ドラマ「素晴らしき日々」

2013年10月18日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【9】 105~115話

105話「恋についての3か条」
これは軽めの話。
ケビンの親友チャックとアリスが別れそうになっている。そしてアリスがケビンに猛アタックしてくる。
気が変わりやすいアリスと、強引な商売をするアリスの父親が中心の話。

チャックとアリスは似合ってると思った。



106話「わが町のウッドストックを探して」
軽い内容の話なんだけど、巧妙なところがあって最後は鳥肌がたった。

ケビンがスピード違反して怒られるところだけ覚えてた。スピード違反したことから外出禁止を父から申し渡されたケビンだが、友人たちの誘いが断れず外出する。それは、「ジョーの店にローリング・ストーンズが来る」という噂だった。
行ってみるとローリング・ストーンズなんかいなかった。もっと車を走らせてほかの店に行くけど、やっぱりいなくて帰ってくる。ケビンは運転する父の車をぶつけてしまい大慌てするんだが、そこで奇蹟が起こる。

論理の積み重ね・言い訳ということと、奇蹟という、まったく違うことが結び付いている。

オレも夏祭りがあると聞いて家族ででかけたら、無かったってことがあった。そういうのも終わると思い出話になるな。ゲームの裏技のデマとかも。



【素晴らしき日々 s6第107話「親友のミット」】 http://t.co/VPQ3n7e3PJ

これ見ていた。ものすごくいい話で涙出た。一話完結だが毎回のように心を震わせてくるドラマだ。多くの人に見てほしくなる。

ケビンの友人のジェフは皮肉屋だ。親の離婚が理由で今の街へ移ってきたが、新しいガールフレンドを作ろうともせず、部屋を片付けもしない。
ある時、ジェフはケビンと車でかつて住んでいた街へ行きたいという。
かつて住んでいた街へ来たジェフはもう皮肉を言わない、素直な青年になっていた。
「彼は過去を取り戻しに来たんじゃない、その逆で、さよならを言いに来たのだ」


憂鬱や不安でふさぎこむのはわかるけど、ジョークや冷やかしという形でそれが外へ出る例ってあまり知らない。それもアメリカっぽさなのだろうか。



【素晴らしき日々 s6第108話「折れた天才の鼻」】 http://t.co/ydEhG7PTQT

ケビンは体育の授業で、レスリングで誰にも負けない。レスリング部のコーチから声がかかり入部するが、こちらでは負けてばかり。ケビンは言い訳ばかりして練習も真面目にやらない。やらないくせに自分は実力はあるとハッタリばかり。
退部しようとするとコーチが「一度くらい実力を見せてみろ」と煽ってくる。挑発にのり、コーチとたたかう。コーチに組伏せられて「楽になりたいんだろう? やめちまえ!」と言われて奮起するケビン。


やめろと言われるとやめたくなくなる、ケビンのあまのじゃくなところは昔から変わらない。
試合の中で強い相手と本気になって戦い、ケビンはひとつ成長する。

なかなかいいコーチだなあ。こういう人がこのドラマにはけっこうでてくる。厳しくて少しも手加減しないようにみえて、それでも生徒を伸ばすのがうまいという。最後に見せた笑顔良かった。
中学時代に出てきた数学のコリンズ先生もこんなふうだったなあ。教えるものは違うけど。



【素晴らしき日々 s6第109話「勇気あるスピーチ」】 http://t.co/6Ie7FLJJOn

ケビンの友人リッキーはガールフレンドができないことを悩んでいる。そこへ転校生ヘイリーがやってきて、リッキーと仲良くなる。
ヘイリーは鼻が大きいことで笑われる。ヘイリーは自分の鼻を気にしている。
ヘイリーは自分の鼻について授業でスピーチする。それは自分の悩みに真摯にそして明るく付き合ってゆく内容のものだったが、それも笑われる。
リッキーはヘイリーとダンスに行くことになっていたが、リッキーは急に、鼻の大きいヘイリーと一緒にいることを恥ずかしく感じるようになりキャンセルする。


なんだかんだで今回も泣ける話だった。
ウイニーがケビンに「歯の間になにかはさまってるわよ」と言った場面だけ覚えてた。安定してどうでもいい箇所だけをオレの脳は記憶している。
しかしリッキーはダメだなあ。自分の太ってることをよく棚に上げられるものだ。「ヘイリーといると俺の名誉に傷がつく」とかほんとにダメだ。リッキーって普通の男だと思っていたが、今回だいぶ株を下げた。



【素晴らしき日々 s6第110話「課外授業騒動」】 http://t.co/P1SQUCvcbK

この回はコメディ色が強くて笑った。しかし見事。同時に複数の出来事が起こり、それぞれが一つのドラマだ。

課外授業で皆既日食を見るメインイベント、ケビンとウイニーの喧嘩、太った男子生徒と不良少女のキス、テロを起こす生徒、ヒッチハイクするチャック。人にドラマあり。

残り5話になった。あんまり最終回が近い感じがしない。



素晴らしき日々 s6第111話「ポーカー」 (23:48) http://t.co/4Nq7EvSaai

ケビンたち数人はちょっとした金を賭けてポーカーをしている。
ひさしぶりにポールがちゃんと出てくる。ポールは、他チャックやランディやジェフとは折り合いが悪くて嫌われている、ランディは成績不振に悩み、チャックはアリスを妊娠させたかもしれないと言ってビクビクしている。ジェフにはイカサマの疑惑が持ち上がる。ポーカーは人生相談になったり喧嘩になったりして夜は更けていく。


このドラマは複数のエピソードを絡み合わせるのがうまいな。同時進行の面白さ。




【素晴らしき日々 s6第112話「男たちの最後の砦」】 http://t.co/CKy7atmeNz

成績をウイニーに追い越されるケビン。妻が一流企業に就職し動揺するジャック。女性に追い越されて男たちは負けず嫌いを発揮するのだった。

軽くて愉快な話だった。



素晴らしき日々 s6第113話「年輪」 (23:52) #sm3844267 http://t.co/cMXCXidVal

うーんこれもいい話。泣いた。

家族で揃って母の実家に帰省する。祖父母は父を好かず、父は辛く当たられる。母の古い彼、ロジャーも現れる。全てを耐える父を見ていてケビンまで心を痛める。

この二人は素敵な大人、素敵な夫婦だ。昔見てたころはなんとも思わなかったけど、すごいよ。



素晴らしき日々 s6第115話「ぼくの独立記念日(後編)」 (23:57) #sm3844801 http://t.co/1Q9iFYRE8P

ついに「素晴らしき日々」が終わった。最高だ。最高。

夏休み、家族とケンカしケビンは家を出る。ウイニーが働くリゾート地へ行く。ウイニーに迷惑がられる。ケビンはろくでもない仲間と付き合い、ポーカーに大金を賭ける。
ウイニーはバイトをクビになり、ケビンはポーカーで全てを失う。
ウイニーがほかの男とキスしたのをケビンが見たことから二人は大喧嘩する。


家族ともウイニーとも危機的な状況になる。最終回にふさわしい、大きな物語だった。
最高でした。ありがとう、素晴らしき日々。




Joe Cocker - With a Little Help From My Friends (7:56) #sm1537937 http://t.co/ssKkLnEiQJ 素晴らしき日々、主題歌。すごいエアギターだ。熱いなこれは。



いやー素晴らしかったな。終わるのが怖かったんだが、やはり終わるとさみしい。でもすっきりもした。

また何年かしたら観たいな。



このドラマの制作ドキュメントの番組がやはりニコニコ動画に上がっていたので見た。その後の役者さんたちを見れて良かった。


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mk7911 at 10:35|PermalinkComments(2)

2013年10月07日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【8】95~104話

「素晴らしき日々」

93話は削除されたらしい。94話はもう見た。

95話「最後の魚釣り旅行」
いつのまにかシーズンが替わったらしく、オープニングが違う。ケビンが少し大人っぽい。別の役者さんかと思った。

父ジャック、兄ウェインとケビンはキャンプに出かける。釣った魚を食べてテントで寝る三泊四日。父は張り切っているが息子らはそうでもない。
いつも言ってる場所への道はなくなっていて、道なき道を無理矢理車で通る。
なんのためにここへ来たんだと疑問がわいてくる。魚は釣れないし、兄弟はケンカばかりしている。ケンカがエスカレートしてテントが燃える。
だがそうなって逆に彼らの気持ちはよい方向へ変化しはじめたようだ。


これもつまるところ、さっきのカーラのエピソードと同じで、戻れない青春、戻れない時代を表現している。あれこれが変化し、いつまでも昔のままでは通用しなくなっている。
失われるものの、失われる様子を描く。だけど失われないものもある。それがここでは家族同士の信頼や愛情なんだ。

なんのために来たのか、という問いへの「さよならをしに来たんだ」という答え、すごく心に響いた。




96話「結婚式の人生模様」
父の上司の結婚式にアーノルド一家みんなが招かれる。ケビンはその後のパーティーで出会いを求めるがうまくいかない。だが、新郎や父の姿に、本物の愛を見るのだった。
オチが意外で、大変素晴らしい。



