テレビ・映画・その他映像
2020年04月12日
ほんとにあった!呪いのビデオ67-69感想
ほんとにあった!呪いのビデオ51-55感想
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52252709.html
ほんとにあった!呪いのビデオ56-60感想
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52252946.html
ほんとにあった!呪いのビデオ61-63感想
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52253260.html
ほんとにあった!呪いのビデオ64-66感想
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52254199.html
つづき。
ほんとにあった!呪いのビデオ67見た。
*ロッククライミング →ロッククライミングしてるとつぎつぎに死体が降ってくる変な映像。その後が気になる。
*奇怪な過去 →これは見たことあった。けっこう最近のやつなんだな。
*合唱 →半透明の子供がまざってる。
*シリーズ監視カメラ扉 →閉まらない扉に半透明の人がはさまっている。
*人形焼 →見たことあるけど、焚き火のなかから変な音がするのは忘れていた。
*テーブルゲーム →麻雀をしている映像は珍しいが、テーブルの下から顔がのぞいているのは他でも見たことある。
*禁忌 前編 →引き戸がすこしずつ開いていき、なにかでてくる。映像はそれほどでもないんだけど、変な声がしていて、それは呪術的でなかなかの効果だった。
隙間がこわくて部屋の隙間をすべてテープを貼ってふさいでひきこもっている女性がでてくる。
ほんとにあった!呪いのビデオ68見た。
*置き傘 →映像はふつう。血のようなものが付着してから顔がでてくる。後から付け足された物語はいまひとつ。
*花束 →取材が長くて退屈した。映像はわかりにくい。軍人が出てくるのはあんまり怖くないな。
*ホテル →床に顔。雰囲気のいい廃墟だ。
*禁忌 中編 →映像がよい。画面も音も乱れるのはいいね。そんなに関連した映像のようには感じなかったけど。
*クリスマス →すごくわかりづらい隅っこにぼんやりと顔がある
*シリーズ監視カメラ灯台 →灯台の照らす光のなかに船が現れて沈む
*洗車機 →後部座席に少女。これもわかりにくいなあ
*続・禁忌 中編 →死者と生者による婚礼の儀式。謎めいていてこれは良い。
ほんとにあった!呪いのビデオ69見た。
*火葬場 →ふつう。夜の廃墟で髪の長い女が近寄ってくる、ぐらいだと「基本コース」って感じだ。
*消える →ノイズ系。これは不気味。笑ってるような家族が一人ずつ消えてゆく。映像の汚さが味を出している。
*禁忌 後編 →取材。門前払いされた家に、別の人をつかって潜入する。退屈なので途中で本読んでたよ。
*砂浜 →足跡がつくのがちょっと面白い。そのあとの顔はふつう。
*シリーズ監視カメラ マンション →うっすら人があらわれる。電灯の明滅がいい。
*雛人形 →洞窟のなかで、首のない人形のある埃だらけの雛壇を見つける。不思議だし、わきからでてきた顔も怖くてなかなかいい。
*指輪 →側溝のなかを自撮り棒で撮影した珍しい心霊映像。工夫がある。
*続・禁忌 後編 →気味の悪い人形、人形を息子としてあつかう母親。笑い声などいろんな怖さがある。
最後、ちょっと浮かせてから落としてくる結末。やるねえ。
後半は盛り返してきた。
つづく。
と言いたいところだが、飽きてきたのでそろそろこのシリーズを見るのやめようかと思う。離れてみて、また見たくなったら戻ってくるかもしれないけど、ここでいったん切ります。
さようなら。
mk7911 at 09:00|Permalink│Comments(0)
2020年04月05日
ほんとにあった!呪いのビデオ64-66感想
ほんとにあった!呪いのビデオ51-55感想
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ほんとにあった!呪いのビデオ56-60感想
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52252946.html
ほんとにあった!呪いのビデオ61-63感想
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つづき。
ほんとにあった!呪いのビデオ64見た。
*怨讐 →廃墟もの。人形が出てくるからそれが動くんだと思ったら、関係ないところで動いた。工夫が見られた。
*トイレ →男が女子トイレに潜んで撮影するってどうなのか。男の恋人の女性が神妙な顔して取材に答えてるけど、そこは気にしてない。
赤い顔の子供がなかなか怖いが、落ち着いて考えれば、「欽ちゃんの仮装大賞」で演目が終わったあとに飛び出してきた子供のようでもある。声は有名な「不気味な女」に似てる。
あと、自宅のトイレでも撮影してるけど、そんなとこで撮影するかなあ。なにかあって撮影をはじめるならわかるが、なにもないところから映像がはじまる。
*スケープゴート後編 →一人しかいない部屋から複数の男女の声が聞こえる。よく聞くと「take it easy」という声がある。前向きなメッセージだなあ。怖くなくなる。ハングル語っぽいというコメントもある。
ドアをあけられた瞬間に手首から血がながれはじめているのがタイミングよすぎてダメだなあ。
*赤い傘 →線路のうえにからだがちぎれたような人と赤い傘があらわれる。場所も傘も珍しい。だいたい霊は色が薄いか白黒なので、色があると新鮮。
*シリーズ監視カメラ覗き穴 →覗き穴が珍しいし、顔はかなり嫌な感じで出たり消えたりする。「嫌な」はほめ言葉。
*続・スケープゴート後編 →山歩きしている。心霊動画のスタッフって、体力が要る仕事だなあ。
*寺跡 →地蔵の前でふざけてたら女があらわれる。しっかりのぞきこんでる視線が嫌だ。「嫌だ」はほめ言葉。
*人身事故 →事故の被害者の前にかがみこむ半透明の人。わりと自然にできてる。
*終・スケープゴート後編 →サキさんはどこにいったんだ。元々死んでいた、みたいなまとめかたをしているけど。最後の映像は足だけあらわれる。最初のほうに出てきた映像とつながってるんだな。
64は、後半はおもしろかった。
呪いのビデオ65見た。
*サバイバルゲーム →おもしろいシチュエーションに目をつけているし、出てきたものも珍しい。怖くはないけど。
*遊女 →なにも出てこないうちからすでにかなりこわくて、出てきたものはそうでもない。ロックのミュージシャンのPVみたいな迫力の顔。あとから合成した感。惜しい~。
*納骨堂 →ちょっと珍しい映像だが、地味でもある。撮影者が行方不明というのは月並み。証拠を出さなくていいから行方不明とも死んだともいくらでも言えてしまう。
*MEMORY前編 →映像はこわい。異様に体の長い人が映っている。撮影者の恋人のこわがりかたがリアル。
電話取材が長くて頭に入ってこない。
*写真 →これも、素の部分(映像のうち、まだなにもでてきてない部分)がこわい。廃墟に写真がちらばっていて、その顔の部分がみんなひっかかれて削られている。
*家族 →すごくわかりづらいが、見えたものはけっこうこわい。フラッシュの一瞬にだけ、見知らぬ三人が食卓にいる。
*シリーズ監視カメラ マンホール →マンホールのうえに上半身だけの女がいる。はっきり出すぎているし、つきすぎなエピソードがある。
*MEMORY後編 →霊のせいで体調をこわしたっぽい人に取材してると、核心にせまったあたりで発狂するというパターンがある。びっくりする。
着物の女の子の映像は、ノイズのかかりかたが「遊女」そっくりなのだが、ちゃんと怖い。白い手がふすまを開けるっていうの、ありそうでない。顔の変形もおそろしい。2000年のわりにはすごく古そうな部屋。
呪いのビデオ66を見た。
*ぎょうさん →たまにあるね、巨大な顔がでてくるやつ。歯をむきだしているのが迫力。
*声 →あえぎ声のする隣の部屋を自撮り棒で盗撮したら首吊り死体があって窓に顔も浮かんでいた。首吊り死体しかないのにあえいでいるような声がずっとしているのが気味悪い。管理人にきいたらそこには誰も住んでいないと言われた、っていうのがどこかで見たような話ではあるが、カメラの移動がゆっくりとしていて、不気味さがある。
*六十六前編 →呪いのビデオ66で「六十六」というのをやるのは気がきいていて、恐怖が薄まる。ノイズはこわいが顔がでてくるのはそれほどでもない。男の顔だからこわくないのか?
