クラシック音楽

2017年10月23日

ハイドンの弦楽四重奏曲をすべて聴きます一日ひとつ【1】1番~12番

10/11
いつか、スカルラッティのソナタを一日5曲聴いていくことにしたと書いたけど、150くらいでなんとなくやめた。聴くとおもしろいんだけど、聴かなくてもいい感じになってきた。

そんで、懲りずに今度はハイドンの弦楽四重奏曲を一番から聴こうと考えて一番を聴いた。一日一曲。続くようになんか考えたい。

"J. Haydn - Hob III:1 - String Quartet Op. 1 No. 1 in B flat major"
https://t.co/KctuC6hDS8

これをアップしてる人、ほかにもモーツァルトをケッヘル番号順に1から626までまとめた再生リストを作っていたり、ヨーゼフ・ハイドンの弟ミヒャエル・ハイドンの交響曲全曲をアップしてたり、徹底的な仕事をしている。興奮する。
ハイドンの弦楽四重奏がまとまってる、バリトン・トリオもピアノ三重奏もまとまってる、興奮する。



今日からハイドンの四重奏曲83曲を一日一曲聴いていけば来年はじめくらいに終わる。やってみよう。




10/12
ハイドンの四重奏を一日一曲聴いていくやつ、感想をつけてみる。

昨日の第1番はデアゴスティーニの「ザ・クラシック・コレクション」で聴いたことがあった。「狩」というタイトルがある。8分の6拍子のリズムが狩をあらわすというクラシック音楽の教養というかアレがあるのを思い出した。
モーツァルトの弦楽四重奏の17番も「狩」で、そっちのほうが有名だ。ピアノだとブルクミュラーの練習曲にも8分の6拍子の「狩」がある。


第2番。これは初めて聴いた。っていうか、このあとは有名な「セレナード」を含む17番(偽作)までは知らない四重奏がつづく。

5楽章構成で2楽章4楽章がメヌエットになっている。1番も5楽章だったな。ハイドンが変わったことをやってるのか、まだ形式が定まってないのか。
ちょっと調べたら、12番まで5楽章構成でやっている。

手元の音楽事典では1755-1760年の成立になっているが、YouTubeの説明では1751年になっていた。けっこう違う。

第2番の感想としては、三楽章のアダージョが美しかった。よく歌っている。全員ピチカートになってしめくくるの、いいね。五楽章はユニゾンばかりやっている。




10/13
"J. Haydn - Hob III:3 - String Quartet Op. 1 No. 3 in D major" https://t.co/88RmJnTRo5

ハイドンの弦楽四重奏曲を一日一曲聴いていくシリーズ。
第三番。アダージョ→メヌエット→スケルツォ→メヌエット→プレストという五楽章構成。

途中で悲痛な表情になるアダージョがいい。スケルツォは表情豊か。四楽章のメヌエットのトリオ部分がはスケールでできていておもしろい。
フィナーレは何かひっかき回しているような音楽で、すぐに終わる。グリッサンドっていうんだっけ、素早く上昇する音型が多用されている。
スケルツォというとベートーヴェン以降のイメージが強いが、ハイドンのだっておもしろい。



10/14
"J. Haydn - Hob III:4 - String Quartet Op. 1 No. 4 in G major"
https://t.co/AZtfecwF5I

ハイドンの弦楽四重奏曲第四番を聴いた。プレスト→メヌエット→アダージョ→メヌエット→プレスト。
特に変わったところはない。四楽章のメヌエットが堂々としている。聴きどころはアダージョ。

15年くらい前、モーツァルト関連の本だったと思うんだけど「音楽は緩徐楽章が一番いいのであって他の楽章は緩徐楽章のためにある」というような文章を読んだことがある。いいや逆だろう! とその時は思ったが、そういうこともあるかなと今になって感じはじめた。



10/15
"J. Haydn - Hob III:5 - String Quartet Op. 1 No. 5 in B flat major"
https://t.co/3Zkyop4aj0

ハイドンの弦楽四重奏曲第五番を聴いた。アレグロ→アンダンテ→アレグロの三楽章でできている。メヌエットがない。
一楽章は歯切れがよく活発で、ハイドンのアレグロのいいところが出ている。三楽章は「無窮動」というほどではないが細かい音が動きまわっている。




10/16
"J. Haydn - Hob III:6 - String Quartet Op. 1 No. 6 in C major"
https://t.co/e8TbICWwoi

ハイドンの弦楽四重奏曲第六番を聴いた。作品1の最後となる。プレスト→メヌエット→アダージョ→メヌエット→アレグロ。
第一楽章がアウフタクトのついた8分の6拍子なのは第一番の「狩」に合わせているのか。三楽章は終始ピチカートにささえられたヴァイオリンの独奏でやや単調。
と思ったら四楽章メヌエットの主部は、チェロの支えでほかの三人がユニゾンになっている。ほう。四人のハーモニーが聴きたくなる。両端楽章はあっさりと終わる。



10/17
"J. Haydn - Hob III:7 - String Quartet Op. 2 No. 1 in A major"
https://t.co/e1didNz6tv

ハイドンの弦楽四重奏曲第7番を聴いた。ここから作品2になる。
急に演奏の感じが変わって驚いた。見たら今までと別の演奏者になっている。奏法が違うのだろうか、強弱の差が大きくてなめらかだ。雄弁だ。



10/18
"J. Haydn - Hob III:8 - String Quartet Op. 2 No. 2 in E major"
https://t.co/qlxNeKFn5g
ハイドンの弦楽四重奏曲第八番。
うーんやはり一番いいのは緩徐楽章で、メロディをよく受け渡しているのが特徴。



10/19
"J. Haydn - Hob III:9 - String Quartet Op. 2 No. 3 in E flat major"
https://t.co/E653CejpdX

ハイドンの弦楽四重奏曲第九番を聴いた。
両端楽章、とくにフィナーレがよかった。今までのフィナーレはあれよあれよと忙しく終わってしまっていたが、これは聴ける曲だった。



10/20
"J. Haydn - Hob III:10 - String Quartet Op. 2 No. 4 in F major"
https://t.co/CfmyfTUIFc
ハイドンの弦楽四重奏曲第10番を聴いた。

二楽章は下降音型ばかりでできているメヌエット。下降だけでつくることもできそうだが少し上昇もするあたりが、ハイドンのほどほどの遊び心か。
三楽章は短調。短調の楽章は初めて出てきた。ドラクエで全滅したら流れそうな内容。
四楽章は前の楽章から一転して、スタッカートの多いメヌエット。
フィナーレはシンコペーションするうきうきしたアレグロ。なんというんだか忘れたがジグザグした音型が楽しい。
充実した一曲。



