに今日は雁夜おじさんの誕生日、らしい。

知らなかったよ、つか原作読んだ時もカリヤおじさんは正直、
鬱陶しかっただけなんだもん。
アニメ化でまさかここまで人気が出るとは・・・放送終了後のその変化が、
楽しみだぜ。
(↑結構イジの悪い感想w)


さて、そんな『Zero』ファンの方々が、Pixivで雁夜フィーバーしていて
びっくりしたんだけども。
そんな中、ものすごく素敵なファンアートを見つけた。

雁夜おじさんじゃなくって、時臣の方なんだけども。
つか、遠坂親子な。


こちら
⇒きみは一人で行くんだぜ。(Pixiv;椎名Rさん)
 
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=25982207

動画を作られたとのこと。
⇒【手描きFate】Alice【遠坂親子】

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm17319032


凄く、素敵だ。
特に遠坂親子が好きでなくても、
それどころか、Fate知らなくても、これは、グッとくる。

4:15くらいで、思わず叫んだよ。
「凛、泣くな!」って。

泣いてたのは、俺だったんだけどね。


いい動画なので、ぜひ。


(ダメだ、見直したらまた胸が詰まって、なんか言葉とかいらなくなっちまう。気が向いたら明日とか補足するかも。ともあれ、手書き動画を作った椎名Rさんにはただただ感謝、ということで)

10年前でも凛は凛。『Fate/Zero』10話。

作劇的に、ここまで凛に尺を割いてどうする?と思う反面、
個人的にはものすごく気に入ったエピソードとして評価しつつ、
しかし、こと『Zero』のエピソードとしてのボリュームで、やっぱ悩む・・・

相反する強い感情を覚えた今週の『Fate/Zero』10話、凛スペシャル。
やはり出来はいい、ということで、
褒めどころを中心に、拾っていきたい。

つか、他のアニメ短評を差し置いて、この件を取り上げておきたい。
(だから型月厨は・・・w)

あ、ちなみに俺、『Fate』シリーズ通して、凛は3番目か4番目くらいの好きさ加減。
つか、ヒロインとして好きというよりも、人として好きという方がしっくり来る、
そんな感じ。
(つか、彼女は5次弓の嫁さん(もとい飼い主)というイメージがどうにも強くてねえ)


~□~

さーて、今週のロリ凛はっー?

アバン、幼女の太ももで視聴者の視点をくぎ付けにしようとするのはあざといと思います!
・・・じゃなかった、ロリ凛、小魔法陣で魔術の鍛錬をしているよ!でも失敗、くぅ~っ!!

⇒学校で。いじめっ子から学友を守る小2の遠坂凛。カッコよす。

⇒アバンのシーンに戻る。凛パパ時臣、優秀な師として凛に魔術を指導しているよ!

⇒また学校のシーン。苛められてた子、コトネちゃんと仲良くお話する凛タンだお!

⇒魔術の鍛錬。パパン時臣は凛のやる気を引き出す先生。「遠坂の娘なのだから」

⇒学校でも(女子に)モテモテの凛。将来の「優等生」としての彼女を彷彿とさせるよ。
 ⇒面倒見も良く、学業優秀。内気なコトネのことも見ていて、しっかりフォローする凛。
  ⇒真面目なだけじゃなくって、ドジっ子、お茶目なシーンも見せるロリ凛だよ。
   ⇒魔術の鍛錬も欠かさず続けているよ。パパンは褒めて伸ばすタイプだよ。

⇒家族会議。聖杯戦争の間は冬木を離れろ、とパパン。反発する凛、立ち聞きする綺礼w
 ⇒私にも手伝えることがあるはず、ならば勉強を!と工房へ向かう凛。自習をするよ。
  ⇒しかし難しくて、やけ気味に。さらに、強い魔術を帯びた魔術書に拘束される凛。
   ⇒パパンの助け。叱ることなく、理由を説明し、守り道具となる魔力針を渡すよ。

