CDの感想

2018年10月21日

中島みゆきの「ローリング」の歌詞について考えた

しょうもないことでイライラして自己嫌悪におちいった。外で急に中島みゆきの「ローリング」を歌い上げたくなって、口ずさんだ。

90年代に中島みゆきのファンで、ファンクラブにも入っていたんですよ。歌詞は全曲覚えていた。
「ローリング」の歌詞を覚えてるか思い出してみたが、三番しか正確に思い出せなかった。三番はつながってるから覚えやすいと思う。



"初音ミクに中島みゆきのローリングを歌ってもらった.wmv"
https://t.co/3ghypvdMm5

中島みゆき ローリング 歌詞
https://t.co/4M4HzS0l4W




工事ランプの凍る路地をたどって
探しあぐねた たむろできる場所を

→考えたことなかったけど、あらためて読んでみる。「工事ランプ」って、工事現場の夜のピカピカ光るやつか。凍るっていうのは、実際に凍っちゃったっていうよりは、ランプの赤も寒々しく見えるよってことと読みたい。

二行目を見ると、このひとは居場所を探しているんだね。「たむろ」ってことは、一時的な居場所だ。夜のゴツゴツした街をあてもなくさまよっていますよという出だしだ。



昨夜騒いだ店は 客を忘れて
一見相手の洒落た挨拶を配る


→「昨夜」とあるけどここは「ゆうべ」と歌う。たしかに飲み屋って客引きのときに気のきいたことを言うね。それを「洒落た挨拶」と表現した。
盛り上がったって、店から出てしまえば他人になる。そのさびしさを言ってるんだね。



Rollin' Age 淋しさを
Rollin' Age 他人に言うな
軽く軽く傷ついてゆけ
Rollin' Age 笑いながら
Rollin' Age 荒野にいる
僕は僕は荒野にいる


→ここがサビ。「Rollin' Age」って例の「時代は回る」みたいな意味だと思ってきた。
そういう英語表現があるのかと思ってさくっと検索してみたが、上位10件ほとんど中島みゆきのこの歌のことがでてくる。

「淋しさを」「他人に言うな」「軽く軽く傷ついてゆけ」。ここにはなにか、毅然としていながら、うっとりするものがある。

「淋しさを他人に言うな」と歌うこの人だったら、自分の淋しさをわかってくれるんじゃないか、他人に言わずにいられない淋しさを知っているんじゃないか。ちょっとそう思えてくる。
「中島みゆき聞いていると逆に中島みゆきに話を聞いてもらっている気持ちになる」とどこかで読んだことがある。

「軽く軽く傷ついてゆけ」もいいなあ。たくましいよ。なにかで守ろうとか、逃げようとか、ぜんぜんしない。「軽く軽く」からは、たくさん傷ついてきたんだろうなって感じがする。

「笑いながら」「荒野にいる」「僕は僕は荒野にいる」。おもしろくて笑ってる笑いじゃないね、これは。傷ついて傷ついて、その果ての笑いだ。

「一人きり笑うことはできない」と同じくらいの時期のほかの歌「with」で歌っているけど、こっちはどう見ても一人きりで笑っている。「with」よりずっと進んだ心境だろう。



黒白フィルムは 燃えるスクラムの街
足並揃えた幻たちの場面
それを宝にするには あまり遅く生まれて
夢のなれの果てが転ぶのばかりが見えた


→これが二番。今見てもよくわからないところがある。見ていく。
「白黒」といわずに「黒白(こくびゃく)」と言っている。この歌詞以外で「こくびゃく」なんて聞いたことない。インパクトのある歌いだし。
「黒白フィルムは燃える スクラムの街」だと思ってたけど「黒白フィルムは 燃えるスクラムの街」だったんだ。この差は大きい。

「スクラムの街」っていうのは、なにか敵に対して団結していて、許さないものは絶対許さないってことなのか。「アンテナの街」っていう歌もあったけど、窮屈な街っていうのが中島みゆきの歌には出てくる。

「黒白フィルムは燃える/スクラムの街」だと、街がスクラムをくんでいるから有害な内容と判断されたフィルムは燃やされてしまう、という意味になる。そういう意味だと思った。でもよく見ると別の場所で切れているので、意味がかわってくる。

「黒白フィルムは/燃えるスクラムの街」だと、白黒のフィルムに映っているのが、燃える街なんだということになる。完全に意味が変わる。

その次の「足並揃えた幻たちの場面」というのは、軍隊の行進している映像と考えられる。
「幻たち」っていうのは、彼らは亡くなっていったってことなのか。

戦争で街が燃えているんだとすれば「スクラム」の意味も変わってくる。敵国に対する「スクラム」になる。

「それを宝にするにはあまり遅く生まれて」。たしかに中島みゆきは戦後生まれだけど、そこを言いたいわけじゃないのでしょう。うーん。
それより、早く生まれればそれが宝になるのか。戦争に行ったらその記憶や記録が宝になるってこと??

「夢のなれの果てが転ぶのばかりが見えた」。戦争を知らないくらい遅く生まれたから夢が叶わないよってこと? 意味を追う読み方をすると苦しいなあ。この箇所はいまだによくわからない。

三行目までをあまり考えずにこの部分だけ見ると、挫折と陶酔があるし、ずっとそういうふうにとらえていた。

二番の歌詞をさっきみたいに戦争読みすると、一番で酒をかっくらってさまよっている男と、いまいち脈絡がつかなくなる。サビの部分ともよくつながらない。

一番と同じサビがあって、三番にいきます。



9桁の数字を 組み替えて並べ直す
淋しさの数と同じ イタズラ電話
ボックスを叩く街の風が冷たい
どうしても1つだけ押せない組がある

→三番。このときは電話番号といったら9桁なんだね。
さみしさのあまりイタズラ電話をせずにいられない「僕」なのかと思ったけど、そうじゃない読みもあるね。逆に、イタズラ電話がかかってきて、そこに相手の淋しさを感じたのかもしれない。

三行目を見ると、主人公は電話ボックスにいるみたいだし、イタズラ電話をかける側にいると考えるのも自然だ。

「淋しさを他人に言うな」とかっこいいことを言いながらイタズラ電話してるというのは、どうなのか。いや、こういうかっこわるい自分を踏まえてそれを言ったのか。

「どうしても1つだけ押せない組がある」ではじめて浮かび上がってくる人影がある。
三番の歌詞の、サビ直前ではじめて「僕」と深い関係がありそうな他人がでてくる。電話できなくなってしまった理由があるはずで、ここにドラマが圧縮されている。他人に言わずにいた「僕」の「淋しさ」の輪郭が、最後になって浮き上がる仕組みになっている。


最後のサビは「僕は僕は荒野にいる」がくりかえされて終わる。「荒野」というのは、居場所がない人間、誰にも関わることができない人間のたどり着く場所なんでしょう。飲み屋にも、過去の栄光や挫折にも、大切な誰かにも、すがることのできない「僕」の場所なのでしょう。

以上、中島みゆきの「ローリング」という歌の歌詞について突発的に考えて書いてみました。



"中島みゆき - ローリング(1993年) cover XXkurage"
https://t.co/4HUuZwggU7
カバーなんだけど、本人みたいな声だ。中島みゆき本人の歌う動画はないし、あってもYAMAHAが削除するので、こういう動画がたよりになる。

