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2019年12月06日

「おしん」を37日間で全話見て思ったこと  2019.10/18-11/23

2019.10/18 から 11/23
にドラマ「おしん」をすべて見た。感想をここにまとめておく。


工藤吉生日記【300円】note
https://note.mu/mk7911/m/m94efea4348b3
からの抜粋。
とんでいる箇所もある。








10/18
NHKオンデマンドで「おしん」を1話から見始めた。



「世にも奇妙な物語」を見まくる企画をやってたんだけど、残り40話くらいのところで動画が見つからなくなり進まなくなってきた。


このあいだ職場で「おしん」の話で盛り上がっててオレだけ全然わからなかった。聞いてたら興味が湧いてきた。
DVDの価格を調べた。無理じゃないけどけっこう高い。
YouTubeで動画を探したが、抜けが多い。全話あると思ったら外国語で吹き替えられていた。
いろいろ検索していて、NHKオンデマンドが安くて確実だとわかった。月額990円で見放題だという。








10/23

「おしん」は59-60-61-62-63を見た。のこり234話。このペースだと11月末までにギリギリ終わるかどうかってところだ。

おもしろいドラマだ。

1983年のドラマだが、いまの朝ドラとそう変わらないのではないか。このころすでに「朝ドラ」が完成していたようで、そこに驚く。
ドラマのつくりかたそのものはすこしも古く感じない。舞台になっている時代が古くて展開がベタなところがあるだけだ。画質だって汚くない。

「朝ドラっぽさ」がすごく濃いので驚いている。オレの感じる「朝ドラっぽさ」はたぶん、21世紀の朝ドラを見て出来上がったものだ。

気になる展開が起きてから「つづく」へのスムーズな移行。カメラワーク。みごとなもんだ。
演技はみんなめちゃくちゃうまいが、染子さんは昨日ちょっと気になった。ちょっとぐらい台詞がつっかえてもそのまま撮っているようで、そこは変わっている。
強いて言えば、オープニングの音楽と映像が渋いところが今っぽくない。あとは、しょっちゅう平手打ちしているところで古い番組だとわかる。






10/24
「おしん」は64-73話まで見た。10話すすめた。

最近、オープニングを飛ばすようになってきた。1分だとしても、全297話だったら5時間がオープニングだ。





10/27
「おしん」94-99話を見た。
ガッツ石松がでてきた。ボクシングどうこう、バラエティー番組どうこうより、ガッツポーズの由来になった人というイメージがある。

ガッツ石松はやくざの親分的なキャラクターででてくる。
「お控えなすって」ではじまる挨拶をおしんに教えていた。それができないとその筋の人とは話せないのだという。
それについて気になったので調べたりした。

動画がふたつあった。

"軒下の仁義 池部良"
https://youtu.be/S0wo7FWculg

"仁義を切る"

https://youtu.be/rXXtv1qb-BU

異様なことだ。
名刺がない、読み書きできない人が多い時代におこなわれた挨拶なのだともいう。相手の目を凝視して話している。片方の手のひらを見せるようにしているのは、刀を抜く意志がないことをしめすポーズの名残りだという。メガネや指輪やネクタイを外すという決まりもある。
どちらも映画で、実際のものではない。
流れるようにしゃべっているが、滑稽味はまるでなくて真面目そのものだ。それでいて「ざっくばらん」とか「そこつ者」とか口では言う。
型があって、失敗するとボコボコにされるともいう。

気になって何度も見てしまう。


フーテンの寅さんの「生まれも育ちも葛飾柴又~」っていうあれが「仁義」のひとつなんだそうで、そういう世界がなんだか不思議でたまらない。





10/28
「おしん」は100話から110話まで。
特にかわいそうなこととかなくて、ところどころ危なくなりながらものんきに仲良くやっている。




10/29
111-117話まで見た。

途中で震災がきて人物がひとり亡くなったりして変化がすこし起きている。佐賀に移動した。
しかしまあ、わりと同じことの繰り返しにも見える。知らない人とぎすぎすして、仲良くなるまでを長々とやるんでしょう……
と予想するけど、そこは裏切ってほしい。




