音楽雑記

2017年06月20日

対訳つきでバッハの「マタイ受難曲」を聴く  ~コテコテ大阪弁ほか

6/11

"J.S.バッハ《マタイ受難曲》第1部全曲 カール・リヒター(1958)"
https://youtu.be/ba9TMBUAmMc
対訳つきでマタイ受難曲を聴いた。これは前半。

リヒターの「マタイ受難曲」は2001年くらいにCDを買って聴いてたんだけど、解説書にはドイツ語と英訳しかなかった。あらすじは知ってるから歌詞は気にしないで今まで聴いてきた。バッハの音楽だけでもじゅうぶんだった。

でも、こうやって歌詞を見ながら聴くとちがうね。重みがちがう。話の展開が遅いんだよ。この遅さが力になっている。

イエスが、もうすぐ私は十字架にかけられるよって弟子に話すところから「受難曲」は始まる。
そこからゆっくりゆっくり話は進む。不吉な暗い空気が覆っている。
イエスは自分の運命をわかっていて、冷静だ。ユダが裏切るのも知っている。知っているけどどうにもならなくて、巨大な力がすべてを動かしている。

ユダが「裏切るのはこのわたしだというのですか?」と言ってイエスが「その通りだ」と答える場面は、ぞくぞくした。

そこまで見抜いているのにやっぱり裏切られてしまう。前もって言ってあるのに弟子たちは寝てるし。

これから起こることがわかっているのにどうにもならなくてじわじわ事が進んでゆくことに、おそろしい気持ちになる。
バッハの曲は荘厳で、話はなかなか進まず、内容が重い。何重にも重い。のまれる。

一時間半かかって第一部がおわり、ようやくユダが裏切ってイエスが捕まるところまですすんだ。








"J.S.バッハ《マタイ受難曲》第2部全曲 カール・リヒター(1958)"
https://youtu.be/8ZUFrlzX4Ko

後半聴いた。話の展開が遅いって書いたけど、ストーリー的には無くてもいいような曲がはさまってるんだよね。それは何かっていうと、信仰の曲だ。私たちは神を信じますとかイエスはた私たちを慰めるとかそういうのがはさまっている。

それによって曲は長くなるし展開は遅くなるんだけど、それがあるから「受難曲」が信仰の音楽になっている。物語であると同時に、やっぱりこれって宗教だったんだなと思う。オレは物語と音楽には興味あるけど信仰がないからやや足止めされたように感じる。


ペトロもイエスを裏切る。イエスのことを「知らない」って三回言ってしまう。そのあたりはテンポよく畳み掛けてたのがよかった。
知ってるエピソードだけど、見事だと思った。

ユダは後悔して、イエスを売って得た銀貨30枚をなげつけて首をくくる。
そのあとみんなで銀貨を拾い集めて使い道を協議している。そんな場面があったのは忘れてた。
死んだ人はそのままうっちゃられて、銀貨のことが細かく書かれるのは、痛烈なものがある。


イエスが死ぬところで終わるのかと思ったら、死んでも残り30分もあまってて、どうするつもりかと思った。悲しんだり墓の下のイエスの安息を願って終わる。

終曲がすごく好きだったんだけど、歌詞はそれほどでもないと知った。



あと、バッハといえば器楽曲ばっかり聴いてたから全然気がつかなかったんだけど、バッハって物語に曲をつけるのも素晴らしくうまい。

イエスが民衆に罵られるんだけど、罵りは罵りっぽい音になっている。感情にあわせた音楽がつく。地震のところは地震っぽいし。そういうのもバッハは自在にできるんだなと。



思ってなかったタイミングでイエスが亡くなるから驚いた。忘れてた場面もあるし、聖書を読み直してみたい。
有名な「エリエリレマサバクタニ」にバッハがどういうメロディーをつけてたかという興味なども持って聴いた。



それにしてもだよ。バッハが音楽で何をどう描いたかというのをこうして味わうと、なんてどでかい仕事だろうと思うね。






6/12


"【Bach】コテコテ大阪弁訳「マタイ受難曲」 第01曲"
https://youtu.be/EW63dWn88Tw

おもしろいの見つけた。
映像はリヒター指揮によるバッハのマタイ受難曲なんだけど字幕がコテコテの大阪弁になっているという動画。2010年から少しずつアップされていて、2017年になってからも更新されていて、いまだ未完。


福音史家も含めて全員が大阪弁になっている。はじめは抵抗を感じて、つぎはおもしろくなってきて、だんだん慣れていった。
普通の訳とはかなり印象が変わる。



受難曲を演奏している映像を初めて見た。全員が黒い格好をしている。内容が内容だからな。
声楽はパートごとに役があるけど身振り手振りはまったくなし。全員直立不動で歌う。
リヒターはときどきチェンバロを弾きながら指揮している。



昨日の動画で
「その通りだ」
と訳されていたイエスの台詞が、コテコテ大阪弁のほうでは
「あんたが言うたことや」
になってる。同じドイツ語を訳しているんだけど。これはだいぶ違うとおもう。



コメント見てたら、「大阪弁のクリスチャンは大阪弁の聖書を求めている」みたいなことが書いてあって、まあそれはひとつのコメントなんだけど、なんかいろいろ考えた。

宮城の言葉で書かれた本があったらオレは避ける。標準語のほうが馴染んでるし読みやすいから。

聖書を気仙沼の言葉に訳した人がいると知ったが、その内容まではネットで調べてもよくわからなかった。
気仙沼の言葉で落語をやってる動画を見たが、聞いてるのがはずかしかった。同じ宮城でもちょっとずれると言葉が変わる。

一番いやなのは、自分の地域をアピールするのに方言つかうやつ。「おらほさ来てけさいん」とか言って。普段の会話ではそんなの滅多に聞かない。ほとんどの宮城の人は「来てください」とか「来てね」って言うよ。ねじまげられて、いい気はしない。


話がそれてるけど、とにかくコテコテ大阪弁はおもしろくて、いい言葉だなと思った。罵る場面になると急に生き生きと豊かになるような印象だった。








6/13

一昨日、昨日とマタイ受難曲の話してきた。「聖書を読み直してみたい」って書いたけど、実際に読み直してちょっと驚いたことがあった。

「マタイ受難曲」はマタイによる福音書の26章と27章を音楽にしたものなんだが、バッハは聖書の文章にそのまま曲をつけてたんだと知った。

詩に作曲したんじゃなくて、聖書の文章に曲をつけている。それも26章27章の文章すべてに曲をつけている。日本語訳にして6000字か7000字の文章すべてにメロディーをつけて音楽作品にしている。