*残留物 →廃墟の家に吊り下がっている服に人の体があるように見える。わかりづらい。
*シリーズ監視カメラ パチンコ →これもわかりづらいが、とぼとぼした動きがこわくてなかなかのものだ。
*樹海 →樹海でつまずいたら足元に頭があって、目が動いている。見たことあるかも。
*六十六後編 →映像にでてくる坊さんの群れよりも、じわじわ沼に入っていこうとするスタッフのほうがこわい。女性スタッフが沼に入って必死に助けようとしていた。
毎日更新 工藤吉生日記【300円】note
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2020年03月20日
ほんとにあった!呪いのビデオ61-63感想
ほんとにあった!呪いのビデオ51-55感想
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ほんとにあった!呪いのビデオ56-60感想
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つづき。
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2019.12/26
呪いのビデオ61見た。
*野鳥観察 →別の動画で見たことある。むちゃくちゃ驚かされるが、よく見ると心霊というよりはマスクをかぶった人がこっちに走ってきているようだ。
「疾走!」という名作があって、首のない人が走っていくものなんだが、それを意識してると思われる。こちらは首だけ高速で迫ってくる。
*終焉 →鏡をつかったトリック。手を前につきだしたような変な形で迫ってくるのがいい。しかしつまんなそうな芝居だ。劇団員とかいうが、声がでかいおおげさな人たちだ。
*露天風呂 →湯煙が人の顔に見える。こわくない。
*シリーズ監視カメラ コインロッカー →女が荷物をロッカーに入れてそれを刃物で突き刺している。見たことないタイプだ。その後子供の顔のようなものがあらわれる。いいよ。
*BBQ →首吊りの縄のようなものがたくさんぶら下がる木。かなり気味が悪い。出てくるものはちょっと変わっていて、木に顔があり動いている。いいねえ。
*卒業式 →合成まるだしでダメ。二回出るのも、お約束通り。二回出れば珍しいとか二倍怖いとか、そういうのはないよ。
*人形ノ家 →前編はどうしようもなく弱い。人が電車に轢かれるところが留守電に入っていたという、変な音声。音だけではねえ。
後編になると盛り返してくる。足の不自由なホステスが、なんだかんだで暴力を受けたりホームレスになり廃墟に住むようになり餓死したというエピソードに迫力あり。
人間の不幸な生涯が感じられると、呪いにも重たい力が加わるように思うよ。髪の毛の入った気味の悪い人形とか、天井の目とか、嫌な感じが強まってきた。
一瞬ぼやけて変化するパターンが二つあったな。
そういうわけで、61は良作ぞろいといってもいいのではないでしょうか。
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2020.1/5
呪いのビデオ62前編見た。
*バッティングセンター →黒い男の子が駆け寄ってくる。突然だから怖いが、リプレイを見るとカメラが不自然だ。目の前の人を撮ろうとしていない。霊がくる場所を知っていてそこが真ん中になるように撮っている。
*アスレチック →隙間から、逆さまに女がでてくる。CGみたいで、周りの映像にうまく溶け込んでいない。
*スケープゴート・前編 →うまい映像だ。電気を消すと出てきて電気をつけるといなくなる。それがはっきりしている。力なく座っていて霊っぽい。
*シリーズ監視カメラ「門」 →首のない人が白昼堂々歩いている。影のほうには頭があるように見える。また、なぜかピンボケ気味だ。それを差し引いてもなかなかショッキングだ。
*断崖 →これもけっこうすごい。手が四本、突然出てきてつかまれる。周りが暗いから撮れたんだろう。
薄暗いのに、突然暗くなって懐中電灯を使っている。すぐ暗くなりすぎだ。
2020.1/6
呪いのビデオ62後編見た。
*タイムカプセル →タイムカプセルを掘り出した穴から人がでてくる。カプセルのなかの人形が不幸を呼ぶエピソードもついている。普通。
*救急車 →赤いライトに照らされた地面に顔があるように見える。よくできてるなあ
*続・スケーブゴート・前編 →キャンプ場でいなくなった女性が離れた川で見つかるが、様子がおかしくなっている。発見時の映像があって、水面に顔が見える。そんなことよりいきなりあらわれて立っているのが異様だ。
スタッフが入れ替わっていた。キャラの薄い人が増えてきた。
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2020.1/8
呪いのビデオ63前編見た。
*親子 →川辺にいる子供の足元に手が見えてから、木のうえに頭が見える。黒い頭がけっこう気味悪い。子供が溺れて親が首つるエピソードはつきすぎだ。
*ゴンドラ →窓の外に子供の顔。エピソードはつきすぎ。
*スケープゴート 中編 →スタッフが尾行している准教授が「誰かにつけられている気がする」と不安を訴えているのがちょっとおかしい。
映像は派手にできすぎている。三つも霊がでてくるのは出すぎだ。顔に穴があいているのは良い。
全体的に、エピソードが因果関係を見せすぎている。ちょっと意味わからないくらいでちょうどいいのに。
あと、映像にいろいろ映りすぎだ。もっとささやかなほうが想像力がよくはたらくだろうに。
ちょっと不調なのでは?
2020.1/9
呪いのビデオ63後編を見た。
*街撮り →ふつう。投稿者は外国人だというが、そこは関係なかった。
*上空 →よい。飛行機内の荷物置き場に顔のようなものがある。不鮮明なのに目が動いているのはわかる。そうそう、これくらいのがいい。
*シリーズ監視カメラ鳥居 →物影から出てきて物影で消えるパターン。「上空」もそうだ。霊的なものには見えないが出方はいい。すぐ消えてもう出ないのがいい。
*証明写真 →唇の赤い男が気になる。証明写真機のなかに人がいたと思ったらいなかった映像。そのあとの顔は作り物っぽい。目が動きすぎ。さっきも目が動くパターンあったし。
*続・スケープゴート 中編 →なかなか壮絶に展開していく。シャワーを浴びてる男の人に外から声をかけるのはいかがか。と思うところだが、准教授という人が血だらけで自殺未遂をはかっていた。鏡に傾いた女の顔。傾いてるのがこわい。
工藤吉生日記【300円】note
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2020年03月14日
「ほんとにあった!呪いのビデオ」56-60感想
呪いのビデオ51-55感想
http://blog.livedoor.jp/mk7911/archives/52252709.html
のつづき。
ほんとにあった!呪いのビデオ56見た。
55と比較してしまうとあまりたいしたことはない。
鏡の割れるやつは、急に出てびっくりさせてくるから怖がらせ方としては反則であるが、割れるのがうまかった。タイミングばっちり。
ワゴン車のやつとテーブル下のやつは、たいしたことない。気のせいでは?
最後に嫌なものが出てきてやや挽回した。
ニコニコで購入して見てるんだけど、コメントをOFFにして見ている。雰囲気がこわれるからね。
見終わってからコメント一覧を振り返ってるんだけど、「幽霊の自己顕示欲がすごい」というコメントがあって、なるほどと思った。見えるか見えないかのビデオもあるが、これでもかと出まくるビデオもある。
ラブホテルでお互いを撮影している映像が途切れて霊のようなものがアップになっていき叫ぶ映像が最後にあるんだけど、それはたしかに自己顕示欲かも。
それよりポヨーンポヨーンという変な音のほうが嫌だ。
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呪いのビデオ57を見た。
*隙間 →手本通りという印象。しっかりしたやつが急に出るからけっこうこわい。ハムスターがかわいい♥️
*シリーズ監視カメラ からみつく →なかなかいい。なにもしてなくて止まってるような女性が出たり消えたり。なにもないところを見て立ってるのがいい。
*棲んでいる →やっぱ廃墟はこわいなあ。出てくるまでが怖い。カメラを左右に振り始めると、こちらとしてはそろそろくるぞという心の準備がはじまる。出たものは普通。鏡とか窓にいるのはありがちではある。
*穴場 →霊っぽくない。ポーズとか、作ってる感じだ。なんかこういうの見たことあるよ。手だけ水面から出てるやつ。手だけのほうが怖かった。
*お焚き上げ →こじつけだ。なんにも見えない。納得いかない。
*予兆 →外国なのが珍しいが、国名が出ない。光の加減でこう見えただけじゃないか?
*邪心 →複数の投稿映像に同じものが映るのは前にもあったが、パズルみたいに組み合わせるとひとつになるのは新しいパターン。音も不気味でよい。
取材はいつも通りな感じ。復讐サイトが出てくるが、古めかしく感じる。背景が黒い掲示板サイト。今もそういうのあるのか?
