のだめ

2010年04月23日

のだめカンタービレの原作を読んで▽知らなかった曲リスト

2df48751.jpgここまでの流れ

オレはクラシック音楽が好き

のだめカンタービレというドラマを知る

ドラマなんか興味なし、無視

偶然見た

ハマった

映画見て感動した(一昨日)

原作23冊衝動買い(昨日)

読破(今日)

オフィシャルサイトみたいなのにアクセス

マングース占いは中吉

有料コンテンツはやらない。そこまで好きじゃないや(今日)



読破して感動した。映画とは少し違う。原作と実写の違いを見つけるのも興味深い。


周りにクラシック音楽好きな人がたくさんいて、尊敬する音楽家がいて、まわりにはいつも音楽があり、音楽とともに生きている。
みんな将来に夢や目標があり、一生懸命生きている。
迷ったり、挫折したり、成功したり、恋したり、全力で今を生きている。青春って感じだ。
そんな若々しさやひたむきさが感じられて、とても美しい感動的な物語だと思った。
映画の前編をテレビで見た時から、何か胸の奥に響くような、そんな甘酸っぱい感じがずっと続いている。

みんなが音楽でつながってる、若くてひたむきで前向きでちょっと変な世界。素敵すぎる。のだめの世界が美し過ぎる。
そんな世界に憧れる。存在しない何かへの憧れだ。


やっぱりいいなあ。クラシック音楽はいいなあ。ますますクラシックが好きになった。
特に大事な場面のモーツァルトの2台のピアノのためのソナタが好きになった。バラバラになりかけた2人が再び結びつく、あの場面が最高に感動しました。








それとはあまり関係ないけど、原作の中に登場した曲目リストを作り、知らない曲目がどれくらいあるか調べた。オレはこういうのが好きで、「名曲100」みたいなのを見つけると知らない曲がどれくらいあるか数えます。

ざっと数えて、「のだめカンタービレ」23冊には150曲前後のクラシックの曲が登場する(演奏されたものだけでなく、話に出ただけのものも含む)。

そのうちオレが聴いたことないのが35曲あった。2割は聴いてないわけだ。一応オレはクラシックを15年聴いて千枚以上CDを聴いたが、のだめの2割の曲は知らないわけだ。こういうマニアックなところも侮れない。

知らなかった曲をリストアップする。全部知ってる方がいたら師匠と呼ばせて下さい(笑)

【6巻】
▼ジョリヴェ:打楽器と管弦楽のための協奏曲
▼エルガー:ヴァイオリンソナタ
▼エルガー:チェロ協奏曲
▼エルガー:ゲロンティアスの夢
▼エルガー:交響曲第1番
▼エルガー:交響曲第2番
▼エルガー:交響曲第3番
▼エルガー:弦楽四重奏と弦楽合奏のためのアレグロ
▽エルガー知らなすぎだな…


【7巻】
▼ヒンデミット:ヴィオラ協奏曲

【8巻】
▼シューマン:「マンフレッド」序曲
▼シューマン:ピアノソナタ2番
▼ストラビンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章

【9巻】
▼サラサーテ:カルメン幻想曲

【10巻】
▼ヴェルディ:オテロ
▼ラヴェル:鏡
▽オペラはオレの弱点

【11巻】
▼ラロ:スペイン交響曲
▼ロッシーニ:私は街のなんでも屋~「セビリアの理髪師」から
▼スカルラッティ:ソナタK525

【13巻】
▼リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲

【14巻】
▼ドビュッシー:12の練習曲

【16巻】
▼ジョリヴェ:バソン協奏曲
▼グリンカ:「ルスランとリュミドーラ」序曲
▽調べたら、ジョリヴェって面白そうだと思った

【18巻】
▼ミュライユ:ラ・コンドラブール
▼アルベニス:イベリア組曲

【19巻】
▼イザイ:チェロソナタ6番
▼ショパン:スケルツォ1番
▼サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ1番
【20巻】
▼ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
▼ヴェルディ:リゴレット
▼メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし
▼フランク:プレリュード
▼シャブリエ:気まぐれなブーレ