受難曲を字幕を見ながら聴いて、「これってどこまで聖書の記述に忠実なのかなー」と思ってたけど、聖書の該当箇所がまるごと音楽になっていたわけだ。
途中に讃美歌みたいなのがはさまるけど、それは福音書の文章ではない。



聖書を読んでて、一ヶ所だけ動画で見たやつと訳が違うところがあった。
近づいてご機嫌をとろうとしているユダに対するイエスのセリフが違う。
一昨日見た「オペラ対訳プロジェクト」さんの訳では「友よ、なぜここに来たのだ」だった。
それが、
昨日見た「コテコテ大阪弁訳」では「友よ、なんで来たんかいな?」になっている。この二つは同じだ。
だけど手元の新共同訳の聖書だとこれが「友よ、しようとしていることをするがよい」になっている。

これは全然違うよねえ。疑問をなげかけたのか、受け入れる姿勢なのか。
聖書の訳が何種類かあるのは知ってたけど、けっこう違うんだね。そのような、訳を見比べる面白さもあった今回のマタイ受難曲の鑑賞でした。






▼▼



有料マガジン更新しました。
「マストドン歌人」がいるとすれば、それはオレだ|mk7911|note(ノート) https://t.co/bGdq5DVb2T

マストドンが話題になったのは四月くらいで、今は落ち着いていますが、今になったから書けることがあります。


2017年5月に発表した/掲載された短歌をすべて見せます|mk7911|note(ノート)
https://t.co/IMj53ONdsM

これは歌をまとめただけの記事じゃなくて、自分の歌や掲載された媒体についてもいろいろ書いている。有料なので、それなりのことを書いている。



短歌パトロール日誌【4】2017.5/21-6/13|mk7911|note(ノート)https://t.co/lhsSQSM3jL

すぐに消されたエアリプにこたえる|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n16ba35458c13

帰ってきた汚染歌人
https://note.mu/mk7911/n/n3b3bdf5e932c

短歌と公募と賞金のこと|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n47a017bcce69


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2016年05月28日

せつないピアノ曲の動画を集めてみた

せつないピアノ曲の動画をスマホにダウンロードして寝る前に聴く、あるいは聴きながら眠りに落ちるのが好きだ。
検索したらすぐ出てくるようなやつばっかりなんだけど、紹介していきたい。



"【幻想的BGM】ファンタジーな音楽で癒される【作業用BGM】" https://youtu.be/WP4awJfF9Z0
→42分。ピアノ中心。後半はあんまり美しくない曲もあるが、全体的に聴きやすく、何度聴いたか知れない。特に一曲目は素晴らしいと思う。




"【作業用BGM】切ないピアノ曲を集めてみた" https://youtu.be/sW_Nt--7n8c
→60分。変化があり、それぞれにせつない。せつないっていうか、感動する。
ピアノじゃない音も入ってくるが、おおむねピアノ曲。定番の「ザナルカンドにて」などが入っているが、知らない曲が多い。オレ的には知らない曲が多いほうがいい。



"疲れを癒す切なく甘いピアノ集 ~Relax and Work music~" https://youtu.be/z_LzohYrzLc
→60分あるが36分で一回りして最初の楽曲に戻る。やや単調だが、あたたかみがあり安心する。



"【作業用BGM】雨音をイメージさせる切ないピアノ曲♪" https://youtu.be/fSg7V1GXYzw
→1分か1分半くらいの曲を30分くりかえしている。その一曲があまりにもいいので聴いている。



"【作業用BGM】切ないピアノBGM Sad piano Background Music" https://youtu.be/rbtXeBZ_KZA
→40分。これはほんとに好き。これこそせつないピアノというものだ。すべてピアノのみ。一曲目からほんとにすばらしい。シンプルながら曲ごとに変わる画像もいい。



素敵HOUSE DAISHI DANCEメドレー https://youtu.be/WQAFpRp99yA
→ネット配信で有名な石川典行さんという方がいるんだけど、その方がよくBGMに使っている動画。
DAISHI DANCEの良さが出ている。疾走感がありながらドラマティックで美しい。


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mk7911 at 20:16|PermalinkComments(0)

2015年09月22日

あいうえおのそれぞれの文字から始まる好きな楽曲名を「あ」から「ぽ」まで考えた

「好きな曲を50音であげてみったー」という診断メーカー http://shindanmaker.com/191545 をやった。

それをきっかけに、あいうえおのそれぞれで始まる好きな曲を「あ」から考えていた。
オレは20年前からの中島みゆきファンで、中島みゆきを使うとかなりうめることができてしまうから、なるべく封印したい。
あと、調べて探すのはダメということにしよう。正確な表記を調べるくらいはいいことにするが、曲名は頭の中から引っ張り出すことにする。

1アーティスト(1作曲家)1曲縛りをつける。




「あ」
すぐ出てきた。大江千里「秋唄」。
「みんなのうた」で出てくると画面の前から動けなくなる。

「い」
遊佐未森の「いつも同じ瞳」にする。クリスロードのテーマ曲だし、地元の歌をひとつはいれたい。

「う」
「ウクライナ国歌」。

「え」
電気グルーヴの「N.O.」。
人は14歳で聴いた音楽をずっと好きでいる、みたいな話を聞いたことがあるが、それくらいで出会ったなこれも。

「お」
ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」にする。「緑の木陰」とも呼ばれるんだっけ。ピアノで弾いたときに、なんていい曲だろうと思った。


「か」
ヴィエニャフスキの「華麗なポロネーズ」で。

「き」
鶴田浩二の「傷だらけの人生」。なにからなにまでまっくらやみよ。


「く」
武田鉄矢「雲がゆくのは」。
テレビでドラえもんの映画を録画したときに何度もエンディングばかり聞いた。

「け」
中島みゆきの「化粧」。生まれて初めてカラオケで歌った曲。
ここで中島みゆきを使ってしまった。「け」はむずかしいよ。

「こ」
LINDBERGの「この空にちかって」。「ヤダモン」好きだった。アニメの歌が多いなあ。

「さ」
塊魂の「さくらいろの季節」で。児童合唱。

「し」
「シンデレラなんかになりたくない」にしよう。「チンプイ」エンディング曲。何度も言うけど、オレはチンプイのエリさまが好きだった。

「す」
ハナ肇とクレージーキャッツ「スーダラ節」。

「せ」
どうしてもある単語ばかり連想させる文字だなあ。
hitomiの「Sexy」で。

「そ」
ソーラン節。
いやほんとに好きなのよ。思いついただけってわけじゃなくて。カラオケで歌うし。

「た」
柴田淳「ため息」。
あのアルバムだと、アイドル歌手をやめて実家の風呂屋を継ぐ「王子様」の歌のインパクトがつよい。

「ち」
チュニジアの夜
ジャズでよく演奏されるやつ。誰のいつの演奏だよ、ってなりそうだけど、誰がいつ演奏してもいい曲なのよ。初めて聴いたのはピアノの発表会だった。クラシックが多いなかでのそれは鮮烈だった。

