指揮

2010年12月26日

題名のない音楽会「振ってみまshow!」第6回 感想[2] - 踊るメトロノーム

「題名のない音楽会」振ってみまshow!第6回感想[1]の続き。




今週は先週に引き続き「振ってみまshow」が放送された。


最初はサザエさんのコスプレ主婦。お玉を持ってる。飛んだりしてる。こういうのは好きじゃない。


次は77歳の男性だったかな。英雄の葬送行進曲。印象に残らない。


次は学生さん。いかにもリア充という感じで、ダンスやゲームを好む。AKBのダンスを披露してた。
ファイナルファンタジーを颯爽と指揮していた。ファイナルファンタジーがいい曲なのはよくわかった。


最後はチャイコフスキーの5番を指揮する男性。YouTubeで見た時は体全体を使いまくっていて、大げさだと思った。
今回も大きな指揮を見せていた。指揮の中で客席の方を指差していたが、これは「遠くまで響かせてくれ」という意味だそうだ。

演奏後にオーケストラを全員立たせ、コンマスと握手。これがやりたかったそうだ。その気持ちはわかる。



▽審査員の岩村力さんの指揮講座。といってもブラームスのハンガリー舞曲5番を指揮するだけだ。
この曲はテンポの変化が多い。

これは良かった。「オーケストラを操っている」感じがした。また指揮真似したくなった。





▽審査結果発表。

「家族みんなでHAPPYで賞」はサザエさんの主婦。
賞のネーミングがひどい。このサザエさんは「NHKのど自慢」と同じ感覚で出てきたんだろう。


「肩こらないで賞」は最後のチャイコフスキーを指揮した男性。肩の運動みたいな指揮、ということで馬鹿にしたような賞だ。音楽関係ねえ。もし一流の指揮者にこういう賞をあげたら、もう一生口きいてくれないと思う。


グランプリは先週ワーグナーを振った男性。
これは納得。
「テンポを自分で作っていた」というのが理由だそうだ。






▽最後にカルメンの前奏曲をみんなで指揮して終了。代表指揮は佐渡裕さん。「代表指揮」って…





▼このあとサンデーモーニングにチャンネルを変えたら、「相撲をするロボット」「ボーリングするロボット」が映っていた。


指揮がもしテンポだけを指示するものならば、それこそロボットでも充分だろう。棒を振る動きをプログラミングしておけばいい。あるいはロボットに適した指揮法があるかもしれない。


しかし指揮はテンポの他に、音のバランス、楽譜の解釈、奏者とのコミュニケーションなどたくさんの要素を含む。
「振ってみまshow」の指揮はテンポに特化しているから、どうしても指揮者が「踊るメトロノーム」になってしまう。そこに素人と本物の指揮者の越えられない壁がある。指揮と指揮真似の間には越えられない溝がある。


とはいえ、いろんな方の音楽への愛や情熱を感じられるコーナーだから好きだ。次を楽しみにしている。




 


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mk7911 at 10:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年12月19日

題名のない音楽会「振ってみまshow!」第6回 感想[1]

初めて「題名のない音楽会」の人気コーナー「振ってみまshow!」を見た。

以前ここでこのコーナーについて書いた。
指揮まねについて調べてみた/好田タクト、振ってみまSHOW

数人の(一応は)素人の方が指揮していた。
皆さん口々に感動したと言う。でも見てるオレの方はそれほど感動しなかった。
やはり指揮真似というのは、基本的にやってる本人だけが何かを感じるものだ。

▽アイネクライネナハトムジークの最後をリタルダンドさせた飛び入り参加の男の子に感心した。
▽悲愴のフィナーレを振った少年は選曲が渋いと思った。
▽最初に登場した男性は、以前オレがほめた人だ。うなづきながら指揮すると奏者にやる気を与えることができる。

1分はちょっと少ないな。

少し前に指揮真似していたけど飽きたオレは「この放送を見たら再び指揮まねしたくなるだろうか」と期待して見たけど、そんなことはなかった。

動画を見て自分で勝手に審査してる方が面白いや。

佐渡さんが、指揮でコントロールできずテンポがグダグダになる現象を「茹ですぎた麺」と形容していたのが印象的だった。


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mk7911 at 11:03|PermalinkComments(3)TrackBack(0)

2010年11月28日

大きな声では言えないが、最近は指揮真似しながら音楽を聴くようになった

マイブームって言葉自体、最近あまり聞かないな。



オレは飽きっぽい男だ。

▽ドラクエ8もやめてしまった
▽ピアノで「アイネクライネナハトムジーク」を練習してたのもやめてしまった
▽2ちゃんねるのクラシック板のまとめにも飽きた
▽マニアックなクラシックCDのレビューもご無沙汰になっている
▽ライトノベル・キノの旅を読みかけでやめてたけど、それは再開した。