97話「恋のバランスシート」
金に困っているケビンがもうひとつバイトを増やす。世界史のファーマー先生の家のペンキ塗りだ。この先生は美人でいつも格好が大胆だ。ケビンはそれに引き付けられてしまった。
報酬は道具代込みで500ドル。すごい大金に思われたが、ペンキ塗りに関わる道具は多く、金はだいぶなくなってしまう。
一人では難しいと考えて、同じ高校のやつを三人雇うが、金はごっそり持っていくわ、真面目にやらないわ、ちょっと怒ったら帰っちゃうしで最悪だ。ケビンは一人で苦労してペンキを塗り、大赤字が出る。


美女と金もうけがからむとろくなことがない、とケビンは教訓を得る。

ケビンの悪いところは、すぐイライラすることだが、今回もそれがでた。しょうもない嘘をつくところとか、知らない仕事をナメてかかるところとか、人を選ぶ眼のなさとか、全て込みで、なるべくしてこうなったんだと思う。でも最後までやりとげたのだけは立派だ。

そうだ。なんでポールに相談しなかったんだろう。ケビンの向こう見ずは、ポールの慎重さ、聡明さでカバーされてきたのに。なんかポールの影が近頃薄い。



98話「ジャンヌ・ダルクの挫折」
政治の話。ニクソンとマクガバンのアメリカ大統領選挙。高校に演説にきたマクガバン側の幹部、マイケル・デッドワイラーはクソという言葉を何度も使い、短くも刺激的な演説をする。これに高校生たちは大喜び。ウイニーは彼に夢中になる。
そしてウイニーはマイケル・デッドワイラーと選挙の手伝いをすることになる。ケビンは嫉妬をおぼえつつ、一緒についてくる。ウイニーは熱心にビラを渡している。二人の距離は開いてゆく。
選挙当日、マクガバン候補は敗北する。ウイニーは落胆する。
だが落選に対してマイケル・デッドワイラーがあまりに軽い態度なのでウイニーは馬鹿らしくなってしまうのだった。


マイケル・デッドワイラーの口のうまさが光っていた回だった。政治への関心の高さを感じた。

クソクソいう演説のところだけ覚えてた。どうも断片的にしか覚えてないなあ。20年前のオレはこのドラマの肝心なところをなにひとつ受け取れていなかったようだ。



99話「未熟な英雄」
ケビンとウイニーは付き合いが長いが、なかなかキス以上には進まない。そのことをケビンは焦っているがウイニーは今のままでいいと思っている。
ケビンは高校でウイニーとのことを冷やかされ、思わせ振りなことを言って誤解を招く。そして二人のあらぬ噂が広まってしまう。
噂のせいでウイニーは傷つく。ケビンはその晩謝りに行くが、元には戻れないのだった。


ケビンが見栄はって失敗するパターンが時々あるけど、今度こそ反省してほしいなあ。

授業でホッケーやってた。ファウルの場面が多かった。



100話「それぞれの愛」
いい話だなあ。
兄ウェインは同じ会社のボニーと仲良くなる。ボニーは離婚経験があり6ヶ月の子供もいる。ウェインは親の心配をよそにボニーのもとへ行く。
ケビンはウイニーとのよりを戻そうとしてクマのぬいぐるみを用意するが失敗する。別の女の子と遊んでみるが、ますます寂しくなる。
ウイニーに正直な気持ちを伝えてもとに戻る。


ケビンの見栄はるところはダメだが、いざとなると正直になれるのはとてもいいと思う。
兄は急展開だった。ボニーと赤ちゃんを得て真面目になった。残り15話。



101話「僕のアルバイト奮戦記」
ケビンが中国料理の配達のバイトを頑張る話。この前は調理場にいたのになあ。いつのまに。一緒だったポールもいない。

ケビンは車で中華料理の配達をする。車の中で歌ったり、いろんな客に会ったり、ピザ配達の男とからかいあったりする様子が描かれる。
なんだかんだで楽しそうだ。チップがもらえるのがいいな。文化の違いか。

レッカーになけなしの金を払う場面だけ覚えてる。
やっぱりオレは枝葉末節だけを記憶している。

先日、父ジャック役の声優で俳優の石田太郎さんが亡くなられたので追悼の気持ちもあったのだが、この話には出てこなかった。家族が全く出てこないのは珍しい。
この前はランチタイムだけの話もあったし、ちょっと脚本が変わってきてるんだろうか。



102話「父の決断 僕の挑戦」
父ジャックは20年勤めた会社をやめて友人と家具の工場をやることに決断した。不安があると言いながらも父は晴れやかだ。
ケビンは難関である大学適性試験を目前にしている。他の生徒たちも相当苦しんで勉強している。


試験に臨む姿勢にその人間性が現れて面白い。真剣に勉強に励むポール、ズルできないかさぐるチャック達、勉強しようと思いながらテレビばかり見てるケビン。誰もが人生の難関をそれぞれ迷いながら決断しながら歩んでいく。

やっぱりこのお父さんジャックはかっこいいな。ジャックの吹き替えの声優さんがつい先日亡くなったので意識しながら見たんだが、自然すぎてあまり声優さんを感じない。本来はそうあるべきなんだよな。役者さん達にしたって、ケビンの家族は本当の家族みたいだし友人たちもみんな本物に見える。

類語の授業があって、みんながそれに
苦しんでいる。日本にそういうのは少ない。
日本語って、字を見るとおおよその意味がわかるから英語より類語がわかりやすいのでは。



素晴らしき日々103話「クリスマス・プレゼント」
父は会社をやめてチャーリーと家具工場の共同経営を始めたが、チャーリーが手を引き、うまくいかなくなる。大変な中でアーノルド家はクリスマスを迎える。

ケビンが99ドル99セントのカシミアのセーターをウイニーに贈るためにバイトを頑張る話もあるが、やはり父が主役だろう。
父は不安があるはずなのにそれを見せることなく家族のためクリスマスの飾りつけをしている。それがかっこいい。


妻子がいて仕事がないって大変なプレッシャーだろうな。
親子もだけど、夫婦の関係がよくてお互い助け合い尊敬しあってるのがいつ見てもすばらしい。



104話「コインランドリーの新年」
いい話だった。1972年が終わり、新年を迎える。
兄ウェインとボニーは順調で、二人は新しい生活に向けて頑張っている……かに見えたが、ボニーは元の男とよりを戻す。パーティーの夜、ウェインは一人でコインランドリーにいた。

昨日は、夫婦とか親子の関係がすごくいいって書いたけど、今回は兄弟の良さを感じた。以前はケビンをからかってばかりでムチャクチャだった兄貴が大人になってきた。
兄貴を心配して夜の街を車で探す弟、心配させまいととぼけたことを言ってる兄。


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2013年09月16日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【7】82~92話

81話は前に見た。【1】の記事に書いた。


82話「パスと落第との間」
黒人の英語教師ミス・ショーの物語。
ショー先生は自由な授業をする。文学について、それ以外について自由に話し合ったり、課題の「アイヴァンホー」をやらずに「ライ麦畑でつかまえて」を読ませたりしている。

一番の特徴は成績の付け方で、「P(パス)」という付け方をする。これに対して、AからEの五段階評価にせよと上から指示されると、今度は生徒が自分で成績をつけるシステムにする。
だがこれも上から却下される。ショー先生は校長に従うことなく、「やってらんない」と言い残し学校を去る。


ショー先生の授業は自由で楽しいかもしれないが、ここでは許されなかった。
最後まで妥協せず自分を貫いて立派なようにも見えるし、自分勝手に簡単に投げ出してしまったようにも見える。

文学の面白さを生徒に知ってもらおうという情熱はあるんだけど、「バレなければいい」という考え方はまずかったなあ。
などなどと考える話だった。



83話「大人になるって切ないこと」
これ覚えてる。「木で鼻をくくる」っていう言葉だけ。今見ると泣ける話だ。
兄の進路の話。勉強がうまくいかない兄ウェイン。ある日、ウェインは友人ワーツといっしょに軍隊に入ると言い出す。父は反対するが兄はそれを押しきる。

だが兄は検査で落ちる。ワーツは兵隊になる。


父が兄を信頼しているのがわかった。ウェインの、いつもと違う真面目な一面が見られた。

ワーツが帰ってきてどんなふうになるのか94話で先に知ってるので、ここで話がつながった。



84話「原始人へのあこがれ」これもいい話だなあ。
ケビンにジュリーというガールフレンドができる。家に招かれたりもする。ジュリーの家は女性が多く、礼儀にうるさくて束縛される。ジュリーはケビンにファッションなど多くを求め、ちょっと席を外しただけでも「ねえさみしかった?」ときいてくる。

ケビンはそれがだんだん鬱陶しくなり別れる。

うるさい犬プープーと、結婚のときにいなくなった大型犬デューク、ジュリーの父ベン、授業で見る映像など、脇役や伏線がよく効いている。



85話「昔のふたりと 今のふたり」
ウィニーの回。これも断片的に覚えてる。ベスト3やベスト5をよく質問してくるマットという間抜けな男のことだけ覚えてた

ダンスパーティー。ケビンとウィニーはお互いをとりもって、ケビンはスウェーデンからきた女の子と、ウィニーは間抜けなマットとダンスパーティーにいく。どうもそのペアはうまく噛み合わず、ケビンはウィニーと一緒に踊ることになる。不機嫌な二人だったが、踊っているうちに気持ちが変化する。

