第七回 現代短歌社賞に応募して佳作をいただきました『短歌研究』2019年12月号「短歌研究年鑑」で歌集歌書展望(中期)を担当しました

2019年11月20日

「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ【20】2017.2019年ほか

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「世にも奇妙な物語」全部見て順位をつけるぞ
【1】1990年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52214819.html

【2】1990年10月-1991年3月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52217094.html

【3】1991年4-9月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52219169.html

【4】1991年10-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52220996.html

【5】1992年4-12月
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52222482.html

【6】1993-1995年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52224548.html

【7】1996-1998年4月、ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52225576.html

【8】1990-1996年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52226691.html

【9】1990-2000年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52228148.html

【10】1992-2001年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52229619.html

【11】2002-2003年ほか
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52231187.html

【12】1990-1998年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52232823.html

【13】2004-2005年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52233816.html

【14】2006-2007年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/522352

【15】2008-2009年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52236353.html

【16】2010-2011年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52237503.html

【17】2012-2013年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52238681.html

【18】2014-2015年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52239953.html

【19】2016-2019年
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52241642.html


のつづき。

「世にも奇妙な物語」をYouTubeなどで見ていく。
(動画のリンクを貼っておくけど、消えている場合が多いです)
120字くらいで自分なりにあらすじを書いて、感想を書く。

記事の最後に、今回のベストを決める。
3ヶ月ぶりにやる。






"離れません"
https://t.co/fGIh4EZlTg

「離れません」見た。
──主人公(つみきみほ)は姉を交通事故で亡くす。主人公は姉と交際していた男性(天宮良)と交際するようになり、それから記憶が途切れるようになる。買ったおぼえのない派手な化粧品や服が部屋にある。男を取られたと思った姉が主人公を恨み、意識を乗っ取っているのだ。──

妙に画質がきれいだ。交通事故がリアルだ。スタントマンなのか、動いているトラックに人がもろにぶつかっている。血がべったりついている。エロい場面で妙に雰囲気がある。その一方でCGというか特殊効果はしょぼい。これは姉の役の人の演技力の問題もあるだろう。

すぐ交通事故が起こるのが古いドラマで、すぐ工事現場でものが落っこちてきて死ぬのが新しいドラマというイメージがある。

男がふらふら遊んでいるのが悪い。恋人が亡くなった二ヶ月後にその妹を誘うのが軽いし、すぐついていくのもどうか。

90年代のはじめって、たしかに遅れてるしダサく感じるところもあるけど、貧乏くさいとはけっして感じない。景気よさそうと思う。一般的な会社勤めの男女がこれだけ華やかに暮らしているのだとすれば。





"075 コインランドリー" https://t.co/RudnvqanU1

「コインランドリー」見た。
──主人公(相良晴子)はコインランドリーに通っている。そこで洗った服の胸元に血のような赤い染みが何度も浮かんでくる。そのころ、コインランドリーで女性の遺体が発見される事件があった。──

かなり古い話。コーラスの入ったBGMが印象的。タモリの最初の語りが暗い。
途中までけっこう怖いが、最後で台無しになる。相手の男性が竹内力。有名な俳優だけど、最後はあの演技でいいんだろうか。



右下に「JVnet」とあるので、その動画サイトに行けばもっと動画があるのかと思ってアクセスしてみた。環境のせいなのか、動画が見れなかったし、そもそも「世にも奇妙な物語」の動画は数えるほどしかなかった。
「9tsu」という動画サイトで最近の作品が少し見れそうなので、明日からそっちも見てみる。





「土曜プレミアム・世にも奇妙な物語`18秋の特別編 11月10日」
https://t.co/Ust4l0VdYa

「幽霊社員」
──幽霊のように存在感のない社員(佐野史郎)は、若くして亡くなって幽霊になった社員(勝地涼)と協力して仕事を進めることになる。はじめはやる気がなくて人前ではおどおどしていた主人公が、幽霊の影響で前向きになってゆく。──

以前、途中までしか見られなかった作品を、別の動画サイトで完全に見ることができた。
主人公が「工藤」で、しかもダメな男なので気になっていた。

もうひとりの勝地さんがいい感じだ。変な言い方をすると、こういう男の人は好き。
お払いで消えていく場面は、はじめは可笑しいのにだんだんせつなくなってくる。

決定打になったというプレゼンがどんなものだったかも見てみたかった。主人公がどれくらい変わったのか。
よい作品。





「世にも奇妙な物語【’17 春の特別編】4月29日」
https://t.co/hoIkUyaahp

「夢男」見た。
──主人公(中条あやみ)は夢でこんな男を見たと画像つきでツイートする。それに対し、自分もその男を夢に見たと多数の声が寄せられる。また、その夢を見ると手に赤いものを巻きたくなるという。男を夢に見た人達は恐怖でおかしくなってしまう。──

