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レコード鑑賞の最大の敵はホコリです。

古い管理の悪かったレコードを購入すると、カビやホコリによるパチパチ音に悩まされます。

昔からレコードをいかにきれいにするかは大事な課題で、専用の何十万円もするクリーナーも市販されています。

このドイツのHNNLのクリーニングマシーンなんて、70万円以上したりしています。

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それでも、新品のように完璧にきれいになるわけではないようです。

新品を買ってきっちり手入れと保管をするのが一番なのですが、古いレコードは新品で再販していませんからね…。


ということで、なんとか予算内でいいレコードクリーナーを探すことになるわけです。


最も一般的なのはこんなクリーナーで、私もずっと使っています。

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帯電防止のスプレーは静電気が溜まっているレコード以外はなるべく使わないようにしています。

下のブラシでゴシゴシ拭くとこれまた余計に静電気が溜まってホコリを吸い寄せてしまう可能性もあるのですよね…。


このレコードアーム型のクリーナーは半分お遊びのようなもので、昔使っていモノがオークションで出品されていたので懐かしく購入したものです。

下の曲がっているものが初期型(AT-6001)で、上のまっすぐな方は改良型(AT-6004)です。

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改良型の特徴はアームが真っすぐになってスライドして長さを変えられることです。(165mm~
242.5mm)

私のレコードプレーヤーのターンテーブルは一般的なものよりも一回り径が大きいのです。

下のタイプだとアームの長さが少し足りなかったのですが、改良型の未使用品が出品されていたので飛びつきました。

また、ベース部分がより重くなているのでアームを動かす時に位置がずれなくて具合がいいです。

こんな感じで使っています。

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で、最近ホコリ取りに重宝しているのがこれ。

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レコード専用ということではなく、電気製品のホコリ取りと静電気の除電ができるブラシです。

数百円で購入できますが、結構効果抜群です。

ターンテーブルにレコードを載せてサッと拭くことができます。

オーディオ機器やテレビ、パソコンのディスプレーなどのホコリ取りにも重宝します。



昔はこんな自走式のクリーナーを使っていたこともあります。

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ターンテーブルの上でくるくると自分で回って掃除してくれます。


とにかくいろいろなタイプのホコリ取り、除電グッズが販売されています。

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結局、これで完璧という製品がないというのがその理由になるわけで、レコード愛好家の永遠の課題といえるのでしょうね…。


誇りはなくてはならないものですが、埃はいりませんねえ…。