「スクラムの街~」のところで、大学紛争の画像がでてきた。あー、そういう意味なのか。そうなると、腑に落ちるところがある。



▼▼▼


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角川「短歌」2018年9月号の荻原裕幸さんの歌壇時評の感想すこし
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「短歌研究」2018年9月号・短歌研究新人賞のことを思うぞんぶんに書く【1】
https://t.co/9LDZrsWmr0

【2】
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【3】
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【4】選考座談会・前編
https://note.mu/mk7911/n/ncbc826b3e18a

【5】選考座談会・後編

https://note.mu/mk7911/n/n44d84c9e74f6
2018年の短歌研究新人賞の自分のことについて、思うぞんぶんに書き尽くしました。また、選考座談会で言われたことへの応答。




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2014年11月17日

中島みゆきを聴いたことのない人に勧める最初の1枚、ほか

中島みゆきを聴いたことのない人に勧める、最初の1枚を教えて下さい  



という質問をいただいた。これに答えるとともに中島みゆきのファンになったころの話をしてみる。


お勧めの一枚は「生きていてもいいですか」 http://t.co/fo5iqKba7D



でもねえ、中島みゆきっていってもねえ。いろいろありますからねえ。オレが一番ショックを受けたのがこれだったからこれにした。「愛していると云ってくれ」もいいよ。

だってここで普通に「大吟醸」とかシングルスのどれかを選んだって、面白くもなんともないでしょうよ。正解はそのへんなんだろうけれども。

実際にオレが一番最初に聴いたアルバムは「EAST ASIA」だった。これには「糸」とか「誕生」とか名曲が入ってるんで、これもいいアルバムです。



でもオレが中島みゆきにのめりこんだのはアルバムが発端ではなかったんです。
NHK-FMに「ミュージックスクエア」っていう番組があって、金曜日の担当がみゆきさんだった。その個性的なおしゃべりで興味を持った。

月曜が藤井フミヤで、火曜が谷村有美で、水曜が森高千里で、木曜がは辛島美登里だった。
それが1994年ごろの話ね。

中島みゆきの話を始めるとオレは止まらないよ。

谷村有美とか、今の人は知らないだろう。ブックオフのCDアルバム100円コーナーでしか見かけない。

ちょうど「家なき子」が流行ってた頃で、「空と君のあいだに」を特別な感じで聴いていたなあ。

CDなんか無かったんだよ。持ってる人は持ってたけど、オレはラジカセだった。ラジカセで、ラジオ番組の音楽を録音して聴いたんだよ。
「次にお送りするナンバーは~」とか言い始めたらすかさず録音ボタン押してた、そういう頃だよ。

だから、ラジオで聴こえる音楽がすなわち自分の出会う音楽だった。もっと違うラジオパーソナリティー(この言い方は今もあるのか?)を好きになってたら、別のアーティストを好きだったかもしれない。
ラジオ番組と聴く音楽が連動していた。

そういう意味で中島みゆきの「此処じゃない何処かへ」の冒頭の「拾ってきたラジカセだけがたった一つの窓だった」という歌詞にいたく共感する。

中島みゆきのトークがおもしろいなと思っていたところに、「中島みゆきのお時間拝借」っていうラジオ番組が始まったのよ。これは民放のFMの番組で、土曜の22時からやってた。
この番組は中島みゆきの歌しか流さないの。それでますますオレの出会う音楽が中島みゆきに偏っていった。

ラジカセでいろいろ録音してた時期もあったけど、中島みゆきを知ってからは他のを聞かなくなっていったな。次第に排他的になっていって、この頃のオレは極端でけっこう嫌われた。

ラジカセでラジオから曲を録音すると、人のしゃべりが入ったり、途中で終わったりする。それで何度もおなじ曲を録音してた。

CDプレーヤー買ってCD聴いて、一番いいなと思ったのは「おしゃべりにも不意に入ってくるCMにも何にも邪魔されずに全部聴ける」ってことだった。

話があっちこっちにいくなあ。
中島みゆきのアルバムを少しずつ買って、全部揃ったのが高校三年だったのを覚えている。中二から集め始めたんだった。

とにかくCDは中学生高校生には高いし、一枚一枚を何百回と聴いたなあ。もうそんな聴き方はしなくなってしまったが。

「お時間拝借」が終わったのが98年ごろだ。みゆきさんの声が聴けなくなって、あれはさみしかった。つらかった。
そのころファンクラブに入った。でも半年でやめた。

そのあたりからみゆきさんから離れていったんだった。関心なくなったわけではないけど、距離をおくようになった。
クラシックを聴き始めた。

だから、オレが熱かったのが94-98年で、99年以降のはそんなに熱心に聴いてないのです。

みゆきさんが主題歌の番組は欠かさず見た。「はみだし刑事情熱系」は欠かさず見たけど、「プロジェクトX」は二、三回しか見ていない。その頃にそれくらい温度が変わった。

だから振り返ってみると、ラジオからみゆきさんに入って、ラジオで聴けなくなったら離れていったんだ。ラジオの存在、影響力は大きかった。

今でもみゆきさん、時々ラジオやってるよね。でもあれ、動画サイトに上がってるのを見かけたんで、あっそういうことか、生じゃなくてもいいやと思って動画で聴いてる。
寒い夜中に凍えながらみゆきさんの声を一言も聴き逃すまいと一心に聴くことはなくなったけど、それがまあ、豊かさってことよね。

きかれたことじゃないことを長々としゃべった。またみゆきさんに関する質問がきたら昔話をするかと思います。


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mk7911 at 06:01|PermalinkComments(2)

2014年11月16日

中島みゆきのアルバムを聴く★44「DRAMA!」

中島みゆきのアルバムを聴いて何か書くシリーズ。順番が前後するが今回は「DRAMA!」。

ジャケットは真っ赤だ。赤い光に赤い衣装のみゆきさん。

前半はミュージカルに使用された楽曲、後半は夜会の楽曲。

アマゾンのレビューではかなり評価が分かれていて、おっかなびっくり聴いた。




1.翼をあげて

一曲目からとばしているというか、感動的な歌をもってきている。本気だ。

閉塞感のあるところから、それに立ち向かう様子が歌われる。
空を覆う者、風を投げる者、明日を閉ざす者……そうしたものへの恐れがある。だがそこにとどまってはいない。「翼をあげて 今ゆくべき空へ向かえ」と力強くうったえかける。



2.こどもの宝

時間を遥か越えてきた「少年」があらわれる。過去と現在が交錯する。『萩野原』みたいな世界観かな。
「少年」は「私」を見上げるが「私」は目を逸らす。二人の願いはすれちがう。



3.夜の色

夜は闇ですなわち恐ろしいなどと人は単純に考えるが、それは騙されている。「白夜」というものもある。鳥たちは騙されずに故郷に向かう。


ひそやかに始まるが、ひろがりのあるサウンドになっていく。回想するオルゴールのような音で閉じられる。



4.