⇒「やがて異変が起こり始めた」。頻発する誘拐事件。クラスメートの葬式に出る凛。
 ⇒コトネの家に電話をかける凛。しかし、留守。コトネを心配し、一人冬木に戻る凛。

⇒夜の冬木市。既に魔力針は感応しっ放し。「そこら中に魔力の痕跡がある?」
 ⇒コトネを探して路地をうろうろ。すると子連れ龍ちゃん、発見。体ごと感応する凛だよ!
  ⇒追いかける凛。一度は見失うも、龍ちゃん発見。子供が増えてるよ!
   ⇒覚悟を決め、龍ちゃんを追う凛。凛々しい走り。カッコよす。
    ⇒魔法針で龍ちゃんたちの「工房」発見。階段を下りていくよ。
     ⇒工房に押し入る凛。脚に触れたのは、コトネちゃんの体だよ!
      ⇒意識のないコトネに呼び掛けていると、後ろに龍ちゃんが。怖いおー(((( ;゚д゚)))

⇒恐怖で動けない凛。龍に後ろを取られるよ。「パーティの人手不足、手伝ってよー」
 ⇒龍ちゃんに触れて「魔力の流れ」を感じる凛。ブレスレットの秘密に気づく凛。
  ⇒壊さなきゃ!逃げながら龍の上手を取って、ブレスレットの破壊に挑む凛。
   ⇒一度はブレスレットの魔術に捕まる凛。けれども自分を取り戻し、破壊に挑むよ!
    ⇒子供と侮った龍の油断、凛、ブレスレット破壊。龍は目を押さえて苦しむよ。
     ⇒コトネ他、子供たちが正気に返る。「逃げるわよ!」

⇒警察に保護される子供たち。凛はそれを路地裏からコソーリ。「かえろーっと」
 ⇒と、魔法針が強烈に反応!タコ触手(キャスターさんの)がにょろにょろ~。。。
  ⇒立ち竦む凛、と、そこへ蟲の雨がドバドバーっ!立っているのは雁夜。気絶する凛。

⇒凛ママ葵さん、高級車で凛を探しに冬木へと向かうよ。
 ⇒冬木の公園に向かったママン、ベンチに眠る凛を発見!そこに、声をかける、雁夜。
  ⇒葵さんと雁夜、微妙に噛み合わない会話をするよ。「聖杯、ですって?」
   ⇒理論の破たんした台詞で去る雁夜。泣く葵。気がつく凛。抱き合い泣く母子。

⇒言峰教会(たぶん)。綺礼、アサシンの送る映像を見ている。遠坂母子は放っておけ。
 ⇒バーサーカーのマスターにのみ関心の綺礼。死んだ魚のような目のアップ。

⇒運転する葵さん。後部座席で横たわる凛を見やるよ。
 ⇒学校へ登校する凛。凛の日常。魔術の鍛錬。学友に人気の凛。
  ⇒コトネが微笑む。気づく凛。コトネに向けて、大きく微笑む凛だお!

つか、最後の笑顔で持ってかれちゃったなー、こりゃ。


で。予告のウェイバーでフイタwwwww
(やはりこの作品のヒロインは、凛でもセイバーでもなく、ウェイバーたんだお、、、w)


~□~

まさか、最初~最後まで凛話をやるとは、思っていなかった。
つか、尺、大丈夫か・・・?