馬鹿馬鹿しくて見るのがかったるかった。影響が世界規模になるとか、葬式の場面とか、母親が夢男になるとか、そのあたりはついていけない。
夢でよく見る→不気味→まではわかる。赤いひもはわからない。凶暴化するのはわからない。他の人が夢男の顔になるのはわからない。

男の顔を再現したのはすごいけど、使い方がしつこいし、効果的でない。それ自体はべつに怖くないのに、それを使って怖がらせようとしている。

心理学の先生が紙をやたら壁に貼りつけたがるのはなんなのか。そういう心理をなんというのか?

人は恐怖を求めて悪夢を見るという考え方は新鮮。





「世にも奇妙な物語【’17 春の特別編】4月29日」
https://t.co/hoIkUyaahp

「一本足りない」見た。
──主人公(永作博美)は完璧主義者で、自分の家庭を守ることにこだわっている。包丁が一本足りないことに気づいた主人公は、家中をひっくりかえして包丁を探す。見つけたさまざまな物を通して家族への疑惑を深めてゆく。──

永作博美が相変わらずツルツルの卵みたいに美しいんだけど、さすがに年齢を重ねた感はある。子供時代の主人公とか、主人公の娘さんとか、似た顔の人をうまく配役している。

疑惑はどうせ主人公の勘違いだろうと思いながら見ていたが、裏に裏があって予測できないほうへ向かう。
どんでん返しを一度やれば作品として充分なわけだが、何百もの作品を見てきたこちらとしては一度では足りない。そんな視聴者を見透かしているのか、どんでん返しを二度も三度もやってくる。
まあ、だいぶ強引なんだけどさ。家族みんなを刺しちゃってて忘れてるっていうのはなかなかいい。

永作博美の出演作品のたびに美貌を讃えている気がする。

家事をする主人公を手ぶらで棒立ちの家族が囲んで「母さんはみんなの太陽、いや、女神だからな!」っていうセリフがあって、これはいやがられるやつだなと思った。そう思っているとオレにもいやがりたい気持ちが芽生えてくる。





「世にも奇妙な物語【’17 春の特別編】4月29日」

https://t.co/hoIkUyaahp

「カメレオン俳優」見た。
──主人公(菅田将暉)は俳優だが、初めての主演作品で演技力の不足に悩んでいた。カメレオンのようにどんな人間にもなりきることのできる特殊な注射「カメレオーネ」を使い、主人公は演技を成功させる。それからというもの、主人公は注射を多用するようになる。──


オレはドラマのなかでする拍手が嫌いなので、そこは減点。それを差し引いても、演技力の光る作品だ。オチに工夫があり、ラストも良い。

ドラマには、あまり使った人がいない薬品を使用する人があらわれるが、あれはなんなんだろう。何をしたらそういう薬を使えるのだろう。

ドラマのパロディがおもしろかったな。「踊るは恥だがポールでダンス」ってすごいドラマだ。ポールダンスのうまい主人公なんて、斬新だ。
「ポールがあればどこにでもいける」ってすごいセリフ。普通は、ポールがあるならポールダンサーはそこから離れられないと考えるんじゃないか。理屈を超越しながら、ポールダンスへの情熱を表現していて、名言だよ。

そういうわけで、この話はおもしろかった。





「妻の記憶」見た。
──主人公(遠藤憲一)は事故で妻を亡くしてから、家で妻の姿が見えるようになる。他の人には見えていない。それは妻の三年前の姿だ。主人公は妻に寄り添って暮らし、三年後にふたたび妻と別れる。──

最後にふさわしい内容だ。
妻の最後の三年をたどりなおす過程で、さまざまなものが見えてくる。見えてくるものが多いということは、それだけ生前には見てなかったということでもある。しかしまあ、人が死ぬっていうのはさびしいんもんだね。
いい夫婦を見てしみじみとした。

この話に限らないのだが、ご飯を食べかけで「あっ時間だ、行ってきます」って出ていくところに違和感がある。ドラマはよくこういうふうにするけど、口臭とか気にならない? 最後まで食べられるように時間には気をつけたいし、食べたら歯を磨いてから外出したいとオレは思うんだが。