てのひらから水がこぼれ、砂がこぼれる。そこから、人間の無力さへの嘆きになってゆく。

終始、空気を多く含む歌い方をされる。息も絶え絶えといった様子だ。

深い迷いと嘆きの世界に誘われる。何度聴いても感銘を受ける。



5.愛が私に命ずること

前の曲と同じ歌い方だが、こちらは一転して、迷いから解かれて確信をつかんでいる。音楽にも、救われたような安堵感がある。

愛が命ずることならば従う、そうでないものには従わない。

「王冠は日暮れには転がる」とは、権力の虚しさを言っているのだろうが、独特な比喩だと思った。



6.NOW

コーラスから始まる。始まってしばらくは主旋律をコーラスが歌い、みゆきさんはそれにハモっている。


元になる物語を知らないのでこの歌詞だけで判断すると、どうやら、序盤は乱れて希望のない世の中とそれに翻弄される人々を歌っている。

音楽的には力強く明るくなっていくし、いい感じだ。歌詞だけ見ると、なにも見えてこなくて曖昧模糊としてはいるのだが。「NOW」という言葉が希望をもたらしているかのようだ。オレはツイッターの「なう」を思い出してしまうけど。
やはりこれは、大きな物語の流れのなかでこそ生きるのかもしれない。




ここからは夜会の楽曲。恥ずかしながら、オレはまだ見ていない。いつか見ます。いやあ、DVDが高くてなかなか……。



7.十二天

滅多にないことだが、歌詞の意味が全くわからない。いろんな「天」がでてきて、空を自在に飛んでいるみたいだ。

でも音楽としてすごくいい。「和」を感じる。
はるか彼方から声が聴こえてくる始まり方だが、二番ではみゆきさんの「がなり」が聴ける。たまりません。




8.らいしょらいしょ

わらべ唄か数え唄か、毬でもつきながら歌うような、調子のよい曲調だ。楽しい。

意味はやはりよくわからないんだが、豆を借りたら利子がついたというようなことと、前世と来世と今の世を行ったり来たりすることの二つがある。

「借り持って跳んだ」は夜逃げみたいだな。
歌詞がどんどん飛躍する、軽妙な曲。新しい面白さかもしれない。



9.暦売りの歌

和のテイストは後退し、普通にノリがいい。チェンバロの音も聴こえる。

一日をうまくいかない思いで過ごしている。暦を買うというのは、過去を変えるということだろうか。何やら大きなテーマを背負っているようだ。なんか夜会を見たくなってくるなあ。

7~9曲目のあたりはほんとに聴いていて気持ちいい。



10.百九番目の除夜の鐘

悪そうなギラギラしたサウンドだ。

百九番目の除夜の鐘が鳴りやまなかったら一体どうなってしまうのか。悪い冗談のようだ。メロディーも、だんだん永遠に続くようなしつこいものになっていく。よく聴いたら主部のメロディーは二音だけでできている。

「垣衣(しのぶぐさ)から萱草(わすれぐさ)」など、よくわからない言葉がでてくるんだが、それがいい雰囲気を出している。




10.幽霊交差点

「ミラージュ・ホテル」みたいな歌。
もやもやとしていて妖しい。「御存じですか」から「お忘れですか」に移るのがまた、あやしくていいね。

「気を付けなされ」で何かのギャグを思い出してしまう。そこだけ口調が変なんだよ。「気を付けなさい」でいいのに……。



11.海に絵を描く

弦が決然としている。もやもやとした前の曲と対照的な、切り刻むような音楽だ。

耳に残るメロディーで、カラオケで歌ったら気持ちいいだろうなと思う。


海辺で悲しむ様子を、絵を描くことに例えている。海の水の泡と、消される記憶や事実を重ねている。



12.天鏡

「その鏡」で何度も歌いだされる。
よくわからないが、とにかくその鏡は心などいろんなものが何でも映って、人が欲しがるもので、でも手に入らないらしい。


「NOW」もそうだけど、歌詞の内容はたいして変わらないんだけど曲はどんどん力強く明るくなって盛り上がっていくパターンだ。

とても感動的になってこのアルバムを閉じる。




▽おわりに

オレは好きですよこのアルバム。傑作だと思ってます。感動的な曲もあるし、悲しい曲はしっかり悲しいし、中盤の「和」のテイストが楽しい。

久しぶりに聴き直してみたけど、夜会を合わせて見たくなってくる。これらの楽曲の本来の位置付けを知りたくなってきた。
オレは、みゆきファンのなかでは夜会に消極的な方なんだよね。でも、アルバム「転生」を聴いてから夜会のDVD「24時着0時発」を見たら面白かったという経験があってから、夜会もいいなという感触を持った。


今回はこんな感じで終わります。「荒野より」「常夜灯」がまだなので、近いうちにやります。


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2014年11月14日

中島みゆきのアルバムを聴く★43「問題集」 ― 『麦の唄』ほか

6cbf92d5.png中島みゆきのアルバム「問題集」を買った。発売日に買った。オレが熱心なファンだからというよりは、ツイッターの「中島みゆきbot」@bot_miyuki をやっている関係で、早めに歌詞をbotに入れてしまいたかったからだ。こんな動機でアルバムを発売日に買う人なんて、滅多にいないだろう。


で、タワーレコードで買ったんだけど、そしたらでかいポスターがついてきた。ピンクの衣装を着たみゆきさんが渋い顔をしている。
魔除けになりそうだ、などと思いながら飾った。


オリジナルアルバムしか買わないから久しぶりにみゆきさんのCDを買ったんだけど、まあずいぶん宣伝するようになったね。
何点か関連商品を買うと目覚まし時計がついてくる売り方とかね。
「心に響く 届けたい歌がある! 全10曲」なんて書いてある。オレの心に届くかどうかはオレにしかわからないことだ。届くと思って買ってはいるんだけどさ。



ジャケットはパソコンで作ったのがわかる感じのデザインで、ピンクでひらひらしている。表面がキラキラしていて、ビックリマンの「ヘッド」を思い出した。

数字や数式が並んでるのは「問題集」のイメージなのだろう。


どの曲が何に使われたかが書いてある。「夜会工場」って初めて聞いた。



各曲の感想。



1.愛詞(あいことば)

今回のアルバムには造語が目立つ。「病院童」も「一夜草」もそうだし、歌詞では「都合良く」と書いて「たやすく」とルビをふるのもその一種と言っていいだろう。新しい言葉は新しいものを表現するためのものかもしれない。
この「愛詞」は「合い言葉」と愛のことばを掛けた造語だ。


三拍子で気持ちよく流れてゆく。せつなく苦しい、愛を伝えたい気持ちを歌にした、まっとうなラブソングだ。
苦しみと安らかさの間をいったりきたりする。




2.麦の唄

ドラマ「マッサン」のほうはちょっとだけ見たことあるけど、外国人の女性が日本のなかで苦労したりする話だね。

民族音楽を思わせる始まり方。バグパイプっていうんだっけ。
世界の広さ、愛の強さが歌われる。

「麦」に思いをたくしている。
「はだしのゲン」もそうだったなあと思い出す。聖書にもそういう例えがあった。




3.ジョークにしないか

「風にならないか」みたいな曲調だ。愛へのあきらめを歌っているのだが、どこかしみじみとした温かみがある。ハーモニカの音色。

「伝える言葉から伝えない言葉へ」というのがいいなと思った。



4.病院童(びょういんわらし)

病院を正面から歌ったのは珍しいな。
「病院」をみゆきさんの辞書で引いたような内容で、当たり前のことを言ってるような部分も多い。
「せつない」「うれしい」「切実な願い」など、感情がかなりそのまま歌詞になっている。

病院童というのは、病める人に寄り添うやさしい存在だ。その願いはとてもいいと思う。ただ、切実な願いというのはこんなに楽しく歌われるものなのかどうか。切実って自分で言うのも変だし。



5.産声

ピアノのひとつの音が繰り返されて始まる。医療機器の音のようでもあるし、彼方にある一筋の光のようでもある。

産まれる前の世界から、産まれた後の世界へとゆく、その間を歌っているようだ。産まれる前の記憶というのがあって、それは消えないらしい。「生」をめぐる壮大なドラマ、だと思う。意味がちょっととりにくくて理解しきれないところがある。