観る前までは、
ひょっとして10代虎が出るかなー、ショタ士郎はいらんが、藤ねえいるといいなー、
とか、
凛ファンへのサービスよりも、語られてないマスターの掘り下げとかやれよ、
とか、
綺礼のモノローグや雁夜のモノローグといった暗黒面の話が出ないかなー、
とか、
凛回があるんなら、イリヤ回だってあってほしい、あってくれ!(←強い願望!!
とか、
まーイロイロと思っていたけれども。


凛はあくまでもこのZeroの中では脇役の中の脇役に過ぎない。
んだけれども、
今回は彼女を通してZeroの中の何が描かれていたかというと、
彼女の父である遠坂時臣という人物の掘り下げと、
及びFate世界(というかきのこワールドか)での魔術のありようの描写をしていった、
と見ると、腑に落ちる展開。


~□~

もちろん、アバンから幼女の絶対領域のアップと、見えそうで見えないスカートの中、
あるいはベッドでゴロゴロする幼女のローアングル、
さらには冬木市を歩き回る幼女のローアングル、などなど
すけべえ心全開で見ると、結構あざといカットも多いんだが、
そうはいっても相手は、あの、遠坂凛である。
それだけで終わるはずがない。


何より、今回、一番印象が強かったのが、
10年前でも、遠坂凛は、遠坂凛だなあ、という彼女らしさ。

つか、スタッフ、相当凛のこと、わかっていらっしゃる、というか。


強気、勇気(彼女の場合は蛮勇になったりうっかりになったりもするが)、といった、
いい意味での押しの強さは、
10年前も変わらず。

常に、自分から行動を起こすことで、結果を生み出そうという前向きさと、
自分の行動に対してその結果を引きうけようという覚悟は、
幼くても、凛は凛なんだなー、と。

相応には真面目だけれども、生真面目というわけではなく、
抜けもちゃめっけもあって、
けれども努力は欠かさない。

あー、凛だね。うん。


~□~

さて。
今回、ようやく描かれた、「お籠りする」以外の、時臣描写。
これまで散々俺が足りない足りないとブーたれてた、
凛のパパンとしての描写が入って来た。
それも、恐らくは原作小説よりも、丁寧な描写で。

アバンから、凛の魔術の鍛錬に立ち会う時臣。
何度も繰り返し描かれるそれは、
「常に優雅たれ」をきちんと体現している姿。

凛の不出来や失敗に関しても、怒ることも叱ることもなく、
常に的確な分析と明快なヒントを言葉で説明し、
彼女の魔術の力量に合わせた助言のみが言葉として出てくる。
さらには、彼女に分かりやすい目標をも提示する。

凛が失敗した水晶の変形を、巧みに馬のアートに変形させた時臣は、
それを彼女に与えながら、
どうしたら彼女がその技に到達できるのかを、
明快に、優しく、導く。
鍛錬を欠かさないこと、努力を続けること。
(あーここんところは、士郎も同じだったんだなー、とかってふと思いながら)
そうして、彼女に真っ直ぐに、誠実に、魔術への道筋を示していく。

彼女が成功した場合は、一緒に笑いを分かち合うという、
師としての時臣と同時に、父としての時臣の顔ものぞかせるのが、
またなんとも微笑ましい。


そして。
「聖杯戦争が終わったら、もっと本格的な宝石魔術をやってみるとしよう」

なんという、この言葉。

先を知っている人(小説既読、及び第5次聖杯戦争を知っている方々)からすると、
なんとも悲しい台詞なのだけれども。

それを励みに笑顔を浮かべる、凛の、あまりの真っ直ぐな笑顔に、
心がグイと動かされる。


そう。
今回、頭からしっぽまで、
遠坂凛(7歳)の行動を描くことを通して、
時臣パパン、そして葵ママンの描写もしながら、
第4次聖杯戦争のマスターの中には
まっとうな家族も(中には)あったんだよ、ということを
強く打ち出しているんだよねー。
珍しく。

恐らくこれ以外に、まともな家族構成として言い切ることができるのは、
ウェイバーちゃんとこだけだろうから。
(今はまあ、「暗示」で利用しているだけ、だけれども・・・)

切嗣んところはなー。。。まー、イリヤ一択の俺としては、
切嗣はやっぱイリヤに殺されてくれればよかったのに、とかって思ったりもするんで。


ただ、今回は、凛が冬木を離れる時の、
つまり、時臣と凛との、あの別れのシーンがなかったなー。
あれは、2期に挟むのかな。
うん、あのシーンを、どうアニメ的に見せてくるか、楽しみだ。
(つか、ディーン版でもあったっけ?あのシーン)