関係ないけど、呪いのビデオのスタッフルームの本棚に石原慎太郎の『老いてこそ人生』という本があった。
なんか本棚って、すごく見ちゃうんだよ
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ほんとにあった!呪いのビデオ
順番に見ているつもりだったが、58をとばして59を見てしまった。
*現場 →カメラが上下している間に出てきて、驚いたカメラがビクッてすると消えるパターン。出てきたものは、顔だけど工夫がある。
*人形 →現象がささやかだ。出てくる子供は子役だとコメントにある。言われてみればそんな感じだ。「一般」っぽくない。
*大雪 →かまくらにあらわれる。ものは普通だが場所はわりと珍しい。
*シリーズ監視カメラ 介護 →ダンススタジオで人が消える作品の応用編みたいな作品。灯りがついたり消えたりする。点滅系と呼ぼうか。
*海水浴 →昔ながらの感じだ。
*テープ →廃墟で拾ったテープとか、やばそう。テープの音声はエロに近い恐怖だ。男がなだめているのがいやらしくも新しい。風呂にでたものはCGっぽい。
*邪心 →58を見逃したので話についていくのが難しい。物を渡す場面が嘘っぽい。森の映像はいい。
しかし、いろいろ見るとパターンがあるもんだなあ。いくら「ほん呪」がすぐれていても、パターン化は避けられない。ものごとというのは少しずつしか新しくならないんだな。
スタッフが入れ替わるのは変化のために必要なことだろう。
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呪いのビデオ58見た。
*吊り橋 →隙間から急に来る。絵馬のやつと同じだ。男なのがやや珍しいくらいか。
*女首 →飛んでくるのがインパクトある。そのあとの顔は普通。
*盆踊り →普通。霊っていうのは黒ずんでるもんだなあ。
*シリーズ監視カメラ バックヤード →扉をあけると居るのも、うしろをついてくるのも見たことあるパターンだよ。
*足元 →これも普通。驚き方をちゃんとやっていて、悪いものではない。
やっぱり黒ずんだ顔だ。白い顔も怖いと思うんだが、今回は黒い顔ばかりだ。
*遊園地 →古い映像は好きなんだけど、これはちょっと。あまりにもつくりものだ。CGだ。お経と霊が同時にでてくるのが解せない。お経は霊を払うイメージがあるから。
*邪心 中編 →あたらしいスタッフの頑張りっぷりがよくない。このシリーズにそういうのいらない。
ちょっとおもしろかったのは、上司をターゲットにした架空の復讐依頼に、上司にあたる立場のスタッフが「架空の依頼なんだよね」って確認してたところ。こういう、ちょっとした笑いがたまにあるんだよね。
でも、なーんか見たことあるんだよな。訪ねていったら取材相手は病気がひどくて対応できなくて、親が対応してるんだけど、そうしてるうちに本人が二階で暴れだす展開。
そういうわけで、ちょっと停滞を感じている。スタッフが変わるとかすれば次の展開がありそうだが。
▼
呪いのビデオ60見た。
*もう半分 →これが一番よかった。夜の橋というのもいいし、足だけなのも、動きの遅さもいい。顔もいいんだけど、両方出るのは余計。
*墓所 →青いしちょっと西洋ふう。つくったものっぽく見えてしまう。
*空手大会 →手だけ。空手とまったく無関係なのがいい。
*シリーズ監視カメラ 駐車場 →かなりいっばい出るのは面白い。動きが死者っぽくない。
*風の便り →ダメ。いじめられっこの噂してたら出てくるとか、二ヶ所にはっきり出るのとか、当たり前で平凡。
*ついてくる →これもなんかいつも通りだな。ひらひらしてるのがちょっといい。カメラがぶれると消えるのは食傷気味。
*蛭子 →人が消えていくのはなかなかいい。出てきたものや音声もパンチがきいている。後編の映像は「ついてくる」と同じで、ついてきたものがカメラのぶれとともに消える。
洞窟探検がたのしい。隣人女性という人のしゃべり方が嘘っぽい。とってつけたような女言葉だ。
増本くんが離脱したのはよい。この人もわざとらしいから。増本くん1人に洞窟の見張りをさせるのは悪手だ。
古事記をもってきたりして、スケールの大きな嘘だ。いいね。
つづく
mk7911 at 15:38|Permalink│Comments(0)
2020年03月10日
「ほんとにあった!呪いのビデオ」51-55、movie2の感想
いろいろ検討したんだが、ニコニコでチャンネルに入って「ほんとにあった!呪いのビデオ」を51から見ていくことにした。1-50のまとめをYouTubeで見たことがあるから、その続きから見る。
月額330円でチャンネルに入って、さらにポイントで動画をひとつひとつ購入する仕組みになっていた。
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呪いのビデオ51はほとんど知ってるやつだった。YouTubeで見たんだろうか。
古本屋のやつは初めて見た。二台の防犯カメラに、足の透けてる着物の女性が映ってる。異なる角度の二台のカメラなのに、どちらにも後ろ姿で映ってるというのが新鮮だ。
▼
呪いのビデオ52はけっこう知らないのがあった。
結婚式のケーキ入刀のところで映りこんでくるやつとか。
調査の似顔絵のくだりで、面白いのに誰も笑わないのも印象的だった。
廃墟の男の子とか。男の子ってめずらしい。こういうのは髪の長い女性が多い。
「雨の死者」もかわったパターンじゃないか。撮影者が逃げるどころか、怒って立ち向かっていく。
映像にべつの映像が割り込むパターンが好きなんです。
あと、どこかで古いテープを発見したとかの話になるとワクワクしちゃう。
で、発見したテープには必ずそういうものが映りこんでいる。お約束ですね。
▼
呪いのビデオ53、ほとんど見たことないやつだった。普通に怖かった。
最初の「血だまりの女」からけっこういい。こういう要素のある有名なネットの怪談があるよね。双眼鏡かなにかで遠くを見ていたら、目があっちゃうっていう。
「復讐」もいい。誰が撮っているのかわからない映像というのは好き。全体的に暗くぼやけて揺れているのが、人間じゃないものが撮影しているかのような味がある。落ちて終わるのもいい。不明のメールアドレスから送られてきたという。
「地下駐車場」みたいに首をすばやく振るタイプのやつはそんなに怖さを感じない。好みでしょうね。いつの間にか助手席にいるのがひと工夫。ひと味加えてくるのがこのシリーズのいいところ。
「寝言」はあんまり。
「成人」は危険とされる映像を年月をかけて安全にしたエピソードのほうが印象的。いい親御さんだね。
「遺された呪いのビデオ」は、出所もやばそうだし、投稿者の手紙の文字にクセがある。映像自体が白黒でめちゃくちゃにノイズだらけで、何もなくてもけっこう不気味なのに、やっぱり何かあるんだなこれが。急にくるとびっくりする。逆再生はやりすぎ。
これはかなりのものだった。これまで定番・傑作とされてきた作品に加えてもいい水準と思う。
▼
呪いのビデオ54見た。
「私は誰」は当時としてはかなり新しい題材じゃないか。スマホに話しかけるとAIが答えるやつ。なんていうんだっけ。知らないフルネームを言ってくるのがリアルで、出てきたものもなかなかいい。
「見えぬ踏切」もいい。音だけでもけっこうこわいが、姿もいっぱいでてきて大サービスだ。
「霊界電話」は音だけ。音で怖がらせるのがつづく。男のおっとりしたしゃべりかたが気味悪い。
「監視カメラ 老人ホーム」は見たことある。ちょっと地味。
「タワーパーキング」はけっこうでかく出るからこわい。子供のほうは最後のほうまでわからなかった。
「今はもうない・・・」普通。
「失われた仔ども達」完結。やや尻すぼみだが、これ以上は無理だろう。強引な取材が二度失敗している。一度は逃げられ、一度は強く断られる。
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「呪いのビデオ the movie 2」見た。
評判がいいので見たが、中だるみがあるので1.25倍速で見た。筋書が強引だ。movieっていうけど、これを映画として見たら、えらく荒くてデタラメだ。後半は、本当っぽく見せることを完全に放棄している。こちらとしては気持ち良く騙されたいので、あんまり無理されると困る。
テンポは悪いし無茶だが、つまらなくはない。途中ちょっと怖いし、廃墟がいい。
初期だからスタッフが違う人たちで、やや人間味がありあたたかい感じだ。岩澤さんというガイコツみたいなスタッフと冷静な人たちを見慣れているので、新鮮だった。
▼
「ほんとにあった!呪いのビデオ」55をふたたび見た。
以前YouTubeで見て、つよい印象が残っていた。
複雑な内容なのでもう一度見たかった。
見たが、やはり複雑だなという印象だ。こんがらがっていて整理しきれない。
「飛ぶカメラ」が印象的だ。
はっきり見えるどころか、しばらく画面いっぱいにそれの顔が映っている。霊だとしたら血色がいいという感想をどこかで見たが、じゅうぶんおそろしい。
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2019年12月06日