10/29
「おしん」118-124話。ずっといびられている。手をかえ品をかえ、陰湿ないじめにあっている。
かわいそうというよりは、おしんが強いからだと思う。



動物って相手に敵意がないことを示す動作を知っている。
犬はおなかを見せたり尻を見せたりするそうだ。猿は歯をむきだして服従をあらわすのだそうだ。
人間はそれがもっと複雑らしい。

おしんにとっては家事を手伝うことがそれにあたるようなのだが、田倉家にとってはそうではないため、おしんは(動物でいうと)群れに入れない。
おしんが仏頂面をすることで田倉家には敵意があるように受け取られ、ずっと距離をおかれている。

おしんがなんでも出来すぎるのが裏目に出たのだろう。

わたしには出来ないことがあってあなたの協力が必要です、というところを見せれば相手の顔が立つ(この言葉は好きじゃないが)。相手はこちらの力を必要としている、とわかれば、魚心あれば水心(この使い方でいいのか)で協力しあおうということになる。

しかしおしんは一人でも暮らせるような能力がある。頼ることが悪だと思っている。おしんは迷惑をかけないのが善と思っているが、田倉にとってはそれが「あなたの力などいらない!」という拒否の意思表示に受け取られるんだろう。土地柄による考え方もあるんだろうか。おしんは山形で、田倉は佐賀だ。
弱いもの・できないもの同士が寄り集まって補いあっているところに、出来るものがくるから警戒される。


以前、夫の竜三の仕事がうまくいかないときに、妻であるおしんの仕事がうまくいっていることで夫婦関係がギスギスしたことがあった。おしんが飢え死にを恐れずに仕事をきっぱりとやめたら、危機を感じた夫が奮起してうまくいった。
そのように、自分が引くことで周りを前に行かせて信頼を得る方法がある。

それを経験から知っているはずのおしんだったが、震災後の心労からなのか、お清の嫌がらせがエグいからなのか、実践できなかった。それでこじれてずいぶん苦しい道をたどっている。

オレはそういう見方をしている。






11/1
おしん短歌は141-148まで。
これでようやく半分くらい。なかなか進まないと思ったら急に話が動き出して、たいへんなことになった。お産がだめだったところでしばらく泣いた。





11/3
おしんは154-159。
気になる終わりかたの回がすくない。そのせいか、あんまり多くは続けて見てない。




11/8

178-190。
わりと幸せでうまくいきそうなところだったが、母が白血病で死んだ。古くからの親しい加代さんという人が行方不明になり、売春宿で再会し、その直後亡くなり、赤ちゃんをおしんが引き取って育てることになる。加代の家族は祟りみたいにみんなきれいに亡くなった。そこへ戦争が近づいてくる。
戦争の要素が濃くなってくると見るのに覚悟がいるというか、疲労がある。





11/13
「おしん」207-209。開戦した。

それまでラジオなんか無かったのに、いつのまにかラジオが家にあって、つけたらすぐに開戦のニュースという強引さだ。




11/14
おしんは210-219話。終戦。
家はなんとか守ったものの、長男と夫を亡くして、大きな犠牲だった。




11/15
「おしん」220-227。終戦。ついにおしんが田中裕子から乙羽信子になった。精神的にどっしり安定して、危うさがなくなったのがちょっとさびしい。



11/16
「おしん」228-230。つまらなくはないが、子供のやりたいことに親が反対していざこざが起こるっていう仕組みが嫌になってきた。



11/19
おしんは235-238。あんまりおもしろくないというか、おしんが脇役になってきた。無理しなくなって安定してきたので「おまけ」って感じの話がつづく。急に四年後になって知らない人が出てきたのでちょっと困る。時代があたらしくなるにつれて、ダサさが気になってきた。
あと60話。8割見たんだな。




11/20
「おしん」239-253。
さすがの展開力で、けっこう見れるドラマになっている。のこり44話。




11/21
「おしん」254-256
子供が結婚したりしてる。
あたらしい商売がすすみつつある。
おしんは自分の価値観を嫁に植え付けようとするけど、貧乏人の考え方を金持ちに教えるわけで、無理が生じている。しなくてもいい苦労をおしつけているように見える。





11/23
277-297。おわり。最後は夜2時までぶっ通して見た。










おしんを見てつくった「おしん短歌」をこのブログにまとめてたけど、トゥギャッターにもまとめた。

https://togetter.com/id/mk7911



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mk7911 at 22:19│Comments(0)おしん短歌 

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