~□~

ただ惜しむらくは、
ラスト近くの雁夜と葵さんとの会話、
その噛み合ってなさ加減が、
これまでの雁夜の内面の掘り下げが少ないことで、
分かり難くなっていること。

葵さんは、別に、雁夜に特別な感情を持っていたわけでもなく、
(ただの幼馴染み)
さらには時臣との生活には納得した上で踏み出しており、
今ではそれに幸せを見出している、、、ということを、
まるで意識していない雁夜、という辺りが、
ほっとんど描写がないんだよねー。

つか、ここは(原作からも)いじりようがない、
オリジナル展開のしようがない部分なんだけども。


遠坂の、パパン時臣と凛の魔術鍛錬が、
信頼と愛情、適切な助言と段階に応じた教授で進んでいる様子が
何度も繰り返し描かれることで、
一方で、間桐の、
蟲倉に放りこむだけの虐待による魔術鍛錬との、
そのあまりの大きな落差には胸を痛めるしかない。

そうした桜の境遇には心痛むものがあるんだが、
けれどもそれって、
元々雁夜が最初、間桐から逃げ出さなければ、何とかなった話じゃなかったか?
(ちょっとうろ覚え)
あと、遠坂家が間桐家の魔術がどんなものかを知る余地はないんだから、
桜がどんな目に遭っているかだなんて、
遠坂の3人は想像だにしていないだろう。

事実、凛がその事実を知ったのだって、
10年後、
第5次聖杯戦争になって、それも桜ルートでのエピソードだけだったりするわけだし。

つか、虚淵原作小説の既読組とアニメ組だと、
やっぱ雁夜への見方は相当違うだろうし、
その落差を、アニメ版ではいつ詰めてくるんだろう。

そう考えると、
今回凛に尺を割き過ぎた、と思えなくもないんだけども。。。うーん。


~□~

もうひとつ。
これまでのアニメ描写で足りないとしたら、
やはり言峰綺礼の内面描写。

つか、ギルの時臣評って、
ギルの台詞というよりも、
あれ、綺礼の内心の声、封をしていた本心でもあるんだよねー、実際。


愛情あふれる妻にも才能ある子供にも恵まれ、
努力が全て形となり、その成果をまともに得ているような遠坂時臣のような男は、
一部の人間にとっては退屈に映るもんだろうし、
理解のできない存在にすら思えるだろう。

というか、その辺りの価値観の違いこそが、
綺礼の深刻な悩みでもあったわけなんだが、
そういう彼の悩み悩み悩みぃぃぃ~続けた思いとか、その辺りがもうちょっとねー、
はっきり出てほしいものなんだけども。


と、いうことで、次回からは本編に戻る感じかな。
とりあえず、雁夜はさておき、綺礼の描写に対しての尺を頼む。。。尺を!


(次回はセイバーさんが・・・ですか。つか、凛ファンにアピールするよりも、セイバーファンに対してもうちょい見せ場をつくってやるべきでは?と商売的なことを思いつつ。つづくよ!)


Fateな雑談。Ufoとディーンの世間的な評価の違いをちょっとだけ考えてみた。

ようやくアニメ録画視聴が時代に追い付いてきた!ので、
『Fate/Zero』最新7話視聴の勢いで、手元にあった
劇場版『Fate/stay night Unlimited Blade Works』ことUBWもといアンリミを
久々に視聴。

