{そのほかの短歌読む 137} 『あみもの 第二十号』  ~祈りと呼ぼう、ほか『国民文学』2019年10月号で短歌をご紹介いただきました

2019年10月01日

▼歌壇名簿の不安▼bot論▼ステージに立つ人▼ほか

2019年9月の雑談




▼歌壇名簿などの質問

ブログに質問がきた。



ツイッターやブログなどで記事をいつも拝見しています。

すみませんが、教えていただけないでしょうか。このたび、短歌研究社から年鑑に名簿に載せる旨が書かれた葉書が来ました。当方、新人賞に送り、2首掲載しかない者です。なので、この葉書にかなり驚いています。知人には年鑑に名前が載っている人がいなく、これに関してわからないことばかりで、どうするべきか悩んでしまいました。みんな2首掲載されたら、名簿に載せる流れなのでしょうか?交流が生まれる機会になるのかと思いつつも、ためらう気持ちもあります、

工藤さんは、名簿にお名前載せてよかったとお思いですか?




こたえた。



こんにちは。お返事いたします。

短歌研究の名簿は、短歌研究に歌を送っていると誘われるみたいですね。オレの場合は短歌研究詠草によく送ってたので、たぶんその関係で名簿に誘われました。
2012年に初めて新人賞に出して二首掲載されましたが、そのときには名簿の郵便は来ませんでした。翌年からくるようになりました。

名簿に名前や連絡先を載せると、知らない人から歌集とかが届く場合があります。
あなたの歌を新聞か何かに載せてあげますからお金を払ってくださいという勧誘の電話がくる人もいるようですが、オレのところには来てません。

大きなメリットもデメリットもないので自由に決めるとよいのですが、不安があるようでしたらおすすめはしません。



このあと丁寧なお礼もあった。
こういう人には答えやすい。人助けができて気分がよい。

こういうことで悩んでる人、けっこういるみたいね。





つづいて、質問箱に質問がきた。



NHK短歌には、ひとつの題に何首くらいの応募があるのか、ご存知ですか? 入選9首に入る倍率を知りたいです!



57577で答えた。



テーマとか選者によってちがうとは思いますけど「万」はあるとか……

#peing #質問箱 https://t.co/cDs4BvBHLF




投稿は、くじ引きじゃない。いいものを出せば採用されやすいし、だめなものはいくら送ってもだめだ。





▼現実のクリストファー・ロビン


『現実のクリストファー・ロビン 瀬戸夏子 ノート 2009-2017』読んだ。

4ページにわたってbotの話をしているのがよかった。

瀬戸さんが語る。
「読みたくても歌集を手に入れるのが難しいけれど読みたいという人に届けたい」
「今の最前線の歌っていうのは入れた方がいいと思う」
「あの文字数でポエジーをぱっと摂取したい人が結構多いんだろうなと思う」
「botの面白いところのひとつはランダムさ」「そのときに何が飛び込んでくるのかという、事故というかアクシデントというか、そういうのがいいと思ってる」


オレの場合はどうだろう。歌集の入手が難しいとかの発想はなかったな。こういうのがあるんだと知らせたいっていう欲望はある。

最前線を入れるのはオレもそう思う。それがほとんどのbotはできていないんだよ。そこにムズムズしてオレみたいなのが出てきちゃっている。
それでも大きな反応を得られるのはほとんどいつまでも同じ歌なんだけど。

あの文字数でポエジーを摂取、は考えてないっていうか、ポエジーという言葉を自分の言葉として使わないようにしている。オレがその単語をつかうとバカにしてるみたいに響くんじゃないかと心配になる。

ランダムがおもしろいっていうのは本当にそう。今それがくるのか~、っていう面白さ。入力してるときに、これがいつ飛び出すのかとワクワクすることもある。


日記に
「歌集というものは物理的には文字がすくないのだから一日に数十冊読むのはそんなにむずかしいことではない」
と書いてあっておどろく。


日記やインタビューを読んで瀬戸さんの印象が変わった。
オレもがんばらなきゃと思った。




▼授賞式のタイムライン

短歌研究の賞の授賞式があり、オレは仕事で行かなかった。タイムラインで見ていた。

一年たって離れたところから眺めていると、あらためて、あんな派手なことはもう無いだろうなと思う。一度あっただけでもたいしたもんだ。

あれが100の日だとして、これからまだ20の日があればいいほうだ。すごかった記憶と、もうすごくならないだろうという見通しが、はさみつけてくる。



https://twitter.com/yokoyama_mikiko/status/1175077507977998336

横山未来子さんのツイート。こういうので、すごく思い出す。


夜景。控え室に、小島さんがいて川谷さんがいて松岡さんがいて国兼さんがいて寺井さん千葉さんがいて、オレは38になっても人に話しかけるのがこわくて、部屋の外はドヤドヤした雰囲気でしかもそれが徐々に高まっていって、落ち着かずに見下ろしていたそのときの夜景と同じ夜景。





