軽井沢で短歌と写真と・・・

趣味の写真と短歌をコラボさせて楽しんでいます。

写真もフォトショップも短歌も独学自己流ながら、これがおもしろいのです♪
フェイスブックに投稿したものを時系列を問わず入れましたので、季節、年度はランダムになっております。ご容赦くださいな。
順次、カテゴリーを分けながらアップしてゆきます。
右に表示のカテゴリーご覧ください。


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「秋進む」

うすぐもり
「秋進む」
*うすぐもり 枯れゆくなかに ほととぎす 長雨耐えて 咲きて残れり 

お天気の安定な
所に住んでいます
この一週間の湿っぽいこと
肌寒いこと、ストーブ点けて
湯たんぽ生活の庭の状況です。

「曼珠沙華」

まんじゅしゃか「曼珠沙華」
*夕の陽に   鮮血如き 死願花 不吉か吉か千切り占へ

不思議な花だと思う
毒もある
異名も数知れず
彼岸花という人が多い
あの世的雰囲気を持っている
ぼくはシガン花と言っています。

「アサギマダラ遅刻?」

出遅れか「アサギマダラ遅刻?」
*出遅れか あるいは迷ひ はぐれてか 訳のありなむ 気をもむ蝶なり

不安定なお天気が
続いています
アサギの移動はもうずいぶんとすすんで
遙か西もうこの辺では見られません
今年も昨年に続きおかしな年
軽井沢では
蝶の立ち寄りが少ないのです
・・・で、無事を祈りつ
氣をもむ私です。

「消去法/抜け殻」

よめをどす「消去法/抜け殻」
*よめをどす 長いぬけがら かきあつめ  ぬしをさぐりて ホームズきどる

庭にヘビが!
よく見れば抜け殻でした
さてはてナニヘビかと推測
縞が無いからシマヘビでないな
マムシならこんな長い抜け殻ではないし・・・
蛇腹が市松模様でないからジムグリではない
あとは、アオダイショウとヤマカガシのどっちかだな・・・・この長さから、思うのにたぶんアオダイショウ、以前にも
庭に居たし。
などとシャーロックはつぶやく♪

「ニャニャアフシ」

ネコとナナフシ「ニャニャアフシ」
*ネコかまう  虫を取り上げ 木の上に にゃあは怒れど 食べちゃあイカン

猫は雑食
昆虫もよくたべる
草食でもある
とくにイネ科がお好き
見ていると
本能的に食べられるかどうか
分かるらしい
好き嫌いもあるようだ。

「さらしなしょうまと蝶」

野を駆ける「さらしなしょうまと蝶」
*野を駆ける 白ゐぬ如き 白尾房 豹柄蝶は 尾にじゃれ翔ぶ

ヒョウモン蝶がいくつかが
じゃれるように飛び交っていました
更級升麻の白い花房
秋らしくて
いいですね♪

「雨の日のブレーキランプ」

十八号「雨の日のブレーキランプ」
*十八号  霧雨、夕の交差点  別るる名残り目に滲(にじみ)みたり

交差点は分かれ道
今まで一緒に同じ方向を目指してきたのに
右に左に、まっすぐに
ちよっと感傷的になった国道十八号線の
ある瞬間です。

「秋の雨って・・・」

止みて見る「秋の雨って・・・」
*病みて見る  庭荒れ寂し 秋海棠 情けも有らぬ  秋の雨かな

雑草刈りが出来なかった
草ボウボウの庭
秋海棠が弱々しく咲いている
そこに雨
冷たい秋雨は
ホントに無慈悲に感じてしまいますね。

「祈らずにはいられない・・・」

翔びたたば「祈らずにはいられない・・・」
*翔びたたば  不帰なる旅路 よき風を 空・山・海路 ご加護あれかし

どうしても
行かなくては
会わなくては
見なくてはと出かけました
そして祈らずには居られないアサギマダラ蝶です。

「あんなに居たのに・・・?」

蝶寄らず「あんなに居たのに・・・?」
*蝶寄らず 淋しく咲くや ふじばかま 借宿谷に 蝶を求めし

フジバカマの花の香りが
うすれてきた
今年の暑さの異常
昨年もそうでした
アサギマダラの行動や数に異変が・・・。

「空き家のお花」

見る人も「空き家のお花」
*見るひとも 世話するひとも いなくとも 秀明咲けり 今年の秋も

猫散歩の折のひとこま
売りに出していた様子、売れた様子
杭出ししてありました
景色がかわってゆきますね・・・

「仲秋の名月」

460447901_3821906371391719_6323952652457900502_n病む目にも「仲秋の名月」
*病む目にも 見せてやらむと 闇に立ち 出でるを待ちぬ 夜長望月