つか、台本と構成の問題はさておき、
言うほど酷くはない・・・ディーンにしては・・・ということを改めて思ったんで、
だらだらと雑談を。

以下、Fate語りをやるけれども、
原作ゲームやディーンアニメや諸々の話も込みであれこれ言うから、
Zeroアニメ版視聴のみでネタバレ嫌さんは回避推奨。


あ、あと俺、TVアニメ版のお皿(BD、DVD)は、持ってないんで、
そっちのディーンの仕事の話は持ち出さない方向で。


~□~

というかさー、もう皆が言い古しているんだけども、
やっぱり原作ゲームのUBWのルートを、劇場版の時間で納めようってのが、
そもそも無理ゲー。
(ってゲームじゃなくアニメだけれども。でも、無理ゲー)

俺的に一番許せないのは、
イリヤの出番の少なさ、見せ場の無さなんだけども
(原作のUBWルート自体が、イリヤには不親切すぎだから、尚)
そうした俺的に許せねー欠点、というのを除いても、
不親切極まりない出来。

セイバーの鞘の設定すら描写が皆無だから、
士郎がなぜあんなにすぐに傷が回復したのか(そもそもそのことに誰も驚かないとか)
いちいち挙げていけばきりがないくらい、話がつぎはぎだらけ。
設定関連については、ホント、一見さんおいてけぼり。
(今期の『シャナ』を思い出すけど。どっちがマシかな・・・)
まーそれでも映画ができるってことは、
そんだけお金が落ちるという、俺のような型月厨の多さの証明でもあるんだろうが。


ともあれ、台本と構成に関しては、目も当てられない出来の、劇場版。
でも。

ビジュアルについては、結構頑張っていたんだねー、と改めて。

基本的に、ほとんどストレスなくヌルヌル動くという点では、
劇場版も相当にクオリティをあげてきていたと思う。
まー大きな映画の画面で観るに耐えられるものにしていたということは、
言えるかな、と。

あと、個人的な好みで言えば、
セイバーの「見えない剣」の見せ方だけを言えば、
UfoのZeroよりも、ディーンのアンリミの方が、好きだったりする。
つか、セイバーの剣の「分かりづらさ」が分かりやすく表現されていたというか。

バトルシーンに関しては、好みが分かれるといったところだろうなー。
ディーンのバーサーカー(5次・ヘラクレス)戦と、
5話でやったUfoのバーサーカー(4次)戦とでは、
ディーンの方がぬるぬるしている分、軽く感じられるし。
ガタイ的には、5次の方が4次のよりもでかいはずだけど、バーサーカー。
これを「軽い」と取るか、より滑らかに動いている、と取るかは、
多分、好みの範疇。 


とかってねー、枝葉の問題よりも、
もっと大きいことに、観ていて気付いた。


~□~

つーかさ、「Zero」は、原作が小説なのよな。
んでもって、「UBW」は、原作がゲームなのよな。

でもって、「UBW」、ゲームってことはさ、
立ち絵とかイベント絵とか、ものっそいビジュアル情報が、多いのよ。原作の。

だから、映画版が、その原作絵の「再現劇場」になっちゃうのは、
ある程度仕方がないと思う。

再現具合と言えば、
凛とセイバーが契約したシーンのビジュアルなんか、
まんまゲームのイベント絵そのままだとか、
いろいろとアニメ的に惜しいところがある。

忠実な再現を試みるあまりに、アニメらしさが失われる、とか
そういう辺りで。

でもって、アニメ的に、オリジナルの構成と動きを見せて成功したと思えるのが、
たとえば、
最初の5次弓・アーチャーの狙撃シーンだとか、
中盤の白セイバーのドレスのシーン、
あとは、5次槍・ランサーのアインツベルン城への登場シーンは、
アニメらしい見せ方ができて良かったと思う。
あと、凛の魔法バトルと肉弾戦(対5次キャスターさん)は、そこそこかな。
凛ヒロインルートだから、凛関連はかなり頑張ってた。

でも、原作よりもグッと良くなった、と言えるのは、
正直、「独り言」のシーンで、
士郎が凛より先に立ちあがって、凛が「うわっ!」と驚いたところくらいかな。
あそこは、表情も演出も、実に良かった。
数秒だけど。