6.問題集

みゆきさんはどんな問題を投げかけてくるのだろうと身構えていたが、そういうことではない。問題を共有できないことを歌っている。
問題がなんなのかは語られない。それが簡単には片付かない、思い通りにならないことが語られる。




7.身体の中を流れる涙

これはいい歌だと思った。ちょっと演歌っぽくはあるけど。堀内孝雄とかが歌いそうな。

からだ中に冷たい凍るような悲しみ、涙がある。それは理由も時間も越えている。




8.ペルシャ

くねくねとしたあやしい魅力、異国情緒がある。「なつかない」というと、ペルシャ猫か。「なつかない猫」を思い出させる。ここではその夢の中までが歌われる。

「雨の夜にだけ開く 幻の踏切り」も神秘的。この踏切りはパラダイス・カフェやミラージュ・ホテルのような、ふつうには見つからない場所の系譜に連なるか。



9.一夜草(いちやそう)

なんだか橋幸夫の「潮来笠」みたいだと思った。氷川きよしの「箱根八里の半次郎」もこういう世界観だ。演歌っぽい。歌詞が五音七音でできているのもその感じを抱かせる。
さすらいの身で、恋が長くはもたない。



10.India Goose

「ツンドラ・バード」の歌詞に「愛よりも」のメロディーをのせたような歌だ。
それがうまくいってるかというと、すごくうまくいっている。既視感はあるが、結局は感動させられる。
まだまだみゆきさんの歌唱力は健在だ。
強い風のなかを小さな鳥が山を越えてゆく様子が力強く歌われる。




▽おわりに

最初に聴いたときは中の下くらいの微妙なアルバムだとおもったが、繰り返していると気持ちよくなって中の上くらいになってきた。
オレが言葉に厳しくなってしまったせいなのか、歌詞は甘いように思う。自己模倣もあると思う。新鮮さに乏しい。
が、歌唱力やサウンドなんかを合わせてトータルで見るならば、決して悪くはないものなんじゃないかなあと。特に、歌唱については全く衰えてないんじゃないか? これはすごいことだ。


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2014年10月10日

持っている1500枚のCDから好きなものを60選ぶ【後編】 ~ゲーム音楽、J-POP

工藤が20年で買った1500枚のCDから60枚選んでいるところです。
後半はゲーム音楽やジャズやいわゆるJ-POPのCDをあげていきます。



「Final Fantasy III (NES) Music - Dorga Theme」: http://t.co/FvRTrZM6Us
【31】ファイナルファンタジーⅢオリジナルサウンドトラック、を31枚目とする。初めてやったFFで、思い入れがある。
「ドーガとウネの館」



「【GAME MUSIC】 FINAL FANTASY Ⅵ [ティナのテーマ]」: http://t.co/UbUqtTRiXS
【32】ファイナルファンタジーⅥオリジナルサウンドトラック、を32枚目とする。
初めてやったスーファミソフト。音もファミコンよりずっといい。



「FF12 BGM 作業用 ギーザ草原」: http://t.co/SwIyzxrzTc
【33】ファイナルファンタジーⅩⅡオリジナルサウンドトラック、を33とする。崎元仁さんの音楽が好きなんだよねー。



「【塊魂】さくらいろの季節」: http://t.co/p5BWzTlOie
【34】児童合唱なんてめったに聴かないなあ。
今聴いたら鳥肌たった。



「Seiken Densetsu 3 OST 聖剣伝説3OST #61 Long Goodbye」: http://t.co/xpgZGygX62
【35】聖剣伝説3。
懐古がつづくなあ。「なつかしさ」が良さに結び付いている。



「【聖剣伝説LOM】滅びし煌きの都市【BGM】」: http://t.co/4BHpKDr0xo
【36】聖剣伝説レジェンドオブマナ。
ああなんて美しいんだろう。



「空中の音頭」 http://t.co/z0Xeny2SqU
【37】タクティクス・オウガといったらこの曲、と思っている。
うちにあるのは「運命の輪」というやったことのない方のサントラだ。それが36枚目。



「Tales of Phantasia OST 40 : The second act」: http://t.co/metjId9oRk
【38】テイルズオブファンタジア。このころは恥ずかしいゲームとは思ってなかった。18年くらい前。サントラCDがゲームの音源と違うのが残念。



「クロノクロスOP」: http://t.co/ZMKY8iiH8s
【39】クロノクロス。サントラに作曲者が一曲一曲の解説を書いていたなあ。
全体として、くつろいだ曲が多いのもいい。



「Distant Worlds MUSIC FROM FINAL FANTASY -03-Aerit…」: http://t.co/a3SaNKuAqe
【40】ディスタントなんとかは、ファイナルファンタジーの本格的なオーケストラアレンジのCD。
しかしスクエニはアレンジものばっかり出してる。釣られてオレも買うんだけどさ。やっぱりオリジナルが一番いいよ。ゲーム音楽はゲームの中にある形がいちばんいい。

でもディスタントワールドはよかった。本来はこういう音楽なんだろうな、って思える。



「DDR Butterfly [FULL] with lyrics」 http://t.co/P2EAXX1oXu
【41】音ゲーは、ダンスダンスレボリューションの初代と2だけはやったことがあって、専用マットももってた。サントラも。
でも自分が「バタフライ」とかに合わせてピョンピョン跳んでたと思うと変な感じがするし、黒歴史という言葉を思いだしたりもする。



Nusrat Fateh Ali Khan Live: Allah Hoo (1993): http://t.co/EHtsPwodjb
【42】ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン「アッラー・フー(彼こそアッラー)」

「法悦のカッワーリー」という2枚組を42とする。
パキスタンの音楽ですねつまり。みんなあぐらかいて座ってるし、楽器編成も特殊だ。一曲の演奏時間も長い。だんだん盛り上がってくる。



「Art Blakey's Jazz Messengers, "Ugetsu"」: http://t.co/4HCbfWehBO
ジャズから二枚。
【43】アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ「ウゲツ」。
いやべつに「モーニン」でもよかったんだけど。


「Miles Davis - Kind Of Blue [Full Album] (1959)」: http://t.co/52TsK9hBWl
【44】マイルスのとにかく有名なやつ。なにかの原点のように感じる。聴くと「戻ってきた」と思う。

ジャズは結局、あんまり広がらなかったし、もう集めてない。



「【北朝鮮VS電気グルーヴ】エジソン電」 http://t.co/SlAQ5kqWom
【45】電気グルーヴの「VOXXX」というアルバムを45にする。最近のアルバムはあんまり買ってないなあ。



「NOKKO SILVER」 http://t.co/OXQXiRyzKP
ここから女性ボーカルが続く。
【46】NOKKO「カラード」。
「ハレルヤ」とか「ライミング・カフェ」とか、ほかのアルバムもおもしろいけど。
動画見て、90年代はもう昔のことなんだな……と思った。



「この空にちかって」: http://t.co/aL1NWs4KMx
【47】LINDBERG「Ⅴ」。
「この空にちかって」はアニメのテーマ曲だった。オープニングよりエンディングが好きだった。



「満月  松阪晶子さん」: http://t.co/0uAgufJUxx
【48】松阪晶子「夢を眠らせない」
3枚のアルバムを残し、その後どうなったのかはわからない。
「さん」付けされてるもんなあ。
「DAKE-DO」という歌がいちばん有名だと思っていたんだが、YouTubeにない。このころのアーティストだと、シングル曲でも普通に動画がなかったりするなあ。