「つ」
カンタータ「土の歌」
佐藤眞の作曲。合唱曲として有名な「大地讃頌」を含む。

「て」
「テレポーテーション~恋の未確認~」橋本潮
「エスパー魔美」のオープニング曲。イントロだけでときめく。

「と」
「時計交響曲」。ただしくはハイドンの交響曲第101番。
少し強引だが、ハイドンが好きなのでなんとか入れたかった。

「な」
「なみだの操」殿様キングス
何度も書いてると思うけど、オレがカラオケで必ず歌う曲。

「に」
「にじのむこうに」で。
茂森あゆみ・速水けんたろうの歌ということになっているようだ。「おかあさんといっしょ」で知った。っていうか、あゆみお姉さんが好きだったんだよオレは。

「ぬ」は無いよ。パス。「ぬらっ音頭」みたいなのを自分でつくって好きになるくらいしか方法がみつからない。

「ね」
涅槃交響曲。黛敏郎作曲。
黛さんは「題名のない音楽会」の司会のイメージが強かったな。亡くなってからも何人も司会はかわった。

「の」
所ジョージ「農家の唄」
ダジャレで始まるが、農家の後継ぎの問題や天候に左右されるさまを歌うなど、所さんにしては真面目な内容。

「は」
ハッピーシンセサイザ。
ボカロの曲、という以外には知らないな。好きで何度も聴くんだけど。

「ひ」
篠原美也子「ひとり」

「ふ」
北島三郎「風雪ながれ旅」。
北の地名が繰り返しでてくるところとか、とにかく寒い。アイヤーアイヤー。

「へ」
華原朋美「hate tell a lie」。
リアルタイムではそうでもなかったけど、ブームが過ぎ去ってから「やっぱりあれはよかったんじゃないか」と思って小室ファミリーはけっこう聴いた。

「ほ」
椎名林檎「本能」
これはリアルタイムだった。中島みゆき以外で発売日にシングルを買ったのはこれ一枚だとおもう。ガラス割ってる看護婦さんのジャケット。すぐ売ったら50円になってて、世の中のきびしさを教えられた気がした。

「ま」
谷山浩子「まっくら森のうた」。
「みんなのうた」でよくながれた。小さいころのオレをこわがらせ魅了した。

「み」
DAISHI DANCE「MUSIC LIFE IN FOREST」。寝るときによく聴く。

「む」
バッハ「無伴奏チェロ組曲」。

「め」
「メランコリック」。
これもボカロ曲ということしか知らない。ボカロ曲にアーティスト名があるのかどうかもオレはよく知らない。あっても覚えられなそう。
「踊ってみた」だと振り付けがかわいいから好き。

「も」
シューマン「森の情景」。
ピアノ組曲。一曲目の「入り口」が好き。「予言の鳥」が有名。

「や」
佐野元春「約束の橋」。
ラジオから流れる曲をかたっぱしから録音していた時期に録音した曲。この人の歌はほぼこれしかしらない。

「ゆ」
永井真理子「YOU AND I」。
アニメ「YAWARA!」はいい歌が多かったな。

「よ」
五木ひろし「よこはま・たそがれ」。
やっぱりあの、道具だけをならべていく歌詞のつくりかたはすごいとおもう。

「ら」
鈴木あみ 「love the island」。
今は名前が漢字になったんだっけ。小室ファミリーのなかで一番すきだなあ。

「り」
レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア」。
第三舞曲がいいんだよ。有名な「シチリアーナ」が。