ダメダメなのが、ラストの(5次)アーチャーの顔アップ。
一番要のシーンで、萎えてしまったな、あれは。
あと、
ギルガメッシュのゲート・オブ・バビロンの展開が安っぽいところとか。
(これは今期に入って、アニメの「Zero」で比較して、というのも大きいが)


てな感じで、常に、一つのビジュアル、一つのコマ、一つのシーンが、
ずっと、絶えず、原作と比較されながら、、、ということがついて回る。


けれども、「Zero」は、まず、そこんところの縛りが、ほとんどない。
そりゃさし絵はそこそこあるけれども、
絶対量が少ない。

1話の、綺礼が、言峰パパンと遠坂パパンにかこまれてぐるぐる~、ってのも、
アニメオリジナルはオリジナルなんだけれども、
あれを原作らしさと比べてどうよ?的な指摘ってのは、
たぶんあまりないと思う。
なくはないかもしれないが。


けれどもUBWは、ほとんど、絶えずと言っていいほど、
原作絵(立ち絵やらイベント絵やら)との比較の上に画面が進むというのは、
こりゃ相当に分が悪いとしか言いようがないわけで。


~□~

要するにまー、前提が違い過ぎるものを比べている、という分の悪さが、
ディーンにはあるんだよね、ということで。


それでも、TV版の5次聖杯戦争の、あの台本のダメダメさ加減は、
誰もフォローが出来ないと思うんだけども・・・


(それでも、映画版BDを観ていたら、釣られてなのか、TV版も再視聴したくなるから、不思議。。。でも買わない、たぶん)


そして第四次聖杯戦争が始まる・・・『Fate/Zero』1話。

体はFateで出来ている、とかって
ついつい詠唱したくなるような今日この頃。

「Fate/Zero」、アニメ第一話、降臨。


~□~

第1話は1時間スペシャルだよ!あらすじも、長いよ!!

⇒8年前、ドイツ。イリヤ生誕!物語はアインツベルン陣営のお披露目から始まるよ!

⇒3年前、イタリアで、言峰父子と遠坂パパンの談合(八百長の仕込)が展開されるよ!

⇒1年前、冬木市で。遠坂葵・凛の母子と間桐雁夜の再開。桜がいないよ!
 ⇒雁夜、実家へ戻る。父親である間桐蟲オヤジに桜の解放を条件に跡を継ぐと明言。
  ⇒但し、桜は既に蟲による凌辱済み。1年後の解放をめざし、雁夜は決意するよ。

⇒アインツベルン陣営、他のマスターの情報を集めるよ。ロンドン時計塔からも参加者が。
 ⇒ロンドン。時計塔(魔術協会の本拠地)で。ケイネスとウェイバー、2人のお披露目。
  ⇒アーチボルトの荷物をガメるウェイバー。「聖杯戦争」の存在を知るよ。
   ⇒図書館でその謂れを調べるウェイバー。「僕にもってこいの舞台じゃないか。」
    ⇒飛行機で移動するウェイバー。早速極東の地、冬木へ。

⇒冬木市、遠坂邸。時臣と綺礼の談合。綺礼は既に英霊召喚済み。アサシンお披露目。
 ⇒時臣、アインツベルンの調査について綺礼と話す。綺礼、衛宮切嗣に大興味!

⇒アインツベルンのシーンを一瞬挟むよ。大おじい様とアイリ、切嗣が会話してるよ。

⇒遠坂の屋敷に画面が戻る。時臣による切嗣の説明。綺礼、ますます興味を示すよ。
 ⇒アインツベルンの城。情報収集に精を出す切嗣とアイリ。切嗣による綺礼の解説。
  ⇒遠坂邸の地下で、綺礼、一人、切嗣についてのレポートを朗読。
   ⇒アインツベルンで切嗣、「アイリ、僕には、この言峰綺礼のあり方が恐ろしい」。
    ⇒綺礼、時臣と違い、切嗣の本質を見抜く。
     ⇒切嗣、綺礼の本質を見抜く。
      ⇒こうして遠く離れた2人、お互いにライバルとして不安と興味とを抱き合う。

⇒間桐邸で。令呪の現れた雁夜。息子をいたぶりつつ余命宣告をする蟲オヤジ。

⇒ウェイバーは日本、冬木市で下宿中(ちょっとズルしてる)。令呪も出たぜ、やっほー!

