〈結社誌読む 145〉『未来』2019年1月号  ~くらやみはひび割れはじめ、ほか▼アキネーターが知ってる歌人▼欠詠▼人気とり  ~2019.3

2019年03月29日

読書と見張り

ある歌誌を読んでてあくびが止まらなくなって、横になって寝た。何のためにあくびしながら読むかといったら、良い歌を見逃したくないわけだけど、1首や2首の良い歌のためにそんなことしてられない。

やり方をあらためなきゃ。知らないご年配の方々にあまり付き合わないようにするしかない。


埋もれてるもののなかから良いものを探すのは思いのほか労力をつかう。やりたいけど、限界がある。

読書が義務と化している、っていうのは数年前から気になっていた。
見張り、みたいな読書。面白くなくても異常がないか見張っている。

面白くないから読まない、と簡単に言えればいいんだがな。

退屈なのに読むのは本に対する罪になると、誰か言ってた気がする。
探して、見つけた。
保坂和志『小説の自由』メモ : ▼存在しない何かへの憧れ
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52184234.html

何らかの面白さやいわくいいがたさをそこに感じることのできない本を最後まで読み通すくらい本を馬鹿にした話はないだろう。課業と化してしまった読書は、その本に対して一種の蔑視を生み出す。




送られてくる退屈な歌誌を、せっかくだからといって読むと時間と労力を圧迫される。だからってすぐには本を捨てられないんだよなー。面白いことが書いてあるかもしれないじゃないですか。

折り合い。



いま考えているのはそういうことです。



んじゃまた。



▼▼▼



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mk7911 at 11:55│Comments(0)日常・日記 

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