10/21
"J. Haydn - Hob III:11 - String Quartet Op. 2 No. 5 in D major" https://youtu.be/zSBhG8hrr8k


ハイドンの弦楽四重奏曲第11番を聴いた。1楽章が2分のプレストで、あっという間におわる。3楽章は意表をつく和音進行が出てくる。ひらひらした細かい音型も特徴があるラルゴ。「ラルゴ」はハイドンの弦楽四重奏では初登場。



10/22
"J. Haydn - Hob III:12 - String Quartet Op. 2 No. 6 in B flat major" https://t.co/qB83vyapLE

ハイドンの弦楽四重奏曲第12番を聴いた。これで作品2は終わり。バロックや古典派の時代の器楽曲というのは6曲をひとつのセットにするということがあるが、これもそうなっている。

変奏曲→メヌエット→スケルツォ→メヌエット→プレストの五つの楽章からなる。
変奏曲はゆっとりした主題をもつ。緩徐楽章が無いのでバランスをとっているのだろう。
2楽章のメヌエットは、主部は重音奏法、中間部は三連符に特徴がある。
スケルツォは運動会みたいな曲。

このころのハイドンは緩徐楽章のかわりにスケルツォを入れているが、ベートーヴェンはメヌエットのかわりにスケルツォを入れたわけで、この差は興味深い。




【続く予定】


▼▼▼



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2017年7-9月の歌まとめ・20首
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第57回短歌研究新人賞候補作「仙台に雪が降る」全30首
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2014年10月09日

持っている1500枚のCDから好きなものを60選ぶ【前編】  ~クラシック音楽

「いま持っているCDでいちばんお気に入りのものは何ですか?」  

という質問を受けて、持ってる1500枚ほどのCDから好きなのを選んだ。60枚になった。今回はそれを関連動画をつけながら挙げていく。
クラシック30、ゲーム音楽10、ポップスその他20。
2枚組などもあるので、正確には60点となる。

1994年からCD集めてるんで、20年になる。このへんでまとめてみるのもいいかなと。
動画はあくまで「だいたいこんな感じですよ」という参考です。


「Lachrimae, John Dowland (1563-1626)」 http://t.co/VdfC2dR9AU
【1】ダウランドといえば「流れよ、わが涙」。声楽つきのもあるようだが、リュートのみのがいい。ルーリーなどが参加している「ダウランド リュート曲集」4枚組で聴く。



「Amarilli, Mia Bella (Caccini) - Soprano Ana Leono…」: http://t.co/meVWfLo9cm
【2】カッチーニのリュート歌曲。しっとりとしている。
オレがよく聴いたのは、ドイツハルモニアムンディ50周年記念50枚BOXのなかのもの。

演奏者にはあまりこだわりがないんで、同じ楽曲の違う奏者の動画を貼ることもあります。



「コレルリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第12番ニ短調『ラ・フォリア』」: http://t.co/4HfUt9ke8q
【3】ディアゴスティーニの「ザ・クラシックコレクション コレッリ」は様々な編成の楽曲が一枚に収まっていてよかった。今はブリリアントクラシックから出ている10枚組をよく聴く。



「Telemann - Quatuor Parisien N°12 (Chaconne) / I…」: http://t.co/a0ngOl9YgN
【4】テレマンの四重奏曲。テレマンはくつろいだ音楽。この動画は野外の演奏で、妙にカメラワークが凝っている。

CDとしては別になんでもいいんだよねテレマンは。どれを聴いても同じようにいいものだから。
DENONから1枚1000円、2枚1500円くらいで出てるシリーズのをよく聴く。「六つの四重奏曲」「パリ四重奏曲」とか。



「J.S. Bach - BWV 582 - Passacaglia c-moll / C minor」: http://t.co/ztKIXDXpGp
【5】バッハのオルガン曲。初めて買ったクラシック音楽のCDが「バッハ オルガン名曲集」っていうのだった。

リリングとか複数の演奏者が参加しているDENONから1300円で出ていたもの。それから1200円で再発売になった。その後たぶんまた出たでしょう。
「パッサカリアとフーガ」はとくに重厚で、圧倒されちゃった。



「Reinhard Goebel and Musica Antiqua K ln in Floren…」: http://t.co/hy6X1C6Vws
【6】バッハのブランデンブルグ協奏曲。ゲーベルの演奏はテンポ速めでサクサク進む。いろんな楽器が活躍して面白い。



「Heinrich Sch tz - Die Sieben Worte Jesu Christi a…」 http://t.co/WxjgU0uzJe
【7】シュッツ「十字架上のイエスの七つの言葉」。オレの持ってたのはハルモニアムンディから出たものだった。
声楽。聴いて気持ちいいということ以外言うことがない。シュッツは色々集めてみたけど、結局最初に聴いたのが一番よかった。



CD紹介としてはAmazonのページを貼るのが正確だろうが、いまどきCDにこだわることもないだろう。オレが持ってるのは廉価盤ばかりだし、一番いいとは限らない。ただ、最初に聴いたものが印象に残りやすくて多く挙げている。



「C.P.E.Bach Symphony No.1 in D major, H.663 Wq.183」 http://t.co/UxZgZ6EbLK
【7】C.P.E.バッハ「シンフォニア集」初めて買ったナクソスのCDがこれだった。W.F.バッハの作品も入っていた。

有名なバッハがJ.S.バッハで、長男がW.F.バッハ、次男がC.P.E.バッハ、末っ子のJ.C.バッハもモーツァルトに尊敬された音楽家で、ほかにJ.C.F.バッハという人もいる。
オレが好きなのは次男。時々宮廷音楽と思えない荒ぶりを見せる。



「Carl Stamitz - Sonata for Viola and Piano in B-fl…」 http://t.co/nELM3TR008
【9】シュターミッツ。ディアゴスティーニ「ザ・クラシックコレクション76 シュターミッツ マンハイム学派のヴィルトゥオーゾ」というのを聴いたらよかった。
ただし、シュターミッツは二人いる。父アントンと息子カール。4つの楽曲のうち、どれがアントンの作品なのかカールの作品なのかがわからないというCD。曲の表記も不十分だし、いまだにオレも全部はわからない。