⇒アインツベルン、遺聖物を見る切嗣とアイリ。英霊について、2人の会話を通して解説。

⇒遠坂邸で。旅行鞄を運ぶ凛。綺礼と会うも、あっかんべー☆!

⇒間桐邸で。雁夜と桜の、穏やかな会話、そして「約束」。「ばいばい、雁夜おじさん・・・」
 ⇒間桐邸の蟲倉(工房)で、雁夜と蟲ジジイ、召喚儀式開始。
  ⇒ウェイバー、召喚儀式開始。
   ⇒遠坂邸の地下・工房で。時臣、召喚儀式開始。言峰神父親子も同席。
    ⇒アインツベルンの城で、アイリと切嗣、召喚儀式開始。スマートに。
     ⇒ウェイバー、切嗣、雁夜、時臣、それぞれ召喚へ。詠唱リレーがカッコ良す!
      ⇒時臣、ウェイバー、雁夜、切嗣と、それぞれ聖霊、召喚!!!!
       ⇒ウェイバーの大男、雁夜の凶騎士、時臣の金ぴか、そして切嗣の・・・キター!!!

「問おう。あなたが私のマスターか?」

せいばあああぁぁぁーーー!!!
セイバーきたよ、セイバー!!!
1時間待ったよ、セイバー、真ヒロインようやく降臨!!!!!

来週からは、男装の麗人・セイバーくるよ、やっほー!


~□~

さて。
それにしても1時間、よくこのクオリティでやってくれたな。すげえ。
ビジュアル、作画動画はもとより、
演出も結構頑張っていた。

特に、この作品、専門用語も多ければ、
やたらと登場人物が多い(7陣営あり、それぞれの思惑が別々バラバラ)。
結果、自己紹介ではなく、他者による紹介という形で進行する。


で、注目は、中盤。
前後篇の中間30分を挟んだ辺りの、
衛宮切嗣と言峰綺礼、それぞれがお互いに興味を持ち、
お互いのありように不安を抱く、というシーン。

1話のハイライトというか、胆は、ここ。
(あとは、英霊召喚シーンも胆だけど)


綺礼と切嗣、2人がお互いの存在を初めて詳しく知るシーンでは、
冬木市の遠坂邸 と、ドイツ・アインツベルンという2つの空間を交互に切り替え、
お互いがお互いを(視聴者に対して)紹介するという構図を取りながら、
他のマスター達が誰ひとりとして気づいていない、
お互いの本質を、遠く離れた相手のみが、気づく、という
緊張感のあるシーンに仕上げてきた。

切嗣のことを、
「こいつが金銭目当てのフリーランサーであるわけがない」
と読み解く綺礼。

綺礼のことを、
「この男の人生には、ただの一度も情熱がない。この男はきっと何も、信じてない。願望と呼べるものは、何一つ持ち合わせていないだろう」
と分析をする切嗣。


一方でこのシーン、
同じ情報に接していながら、
遠坂パパン・遠坂時臣は、
綺礼とは異なり、
切嗣の本質を見ようともしない上、
腹心であるはずの綺礼の本心すら関心を持っていないことが示される。

その一方で、綺礼が師である遠坂パパンの上をゆく観察力を示し、
同時に、切嗣も、綺礼本人が気づいていない、綺礼の内面を、掘り下げていく・・・
その交互のやりとりは、スリリング。