「おしん」を37日間で全話見て思ったこと 2019.10/18-11/23
2019.10/18 から 11/23
にドラマ「おしん」をすべて見た。感想をここにまとめておく。
工藤吉生日記【300円】note
https://note.mu/mk7911/m/m94efea4348b3
からの抜粋。
とんでいる箇所もある。
10/18
NHKオンデマンドで「おしん」を1話から見始めた。
「世にも奇妙な物語」を見まくる企画をやってたんだけど、残り40話くらいのところで動画が見つからなくなり進まなくなってきた。
このあいだ職場で「おしん」の話で盛り上がっててオレだけ全然わからなかった。聞いてたら興味が湧いてきた。
DVDの価格を調べた。無理じゃないけどけっこう高い。
YouTubeで動画を探したが、抜けが多い。全話あると思ったら外国語で吹き替えられていた。
いろいろ検索していて、NHKオンデマンドが安くて確実だとわかった。月額990円で見放題だという。
▼
10/23
「おしん」は59-60-61-62-63を見た。のこり234話。このペースだと11月末までにギリギリ終わるかどうかってところだ。
おもしろいドラマだ。
1983年のドラマだが、いまの朝ドラとそう変わらないのではないか。このころすでに「朝ドラ」が完成していたようで、そこに驚く。
ドラマのつくりかたそのものはすこしも古く感じない。舞台になっている時代が古くて展開がベタなところがあるだけだ。画質だって汚くない。
「朝ドラっぽさ」がすごく濃いので驚いている。オレの感じる「朝ドラっぽさ」はたぶん、21世紀の朝ドラを見て出来上がったものだ。
気になる展開が起きてから「つづく」へのスムーズな移行。カメラワーク。みごとなもんだ。
演技はみんなめちゃくちゃうまいが、染子さんは昨日ちょっと気になった。ちょっとぐらい台詞がつっかえてもそのまま撮っているようで、そこは変わっている。
強いて言えば、オープニングの音楽と映像が渋いところが今っぽくない。あとは、しょっちゅう平手打ちしているところで古い番組だとわかる。
10/24
「おしん」は64-73話まで見た。10話すすめた。
最近、オープニングを飛ばすようになってきた。1分だとしても、全297話だったら5時間がオープニングだ。
10/27
「おしん」94-99話を見た。
ガッツ石松がでてきた。ボクシングどうこう、バラエティー番組どうこうより、ガッツポーズの由来になった人というイメージがある。
ガッツ石松はやくざの親分的なキャラクターででてくる。
「お控えなすって」ではじまる挨拶をおしんに教えていた。それができないとその筋の人とは話せないのだという。
それについて気になったので調べたりした。
動画がふたつあった。
"軒下の仁義 池部良"
https://youtu.be/S0wo7FWculg
"仁義を切る"
https://youtu.be/rXXtv1qb-BU
異様なことだ。
名刺がない、読み書きできない人が多い時代におこなわれた挨拶なのだともいう。相手の目を凝視して話している。片方の手のひらを見せるようにしているのは、刀を抜く意志がないことをしめすポーズの名残りだという。メガネや指輪やネクタイを外すという決まりもある。
どちらも映画で、実際のものではない。
流れるようにしゃべっているが、滑稽味はまるでなくて真面目そのものだ。それでいて「ざっくばらん」とか「そこつ者」とか口では言う。
型があって、失敗するとボコボコにされるともいう。
気になって何度も見てしまう。
フーテンの寅さんの「生まれも育ちも葛飾柴又~」っていうあれが「仁義」のひとつなんだそうで、そういう世界がなんだか不思議でたまらない。
10/28
「おしん」は100話から110話まで。
特にかわいそうなこととかなくて、ところどころ危なくなりながらものんきに仲良くやっている。
10/29
111-117話まで見た。
途中で震災がきて人物がひとり亡くなったりして変化がすこし起きている。佐賀に移動した。
しかしまあ、わりと同じことの繰り返しにも見える。知らない人とぎすぎすして、仲良くなるまでを長々とやるんでしょう……
と予想するけど、そこは裏切ってほしい。
10/29
「おしん」118-124話。ずっといびられている。手をかえ品をかえ、陰湿ないじめにあっている。
かわいそうというよりは、おしんが強いからだと思う。
動物って相手に敵意がないことを示す動作を知っている。
犬はおなかを見せたり尻を見せたりするそうだ。猿は歯をむきだして服従をあらわすのだそうだ。
人間はそれがもっと複雑らしい。
おしんにとっては家事を手伝うことがそれにあたるようなのだが、田倉家にとってはそうではないため、おしんは(動物でいうと)群れに入れない。
おしんが仏頂面をすることで田倉家には敵意があるように受け取られ、ずっと距離をおかれている。
おしんがなんでも出来すぎるのが裏目に出たのだろう。
わたしには出来ないことがあってあなたの協力が必要です、というところを見せれば相手の顔が立つ(この言葉は好きじゃないが)。相手はこちらの力を必要としている、とわかれば、魚心あれば水心(この使い方でいいのか)で協力しあおうということになる。
しかしおしんは一人でも暮らせるような能力がある。頼ることが悪だと思っている。おしんは迷惑をかけないのが善と思っているが、田倉にとってはそれが「あなたの力などいらない!」という拒否の意思表示に受け取られるんだろう。土地柄による考え方もあるんだろうか。おしんは山形で、田倉は佐賀だ。
弱いもの・できないもの同士が寄り集まって補いあっているところに、出来るものがくるから警戒される。
以前、夫の竜三の仕事がうまくいかないときに、妻であるおしんの仕事がうまくいっていることで夫婦関係がギスギスしたことがあった。おしんが飢え死にを恐れずに仕事をきっぱりとやめたら、危機を感じた夫が奮起してうまくいった。
そのように、自分が引くことで周りを前に行かせて信頼を得る方法がある。
それを経験から知っているはずのおしんだったが、震災後の心労からなのか、お清の嫌がらせがエグいからなのか、実践できなかった。それでこじれてずいぶん苦しい道をたどっている。
オレはそういう見方をしている。
11/1
おしん短歌は141-148まで。
これでようやく半分くらい。なかなか進まないと思ったら急に話が動き出して、たいへんなことになった。お産がだめだったところでしばらく泣いた。
11/3
おしんは154-159。
気になる終わりかたの回がすくない。そのせいか、あんまり多くは続けて見てない。
11/8
178-190。
わりと幸せでうまくいきそうなところだったが、母が白血病で死んだ。古くからの親しい加代さんという人が行方不明になり、売春宿で再会し、その直後亡くなり、赤ちゃんをおしんが引き取って育てることになる。加代の家族は祟りみたいにみんなきれいに亡くなった。そこへ戦争が近づいてくる。
戦争の要素が濃くなってくると見るのに覚悟がいるというか、疲労がある。
11/13
「おしん」207-209。開戦した。
それまでラジオなんか無かったのに、いつのまにかラジオが家にあって、つけたらすぐに開戦のニュースという強引さだ。
11/14
おしんは210-219話。終戦。
家はなんとか守ったものの、長男と夫を亡くして、大きな犠牲だった。
11/15
「おしん」220-227。終戦。ついにおしんが田中裕子から乙羽信子になった。精神的にどっしり安定して、危うさがなくなったのがちょっとさびしい。
11/16
「おしん」228-230。つまらなくはないが、子供のやりたいことに親が反対していざこざが起こるっていう仕組みが嫌になってきた。
11/19
おしんは235-238。あんまりおもしろくないというか、おしんが脇役になってきた。無理しなくなって安定してきたので「おまけ」って感じの話がつづく。急に四年後になって知らない人が出てきたのでちょっと困る。時代があたらしくなるにつれて、ダサさが気になってきた。
あと60話。8割見たんだな。
11/20
「おしん」239-253。
さすがの展開力で、けっこう見れるドラマになっている。のこり44話。
11/21
「おしん」254-256
子供が結婚したりしてる。
あたらしい商売がすすみつつある。
おしんは自分の価値観を嫁に植え付けようとするけど、貧乏人の考え方を金持ちに教えるわけで、無理が生じている。しなくてもいい苦労をおしつけているように見える。
11/23
277-297。おわり。最後は夜2時までぶっ通して見た。
▼
おしんを見てつくった「おしん短歌」をこのブログにまとめてたけど、トゥギャッターにもまとめた。
https://togetter.com/id/mk7911
にドラマ「おしん」をすべて見た。感想をここにまとめておく。
工藤吉生日記【300円】note
https://note.mu/mk7911/m/m94efea4348b3
からの抜粋。
とんでいる箇所もある。
10/18
NHKオンデマンドで「おしん」を1話から見始めた。
「世にも奇妙な物語」を見まくる企画をやってたんだけど、残り40話くらいのところで動画が見つからなくなり進まなくなってきた。