情熱的な話。これほどウィニーが魅力的に見えたことはない。
このふたり、似てるんだなあ。言ってることが似ている。「投影」ってコメントがあって気づいたが、ケビンは自分の欠点を他人に見出だして責めることがある。


86話「本物のヒーロー」
ケビンは高校のバスケのチームの応援に夢中になる。ボビーというスタープレーヤーがいる。チームは勝ち上がり地区大会で優勝する。
ケビンは勉強がおろそかになり、父はそれを心配する。

その次の試合に、父が一緒に行くことになる。ハーフタイムで父が冷静な分析を披露して、ケビンはテンションが下がる。そしてチームは負け、親子の雰囲気は悪くなる。
帰りに寄った店で父は、ケビンが後々まで覚えてるような一言を言う。


父が出てくるといい話になるようだ。オレはこのお父さん大好き。
バスケ人気あるなあ。常に手拍子して応援している。頻繁に点が入るスポーツだけど、そのたび大喜びしてる。



87話「ランチタイムの青春模様」
小ネタ集みたいな回だ。まるごと学校のランチタイムの様子で一本できている。

このランチタイムみたいなのは経験ないなあ。大きな食堂で、給食みたいにトレイに昼飯が盛られる。好きな場所に座って食べる。

ケビンは献血に誘われたり、ポルノ映画に誘われたりしている。ポールは研究発表の前なのにズボンにミートソースを派手にこぼしてしまった。リッキーは社会のレポートを慌てて書いてる。チャックはシーラという女の子に気があり、必死に話しかけようとしている。

ウェインは20ドルのために無口な「X」から名前を聞き出そうとしている。大食いに挑戦してるやつもいる。
そういうそれぞれの小さなエピソードが交差しながらランチタイムは過ぎていく。


楽しい話だった。



88話「未知の世界への入場券」
ポールが童貞を喪失する話。16歳で。
ABCまでいっちゃったんだろ?! 、っていう台詞、覚えてるわそういえば。

ケビンとリッキーとチャックはセクシーな映画を見るために試行錯誤している。ポールはその仲間に入らない。
ケビンはポールからその体験があったことを知らされる。ケビンはくわしく聞き出そうとするが、ポールは「真っ暗だったし」「あっという間でわけがわからなかった」ことしか言わない。

ケビンは焦りを感じてイライラするようになる。ポールとの友情が危うくなる。だがよくよく話をきくと、ポールは自分が笑われているのではないか、などと気にして悩んでいる。また、相手の女性は間もなく飛行機で旅立つということも。


ケビンのイライラしやすい性格は相変わらずだが、自分から謝ることができるのは成長したなあ。



89話「予期せぬ週末のパーティー」
ケビンの両親が家を留守にする。ケビンは友人らとポーカーなどして遊ぶが、パーティーとしては退屈きわまりない。そこで他の人も呼ぼうということになった。するとどんどん人が集まり、ついには知らない連中までやってきて大勢で騒ぎ始めた。

そしてパーティーが終わるとたくさんのゴミや汚れが残った。そこへ両親が帰ってくる。ケビンは絶体絶命のピンチに陥る。うんぬんうんぬん。


パーティーの多いドラマだ。パーティーをよくやる文化、ということなのか。



90話「あらしの夜の出来事」
なんか、あっけにとられた。オレの住んでる世界と違いすぎて。感動なのかなんなのか、よくわからない鳥肌がたった。

姉の話。姉がマイケルとなにかあったらしくアーノルド家へ帰ってくる。マイケルは納得いかないようで、アーノルド家までついてくる。姉は「もうあなたと話すことはない」と相手しない。その時は引き下がったマイケルだが、その晩マイケルはアーノルド家の庭へ来て立っている。

天気が悪くなり嵐になるが、マイケルはずっと立ち尽くしてこちらを見ている。無視して寝ようと言っていた姉だが、ついにマイケルのもとへ駆け寄る。などなど。


この姉カレンみたいな人が当時のアメリカにはある程度いたんだろうけど、今の日本には珍しいだろう。肉食を嫌ったり、結婚という制度を厳しく否定したり、近づくものみんなはねつける。悪い人ではないんだけど、すごくツンツンしてて面倒くさそう。



91話「ただひとつの愛」
泣かされた。
カレンの結婚の話。

カレンとマイケルは結婚することになる。両親がいろいろ世話してやるが、カレンは母に着せられるドレスも讃美歌も教会も嫌う。二人の結婚式は実に不思議なものになった。
マイケルの仕事の都合で二人はアラスカへ行くことになる。家族はショックを受けながらもカレンを祝福し送り出す。


ヒッピーのスタイルなのかなんなのか、見たことないような結婚式が印象に残った。
カレンへの両親の愛情が感じられてとても良かった。最後までカレンらしかったな。

カレンとはケンカばかりだったな。90話見てきて、カレンの楽しいエピソードなんてひとつもなかった。価値観がぶつかってヒステリックな応酬をしてばかりだった。お互いに仲良くやりたいとは思ってるんだけど、歩み寄ることはできない。できないままで結婚・旅立ちを迎えてしまった。

だから別れには悔いに似たものがこみあげてくる。
両親の与える愛情とカレンの受け取れるものが違っていて、お互いに思い合っているのにケンカばかりしている。悲しいことだ。せめて最後だけは気持ちよく祝福したい、という気持ちがあの結婚式になったんだろう。



92話「夏の日の幻想」
夏。ケビンは夏を楽しみたいが、周りのみんなはバイトしてて一緒に遊べない。ケビンはポールの中華料理屋でバイトするが、いやになる。去年の夏に知り合って別れたカーラにまた会いたくなり、バイトをさぼり車をとばす。

ケビンはカーラに会うことはできたが、思いでの場所は取り壊されることになっていて、ロマンスは戻ってはこなかった。


ケビンの未熟な部分がまた出たエピソードだ。うまくいかないとすぐイライラして皮肉を言う。つまらないと簡単に投げ出してしまう。
時間は過ぎていき、思い出に帰ろうとしても叶わない。あと20話くらいだが、ケビンはどこまで大人になれるのか。


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2013年09月08日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【6】71~80話

71話「高校の奇妙な基本ルール」これ覚えてた。
ケビンは高校に入学するがあまりうまくいかない。旧友のスチュアートはいやなおしゃべりを延々としてくる。兄貴とワーツにきついいたずらをされる。そしてとどめが政治経済の教師ボトナーだ。
ボトナーはルールだルールだといってあれこれ押し付けてくる。ボトナーの自慢話を茶化してしまったがためにケビンは目をつけられ、ことあるたびに嫌味を言われる。また、こいつはいやなことがあると生徒に八つ当たりしてくる。
ケビンも黙ってはいなかった。


ノートをびりびりとやぶく場面が印象的で、それだけを覚えてた。

高校ではポールとは別になるがウイニーとは一緒だ。
運転の授業があった。



72話「金物店のアルバイト」これもいい話だなあ。
ケビンは父の紹介でハリスじいさんの金物店でバイトしてる。客はめったにこない、接客におしゃべりの多い、古いやり方の店だ。
ケビンはそこで品物の整理などやっているが、つまらなく感じている。スーパーのなかのハンバーガー屋で働きたいと思い、ハリスじいさんに辞めたいと申し出るが再三ひき止められる。それでもケビンの辞意は固く、無断で休むなどして辞めてしまう。
ケビンは知らず知らずのあいだに金物に詳しくなっているし、誇りに似たものを持ち始めていた。だが15歳という年齢なのか、新しい道を選ぶのだった。


ハリスじいさんというキャラが魅力的だ。頑固で人使いが荒いように見えながら、賃上げに応じるし、急な休みもとらせる。
なにより信念を持ってやってるのがいいと思う。どんなに客が減っても「わたしは自分のやり方を変える気はない」と言ってる。

生き残るということは変化するということで、変化できないものは滅びるだろう。しかし信じるもののために滅びることを選択する道もある。このじいさんは一生をかけて信じるものを見つけることができた人だ。

オレから見ると、かなりいい仕事だし、大事にされてるし、やめることないのになあと思う。きつい仕事みたいに言ってるけど、ケビンの動きは緩慢だし、もっとチャキチャキ動けよと思う。15歳ならこんなもんか。

ピアノの習い事をやめたエピソードを思い出すなあ。あれも先生がよくしてくれたのにケビンが踏ん張れなかったんだ。
あの時ああしていれば、の連続だが、それも人生だよなあ。


73話「スリリングなロマンス」
詩の好きなデニスと体育会系のフランクは、永遠のカップルと言われたほどの仲だがどうも雲行きがあやしい。そこにケビンが巻き込まれる。
1971年にはすでにドライブスルーがあるんだな。

