シューベルト ピアノソナタ全集

2010年09月15日

シューベルト:ピアノソナタ21番/ダルベルト【まとめ付き】

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc14】
[brilliant]


このシューベルトピアノソナタ14枚組を聴く企画も、これで最後です。
シューベルトの19番.20番.21番のピアノソナタはいずれも長く、3大ソナタと呼ばれ比較的演奏されるようです。

▼ピアノソナタ21番 変ロ長調 D960
1楽章.21分あり、全体の演奏時間の半分を占めるモデラート楽章です。
おだやかな主題で始まります。飛び跳ねるような、かろやかな三連符の部分も印象的です。
2楽章.10分のアンダンテ。消えそうなくらいおとなしい、悲しみに沈んだ主部。
中間部は明るくなり歌曲ふうになります。
3楽章.4分弱のスケルツォ。かろやかでイタズラっぽい楽章。これはいいスケルツォ。
4楽章.8分のアレグロ。意味ありげなひとつの音がポ~ン…と鳴り響くと、それを合図にアレグロが始まります。これが何度も出てきます。
激しい短いエピソードが2回姿をあらわします。
突然輝かしくなり終わります。

【満足度】
★★★★★★★★☆☆
【値段】
14枚2100円、1枚あたり150円
【購入日】
2010年1月20日


▽これでシューベルトピアノソナタ全集が終わりました。
わかったことをまとめます
・未完で、プツンと終わる作品がけっこうある
・シューベルトは舞曲をたくさん作っている。エコセーズ、ドイツ舞曲、ワルツなど。それらはいずれもとても短い。
・結局★10の作品はなし。でもシューベルトっぽさというのは感じるし、何か深いものがある
・長い楽章は確かにある。でも聴き通せないほど退屈な楽章はなかった。何より、苦手なはずなのに14枚を嫌にならず聴き通せた。
・一番良かったディスクを挙げるなら、12枚目。「3つのピアノ曲」は面白いし、ハ短調のソナタ19番も魅力的。


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mk7911 at 06:28|PermalinkComments(0)

シューベルト:ピアノソナタ20番/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc13】
[brilliant]

今までは1枚のCDにソナタやら小品やらいろいろ入ってましたが、13枚目と14枚目はソナタ一つのみの収録です。

▼ピアノソナタ第20番 イ長調 D959
42分。
1楽章.16分。華やかな第1主題、落ち着いた第2主題。大作の冒頭楽章にふさわしい豊かな音楽。
2楽章.8分。主部は静かで悲しみに沈んでいますが、中間部はびっくりするようなスフォルツァンド(アクセント?)があります。
3楽章.5分。スケルツォとありますが、まるで優雅な舞曲集といった趣です。曲想がよく変わります。
4楽章.12分。「ます」に通じるような雰囲気の、歌曲ふうのくつろいだ親しげな主題から始まります。なんか聴いたことあると思ったら、ピアノソナタ4番からとられたものです。この主題が中心です。ロンドですが変奏曲のようでもあります。

【満足度】
★★★★★★★☆☆☆


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mk7911 at 06:25|PermalinkComments(0)

シューベルト:3つのピアノ曲、ピアノソナタ19番/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc12】
[brilliant]
この全集も、残りあと3枚です。

▼3つのピアノ曲 D946
演奏時間は合計30分近くあり、なかなかボリュームあります。
1曲目.符点リズムを多用した暗い愉悦感のある速い主題にインパクトがありますが、すぐに長調に転じます。じきに速度の遅い主題もあらわれます。9分あたりから3拍子の優雅な美しい調べがあります。冒頭主題が再現して終わります。
2曲目.速度が書かれてないので定かではありませんが、遅めのテンポのおだやかな調べです。低い音の伴奏を伴う不安な部分がはさまります。
6分からロマンチックな部分。昼ドラのBGMにありそう…とか言ったら怒られそうですね。でも「燃え上がる二人の愛を、もう誰も止められない…」みたいなイメージなんです。こんなにメロメロに甘いシューベルトは珍しいかも?
おだやかな主題が戻り終わります。
3曲目.主部は活発です。中間部は短調で一つのリズムに支配されています。

▼ピアノソナタ第19番 ハ短調 D958
1楽章.どん底に叩き落とされるような厳しい第1主題。第2主題はなだらかですが、やがてせかせかした性格に変わります。おだやかに終結します。
2楽章.眠ってるような静かな部分と強弱の変化の激しい感情的な部分が交互にあらわれます。
3楽章.メヌエットと書いてあります。デモーニッシュという言葉を初めて使いたくなりました。黒いもやがかかったような舞曲楽章。
4楽章.タッタタッタのリズムに支配された楽章。リストの曲のタイトルに「メフィスト・ワルツ」「メフィスト・ポルカ」というのがありますが、「メフィスト・スキップ」とでも呼びたくなります。
▽時にはベートーベン的な迫力、時には悪魔的な舞踏を見せます。劇的な傑作ソナタ。