「Mozart Piano Concerto No23-1M (1/3) S ndor V gh R…」 http://t.co/w4hGx4vnuK
【10】モーツァルトのピアノ協奏曲23番。これもディアゴスティーニの定価910円の安売りCDでよく聴く。20番も入っていた。



「ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op. 47 クロイツェル 第1楽章」 http://t.co/X2cFPjWBNJ
【11】ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5.9番をスターン盤でよく聴いた。クロイツェル・ソナタはトルストイが同名の小説を書いたことでも有名。
オレは小説から入ったのかなあ。覚えてない。


60枚を厳選したため、モーツァルトもベートーヴェンも1枚ずつになった。



「シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 から 第1楽章」 http://t.co/5TgsjjLjMf
【12】これもディアゴスティーニ「ザ・クラシックコレクション」で聴くなあ。ディアゴスティーニの回し者じゃないんだが。
ほかに交響曲第3番「ライン」も入っていた。
シューマンというと、「トロイメライ」のささやかなイメージだったので、壮大な音楽にびびったなあ。



「モルダウ「わが祖国」より」 http://t.co/E0WLckTGLq
【13】スメタナ「わが祖国」は全6曲。けっこう激しい曲もある。合唱でも有名。この動画はカラヤンだけど、オレがよく聴いたCDはディアゴ(略)


どんだけディアゴスティーニなんだよって話だ。安いしいろんなのが聴けるから、はじめの頃はお世話になった。ただし演奏者は無名の人ばかりだ。架空の名前もあると聞く。いわゆる「幽霊指揮者」というやつだ。



「ブラームス 交響曲第4番 第1楽章」 http://t.co/3S4dgxNnWf
【14】これはザンデルリンクで初めて聴いて、あっさりめのノリントンと濃いめのチェリビダッケでも聴いた。ピアノ編曲版もあった。どれも良い。



「ブルックナー 交響曲第4番《ロマンティック》 第1楽章 ヴァント NDR」: http://t.co/eHGTlNdN3Q
【15】これは図書館でヴァントの2002年のやつを聴いたのが最初だ。クレンペラー、カラヤン、パーテルノストロ、チェリビダッケも聴いた。
精神科の集団精神療法に通っていたころに、そこで知り合った人にヴァントのブルックナーを薦められたのだった。お元気だろうか。

とてもゆったりしたスケールのでかい音楽。離れたところから地球を眺めているような感覚になる。2楽章が好きです。



「ドヴォルザーク 交響曲 第8番 「イギリス」」: http://t.co/145IOoynvP
【16】PILZというあやしいレーベルのもので聴いてたなあ。下手な翻訳みたいな解説つきの。
印象深い、良いメロディーを冒頭にもっている。



「Pell as et M lisande Suite, Op. 80 by Gabriel Fau…」 http://t.co/D3d8NwBnb1
【17】フォーレ「ペレアスとメリザンド」。アンセルメとスイスロマンド管弦楽団のCDを持ってる。一緒に入ってるドビュッシーの
「小組曲」も素晴らしいんだこれが。

動画で見たら、やっぱいいなあと思った。始まったところからもう幸福感で体が浮き上がりそうになる。たまらんよ。フォーレ最高。



「Wagner Rienzi Overture Klaus Tennstedt London Phi…」: http://t.co/1A9SktRUd5
【18】ワーグナー「リエンツィ」序曲。NHKの名曲アルバムで見たのが最初。CDはテンシュテットで持っている。
ただ、別に全部聴いて比べたわけじゃないから、テンシュテットがオススメかと言われると困る。ほかのすべての楽曲にそれは言える。



「マーラー《大地の歌》第6楽章「告別」ワルター旧盤 / フェリアー」: http://t.co/tEnIHBTibc
【19】マーラーはどれにするか迷った。1から6番くらいまではどれも好き。聴く頻度は高くないけど。



「Part I Rachmaninoff Plays Piano Concerto No. 2」: http://t.co/K4p2jK2mbE
【20】ラフマニノフのピアノ協奏曲2番。フィギュアスケートで有名な曲。
作曲者本人の演奏のCDがナクソスから安く出ている。



レスピーギ:リュートのための~第3組曲:マリナー/ロス室内O: http://t.co/5c1ltkewAY
【21】ずいぶん略した動画タイトルだ。「リュートのための古風な舞曲とアリア」。タイトルとは違い管弦楽曲。落ち着きます。
まさにこのマリナー盤を持っている。この絵はボッティチェリの「春」だったっけ。この絵と楽曲がオレのなかで結び付いている。



「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 ブロック(Pf)」: http://t.co/9WunPsibCL
【22】ベロフ盤で持っている。
プロコフィエフは攻めている感じがする。オレなんか単純だから工場とかビルとかが見えるような気持ちになる。



「Xenakis: "Omega"」: http://t.co/6kjm6xiBT1
【23】クセナキスのCDは見つけ次第買っていたころがあった。不協和音にひたる音楽。暴力的といってもいいかもしれないね。
初めて聴いた「ヒビキ・ハナ・マ」という曲が印象的だったんだが、動画は見つからず。



「Gorecki Symphony of Sorrowful Songs」 http://t.co/SfXZIaLuUP
【24】グレツキの交響曲第3番。定番といえば定番だ。癒しに。睡眠導入に。



「アルヴォ・ペルト 鏡の中の鏡 Arvo Part / Spiegel Im Spiegel」 http://t.co/A9IEgGIyiK
【25】「ザ ベスト オブ ペルト」というのを買って、よく聴いた。
これは車窓動画。



「Steve Reich - Music for 18 Musicians [ 2008 JAPAN…」: http://t.co/97c5pe9omF
【26】ライヒ「18人の音楽家のための音楽」。ライヒは今でも見つけ次第買う。
反復とずれ、これが気持ちいいんです。



「Philip Glass Glassworks」 http://t.co/gN5eBpux1H
【27】フィリップ・グラス「グラスワークス」。これもライヒと同じく「ミニマルミュージック」と呼ばれるもの。雨の日に合いそう。



「早春 【蔵王】-混声合唱のための組曲 【東京混声合唱団】」: http://t.co/aEwTjZpxbW
【28】佐藤眞「土の歌」のCDを「大地讃頌」一曲のために買ったんだが、ほかの曲もよかった。



「伊福部昭 日本狂詩曲~祭り」: http://t.co/PE9ajPHujE
【29】ナクソスの「日本管弦楽名曲集」を29枚目としたい。この動画の演奏はそのCDより激しい。
まさに祭に熱狂している。



