日記

2018年05月29日

《歌集読む 169》 岸上大作『意志表示』  ~替わりばんこで転がりに来る、ほか

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岸上大作『意志表示』の角川文庫を読んだ。初版が昭和47年。280ページあり、短歌のほかに評論や日記も収録されている。

短歌は制作年が進んだり戻ったりしているが、おおむね逆編年体と見ていいのかな。「意志表示」で始まり「高校時代」で終わっている。



印つけたところから引いてみます。



幅ひろく見せて連行さるる背がわれの解答もとめてやまぬ/岸上大作



問いつめているも負目と知らされて受話器に聞きている咳の音/岸上大作



夏服の群れにひしめき女学生たちまち坂を鋭くさせる/岸上大作



キリストを説く青年のわれよりも渇ける瞳見てしまいたり/岸上大作



アパートの庭にわずかな夏草を子等替りばんこで転がりに来る/岸上大作

→「かわりばんこ」って言葉、あったよなあ。全然使わなくなった。なんか優しい。「こ」のあたりが優しいのか。
草って転がって遊ぶものなんだな。



台風の行方を憂いて少年が寄る窓呼気にまあろく白し/岸上大作
→カメラが、外か向かいの建物にある感じか。窓の向こうから少年を見ている思いがする。
窓に顔を押し付けんばかりの位置にいるからガラスが曇るわけで、ここに「憂い」がうかがえる。



一つずつ街灯されてゆくことも負担のごとしいまのわれには/岸上大作
→街灯が一つずつ点ることを「街灯(がいとう)されて」っていうのか……と思ったら、ちがいますね。「街灯(まちとも)されて」だ。





あいさつも上手になりて精米所丁稚の友が配達に来る/岸上大作

水色の花瓶はいずこ飾らんと話題ははずむ今朝のホームルーム/岸上大作

父なきゆえ進学の望み断ちしという友と歩けば語ることなく/岸上大作

→「高校時代」から三首引いた。1955年から57年の高校生だから、60年前の高校生だ。



短歌が100ページほどだけど、日記も100ページほど収録されている。
人に読まれることを前提としていない文章がもってる、ある感じがあった。

カタカナが多いのが気になった。「アイマイ」とか「コッケイ」とかは、漢字がすぐに出てこないからだろうか。
「ヤレヤレ」とか「フルサト」とか「ソレヨリも」「なるマイ」「ダラシナク」などはそうじゃないだろう。読みながら、だんだんカタカナばかり気になってきた。

政治的な内容とか、悩みの部分が読みどころなんだろうけども、自己嫌悪とか夢精したというところが一番印象にのこった。
「みずからの弱さに嘔吐しながら弱さにおぼれている」という一文で終わっている。



オレは高校一年のころから日記つけてて、今もつけている。ネットでブログとかやる前は、ブログ以後よりもしっかり日記を書いてたなあと、昔を思い出した。

箇条書きなんだけど長さがそろってなくて、内容もバラバラでテンションがよく変わるあたりが、日記っぽさというか、ナマっぽさなのかなと思った。



▼▼▼



【こっちもおすすめ】
noteのほうでは、ブログでは読めない内容の記事をたくさんアップしています。

2018年4月のオレの短歌とその余談 https://note.mu/mk7911/n/n312ada1a7ec2


未来賞をいただいて、いま書きたいこと
https://note.mu/mk7911/n/n0b1f389aea2f



などなど、
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2017年05月21日

〈結社誌読む 98〉 「なんたる星」2017年4月号  ~ひ ひ ひ ひとをころした夜、ほか

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「なんたる星」2017年4月号。日記号。



終バスの座席の下に 届くかな 折りたたまれて 馬券になった/はだし「きいている」
→バスの整理券かと思った。「終バスの座席の下に」あるものといったら、まずはそれかなと。落っこちた整理券を、手を伸ばして拾おうとしている。手が届こうとするところで「折りたたまれ」る。どういうこと? 整理券じゃなかったか、と思ってると「馬券になった」。
「なった」ってことはそれまでは馬券じゃなかったんだ。あるいは馬券じゃないつもりでいたんだ。整理券だと思って拾おうとして馬券になったんだとしたら、じゃあ整理券はどうなったのか。っていうかこの馬券こそなんなのか。
夜中の暗がりで何かが起こっている。