【21巻】
▼ガーシュイン:アイ・ガット・リズム
▼黛敏郎:舞楽

【23巻】
▼ミヨー:「スカラムーシュ」サクソフォンと管弦楽の組曲


「タイトルは聞いたことあるんだけどなあ」という曲が多い。そういうのをキチンとつめておかないとな。まだまだクラシックの世界は広いってことですね。

これらを今すぐ探して聴く気はないけど、CD屋でみかけたら「あっ、これって、あの時の…」と手にとってしまうだろう。財布と相談するだろう。そういう意味では、これも一つの出会いだ。
笑って感動してクラシックの隠れた傑作に出会えるなら、こんな贅沢なことはない。
ありがとう、のだめカンタービレ。



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2010年04月21日

のだめカンタービレ 最終楽章 後編 あらすじと主な使用曲

86a39a46.jpg映画館ではメモをとれないので記憶だけで書きます。


千秋(玉木宏)がのだめ(上野樹里)と離れて暮らすことになるエピソード。
のだめが日本からきたやつらとパリ観光をする楽しいエピソード。
清良がコンクールでブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いて3位になるエピソード。

千秋とルイ(山田優)がラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を共演することが決まった。

そのころのだめはコンクールのピアノ部門を聴きに行き、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を知る。この曲が気に入ったのだめは、いつか千秋とこの曲を共演したいとみんなに話す。

のだめはコンクールに憧れ、目の前の課題がおろそかになる。それをオクレール先生は見抜く。

後にのだめは千秋がルイとラヴェルを共演すると知り、ショックを受ける。

のだめの課題に付き合う千秋。ショパンのピアノソナタ第3番、ベートーベンのピアノソナタ31番など。
のだめはすごい集中力でヘトヘトになるまで音楽に打ち込む。のだめと千秋は、ふたりで協力して乗り越えていく。仲むつまじい。


ある朝のだめはシーツをかぶってオバケのような格好で千秋に「結婚して下さい」と言う。千秋は「バカ」と言い、のだめを突き飛ばして足早に去る。

千秋とルイの演奏会は大成功となり、のだめは落ち込む。ルイはのだめがやりたかった以上の演奏をしたのだ。

のだめは明るく振る舞うが、そこには無理がある。

そんなのだめの前に、実は生きていたシュトレーゼマン(竹中直人)が現れる。落ち込むのだめの話と演奏を聞く。
「チアキノコトハワスレテ、ヤリタカッタコトヲヤッテミマセンカ」
魔法陣が現れる。シュトレーゼマンの魔法にかかり、のだめは急遽シュトレーゼマンの指揮でコンチェルトを演奏することになる。

演奏会。ショパン、ピアノ協奏曲第1番。
のだめの目はうつろで生気がない。しかし演奏が始まると徐々に生き生きとしてくる。

演奏は大成功で、各地で大きな話題となる。
演奏後にのだめの元を訪れた千秋だが、「会いたくない」と断られる。


その後のだめは行方不明になる。「あれ以上の演奏はできない、もうピアノは弾けない」
シュトレーゼマンの「コノ年デコンナ目ニアウナンテ…イキテテヨカータ」という台詞がなぜかツボに入りました(笑)イキテテヨカータ。

千秋の苦悩の日々が続く。
「多クノ人ハ時間ガタテバキリカエラレマス。デモゴクタマニ、イツマデタッテモキリカエラレナイ人トガイマス。ソウイウ人ハ…消エマス」というシュトレーゼマンの不吉な言葉。
ここでマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲。私はこのあたりから切なくなり泣けてきました。


自室のゴミ?の中から起き上がったのだめは、アパートの別の部屋から聞こえてくる不思議な音に導かれ、ドアを開ける。そこにいたのはコンセルヴァトワールの作曲科の女性だった。打楽器とテルミンのための作品を作っていたのだ。音楽は自由に楽しむものだと再確認する。二人は仲良くなり合奏を楽しむ。そこへ、のだめの仲間が来てのだめは見つかる。