「世界の国歌 9 イスラエル」 http://t.co/Fe5G6J4gCc
【30】「世界の国歌 ベスト」という二枚組CDがよい。105の国歌が入っている。外国の国歌って、スポーツのイベント以外ではなかなか耳にできない。




つづく。


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2014年06月02日

よく聴く音楽のことなど。ダウランド、コレッリ、クセナキスほか

最近よく聴く音楽のことなど。たまには音楽のこと。



Alfredo Gil , A fancy, John Dowland (1563-1626) http://t.co/Al8fwETWRU
しみじみしたいときにダウランドを聴く。しみじみ度がすごい。そしてさりげない。BGMにいい。



A. Corelli: Trio Sonata u d-minor, op.3 no.5 - C… http://t.co/2yd4Tft1tQ
ダウランドにならんでよく聴くのがコレッリで、こちらはヴァイオリンの音楽。「カノン」のパッヘルベルと同じ頃の作曲家。



それで古典派以降をあんまり聴かなくなった。以前は古典派もかなり聴いてた。ロマン派以降は今も昔もあまり聴かない。一通りは聴いたけど、好きなのはブラームスとフォーレ、それとショパンくらいだ。



現代音楽だと、たまにクセナキスを覚悟して聴く以外は、ペルトとかライヒみたいな耳に心地よいやつを聴くことが多い。



「Henyrk G recki - Symphony No. 3, Op. 36」 http://t.co/NMLOdOFQJA
あとはこれ。定番だけどグレツキの「嘆きの歌」



Xenakis : Persepolis (1/6) http://t.co/LQhWl1oPAc
聴くのに覚悟が要るクセナキス。最初から最後まで不協和音。ボエーホゲー

でも不思議なもので、聴いてるうちに「もっと不快な音を聴きたい! もっと攻めてこい!」ってなってくんの。



ソナタ形式に一時こだわってて、「これが第一主題」「第二主題、対照的だなあ」「展開部、第一主題に含まれる動機が展開されてそこにいつのまにか第二主題が入り込んでいてー」「ここから再現部、いやー戻ってまいりました」みたいな聴き方をしていた。

「名曲解説ライブラリ」っていう本があって、それに譜例つきで楽曲の構造が詳しく書いてある。それを見ながら聴いたりして。

再現部での、提示部との微妙な違い、これですよ。同じことをしているようで楽器が入れ替わってたりするの。
カデンツァやコーダにさりげなく含まれている動機、これですよ。動機が引き伸ばされてみたりね。


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2010年09月12日

ハイドン:交響曲66―68番/ドラティ指揮 フィルハーモニア・フンガリカ

ハイドン:交響曲全集/ドラティ指揮 フィルハーモニア・フンガリカ【disc19】
[DECCA]


第66番
1楽章.ハイドンらしい魅力を備えた快活で晴朗な楽章
2楽章.弱音器をつけた弦楽器によるハイドンらしいアダージョ。管楽器も参加します。変化はありますがやはり眠いです。
3楽章.符点リズムのメヌエット
4楽章.同じメロディーがしつこく繰り返されます
▽★6。いいのは冒頭楽章だけ、という残念なパターン。特徴がないから愛称もなし

第67番
1楽章.三連符のプレストから始まります。良いメロディーがところどころ出てきます。
2楽章.それなりに変化があります
3楽章.トリオは珍しい弦の三重奏です。一番下のパートは同じ音ばかり弾いてます。ミュゼットのような印象です。
4楽章.きびきびした、冒頭楽章みたいなフィナーレ。途中でアダージョになり弦の三重奏(ですよね?)が出てきます。一時的なものかと思ったらけっこう長いアダージョで、アレグロが戻って終わります。8分半あります。
▽愛称「三重奏」★8

第68番
1楽章.回音(ターン)ばかりの第2主題。
2楽章.ここにメヌエット。2楽章にメヌエットがあるのは44番に続いて二つ目。
一拍目をさらに強調するトリオ。
3楽章.てくてく歩いてるようなアダージョ。長い旅をしているようです。
4楽章.プレストですが変奏曲のようです。シンコペーションさせたり楽器を次々交代させたり、なかなか面白いです。
▽★8。愛称「旅路」


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2010年09月09日

リスト編曲ベートーベン:交響曲第9番(2台ピアノ版)[NAXOS]

リスト編曲ベートーベン:交響曲第9番(2台ピアノ版)
演奏:レオン・マッコーリー、アシュリー・ウェイス
(NAXOS)

リストというと超絶技巧のイメージが強いですが、編曲家としての顔もあります。
リストはベートーベンの交響曲をピアノに編曲しています。しかも全曲。第9は、ピアノソロ版と2台ピアノ版を編曲しています。これだけでもすごいことです。よくやりますね。
ここで聴くのは2台ピアノ版です。

感想。
立派な第9です。ピアノだけだから物足りない、とかはないです。ちゃんと表現できてます。
私はピアノの音が好きなので、とても楽しく聴けました。
ただ、2楽章のティンパニをピアノ低音で代用するのは厳しいですね。
しっかしリストはいい仕事をしてくれました。

満足度
★★★★★★★★☆☆
買った値段

1200円。ナクソス高くなったな、という印象。


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2010年06月16日

ショパンのピアノ協奏曲第一番にハマっています/のだめ、ランラン、アルゲリッチ他

最近ショパンの「ピアノ協奏曲第一番」にハマっています。きっかけは「のだめカンタービレ最終楽章後編」を映画館で見たことです。

この中で、のだめ(上野樹里)がシュトレーゼマン(竹中直人)とこの曲を共演するのです。

これを演奏した後、のだめは燃え尽きておかしくなってしまうのですが、大変なセンセーションを巻き起こした爆演なのです。



もともとショパンのピアノ協奏曲第一番はけっこう好きな曲なのですが、映画で見てますます好きになりました。
私が持ってるのはルービンシュタイン盤と中村紘子盤です。

これを最近繰り返し繰り返し聴いてたわけです。
普段聴き比べはしない私ですが、「この曲はもっとすごい演奏があるんじゃないか? この曲をもっといい演奏で聴いてみたい」と思うようになりました。

のだめの映画でのピアノは、もちろん上野樹里が弾いてるわけではありません。ピアノ演奏の吹き替え(妙な言い回しだな)はランランというピアニストがやってます。めざましテレビでその様子が放送されていました。ランランというピアニストはよく知らなかったのですが、めざましテレビでランランはトルコ行進曲を激しく演奏していました。激しすぎて、ちょっとヤバい人みたいでした。椅子から落ちるかと思いました。