このあいだ職場で「おしん」の話で盛り上がっててオレだけ全然わからなかった。聞いてたら興味が湧いてきた。
DVDの価格を調べた。無理じゃないけどけっこう高い。
YouTubeで動画を探したが、抜けが多い。全話あると思ったら外国語で吹き替えられていた。
いろいろ検索していて、NHKオンデマンドが安くて確実だとわかった。月額990円で見放題だという。
▼
10/23
「おしん」は59-60-61-62-63を見た。のこり234話。このペースだと11月末までにギリギリ終わるかどうかってところだ。
おもしろいドラマだ。
1983年のドラマだが、いまの朝ドラとそう変わらないのではないか。このころすでに「朝ドラ」が完成していたようで、そこに驚く。
ドラマのつくりかたそのものはすこしも古く感じない。舞台になっている時代が古くて展開がベタなところがあるだけだ。画質だって汚くない。
「朝ドラっぽさ」がすごく濃いので驚いている。オレの感じる「朝ドラっぽさ」はたぶん、21世紀の朝ドラを見て出来上がったものだ。
気になる展開が起きてから「つづく」へのスムーズな移行。カメラワーク。みごとなもんだ。
演技はみんなめちゃくちゃうまいが、染子さんは昨日ちょっと気になった。ちょっとぐらい台詞がつっかえてもそのまま撮っているようで、そこは変わっている。
強いて言えば、オープニングの音楽と映像が渋いところが今っぽくない。あとは、しょっちゅう平手打ちしているところで古い番組だとわかる。
10/24
「おしん」は64-73話まで見た。10話すすめた。
最近、オープニングを飛ばすようになってきた。1分だとしても、全297話だったら5時間がオープニングだ。
10/27
「おしん」94-99話を見た。
ガッツ石松がでてきた。ボクシングどうこう、バラエティー番組どうこうより、ガッツポーズの由来になった人というイメージがある。
ガッツ石松はやくざの親分的なキャラクターででてくる。
「お控えなすって」ではじまる挨拶をおしんに教えていた。それができないとその筋の人とは話せないのだという。
それについて気になったので調べたりした。
動画がふたつあった。
"軒下の仁義 池部良"
https://youtu.be/S0wo7FWculg
"仁義を切る"
https://youtu.be/rXXtv1qb-BU
異様なことだ。
名刺がない、読み書きできない人が多い時代におこなわれた挨拶なのだともいう。相手の目を凝視して話している。片方の手のひらを見せるようにしているのは、刀を抜く意志がないことをしめすポーズの名残りだという。メガネや指輪やネクタイを外すという決まりもある。
どちらも映画で、実際のものではない。
流れるようにしゃべっているが、滑稽味はまるでなくて真面目そのものだ。それでいて「ざっくばらん」とか「そこつ者」とか口では言う。
型があって、失敗するとボコボコにされるともいう。
気になって何度も見てしまう。
フーテンの寅さんの「生まれも育ちも葛飾柴又~」っていうあれが「仁義」のひとつなんだそうで、そういう世界がなんだか不思議でたまらない。
10/28
「おしん」は100話から110話まで。
特にかわいそうなこととかなくて、ところどころ危なくなりながらものんきに仲良くやっている。
10/29
111-117話まで見た。
途中で震災がきて人物がひとり亡くなったりして変化がすこし起きている。佐賀に移動した。
しかしまあ、わりと同じことの繰り返しにも見える。知らない人とぎすぎすして、仲良くなるまでを長々とやるんでしょう……
と予想するけど、そこは裏切ってほしい。
10/29
「おしん」118-124話。ずっといびられている。手をかえ品をかえ、陰湿ないじめにあっている。
かわいそうというよりは、おしんが強いからだと思う。
動物って相手に敵意がないことを示す動作を知っている。
犬はおなかを見せたり尻を見せたりするそうだ。猿は歯をむきだして服従をあらわすのだそうだ。
人間はそれがもっと複雑らしい。
おしんにとっては家事を手伝うことがそれにあたるようなのだが、田倉家にとってはそうではないため、おしんは(動物でいうと)群れに入れない。
おしんが仏頂面をすることで田倉家には敵意があるように受け取られ、ずっと距離をおかれている。
おしんがなんでも出来すぎるのが裏目に出たのだろう。
わたしには出来ないことがあってあなたの協力が必要です、というところを見せれば相手の顔が立つ(この言葉は好きじゃないが)。相手はこちらの力を必要としている、とわかれば、魚心あれば水心(この使い方でいいのか)で協力しあおうということになる。
しかしおしんは一人でも暮らせるような能力がある。頼ることが悪だと思っている。おしんは迷惑をかけないのが善と思っているが、田倉にとってはそれが「あなたの力などいらない!」という拒否の意思表示に受け取られるんだろう。土地柄による考え方もあるんだろうか。おしんは山形で、田倉は佐賀だ。
弱いもの・できないもの同士が寄り集まって補いあっているところに、出来るものがくるから警戒される。
以前、夫の竜三の仕事がうまくいかないときに、妻であるおしんの仕事がうまくいっていることで夫婦関係がギスギスしたことがあった。おしんが飢え死にを恐れずに仕事をきっぱりとやめたら、危機を感じた夫が奮起してうまくいった。
そのように、自分が引くことで周りを前に行かせて信頼を得る方法がある。
それを経験から知っているはずのおしんだったが、震災後の心労からなのか、お清の嫌がらせがエグいからなのか、実践できなかった。それでこじれてずいぶん苦しい道をたどっている。
オレはそういう見方をしている。
11/1
おしん短歌は141-148まで。
これでようやく半分くらい。なかなか進まないと思ったら急に話が動き出して、たいへんなことになった。お産がだめだったところでしばらく泣いた。
11/3
おしんは154-159。
気になる終わりかたの回がすくない。そのせいか、あんまり多くは続けて見てない。
11/8
178-190。
わりと幸せでうまくいきそうなところだったが、母が白血病で死んだ。古くからの親しい加代さんという人が行方不明になり、売春宿で再会し、その直後亡くなり、赤ちゃんをおしんが引き取って育てることになる。加代の家族は祟りみたいにみんなきれいに亡くなった。そこへ戦争が近づいてくる。
戦争の要素が濃くなってくると見るのに覚悟がいるというか、疲労がある。
11/13
「おしん」207-209。開戦した。
それまでラジオなんか無かったのに、いつのまにかラジオが家にあって、つけたらすぐに開戦のニュースという強引さだ。
11/14
おしんは210-219話。終戦。
家はなんとか守ったものの、長男と夫を亡くして、大きな犠牲だった。
11/15
「おしん」220-227。終戦。ついにおしんが田中裕子から乙羽信子になった。精神的にどっしり安定して、危うさがなくなったのがちょっとさびしい。
11/16
「おしん」228-230。つまらなくはないが、子供のやりたいことに親が反対していざこざが起こるっていう仕組みが嫌になってきた。
11/19
おしんは235-238。あんまりおもしろくないというか、おしんが脇役になってきた。無理しなくなって安定してきたので「おまけ」って感じの話がつづく。急に四年後になって知らない人が出てきたのでちょっと困る。時代があたらしくなるにつれて、ダサさが気になってきた。
あと60話。8割見たんだな。
11/20
「おしん」239-253。
さすがの展開力で、けっこう見れるドラマになっている。のこり44話。
11/21
「おしん」254-256
子供が結婚したりしてる。
あたらしい商売がすすみつつある。
おしんは自分の価値観を嫁に植え付けようとするけど、貧乏人の考え方を金持ちに教えるわけで、無理が生じている。しなくてもいい苦労をおしつけているように見える。
11/23
277-297。おわり。最後は夜2時までぶっ通して見た。
▼
おしんを見てつくった「おしん短歌」をこのブログにまとめてたけど、トゥギャッターにもまとめた。
https://togetter.com/id/mk7911
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2019年11月29日
ドラマ「おしん」を見て短歌をつくった【15】281話-最終回
「おしん」をNHKオンデマンドで見ながら短歌をつくっていきたいと思います。
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第281回を見て短歌をつくった。
同居するしないのことで話し合う回で見せ場は特にないです
■「おしん」第282回を見て短歌をつくった。
恩人のために力を合わそうと話す家族がうつくしいねえ
■「おしん」第283回を見て短歌をつくった。
姑と嫁のあいだの関係が橋田壽賀子に占める割合
■「おしん」第284回を見て短歌をつくった。
顔芸だ 渡辺えり子が演じてるとらの顔面うねりにうねる
変化する時代についていけなくて古い苦労を求め嫌われ
■「おしん」第285回を見て短歌をつくった。
第一話まであとすこしのところまで来ていてのこすところ12話