生憎9/17の軽井沢曇天
庭に出て見上げども見れず
18も駄目でした
病み上がりなれど満月コラボに参加出来ました

「2024/09/07」

淡々と「09/07/2024」
*淡々と  告げらる時を 待ちて見る 窓に写りし 夏、名残空

12日間も病院に居た・・・
12首ご披露
体重も驚くほど減った
期せずしてダイエット
飽きてきた
退屈、受ける検査も全て受けて
迎えが来るまでのひととき
なんか名残惜しいものです。

「2024-09-06」

まあ佳きか「2024-09-06」
*まあ佳きか 視界歪めど 風呂・トイレ ひとりで出来る 佳しとせねばか

退院が近づいてきた
目の不安定さは変わらずだけど
しょうがない・・・
自嘲気味に
*歳喰らい 五体の不備に しようがない 従容と受け 生きてゆくのみ
成り行き受けみ的な人生
従容といくしかないですね。

「2024/09/05」

DSC_0092にっくきは「2024/09/05」
*憎っくきは タバコはダメと 言ふ二人  スマホ納めて呪ってやりたり♪

主治医や看護師たちは
禁煙をしきりに言います
少し元気になった僕は言い返します
なんが楽しみって 退院しての一服なんだと
よく言われてるじゃないですか
喫煙者に自殺者は少ないなどと♪
数々の弁明、言い訳愚痴を言っても
ニコニコとニコチンの害をこんこんと説かれてしまいます
・・・

「2024-09-04」

爪伸びて「2024-09-04」
*爪伸びて 画面カチカチ 無反応   時には不便 スマホなりけり

入院中スマホが活躍しました
でも、入院中は鼻毛も髭も手足の爪も
伸びに伸びます
爪ではタップダメなのか・・・
知りませんでした。

「2024/09/03」

9/61000000163「2024/09/03」
*ふらふらと 片目徘徊 疲れるね 夢であれかし 老いの入院

生老病死という言葉が
身近になった感がするね・・・
左目に異常が出た今回の脳梗塞
脳が高速ならいいのに♪
復視?福祉なら良かったのに
両目で見ると景色がダブってしまうので
歩きにくいたらありゃしない・・・
馴れるのか、回復するのか?
おとなしくしています。

「2024/09/01」

病得て「2024/09/01」
*病 得て  人は弱しと 落ち込みて今更思ふ 子規の強さを

正岡子規は病に臥しつつ『病牀六尺』
同時期に病床で書かれた日記『仰臥漫録』
これらには少しの感傷も暗い影もなく、死に臨んだ自身の肉体と精神を客観視し写生した優れた人生記録だとウィキにある。
1902年(明治35年)9月19日 35歳没

「2024-09-02」

馴れてきて「2024-09-02」
*馴れてきて 病人らしく怠惰なり 据え膳 上げ膳 言われるままに

朝起きると即、検温と血圧
昼間と夜も
なんて測定の好きな病院なんだろう
点滴も欠かせない
朝夕食にお薬必須
入院中はお粥と柔らか仕立てのおかず
こうして少しずつ元気に・・・。

「2024/08/31」

1000000156唱えては「8/31」
*唱へては 確かむ経の出でて来ぬ 消へし言葉に 戸惑い怖る

脳梗塞?
だと告げられて
自分の記憶を確かめるべく
般若心経を誦してみた
何回やってもどこかで言葉がちょちょ切れてしまう?
おかしい?おかしい?
シナプスが繋がったり切れたりが激しい
277文字がズタズタ?
日に何度も試みた
書いてみると書けるのに
暗唱が出来ない不思議
血管の詰まりの後遺症なんだね
現在は完治していますがそんな経験をしましたよ。