生まれて初めての熱意でもって、衛宮切嗣に多大な興味を示す、綺礼。
彼は、切嗣が9年前に得た答えを知りたいと、切望する。
「つまり、その時彼は答えを得たのだ。ならば問わねばなるまい。何を求めて戦い、その果てに・・・何を得たのかを」と。 


~□~

その綺礼の初登場は、前半の早い段階。
ここで、実父の言峰神父と遠坂パパンの2人から、
早速攻めが入る。

言峰パパンと遠坂パパンが対角線上で綺礼を囲んで、
円を描く。
あれは、綺礼への説得タイムであると同時に、その謀反を許さないよ、という
意志の体現としてみると、結構面白い。
両パパンの結託の強さをビジュアルで見せると同時に、
八百長への誘い~的なナニカ。

さあ、若い綺礼が、ここからどういう動きを見せるのか。。。ふっふっふ。


~□~

はい、んで。
俺としてはどうしても重視せざるを得ない
(たとえ出番は少なかろうとも)
遠☆坂☆凛、登場!
幼女凛、かわゆす。


1話における彼女については、
「雁夜おじさん」への対応と、後半にある綺礼へのリアクションの違いが、
対照的で、とても面白い。

気を許した雁夜への子供らしい甘えの表出と、
雁夜への対応とは大違いの、綺礼への不信の表明。

しかし、不信感を当人に隠しもしない一方で、
けれども父親を心配する想いから、彼に父を守るように約束を迫る、いじらしさ。
そこは、子供らしさと同時に、凛らしいストレートさが見て取れる。

そうした子供である凛に対して、
しかし子供だからと容赦せずに皮肉を交えて返す綺礼。
このやりとり、
10年後の本編・stay nightの2人の関係、ほぼ、そのままだよな。


その一方で、綺礼は世渡り上手。

言を荒げる凛の声を聞き、たしなめる遠坂ママン・葵さんに対して、
「激励」だとかって、凛の顔を立てつつ事を収める。
大人だねえ、イヤラシイねえ。www


~□~

あと、今回の、何気にツボだったのが、
一応の主役陣営となる、アインツベルン陣営、
その主力である、衛宮切嗣。

その切嗣が、大おじい様がゲットしてきたセイバーの鞘を前に、
英霊について、
「どんな名高い英霊だろうと、サーバントとして召喚されれば、ただの道具も同然。そこに妙な幻想を持ち込むやつは、きっとこの戦いには勝ち残れない」
www
いやースマン、噴出した。
おまー、ぜひその言葉、未来の義息子に言ってやってくれよ。
でもな、お前の息子は10年後、それを実践して、勝ち残ったんだぜ、HAHAHA・・・!


セイバー召喚を予想し、相性が悪いなあ、という切嗣。
キャスターかアサシンの方が性に合っていた、というのは確かに。
切嗣は綺礼とは違い、自己分析は明快だからな。

そこんところの2人の自己分析の差も、また興味深いところ。

こうして切嗣も綺礼も、お互いを鏡として、この聖杯戦争を戦っていく・・・


~□~

あとは、
人妻に懸想し寝取るつもりが余命モードにはいっちゃった雁夜とか、
一人だけ動画の質が違って思いっきり癒し効果をあげてくれているウェイバーだとか、
無駄にハンサムっつーか育ちの良さが妙にムカつく凛パパこと時臣だとか、
まさかの蟲姦シーンを絵でやられるとは思わなかった桜だとか、
ドイツ語なら愛称はたぶん「イリス」だと思うんだけども、の美貌のアイリだとか、
早く出ないかな、狂気の雨生くんだとか、
あれこれ気になるところはあれども。

今回、セイバーは最後の最後。
台詞が一個だけ。

さあ、メインヒロインが登場したところで、
ようやく聖杯戦争、始動、だな。


楽しみ。


(次週はきっとイリヤがくる・・・イリヤが・・・ああ、イリヤ楽しみすぐる・・・っ!、つづくよ!)

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