「篠原美也子 誰の様でもなくPV」 http://t.co/dJwmPGyCLc
【49】アルバムにはアコースティックバージョンで入っている。
「海になりたい青」とか「いとおしいグレイ」とか、好きなアルバムだ。



「橘いずみLIVE バニラ」: http://t.co/hg0mv3OQmI
【50】橘いずみ「太陽が見てるから」をお気に入りCD60の50番目とする。一曲だと「失格」だけど、アルバムだとこちらかなあ。「ごらん、あれがオリオン座だよ」も大好き。



「love the island/鈴木あみ」 http://t.co/SxdVPLr7fe
【51】鈴木あみ「SA」



「tohko ふわふわふるる」 : http://t.co/OZ7fQhH7WV
【52】tohko「籐子」



「高橋由美子-A song for you(LIVE)」 http://t.co/ObKy1yN8HB
【53】高橋由美子「for BOYS」
オレもBOYだったことがあった。けっこういいアルバムで、泣いたこともある。



「暮れてゆく空は/遊佐未森」: http://t.co/IM58NK1gYv
【54】遊佐未森「ハルモニオデオン」
この人もかなり追いかけたなあ。2003年の「ブーゲンビリア」あたりまでは全部聴いている。



「砂の果実」 http://t.co/XxMk8yNX9N
【55】中谷美紀「cure」
おまけのアンビエントのCDもよく聴いた。そっちを60枚のなかに入れようかと思ったくらい。



「JUDY AND MARY『クラシック』」: http://t.co/TcwluuwTyB
【56】「FRESH」というベスト盤をよく聴く。熊が交尾してるデザインの。



「Rina Aiuchi - it's Crazy for You」 http://t.co/2y1tqf0Xai
【57】愛内里菜「Be Happy」
好きであることを隠している人がけっこういるんだけど、そのなかの一人。



「中島みゆきのオールナイトニッポン 1984年2月7日最後のハガキ「怜子」」: http://t.co/nwJ7R5dmX2
【58】中島みゆき「愛していると云ってくれ」
管理が厳しいのか、アルバムそのままの音が入った動画はないね。
カバーがあふれている状態だ。本物じゃなきゃみんな同じだ。



【59】中島みゆき「時代 -time goes around-」。初めて買ったCDでもある。



「オルゴール」: http://t.co/V4UBIDFI0o
【60】「松島オルゴール博物館」のCDを60枚目とする。

以上、持ってるCD1500のなかのお気に入り60とその参考動画でした。







というふうに一度は選んではみたけど、tohkoとかダンスダンスレボリューションはなくてもいいかもなあ。代わりにモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏とか、ラモーのクラヴサン曲集を入れてもいい。


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2014年10月09日

持っている1500枚のCDから好きなものを60選ぶ【前編】  ~クラシック音楽

「いま持っているCDでいちばんお気に入りのものは何ですか?」  

という質問を受けて、持ってる1500枚ほどのCDから好きなのを選んだ。60枚になった。今回はそれを関連動画をつけながら挙げていく。
クラシック30、ゲーム音楽10、ポップスその他20。
2枚組などもあるので、正確には60点となる。

1994年からCD集めてるんで、20年になる。このへんでまとめてみるのもいいかなと。
動画はあくまで「だいたいこんな感じですよ」という参考です。


「Lachrimae, John Dowland (1563-1626)」 http://t.co/VdfC2dR9AU
【1】ダウランドといえば「流れよ、わが涙」。声楽つきのもあるようだが、リュートのみのがいい。ルーリーなどが参加している「ダウランド リュート曲集」4枚組で聴く。



「Amarilli, Mia Bella (Caccini) - Soprano Ana Leono…」: http://t.co/meVWfLo9cm
【2】カッチーニのリュート歌曲。しっとりとしている。
オレがよく聴いたのは、ドイツハルモニアムンディ50周年記念50枚BOXのなかのもの。

演奏者にはあまりこだわりがないんで、同じ楽曲の違う奏者の動画を貼ることもあります。



「コレルリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第12番ニ短調『ラ・フォリア』」: http://t.co/4HfUt9ke8q
【3】ディアゴスティーニの「ザ・クラシックコレクション コレッリ」は様々な編成の楽曲が一枚に収まっていてよかった。今はブリリアントクラシックから出ている10枚組をよく聴く。



「Telemann - Quatuor Parisien N°12 (Chaconne) / I…」: http://t.co/a0ngOl9YgN
【4】テレマンの四重奏曲。テレマンはくつろいだ音楽。この動画は野外の演奏で、妙にカメラワークが凝っている。

CDとしては別になんでもいいんだよねテレマンは。どれを聴いても同じようにいいものだから。
DENONから1枚1000円、2枚1500円くらいで出てるシリーズのをよく聴く。「六つの四重奏曲」「パリ四重奏曲」とか。



「J.S. Bach - BWV 582 - Passacaglia c-moll / C minor」: http://t.co/ztKIXDXpGp
【5】バッハのオルガン曲。初めて買ったクラシック音楽のCDが「バッハ オルガン名曲集」っていうのだった。

リリングとか複数の演奏者が参加しているDENONから1300円で出ていたもの。それから1200円で再発売になった。その後たぶんまた出たでしょう。
「パッサカリアとフーガ」はとくに重厚で、圧倒されちゃった。



「Reinhard Goebel and Musica Antiqua K ln in Floren…」: http://t.co/hy6X1C6Vws
【6】バッハのブランデンブルグ協奏曲。ゲーベルの演奏はテンポ速めでサクサク進む。いろんな楽器が活躍して面白い。



「Heinrich Sch tz - Die Sieben Worte Jesu Christi a…」 http://t.co/WxjgU0uzJe
【7】シュッツ「十字架上のイエスの七つの言葉」。オレの持ってたのはハルモニアムンディから出たものだった。
声楽。聴いて気持ちいいということ以外言うことがない。シュッツは色々集めてみたけど、結局最初に聴いたのが一番よかった。



CD紹介としてはAmazonのページを貼るのが正確だろうが、いまどきCDにこだわることもないだろう。オレが持ってるのは廉価盤ばかりだし、一番いいとは限らない。ただ、最初に聴いたものが印象に残りやすくて多く挙げている。



「C.P.E.Bach Symphony No.1 in D major, H.663 Wq.183」 http://t.co/UxZgZ6EbLK
【7】C.P.E.バッハ「シンフォニア集」初めて買ったナクソスのCDがこれだった。W.F.バッハの作品も入っていた。

有名なバッハがJ.S.バッハで、長男がW.F.バッハ、次男がC.P.E.バッハ、末っ子のJ.C.バッハもモーツァルトに尊敬された音楽家で、ほかにJ.C.F.バッハという人もいる。
オレが好きなのは次男。時々宮廷音楽と思えない荒ぶりを見せる。



「Carl Stamitz - Sonata for Viola and Piano in B-fl…」 http://t.co/nELM3TR008
【9】シュターミッツ。ディアゴスティーニ「ザ・クラシックコレクション76 シュターミッツ マンハイム学派のヴィルトゥオーゾ」というのを聴いたらよかった。
ただし、シュターミッツは二人いる。父アントンと息子カール。4つの楽曲のうち、どれがアントンの作品なのかカールの作品なのかがわからないというCD。曲の表記も不十分だし、いまだにオレも全部はわからない。