▼ご紹介いただきました

水甕の時評が読めるの知らなかった。
http://mizugame100.web.fc2.com/
「歌壇作品時評」の2018年12月号のぶんで作品を引いていただいてました。ありがとうございました。

2018年11月号の時評が気になるんだけど、2015年11月号のものが表示される。そこでオレのことが論じられている可能性があるんだけどなー。




https://t.co/c6FsGP3CDp
平出奔さんに歌を鑑賞していただきました。ありがとうございます。



ふたつ見つけたけど、どっちも受賞第一作から引いていただいた。第一作って、読まれるんですね。当たり前ですけど、あらためて。





▼鈴木あみと度胸

鈴木あみのDVD「アミーゴーラウンドツアー」見た。けっこう何度も見ている。見るたびに感動するんだけど、今回もとても良かった。ひたった。



今回思ったのは、歌がいいとかかわいいとかの前に、すげー度胸あるなあってこと。

オレなんか、38になっても歌人百人か二百人くらいの前で三分ほどのスピーチをするのもおぼつかないよ。「短歌人」に書かれるくらいだ。書かれたことに負の感情はないけど、そう見えたという事実は響いている



18とか19歳で、何千人とかの前でビカビカにライトを浴びてステージでひとりで歌いあげている。それもけっこう長時間だし踊るししゃべるし衣装を変えたり客席を煽ったりしている。ぐっとくる。


照明もだけど、衣装もなんかいちいちすごい衣装だ。露出がすごかったり派手だったりだ。
数人が横で踊ってて、後ろでは演奏してるけど、それもこれも全部が全部、鈴木あみ一人を輝かせるためにやってることで、お客さんもみんなペンライトやら掛け声や拍手で支えているわけで、極限な空間だ。
その空間にある全部が一人の十代の女の子に向かっている、と思うと酔っぱらってくる。
そして鈴木あみは向けられた全部を受け止めて、はね返していくわけだよ。プレッシャーもなにも感じさせない。楽しんでいて、しかもちょっと調子こいている。ときどき挑発的な顔や動きをするのがたまらない。なんというアヒル口なのか。

これはべつに鈴木あみに限った話ではなくて、アイドルやアーティストや芸能人はやってることなんでしょう。すごいなあ。


2000年のDVDだからもう古いんだけどさ。これで満足して何度でも感動するから、もっと新しいのがほしいとか他の人を見たいとは思わないのよ。

小室哲哉の音っていうのもいいんだよ。ひとつの感じが出ている。自分の時代の音だと思う。戻りたいとは思わないけども。




▼10年を振り返る

10年を振り返るのハッシュタグやった。


2009 ブログはじめた
2010 ツイッターはじめた
2011 短歌はじめた
2012 「塔」入会
2013 短歌botつくりはじめた
2014 「ぬらっと!短歌大賞」はじめた
2015 「塔」退会。NHK短歌年間大賞
2016 「未来」入会
2017 未来賞
2018 短歌研究新人賞
#10年を振り返る

2019はまだ特にない。原稿やってる。



▼中原昌也

中原昌也『あらゆる場所に花束が』読み終わって、すぐゴミに捨てた。それがこの本への正しい態度と感じたから。

気持ち悪い卑しい暴力的なものがふんだんにちりばめられている。




▼雑談する人

"ザ・談"
https://youtu.be/Fm6nRvl0vFM

高田健志さんの雑談を聴いた。ちょっとでやめるつもりが、延々と聞いてそのまま寝てしまった。やることもあるのに、いつ終わるかわからないものを視聴してしまうっていうのはやばいな。

仕事で経験したおもしろいエピソードが話されていた。ブラック企業に勤めていて、みんなで労基に駆け込んだ話。ずっと電話を手に持っていなきゃいけない電話営業で、三台の電話を同時にあやつっていた話。質の低い嘘をつく同僚の話。
しかし五時間しゃべるってすごいね。オレは途中で声がかれるんだよ。

五時間しゃべる前には二時間の外配信をしている。外で歩きながらずっとしゃべっている。
この人はこれが仕事だからそれくらいはやるわけだよ。好きなことだけしてるんだろうけど、それでもたいした体力だと思う。

配信者といえば石川典行さんもよく聞きます。





▼短歌クイズ

短歌クイズ 7問中 4問 正解しました!
【 ①○ ②○ ③✕ ④✕ ⑤✕ ⑥○ ⑦○ 】
#クイズメーカー #短歌 文学 言葉

https://t.co/sOYwVBt6Wy

クイズメーカーというのを時々タイムラインで見かけるのでやってみた。使い勝手がいい。
正解が林檎なのに林檎と答えると誤答あつかいになるところがあった。雑だ。これは出題者が悪い。

最後の問題の選択肢、笑ってしまった。


自分のクイズをつくろうかと思ったが、なんか恥ずかしくてそのままになっている。








9月の雑談は以上です。

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mk7911 at 11:23│Comments(0)ツイートまとめ 

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