のだめは子供達と遊ぶ。幼稚園で子供達にピアノを弾く。子供にピアノが下手だと言われる。

黒木からのメールでのだめの居場所を知った千秋はのだめの元へと走った。のだめはベートーベンピアノソナタ8番「悲愴」2楽章を弾いていた。
「先輩とコンチェルトをやって失敗したら、もう先輩を好きでいられなくなるような気がして…」

迷うのだめの手を引き、千秋は2台のピアノの前に着く。
そしてモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」を弾こうという。
「そんなことしてなんになるんですか」「やってみなきゃわかんないだろ!」
この曲は二人の思い出の曲。のだめは自分を取り戻してゆく。


生きている限り、本当の最高の演奏なんてない。音楽家は、最高の演奏を目指しして演奏を重ねてゆくのだ。


橋の上での長いキス。ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」とともに字幕が流れる。エンドロールの間も映像やセリフがあるから最後まで楽しめる。





本当に感動しました。音楽もいいですが、二人の恋の行方にも注目です。行方不明ののだめを思い苦しむ千秋を見ていたら、男としてグッとこみ上げるものがありました。

このメモは私の備忘録ですが、気になった方は是非ご覧になってみて下さい。




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2010年04月18日

のだめカンタービレ 最終楽章 前編 特別版・全内容と主な使用曲

9bbc0ead.jpg2010年4月17日に放送された「のだめカンタービレ 最終楽章・前編 特別版」の内容は以下の通り。
あちこち間違いがあるかもしれません



はじめに軽部アナが最終楽章後編の舞台あいさつの取材をする。
12107人の動員数は、初回舞台あいさつとしては最多記録。みんなハイテンション



本編

ドイツ
マーラーの交響曲第5番4楽章「アダージェット」の弦楽の調べにのせて竹中直人(役名はシュトレーゼマン)が馬に乗り登場。
「この世で最も素晴らしいものは音楽。人生の全てをそこで表現できるから。」
自分の人生を1つの交響曲になぞらえる。
フクロウが紙片を落とし、竹中直人はそれを受け止める。それは千秋の活躍のニュースを載せた新聞だった。竹中はそれをみて感慨にひたる。


半年前。パリの春。
BGMはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の小序曲。明るくかわいらしい曲。
進級試験のことでウエンツ瑛士とベッキー(役名ターニャ)と上野樹里(のだめ)がバスの中でしゃべってる。

ジャン・ドナデュウがフランスのデシャンのオーケストラの常任指揮者となり、千秋(玉木宏)は選ばれなかった。落胆する千秋だが、すぐにマルレオケの常任指揮者が決まる。戸惑いながらも静かに喜びを感じる千秋。このへんの展開の速さがいかにも漫画らしい。

のだめと千秋の二人の場面。豪華な料理。
「先輩何かあったんですかぁ~嬉しいことがあると料理にでますよね~」と言うのだめに、別に何もないと言う千秋。
のだめはコンセルヴァトワールで学んでいる。

ウエンツ瑛士(役名はフランクだっけ?)が千秋を変装させる。千秋はマルレの拠点・ブラン劇場に潜入しヴァイオリンを弾く。ラヴェルの「ボレロ」を弾くと注目を浴びるが、コンサートマスター(以下「コンマス」と表記します)に「そのくらいで調子にのるな」とにらまれる。

BGMはバッハの管弦楽組曲第2番「バディネリ」
潜入の結果、マルレオケは資金難で団員が次々辞めたり、ろくに練習せずひどい演奏をするオーケストラだとわかる。がっかりする千秋。

千秋とピアニスト・ソン・ルイ(山田優)との再会。挨拶のキスを見て嫉妬するのだめに千秋キレる。

【ここでナイターの結果のテロップが画面上部に出る。巨人がヤクルトに6対1で勝った。空気読めよ…】

ここでCM

マルレオケの面々と千秋の挨拶。アシスタントみたいなメガネの軽い男に「コンマスにさからわないでください」と言われる。コンマスが独裁的な発言力を持つオーケストラ。
デュカス「魔法使いの弟子」を演奏。千秋君の解説によれば、これはゲーテの詩に作曲されたユーモアある曲。(千秋君の解説、キチンとしててなかなかいいです)