「る」
「ルージュの伝言」か「ルネッサンス情熱」。アニメがらみ。前者にしておこう。魔女の宅急便が好きなんだよ。

「れ」
モーツァルト「レクイエム」。
フォーレのも好きなんだけど、フォーレはほかのところで出てきてもらうのでモーツァルトにした。

「ろ」
ブルックナーの交響曲第四番「ロマンチック」で。
それか米米CLUBの「浪漫飛行」でもいいんだけど。

「わ」
合唱曲の「若い翼は」。
オレのときは中二の課題曲だった。いま聴くと、すごく短く感じる。

「を」「ん」とばして濁音にうつる。


「が」
「ガラモン・ソング」。
ドラマ「世にも奇妙な物語」のテーマ曲がこういうタイトルらしい。ネットやるようになって初めて知ったんだけど。

「ぎ」
上々颱風「銀の琴の糸のように」。

「ぐ」
軍艦行進曲。仕事いくときに頭のなかで流したりする。

「げ」
TMN「get wild」。シティーハンターを最近YouTubeで見たらすごくおもしろかった。

「ご」
ドビュッシー「ゴリウォーグのケーク・ウォーク」

「ざ」
前田愛「the beautiful world」。「キノの旅」大好き。

「じ」
ライヒ「18人の音楽家のための音楽」。

「ず」
むずかしいなあ。ズームイン朝のテーマ曲にしておく。

「ぜ」
かなり難しかった。フランソワ・クープランのクラヴサン曲「善男善女」をいれておく。

「ぞ」
これも大変だった。「ぞうさん」しか思い付かなかった。「ぞうさん」を好きな曲といえるか? と思ったが、普通だ。

「だ」
マーラー「大地の歌」。これ好き。

「ぢ」「づ」は出てこない。降参。

「で」
NOKKO「DNA」。「ライミング・カフェ」はすばらしいアルバム。

「ど」
ドラゴンクエストマーチ。有名なあれですね。

「ば」
橘いずみ「バニラ」。これはすごくはまった。ラジオで聴くたびに大興奮していた。

「び」
ビタースイートサンバ。オールナイトニッポンといえばこの曲。

「ぶ」
まりちゃんズ「ブスにもブスの生き方がある」。

「べ」
「ベートーベンだねRock'n'Roll」。「21エモン」エンディング。藤子アニメの曲が多い。

「ぼ」
smile dkの「BOYS」にする。ダンスダンスレボリューションは最初の方だけやってた。


「ぱ」
「POWER OF LOVE」 JUDY AND MARY

「ぴ」
これはピアノソナタでもピアノ協奏曲でもいいからサービス問題みたいなもんだ。ベートーベンのピアノ協奏曲第三番にしておこう。

「ぷ」
プレリュード。ファイナルファンタジー。

「ぺ」
難問だ。フォーレの「ペレアスとメリザンド」組曲版で。

「ぽ」
Perfumeの「ポリリズム」で。



これでほんとに1アーティスト(1作曲家)1曲になったはずだ。ぬ、を、ん、ぢ、づ、は降参した。ず、ぞ、はかなり無理矢理になった。

じゅうぶん考えたからもういいでしょってことで、禁をやぶって検索で探してみた。
「ず」は「ズンドコ節」とかあったんだな。「ん」は「んばば・ラプソング」とかあったんだ。でもまあいいや。一日かけておもいだせない程度の曲だ。
歌詞サイトでも「ぢ」「づ」で始まる曲はなかった。


でもほんとに、昔のものは覚えていていまのものは覚えない人になったなあオレは。
みんなのうたと藤子アニメとドラクエFFで育ったのがもろにでた。それから少しポップスや演歌を聴いてからクラシックに入ったのだった。



おわります。


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mk7911 at 10:00|PermalinkComments(0)

2014年10月05日

くどう、やったことのある楽器を語る【動画つき】

「工藤さんは音楽に堪能そうな印象がありますが、ご自分でも何か音楽活動をやっていらっしゃったんですか?何か楽器はひけますか?」

という質問をask.fmでいただいたので、答えた。それをここに載せておく。







高校の頃にコントラバスやってました。声楽も少しやりました。21歳から何年かピアノやりました。今はほぼ何もできません。




ツイッターでは最初はピアノの練習日記みたいなことを書いていた。一番最初にフォローしてくれたのはピアニストの方だった。




「Haydn, piano sonata in E minor   Sergey Kuznetsov」: http://t.co/kxCe9wh4pC
ピアノのレッスンはソナチネアルバムから始めて、ハイドンのソナタ34番までいった。この曲。
なんかやる気がなくなってやめてしまったのだった。




「ツェルニー40番 練習曲 15番 ピアノ・レッスン用音源」 http://t.co/4HPdyxdkou
レッスンではソナチネ・ソナタとともにツェルニーの練習曲もやった。30番練習曲を終えて、40番練習曲の15番のあたりで嫌になってやめた。この曲。




「堀保司 "Yasushi Hori" Lasciatemi morire (C.Monteverd…: http://t.co/UOE3V67fBd
声楽ではモンテヴェルディの「わたしを死なせて」をやった。声楽コンクールに出た。出ただけだったが、高校時代のいい経験になった。



「カノン Kanon」: http://t.co/Zlck0W5VYP
高校の音楽部で、コントラバスをやっていた。音楽部はマンドリンが中心で、マンドラ、マンドラセロ、ギター、コントラバスという編成だった。といってもわからないだろうから動画を貼る。こんな感じ。




やったことのある楽器は以上です。


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mk7911 at 22:19|PermalinkComments(0)

2014年08月05日

スピッツの「チェリー」っていい曲だな

たまには短い軽い記事も書きます。


スピッツのチェリーっていい曲じゃない? 仕事してたら流れてきてジーンときた。

今YouTube行って、スピッツの顔を初めて見た。

「スピッツ チェリー」 http://t.co/JmbtC02Nft

失った過去の恋のことを言ってるんだけど、その痛みが消えていく時間の流れも意識しているようだ。「騒がしい未来が僕を待ってる」が特にそう。
「夢を渡る黄色い砂」とか、ところどころよくわかんないけど。

眠気に耐えてせかせか歩く現在とか、騒がしい未来のこととかを言うから、余計に過去の未熟な恋が、かけがえのないたったひとつのものとして迫ってくるなあ。


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2014年07月05日

大地讃頌の動画いろいろ (五段階評価つき)

オレは大地讃頌が好きだ。さまざまな動画を見て聴き比べ感想も書いた。
満足度を★の五段階評価であらわした。だがオレの基準はちょっと変わっていて、歌唱がうまければそれだけでいいというわけにはいかない。個性的なもの、楽しいものをより評価している。





YouTubeで「大地讃頌」を見ませんか : http://t.co/j57x4x2Hc4
★5 大地讃頌、好きなんだよねえ。これは検索して一番上に出てくるやつで、模範的な演奏。大人の合唱とピアノ。



「大地讃頌 合唱コンクール2008   中3クラス合唱 混声四部合唱 歌詞付~小平二中~」: http://t.co/ufNdZ1DTH1
★5 これはオレが一番よく聴くやつ。学生の演奏として安定している。学生のころ歌ったので、この曲は学生の声で聴きたい。



「大地讃頌  混声合唱」 http://t.co/TZfeygRYDQ
★5 大勢での大人の演奏。指揮者のパフォーマンスに存在感があり、強弱・テンポの動きがある。遊んでるみたいなところもあるが、終わった時には満足した。



「ひとり大地讃頌ver16」 http://t.co/os0GYqbUyo
★5 男性がひとりで4パート16人を演じる動画。映像として見て面白い仕上がり。



「大地讃頌」 http://t.co/tNti3e6pza
★3 みんな男性。メガネ率が高い。けっこう濃い感じの人たちなので、視覚的にぐいぐいくる。



「フォレスタ 大地讃頌 HD」 http://t.co/ORLdcj7vwV
★4 20代くらいの人が11人、みんなマイクを持って歌ってる。マイクの合わない曲だなあ。少人数というのは意外といい。



「土の歌 第7楽章:大地讃頌 【東京混声合唱団】【東京交響楽団】」: http://t.co/xAHt12PPpp
★5 これはオレの持ってるCDの音源と同じ。フルオーケストラ版。「土の歌」というカンタータの最終楽章として歌われる。
オーケストラもいい。壮大。



【VOCALOID合唱団】 大地讃頌 【混声4部】 http://t.co/tM69aeIyOU
★2 ボカロってよくわかんないんだけど、こんなに機械的だっけ。いかにも作り物、意味もなにもない音って感じだ。地球上から土がなくなったらこう歌われるかもしれないね。
それよりコメント欄に書いてあった、2011年3月11日に卒業式で震災のまさにその時に大地讃頌を歌っていた学校があったというのが衝撃的だ。これほんとなのか? なんていう皮肉なんだ。



