田んぼと遊ぶ

美味しい米をつくる為試行錯誤 私の独断農業は12年目、失敗の連続 でも、楽しみながらの農業です 機械いじりが好きで 農業機械整備もすべて自前 花や景色を眺める 田舎暮らしをしています

2013年05月

 後半戦の後半 近所の注目
  「田植え終わったのか?」
        何人から聞かれたか

 「田植え遅い方がいいで、今年は特に」
    とか言ってほとんどが今月15日位に終わってるし

 今年の梅雨入りは早かったため私は
 梅雨入りしてからの最終田植えとなった
     そんな事気にしてたらのんびり米作りは出来ません

 雨も小康状態 田植え日和
 
 昔は梅雨に入って雨の中「ミノカサ」付けて
 ずらりと並んでの作業が田植え風景

 今は風情も何も無い    けど
   私一人でも楽しみながら出来てしまう

 今日は丸い田んぼ2枚 ひょうたん 三角
 四枚で20アールを植えて 今年の田植え終了

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 これは本当の一段落で
  いよいよの始まりが暑さと急斜面との格闘



 来年まで使う事は無い田植機も
 水洗いだけなら 《営農でない営農》
 メンテまでやるなら《機械いじり》

 こんなに泥だらけになって

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 とりあえず泥が固まるまでに水洗い
 高圧洗浄機より水道の直射の方が泥も落とし易いし 機械のためにもいい

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 後日1日掛けて本格的な片付けをしますが
  
 周囲から聞こえる草刈り機の音も
        私を気ぜわしくさせる
 

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 そろそろ薬(ヤクとは発音しない)が効いてきて歩くの楽になってきた
  田んぼの見回りでもするか

 梅雨入り二日目雨は小降りだが
  やけに風が強い 傘さしても意味無いし

 でも明日田植えをする田んぼは特に確認しときたい

 張り切って外出たものの
    やっぱり車で回ろ 弱っ!!

 田植え後17日経過の稲は 分げつも始まり
  しっかり育ってる

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 4日経過のもの まだ弱々しいが
    そろそろ動き出す

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隣の田んぼの境界の斜面(絶壁)が
高さ10mほどある
その斜面に育っている
《ユキノシタ》ダイモンジソウによく似た花

葉っぱは食用になる
天ぷら用に産直で売った事もあるが

味は好みと言う事で・・・



 最終の田植えを待つひょうたん田んぼ
 こんな作業性の悪い 水管理も難しい

 休耕にしたいけど この田んぼで採れる米
 昨年は食味値94
   捨てがたい

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 こいつらのお陰で米の味が良くなるのか?
 ドジョウはいるし アオガエルの卵塊なんか
 草刈り倍ほど時間かかるし

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 少しぐらい いいこと有ってくれんとなー


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 なんちゅう聞こえの悪い用語

    限・界・集・落

 「お前んとこ もうおしまい やでー」
 「住民だけで何も出来ん様になるでー」
 「若いもんに見捨てられた土地やでー」
 「近いうち 無くなる 集落やでー」

 組織として登録されている自治会の住民の
 半分以上が65歳を超えている状態

  そんな事分かっとるわ
  それでどうしろと言うんや

 そうなんです 我が自治会は今年 指定されました

 「何かやんなさい、補助金少し出してあげますから」
 「元気になるためなら何でもいいですよ」
 「飲食はだめです」

 って 一番元気になるのは美味いもん食って旨い酒呑む事でしょうが

 事業なんかしたら余計疲れるだけやわ

 企業の定年 年金支給 年齢引き上げられてるのに 限界集落の規定年齢は上げないの?

 別に 上げて我が自治会を外してくれと言ってる訳では無いんですが

 こんな景色のいい 空気のおいしい所で生活してたら長生きもしまっっせ

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 普通に 都市交流もあり 皆 家に引きこもっている訳でも無いし
 突然限界集落のスタンプを頭の上にドスンと押されたら チョット家から出るの控えようかなー
 年寄りらしくした方がいいのかなー  と
 思ってしまっチャイましたけど

 と言いながら多分補助金もらって
  何かやるでしょうねーー

   ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

 田んぼアート9日目

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 ちょっと苗が落ち着いて 緑が濃くなってきました 竹串やロープを外せば まだ
 カエルだとは分かりません

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 梅雨に入ったと見られるとこのカエルが
   申しております

 朝 苗に水をやろうとすると
 なんと 不自然な体勢で休憩をしておるシュレーゲルアオガエル

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 おまえも脊柱間狭窄症なのか?
 ふと 私の症状が悪かった時 ソファーの背もたれに足をほり上げて何日も眠った事を思い出した

 苗に水やりする間
  チョット乗せたカエルの焼き物の上

 まさか自分と同じ形をしたオブジェとは思っていないだろうが 何だかソワソワした感じ

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 しばらくすると完全にリラックスモード
 むりやり乗せられて どこかへ行ってしまうといけないと私に気を使っておるのか?

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 何年か前 田んぼの畦草刈りで シュレーゲルアオガエルの卵塊を切ってしまったため
 持ち帰って水を張ったスイレン鉢の上に卵塊を置いて オタマジャクシからカエルに育て
 約200匹巣立たせた事がある

 そのカエルや子孫なのか
 この周囲で見かけるのは私にはやけに素直

 私も今から最後の 代掻き 行くし
  「まー 苗の見張りでも頼んます」と
 変な体勢の場所に戻してトラクターで出かけた

 普通 野生の動物の多くは人間からは離れる事が本能 まさか チャンと
 苗の見張りをしていたとは

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 と言っても 鹿が苗食べに来たとしても
 多分鹿を追っ払う程の威力は無いだろうし・・・・


 この顔付きは  天気予報士の森田さんより
 自信有りげに 梅雨入りを予報する


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 田植え第二段の始まり
  
  しばらく間が開いて ゴソゴソしてると
 必ず「田植え終わったんか?」と聞かれる

 その度私の“ずらしの農業”の説明をする

 注文したコシヒカリ5月下旬苗がJAより25日配達されたけど 
 5月下旬用に計画栽培苗と違うんちゃう

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 20センチにも伸びた苗 十分植え付け可能な
 苗ではあるが

 5月中旬苗として11日配達され 田植え後
 余った苗を私が管理している
  その苗が今13センチ

  「えっ どうも腑に落ちん」

 ひょっとして5月旬苗の残りを旬苗として配達したの?

 苗の金額は遅くなるほど安く設定されている
 ハウスの中で毎日水やりと温度管理をして
 安くなるのは なぜ? (アマリモノ?)

 どうにせよ私は 時期をズラせて安く手に入れば 文句は有りませんけど

 田植機の多少の設定変更は有るものの
 順調に田植え後半戦はスタート

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 盤の硬さも 残り水も最適
  チョット難を言えば
 仕上げ代で枕地のみもう少し柔らか目が
 後処理には最適かと感じる

 今日はこの10アールのみ仕上げて

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 効率非っ常に悪いけど 田植機洗って次に待機


  明日仕上げ代の田んぼで枕地柔らかめ実験

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