そのころのだめは、ルイの買い物に付き合わされている。自由を謳歌するルイと荷物持ちののだめ。
のだめは近くにいた子供と小さなヨットで遊ぶ。のだめはこういうのが似合う。強風でのだめのパンツが見えてCMへ。


マルレの奏者がまた辞めて、チェレスタ奏者がたりなくなる。千秋はのだめにやってもらおうと考え連絡する。のだめは千秋との初共演を喜ぶ。ベートーベン交響曲第9番、有名な喜びの歌をBGMに喜びにひたる。街で紙をばらまいたり、アニメの森の動物が大勢登場する演出がある。

ところが行ってみると、居合わせたルイがチェレスタの代役と間違われる。またもルイと千秋の親密さを見てブルーになるのだめ。ルイはマルレオケとゆかりがある。CM


演奏本番。ラヴェル「ボレロ」。ファゴットがひどいミスをするのを筆頭に、何人かひどい奏者がいる。結局チェレスタはルイが弾いた。千秋は表情に出やすく、苦悶の表情で指揮した。(玉木宏の顔の表現力が良いですね)結局ひどい演奏になり、聴衆からは笑いに混じったまばらな拍手。

のだめはトルコ行進曲(モーツァルト:ピアノソナタ第11番3楽章)の練習にはげむ。CM


リスト「愛の夢」をBGMに、竹中直人が恋の回想をする。
ベートーベン交響曲7番をBGMに、千秋に関するさまざまな回想。BGMだと思ったら、これは千秋が指揮している。1楽章から途中で4楽章に飛ぶ。感動とブラボーの嵐。

ワーグナー「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の有名な前奏曲。
コンクールの回想。それまでののだめカンタービレを見てきた人には面白いのでしょう。
スメタナ:交響詩「わが祖国」第2曲「モルダウ」
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲の1.3楽章
1楽章に感動して涙を流すのだめが可愛い。

場面はすっかり変わって、黒木君のオーボエの練習。伴奏のベッキー(ターニャ)は疲れて弱音を吐く。黒木君が「伴奏はのだめちゃんに頼まなきゃだめかな」と言うとベッキーは続ける気になり「さっさと弾きなさいよ!」と言う。ツンデレってやつですかね。

のだめはカレーを作るが、評判が悪いようだ。のだめの料理する鍋からは「死」「便」などという文字がうずまき、立ち上る。

オケのオーディション。サラサーテのツィゴイネルワイゼンを弾くヴァイオリンの変なファッションの男性。
コンマスのシモンと千秋は意外に気が合い、二人ともこのヴァイオリン奏者に好印象を持つ。
CM。ここで22時。放送開始から1時間。


オーディション2日目。黒木君登場。ターニャの伴奏でモーツァルトのオーボエ協奏曲を弾く。
ターニャが演奏中に倒れる。これが「のだめカレー事件」。黒木君はオーディション合格した。

コンセルヴァトワールではのだめがモーツァルトのトルコ行進曲で進級試験にのぞむ。のだめのピアノからは光の玉が無数にあらわれ、森の動物も登場する。

9月、館船に乗った竹中直人から千秋に電話。次のプログラムは▽チャイコフスキー:序曲1812年▽バッハ:ピアノ協奏曲第1番▽チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」だと伝えられる。
チャイコフスキー:序曲「1812年」はナポレオンの敗北を描いたもので、フランスで演奏するのはフランス人にケンカを売るようなものだ。CM


チャイコフスキー:1812年の練習。千秋は細かく厳しく練習する。

のだめは千秋の演奏会をティッシュ配りで宣伝。ライバル意識を持つジャン・ドナデュウの恋人?と鉢合わせになり、二人でかめはめ波みたいなのを撃ち合う。なにこれ。

リハーサルは難航。のだめは千秋の妻と自称しオケの練習を見にくる。これも勉強のうちだと言うのだめ。

団員同士がギクシャクしている。他の仕事のことを考えたり、ラクしたがる団員。ついにはケンカになる。
コンサートマスターのシモンが喝を入れる。「アンサンブルの真髄はハルモニーにある。調和を表現するんだ」
CM