「2024/8/30」

9/1「2024/8/30」
*晴れぬれど 心に暗雲 秋の空 ため息尽きぬ 病院の窓

精魂尽きはてて目覚めた朝
の絶望感
幸い頭は正常のようだ
先々の予定の変更連絡しはじめた・・・
おかげでラインも覚え始めた
カメラも使い始めた
ユーチュやFBも教わりながらスマホで可能に♪

「2024/8/29」

8/29「8/29」
*久に病み 入院吾は 為すがまま 身も世もあらず ベッドに倒る

目眩と嘔吐
軽井沢病院に急遽入院しました
そんなのも短歌にして記録しておこうと
思います。

「9/10」

別れねば「9/10」
*別れねば・・・長い付き合い煙草とも 慰め憩い 嗚呼 幾星霜

8/29に入院し9/10退院
12日間の禁煙生活でした
今日の9/21未だに吸えていない
顧みれば60年間の付き合い・・・
時折、ああ吸いてぇなあ、一服したいと思うこと多々
お医者さんにかなり脅かされました
諭されました
退院した日、喫煙道具を処分
未練たらたらです。

「2024/09/20」

オオタニの「2024/09/20」
*オオタニの 活躍嬉し 病院の 憂さを払ひし ユーチュニュース♪

入院中の楽しみはユーチューブでした
テレビを観る元気はない
気分の良いことだけユーチューブで追っかけていましたよ
そのひとつが大谷選手の活躍
あたらしい記録をどんどん打ち立てる驚異シーズン
そして今日の本塁打51-盗塁51の大記録!

「8/31」

叩く雨「8/31」 *叩く雨 怒鳴る いかづち いなびかり 後風涼し ヒグラシの聲
いかにも夏らしい夏だった 暑さを筆頭に全て一回り増幅したような 一月でしたね。 ボクは脳梗塞に打たれ8/29日から12日間入院 左目の神経をやられて 平衡感覚に異常、片目ふさいで リハビリ中です 九月は休み休みぼつぼつとリハビリがてらの 投稿となりまする。

「2024/8/30」

夏だれて「2024/8/30」
*夏だれて 何処へも行かず 怠惰なり 秋に向かうを 悔やみて侘びし

台風10号の中
ボクにも異変が・・・
それは後日、記録的に書くとして
八月残り2日分投稿してコンプリート
9月分は追々に。

「異変/居ない蝉」

蝉異変「異変/居ない蝉」
*この夏は 蝉のわめかぬ 不思議さに 入リ山峠に 木々を見上げり   
*蝉居ぬが 幹のひとつに 蝉殻を 見つけて撮れば 足にヒルリン
*蝉殻を 探し分け入る  ヒルの山 ヒグラシ殻が ひとつあるのみ・・・

この夏この辺では蝉が鳴かない?
そういえば初夏のカッコーも聞かなかったなあ
それでも
藪蚊にヤマヒルは居る
山に蝉の抜け殻が見当たらない?
見つけたひとつはヒグラシらしい
背中がエビのように曲がっている抜け殻です。

「メガネ新調」

飛蚊棲む「メガネ新調」
*飛蚊(ひぶん)棲む  がちゃ目 駄目な目  吾が眼(まなこ)  新聞誤読 ぼけて呆け呆け

・・・またメガネを新調せねば
今まで使ってたメガネを集めてみたら
ひとつのコレクション状態
度が合わないととても 不便で不自由なもの
テレビのCMのメガネ屋さんへいったら
今作ったらもう一つ格安でメガネが出来るというので
お願いした
読書用と運転など普段使い用
二つも一気にコレクションが増えてしまった・・・
トホホ

「野菊」

野で採りた「野菊」
*野で採りた 菊一輪と お茶しつつ 名を調べるも よう わからへん・・・

野菊はとても種類が
多いそうです
そして微妙に違う
「ヨメナ」「ユウガギク」「リュウノウギク」「アズマギク」「ウサギギク」「ノコンギク」、、、
手持ちの図鑑の写真、ようわからんバイ

「ヤマホトドギスの花」

山ホトドギス「ヤマホトドギスの花」
*藪中に  山ホトドギス 見つけたよ か細く面妖 をかしな花ね

よくよく見れば
食虫花みたいな、熱帯の花のような・宇宙から来たような花・・ホトトギス
そっくりなヤマジノホトトギスというのもある
区別が付きませぬ
困ったときのマンタロ師
ふむふむです♪
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