「立命館慶祥中学校 第13回 合唱コンクール  3年合同合唱 大地讃頌」 http://t.co/ULDqvD1Vbg
★5 パワーあるねえ。女声が元気でいい。美しさからは遠くなるのかもしれないが、この力強さに引きつけられる。
ピアノがちょっと不安。



「EME-C4001 大地讃頌〔混声4部合唱〕」 http://t.co/TDRqk4fBwN
★4 何かの参考演奏らしい。各パートが一人なのが特徴で、他の演奏で聞こえなかったところが聞こえるところがあった。



「大地讃頌」郡山市立第二中学校卒業式3月13日, 2013年」 http://t.co/zOEdPuB0Ie
★5 えっこれすごくないですか??? ピアノが二台あるような音がすると思ってると、途中から管弦楽が加わる。感動するなあ。合唱はうまいし。テンポ遅めでじっくりとくる。



大地讃頌 "Daichisansho"Escuela de Musica Victoriano L… http://t.co/3vXnffyyJG
★4 ホンジュラスの人たちが日本語で歌っている。うまいから余計にカタコトなのが気になる。



大地讃頌 (歌詞付) 校内合唱コンクール2007 クラス合唱 課題曲 http://t.co/LJlbDuW7jX
★3 コメント欄では好評価なようだけど、よくはないんじゃないの。男女同じくらいの人数なのにテノールが圧倒的に強くて調和を破っている。なんの配慮か、薄いモザイクがある。



「第66回全日本合唱コンクール全国大会 大地讃頌」 http://t.co/4jfx5qwgdy
★5 大地讃頌でこんなに盛り上がるとは! っていう動画。舞台も客席もひとつになって歌っている。肩をくんで歌うとか、古くさいけど好きだなあ。「大地讃頌を知らない人は帰ってください」



「大地讃頌 ― PE'Z」 http://t.co/ifA9bRx93X
★5 ジャズバージョン。こんなのがあったのか。かっこいい。



「平成22年度 横浜国立大学教養教育科目「合唱」大地讃頌 Daichi Sansho」 Daichi Sansho: http://t.co/PZaGWDWUZq
★5 大学生。女性が前のほうの列にいるという変わった並び方をしている。ピアノのお姉さんが綺麗で見入る。



「【グランドピアニスト合唱部】大地讃頌」 http://t.co/HhDuv310zF
★4 自動ピアノっていうんですかねこういうの。オルゴールの延長線上にあるんだろう。なかなかいいけど、最後の最後で「ピアノは音が持続できない」という弱点をさらけだす。



「大地讃頌」を弾き語りしてみた」 http://t.co/V80269CXoV
★3 男性がひとりでピアノ弾きながら歌う。苦しそうに歌うし、大変そうに弾いている。とにかく難しそうだということばかり伝わってくる。



「全校合唱「大地讃頌」 音楽会 岐阜聖徳学園大学附属中学校」 http://t.co/qQyNHhxzBz
★4 なんか画質いいんじゃないですか。カメラワーク、テロップも凝ってる。
女性が多く、そちらのパートがよく聞こえる。



「大地讃頌 (混声合唱のためのカンタータ「土の歌」より)」 http://t.co/rEBYM91vqv
★4 一橋大学なんとかという長い名前の団体。これもテンポ遅め。間奏なんか、止まっちゃうかと思った。でもハーモニーがきれい。オレでもわかる。



「卒業式・合唱 カンタータ「土の歌」より『大地讃頌』」 http://t.co/UrSCnXhIl7
★5 面白い。途中までアカペラというのが新鮮。あとは、肉声をぶつけてくる野蛮な感じね。歌声とかじゃない。生の声だ。ソプラノが弱い。テンポも気になる。面白いがうまくはない。



「広嶺中学校66期生 卒業式 大地讃頌」 http://t.co/ArfcnbGRbV
★4 父兄のカメラって感じだ。つまり、前の人の頭が邪魔だ! 同じ卒業式でも今度はソプラノが強くておとなしい。
間奏で親や教師への感謝の台詞をはさむのが昭和のヒット曲みたいではずかしい。



「Mao Asada - Praise for the Earth (大地讃頌)」 http://t.co/jwqKtkLrxK
★5 浅田真央のスケートの演技に大地讃頌の音源をかぶせたネタ動画。こういうのを「シンクロ動画」っていうんだよな。なかなかのクオリティーだと思うよ。



「大地讃頌   DaichiSansho」 http://t.co/JPsYfSMMM9
★4 指揮者とピアノが兼任なのが珍しい。ピアノ主導で面白く聞かせようとしているのがわかる演奏。間奏で「おや?」と思い、終盤ではあざとく感じた。あと、映像が落ち着かないのがよくない。



「30うん年ぶりに歌った大地讃頌」 http://t.co/7JApga1s69
★5 これ楽しいよ。合唱部の同窓会での録音とのこと。うろ覚えで軽いノリでやってるのに歌唱力が高いというギャップがある。一生のうちに何度もやることはできないようなアカペラ。



「合唱曲「大地讃頌」/ オリジナルアレンジ~サンバ風~(keyboard)」: http://t.co/uVe6AMedzv
★3 大地讃頌をサンバにアレンジしちゃったのがすごい。よく考えるね。そしてよく実行した。でもなんかゴチャゴチャした印象。



「バイオリンで大地讃頌.wmv」: http://t.co/5snPWpJjHH
★3 合唱のかわりにバイオリン3にチェロ1が入ったもの。 オレはバイオリンはわからないけど、多分あんまりうまくないんじゃないか。 牛がモーモー言いながらまとわりついてくるようなイメージだった。



「大地讃頌 エリザベト音楽大学同窓会佐伯区支部合唱団」: http://t.co/peyduhx1pC
★4 教会での演奏。こういうの見ると、最初からこの曲が讃美歌だったような気がしてくるから不思議だ。
ピアノと合唱のほかに、弦楽器が数人いる。



「大地讃頌 吹奏楽」 http://t.co/KGzukbxmMA
★5 題名のない音楽会の映像。佐渡裕が指揮している。テレビ局に見つかったら消されそうな動画だ。
とても輝かしい。