マルレオケ。仕事との関係で練習に欠席する者が続出。

オーボエ奏者のメガネの男性からベビーシッターをたのまれ、断りきれず引き受ける黒木。のだめやターニャら、みんなで女の子の面倒を見る。
女の子(カトリーヌちゃん)は父であるオーボエ奏者の話をする。父は千秋を嫌なやつだと言っている。そこへ千秋が登場し、自分が団員から嫌われていると知る千秋。好かれるために音楽をやってるわけじゃない。
カトリーヌちゃん「今度の指揮者はいやなやつだけど本物だってパパ言ってたよ。パパお家で一生懸命練習してるんだよ」
それぞれの団員が忙しい合間に練習している様子。

「中世では、音楽は神の作った宇宙の調和を知る学問の1つだった。演奏者のことをカントルと呼ぶ。これがカンタービレの語源」という千秋のウンチク。CM


マルレの演奏会当日。寝坊するのだめ。時計が止まっている。ベートーベン交響曲第9番2楽章に乗せてあわてるのだめ。一瞬のだめの裸の上半身が後ろから映る?

演奏前、コンマスのシモンが千秋に思い出話を語る。シモンは十代の頃からマルレに憧れ、心からマルレオケを愛している。千秋を認め始めたシモン。CM


演奏前の緊張感。1812年序曲が始まる。(本当に役者さん達が演奏してるように見えます)
遅刻してきたのだめは、コートの下には下着しか着てないとオクレール先生に言う。
1812年序曲の演奏は大成功。50年マルレの演奏会に通っている老人をはじめとしたブラボーの大合唱、そしてスタンディングオーベーション。
のだめは千秋と共演するのが目標とオクレール先生に語る。

続いてバッハのピアノ協奏曲第1番。ピアノは千秋自身。弾き振り。千秋ってピアノも上手いんですね。のだめは下を向いて涙ぐむ。1.3楽章が演奏される。

チャイコフスキー:悲愴。これはあっさり飛ばされる。演奏会は成功し、スタンディングオーベーション。しかし、のだめはうなだれたまま。

竹中直人は人生をかけた交響曲を書きあげた。「私に時間は残されていない」と死をほのめかす言葉を言った後、手からペンが落ちる。終わり


後編の予告では、ショパン:ピアノ協奏曲第1番1楽章が流れる。ついに初共演なるか?

マーラーのアダージェットとともに出演者の字幕が流れ、番組終了。






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2010年01月07日

日記、敷居の高いレビューブログ

▼今日は店が混んだ。平日なのに一体なぜだろう。珍しく忙しい日だった。
上司になぜ混んだと思うかきいてみたら、「明日から学校が始まるから」という答えだった。確かにこちらの地域では明日から学校が始まるけど、そういうもんかね。



▼明日から2連休になった。
前回の連休ではレビュー記事を10個書く目標があったが実際書いたのは6つだった。
今回は8つを目標にしよう。


▼「新・存在しない何かへの憧れ/クラシック廉価CDレビューの館」略して「レビュー館」は、敷居の低いクラシックブログにするつもりだったのに、気がついたらしっかりマニアックな敷居の高いブログになっていた。

「これくらい知ってるだろ」と思って用語を説明しなかったりする。「メヌエットのトリオ」「ソナタ形式」「アレグロ、アダージョ、アンダンテ、モデラート、プレスト」「バロック、古典派、ロマン派」あたりは説明してない。他のどこかで説明してるだろ、と思うといまさら説明する気にならない。
マニアックになるのは「他のブログが書かないことを書くんだ」という考え方による。逆に言えば「他の場所で簡単に調べられることをわざわざオレが書く意味はないし、書きたくない」という考え方でもある。だからマニアックなのは意図的と言える。

初心者っぽくすれば人が集まるのはわかってる。のだめの話とか、癒やされるクラシックとか超有名曲の話をすれば人が来るのはわかってる。しかし流されるあまり自分を見失ってはならない。どこまで歩み寄るか。
クラシックを知る上で役に立つことを書くとすれば、用語集はあってもいいな。カンタン音楽史みたいなのもあるといいかも。
しかしオレが書けば必ず偏るし不十分な箇所も出てくるだろうな…誤解を生むなら書かない方がいいか。
雑記を徹底排除してレビューのみをひたすら書いていくのもいい気がする。一つのことを貫くのもいいな。結局何も決まらない。