その放送を思い出し、よし、次はランランの演奏で聴き比べてみようと思いました。

タワレコで1500円でランランの演奏するショパンのピアノ協奏曲のCDを買いました。のだめの演奏が聴ける、と期待しました。

しかし、聴いてみると特別優れたようには感じませんでした。確かに個性的かもしれませんが、やりすぎずにうまくまとめました、という演奏です。私は満足できず、すぐに次なるディスクを買うべく、今度は入念にネットで調べました。


その結果、アルゲリッチの演奏が激しいと知り、今日買いました。アルゲリッチのこの曲の録音は複数ありますが、私が買ったのは、1965年のショパンコンクールの演奏です。

これを聴いて、ようやく満足しました。しかし、他にもこの曲の良い演奏はたくさんあるみたいなので、機会があれば聴いてみたいです。以上、聴き比べに目覚めた話でした。


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2010年05月21日

クラシック音楽史をサッカーワールドカップのグループリーグっぽくしてみた【第二稿】

主な作曲家が数人ずつになるように年代を区切って、サッカーワールドカップのグループリーグっぽく予想してみるアホ企画の第二稿。
私の勉強不足ゆえ不十分なところもあります。


▼1400年以前生まれ
(グループA)
【1】グレゴリオ聖歌(作者不明)
【2】ヒルデガルト・フォン・ビンゲン[1098-1179]
【3】レオニヌス[12世紀]
【4】マショー[1300-1377紀]
▽「中世」のグループ。グレゴリオ聖歌は一つのジャンルとして外せないのでここに入れた。この時代はほとんど宗教音楽だけど、マショーは世俗的な作品を残している。
他にペロティヌスなどもこの時代に入る。


▼1401-1500年生まれ(グループB)
【1】デュファイ[1400-1474]
【2】オケゲム[1410-1497]
【3】ジョスカン・デ・プレ[1440-1521]
【4】ジャヌカン[1485-1558]
▽時代は「ルネサンス」に入った。前期から中期。デュファイとオケゲムはまだほとんど聴いてない。ジャヌカンのシャンソン「鳥の歌」は秀逸。

▼1501-1525年生まれ(グループC)
【1】タリス[1505-1585]
【2】ローレ[1516-1585]
【3】パレストリーナ[1525-1594]
【4】オルティス[1525-1570]
▽これがサッカーのグループリーグなら、宗教音楽の大家パレストリーナが一位通過で、弦楽のために作品を作ったオルティスは「勝ち点製造機」となる。2位争いは熾烈。


▼1526-1550年生まれ(グループD)
【1】ラッスス[1532-1594]
【2】バード[1540-1623]
【3】カッチーニ[1545-1618]
【4】ビクトリア[1548-1611]
▽実力が拮抗しているグループ。カッチーニの「アマリッリ」は声楽をやってたころに歌ったことがある。
他にホルボーンという作曲家もいる。


▼1551-1575年生まれ(グループE)
【1】ジョバンニ・ガブリエリ[1553-1599]
【2】ジェズアルド[1561-1613]
【3】ダウランド[1563-1626]
【4】モンテヴェルディ[1567-1643]
▽個性豊かなグループ。上から管楽合奏、マドリガル、リュート、宗教音楽の作曲家。【4】の突破が有力だが他は実力が拮抗していて楽しみなグループ。
他にマドリガル作曲家のマレンツィオやオルガン曲のスウェーリンクもいる。


▼1576-1600年生まれ(グループF)
【1】アレグリ[1582-1652]
【2】フレスコバルディ[1583-1643]
【3】ギボンズ[1583-1625]
【4】シュッツ[1585-1672]
▽ルネサンスが終わってバロックに入った。サッカーだったら、鍵盤音楽の【2】と厳粛な宗教音楽の【4】がリーグ突破しそう。【1】は代表作「ミゼレーレ」をモーツァルトが一度聴いただけで正確に記譜したエピソードで有名。
他にオペラの祖ペーリ、マドリガル・コメディのバンキエーリがいる。


▼1601-1625年生まれ(グループG)
【1】フローベルガー[1616-1667]
【2】ルイ・クープラン[1626-1661]
【3】シャンボニエール[1601-1672]
【4】カリッシミ[1605-1674]
▽強豪不在のグループ。【3】【4】は実は聴いたことありません。勉強不足です。



▼1626-1650年生まれ(グループH)
【1】リュリ[1632-1687]
【2】ブクステフーデ[1637-1707]
【3】ビーバー[1644-1704]
【4】シャルパンティエ[1645-1704]
▽順当に行けば、フランスで活躍したイタリア人【1】とオルガン音楽の【2】がリーグ突破しそう。
また、【1】は「指揮棒が足に刺さって死んだ」というエピソードが「トリビアの泉」で紹介され有名になった。【3】はヴァイオリンの名手、【4】はフランスの宗教音楽の作曲家。


▼1651-1675年生まれ(グループI)
【1】コレッリ[1653-1713]
【2】パッヘルベル[1653-1706]
【3】パーセル[1659-1695]
【4】フランソワ・クープラン[1668-1733]
▽バロック中期。カノンで有名な【2】が一位通過。激戦必至の2位争いにはイタリア、イギリス、フランスそれぞれのバロックを代表する作曲家が揃う。
他には弦楽のマレ、ナポリ派オペラのアレッサンドロ・スカルラッティ、アルビノーニらがいる。


▼1676-1700年生まれ(グループJ)
【1】ヴィヴァルディ[1678-1741]
【2】テレマン[1681-1767]
【3】J.S.バッハ[1685-1750]
【4】ヘンデル[1685-1759]
▽出た!バロック最後にして最大の死のグループ。激戦必至。サッカーで例えると上からイタリア、ナイジェリア、ブラジル、イングランドみたいな顔ぶれ。
他にはフランスのラモー、鍵盤ソナタを多数書いたドメニコ・スカルラッティもいる。


▼1701-1725年生まれ(グループK)
【1】C.P.E.バッハ[1714-1788]
【2】ペルゴレージ[1710-1736]
【3】グルック[1714-1787]
【4】L.モーツァルト[1719-1787]
▽前古典派と呼ばれ、あまり注目されない時代。強豪不在。【1】は親が有名で、【4】は息子が有名。【1】は多感様式で情熱的な作品を作り上げ、【2】は短い生涯の間に宗教音楽やオペラに傑作を残し、【3】はオペラの改革を試み、【4】は息子の教育だけではなくヴァイオリンの著書も残した。
他に、マンハイム楽派の祖・ヨハン・シュターミッツなどがいる。