これで2017年の作品はすべて見終わった。2016年には見てないものが二つある。





"まだ恋は始まらない"
https://t.co/AC4EYeEjxv

「まだ恋は始まらない」見た。
──全く同じ日、同じ時間に男の子と女の子が同じ病院で生まれた。ふたりは一緒に遊ぶこともあり、第二ボタンを送るほどになったが、その後は別の相手と結ばれた。老人になった2人(大滝秀治、風見章子)は公園で出会う。──

2人の人生をまるごと物語にし
た作品。ところどころで見出しのような文字が出て、ちょっと小説っぽい。

交わりそうで交わらない、そのギリギリのところでとどまっていて、甘酸っぱい。
ほのぼのとした、いい話だった。





"土曜プレミアム・世にも奇妙な物語 ’19秋の特別編【ストーリーテラー:タモリ】"
https://t.co/Z7E3tEfDpa

「鍋蓋」見た。
──主人公(杉咲花)は「おすすめプラチナム」というサイトを発見する。そこで勧められた商品を買うと、好きな男性に近づけたり、人の役に立つことができる。ある時主人公は、男性にほかの女がいて、自分のことがめんどくさいと言われていることを知り、女に殺意を抱く。──

おとなしいのかと思ったら、叫ぶ演技がすごい。

人間が機械というかAIによって操作される話は今までにもあった。「幸福を運ぶ眼鏡」とか。そこによくわからない「鍋蓋」がおすすめされるところに謎がある。

しかしさあ、彼に近づけるのもAIで、彼のほうに気がないのを思い知らされるのもAIってことは、AIに一貫性がないんだよ。殺人の手伝いをしながら殺人の妨害もするわけで、なんにもなってない。経済はまわってるけどさ。だから、立って拍手するほどのことではないよ。ドラマの拍手は嫌い。

包丁は下手で、鍋蓋は上手く使われた。使う人次第なんだよな。
相手の女に中身スカスカみたいに言ってたが、主人公だって通販してるだけじゃん。中身は相手と変わらないよ。

あと、オフィスは映るが仕事してるところはまったく映らない。書類をわたされる場面だけがある。そういうところはドラマってずっと変わらないなあと思った。令和になったくらいのことじゃなかなか変わらないね。

ものを売るためのシステムとしては確かに優れている。これを買えばなにか起こるかも、という気持ちにさせれば買わせるのはたやすい。犯罪をさせてしまえば責任問題だが、それをギリギリで回避させているのは、主人公へのプラスというよりは、商売としてのプラスだ。





"土曜プレミアム・世にも奇妙な物語 ’19秋の特別編【ストーリーテラー:タモリ】"
https://t.co/Z7E3tEfDpa

「恋の記憶、止まらないで」見た。
──シンガーソングライターの主人公(斉藤由貴)は新曲ができずに悩んでいたが、夢を見て「恋の記憶」という曲ができる。曲はヒットしてCMの話もくる。子供の頃の懐かしいビデオを見ていたら、「恋の記憶」そっくりな曲が流れた。検索してみるとこの歌は呪いのCMソングなのだという。──



知らないうちに盗作していて恨みをかう話は以前もあって、それは小説だった。
題名が思い出せなくて調べたら「憑かれる」だった。こりゃ思い出せないな。「憑かれる」に「0.03フレームの女」を組み合わせたみたいな話。

自分の夢をテレビで見ちゃうのってけっこう怖いな。それも、古いビデオってところがこわい。1983年って、「おしん」の年だ。歌がほんとにそっくりなのもこわい。

CM撮影後に女が現れて追いかけられるあたりが怖さのピークで、あとはごちゃごちゃしてしまった印象。謝りだすのとか、歌詞が駄洒落みたいになってるのとか、そばに謎の人が現れてささやくのとか、ボリュームつけすぎてる。あれもこれもと、すごいサービスしてるけど、それは最近の作品にみられる傾向。

CM撮影後に廊下で死ぬのがオチでもいいよオレは。やっぱり「世にも奇妙な物語」の最適な長さは15分くらいなんじゃないか。





"世にも奇妙な物語 19秋の特別編 19.11.09【ストーリーテラー:タモリ】"
https://t.co/pk7gdR5JXi

「コールドスリープ」見た。
──主人公(ムロツヨシ)は、難病で余命三ヶ月を宣告される。治療法が発見される未来に期待してコールドスリープすることになる。最大50年、途中覚醒は4回まででその際は体に負担が大きいため短時間の覚醒となる。──