【満足度】
3つのピアノ曲
★★★★★★★★☆☆
ソナタ19番
★★★★★★★★★☆


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mk7911 at 06:22|PermalinkComments(0)

シューベルト:ハンガリー風メロディー、ピアノソナタ8番.7番、3つのドイツ舞曲、ディアベリのワルツの主題による変奏曲/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc11】
[brilliant]

▼ハンガリー風メロディー ロ短調 D817
哀愁がありますがリズミカルでシンコペーションしています。3分

▼ピアノ・ソナタ第8番 嬰ヘ短調
1楽章はD571、2楽章はD604、3.4楽章はD570。4楽章は途中までの断片。
やっぱりシューベルトは断片が多いです。
1楽章.波が静かに寄せてくるような伴奏の音型に特徴があります。旋律が伴奏と掛け合いをします。慰めるような優しい楽章。
2.ひとつのリズムにこだわって作られています。優れた緩徐楽章
3.舞踏会のような舞曲
4.さまざまな楽想があらわれ、面白いと思ってるとブツッと終わります。

▼3つのドイツ舞曲 D971
いずれも1分弱。短調で情熱的な1曲目が良いです

▼ディアベリのワルツの主題による変奏曲 ハ短調 D718
ディアベリの変奏曲といえばベートーベンの大作がありますが、こちらはわずか1分半

▼ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 作品122 D568
1楽章.いまいち書くことが思い浮かばない。優美な楽章。
2楽章.悲しみに沈んでます。動きのある楽想もありますが、あまり明るくはなりません。
3楽章.アレグレットのメヌエットのはずですが、だいぶ遅く演奏されます。しみじみとした良い曲です。まるで緩徐楽章が2つあるみたいです。
4楽章.まるでこちらが舞曲楽章みたいな感じです。控えめです。
▽全体的にささやかでひかえめな印象です

【満足度】
★★★★★★★☆☆☆
(ソナタ8番★8、7番★6、その他★7)


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mk7911 at 06:18|PermalinkComments(0)

2010年09月14日

シューベルト:ピアノソナタ11番.17番、ギャロップと2つのエコセーズ/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc10】
[brilliant]

▼ピアノソナタ11番ヘ短調 D625
1.4楽章は未完で3楽章はD505。
1楽章.跳躍とトリルからなる動機が中心。深いものを感じます。
展開部が終わったかなと思ったら切れて終わります。これは完成させて欲しいところです。
2楽章.スフォルツァンドの不意打ちがあります。
3楽章.短い緩徐楽章。
4楽章.ベートーベンの月光の終楽章みたいです。親しみやすい歌曲的な旋律を挿入するあたりがシューベルトらしいと思います。
音楽事典を見たら「熱情ソナタへの挑戦と言える曲」とあり、私は見当違いなことを書いたのかもしれません

▼ギャロップと8つのエコセーズ D735
シューベルトってピアノのための舞曲をたくさん作ってたんですね。
ギャロップは80秒、エコセーズはいつも通り20秒前後。いずれも歯切れのいい楽曲です。

▼ピアノソナタ17番 ニ長調 D850 Op.53
35分を越える大作。
1楽章.行進曲風の単純なパターンと技巧的なパッセージが混ざった楽章。冒頭、行進曲の合いの手にパッセージが入るあたりはユニークだと思います。
2楽章.13分近くある長い緩徐楽章。一晩かけて思い出話をしてるような楽章。
3楽章.タップダンスを思わせる特徴的なリズム。
4楽章.コジンマリしたおとなしい主題。地味です

【満足度】
★★★★★★★★☆☆
(ソナタ11番★8、ソナタ17番★8)


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mk7911 at 14:49|PermalinkComments(0)

シューベルト:さすらい人幻想曲、16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ、ピアノソナタ10番他/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc9】
[brilliant]

▼幻想曲 ハ長調 作品15 『さすらい人幻想曲』 D760
2楽章が歌曲「さすらい人」からとられているためこの名があります
1楽章.分厚い和音で堂々としています。
2楽章.ベートーベン的な「苦悩」の楽章。ところどころで光が差しますが、この光のあて方がシューベルトらしいと思います。
3楽章.スケルツォとは書かれてませんがスケルツォ的なプレスト。和音連打が1楽章を想起させます。
中間部はテンポが落ちます。
4楽章.タータタ・タータタがやはり1楽章を想起させます。同じ動機を使うことにより楽曲に統一性が生まれてます。短いですが華やかです。