▼1726-1750年生まれ(グループL)
【1】ハイドン[173518-1809]
【2】J.C.バッハ[1735-1782]
【3】ボッケリーニ[1739-1713]
【4】サリエリ[1750-1825]
▽古典派。【1】の一人勝ちのグループ。【4】はモーツァルトのライバルとして有名。【2】はバッハの末っ子でモーツァルトが尊敬した作曲家。【3】はチェロの名手で器楽に傑作を残した。
他に「ガヴォット」で有名なゴセックなどがいる。


▼1751-1775年生まれ(グループM)
【1】クレメンティ[1752-1832]
【2】モーツァルト[1756-1791]
【3】ケルビーニ[1760-1842]
【4】ベートーベン[1770-1827]
▽古典派後期。【2】【4】のグループリーグ突破は確実。【1】はヴァイオリンの名手ヴィオッティとの激しいプレーオフを制してここまで駒を進めてきたピアノの作曲家。【3】は「レクイエム」がやや有名。


▼1775-1800年生まれ(グループN)
【1】パガニーニ[1782-1840]
【2】ウェーバー[1786-1826]
【3】ロッシーニ[1792-1868]
【4】シューベルト[1797-1828]
▽ロマン派初期。歌曲王と呼ばれ器楽にも多数の傑作を残した【4】のリーグ突破は確実視されるが他は予想困難。【1】はヴァイオリンの超絶技巧の持ち主。【2】【3】共にオペラに名作がある。
他にピアノ教本で有名なツェルニーや、フンメルがいる。

ここから10年刻み。


▼1801-1810年生まれ(グループO)
【1】ベルリオーズ[1803-1869]
【2】メンデルスゾーン[1809-1847]
【3】シューマン[1810-1856]
【4】ショパン[1810-1849]
▽ロマン派の死のグループはここだ! ピアノ曲では敵のない【4】がやや優勢と見られる。【1】には一発があり、【2】【3】は器楽中心に安定している。短命な作曲家が多い。


▼1811-1820年生まれ(グループP)
【1】リスト[1811-1886]
【2】ワーグナー[1813-1883]
【3】ヴェルディ[1813-1901]
【4】オッフェンバック[1819-1880]
▽ここもかなり厳しいグループ。ピアノに技巧ある【1】以外は劇音楽に強い。【4】は不利なようだが、切り札「天国と地獄」には絶大な知名度あり。


▼1821-1830年生まれ(グループQ)
【1】フランク[1822-1890]
【2】スメタナ[1824-1884]
【3】ブルックナー[1824-1896]
【4】ヨハン・シュトラウス二世[1825-1899]
▽ロマン派後期から民族楽派初期。長大な交響曲の【3】と、ワルツ王の異名を持つ【4】の突破の予想が有力。【2】は合唱曲にもなった「モルダウ」が有名。循環形式の【1】は苦戦しそう。


▼1831-1840年生まれ(グループR)
【1】ブラームス[1833-1897]
【2】サン=サーンス[1835-1921]
【3】ビゼー[1838-1875]
【4】チャイコフスキー[1840-1893]
▽下馬評では交響曲と室内楽に強い【1】【4】が有利。【3】はオペラに才能を発揮した。【2】はやや苦しいか。
他に「展覧会の絵」のムソルグスキーがいる。


▼1841-1850年生まれ(グループS)
【1】ドヴォルザーク[1841-1904]
【2】グリーグ[1843-1907]
【3】リムスキーコルサコフ[1844-1908]
【4】フォーレ[1845-1924]
▽民族楽派全盛期。各国の個性がぶつかる。上からチェコ、ノルウェー、ロシア、フランス人。親しみやすい名曲を残した【1】【2】のリーグ突破がささやかれるが、深みのある【4】に頑張って欲しい。【3】の「シェエラザード」はフィギュアスケートでよく使用される。
他にマスネやサラサーテがいる。


▼1851-1860年生まれ(グループT)
【1】ヤナーチェク[1854-1928]
【2】エルガー[1857-1934]
【3】プッチーニ[1858-1924]
【4】マーラー[1860-1925]
▽有利と見られる歌劇の【3】、長大な交響曲の【4】にイギリス近代の雄【2】がどこまで食い下がるかが注目されるグループ。
他にスペインのアルベニスや「マーチ王」スーザらがいる。


▼1861-1870年生まれ(グループU)
【1】ドビュッシー[1862-1918]
【2】リヒャルト・シュトラウス[1864-1949]
【3】シベリウス[1865-1957]
【4】サティ[1866-1925]
▽ロマン派も民族楽派もそろそろ終わり、新しい時代が始まろうとしている時期。印象主義の【1】がやや優勢と見られるが、全く読めない。【2】は交響詩とオペラ、【3】は珍しいフィンランドの作曲家で交響曲を代表作とする。ピアノ曲の多い【4】は、トリッキーなプレイスタイルを持つ。


▼1871-1880年生まれ(グループV)
【1】ラフマニノフ[1873-1943]
【2】シェーンベルク[1874-1951]
【3】ホルスト[1874-1934]
【4】ラヴェル[1875-1937]
▽愛される名曲を作った作曲家の中で十二音主義の【2】が浮いている。予想は難しいがロマンティックなピアノ曲を持ちフィギュアスケートでも人気の【1】、ボレロの他にも傑作の多い【4】が有利か。
他にヴォーン・ウィリアムズ、スクリャービン、滝廉太郎、レスピーギなど、意外と豊作な10年。


▼1881-1890年生まれ(グループW)
【1】バルトーク[1881-1945]
【2】ストラビンスキー[1882-1931]
【3】ウェーベルン[1883-1945]
【4】ベルク[1885-1935]
▽リーグ突破は現代的な感覚のある【1】【2】で決まりだろう。【3】【4】はシェーンベルクの弟子。他にコダーイなど。不作な10年。


▼1891-1900年生まれ(グループX)
【1】プロコフィエフ[1891-1953]
【2】プーランク[1899-1963]
【3】カール・オルフ[1895-1982]
【4】ガーシュイン[1898-1937]
▽現代的な面白さのある【1】、ジャズの影響の強い【4】が優勢。【2】はフランスらしい洒落た作風、【3】は過去に取材した作品が有名。
他にミヨー、宮城道雄など。