「Mozart Piano Concerto No23-1M (1/3) S ndor V gh R…」 http://t.co/w4hGx4vnuK
【10】モーツァルトのピアノ協奏曲23番。これもディアゴスティーニの定価910円の安売りCDでよく聴く。20番も入っていた。



「ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op. 47 クロイツェル 第1楽章」 http://t.co/X2cFPjWBNJ
【11】ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5.9番をスターン盤でよく聴いた。クロイツェル・ソナタはトルストイが同名の小説を書いたことでも有名。
オレは小説から入ったのかなあ。覚えてない。


60枚を厳選したため、モーツァルトもベートーヴェンも1枚ずつになった。



「シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 から 第1楽章」 http://t.co/5TgsjjLjMf
【12】これもディアゴスティーニ「ザ・クラシックコレクション」で聴くなあ。ディアゴスティーニの回し者じゃないんだが。
ほかに交響曲第3番「ライン」も入っていた。
シューマンというと、「トロイメライ」のささやかなイメージだったので、壮大な音楽にびびったなあ。



「モルダウ「わが祖国」より」 http://t.co/E0WLckTGLq
【13】スメタナ「わが祖国」は全6曲。けっこう激しい曲もある。合唱でも有名。この動画はカラヤンだけど、オレがよく聴いたCDはディアゴ(略)


どんだけディアゴスティーニなんだよって話だ。安いしいろんなのが聴けるから、はじめの頃はお世話になった。ただし演奏者は無名の人ばかりだ。架空の名前もあると聞く。いわゆる「幽霊指揮者」というやつだ。



「ブラームス 交響曲第4番 第1楽章」 http://t.co/3S4dgxNnWf
【14】これはザンデルリンクで初めて聴いて、あっさりめのノリントンと濃いめのチェリビダッケでも聴いた。ピアノ編曲版もあった。どれも良い。



「ブルックナー 交響曲第4番《ロマンティック》 第1楽章 ヴァント NDR」: http://t.co/eHGTlNdN3Q
【15】これは図書館でヴァントの2002年のやつを聴いたのが最初だ。クレンペラー、カラヤン、パーテルノストロ、チェリビダッケも聴いた。
精神科の集団精神療法に通っていたころに、そこで知り合った人にヴァントのブルックナーを薦められたのだった。お元気だろうか。

とてもゆったりしたスケールのでかい音楽。離れたところから地球を眺めているような感覚になる。2楽章が好きです。



「ドヴォルザーク 交響曲 第8番 「イギリス」」: http://t.co/145IOoynvP
【16】PILZというあやしいレーベルのもので聴いてたなあ。下手な翻訳みたいな解説つきの。
印象深い、良いメロディーを冒頭にもっている。



「Pell as et M lisande Suite, Op. 80 by Gabriel Fau…」 http://t.co/D3d8NwBnb1
【17】フォーレ「ペレアスとメリザンド」。アンセルメとスイスロマンド管弦楽団のCDを持ってる。一緒に入ってるドビュッシーの
「小組曲」も素晴らしいんだこれが。

動画で見たら、やっぱいいなあと思った。始まったところからもう幸福感で体が浮き上がりそうになる。たまらんよ。フォーレ最高。



「Wagner Rienzi Overture Klaus Tennstedt London Phi…」: http://t.co/1A9SktRUd5
【18】ワーグナー「リエンツィ」序曲。NHKの名曲アルバムで見たのが最初。CDはテンシュテットで持っている。
ただ、別に全部聴いて比べたわけじゃないから、テンシュテットがオススメかと言われると困る。ほかのすべての楽曲にそれは言える。



「マーラー《大地の歌》第6楽章「告別」ワルター旧盤 / フェリアー」: http://t.co/tEnIHBTibc
【19】マーラーはどれにするか迷った。1から6番くらいまではどれも好き。聴く頻度は高くないけど。



「Part I Rachmaninoff Plays Piano Concerto No. 2」: http://t.co/K4p2jK2mbE
【20】ラフマニノフのピアノ協奏曲2番。フィギュアスケートで有名な曲。
作曲者本人の演奏のCDがナクソスから安く出ている。



レスピーギ:リュートのための~第3組曲:マリナー/ロス室内O: http://t.co/5c1ltkewAY
【21】ずいぶん略した動画タイトルだ。「リュートのための古風な舞曲とアリア」。タイトルとは違い管弦楽曲。落ち着きます。
まさにこのマリナー盤を持っている。この絵はボッティチェリの「春」だったっけ。この絵と楽曲がオレのなかで結び付いている。



「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 ブロック(Pf)」: http://t.co/9WunPsibCL
【22】ベロフ盤で持っている。
プロコフィエフは攻めている感じがする。オレなんか単純だから工場とかビルとかが見えるような気持ちになる。



「Xenakis: "Omega"」: http://t.co/6kjm6xiBT1
【23】クセナキスのCDは見つけ次第買っていたころがあった。不協和音にひたる音楽。暴力的といってもいいかもしれないね。
初めて聴いた「ヒビキ・ハナ・マ」という曲が印象的だったんだが、動画は見つからず。



「Gorecki Symphony of Sorrowful Songs」 http://t.co/SfXZIaLuUP
【24】グレツキの交響曲第3番。定番といえば定番だ。癒しに。睡眠導入に。



「アルヴォ・ペルト 鏡の中の鏡 Arvo Part / Spiegel Im Spiegel」 http://t.co/A9IEgGIyiK
【25】「ザ ベスト オブ ペルト」というのを買って、よく聴いた。
これは車窓動画。



「Steve Reich - Music for 18 Musicians [ 2008 JAPAN…」: http://t.co/97c5pe9omF
【26】ライヒ「18人の音楽家のための音楽」。ライヒは今でも見つけ次第買う。
反復とずれ、これが気持ちいいんです。



「Philip Glass Glassworks」 http://t.co/gN5eBpux1H
【27】フィリップ・グラス「グラスワークス」。これもライヒと同じく「ミニマルミュージック」と呼ばれるもの。雨の日に合いそう。



「早春 【蔵王】-混声合唱のための組曲 【東京混声合唱団】」: http://t.co/aEwTjZpxbW
【28】佐藤眞「土の歌」のCDを「大地讃頌」一曲のために買ったんだが、ほかの曲もよかった。



「伊福部昭 日本狂詩曲~祭り」: http://t.co/PE9ajPHujE
【29】ナクソスの「日本管弦楽名曲集」を29枚目としたい。この動画の演奏はそのCDより激しい。
まさに祭に熱狂している。



「世界の国歌 9 イスラエル」 http://t.co/Fe5G6J4gCc
【30】「世界の国歌 ベスト」という二枚組CDがよい。105の国歌が入っている。外国の国歌って、スポーツのイベント以外ではなかなか耳にできない。




つづく。


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2013年10月31日

電気グルーヴ「エジソン電」歌詞

電気グルーヴの「エジソン電」の歌詞をここに置いておく。歌詞のサイトとか探してもなかなか見つからなくて不便だ。いい歌詞だ。大好き。






「エジソン電」

菊池桃子に憧れて、この桃の世界に入りました。
クロベエこと石黒です。

噛み付き地蔵に憧れて、この神の世界にやってきま
した。
マドンナみたいな男の子、コッペです。

死者の書片手に待ってます。
大日本帝国いいとも! 森田大学OB、河豚田。旧姓森
田です。

春の香りに誘われて、どこからともなく湧いてきま
した。
チャゲアンドウこと安藤です。

ゴリラの夫婦に誘われて、今回初めて参加させてい
ただきます。
猿田ことゴリです。よろゴリ!