「佐世保市役所合唱団~大地讃頌~」 http://t.co/nvOBfw9C0y
★3 始まるまでの挨拶が長いよ。ピアノのミスが多くて、聴いていてくじけそうになった。



「鈴木大地讃頌」 http://t.co/iP0AmEPWS3
★1 ネタ動画。替え歌。水泳かと思ったら、ロッテの鈴木大地選手だ。知らない。知ってれば面白いのだろう。



「大地讃頌 (合唱曲)guitar ver.」 http://t.co/dHGzqbhtd0
★2 合唱の部分をエレキギターで弾くというアイデアは面白いし、最初はかっこよかった。でも飽きてくる。原曲を壊しすぎだし、変化がないから。



「大地讃頌」 http://t.co/1tRSX6nt0J
★3 ピアノと合唱だと思っていると、間奏でいきなりほかの楽器がでてきて驚く。面白いけど、それらの楽器が間のぬけた音を出して雰囲気を壊している。



「大地讃頌」: http://t.co/RVApu2YjgT
★4 男声三部合唱。各パート一人か。絵に描いたような「敬虔」な音楽。



「中学校卒業の歌 (大地讃頌)」: http://t.co/J2gmY0LZSR
★4 途中からの録画、さわいでる子供、ミス連発のピアノ、強弱もなにもない演奏。かえって親しみがわくというものだ。



「合唱祭フィナーレ、大地讃頌」 http://t.co/fvkkknkEf1
★5 肩くんで歌ってる系。いいなあ。



「大地讃頌 song of ground」 http://t.co/EltgNkQa13
★5 好きだった動画。
体育館の壇上にかなりの人数がぎっしりといる。しきりに顔に手をやっている女子は、泣いているんだろうか。男女とも地声で歌っている。



「大地讃頌」 http://t.co/CRXd2pxV1t
★4 これもいい感じに泣きながら歌っている。最後の「アーー」が印象的な響き。



「大地讃頌」: http://t.co/FSiY8OVKGY
★4 女子しか映さないことと、変なところで省略が入ること。



「大地讃頌 10年後」: http://t.co/3OmJ69xvcH
★4 久しぶりに見た。最初のでたらめな歌いぶりもこれはこれで見事。



「大地讃頌」 http://t.co/hkJsoq4fqt
★1 この人は壁を映しながらアカペラを一人で歌ってYouTubeにアップしている。



「大地讃頌(合唱曲、北九州市立山の口小学校)」 http://t.co/8jhzpZzyT7
★3 小学生が歌ってるのは珍しい。子供らしい感じ。



「合唱コンクール」 http://t.co/yHbL61pWS6
★4 超低速の演奏。強弱がある。



「大地讃頌」 http://t.co/SO4WJX4OfA
★4 ここまでの最速。2分26秒ほどでおわる。



「朝日丘中 大地讃頌」 http://t.co/awHOG5lnio
★5 うまい中学生。



「大村市平成26年成人式での大地讃頌の大合唱」 http://t.co/mICYH3qe0r
★4 成人式で歌ってるところもある。53年歌い継いでいると書いてある。手話通訳のひとが歌詞を手話にしている。



「大地讃頌」 http://t.co/ir7pQn2eUe
★2 アップされたばかりの動画。意味わからん。コンサートなんだが、ピアノの伴奏だけで歌がない。伴奏だけをみんな座って聴いて拍手している。



「新宿大地讃頌」 http://t.co/TqlDb9AyGz
★2 どういうシチュエーションなんだ。口笛吹いたり叫んだりして、いわゆるDQNっぽい盛り上がり方をしている。こういうところでも歌われる曲だ。



「大地讃頌」 http://t.co/nKJJjssOyu
★5 陸上部の中学生女子たちがカラオケボックスの大部屋かなにかで盛り上がっている。楽しそう! 女子から見るとこういう曲なんだな。



「大地讃頌 with タシロ合唱団」 http://t.co/JghZqqSq4T
★4 こういう同窓会的なノリは好きなんだよね。
よく見ると一人一人は真面目に歌っている。



「【初音ミク、鏡音リン・鏡音レン】大地讃頌-合唱曲」 http://t.co/G1kH1ogM1W
★3 このまえ貼ったやつより本物っぽく歌ってるボカロ。



「昭和57年3月一中卒業式 卒業生 大地讃頌」 http://t.co/Fo2yF9B7uX
★4 これは古いなあ。こんな昔から歌われているんだなあ。画質が悪くて色が薄い以外は特に変わったところはない。



検索して「大地讃頌」で出てくるYouTube動画は一番下まで見た。おわり。


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mk7911 at 23:00|PermalinkComments(0)

2014年06月02日

よく聴く音楽のことなど。ダウランド、コレッリ、クセナキスほか

最近よく聴く音楽のことなど。たまには音楽のこと。



Alfredo Gil , A fancy, John Dowland (1563-1626) http://t.co/Al8fwETWRU
しみじみしたいときにダウランドを聴く。しみじみ度がすごい。そしてさりげない。BGMにいい。



A. Corelli: Trio Sonata u d-minor, op.3 no.5 - C… http://t.co/2yd4Tft1tQ
ダウランドにならんでよく聴くのがコレッリで、こちらはヴァイオリンの音楽。「カノン」のパッヘルベルと同じ頃の作曲家。



それで古典派以降をあんまり聴かなくなった。以前は古典派もかなり聴いてた。ロマン派以降は今も昔もあまり聴かない。一通りは聴いたけど、好きなのはブラームスとフォーレ、それとショパンくらいだ。



現代音楽だと、たまにクセナキスを覚悟して聴く以外は、ペルトとかライヒみたいな耳に心地よいやつを聴くことが多い。



「Henyrk G recki - Symphony No. 3, Op. 36」 http://t.co/NMLOdOFQJA
あとはこれ。定番だけどグレツキの「嘆きの歌」



Xenakis : Persepolis (1/6) http://t.co/LQhWl1oPAc
聴くのに覚悟が要るクセナキス。最初から最後まで不協和音。ボエーホゲー

でも不思議なもので、聴いてるうちに「もっと不快な音を聴きたい! もっと攻めてこい!」ってなってくんの。



ソナタ形式に一時こだわってて、「これが第一主題」「第二主題、対照的だなあ」「展開部、第一主題に含まれる動機が展開されてそこにいつのまにか第二主題が入り込んでいてー」「ここから再現部、いやー戻ってまいりました」みたいな聴き方をしていた。