▼1901-1910年生まれ(グループY)
【1】ロドリーゴ[1902-1999]
【2】ルロイ・アンダーソン[1908-1975]
【3】ショスタコーヴィチ[1906-1975]
【4】メシアン[1908-1992]
▽まだ保守勢が頑張っている。重厚な【3】の一位通過は堅い。神秘的な【4】が二位通過か。【1】はロマンあるスペインらしい名曲があり、【2】はわかりやすく聴いて楽しい名曲がある。
他にハチャトゥリアンなど。


▼1911-1920年生まれ(グループZ)
【1】ケージ[1912-1992]
【2】ブリテン[1913-1976]
【3】伊福部昭[1914-2006]
【4】バーンスタイン[1918-1990]
▽この辺の年代は実はよくわからないです。
やっと日本人が入った。【2】以外は、もはやクラシック音楽かどうかあやしい。【3】【4】は実は聴いてない。知ったかぶりです。【1】【2】がリーグ突破しそう。


▼1921-1930年生まれ(グループα)
【1】A.リード[1921-2005]
【2】クセナキス[1922-2001]
【3】シュトックハウゼン[1928-2007]
【4】武満[1930-1996]
▽なんとなく吹奏楽の【1】を入れた。残りは現代音楽。誰が抜けてくるかわからないグループ。



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2010年04月23日

のだめカンタービレの原作を読んで▽知らなかった曲リスト

2df48751.jpgここまでの流れ

オレはクラシック音楽が好き

のだめカンタービレというドラマを知る

ドラマなんか興味なし、無視

偶然見た

ハマった

映画見て感動した(一昨日)

原作23冊衝動買い(昨日)

読破(今日)

オフィシャルサイトみたいなのにアクセス

マングース占いは中吉

有料コンテンツはやらない。そこまで好きじゃないや(今日)



読破して感動した。映画とは少し違う。原作と実写の違いを見つけるのも興味深い。


周りにクラシック音楽好きな人がたくさんいて、尊敬する音楽家がいて、まわりにはいつも音楽があり、音楽とともに生きている。
みんな将来に夢や目標があり、一生懸命生きている。
迷ったり、挫折したり、成功したり、恋したり、全力で今を生きている。青春って感じだ。
そんな若々しさやひたむきさが感じられて、とても美しい感動的な物語だと思った。
映画の前編をテレビで見た時から、何か胸の奥に響くような、そんな甘酸っぱい感じがずっと続いている。

みんなが音楽でつながってる、若くてひたむきで前向きでちょっと変な世界。素敵すぎる。のだめの世界が美し過ぎる。
そんな世界に憧れる。存在しない何かへの憧れだ。


やっぱりいいなあ。クラシック音楽はいいなあ。ますますクラシックが好きになった。
特に大事な場面のモーツァルトの2台のピアノのためのソナタが好きになった。バラバラになりかけた2人が再び結びつく、あの場面が最高に感動しました。








それとはあまり関係ないけど、原作の中に登場した曲目リストを作り、知らない曲目がどれくらいあるか調べた。オレはこういうのが好きで、「名曲100」みたいなのを見つけると知らない曲がどれくらいあるか数えます。

ざっと数えて、「のだめカンタービレ」23冊には150曲前後のクラシックの曲が登場する(演奏されたものだけでなく、話に出ただけのものも含む)。

そのうちオレが聴いたことないのが35曲あった。2割は聴いてないわけだ。一応オレはクラシックを15年聴いて千枚以上CDを聴いたが、のだめの2割の曲は知らないわけだ。こういうマニアックなところも侮れない。

知らなかった曲をリストアップする。全部知ってる方がいたら師匠と呼ばせて下さい(笑)

【6巻】
▼ジョリヴェ:打楽器と管弦楽のための協奏曲
▼エルガー:ヴァイオリンソナタ
▼エルガー:チェロ協奏曲
▼エルガー:ゲロンティアスの夢
▼エルガー:交響曲第1番
▼エルガー:交響曲第2番
▼エルガー:交響曲第3番
▼エルガー:弦楽四重奏と弦楽合奏のためのアレグロ
▽エルガー知らなすぎだな…


【7巻】
▼ヒンデミット:ヴィオラ協奏曲

【8巻】
▼シューマン:「マンフレッド」序曲
▼シューマン:ピアノソナタ2番
▼ストラビンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章

【9巻】
▼サラサーテ:カルメン幻想曲

【10巻】
▼ヴェルディ:オテロ
▼ラヴェル:鏡
▽オペラはオレの弱点

【11巻】
▼ラロ:スペイン交響曲
▼ロッシーニ:私は街のなんでも屋~「セビリアの理髪師」から
▼スカルラッティ:ソナタK525

【13巻】
▼リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲

【14巻】
▼ドビュッシー:12の練習曲

【16巻】
▼ジョリヴェ:バソン協奏曲
▼グリンカ:「ルスランとリュミドーラ」序曲
▽調べたら、ジョリヴェって面白そうだと思った

【18巻】
▼ミュライユ:ラ・コンドラブール
▼アルベニス:イベリア組曲

【19巻】
▼イザイ:チェロソナタ6番
▼ショパン:スケルツォ1番
▼サン=サーンス:ヴァイオリンソナタ1番
【20巻】
▼ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
▼ヴェルディ:リゴレット
▼メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし
▼フランク:プレリュード
▼シャブリエ:気まぐれなブーレ

【21巻】
▼ガーシュイン:アイ・ガット・リズム
▼黛敏郎:舞楽

【23巻】
▼ミヨー:「スカラムーシュ」サクソフォンと管弦楽の組曲


「タイトルは聞いたことあるんだけどなあ」という曲が多い。そういうのをキチンとつめておかないとな。まだまだクラシックの世界は広いってことですね。

これらを今すぐ探して聴く気はないけど、CD屋でみかけたら「あっ、これって、あの時の…」と手にとってしまうだろう。財布と相談するだろう。そういう意味では、これも一つの出会いだ。
笑って感動してクラシックの隠れた傑作に出会えるなら、こんな贅沢なことはない。
ありがとう、のだめカンタービレ。



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2010年04月21日

のだめカンタービレ 最終楽章 後編 あらすじと主な使用曲

86a39a46.jpg映画館ではメモをとれないので記憶だけで書きます。


千秋(玉木宏)がのだめ(上野樹里)と離れて暮らすことになるエピソード。
のだめが日本からきたやつらとパリ観光をする楽しいエピソード。
清良がコンクールでブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いて3位になるエピソード。