話はまあ普通っていうか、このドラマに時々あるパターンだったけど、詩の授業の先生が面白いおじいちゃんだった。


74話「魅惑の夜を求めて」
間抜けな友人リッキーが、教習所でひどい運転をしながらも車の免許をとる。
ケビンとリッキーとそのほか友人二人は夜の街へドライブにくりだす。
レースをしてもナンパをしてもうまくいかず、彼らの夜は散々だが、なんだかんだで仲良く帰ってくる。


尻を出して煽ったりしている。

車への憧れがとても強いのがわかった。

ニコニコのコメントが珍しく荒れていた。ドラマのなかの車の運転がハチャメチャであることに賛否両論があった。

75話「恋のトライアングル」
兄ウェインにサンディーという美人の彼女ができる。そのことにより兄貴がいいやつになる。だがサンディーはケビンを好きになり兄ウェインと別れる。ケビンは落ち込む兄を放っておくことはできないのだった。

ケビンの両親のなれそめが聞ける。「恋は勝ち取るものだ」という父の言葉。


素晴らしき日々 76話「栄光と伝説の始まり」
アメフト部に入れなかったケビンはサッカー部に入る。そこはルールもろくにわかってないような部員達とやる気のないコーチのいるダメダメな部だった。
練習試合をするが前半で大量に失点する。ケビンがゲキをとばすなどして少しずつチームは良い方向に動き出すのだった。


スポーツ漫画の連載第一回にありそうなパターンだなあ。でも奇跡的なこととかなくて結果がついてこないままなのがこのドラマらしい。

ほんとにサッカーの認知度が低くて、ママがカーリングと勘違いしている。


77話「袋小路のキングとプリンセス」
これ素晴らしい。恋愛も学校もいいけど、やっぱり家族の話にじーんとくるなあ。

父ジャックの誕生日。彼マイケルと同棲している娘カレンのことを父は許していないが、そのカレンが父の誕生パーティーに出てくることになった。彼と。
父とカレン・マイケルがギクシャクして、ケビン、ウェイン、母ノーマがそれをなごませようとする、人間関係の綱引き。


家族それぞれが個性を発揮しているのもよかった。兄はおちゃらけっぱなしで、母は気づかいがすごくうまい。ケビンとマイケルはおどおどとしている。カレンがツンツンして父は頑固で不機嫌で、それがぶつかったり噛み合ったり反応を起こしていく。


78話「変わる僕 変わらぬ父母」
アーノルド家でクリスマスパーティーをする。ケビンとウェインはあまりのり気でない。
準備のために家を飾り付けたりごちそうを準備する。大変な労力。
パーティーには両親の知り合いばかり来て、年齢層が高い。
でも盛り上がっていて、これがパーティーというものなんだなと思った。大勢人が入れる家。
地下室で麻薬を試した男がいて、パーティーはめちゃめちゃになる。だがケビンとウェインがしばらく後で見た両親に落胆は見えなかった。


前に母が父の重要な書類をなくす話があったけど、その時もこういう結末だったな。苦しい状況を二人で乗り越えていける、いい夫婦だな。

ケビンのやるものまねにメチャクチャウケてるおじさんがよかったなあ。死ぬんじゃないかというくらいに。


79話「消えたもの 消えないもの」
ポールの話。ポールしばらくぶりだ。
ポールの家は金持ちで、カラーテレビ、芝刈機などがある。それをケビン達アーノルド一家はうらやんでいる。長い間親交のある両家だが、経済的な格差から関係がわるくなる。ケビンはポールに嫌味を言ったりする。
招かれてケビン達アーノルド一家はファイファー家のプールつきの家へ行く。気まずくなるが、母ノーマの大人な対応で乗り切る。そこでポールの父の投資の失敗が明かされる。


カラーテレビが裕福な生活の象徴、という時代だ。プールやテニスコートは今でもそうかな? イメージはわかる。
一戸建ての家と広い庭を当たり前のように持っている。


80話「天才ドライバーの誕生」
高校で車の運転の授業がある。ケビンは比較的うまく運転できるものの、縦列駐車がうまくできない。それを克服しないまま本番に挑むが、土壇場で逃げてしまう。そして免許を取ったと嘘をつき眠れぬ夜を過ごす。

車が一人前の大人になるためのものとして位置付けられている。
一人前でない、未熟者の象徴としてメリーさんの羊がでてくる。
芝刈機を日常的に使って庭の芝を刈っている。
ケビンが女の子に積極的だ。かなり強引に約束をとりつける。15歳とかなのに。
父がいいところを見せる。泣ける。


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2013年09月04日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【5】61~70話

61話「愛犬バスター物語」
小さいころかわいかった犬・バスターが大きくなり、アーノルド家のひとびとはバスターをあまり大事にしなくなっていた。ケビンは世話を押し付けられていやいやながらにやっている。
バスターが食欲をなくしたり家のものを噛むようになったので、バスターを獣医に見せた。
獣医によるとバスターは発情期で、メスをあてがうか去勢する必要がある。
ケビンがそれを家族に伝えると、みんな妙な顔をして知らんぷりする。バスターは夜中に吠えるようになり、そのため一時は地下室に閉じ込められたりもした。
バスターはある日父の書類を噛んでばらばらにしてしまう。
ケビンはバスターを連れて公園にいく。そこでバスターはほかの犬を追いかけていなくなってしまう。
バスターがいなくなったことを知るとみんながひとつになり、バスターをさがした。それからバスターはみんなに大事にされるようになったという話。


あらすじを書くと、ああそうですかって話になるんだけど、バスターがいなくなるくだりは泣いた。
いなくなってはじめて大切だと気づくというのは、じゃあいなくならなかったらずっとあのままだったのかということを想像させられてしまう。でもバスターが家族の一員として迎えられてよかった。



「素晴らしき日々」62話「地図にない親子のふれあい」いい話だった。覚えてる……ような気もする。

父と子のぎくしゃくした話。スーツを買いに父とケビンは車で行くんだが、道に迷ってなかなかたどりつかない。父は人に道をきくのが嫌いなのだ。
父とケビンは黙りこんだり小さいけんかをしながらドライブし、やっと着いたときにはデパートは閉店していた。そして帰ってくるという地味な話。

だけどこまかいところで面白かったりいい話があったりした。

何度も書くけど、オレには今父がいなくて、いろいろ事情があって父のことは思い出さないようにしてきた。
でもこのドラマ見ていると、それも思い出としてなつかしくよみがえってくる。父に車であちこち連れていかれたなあ。気まずかったりもした。母親がおせっかいなのまでウチに似てる。

時代も国も違うんだけど、すごくリアルだ。中学生のころ、確かにこうだった、こんな感じで行動したり悩んだりした、という遠い記憶を呼び覚まされる。

このドラマをテレビで観ていたころはオレはケビンと同じくらいの歳だったんだな。今は父ジャックのほうの気持ちもわかりかけてきたから、以前とはまた違った味わいかたができていると思う。
でもジャックはいい父親だなあ。欠点もあるが、それも含めてこれがひとつの理想の父親像なのだろう。



63話「女は弱し されど母は強し」
ケビンの母がケビンの学校の事務員になる。学校で母が手を振ったりするせいでケビンは恥ずかしい思いをし、母のことを恥だと思う。だが、事務員をクビになったあとの母の気丈な振る舞いを見て、ケビンは母のことを見直す。

たった二日で事務員をクビになるなんて、アメリカは厳しいと思う。厳しいから、それに打ち克つ強い人も少なからずいるのだろう。
文書をタイプライターで作っている。事務員=タイプライターをする人、という感じだ。



64話「ああ麗しき兄弟愛」
ケビンと兄ウェインは同じ部屋に寝起きしている。姉が家から出たため部屋が1つ空いた。どちらが部屋を移るかでもめにもめる。
兄は、ケビンの顔を見たくない、声も聞きたくないと言って車で寝ようとする。ケビンが車を蹴ると、車は動き始めた。……


兄の絶叫する回。オレは歳の近い妹がいるが、こういうお互いに狭苦しいようなことはあったと思う。つかみあったりはしないけど。



65話「人を思うは身を思う」
ケビンは卒業アルバムの写真に、その人をあらわすコメントをつけることになった。太ったピーターにふざけた言葉をつけたらそれがウケる。ケビンは良心の呵責に苦しむ。

勧善懲悪にならずほろ苦いまま終わるあたりが、人生の一ページを切り取ったって感じがする。


66話「いつまでも…」
ウイニーに振り回される話。ロジャーと付き合っていたウイニーだが、別れたといってケビンに近づく。かと思うと高校生のグループと遊んでケビンをはねつけたりする。
そんなウイニーが交通事故にあう。見舞いに行くケビンだが、両親は「ウイニーはきみと会いたくないと言ってるから帰ってくれ」という。だがケビンはあきらめきれない。うんぬんうんぬん。


ローラースケートが流行ってたようで、ローラースケート場でみんなが遊ぶ場面がある。

女心の難しさがよく出ている回だとおもう。まあそれに限らず、人には説明されない謎、ふれてはいけない部分というのがあるものだ。

ながい付き合いだから離れないんだろうけど、こういう女性とつきあうと消耗しそう。会うたびに態度がちがうし、しょっちゅう別の男といる。


「素晴らしき日々」
67話「姉の選んだ旅」
やっぱりこのドラマはすごいなと思った、そういう回だった。

別居し大学の寮で暮らしているカレンが一軒家に引っ越すという。父と母とケビンでその家を見に行く。そこで、姉はマイケルというひょろっとした男と二人暮らしをするつもりだとわかる。父はそれを断固許さない。
「愛することの何が悪いの」「時代は変わったのよ」というカレンに、父は「俺は変わっていない!」と一喝する。


