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洞爺湖畔の道路沿いにこんなクラシックカーのギャラリーがあります。

ガラス越しにあの名車、トヨタ2000GTが見えます。

これが目当てで立ち寄りました。

隣りの喫茶店に併設された施設で、声をかけると快く入場させてくれます。

無料です。

中には思ったよりもたくさんのクルマが展示されていました。

全部で11台だったかな?

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まずは目当ての2000GTから。

もう、ガン見してしまいました!(笑)

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この2000GTがただの2000GTじゃないというのです。

試作車を含めて337台しか作られていないのでどんな2000GTでも珍しいのですが、このクルマはなんと、車体番号3番のプロトタイプだというのです。

さらにコーションプレート(エンジンルームに貼られている金属のプレートです)には10001と打たれているとか?(第1号車という意味?)

残念ながらコーションプレートは確認できませんでしたが、車内に車検証が置いてありました。。

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確かに車体番号は1010003となっています。

初年度登録は昭和46年(1971年)1月となってますが、製造年じゃなくナンバーを登録した年です。


車体番号が3番ということは車検証でも明らかなわけです。

ここで不思議なのがこのフロントマスクなのです。

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トヨタ2000GTには前期型(1967年5月から1969年7月生産)と後期型(1969年8月から1970年10月生産)があり、顔が大きく違うのです。

下の写真の左が前期型、右が後期型です。

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フォグランプ周りの形状、バンパー下のウインカーの形状と色、リアのリフレクターの形状がだいぶ違います。


この2000GTはHPのオーナーの説明では1965年製造のプロトタイプというのですが、だとしたら当然前期型のはずなのに、これらの特徴はすべて後期型のものなのです。

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(ああ…、ほんとうに美しいラインです)


ここが謎です…。

プロトタイプですから後期型に用いられていたフロントマスクの形状もデザイン案としてあった可能性もありますが、後ろのリフレクターまで後期型の大型のものが試作されていたとは考えにくいのですよね…。


車体ナンバー1番のプロトタイプ2000GTはアメリカのコレクターが所有してるらしく、このクルマがそれだということです。

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顔は完全に前期型ですね!

車検証が示しているように車体ナンバーは確かに3番なのに、どうしてそれが後期型のボディ?


ダッシュボードの写真です。



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ダッシュボードも前期型と後期型では違いがあるようですが、これは完全に前期型です。

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下の写真が後期型のダッシュボードです。

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違いがわかりやすいのは時計の形状やスイッチノブの形状です。

ダッシュボードは明らかに前期型ですね!


さらに面白いのは、この2000GTはなんとヤフオクに出品されていたもので、落札価格が驚きの1億円!

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このオークションの商品説明が以下のとおりです。

海外への輸出目的の方には販売出来ません。 国内にてコレクションとしてまた実動車両として お考えの方のみに販売いたします。 プロトタイプの大変希少な車両です。 車台番号10001の正真正銘1号車!! ヤマハ発動機の号車番号は0003号車!! 0001号車と0002号車はアメリカにあるので 有名ですよね。 唯一国内に残っているプロトタイプ(試作品*車両 データ等を計測するためのもの) の車両です。 現在までワンオーナーで全くのノンレストア!! 決してフルレストアのような綺麗な車両ではありません が塗装を含め全てのパーツが当時のままです。 この内容に価値を理解できる方のみ 購入をご検討下さいませ。 誠に勝手申しますが本当に購入意思のある方のみ 質問欄よりお問い合わせ下さいますよう 宜しくお願いします。


車体番号は車検証の通り、3番ですが…。
1億円で落札したのが現オーナーなのです。

スタイル的には不思議な点もあるのですが、なにはともあれ惜しげもなく無料で見学させてくれ、写真撮影も自由にさせてくれる現オーナーの太っ腹には敬服します!

これは正真正銘の試作レベルの時の写真だそうです。

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とにかく、なにを言おうとも、このクルマは日本で歴代製造されたクルマの中でもっとも美しく、完成されたスタイルの名車だということは間違いないですね!この優美なスタイルで5ナンバーなのですから!

いいもの、見せていただきました!

この2000GTに関して何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくください!



隣りの喫茶店で食べた焼きチーズカレー、これ、抜群に美味しかったです!

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他の車については別途書かせていただきます。