ジャイトニオ猪場のはからいで、全財産を失いまし
た。
トランスマスターケンちゃんこと、剣持です。

知らない漁船に乗せられて、気が付いたらココでし
た。
趣味はマリンスポーツ、シニガミです。にゃー。
シ、ニ、ガ、ミ?

上昇気流に乗せられて、この奴隷農場に舞い降りま
した。
スイートメモリアルエンジェル、チルチルです。

太めの女性の軍団が、本部をグルリと囲んでます。
現在恋人募集中!
ポンコツミニチュア三等兵、中井です。「水
島ぁー!」

ジンケナハワイのリゾートで、瀕死状態のところを
保護されました。
国際保護指定動物、田畑です。

海水パンツとゴーグルで、巨万の富を築きました。
カリブの怪物、フリーアルバイター瞳です。

苺模様でお馴染みのイチゴハウスとお見受け致しま
す。
よろしかったらあなたの財布お預かりいたします。

土足で窓から失礼いたします。今日からあなたの息
子になります。
当年とって92歳、下町の発明王、エジソンです。
エジソンデン エジソンデン エジソンデン エジ
ソンデン

真田ユキムラ
マダムバタフライ
ホタテバターフライ
おっかけ移動部隊
ツッパリ腐乱死体
カラオケクリームサンド
巨人のブリーフランド
小柳スパルタ道場
姥捨てブルセラ牧場



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2013年02月27日

【Twitter】中島みゆきbotをつくった

中島みゆきの歌詞をつぶやくbotはいくつかあるけど、どれも微妙に不満なんだよなあ。切り取り方が変だったり、誤字があったり。オレが作ろうかと思うんだけどどうなんだろう。

いつもRTしてる黒いアイコンの「中島みゆきの歌詞ぼっと」さんが一番まともなんだ。次にみゆきさんの顔がアイコンになってるやつはフォロワーが4000人以上いるけど誤字あるしパターンが少ない。つぶやきの種類の数はbotの命だと思っている。




【中島みゆき神歌詞bot 】@miyuki_bot1
浅い夢にさすらいながら 街はほんとには愛を呼んでいる【浅い眠り】 #中島みゆき[amazon 収録CD、DVD]http://t.co/oeSaeTjp

浅い「眠り」だよ。眠りにさすらってんだよ。名曲をけがしおって。しかも歌詞のあとにずるずるリンクをくっつけている。非公式が写真は勝手に使っていいのか? こういうのは全然だめだ。
「街はほんとには」になってるけど「街はほんとは」が正しいんだよ。ひとつのつぶやきで二度も間違えるかよ。それも、みゆき様の歌詞を。
神歌詞って言うなよ安っぽいなあ。「中島みゆき神・歌詞bot」ならまだいいかなあ。どうかなあ。


黒いアイコンの「中島みゆきの歌詞ぼっと」はフォロワー3300か。っていうことは、さっきの「中島みゆき神歌詞bot 」が一番支持されてる中島みゆきのbotなのか。これは良いことではない。オレが作ろう。

でも今いらっしゃる「中島みゆきの歌詞ぼっと」さんで8割は満足なんだよなあ。残り2割のために膨大な量の作業するってどうなのという問題はある。


(そんなこんなで、結局つくった)



【中島みゆきbot】 @bot_miyuki
遠いふるさとは おちぶれた男の名を/呼んでなどいないのが ここからは見える   「あぶな坂」

こんな感じのbot。中島みゆきのbotで改行を反映させてるのは今までなかったんじゃないか。一字あけも改行も作品のうちだと考える。本当に改行させたかったけど機能的にきびしかったので斜線をひいた。

とりあえずファーストアルバムの歌詞カードとにらめっこしてツイートを入力した。27個のツイートになった。アルバムは40枚以上あるから、ええと、たくさんになるんだ。



中学の卒業文集に中島みゆきの歌詞書いたのを思い出してうわあああってなった。その頃から変わってねえ。



一応、ひとつの歌から最低1ヶ所は切り取る、最高でも5ヶ所までにする、と決めた。全体としてはいいのにどこをどう切ってもそれ単独で意味が通らない歌もあれば、5ヶ所に絞るのが残酷なくらいすごい言葉が満載な歌もあるのが面白い。



スマホで歌詞を入力すると予測変換があるわけだけど、そこからみゆきさんのよく使う言葉が見えてくるのが面白い。10枚目のアルバムまで入れたけど、「町」「歩く」「忘れる」なんかが今のところ目立っている。これは変化していくだろうから楽しみ。



そんなわけで、私のつくった【中島みゆきbot】@bot_miyuki 、正確で良さがより伝わるつぶやきを目指していますので、よろしければフォローおねがいします。


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2012年09月02日

中島みゆきのアルバムを聴く★42「真夜中の動物園」

中島みゆき「真夜中の動物園」





2010年のアルバム。ボーナストラック2曲を含めて全12曲。





歌詞カード、ジャケット

走っているみゆきさんのモノクロ写真のジャケット。何か追いかけているのだろうか。

歌詞カードに写真は多い。
ギターケースを持った写真、「歌旅」を思わせる青いギターを持った写真、動物。
タバコを吸ってる男性がスペシャルサンクスに名のある倉本聰さんだろう。





楽曲



1.今日以来

中庸なテンポのあっさりした楽曲。
うまくいかない人生の中で、愛を求める側から愛を与える側になりたいと歌う。





2.真夜中の動物園

7分あり最も長い。また、アルバムタイトルにもなっている。


動物園では真夜中になると逢いたい相手がやってくるという。

動物園にいる動物はどこか遠くから連れてこられて閉じ込められているわけだ。家族とも恋人(人じゃないが)とも友からも引き裂かれて。そんな相手が夜中に会いにくる。
群れだったり、地平線を飛んだり、流氷があったりと、まるで国ごと世界ごと動物がやってくるかのような迫力だ。動物達の逢いたいという想いがそうさせているのだろう。


その中にヒトがいる。人間というより、動物としてのヒトだ。
「誰だいヒトなんか呼んだのは」と動物の一匹が疎んじて言う。それに答えて別の動物が、このヒトはシロクマの親代わりだったんだという。

動物を動物園に閉じ込める人間を憎むのが動物の自然な感情だろう。(それとて人間の想像だが)
そこにあえてヒトを登場させたところに、人間を憎みきれない、見捨てきれない中島みゆきの想いを見る。

動物の住む広大な世界に比べ、人間の作った動物園はあまりに狭い。しかしその動物に正面から向き合った人間もまたいる。




3.まるで高速電車のようにあたしたちは擦れ違う


タイトル通りの言葉は出てこない。電車を思わせる言葉もほぼない。「走る」「停まる」くらいだ。では何が電車なのかというと、このリズムが電車っぽいんだと思う。

「私たちは春の中で」とか「過ぎゆく夏」みたいな内容だ。

その場限りの生き方をする「あたしたち」。時間はどんどん過ぎていき、はかない。若いようだが、しかし自由という名前に疑いを持っている。どこか危うい若者。

中島みゆきの歌う若者は実際の若者とは違う想像上の若者という感じもするが、でもその漠然とした危うさにはリアリティがある。





4.ハリネズミだって恋をする

ラテンっぽい曲調。研ナオコっぽいとも感じた。

傷つけてしまう、傷ついてしまう、うまく人と付き合えないハリネズミの嘆きをリズミカルに歌う。

「傷つけちまった悲しみに」っていいな。中原中也か何かが元なんだろうけど。





5.小さき負傷者たちの為に

6分50秒あり、長い。
これ苦手なんだよなあ。

小さき者とそれを騙す卑怯な者がいて、小さき者に味方したいという内容。
「言葉しかない命ども」を攻撃してるが、一歩間違えればみゆきさん自身に跳ね返ってきそうな批判だ。
第一、これは誰と誰を歌ってるんだろうか。