父ジャックは家の修理が得意だが、そんな父にもうまく直せないひび割れがある。家の水漏れの描写は、手におえない人間関係のひびをあらわしているのだろう。



68話「卒業」
ケビン達が中学を卒業する。中学の先生たちやクラスメートがたくさん出てきて贅沢な回だ。
先生たちの最後の授業、ポールが別の高校に進むことになりショックを受けること、憧れだったホワイト先生の出産に関わったこと、そして卒業式。


みんなおめでとうと思う。
いろんなエピソートがあるけど、この回はそれがみんな明るい方に向かうのがいい。
アメリカの卒業式なんて見たことないけど、このドラマではすごい拍手だ。常に盛大に拍手している。いいなあ。

ケビンの「もう少しこのままでいたい」というセリフが心に残った。


69話「楽しかりし中学時代」
シーズン4のおわり。総集編
思えば中学に入ったところからこのドラマは始まっていたのだった。12歳だったケビンは14歳になったが、だいぶ違って見える。
初期のエピソードを中心に、よくまとめられている。こんなやついたなあという顔がたくさん出てきた。



70話「ひと夏のロマンス」
ウェインの友人ワーツが初めて出てきた。
アーノルド家が休暇ででかけてきた。そこで退屈する。ポールが50セントで譲ってもらったというコンドームをケビンに見せびらかして自慢している。
ドライブインシアターっていうのか、車で入る映画館でカーラという少女と出会う。カーラも秋から高校生だというが、タバコ吸ってる。とんとん拍子でケビンとカーラは仲良くなり、毎晩会う。
キスしたりしてるけどウイニーのことはどうなったんだ。モテる男だ。
だが夏の休暇は短く、ケビンとカーラは別れることになる。いろいろせつないことがあっておわる。


このパターン、前にもあったなあ。でも同じだからこそケビンのこの道での成長ぶりがわかる。


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2013年08月19日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【4】51~60話

「素晴らしき日々」
51話「黴男 ケビン」これ覚えてる!
ケビンはウイニーからブレスレットをもらう。ウイニーはこまかい記念日をいろいろ覚えていてケビンは覚えていない。
フランス語の宿題でケビンはマデリンの家でいっしょにチョコレートムースをつくる。マデリンは大胆でケビンは逃げ出す。
ケビンはウイニーからもらったブレスレットをマデリンの家に忘れた。取りに行くのがこわくて同じものを宝石屋に行ってつくってもらうが、彫ってもらった名前にスペルミスがあった。などなどという話。


二人の女の子の間で葛藤する展開が多いドラマだ。うらやましい。マデリンはかなりの美女でおそろしい。さりげなくちかづいてくるのがうまい。



52話「アイドルはつらいよ」
ポールの妹デビーはケビンにあこがれている。デビーはケビンをダンスパーティーにさそう。乗り気でないケビンだったが、熱意に押されて参加する。
デビーと踊ったりするケビンだがどうもやりきれない。パーティーから出ていこうとした時にそれは起こった。
そしてケビンはやはりデビーのヒーローだった。


いい話で、ちょっと涙出た。デビーは美女というわけじゃないが、ケビンを思う気持ちが強くて純粋で、そこに胸打たれる。

パーティーの前にアクセサリーをおっことす場面があり、あれは思い出してみれば伏線だった。

ケビンの日々の素晴らしさの何分の一かは、ケビンがモテることによるものだろう。



53話「栄光の昇進の代償」
父親が昇進するが、出張がつづきなかなか家に戻ってこなくなってしまう。料理に没頭してさみしさをまぎらわそうとする母親が痛々しい。子供が大きくなってもこの夫婦は愛し合っていて、ハグもキスもする。しみじみする。



54話「791回目の勝負」
ポールがバスケ部の入団テストを受ける。ケビンはそんなの無理だとやめさせようとする。だがポールはあきらめない。そのうちに二人の関係がぎくしゃくする。そんなある日、ケビンにバスケで790連敗しているポールが、ケビンに勝つ。

人は変わる、ということをポールは宣言し、実際変わってみせた。有言実行する、そこがかっこいい。



55話「サンタクロースの秘密」これもいい話だ。
ケビンは、体育教師カトリップがデパートでサンタクロースの仕事をしているのを目撃してしまう。普段の厳しい授業と、子供に優しいサンタクロース。カトリップは口止めを図る。ケビンはうっかり口外してしまい、大変なことになる。

カトリップの意外な一面を見られてよかった。教師の中では彼が一番多く登場しているのでは? クリスマスソングのBGMもいい。
どちらともとれるような部分をつくり、そこを考えさせるようなことが多いドラマだ。悪ガキ達はカトリップにきづいたのだろうか?

今回は軽いコミカルな話だな……と思っていたら最後にはきっちり感動させられた。



56話「生徒会長選挙」
生徒会長にベッキーが立候補した。他に立候補者がいないことにポールが憤る。ポールが立候補するかと思いきや、彼は勝手にケビンを立候補者にしてしまう。断ろうとするケビンだが、話がまたたく間に大きくなり、引けなくなる。そして選挙戦が始まる。

中学の選挙とは思えない激しい選挙戦の様子が面白い。

ベッキーは巧みで、食べ物を配ったりチアガールを使ったり、あらゆる場所にポスターを貼る。ケビンの陣営は後手にまわる。
しまいには中傷合戦にまでなる。

「ベッキーのBは臭いボディーのB」ってポスターはひどすぎる。

そんな選挙戦も大詰めを迎えるが、最後のスピーチでケビンは意外なことを言うのだった。

ドナルドダックへの票が多かったが、これはドナルドの人気というよりは、不信や無関心や冷やかす気持ちのあらわれなのではないか。

教師がほとんど出てこないところに自由な空気を感じた。なかなか政策での戦いにはならないものだな。

ナレーションの森田健作も政治にたずさわるようになった。



57話「君が忘れた指輪」
ウイニーの学校とケビンの学校で生物の合同学習が行われる。ケビンはウイニーと一緒にいようとする。ウイニーが自分の学校の友達に手を振るだけでケビンは気を悪くする。そんなことのくりかえしで二人の仲が悪くなっていく。さらに、マデリンがケビンにちかづいてくる。
ウイニーは好きな人ができたと言って去っていく。


なんか自分の昔を思い出すなあ。独占欲が強くて。
このままだとかなりさみしいのできっとまたチャンスがあるのだろう。


58話「友達と恋人の間」
前回のつづきだ。
好きな人ができたと言って去ったウイニー。ケビンはポールとパーティーを計画しウイニーを呼ぶ。ウイニーは彼氏ロジャーと来る。ケビンはウイニーに見せつけてやろうというつもりでマデリンと踊るが、マデリンはそれに気づく。

ウイニーが話をしようと言ってくるが、ケビンは「まったく平気だし、君とのことは最初から本気じゃなかった」と強がってこじらせてしまう。
帰宅した家には父親がいた。ケビンはその胸に顔をうずめてすすり泣くのだった。


ケビンとしては、ロジャーと別れて自分のところへ戻ってきてほしい、それができないならせめて苦しめたい、みたいな気持ちなんだろうな。なんかわかる。わかるから痛々しく思う。
ウイニーはケビンといい友達でいたいだけで、そこにズレがある。

20年くらい前にこのドラマを観ていたころは父親がこわい威圧的なキャラクターに見えていたんだけど、今見るとこのお父さんは優しいな。すごくいい。



59話「それぞれの悲しみ」
おじいちゃんのいとこにあたるローズおばさんという人が亡くなる。おじいちゃんはアーノルド一家を葬式に連れていくが、みんなローズおばさんとは疎遠で関心がない。ケビンと兄ウェインはつまらないことで喧嘩ばかりしている。

墓地でのおじいちゃんのスピーチを聞いて、ケビンはおじいちゃんがなぜケビン達を葬式に連れてきたかがわかったような気がした。
たくさんの知らない親戚に会い、葬儀に参加し、ケビンは家族というもの、死というものに思いを深くするのだった。




60話「忘れ得ぬガールフレンド」
歯科助手のミス・ホッセンファスとの思い出。彼女は進路のことで迷っているが、ケビンは元気づける。
一方で、ケビンは自分の虫歯の治療を怖がり、「家が火事だから戻らなきゃ」などと言って土壇場で逃げ帰る。そして嘘に嘘を重ねる。


結局まるく収まっていい話になる。しかしあんなきれいな歯科助手なんかいるんだろうか、という感じだ。

1970年のアメリカが舞台だが、基本的に歯医者はいまの日本と変わらない。違うのはマスクしてないくらいか。


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ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【3】41~50話