「名曲解説ライブラリ」っていう本があって、それに譜例つきで楽曲の構造が詳しく書いてある。それを見ながら聴いたりして。

再現部での、提示部との微妙な違い、これですよ。同じことをしているようで楽器が入れ替わってたりするの。
カデンツァやコーダにさりげなく含まれている動機、これですよ。動機が引き伸ばされてみたりね。


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mk7911 at 08:15|PermalinkComments(0)

2012年05月31日

ファイナルファンタジーの名曲をCDで聴き比べる

「Distant worlds : music from final fantasy」を買った。要するにファイナルファンタジーの音楽をオーケストラで演奏したCDだ。曲目が「20020220」とだいぶかぶっている。オペラが良かった。鳥肌たった。


どうせだから、かぶってる曲目は聴き比べしてみよう。
例えば「片翼の天使」「エアリスのテーマ」のオーケストラ版は『リュニオントラックス』『20020220』『distant ~』の3種類もある。オリジナルサントラとピアノコレクション合わせたらもっとだ。そういうのをじっくり聴いて比べる。





Liberi Fatali【FF8】
▽「20020220」の音が薄いのはしょうがないか。
▽「distant~ 」は金管中心に善戦してる。
▽FF8サントラのが一番ワクワクする。一番煽りが激しい感じ。





エアリスのテーマ【FF7】
オーケストラ版は「リュニオントラックス」「20020220」「distant ~」を聴いた。

▽「リュニオン」はテンポがやや速い。
▽「distant ~」が壮大でいい。
▽オリジナルサントラも聴いた。ショボさは否めないが、オルガンみたいな「フャー」っていう電子音を聴くとゲームの中にいる気持ちになれる。
▽FF7ピアノコレクション版は、盛り上がりは弱くとも美しさではひけをとらない。





Don't be afraid【FF8】
▽「20020220」はトランペット浮いてるな。風ヒュンヒュンしてる。
▽「distant ~」の方が当然ながら整っている。
▽オリジナル版を聴くと、トライアングルやティンパニなど生の楽器の音を意識してるらしいのがわかる。






final fantasy 1~3メドレー
▽ライブの「20020220」は最初は感動したんだが、「distant worlds」と比べると穴に気付いてしまう。
▽「distant worlds」再録音して良くなっている。最後の反乱軍のテーマが急ぎ気味なのだけ気になったが、完璧に近い。




愛のテーマ【FF4】
▽「distant worlds」はやはり安定してる
▽これに関しては「20020220」も頑張ってる印象。▽サントラでスーファミの原曲をあらためて聴いたらメロディーがぶつ切りだった。でもよく盛り上げてる。
▽ピアノオペラ版は盛り上がると技巧的だ。きれいだ。クラシック音楽っぽい。





vamo'alla flamenco【FF9】
▽オーケストラ版は「20020220」の方がギターが活きている気がする。
▽「distant worlds」は鈴の音の強さが印象的。
▽オリジナル版が一番好き。出だしの妖しさが最高だしフラメンコらしさが一番強い。

第一、オーケストラアレンジの方は途中でのんきになりすぎる。






love grows【FF8】
オーケストラ版はピアノ協奏曲の緩徐楽章みたいだ。このピアノがスコールに戯れるリノアをイメージしてたりするんだろうか。
▽「20020220」は出だしのホルンが不安定だったりするが、気にしなければ充分聴ける。
▽「distant worlds」盤は当然ホルンもなにもかも整ってる。
▽オリジナル版はそもそもピアノが出てこない。これはこれで楽器の受け渡しが面白い曲だ。





片翼の天使【FF7】
5種聴き比べた。いい曲だなこれ。厨二心をくすぐる。

▽「リュニオントラックス」は標準的な良い演奏。
▽「20020220」は音は薄いが気迫は充分。
▽「distant worlds 」は演奏はトップクラスだがセフィロスを「セフィロ!」と言ってる。スが聞こえない
▽オリジナルサントラ版はプレステの音で精一杯やってる。合唱が無機質で別の恐怖がある。
▽ピアノコレクション版はテンポが遅めだ。とてもよくやってるが、ピアノ一台でやるのはやはり無理があるのでは。





以上。まだ持ってないCDもあるので、この記事には続編や補足版が書かれることもありうる。



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mk7911 at 22:35|PermalinkComments(0)

2011年10月01日

子門真人「およげ!たいやきくん」に思う

朝、職場で「およげ!たいやきくん」が流れてた。働きながら聴くとなんかわかるような気がしてくる。「毎日鉄板の上で焼かれる」っていうのは何か他のことなんだろうな、と。それはつらい仕事なのかもしれないし、刑務所かどっかの毎日の様子かもしれない。

「およげ!たいやきくん」の海とは自由な生活の象徴なんだろう。しかし結局たいやきくんは釣り上げられる。
自由な日々は長く続かず、束縛の中でしか彼は生きられない。この曲が暗いのはしょうがない。

「およげ!たいやきくん」は魅力的だ。子供にはキャラクターソングなんだろうし、大人には過酷な生活を歌う哀歌になりうる。広く支持されヒットするのはわかる気がする。
さんざん言い古されていることなんだろうけど。

あらためて聴いてみたら、たいやきくんは食べられて終わっている。つかの間の自由の代償が死だとすれば、救いようのない暗さだ。

腹ぺこで釣り針に食いつき逃れられないとか、あわれだ。鬱な歌だなあ

 



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mk7911 at 20:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年05月02日

「ウィーンの古典ソナチネ集 第1集」を買った / ヴァンハルのカデンツァ (第二稿)

▼購入まで

オレはピアノをやったりやめたりを繰り返している。2001~7年には熱心にやってた。

しばらくピアノから離れていたんだが、またやりたくなった。
もともと難曲に興味がない。ソナチネレベルならストレスなく弾けるから、そのへんのレベルで楽譜を探した。ソナチネアルバムそのものはさんざんやったから、違うソナチネがやりたかった。



ヤマハで楽譜を見ていてこの「ウィーンの古典ソナチネ集」を見つけた。中を見たらヴァンハルやフンメルが入ってるから第1集を買うことにした。

第1集と第2集があり、第1集は2100円、第2集は1575円。



この楽譜について調べたが、ほとんど情報がないから、不充分だろうけどオレが書くことにした。




▼冒頭の解説

まず始めにハンス・カンの書いた序文がある。
まず指使い。なるべく黒鍵に5指を使うな、以外は演奏者の判断に任せる。とある。

演奏について。この曲集は巨匠の作品の準備になる。旋律は浮き上がらせろ、ペダルはあまり使うな、とある。

1995年とある。そのころにまとめられたのだろうか。





目次。

ヴァンハル「6つのソナチネ」
プレイエル「6つのソナチネ」
ヴィグエリのソナチネが5つ。
シュタイベルト「3つのソナチネ」
ヴァンハル「2つのロンド」
ヨーゼフ・シュミット「3つのソナチネ」
ヴァンハル「2つのソナチネ」
フンメル「6つの小品」

