ロボット

2011年11月22日

藤子・F・不二雄「ドラえもん」23巻 内容と感想

藤子・F・不二雄 ドラえもん 23巻



はじめに

てんとう虫コミックスのドラえもんを1巻から順番に読んでゆく企画。大人になってから読むとどう変わるか、楽しみに読む。





内容と感想

本人ビデオ
男性二人を何度も衝突させるくだりが好きだなあ。

「目は前へ前へとすすむためにある」の時もこの道具を使えば良かったんじゃないか。





もはん手紙ペン
手紙では素敵な文章を書けるのに話すと口下手という状態が興味深い。オレの父がこういう人だった。




ハッピーバースデージャイアン
ジャイアンの誕生日が6月15日だとわかる。

歌の歌詞が面白い。
「雨がふれば~胸の心の頭もぬれるよ~♪」

祝ってもらえないジャイアン、つらかっただろうな。





まあまあ棒
「かんにんぶくろ」は自分で怒りを我慢する道具だが、まあまあ棒は他人の怒りをコントロールする道具だ。

さっきの話につづきジャイアンが怒りっぽいエピソードだ。




水加工用ふりかけ
これは夢のある道具。水をさまざまな材質に変えることができる。
ジャイアンって紋付き袴が似合う。





透視シールで大ピンチ
しずかちゃんと出来杉が交換日記をしていて、のび太が嫉妬してる。透視シールでは嫉妬を加速させるばかりだ。つらい話だ。

ここでは出来杉の名前は英才だ。





ぼくよりダメなやつがきた
多目くんというのび太以下の能力の少年が登場する。のび太は調子に乗って勉強を教えたり、勝つとわかる勝負をして楽しむ。
ドラえもんは何も言わず「配役いれかえビデオ」を出す。

オレもこういう部分あるし、恥ずかしくなってくる身につまされる話だ。道徳の教科書に載っていいような内容だ。オチはアレだけど。




異説クラブメンバーズバッジ
不思議な話。バッジをつけた時しか見えない地底人は実在するものなのかしないものなのか。

異説を異説と認識しながらも信じるというのは絶妙だ。




オキテテヨカッタ
本屋のおじさんがいつもの人だ。夜間は10分の1というけど、商売になるのかね。
映画の同じ場面繰り返し見てる。宇宙船が気に入ったのかな。同じような絵だが、微妙な違いを探すのが面白い。見れば見るほどそっくりだ。




長い長いお正月
たこあげやはねつきが正月の風景になってる。お笑い番組ばっかり見てる正月風景になったのはいつからだろう。

アクションカルタはオリエンテーリングみたいだな。

凧に乗って遊んでる時にのび太が「こういうおもしろい遊びならあきないんだよ」と言った次のコマでさっそく飽きてるのがおもしろい。漫画ならではの表現だ。





大あばれ、手作り巨大ロボ
これも夢のある話だな。

スネ夫の持ってる等身大ロボがすごい。動きはギクシャクしてるようだがいじめに使える。

ドラえもんに「ぼくもロボットほしい」とのび太が言ってる。ロボット出してるドラえもん。二人ともおかしいと思わないのか。

のび太のタイタニックロボがスネ夫のグランロボを「ペチャ」と瞬殺するのが爽快だ。

このタイタニックロボ、単三電池四本で10時間動くというから驚きだ。

のび太は山奥の子供に「しっかり勉強しなよ」と言いながら2コマ後には「学校をこわしておけばよかった」と言ってる。さっきもこういうのあった。この一貫性のなさがのび太の面白いところだ。





おわりに
23巻を読んで思うのは、夢のある道具が多いことだ。
水加工用ふりかけ、異説クラブメンバーズバッジ、お正月用の道具の数々や手作り巨大ロボ。
「ぼくよりダメなやつがきた」は自分のことのようで恥ずかしかった。





ドラえもん 内容と感想
第1巻
第2巻
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mk7911 at 17:24|PermalinkComments(0)

2010年12月26日

題名のない音楽会「振ってみまshow!」第6回 感想[2] - 踊るメトロノーム

「題名のない音楽会」振ってみまshow!第6回感想[1]の続き。




今週は先週に引き続き「振ってみまshow」が放送された。


最初はサザエさんのコスプレ主婦。お玉を持ってる。飛んだりしてる。こういうのは好きじゃない。


次は77歳の男性だったかな。英雄の葬送行進曲。印象に残らない。


次は学生さん。いかにもリア充という感じで、ダンスやゲームを好む。AKBのダンスを披露してた。
ファイナルファンタジーを颯爽と指揮していた。ファイナルファンタジーがいい曲なのはよくわかった。


最後はチャイコフスキーの5番を指揮する男性。YouTubeで見た時は体全体を使いまくっていて、大げさだと思った。
今回も大きな指揮を見せていた。指揮の中で客席の方を指差していたが、これは「遠くまで響かせてくれ」という意味だそうだ。

演奏後にオーケストラを全員立たせ、コンマスと握手。これがやりたかったそうだ。その気持ちはわかる。



▽審査員の岩村力さんの指揮講座。といってもブラームスのハンガリー舞曲5番を指揮するだけだ。
この曲はテンポの変化が多い。

これは良かった。「オーケストラを操っている」感じがした。また指揮真似したくなった。





▽審査結果発表。

「家族みんなでHAPPYで賞」はサザエさんの主婦。
賞のネーミングがひどい。このサザエさんは「NHKのど自慢」と同じ感覚で出てきたんだろう。


「肩こらないで賞」は最後のチャイコフスキーを指揮した男性。肩の運動みたいな指揮、ということで馬鹿にしたような賞だ。音楽関係ねえ。もし一流の指揮者にこういう賞をあげたら、もう一生口きいてくれないと思う。


グランプリは先週ワーグナーを振った男性。
これは納得。
「テンポを自分で作っていた」というのが理由だそうだ。






▽最後にカルメンの前奏曲をみんなで指揮して終了。代表指揮は佐渡裕さん。「代表指揮」って…





▼このあとサンデーモーニングにチャンネルを変えたら、「相撲をするロボット」「ボーリングするロボット」が映っていた。


指揮がもしテンポだけを指示するものならば、それこそロボットでも充分だろう。棒を振る動きをプログラミングしておけばいい。あるいはロボットに適した指揮法があるかもしれない。


しかし指揮はテンポの他に、音のバランス、楽譜の解釈、奏者とのコミュニケーションなどたくさんの要素を含む。
「振ってみまshow」の指揮はテンポに特化しているから、どうしても指揮者が「踊るメトロノーム」になってしまう。そこに素人と本物の指揮者の越えられない壁がある。指揮と指揮真似の間には越えられない溝がある。


とはいえ、いろんな方の音楽への愛や情熱を感じられるコーナーだから好きだ。次を楽しみにしている。




 


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mk7911 at 10:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)