「素晴らしき日々」41話「父と母の赤い糸」
ひさしぶりにじーんときた。
大事な書類を母がなくしてしまう話。テレビではアポロ13号の報道が繰り返される。

「自分の死亡記事を書く」という宿題がユニーク。ケビンはめんどくさがってジョージ・ワシントンの生涯をパクって先生にバレてる。


42話「ヒーローになる資格」
これもいい話だったなあ。回ごとに家族のドラマだったり恋愛ドラマだったり社会的な内容だったりするが、今回はスポーツもの。
ケビンはひょんなことから野球部の入団テストを受ける。ケビンは三振やエラーばかりだが、試験に残り続け、不思議に思う。

結末のつけ方が独特。回想しているドラマなので、「よく覚えていない」というのも、ありうるといえばありうるんだ。


43話「さよならコリンズ先生」
とても悲しい回。
数学のコリンズ先生は授業の話以外決してしない。ケビンはコリンズ先生に一度でいいからほめられたくて揺さぶりをかけるが、コリンズ先生は全く動じることはなく、決してBの成績をほめない。だがケビン一人のために補習してくれた。

ケビンはかまってほしいばかりにとても愚かなことをしてしまうが、コリンズ先生は最後までスマートだった。
あれをそのまま成績にする教師だっているだろうに。

思い出したら泣けてきた。

「CはDよりはいいけどBより悪いです」というのはケビンには屁理屈だったんだろうけど、先生にとっては、さらなる勉強が必要、という意味なんだ。

まったく弱音を吐かない先生だったな。立派だなあ。



44話「マリリンモンローが好きになった男」
外見にコンプレックスを持ってるポールがケビンの母に励まされて自信を取り戻し、一時はケビンの母と二人でコンサートに行ったりと、いい感じになる。母が主役の回。
親の青春話を聞く、ということについて考えた。

友達の母親に、その家族がいるところでバラを渡すとか、ちょっとポールはやばいな。おちこんだり調子にのったりが激しい。落ち着くといいね……。

ケビンの母親って、いかにも主婦っぽい言動しかしてこなかったけど、この回は一人の女性・一人の人間としての部分が見えて、深まったように思う。魅力が増した。



45話「父の愛した宇宙人」
少し泣いた。
姉カレンと父は喧嘩ばかりする。姉は自由に生きたがり、父が縛るような感じ。姉が18の誕生日を迎えるが、姉はパーティーも出たくないしプレゼントもほしくないと言う。ケビンが間を取り持つ。パーティーに少し顔を出した姉に父が渡したプレゼントがいい。

心を閉ざした人にどう接するかというのはすごく難しくて、オレなんかは放置してしまう。そこで頑張れるのはえらいな。家族のつながりが濃い。
買ってあげるだけがプレゼントではないんだな。

ところで、45話見たけどここまでひとつも覚えていたエピソードがない。このころはまだ見てなかったのかなあ。120話くらいまである。

このドラマは月曜の夕方にやってた。天才てれびくんが始まったばかりの頃に。水曜がフルハウスで、木曜がアルフで、金曜が天才少年ドギー・ハウザーだった。
その中では「素晴らしき日々」は設定が地味だな。今見るとすごいシナリオで演技は上手いし音楽なんかもいいし最高なんだけど。
火曜にも海外ドラマやってたんだよな。全然見てなかったけど。
天才てれびくんと海外ドラマのあいだに「世界民話の旅」っていう五分番組があった。


46話「サヨナラなんて言わない」
ウイニーが引っ越すことになる。6キロ離れるだけだが学区が変わるので転校になる。
ケビンはおこづかいをはたいて指輪を買うが、受け取れないと言われゴミ箱に投げる。

最後のお別れにケビンはウイニーに会う。ここでじーんとくる。
一方でケビンの姉カレンが高校を卒業する。野外で卒業式をしている。少しずつ日常は変わっていく。




47話「半ズボンから長ズボンへ」
父のイベントにケビン一家がついてゆく。そこでケビンはさまざまな体験をする。女の子とボートをこいで落っこちたり、野球に参加したり、フラれた兄を慰めたり。そして姉は大学のため遠くへ行く。
家族っていいなと思う。

オレの父はウザいやつだったし嘘つきだけど、昔を思い出してみるとけっこう思い出がある。父がいなくなってみると、せいせいする反面、「ちゃんと揃わない」感じがある。妹はもう父を許さないだろうし、もう家族が揃ってなにかすることはないんだろう。あんまり考えないようにしていたそのことを、このドラマを見てると考える。絵に書いたような「家族」だ。ノスタルジックな気分になる。

しばしばでてくる、ホームビデオみたいな汚い画質の場面がいいんだよなあ。過去って、思い出って、そういうものかもしれない。記憶の曖昧さや抜け落ちによってそれは美しく見えるんだ。そして、わかっていても、思い出はいとおしい。

とりかえしのつかないことで不和が起こり、オレの家族は欠けてくずれた。オレは心の底で、それが元通りになることを望んでいたのか。そんなことを意識したこともなかったが、オレの中の理想の家族像の中に父はいる。そこに席が空けてある。

ドラマのなかで父と子が野球の勝負をしてるのを見ていて、そのことに気づいてしまった。オレがそういった種類のものを良いものとして記憶していることを。



48話「愛と屈辱の出発」
ケビンが中学三年になる。成長していくなあ。選択科目で図工になるが、変な先生だ。この学校の先生はかなりキャラが個性的だ。
マデリンという転校生の美女とのこと、天敵ベッキーに殴られること、不良バルベラに挑んでいくこと。充実ぶりがすごい。


覚えている唯一のフランス語が「バターはいかが?」なのが面白い。
体育教師に相談をもちかけて「駆け足!!」と言われ駆け足するのも。



49話「気になるパーティー」
男ってバカだよなあと思わせられたエピソードだった。
中学生のケビン達5人が招待されてもいない大人のパーティーに参加しようとし酒を持って押しかける。歩いていかなくてはいけなくなったり、酒を割ったりトラブルが続く。やっとたどり着いた彼らを待つ運命とは。



50話「億万長者になる秘訣」
おこづかいに不満なケビンは、多額のチップ目当てにキャディーのバイトをする。なんとケビンがついたのは父と父の会社の部長だった。
部長ははじめは上機嫌だったが、リードされると不機嫌になる。
しまいには部長は怒りにまかせてクラブを池に投げつけてケビンに取ってこさせる。ケビンは尊厳を傷つけられる。
リードしていた父はわざとパットをはずして部長に勝たせる。ケビンは父への尊敬を深める。


さっきも書いたけど、オレにとって父との記憶っていうのは思い出さないようにしていることで、思い出さないようにしていることさえ思い出さずにいた。そこをこのドラマは刺激してくる。

アーノルド家はけっこうぶつかりあってトラブルもあるんだけど、根底では信頼や尊敬をしあっている。そして大きな力によって維持されている。素晴らしいと思う。


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2013年08月13日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【2】21~40話

S2の21話「忘れ得ぬ友」
フォークダンスの授業でペアにはったことをきっかけに、ケビンはマーガレットと親しくなる。マーガレットはかなり変わった女の子で、髪は三つ編みを三つにしている。矢継ぎ早に質問したり脈絡のないことをペラペラしゃべる。ペットとしてこうもりや毒グモを飼っている。
ケビンはマーガレットが苦手だし、冷やかされるのがいやでマーガレットを避ける。マーガレットは鈍感なのか、ケビンに積極的にくる。ケビンはマーガレットを遠ざけようとするあまりにひどいことをしてしまう……などなどといったお話。


オレも昔冷やかされたことを思い出した。冷やかされた勢いで、好きな子のことを好きじゃないと言ったりした。

学校にいた変わり者だった子たちは今ごろどうしているだろう。オレも変わり者だったけど。


s2の22話は再生できなかった。23話「夏の夜の悲しみ」
夏休みに突入する回。アメリカの夏休みは三ヶ月あるなどとほかの回で知って驚いた。
長い夏休み前にお互い何かメッセージを書き合ったりしている。あったなそういうの。

ケビンはこれといった夏休みの楽しみがなくてがっかりしている。ウイニーのパーティーに招待されるが、パーティーはどうも盛り上がらない。それもそのはず、兄の戦死もあるけど、ウイニーの家庭に危機が迫っていたのだ。などなどといったお話。


泣いたりするような話ではないけど、心の奥のほうに重たいものを残していく。

夏が始まる、なんていう理由で希望が満ちあふれるなんてことがオレにもあったんだろうか? なんて自分のことを振り返ってしまう。

ケビンは恋に対して未熟だ。「僕のこと好きかそうじゃないかはっきりしてよ!」なんて、言えないなオレには。そんな言葉で恋愛がいい方に行くわけなかろう。
その直情を、いいと思う。その年齢でやるからだろうけど。



シーズン3に入った。24話「渚に消えたラブレター」
家族旅行で出かけた先で経験したひと夏の恋の話。あまずっぱいなあ。恋の経験が多いなあ。
1969年のアメリカにわたあめがあり、UFOキャッチャーがあり、観覧車があり、プリクラみたいに二人で写真を撮る場所があることに驚いた。