そんなオレが今、暇さえあればやってるのが、
▽ベートーヴェンの交響曲全集を異なる演奏で集める
▽それを指揮真似しながら聴く
というものだ。



▼ベト全聴き比べ

26日にシェルヘン旧盤、27日にカラヤン60年代盤を買い、これでベートーヴェン交響曲全集は4つになった。まだまだ少ない。
持ってる人は何十種類も持っている。


オレは今まで聴き比べなんかしなかった。CDを買うなら、少しでも知らない曲を多く聴きたいと思って集めてきた。それでマニアックな曲をいろいろ聴いた。
しかし今はベートーヴェン交響曲全集ばかり聴いている。つまり、運命とか第九を聴きまくっている。


同じ曲を繰り返し聴くのはけっこう楽しいと知った。だんだん細部が見えてくるし、馴染んでくる。


広く聴く楽しみから、深く聴く楽しみに変化してきた。

何種類かベートーヴェン交響曲全集を聴いたが、みんな違う。録音状態、繰り返しの有無、テンポ、音色、いろいろ違う。違いが楽しい。




▼指揮真似

以前にも書いたが、オレはクラシックを聴くと眠くなる。退屈で眠くなるのではなく、気持ち良くて眠くなる。その眠気は鑑賞の妨げになる。
あるいは、携帯が気になったり、他のけとをしたくなる。

なんとか集中を保って聴けないものか。
そこで指揮真似するようになった。

指揮真似とは、文字通り、指揮者の真似をして曲に合わせて手を振ることだ。

立って(座ってやることもある)ペンを持って、自分がコントロールしてるつもりで手を振る。曲想に合わせて優しくしたり激しくしたり、表情をつける。

こうしてると気持ちよく聴けるし、眠気と戦うことなく集中して鑑賞できる。体全体で聴く感じだ。

始めはぎこちなかったり恥ずかしかったりしたが、だんだん自信を持って振れるようになってきた。
オレは指揮法を知らないから全くデタラメにやってるんだけど、自分のやり方が確立してきたのが嬉しい。

例えば
▽優しく曲想ならくねくねと振る
▽軽い曲想なら振り幅を小さくする。ペンの持ち方も変える。指二本で軽くつまむ。
▽弱い時は片手(右手)、強い時は両手で振る。
▽激しい時は当然激しく振る。えぐるように動かしたり、ペンで突き刺すような動かし方もする。
▽3拍子4拍子など拍子も意識はするけど、あまり捕らわれ過ぎないようにする。
▽楽器の交代や特定の楽器が目立つ時にはその楽器がいるであろう方向に向かって指揮する。

などなど。

また、口を動かしてメロディーやリズムを歌う。ただし声は出さない。





そんなふうにして音楽に没入する。
この方法で聴くと同じ曲での演奏による違いがわかりやすい。



もちろんこれは他人に見られてはいけない。そこは注意している。
ただ座って聴いてるだけでも集中して鑑賞できるなら、指揮真似なんてする必要は全くないんだけどね。


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mk7911 at 22:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月11日

クラシック音楽好きなのに、聴いてると眠くなる。

このブログのタイトルにフォーレの言葉を引用した影響で、フォーレを久しぶりに聴きまくっている。やっぱりいいよフォーレ。

でもだからといってオレが問答無用でフォーレが一番好きかというと、そうでもなかったりする。中島みゆきのファンクラブに入ってたし、自称モーツァルティアンだった時期もある。


ところで、オレはクラシックが好きなくせに、クラシック音楽の鑑賞が苦手なんです。

例えば、まず座って再生ボタンを押すとしましょう。すると音楽が始まるわけです。

オレはうまく鑑賞したいから、「これは序奏だな」「これが第一主題だな」「フルートとオーボエが重なっているな」などと考えるわけです。
すると「今日はあのブログをまだ見てなかったな」「飲み物が欲しいな」「明日はどういう予定だったっけ」などと余計なことを考えるわけです。

少し余計な考えをして、我に帰ると、音楽は少し進んでいます。「あー今日こそは完全に集中して聴きたかったのに、もういいや」と適当な考えになって他のことをしながら聴いたりします。

あるいは、もっとひどい時は「ああ~気持ちいい音楽だわあ…」と意識が遠くなってしまいます。頭がガクッとなって我に帰り「いかんいかん!」と思うわけです。でもそれを繰り返すと「やっぱり寝た方がいいや」と気が変わり、昼寝タイムに突入します。

そのように「鑑賞失敗」することが多く、CDを買ってもなかなか消化できなかったりします。

それを2ちゃんねるのクラシック音楽板で相談したら「立って指揮真似しながら聴け」「オレは栄養ドリンク飲んで聴いてるよ」というレスをもらいました。
指揮真似したこともありますが、指揮の仕方なんか知らないからやってても「こんな指揮でいいんだろうか」と疑問が先に立ちますし、けっこう手が疲れます。ネタレスだったのかも。


だから深い鑑賞にこだわらずにほとんどBGMみたいに聴くことが多いです。

ちなみに、寝る時は必ずイヤホンで音楽聴きながら寝ます。そうするとまわりの音が気にならず、早くよく眠れるんです。
最近はウィリアム・バードという16世紀の作曲家の「器楽・声楽作品集(ナクソス)」というCDをよく使います。よく眠れるんです。寝ながらだと、何回再生しても途中で寝てしまい、最後までたどり着けません。






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mk7911 at 07:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)