全121ページ。

クーラウやクレメンティはいなくて、ヴァンハルが繰り返し出てくる。



「ソナチネアルバムについて」
古典派の代表的な3人は初心者向けの曲を書いてない、だから初心者は他の作曲家の作品で学ぶ、という内容。

作曲家達のプロフィールが書いてある。いずれも古典派の時代におさまる。ヴァンハルはハイドンと同年代、フンメルはベートーベンと同年代。あとの人達はモーツァルトの時代の作曲家だ。シュミットは詳細がわからない。

ヴィグエリは小品でクラスター(集合和音)を使用した、とある。

他には特に気になるプロフィールはない。

その次に、これらの作曲家と巨匠の作品の違いが書いてある。大家(特にベートーベン)は作品が緻密で実験的だが、この楽譜に入ってるような作曲家にはそれがなく型通りで先が見える、それを生徒に伝えろとある。




▼ヴァンハルのソナチネ 1番



ようやく楽譜の中身に入る。ヴァンハルのソナチネだ。

オレはヴァンハルの交響曲を聴いたことがあるし協奏曲も聴いたことあるから、優れた作曲家というイメージがある。


まだオレは最初の方しかやってないけど、ここに入ってる曲は平凡に感じた。難易度はあきらかに「ソナチネアルバム」より低い。ツェルニー100番の序盤のような感じだ。





▽冒頭のカデンツァ


奇妙なことがある。最初にカデンツァがあるのだ。
カデンツァといったら、協奏曲の楽章の中の技巧的な部分を連想するわけだが、これは協奏曲ではないし曲の冒頭にあるし、なにより技巧的ではない。これはなんだ。

下に解説があるが、よくわからない。
『音の終止、カデンツあるいは終結といったものは一つの決まった形である。それは完全な休止の感情を呼びおこすものである。ここではむしろ、調性の基本的な和声と個々の装飾音の短い演奏をもって公表される。』
わかるようなわからないような。

この最初のカデンツァは5小節からなる。二重線で終わることやCの和音(主和音)で終わることからすると、独立した楽章なのだろうか。



速さがわからないが、次がアンダンテだからここは速く弾くのだと思う。速く弾いて欲しそうな曲想でもある。
この「カデンツァ」は序奏のようなものなんだろうか?「はっじまっるよ~!」みたいな。

最後の方に収録されてるフンメルの6つの小品のうち、1つめがこれみたいな4小節のカデンツァだ。4小節でも小品なのだ。

つまり、このカデンツァも一つの楽章とみてよいのだろう。「アンダンテへの序奏」ではなさそうだ。

このカデンツァは、フェルマータのついた全音符の主和音で始まり、スタッカートのある軽そうな部分を経て和音の連結をもって終わる。
他のヴァンハルのソナチネにも冒頭に短いカデンツァが置かれている。



ここまで書いて気がついたんだけど、これはカデンツァというより、和声進行を意味する「カデンツ」なのか。オレは楽典はわからなくて、カデンツってのは和音の文法みたいなもんだ、という理解でいる。

ハノンの39番の最後でいくつか和音を経由して終止するが、そういうことだろう。

言われてみればヴァンハルの冒頭のカデンツァも最後は和音を重ねて終わっている。



まあそれがわかったところで、なぜ各ソナチネの冒頭にカデンツァがあって、それがどう演奏されるべきか、がわからないわけだが。





もう一つ気になるのは、目次のページの譜例にカデンツァが載っていないことだ。
目次のページには楽曲の最初の部分が載ってるわけだが、カデンツァは載ってない。アンダンテが載っている。

カデンツァは第1楽章ではないのか。

多楽章形式の楽曲では第1楽章アレグロは重要だが、ヴァンハルのソナチネではあまり重きを置かれていない。





他にこういう形式があるか調べてみた。さまざまな形式を模索したであろうハイドンのソナタにも冒頭のカデンツァは見つからない。
ヴァンハルの交響曲や協奏曲にも見られない。





▽アンダンテ~アレグレット

続くアンダンテは、オースティン「人形の夢と目覚め」の眠りの部分を思い出させるようなものだ。とても簡単。ソナチネアルバムの7番、クレメンティのドーミドソッソよりずっと易しい。

最後にアレグレット。ツェルニー100番練習曲の1~10番にありそうな曲だ。


dolceの指示が頻出するが、解説によるとこれは性格のみならず強弱を表してるそうだ。ピアノということか。




▼ヴァンハルのソナチネ2番

さっきカデンツァは独立した楽章と書いたけど、この曲では、冒頭のカデンツァと同じものが次の楽章・カンタービレのコーダに出てくる。
1楽章全部と2楽章コーダが全く同じなのだ。


カデンツァにもカンタービレにも速度指示がない。カンタービレが速くないのは想像できる。

オレだったらカデンツァは速く弾いてカンタービレはゆっくり弾いて違いを出したい。


最後のアレグレットは8分の6拍子。あきらかに難しくなってきた。




オレがやったのはここまで。ヴァンハルの6つのソナチネはいずれもカデンツァ・緩徐楽章(ただしアダージョではない)・アレグレットでできている。




▼終わりに

ヴァンハルのソナチネが凡作なのはちょっとがっかりだが、まあこんなもんだろう。難しくなってくれば音楽的にも優れたものが出てくるだろう。


オレみたいにヴァンハルに興味ある奇特な人以外にはどんな人がこの楽譜を買うのだろう。ソナチネはソナチネアルバム2冊でたくさんだろうに。ソナチネより簡単な曲集ならブルグミュラーがあるし、レッスンする先生から見たら「ウィーンの古典ソナチネ集」は使いどころのない曲集だろう。有名曲もなさそうだし。

「ウィーンの古典ソナチネ集」であるがヴィグエリはフランスの作曲家でフンメルはハンガリー生まれだ。ウィーン関係あるの? そこも気になる。



進んだらまたブログ記事を書いていきたい。



 


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mk7911 at 15:48|PermalinkTrackBack(0)