キスしたあとに駆け出していくの、このドラマで二回目だけどとてもいい。断固駆け出すべきだ。



25話「AとFのあいだ」
中学二年になり、数学の授業についていけなくなってくるしむ話。
テストの点がAからFのあいだのアルファベットでつくんだな。Aが一番よい。
このコリンズという先生、いい先生だけど、厳しいなあ。名も名乗らずにいきなり図を書いて早口で授業をはじめる。
すごいペースで授業はすすみ、バシバシ当てるし宿題は多いしテストはしょっちゅうやる。
ケビンは自分はできると思って体面を気にして言い訳する。それが先生に気に入らないんだろう。さっぱりわからないとケビンが告白したときにはじめて笑顔を見せる。


オレも中学の数学の授業ではおちこぼれたなあ。しかしできないと言わずにこそこそとしたままだった。今でもU字型のグラフ見るとこわい。
補習は受けたおぼえがある。誘ってもらったんだろう。



「素晴らしき日々」s3の26話「運命のいたずら」
免許をとった兄ウェインの車に乗ったケビン。ウェインはふざけた運転をするためケビンはさんざんな目にあう。

兄貴のバカっぷりが炸裂している。こいつはふざけずにはいられない性格なんだろうな。

あと、ケビンがかわいい女の子を見かけて、その子を追いかけたり探ったりする場面もある。積極的だなあ。



「素晴らしき日々」s3の27話「僕が木馬をおりるとき」これまた涙腺を刺激してくる。
ケビンはおもいきりフットボールをやりたいが、母は危険だからといってやめさせようとし、買い物に誘ったりする。ケビンは母がうっとうしくなる。男としての自立の一歩の物語。

このドラマ見てると、みんな「からかう」のがうまいなと思う。からかいからかわれながら仲良くなっていく。

テレビゲームも、それからどうやら漫画もない。オモチャらしきものが出てこない。フットボールの球くらいしか。そんななかでみんな育っている。
もやしと言われてるポールですら、オレにはしっかりした男に見える。ヘタでも積極的に遊んでいる。



s3の28話「すべての光を君に」素晴らしい回。また泣いた。
中学で演劇が行われる。ケビンはやる気のない照明係。ウイニーはヒロイン役だが、セリフが覚えられず苦戦する。
この演劇がまたいい話で、ウイニーの両親の別居とリンクしている。

「人生がこんなに素晴らしいものだって、どうして気づかなかったのかしら!」って名ゼリフ。
ケビンはウイニーに、祈るような気持ちで照明を当てる。この回のウイニーは美しい。



S3の29話「友を選ばば」
ケビンはポールと喧嘩する。野球選手のカードで遊んでる。60年代アメリカにそういうのあったんだ。
ケビンはダグという太った子と遊ぶんだが、息が合わない。
ダグはモノポリーやラジコン飛行機、そして食べることがすき。自室にガムボールがある!

ガムボールって、ガチャポンみたいにハンドルを回すとガムの丸い玉がでてくるやつね。

さっき、この子供らはあまりオモチャで遊ばないと書いたけど、そんなことなかった。この話では当時の子供の遊びがいろいろ出てきて楽しい。

ケビンの自分勝手なところが目だった回だった。悪いことしたら早めに謝ろうぜケビンよ。


s3の30話はなくて、31話「青いリンゴの悩み」
ニキビができて悩む話。こういうことで悩めるのってこの頃だけだろうな。オレは白髪に困ってる。
理科の先生が何度も出てくる。そして毎回スライド見ている。



32話「自縄自縛」
数学がわからなくてカンニングする話。ケビンの良心の呵責が自分のことのように感じられた。「すべての問いに答えがある」という名言が飛び出す。数学のコリンズ先生はきびしいがかっこいい。
カンニングという問題を少ない手数できっちりスマートに処理する、この手際。




33話「魅惑のロックンロール」
ロック好きなラリーと出会い、ケビンは「エレクトリックシューズ」というバンドを組む。周囲はロックを理解しないし、それでなくともケビン達は下手だ。しかしそれはよい思い出だ。
ビートルズの映像が出てくる。このころ大人気だったんだな。

ケビンをロックへ向かわせたのは反抗心なんだな。校則にうるさい教頭への反抗であり、騒音だとけなす両親への反抗。
ギターを買ってくれない両親に対して、自分の金でギターを買うところなんか、成長したなあと思う。ピアノのエピソードと比べれば、はるかに。

しかしまあ、ギターをはじめて弾いた時のケビンの顔はやばいな。まさにロックンロールに目覚めたって感じだ。


34話「二兎を追う者」
ダンスパーティーの回。男女の関係が複雑だ。ケビンはスーザンとパーティーに行きたいが叶わずリンダという子と約束する。そのあとスーザンに誘われてOKする。そんなようなことの繰り返しでケビンはリンダを傷つけてしまう。二兎を追う者は一兎も得ず。

リンダは地味だが頭がよくてかわいい子だ。ドレスアップして化けた。スーザンは派手目のタイプ。
大勢踊ってるなかで一人になると、半端じゃなくさみしいな。

そういえば「素晴らしき日々」に人生ゲームが出てきてた。ルーレットなんかそのまんま同じだし、車のコマに棒みたいな人が乗って、結婚するのも同じ。歴史あるオモチャだなあ。



「素晴らしき日々」s3の35話「子犬の名前」。よくわからなかった。余白のある表現のことを前に書いたけど、余白が大きすぎるのではないか。

おじいちゃんがケビン達の家にくるが、パパと喧嘩ばかりする。おじいちゃんはケビンに子犬をくれる。おじいちゃんは帰っていき、子犬は残る。

パパがモノマネをする場面が面白い。



36話「悔し涙のヘッドロック」
カーラにふられ落ち込んでいるポールを慰めようと、ケビンはウイニーにポールをデートに誘うよう頼む。
すると思ったよりも二人が仲良くなってしまい、ケビンはあせりだす。


女の子とくっつくとか離れるとかで幸・不幸が決まって態度に出る感じわかる。悲しんだり落ち込んだりする時間も必要だ。



37話「シラノも言えなかった一言」
36話の続きだ。ケビンはウイニーに気持ちを伝えようとするが、手紙はベッキーのロッカーに入ってしまい、ベッキーにつきまとわれる。

恋愛に対してまわりくどい作戦をとればこじれてゆき、正攻法でうまくいく。あきらめずに真正面からいけるケビンはたいしたやつだ。今までケビンとウイニーは曖昧だったがようやくはっきりしてきたかな。

それにしても簡単にくっついたり離れたりする。



38話「愛についての第一章」
ケビンは父親とツリーハウスをつくる。木の上で材木を使って家をつくるのだ。広い庭がないとできない趣味だ。ケビンは電動ノコギリを使ったり、作業をこなしていて男らしい。父との息もピッタリ。だが、木の上から見えてしまったのは……といったお話。

このへんは小粒な話が多いなあ。あんまり泣いたりはしない。



39話「歌わないグリークラブ」
ケビン達が所属するやる気のない合唱グループ、グリークラブ。そこへ熱心な指導者ヘイコックがやってくる。その情熱によりグリークラブは変化したかに見えたが……。



40話「人生はバラ色」
ロビー・ハドソンという上級生に誘われ、ケビンとウイニーはいかがわしいパーティーに出席する。はじめはみんなでわいわい遊んでいるんだが、急に電気が消え、それが始まる。
異なる文化といった感じで興味深かった。


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2013年08月11日

ドラマ「素晴らしき日々」をニコニコ動画で見た、その内容と感想【1】94、81、1~20話

NHKで昔やってた海外ドラマ「素晴らしき日々」(原題「The Wonder Years」)をニコニコ動画で見た。メモがてら感想。青い字であらすじをまとめる。オレの感想というかチラシの裏みたいなのはそのまま黒い字で。



まず、アップされたのが古い方から見た。

94話「英雄が抱えていたもの」

コミカルな授業風景からはじまる。このころケビンは16歳か。当時のオレより少し上だ。
学校ではアメフトかなにかが盛んだ。マスコットというかシンボルになってる鎧が盗まれた。友人ポールが「なんとかしなくていいのか、これは戦争だぞ」みたいに言ってるが、これは伏線だ。
仕返しで相手の学校のフクロウを盗もうとする。
ワーツという、兄ウェインの友人が戦争から帰ってくる。しかし言葉少ない。「人を殺したのか」ときかれて絶句している。
試合の観戦を抜け、ワーツがベンチに裸で座ってる場面。なぜ裸になるのかきかれ、「似合わないんだ」とワーツは言う。

余計わからない。このわからなさにリアリティを感じる。

兄ウェインがいいところを見せておわる。ワーツが何を体験してきたか、それは本人にしかわからない。ドラマなら回想を入れたりもできるが、ここには一切でてこない。余白の表現。

スポーツのチームにマスコットって昔からいるもんなんだな。


81話「1ドルの贈り物」
キャラの濃いおじいちゃんの話。危険な運転を繰り返すおじいちゃんだが、運転が好きらしく、やめようとしない。本人はまだまだできると思っている。なんだかんだでおじいちゃんがケビンに車をゆずる。
老いるということ、引き際ということ。