▼16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ 作品33 D783
なかなか優れた舞曲が揃ってます。エコセーズが2つとも短調なのが印象的です。

▼ワルツ『クッペルヴィーザー・ワルツ』 Anh.?-14
クッペルヴィーザーとはシューベルトの知人のようです。
まどろむようなゆったりとしたワルツ。

▼ピアノソナタ10番 D613
未完。またですか。2楽章はD612という別の作品番号の曲。またですか。そして、3楽章は速度の指示がありません。ここでは(アレグレット)ということになってます。
1楽章.途中で切れて終わります
2楽章.キラキラしてます。派手な緩徐楽章。
3楽章.高い音域で演奏してます。軽くてオシャレです。これも未完で、途中で切れて終わります
▽未完の楽章2つに別の作品番号の曲…寄せ集め感は拭えません。

▼行進曲 ホ長調 D606
堂々たる主部。でもやや落ち着きが悪いです。カラオケで、歌いながらキーを調節する人みたいです。中間部はあわただしくなります。

【満足度】
★★★★★★★★☆☆
(さすらい人幻想曲★9、ソナタ10番★6、その他★8)


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シューベルト:ピアノソナタ9番.13番、アダージョト長調、6つのエコセーズ、オリジナル舞曲より/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc8】
[brilliant]

▼ピアノソナタ9番 D575 Op.147
1楽章.とにかく符点リズム。愛称をつけるなら「符点」です。
2楽章.優しい歌です。
「おお、野に咲く花よ、おまえは私の心を慰めてくれる」
みたいな曲。今のは私がデタラメに作ったんですが、思わず私も詩人になってしまうような楽章です。
中間で突然強いメロディーになります。優しい歌が再現した時には伴奏が変わっています。
3楽章.スケルツォですが、くつろいだ雰囲気です。
4楽章.なんだかこれもスケルツォっぽいです。楽しく野を駆けるような、狩を思わせる8分の6拍子の曲。
▽全体的に愛らしい印象。

▼アダージョト長調 D178
祈るような曲です。ソナチネアルバム1の10番の2楽章を思い出しました。

▼6つのエコセーズ D421
17~22秒の短い作品

▼コティヨン D976
コティヨンについて調べたら、どうやらバラの一種のようです。37秒の3拍子の舞曲

▼ピアノソナタ13番 D664
1楽章.特にこれといったものはない標準的な感じの曲。
2楽章.これ弾いたことあります。ちゃんと弾くとこうなるんだなあ~。
和音の移り変わりを聴く曲だと思います。
3楽章.ズンチャッチャのリズムの軽快な楽章

▼ピアノフォルテのためのオリジナルな舞曲(36のワルツ) D365 Op.9
抜粋で14曲入ってます。それぞれ30~60秒。
31番のメリハリがすごいです

【満足度】
★★★★★★★☆☆☆
(ソナタ9番★8、13番★7、その他★7)


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mk7911 at 14:40|PermalinkComments(0)

シューベルト:ピアノソナタ14番.6番、12のドイツ舞曲、2つのスケルツォ、11のエコセーズ他/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc7】
[brilliant]

▼ピアノソナタ14番D784 Op.143
シューマンはこのイ短調の作品をシューベルトの最もすぐれたソナタだと言ったんだそうです。
1楽章.強弱の対比がすごく大きいです。
2楽章.振り子が左右に大きく揺れるようなリズムがでてきます
3楽章.ヒステリックだなという印象。
▽私は最高傑作とは感じませんでした。難解な作品。玄人向け?

▼12のドイツ舞曲D790 Op.171
30~90秒の短い作品群。
12曲が切れ目なく演奏され、大きな一つの舞曲のようでもあります。
3拍子で、ワルツみたいです。

▼ピアノソナタ6番 D566
1楽章.悲しい主題と優美な主題。
2楽章.アレグレット。やや控え目ですが冒頭楽章的な性格です。歌謡的な主題を持ちます。
3楽章.スケルツォ。スフォルツァンド(アクセント)の位置が工夫してあると「あっスケルツォだ」って感じになります。
4楽章.よく見たらこのロンド楽章だけ作品番号がD506です。別の作品をつなぎ合わせたのでしょうか。シューベルトにはそういうのが多い気がします。
歩くような伴奏。時折早足になります。おだやかな主題に激しいエピソードがはさまります。
▽第1楽章が2つあるようなソナタ。緩徐楽章がありません。