いいところで音声が切れているので核心がよくわからない。二種類見たがどちらも完全でない。こういうことがあると、やっぱテレビで見ておくべきと感じる。
でもまあだいたいわかった。

オレは連続テレビ小説とかも少し好きなんだけど、大きな時間を扱うドラマ、人生のいろんな場面を含むドラマっていうのはいいなと思うよ。
塾に通っていた子が結婚したり子供ができたり、父と同じ年になる。人生模様ですね。

あと、傲慢な性格だった主人公がちょっとずつ変わっていくのもいいよ。ありふれているけども。変わり方が不自然でないところに好感。

かなり最初の薬を飲む場面で望遠鏡があってなんだろうと思ってたらみごとに回収してきた。

女がすごいお金をぶつけてくる場面があって、太い根性だと思った。ダメな女だったら受けとるでしょ。叩き返すのは愛してるからだと思うよ。
それと、塾で三番だった子になにか投げつける場面があって、ドラマは投げつけるの好きだなと思った。

あと、気に入らない相手の襟首をつかんで持ち上げるやつ、まだあるんだなあ。だいぶ古くない?





"土曜プレミアム・世にも奇妙な物語 2019年11月9日"
https://t.co/KuYiD7NuwJ

「ソロキャンプ」見た。
──一人で山でキャンプを楽しんでいた主人公(板尾創路)のところに、サラリーマン風の男があらわれ、すこし身の上話をしたあと、刃物をもって山奥にいってしまう。彼はみずからを刺していた。主人公の前に女子高生があらわれ、高齢の女性があらわれる。──

かなり音が悪くてセリフの半分はわからなかった。技術が発達したからといって、みんながいい音でいい映像を見られるわけじゃないんだよな。見られること自体はかなり便利なことだ。
ほんとに、便利さというのは三歩進んで二歩下がるなんだなとおもうよ。



奇妙といえばかなり奇妙な話だった。心地いい、ちょうどいい怖さだった。主人公の職業がわかってからすぐ謎が解けた。整合性もとれてて、嫌な不条理ではなかった。
なにより、あらわれた人たちに人生があるのがいいよね。昨日と同じようなことを書くけど。

しかし、自分がそんなことをしてしまった相手が目の前にあらわれてもわからないものなんだな。そういう主人公だからこんなに恨まれるんだろう。

医者が患者に復讐される話がときどきある。「地獄のタクシー」とか。どこからの発想なんだろ。自分が医療ミスでも受けたのか。それとも単に怖そうだから?





"土曜プレミアム・世にも奇妙な物語 ’19秋の特別編 2019年11月09日 【ストーリーテラー:タモリ】" https://t.co/lUuFmrE0Jp

「恵美論」見た。
──主人公の恵美(白石聖)が教室で居眠りして目を覚ますと、「恵美論」の授業がはじまっていた。それは主人公・恵美の生涯について学習するものだった。驚く恵美だが、教師も生徒も「恵美論」で論じられるものと恵美が同じものとは認識していないらしい。──

強いて言うなら「殺人者の高橋さん」とか「俺に関する噂」あたりがこれに近いけど、オリジナリティが高い。

でもほんとに、一人の人を中心にして世の中が見えるってことはあるよね。「おしん」を通して大正や昭和、農村やいくつかの商売、家族や女性が見えるのと同じことだ。
一人一人が歴史であり世界なんだよね。それがたくさん積み重なって日本史ができている。
自分に関係ないから授業が退屈なので、自分に関わってくるとそこが変わる。

それにしても、誰にも見せてないことが授業に出るのは恥ずかしいね。本人は恥ずかしいけどわりとみんな無関心だ。

新鮮な設定だったけど、最後は強引にまとめにいったな。

恵美が男を殴るところがある。「鍋蓋」の主人公は女を刺そうとするし、「コールドスリープ」では女が金を叩きつけてくる。なんか今回そういうのが多かったんじゃないですか。女の物理的な暴力が。
それは見映えとか趣味なんだと思ってます。そういう映像はいいものだからつくりたいし見せたい、という考えでやってるんだと思ってますよ。

そんな感じで、2019秋の特別編を終わります。




■今回面白かった話(よく覚えてないのもあるのでなんとなくの順位)

1 恋の記憶、止まらないで
2 妻の記憶
3 コールドスリープ
4 カメレオン俳優
5 幽霊社員
6 ソロキャンプ
7 まだ恋は始まらない




またいつか。





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第七回 現代短歌社賞に応募して佳作をいただきました『短歌研究』2019年12月号「短歌研究年鑑」で歌集歌書展望(中期)を担当しました