ここからは1話から順番に見る。


第1話を見た。ケビンが中学に入るところから。主要な人物がおおむねでてくる。ウイニーの兄のエピソード。
ケビンの彼女ウイニー、今見るとかわいい。ウイニーのことをからかわれてケビンは問題を起こす。わかるなあ。
体育の場面が印象的だ。これは面白い落とし方。
初回からとても面白い。

思春期そのものって感じだなあ。
あと、森田健作のナレーションなつかしい。飄々としてる。



第2話「二人だけのブランコ」
中学で性教育の授業が行われる。ケビンやポールは興味津々。しかし物足りない。兄ウェインにけしかけられ、ポールと二人で本屋でエロい本を入手するが……。というお話。

日本だとABCで例えたりするけど、むこうでは野球に例えてるのが面白い。「中学のうちに2塁にタッチしておけよ!」とかいう。
12歳のカップル、ものすごくぎこちなくていい。カップルが二人きりで先の行為に進めずにいる感じ、わかる。



3話「父さんの会社」
また泣いた。5話見て5回泣かされた。すごい打率のドラマ。

父親の仕事をきかれて説明できなかったことをきっかけに、ケビンは父親に仕事のことを訊く。父親はケビンを一日会社に連れていってくれるという。
ケビンが会社で見た父親は、仕事がバリバリできるかっこいい男だった。父はかつての夢をケビンに語る……。


ケビンも父も、不器用なところがあってなかなか本心で語り合うことがないが、こうして腹を割って話すと距離が近くなっていいものだ。

なかなか見れない父の内面が見れて良かった。このお父さんいいな。好きになった。

あと、父の会社の人の声が内海賢二さんだった。ドクタースランプアラレちゃんに出てくるノリマキセンベエ役などでもおなじみで、最近亡くなった声優さんだ。



4話「気まぐれなエンジェル」
姉カレンの彼氏ルイスの話。いわゆるヒッピーというやつなのか、チャラチャラしててベジタリアンで反戦思想を持っている。はじめは浮気っぽくていやな野郎だと思ってたが、ベトナム戦争の議論になると別の一面も見せる。悪とか正義の複雑さを思う。

昔見てたときにはきづかなかったが、1960年代という時代はこのドラマに大きな影響を及ぼしている。むしろその時代というのがこのドラマの主題なんじゃないかと思うくらい。

そういえば「ちびまる子ちゃん」はいつの日本が舞台だったろうと気になりしらべた。1974年と知恵袋にはあった。

青春と戦争、愛と死が重なるというところに「素晴らしき日々」のポイントがあるんだろうなあ。



シーズン1はニコニコ動画には最初の4話しかない。みんな見たからシーズン2の9話「心に残るプレゼント」まで飛ぶ。

アーノルド一家はカラーテレビを欲しがっている。当時の値段で469ドルだという。父親がしぶっている。兄貴のねだり方が面白い。
ウイニーからクリスマスプレゼントをもらったケビンはお返しをするべくプレゼントを探す。などなどといったお話。


家族みんなでひとつのものを欲しがるっていうのが、今はないなあ。みんなで一つの部屋にいる時間もこのドラマは多い。


s2の10話「天邪鬼のささやき」
ステディーという言葉が何度も出てくるが、付き合ってる、くらいの意味だろう。
恋の話。ケビンはウイニーが好きだが、ウイニーはカークと付き合ってる。ベッキーという子がケビンにアタックしてきて付き合うようになる。
ベッキーと一緒にいてもケビンはウイニーへの気持ちが断ち切れない。それがベッキーにも伝わる、などなどといつたお話。

13歳とかでよくやるなあと思う。ポールも女の子といるし、みんな早いなあ。

あやとりしてる場面が印象的。アメリカにもあやとりあるんだ。


S2の11話「いつか二人は」
引き続き恋愛の回。カークとウイニーがうまくいってなくて、カークは何度も人を使ってウイニーの気持ちを聞き出そうとする。そういうところがダメなやつなんだな。
ほかにもいろいろ展開がある。


すぐ付き合ってすぐ別れる、このくらいの年の恋愛ってそういうもんなのか。してないからわからないけど。
オレもいろいろ体験したかった気もするが、臆病さが圧倒的に勝っている。

あとは、恋愛未満な感じがいいなあ。



s2の12話「僕の家の戦争と平和」
夫婦の回。ケビンの両親がケンカする。親のケンカがリアル。ケビンは雰囲気を良くしようとしていて健気。
すぐキスするなあ。それでけっこう丸くおさまる。

スライドを使って授業する先生がとてもいい味出している。
死体の隣にまた死体。



s2の13話「夕暮れに消えたメロディー」
ケビンはピアノを習っている。自分よりうまいやつがいて劣等感を強く持っている。いい先生の励ましでケビンは練習するが、恥をかいた勢いでピアノをやめてしまう。

傷つくことを怖れるとこういう苦いことになるよなあ。それにしてもにがい。かわいそうだ。同情する。
芸術は上手い下手じゃないとわかっていても、そう簡単には乗り越えられないよなあ。オレもピアノやめたんだ。

楽器の演奏はあきらかにミスはミスとして、不協和となってあらわれるから残酷だ。それは不快であったり滑稽であったりする。
練習したとおりに本番で弾けるかという問題もあるなあ。

もうあの先生は登場しないのか。残念。

しかしかなしいなあ。

かなしかったこと、今となってはどうにもならず、あれはかなしかったと思い出すだけだ。



シーズン2の14話「愚兄賢弟」
兄弟の回。ケビンとポールはハムスターを使って実験の課題をやる。そこへ兄が邪魔して悪ふざけする。
ポールが研究対象のハムスターに感情移入する様子が印象的。


つらい話のわりにはその埋め合わせが少なくてつらさが残ってしまった。



s2の15話「僕の選んだメンバー」
ポールの回。運動神経がにぶくてバスケの授業でいつもみじめな思いをしているポールを見て、ケビンはなんとかならないか考える。

ケンカしてもまたすぐ仲直りする、男の友情。



S2の16話「迷える小羊達」。
ベトナム戦争の回。
ケビンは生徒会に入る。そこから戦争反対のストライキをやろうという話になるがみんなやる気がない。生徒の意見を引き出すのがうまいタイラー先生のもと、なぜ戦争はいけないか? という議論が深まり、ストライキは決行の流れになる。
しかしその前には、「ストライキに参加した生徒は停学処分」という現実が立ちはだかるのだった。などなどといったお話。


タイラー先生のキャラが印象的。「どうすればいいんですか」ときかれるとかならず「どうしたいんだ?」とききかえしてくる。自分で考えさせる方針だ。生徒とお菓子食べながらトランプしたり、かなり自由な人。
人気ある教師のようだが、自由すぎるのは無為、無気力と紙一重だと思った。
押さえつけるタイプの教師が多いのならば珍しい良い教師なんだろうけど、テキトーな教師を見てきたオレはその「自由」を疑わしく思う。

あとは、戦争との距離だよね。この戦争は自国が攻められてるわけではなく、直接見ることができない。戦争してるけど平穏な日常が目の前にある。そういう国、時代の物語。



s2の17話「空に吐いた唾」
ケビンが調子に乗って言った悪口がベッキーによりみんなばらされてしまう話。

ウイニーのはっちゃけたところが見れて楽しかった。



s2の18話「勇気の代償」
学校の不良、エディーにケビンが立ち向かっていく話。
ケビンはやっぱり主人公の素質があるな。勇敢だ。思ったら考えるより先に行動してしまうタイプ。おっちょこちょいでもあるが。



S2の19話。「100の誕生祝い」
これ素晴らしいな。泣いた。
ケビンが13歳の誕生日を迎える。父と一緒に車を修理する場面がいい。手伝いながら覚えていく。
同じころに親友ポールも誕生日を迎える。ユダヤであるポールはワルミツバーという儀式をして大人になることを祝う。


ドラマとはいえユダヤの儀式を見れたのはよかった。不思議ななにかを唱えたり変わった踊りを踊ったりする。

少年が少しずつ大人の男になっていくこの感じ、すごくいいなあ。親や先祖から何かを受け継ぐということに憧れるなあ。

誕生日に類語辞典をもらったときのナレーション「死ぬほどがっかりした。この類語も載っている」が良かった。

成人式も出ずになんとなくでかくなって大人みたいになったオレからみると、こんなに祝福されて自覚を持って大人になるのがうらやましい。まぶしい。



シーズン2の20話「だから遠くへ行かないで」
姉のエピソード。ケビンの姉カレンはいわゆるヒッピーというやつなのか、学校をサボって奇妙なオシャレをしたり顔にペイントしたりして遊んでいる。ケビンは姉のサボリに協力させられる。
姉は両親にさからって家出するが、帰ってきて号泣している。ケビンはそれを離れて見ているだけだった。

姉に何があったのか、それはわからない。わからないから想像させられる。
ヒッピーについて調べてみたが、まさにこれだ。画像もぴったりだし、1960年代後半からというのも一致する。

このドラマではいつも白黒テレビがついている。それを家族で見たり、父が見たりしている。

オレは両親が離婚したし、いつもテレビの前や食卓に家族がそろってるアーノルド家の様子を見ると感じるものがある。


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mk7911 at 08:01|PermalinkComments(0)