千秋とルイ(山田優)がラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を共演することが決まった。

そのころのだめはコンクールのピアノ部門を聴きに行き、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を知る。この曲が気に入ったのだめは、いつか千秋とこの曲を共演したいとみんなに話す。

のだめはコンクールに憧れ、目の前の課題がおろそかになる。それをオクレール先生は見抜く。

後にのだめは千秋がルイとラヴェルを共演すると知り、ショックを受ける。

のだめの課題に付き合う千秋。ショパンのピアノソナタ第3番、ベートーベンのピアノソナタ31番など。
のだめはすごい集中力でヘトヘトになるまで音楽に打ち込む。のだめと千秋は、ふたりで協力して乗り越えていく。仲むつまじい。


ある朝のだめはシーツをかぶってオバケのような格好で千秋に「結婚して下さい」と言う。千秋は「バカ」と言い、のだめを突き飛ばして足早に去る。

千秋とルイの演奏会は大成功となり、のだめは落ち込む。ルイはのだめがやりたかった以上の演奏をしたのだ。

のだめは明るく振る舞うが、そこには無理がある。

そんなのだめの前に、実は生きていたシュトレーゼマン(竹中直人)が現れる。落ち込むのだめの話と演奏を聞く。
「チアキノコトハワスレテ、ヤリタカッタコトヲヤッテミマセンカ」
魔法陣が現れる。シュトレーゼマンの魔法にかかり、のだめは急遽シュトレーゼマンの指揮でコンチェルトを演奏することになる。

演奏会。ショパン、ピアノ協奏曲第1番。
のだめの目はうつろで生気がない。しかし演奏が始まると徐々に生き生きとしてくる。

演奏は大成功で、各地で大きな話題となる。
演奏後にのだめの元を訪れた千秋だが、「会いたくない」と断られる。


その後のだめは行方不明になる。「あれ以上の演奏はできない、もうピアノは弾けない」
シュトレーゼマンの「コノ年デコンナ目ニアウナンテ…イキテテヨカータ」という台詞がなぜかツボに入りました(笑)イキテテヨカータ。

千秋の苦悩の日々が続く。
「多クノ人ハ時間ガタテバキリカエラレマス。デモゴクタマニ、イツマデタッテモキリカエラレナイ人トガイマス。ソウイウ人ハ…消エマス」というシュトレーゼマンの不吉な言葉。
ここでマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲。私はこのあたりから切なくなり泣けてきました。


自室のゴミ?の中から起き上がったのだめは、アパートの別の部屋から聞こえてくる不思議な音に導かれ、ドアを開ける。そこにいたのはコンセルヴァトワールの作曲科の女性だった。打楽器とテルミンのための作品を作っていたのだ。音楽は自由に楽しむものだと再確認する。二人は仲良くなり合奏を楽しむ。そこへ、のだめの仲間が来てのだめは見つかる。

のだめは子供達と遊ぶ。幼稚園で子供達にピアノを弾く。子供にピアノが下手だと言われる。

黒木からのメールでのだめの居場所を知った千秋はのだめの元へと走った。のだめはベートーベンピアノソナタ8番「悲愴」2楽章を弾いていた。
「先輩とコンチェルトをやって失敗したら、もう先輩を好きでいられなくなるような気がして…」

迷うのだめの手を引き、千秋は2台のピアノの前に着く。
そしてモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」を弾こうという。
「そんなことしてなんになるんですか」「やってみなきゃわかんないだろ!」
この曲は二人の思い出の曲。のだめは自分を取り戻してゆく。


生きている限り、本当の最高の演奏なんてない。音楽家は、最高の演奏を目指しして演奏を重ねてゆくのだ。


橋の上での長いキス。ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」とともに字幕が流れる。エンドロールの間も映像やセリフがあるから最後まで楽しめる。





本当に感動しました。音楽もいいですが、二人の恋の行方にも注目です。行方不明ののだめを思い苦しむ千秋を見ていたら、男としてグッとこみ上げるものがありました。

このメモは私の備忘録ですが、気になった方は是非ご覧になってみて下さい。




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2010年02月02日

▽歴史の潮流▽戦国史の潮流▽音楽の潮流

今日ネット上で見つけた言葉


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/30(土) 01:26:43.58 ID:TFFPHTJq0
「中尉……私は少し歴史を学んだ。それで知ったのだが、人間の社会には思想の潮流が二つあるんだ。
生命以上の価値が存在する、という説と、生命に優るものはない、という説とだ。人は戦いを始める とき前者を口実にし、戦いをやめるとき後者を理由にする。それを何百年、何千年も続けて来た……」



ネットしてると、見つけてすぐに保存したくなる言葉、というのにたまに出会うことがある。

▼この歴史の潮流うんぬんについてちょっと考えてみたりしたんだけど、考えてたら頭が痛くなった。まただ。ここはゆるいブログにしたい。

オレは「信長の野望」ってテレビゲームを少しやってて、その関係で戦国史について少し調べたことはあるけど、そんな発想はなかった。
政治が乱れて政権をめぐる争いが起こり、政権が樹立され争いがやんだ。戦国史というのは、おおざっぱに言ってしまえばそれだけのことだ。
個々の出来事や人物が面白いせいか、全体を捉えた文章はあまり見かけないな。

▼オレは多少クラシック音楽史がわかるけど、そこからどんな潮流が見えるだろうか。

▽たとえば中世はほとんど宗教音楽ばっかりだった。音楽は神に捧げるものだ。
▽15.16世紀、ルネサンスに入ると民衆の音楽も流行り始めるが、まだまだ比重は宗教だ。
▽17.18世紀、バロックや古典派になると、王や貴族のために多くの作品が作られた。音楽は貴族のたしなみだ。
▽19世紀、ロマン派あたりから評論家が幅をきかせ始め、一般受けも大事になってくる。ピアノの普及からか一般家庭で音楽が演奏され始める。
▽20世紀、現代音楽は、音楽を個人の実験場にした。もはや限られた人にしか理解できない。それに反発するかのように軽音楽が大流行を始める。
▽21世紀、現代は音楽を映像と合体させ巷に氾濫させる。また、音楽家がいない場所でも音楽は鳴り響くようになり、否応なく耳に入る。ついに音楽は神のものからみんなのものになった。



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