■「おしん」第286回を見て短歌をつくった。
八十になってもビンタするのかな いやまさかって思ったら、した
大恩というのは大きな恩のことオレのスマホじゃ出せない単語
■「おしん」第287回を見て短歌をつくった。
活け花をしているおしん毒舌と孫に言われて茎をチョキンと
■「おしん」第288回を見て短歌をつくった。
話しても通じないので黙りこむことに慣れれば無のように居る
■「おしん」第289回を見て短歌をつくった。
豊かさに慣れてしまうと本当の幸せわからなくなり不幸
■「おしん」第290回を見て短歌をつくった。
「町中を逆立ち歩きしてみせる」そんな強がり古めかしくて
神だってこんな気持ちで洪水を起こしたのではなかったろうか
■「おしん」第291回を見て短歌をつくった。
ゼロを知るおしんに怖いものはない覚悟の深さをとくとみた回
■「おしん」第292回を見て短歌をつくった。
運がない? 見通し甘い? 実際はどちらでもないおしんの意志だ
■「おしん」第293回を見て短歌をつくった。
話すときしょっちゅうお茶を入れるよねお茶で話がそれらしくなる
つらいときこそ家族って大事だという方向でいきそうだなあ
■「おしん」第294回を見て短歌をつくった。
家にいて待っててくれればがんばれる夫婦ここから出直していく
本当の気持ちを人に話せずに悔やむ人生、身に覚えあり
■「おしん」第295回を見て短歌をつくった。
長生きをしすぎたという感覚はわからないけどそういうもんか
覚悟してからは和服の道子さん思えば派手な服が続いた
■「おしん」第296回を見て短歌をつくった。
静止画像かというくらい止まってることがあるなあ浩太さんって
出かけてるだけで自殺といわれてる老いるってのはめんどくさいね
■「おしん」最終回を見て短歌をつくった。
クソリプのようなセリフを置いたまま謎を残して行く人と犬
明るいと思っていたら夕暮れになっているんだ時は流れて
「完」という文字の太さと大きさにあらわれているおしんの一生
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第281回を見て短歌をつくった。
同居するしないのことで話し合う回で見せ場は特にないです
■「おしん」第282回を見て短歌をつくった。
恩人のために力を合わそうと話す家族がうつくしいねえ
■「おしん」第283回を見て短歌をつくった。
姑と嫁のあいだの関係が橋田壽賀子に占める割合
■「おしん」第284回を見て短歌をつくった。
顔芸だ 渡辺えり子が演じてるとらの顔面うねりにうねる
変化する時代についていけなくて古い苦労を求め嫌われ
■「おしん」第285回を見て短歌をつくった。
第一話まであとすこしのところまで来ていてのこすところ12話
■「おしん」第286回を見て短歌をつくった。
八十になってもビンタするのかな いやまさかって思ったら、した
大恩というのは大きな恩のことオレのスマホじゃ出せない単語
■「おしん」第287回を見て短歌をつくった。
活け花をしているおしん毒舌と孫に言われて茎をチョキンと
■「おしん」第288回を見て短歌をつくった。
話しても通じないので黙りこむことに慣れれば無のように居る
■「おしん」第289回を見て短歌をつくった。
豊かさに慣れてしまうと本当の幸せわからなくなり不幸
■「おしん」第290回を見て短歌をつくった。
「町中を逆立ち歩きしてみせる」そんな強がり古めかしくて
神だってこんな気持ちで洪水を起こしたのではなかったろうか
■「おしん」第291回を見て短歌をつくった。
ゼロを知るおしんに怖いものはない覚悟の深さをとくとみた回
■「おしん」第292回を見て短歌をつくった。
運がない? 見通し甘い? 実際はどちらでもないおしんの意志だ
■「おしん」第293回を見て短歌をつくった。
話すときしょっちゅうお茶を入れるよねお茶で話がそれらしくなる
つらいときこそ家族って大事だという方向でいきそうだなあ
■「おしん」第294回を見て短歌をつくった。
家にいて待っててくれればがんばれる夫婦ここから出直していく
本当の気持ちを人に話せずに悔やむ人生、身に覚えあり
■「おしん」第295回を見て短歌をつくった。
長生きをしすぎたという感覚はわからないけどそういうもんか
覚悟してからは和服の道子さん思えば派手な服が続いた
■「おしん」第296回を見て短歌をつくった。
静止画像かというくらい止まってることがあるなあ浩太さんって
出かけてるだけで自殺といわれてる老いるってのはめんどくさいね
■「おしん」最終回を見て短歌をつくった。
クソリプのようなセリフを置いたまま謎を残して行く人と犬
明るいと思っていたら夕暮れになっているんだ時は流れて
「完」という文字の太さと大きさにあらわれているおしんの一生
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2019年11月28日
ドラマ「おしん」を見て短歌をつくった【14】261-280話
「おしん」をNHKオンデマンドで見ながら短歌をつくっていきたいと思います。
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第261回を見て短歌をつくった。
手間かかり利益すくない品物を多く売るのにこだわるおしん
■「おしん」第262回を見て短歌をつくった。
あたらしい時代の兄が妹の結婚相手を決めようとして
■「おしん」第263回を見て短歌をつくった。
ほんとうにマンボ踊っていたのかなあの振り付けであの格好で
「青春は戻ってこない」と踊るのをやめた男女がしはじめるキス
■「おしん」第264回を見て短歌をつくった。
ほらまただ相手の意志を確かめず結婚しようとするんじゃないよ
■「おしん」第265回を見て短歌をつくった。
結婚のお許しがでて泣いている第二百五十五回みたいに
許されて泣くのはつまりそれくらいおしんが(親が)偉い証拠だ
■「おしん」第266回を見て短歌をつくった。
千九百八十四年の視聴者はこれを理解し泣いたというの?
先回りしてるおしんを上回る速さで嫁の立場強まる
■「おしん」第267回を見て短歌をつくった。
結婚がからむと筋が複雑になって見どころうまれるらしい
はじめての孫かわいがる母親に「可愛がりかたが無責任」だと
■「おしん」第268回を見て短歌をつくった。
おしんだけ同じで誰が誰なのかわからんくらい役者かわった
■「おしん」第269回を見て短歌をつくった。
圭が出てきたがまだまだ小さくて第一話への道のり遠い
■「おしん」第270回を見て短歌をつくった。
店に出るのをやめようとしたときに店に呼ばれて警察沙汰だ
■「おしん」第271回を見て短歌をつくった。
真っ黒な陶器を見つめ加代さんの絵に似ていると浩太さん言う
浩太さんずーっと渡瀬恒彦だほかのみんなは役者変わった
■「おしん」第272回を見て短歌をつくった。
苦労した過去を思って泣く顔と苦労した顔 別人の顔
■「おしん」第273回を見て短歌をつくった。
自動車で登場人物死ぬことも現代だから起こりうること
電球を買いに行ったらはねられて死んでしまって電球は意味
■「おしん」第274回を見て短歌をつくった。
母さんは遠いところに行っていていいこにしてれば戻ってくるよ
二組の夫婦一度にダメになる死別と浮気でバランスがよい
■「おしん」第275回を見て短歌をつくった。
子のやったことではあるがいい年をした子でもっといい年の親
■「おしん」第276回を見て短歌をつくった。
子のことを思い辛抱するという道子も「おしん」の人物と化す
酔っ払いしゃべる途中で寝てしまう→一枚かけてあげるのコンボ
■「おしん」第277回を見て短歌をつくった。
父親になつかない子がなついてる女を母親にしましょうよ
■「おしん」第278回を見て短歌をつくった。
おねしょした布団のそばで話し合うおねしょ布団は象徴だから
ウルトラマンかと思ったがちがうよねでもそれ以外でもないお面
■「おしん」第279回を見て短歌をつくった。
おふとんに泣き崩れてる初子のこと誰か目撃したらいいのに
■「おしん」第280回を見て短歌をつくった。
そんなこと放っておけばというようなことに首突っ込んで織り成すドラマ
つづきまふ
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第261回を見て短歌をつくった。
手間かかり利益すくない品物を多く売るのにこだわるおしん
■「おしん」第262回を見て短歌をつくった。
あたらしい時代の兄が妹の結婚相手を決めようとして
■「おしん」第263回を見て短歌をつくった。
ほんとうにマンボ踊っていたのかなあの振り付けであの格好で
「青春は戻ってこない」と踊るのをやめた男女がしはじめるキス
■「おしん」第264回を見て短歌をつくった。
ほらまただ相手の意志を確かめず結婚しようとするんじゃないよ
■「おしん」第265回を見て短歌をつくった。
結婚のお許しがでて泣いている第二百五十五回みたいに
許されて泣くのはつまりそれくらいおしんが(親が)偉い証拠だ
■「おしん」第266回を見て短歌をつくった。
千九百八十四年の視聴者はこれを理解し泣いたというの?