何に味方して何と戦っているんだろう。これを聴いて「みゆきさんが私に味方してくれてうれしい」とか「痛いところを突かれた」と感じるのはどんな人たちなんだろう。同志となるっていうけど、同志として何をするんだろう。






6.夢だもの

すぐに「夢だったんだね」と比較したくなってしまっていけない。

夢見るような曲だ。
夢だ夢だといいながら見る夢は苦いような気がする。どこまでいっても「こんなのは夢だ」という否定から逃れられないのは、現実であってほしいと強く望んでいるからか。





7.サメの歌

このアルバムの中で好きな曲だ。

この歌も人生が過ぎていくことを歌っているが、力強さがある。その力にはどこか盲目的なものがある。
自ら選んだ力というよりは、後ろを向いている余裕がないところから生まれる前向きさだ。
良い過去も悪い過去も終わったことだ。いつまでも振り返ってはいられない。
サメは泳ぎ続けていなければ死ぬ、と何かで聞いたが、そういうことかな。

「なまもの」というのが魚っぽくて面白い。




8.ごまめの歯ぎしり

うらぶれたようなあやしげな雰囲気だ。

「なつかない猫」がしゃべっているような印象だ。

冷たい性格になってしまった歌の主人公が、そうなってしまった自分を語る。失敗の記憶がそうさせているようだ。






9.鷹の歌

今までないタイプの歌じゃないか。

おそらくこれは倉本聰さんをイメージした歌なんだと思う。
老いてはいるが気高い。そんな人物を鷹になぞらえている。



「怖れるなかれ」というけど、文語で正確にいうなら「怖るるなかれ」になるんじゃないか。最近文語文法をちょろっとやっているので、そういうのが気になってしまう。「小さき負傷者たちの為に」もそうだ。






10.負けんもんね

一種の応援歌だ。

「試すなら試せ試金石」っていいなあ。開き直った感じだ。過酷な運命の胸ぐらをつかんで凄んでるみたいだ。


「失えばその分の何か恵みがあるのかとつい思う期待のあさましさ」も心に響いてくる。




「が」や「な」の一文字で一気に絶望から希望に転じるのがすごい。この一文字はでかい。絶望を一文字でぶっ壊すみたいなエネルギーだ。
これはすごいなあ。

仕事中に頭の中で流すこともある、好きな歌のひとつだ。





11.雪傘

一転して切ない歌だ。
冬のイメージと、恋人の不在と、曲を覆う(特に弦楽)のあたたかさが、交ざりあってなんとも胸に迫る。

以前オレはアルバム「パラダイス・カフェ」の「ALONE, PLEASE」を聴いて泣いたことがあるが、その系統の歌だ。





12.愛だけを残せ(Album Version )

恥ずかしながらシングルバージョンはまだ聴いてない。

しっとりとしている。

人生を「選ぶつもりで選ばされる手品だ」とするのは鋭い。

人生を歌っているんだが汗臭さがまるでなく、とても神秘的だ。それには古めかしい言い回しや命令形の効果もあるのだろう。
「弱き者」「汝」などの言葉は歌に重みを与えている。





おわりに

中島みゆきは文語に近づいているのだろうか。
「弱き」などの「き」で終わる形容詞、「知れず」「すべ」「己(おの)が身」「何ゆえ」「~なかれ」「汝」などにその傾向が見られる。そういう方向に行ってもらうのも悪くない。



「人生」という言葉が多いと思って数えてみたら、4曲に合計12回出てきた。

良いアルバムでした。まだ聴いてないアルバムもあるけど、もっと聴きたくなった。





 



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2011年08月04日

音の60時間・今聴きたいCD60枚感想[2]電気グルーヴ、砂原良徳、ほか

1270枚のCDから120枚選び、そこからさらに「しばらく聴いてないな」「今聴いてみたいな」というCDを60枚選んだ。これを「音の60時間」として毎日1~2枚ずつ聴いていく計画をたてた。





▼13

「音の60時間」13枚目はヘンデル「オルガン協奏曲1.4番ほか」デアゴスティーニ。ヘンデルらしい華麗さとオルガンの宗教っぽさが混ざった器楽曲



▼14

14枚目もヘンデル。王宮の花火、水上。クーベリック。 豪華で華麗だ。ヘンデルはこうでなくっちゃ



▼15

15枚目は #電気グルーヴ 「イルボン2000」。
一種のライヴアルバム。「VOXXX」「A」中心の選曲もいい。テンションの高い曲がノンストップで続き、密度の濃い時間を過ごせる。歓声や拍手の音は好きだ。


▼16

16枚目はC.P.E.バッハのシンフォニア集 Wq183。NAXOS盤。 良さを説明するのが難しい。バロックと古典の間の、前古典派という時代の傑作。ちょっぴり変だけどそれを力で押し切ってる感じ。面白い




▼17

17枚目は tohko 。2枚あるアルバムを聴き比べた。どちらも優れているが選ぶなら「籐子」の方か。
小室哲哉 はすごい音楽家だ。ただ、ゆるやかな曲はどうも退屈する




▼18

18枚目は ヌスラト ( ヌスラット )・ファテ・アリー・ハーンの「dust to gold」。イスラムの匂いの濃い音楽で、癖になる。もっとCD欲しいアーティスト。神聖なんだろうけど、けだるく妖しげに聴こえる。ずっと浸っていたい世界だ





▼19

19枚目は ブラームス 「ドイツ・レクイエム」アルテ・ノヴァから出た廉価盤。サラッと2回流した。ところどころ美しい。集中したまま聴き通すのは難しい




▼20

20枚目は ハイドン交響曲 6.7.8番。ドラティで聴いた。初期作品だから未熟なんじゃないか、という先入観を吹っ飛ばした嬉しい一枚。ソロがよく活躍するのが耳に面白い。



▼21

21枚目は砂原良徳 「LOVEBEAT」。おとなしいテクノだ。テンポが変わることはなく、常に中庸なテンポだ。耳触りよく、BGMにもってこいのアルバム。




▼22

22枚目はモーツァルト のレクイエム。マリナーのバイヤー版。有名な曲って敬遠してあまり聴かないことがあるが、この曲がそうだった。久しぶりに聴いて感銘を受けた。実はあまり聴きこんだことがない曲で、新鮮だった。後半も充分素晴らしい。




▼23

23枚目はELT シングルを集めたアルバム。「EVERY BEST SINGLE+3」
いかにも消耗品っぽい音楽だな。はじめは薄っぺらくて戸惑うんだが、だんだん慣れていって気持ち良くなる。
「time goes by」いいね。
歌詞カードの男2人が常に明後日の方を見てるのが気になる。





▼24

24枚目はベートーベン のヴァイオリンソナタ5番「春」9番「クロイツェル」スターンとアックス。
初めて買った室内楽のCD。今聴いてもすごくいい。春はのびのびとしていて、クロイツェル1楽章は燃える。




音の60時間[1]



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mk7911 at 05:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)