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2009年12月20日

ポケットの中の戦争、みたいな話

新ブログで、クラシックカテゴリーの共通テーマに投稿している。
(注:共通テーマはカテゴリーごとにある。投稿しようとする時に表示されるのは「一般」カテゴリーの共通テーマであり、一部にすぎない)

クラシックカテゴリーの共通テーマは10個しかなくて、内容も偏っている。そこのあるテーマに連続して投稿していた。

最新10件の投稿が表示されるわけだが、突然変なやつが参加してきた。
どれも同じような文体で同じ内容を書いているのに、IDもブログ名も違う。こいつは複数のIDと複数のブログを使って一体何がしたいんだ。主にオレが参加したテーマにこいつが出没する。

ただオレの共通テーマ最新投稿表示10件独占を止めたいだけなのか。

以前も共通テーマ最新投稿表示を利用して通販の宣伝するやつがいたが、今回のやつも気味悪い。

こいつです

親しみやすいクラシック音楽☆☆☆
http://blog.m.livedoor.com/common_theme/detail?id=135013

クラシック
http://blog.m.livedoor.com/common_theme/detail?id=133830


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mk7911 at 11:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

のだめカンタービレをイントロクイズ感覚で見ました

今日はテレビで「のだめカンタービレ」を見た。
オレはドラマなんてめったに見ない。ただ、この番組からクラシックに入ってくる人もいるだろうし、クラシックが現在どのように扱われているのか知りたかった。


まず、なんか胡散臭い。考えてたら、わかった。カツラだ。カツラのせいで胡散臭いんだ。もともと胡散臭い竹中直人が、さらに胡散臭くなった。

のだめがキモいのも困る。美化した鳥居みゆきだ。あれだけかわいいのにキモい。キモかわいい。

冷静な千秋くんには好感が持てる。まわりの若いやつらは邪魔なだけ。

のだめは「なぜピアノを弾くのか」という問いをどう乗り越えたのか。のだめを立ち直らせたのはなんなのか。そこをもっと見せて欲しかった。そこが肝心なんじゃないのか?
もじゃもじゃ組曲を通じてアナリーゼに目覚めたのはわかったが、のだめはもっと深い悩みを抱えていたはずだ。

とにかく長い。やっと終わったって感じだ。ドラマはオレには向いてない。話がつまらないから、流れるBGMをイントロクイズのつもりで当て、曲名をメモしてみた。

見始めた21時40分ごろから、曲名の紹介がなかった曲のみをメモした。


▼フォーレ:シチリアーノ(シシリエンヌ)
▼リスト:超絶技巧練習曲第4番「マゼッパ」
▼ドヴォルザーク:交響曲第8番の第2楽章…と思ったが、不安だから答え合わせしたら「弦楽セレナード」の第1楽章だった。不覚! 指輪を買うシーン。
▼チャイコフスキー:眠りの森の美女「ワルツ」
▼ベートーベン:ピアノソナタ第8番「悲愴」2楽章
▼?:まったく不明。すごろくの場面
▼モーツァルト:交響曲第25番第1楽章
▼チャイコフスキー:弦楽セレナード第2楽章
▼サティ「あなたが欲しい(ジュ・トゥ・ヴ)」
▼ドビュッシー「月の光」
▼モーツァルト:交響曲?わからない。不覚!
▼「おもちゃの兵隊の行進」
▼マスネ:タイスの瞑想曲
▼ヴェルディ:「アイーダ」凱旋行進曲
▼ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
▼モーツァルト:「フィガロの結婚」恋とはどんなものかしら
▼エルガー:愛の挨拶
▼モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲

通俗名曲が多いな



シューベルトのピアノソナタの話が出た。オレは実はほとんどシューベルトのソナタを聴いてない。クラヲタだったら聴かなきゃダメかな。
実はベートーベンのソナタも聴いてないのがある。あちゃあ。



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