先回りしてるおしんを上回る速さで嫁の立場強まる
■「おしん」第267回を見て短歌をつくった。
結婚がからむと筋が複雑になって見どころうまれるらしい
はじめての孫かわいがる母親に「可愛がりかたが無責任」だと
■「おしん」第268回を見て短歌をつくった。
おしんだけ同じで誰が誰なのかわからんくらい役者かわった
■「おしん」第269回を見て短歌をつくった。
圭が出てきたがまだまだ小さくて第一話への道のり遠い
■「おしん」第270回を見て短歌をつくった。
店に出るのをやめようとしたときに店に呼ばれて警察沙汰だ
■「おしん」第271回を見て短歌をつくった。
真っ黒な陶器を見つめ加代さんの絵に似ていると浩太さん言う
浩太さんずーっと渡瀬恒彦だほかのみんなは役者変わった
■「おしん」第272回を見て短歌をつくった。
苦労した過去を思って泣く顔と苦労した顔 別人の顔
■「おしん」第273回を見て短歌をつくった。
自動車で登場人物死ぬことも現代だから起こりうること
電球を買いに行ったらはねられて死んでしまって電球は意味
■「おしん」第274回を見て短歌をつくった。
母さんは遠いところに行っていていいこにしてれば戻ってくるよ
二組の夫婦一度にダメになる死別と浮気でバランスがよい
■「おしん」第275回を見て短歌をつくった。
子のやったことではあるがいい年をした子でもっといい年の親
■「おしん」第276回を見て短歌をつくった。
子のことを思い辛抱するという道子も「おしん」の人物と化す
酔っ払いしゃべる途中で寝てしまう→一枚かけてあげるのコンボ
■「おしん」第277回を見て短歌をつくった。
父親になつかない子がなついてる女を母親にしましょうよ
■「おしん」第278回を見て短歌をつくった。
おねしょした布団のそばで話し合うおねしょ布団は象徴だから
ウルトラマンかと思ったがちがうよねでもそれ以外でもないお面
■「おしん」第279回を見て短歌をつくった。
おふとんに泣き崩れてる初子のこと誰か目撃したらいいのに
■「おしん」第280回を見て短歌をつくった。
そんなこと放っておけばというようなことに首突っ込んで織り成すドラマ
つづきまふ
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2019年11月27日
ドラマ「おしん」を見て短歌をつくった【13】241-260話
「おしん」をNHKオンデマンドで見ながら短歌をつくっていきたいと思います。
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第241回を見て短歌をつくった。
風呂「たてる」ビールは「ぬく」で動詞にも場所や時代があらわれている
五十五歳 他県までいき商売をみずから学ぶおしん、やるねえ
■「おしん」第242回を見て短歌をつくった。
結婚が前提じゃなきゃ関係を持てない時代の運命なんだ!!!
■「おしん」第243回を見て短歌をつくった。
二兎を追うものは一兎も得ずになる予感してきて魚が臭う
麻雀を言い訳にして恋人に会いノーテンで流局の夜
■「おしん」第244回を見て短歌をつくった。
安いもの買うお客には冷淡な仁の態度 伏線でしょう
■「おしん」第245回を見て短歌をつくった。
縁談というよりむしろ商談でおしんキレずによく耐えていた
■「おしん」第246回を見て短歌をつくった。
気に入らぬ人から金をもらわないおしんの意地で話がうごく
■「おしん」第247回を見て短歌をつくった。
枝に成る柿を枝ごと持つ人を初めて見たよワイルドだなあ
■「おしん」第248回を見て短歌をつくった。
老人のふたりが意地をはりあって若いふたりが振り回される
■「おしん」第249回を見て短歌をつくった。
ほう・れん・そう 言うべきことを言わないでトラブルになる特に仁は
話には聞いているけどなんなんだ「金銭登録機」って。レジなの?
■「おしん」第250回を見て短歌をつくった。
道子さん心配だなあ おしんとの暮らしほんとに耐えられるのか?
仁ちゃん心配だなあいつまでもちゃん付けされるのもしょうがない
■「おしん」第251回を見て短歌をつくった。
老害というのはこんなことなのか筋を通すということなのか
常識とおしんが呼んでいるものを持たぬ者にはおしんは魔物
■「おしん」第252回を見て短歌をつくった。
「性根」とか「甲斐性」とかで人間の価値はどうやら決まるらしいよ
レース編みしながら彼の帰り待つ道子の夢は、ああ独り言
■「おしん」第253回を見て短歌をつくった。
譲歩するとこがおしんのいいとこで出来ない人も多いのだろう
■「おしん」第254回を見て短歌をつくった。
「まだ起きていたのか早く寝なさい」のあとにしみじみ話す家族は
■「おしん」第255回を見て短歌をつくった。
ものすごく泣いてる人がいるもんでオレももらって泣いてしまった
百合ちゃんの涙のわけをオレとかが分かろうはずはないんだけども
■「おしん」第256回を見て短歌をつくった。
9文字の「金銭登録機」を縮め「レジ」と呼ぶのは後世の知恵
■「おしん」第257回を見て短歌をつくった。
レジスターの音や動きが新鮮でオレも一回さわってみたい
辛抱の話するなと怒られておしん戸惑う食卓に鯖
おしんから貧乏話を奪ったら何が残るの? 次回につづく
■「おしん」第258回を見て短歌をつくった。
ファッションの本にイラスト並んでて絵本みたいで主婦が読む午後
■「おしん」第259回を見て短歌をつくった。
現在は名前がついてないものを「セルフサービス方式」と呼ぶ
対面でなんでも売っていたころはコミュ力ないとつらかったろう
■「おしん」第260回を見て短歌をつくった。
ドラマ見ているってことを忘れちゃうくらい仕事の光景だった
つづきます
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第241回を見て短歌をつくった。
風呂「たてる」ビールは「ぬく」で動詞にも場所や時代があらわれている
五十五歳 他県までいき商売をみずから学ぶおしん、やるねえ
■「おしん」第242回を見て短歌をつくった。
結婚が前提じゃなきゃ関係を持てない時代の運命なんだ!!!
■「おしん」第243回を見て短歌をつくった。
二兎を追うものは一兎も得ずになる予感してきて魚が臭う
麻雀を言い訳にして恋人に会いノーテンで流局の夜
■「おしん」第244回を見て短歌をつくった。
安いもの買うお客には冷淡な仁の態度 伏線でしょう
■「おしん」第245回を見て短歌をつくった。
縁談というよりむしろ商談でおしんキレずによく耐えていた
■「おしん」第246回を見て短歌をつくった。
気に入らぬ人から金をもらわないおしんの意地で話がうごく
■「おしん」第247回を見て短歌をつくった。
枝に成る柿を枝ごと持つ人を初めて見たよワイルドだなあ
■「おしん」第248回を見て短歌をつくった。
老人のふたりが意地をはりあって若いふたりが振り回される
■「おしん」第249回を見て短歌をつくった。
ほう・れん・そう 言うべきことを言わないでトラブルになる特に仁は
話には聞いているけどなんなんだ「金銭登録機」って。レジなの?
■「おしん」第250回を見て短歌をつくった。
道子さん心配だなあ おしんとの暮らしほんとに耐えられるのか?