▼2つのスケルツォ 。D593
1つめの曲は「ソナチネアルバム1」の小品集の中に含まれていてやや有名です。私も独学で弾いたんですが、その時はいまいち曲になってませんでした。今回聴いて、こう弾けば曲になるのか~と思いました。かわいらしい曲です。
2曲目はスタッカートで音階を上下する動きが多い曲です。なかなかいいです

▼11のエコセーズ D781
20~23秒のごく短い作品集。ドイツ舞曲の時のように連続で演奏されます。2拍子の舞曲。和音の厚い7曲目にインパクトあり。

▼エコセーズ D782
22秒

【満足度】
★★★★★★★☆☆☆(ソナタ14番★6、6番★8、その他★8)


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mk7911 at 14:37|PermalinkComments(0)

シューベルト:4つの即興曲Op.142、ピアノソナタ5番、ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc6】
[brilliant]

▼即興曲Op.142 D935
1.高音と低音の掛け合いの部分が印象的です
2.小さい子をあやし撫でるような主題。
3.人なつこいメロディー。そこから変奏曲。
4.つんのめるようなリズムの舞曲的な短調の曲。インパクトあるトリルがあります。

▼ピアノソナタ5番
ハイドンからの影響があると書いてありました。シューベルトがハイドンから影響を受けたなんて初耳です。
1楽章.古典派な性格が強いです。ピョンピョンした軽い曲。
2楽章.アンダンテですが、饒舌な中間部が印象的です。
3楽章.くるくると風に舞う葉っぱのイメージが湧いてきました。
▽これほど歌のないシューベルトも珍しいです。

▼ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲
14分。ヒュッテンブレンナーとはシューベルトの友人の音楽家だそうです。
変奏曲というのは次々に曲調が変わるものなので、なかなか「こういう曲です」と言えないのがレビューしづらいところです。
おだやかですが影のある主題です。10分ごろに技巧的な変奏があります。

【満足度】
★★★★★★★☆☆☆
(即興曲★8、ソナタ5番★7、変奏曲★7)


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mk7911 at 09:27|PermalinkComments(0)

シューベルト:4つの即興曲Op.90、ピアノソナタ3番、3つのメヌエット他/ダルベルト

シューベルト:ピアノソナタ全集/ダルベルト
(14枚組)【disc5】
[brilliant]


▼即興曲Op.90 D899
即興曲はOp.90とOp.142があり、それぞれ4曲ずつです。比較的有名な曲集ではないでしょうか。
1.冬の風のように厳しい表情です
2.私の彼女のレパートリーで、弾いてくれたことがあります。
さらさらとした美しい流れがあります。優しい流れに乗ってどこまでも行けそうです。それがドラマチックな感情のうねりになります。
3.歌曲的です。ゆれる水面のような伴奏です。
4.邪道な解釈でしょうが、1~3曲を総合したように聴こえます。1曲目の持つ厳しさ、2曲目の流れる感じ、3曲目の歌ごころ、それぞれ持った曲です。

▼ピアノソナタ第3番「5つのピアノ曲」D459
5つの楽章があり、珍しいと思ってたら、1.2楽章と3~5楽章は別の作品として作られたそうです。ソナタなのか小品集なのか、微妙な作品です。
2楽章.スケルツォ。あちこちで意表を突いてきます。音をはずした?と錯覚させます。
3楽章が優れてると事典に書いてありましたが、聴いてもよくわかりません
4楽章もスケルツォ。これは気まぐれなかわいらしさがあります
5楽章はフィナーレ的な性格は薄く、どちらかといえば冒頭楽章にふさわしい曲想です。ユニゾンで印象的なフレーズがバーンと出る→なだらかな弱奏がフォロー、って冒頭楽章でよくありますよね。
▽やっぱりソナタというにはイビツな作品です。

▼3つのメヌエットD380
これはメヌエットらしいメヌエットです。快活です
2拍目3拍目がちゃんと鳴ってるとメヌエットっぽく聴こえます。1拍目に重きを置いて、あとは軽く流すようにするとワルツっぽく聴こえる気がします

▼アレグレットハ短調D915
友人が旅立った時に記念に書いた作品だと事典に書いてあります。
優しい表情と厳しい表情が半分ずつ。厳しい表情の時にはユニゾンが中心になります。
中間部はおだやかです

【満足度】
★★★★★★★☆☆☆
(即興曲★9、ソナタ3番★7、その他★6)


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mk7911 at 09:24|PermalinkComments(0)