仁ちゃん心配だなあいつまでもちゃん付けされるのもしょうがない
■「おしん」第251回を見て短歌をつくった。
老害というのはこんなことなのか筋を通すということなのか
常識とおしんが呼んでいるものを持たぬ者にはおしんは魔物
■「おしん」第252回を見て短歌をつくった。
「性根」とか「甲斐性」とかで人間の価値はどうやら決まるらしいよ
レース編みしながら彼の帰り待つ道子の夢は、ああ独り言
■「おしん」第253回を見て短歌をつくった。
譲歩するとこがおしんのいいとこで出来ない人も多いのだろう
■「おしん」第254回を見て短歌をつくった。
「まだ起きていたのか早く寝なさい」のあとにしみじみ話す家族は
■「おしん」第255回を見て短歌をつくった。
ものすごく泣いてる人がいるもんでオレももらって泣いてしまった
百合ちゃんの涙のわけをオレとかが分かろうはずはないんだけども
■「おしん」第256回を見て短歌をつくった。
9文字の「金銭登録機」を縮め「レジ」と呼ぶのは後世の知恵
■「おしん」第257回を見て短歌をつくった。
レジスターの音や動きが新鮮でオレも一回さわってみたい
辛抱の話するなと怒られておしん戸惑う食卓に鯖
おしんから貧乏話を奪ったら何が残るの? 次回につづく
■「おしん」第258回を見て短歌をつくった。
ファッションの本にイラスト並んでて絵本みたいで主婦が読む午後
■「おしん」第259回を見て短歌をつくった。
現在は名前がついてないものを「セルフサービス方式」と呼ぶ
対面でなんでも売っていたころはコミュ力ないとつらかったろう
■「おしん」第260回を見て短歌をつくった。
ドラマ見ているってことを忘れちゃうくらい仕事の光景だった
つづきます
mk7911 at 09:50|Permalink│Comments(0)
2019年11月26日
ドラマ「おしん」を見て短歌をつくった【12】221-240話
「おしん」をNHKオンデマンドで見ながら短歌をつくっていきたいと思います。
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第221回を見て短歌をつくった。
こんなとき竜三がいてくれたらと思う一件起こるさっそく
ゴタゴタと言えば四文字 戦後にはゴタゴタがあり戦後のゴタゴタ
■「おしん」第222回を見て短歌をつくった。
正面を向いていながら横向きのピカソが描いて不思議な顔は
持っている家にいながら同情で置いてもらって不思議な家族
アメリカを憎む仁がジャズの鳴る部屋でぶん投げてる箸一膳
■「おしん」第223回を見て短歌をつくった。
似ていると思ってあとで調べたらやはり斎藤洋介だった
母さんのライスカレーが食べたいと書かれた餓死者のノート抱く母
しのび泣くようにうつむき吹いているハーモニカからの音あたたかい
■「おしん」第224回を見て短歌をつくった。
書いたもの残して人は去っていく 初子や雄や竜三や加代
ひささんてどこまでいい人なんだろう善玉菌の働きぶりだ
■「おしん」第225回を見て短歌をつくった。
回想の少ないドラマで死んだ人すこし映ってなつかしかった
泣きくずれそれから少し微笑んだおしんの前で浩太無表情
■「おしん」第226回を見て短歌をつくった。
「再起編」田中裕子がいなくなりおしんがついに最終形態
浩太さん酒屋してると言ってたが想像してもうまくいかない
■「おしん」第227回を見て短歌をつくった。
おそろしく小声で話すことがある先代おしん ある意味死んだ
ぼてぼてとオート三輪が橋渡るああおもしろい乗り物だなあ
■「おしん」第228回を見て短歌をつくった。
かたくなに自分のことを知らせないひとの真実ほじくる旅だ
■「おしん」第229回を見て短歌をつくった。
活きのいい魚のように逃げていた女の化粧がぬぐいとられる
もしこれが田中裕子であったなら初子を連れて帰れたろうか
■「おしん」第230回を見て短歌をつくった。
ケバケバに変わった初子が帰宅して前の初子に戻る神秘よ
■「おしん」第231回を見て短歌をつくった。
「裏切り」とナレーションから語られて夢を叶えるための薪割り
才能がなければ引導わたすのも師匠の役目、とおだやかな目で
■「おしん」第232回を見て短歌をつくった。
一切の援助しないと言い放ち生活費出すツンデレおしん
■「おしん」第233回を見て短歌をつくった。
一日中はたらきながら「遊んでるようなもんだ」と茶をすするおしん
待遇に不満な仁「子供でもできる仕事だ!」カフェで飲みほす
■「おしん」第234回を見て短歌をつくった。
連絡のつかない仁が心配だ、いや大丈夫よと長く言い合う
校長が卒業生を前にして言うようなことを恋人が言う
要するにそれほどじゃないお話で時間つぶしている回だった
■「おしん」第235回を見て短歌をつくった。
死にかけの兵隊だった川村が金の力でもの言ってくる
■「おしん」第236回を見て短歌をつくった。
やかんから直接水を飲んでいた ヒモってどうやったらなれるんだ
■「おしん」第237回を見て短歌をつくった。
戦争が悪いんだこれは戦死だと言われしゃくれた高利貸死ぬ
真実を知った瞬間すごい音していた首が飛んでくような
■「おしん」第238回を見て短歌をつくった。
四年経ちあたらしい人あらわれて説明のためのセリフさりげない
■「おしん」第239回を見て短歌をつくった。
中心がおしんのことじゃなくなって子供世代の話になった
■「おしん」第240回を見て短歌をつくった。
ブラウスでよろこぶ女三人のように男は何でよろこぶ
生き死にの問題薄くなるころに問題になる男女関係
つづきます
NHKオンデマンドの「特選ライブラリ」は、月額990円で対象となる過去の番組が見放題です。
https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/
ひとつの記事につき20話ぶんずつやっていきます。「おしん」は297話まであるので、15の記事にわたってやっていく予定です。1話につき1~3首くらい作っていきます。
短歌はドラマの内容の要約だったり、一場面の切り取りだったり、感想だったり、考えたことだったりします。
ドラマを見てからじゃないとよくわからないと思います。
短歌は5 7 5 7 7で、季語のルールはありません。
■「おしん」第221回を見て短歌をつくった。
こんなとき竜三がいてくれたらと思う一件起こるさっそく
ゴタゴタと言えば四文字 戦後にはゴタゴタがあり戦後のゴタゴタ
■「おしん」第222回を見て短歌をつくった。
正面を向いていながら横向きのピカソが描いて不思議な顔は
持っている家にいながら同情で置いてもらって不思議な家族
アメリカを憎む仁がジャズの鳴る部屋でぶん投げてる箸一膳
■「おしん」第223回を見て短歌をつくった。
似ていると思ってあとで調べたらやはり斎藤洋介だった
母さんのライスカレーが食べたいと書かれた餓死者のノート抱く母
しのび泣くようにうつむき吹いているハーモニカからの音あたたかい
■「おしん」第224回を見て短歌をつくった。
書いたもの残して人は去っていく 初子や雄や竜三や加代
ひささんてどこまでいい人なんだろう善玉菌の働きぶりだ
■「おしん」第225回を見て短歌をつくった。
回想の少ないドラマで死んだ人すこし映ってなつかしかった
泣きくずれそれから少し微笑んだおしんの前で浩太無表情
■「おしん」第226回を見て短歌をつくった。
「再起編」田中裕子がいなくなりおしんがついに最終形態
浩太さん酒屋してると言ってたが想像してもうまくいかない
■「おしん」第227回を見て短歌をつくった。
おそろしく小声で話すことがある先代おしん ある意味死んだ
ぼてぼてとオート三輪が橋渡るああおもしろい乗り物だなあ
■「おしん」第228回を見て短歌をつくった。
かたくなに自分のことを知らせないひとの真実ほじくる旅だ
■「おしん」第229回を見て短歌をつくった。
活きのいい魚のように逃げていた女の化粧がぬぐいとられる
もしこれが田中裕子であったなら初子を連れて帰れたろうか
■「おしん」第230回を見て短歌をつくった。
ケバケバに変わった初子が帰宅して前の初子に戻る神秘よ
■「おしん」第231回を見て短歌をつくった。
「裏切り」とナレーションから語られて夢を叶えるための薪割り
才能がなければ引導わたすのも師匠の役目、とおだやかな目で
■「おしん」第232回を見て短歌をつくった。
一切の援助しないと言い放ち生活費出すツンデレおしん
■「おしん」第233回を見て短歌をつくった。
一日中はたらきながら「遊んでるようなもんだ」と茶をすするおしん
待遇に不満な仁「子供でもできる仕事だ!」カフェで飲みほす
■「おしん」第234回を見て短歌をつくった。
連絡のつかない仁が心配だ、いや大丈夫よと長く言い合う
校長が卒業生を前にして言うようなことを恋人が言う
要するにそれほどじゃないお話で時間つぶしている回だった
■「おしん」第235回を見て短歌をつくった。
死にかけの兵隊だった川村が金の力でもの言ってくる
■「おしん」第236回を見て短歌をつくった。
やかんから直接水を飲んでいた ヒモってどうやったらなれるんだ
■「おしん」第237回を見て短歌をつくった。
戦争が悪いんだこれは戦死だと言われしゃくれた高利貸死ぬ
真実を知った瞬間すごい音していた首が飛んでくような
■「おしん」第238回を見て短歌をつくった。
四年経ちあたらしい人あらわれて説明のためのセリフさりげない
■「おしん」第239回を見て短歌をつくった。
中心がおしんのことじゃなくなって子供世代の話になった
■「おしん」第240回を見て短歌をつくった。
ブラウスでよろこぶ女三人のように男は何でよろこぶ
生き死にの問題薄くなるころに問題になる男女関係
つづきます
mk7911 at 09:06|Permalink│Comments(0)