折りたたまれてひらいたら別の紙になっていた、ってことだとしたら手品っぽくてそれもいい。




滝のおもちゃ メモに書いてあり おもちゃ屋のまんなかで耳をすました/迂回「滝のおもちゃ」
→メモを持っておもちゃ屋に来ている。「このおもちゃを買ってきて」とメモを渡されたのか。滝のおもちゃってあるのか。滝のおもちゃは滝の音がしているだろうから、音でわかるかと耳をすましている。そう読んだ。

おもちゃ屋のがちゃがちゃした音の向こう側から、ドドドと滝の音がしてきそうだ。滝の音は、自然の中にいるときの清らかですがすがしい気分を思い出させる。



ひ ひ ひ ひとをころした夜に飲むホットミルクのゆげのしつこさ/加賀田優子「すきなひといないの」
→「ひ ひ ひ」だけでもうおもしろい。「ひとをころした」を導いている「ひ」だ。殺された者や発見者の声か、それとも殺してしまった者の驚愕の「ひ」なのか。笑い声にも見える。縦書きにしたときに、湯気の形に見えなくもない。

ミルクから命を導くような読み方は、言うとアレなのでまあいいとする。

「ゆげのしつこさ」。殺人者って、なにもかもに追われているような感覚でいるんだろうな。ゆげからもしつこくされたくない。
ひらがなへのひらきかたもいいんじゃないでしょうか。



気分はもう気分はもう落ちているパンひろって晩ごはんにする気分/加賀田優子「すきなひといないの」
→「落ちている」は気分でもあり、パンでもある。パンって落ちてるかな。落ちてたら食べてしまいそうなくらいの気分だ、というふうに読んだ。
拾って食べるのは良くない、とも感じなくなっている。とにかく下にしか目がいかない。
665665? もう短歌の形に整えようという気もないほど落ちている。



特集の日記は、スコヲプさんのがおもしろかった。変といえば変だけど、オレの日記もわりとこういう感じだからリアルに感じる。
一日のなかで気になるものや日記に書きたくなるものって、限られている。知らない人が見てもわからないような書き方するのもオレと同じだ。
水かさ、色、死骸。物語の予感がする。



「なんたる星」四月号はこちらから読めます。

http://p.booklog.jp/book/114187






以上です。
んじゃまた。


▼▼




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2017年05月09日

《歌集読む 97》 東直子『十階』  ~焼野原かもしれないけれど、ほか

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東直子さんの『十階』を読んだ。「短歌日記2007」ということで、三百六十五日の短歌と短い文章がある。このシリーズを読むのは初めて。
ふらんす堂。



つきあたりを曲って上に出てみれば焼野原かもしれないけれど/東直子『十階』
→上に出れば焼野原ってことは、地下を歩いているのだと読んだ。たしかに地下にいるあいだには地上のことはわからない。なにごともない前提でいるけど、地上が一変している可能性もなくはない。
上に出る前に「つきあたりを曲って」いる。このつきあたりが世界を変えている気がする。マジックでいうと、三つ数えて指を鳴らすような役割がこの「つきあたり」にあるんじゃないか。
つきあたりで人とぶつかってその後の運命が変わるなんて話もある。



だれもうしろをふりかえらない乗り換えのための通路で落としそうです/東直子『十階』
同じ作者の

おねがいねって渡されているこの鍵をわたしは失くしてしまう気がする

と合わせてみたい。オレのなかの「この短歌を読んだ人はこの短歌も読んでいます」でつながっている。
なくしてしまうのを予感しているし、どこで落とすのかまでうすうすわかっている。それなのに、まんまとなくしてしまうと。なくすのをとめられない。
乗り換えのための通路ではだれもうしろをふりかえっていないというのはすごい観察だ。



あんなあ、と言うタケちゃんの物語ヒマラヤ杉のあたりまできた/東直子『十階』
→「あんなあ、」だけでタケちゃんのキャラが立ち上がってくる。くだけたしゃべり方だ。
「ヒマラヤ杉のあたり」はその物語を知っている人にだけ通じる。読者は置いていかれるが、タケちゃんとヒマラヤ杉になんの関わりがあるのか、想像を刺激する。


こゑひくき帰還兵士のものがたり楚火を継がむまへにをはりぬ/斎藤茂吉

という歌を思い出す。三句が同じだ(表記はちがうけど)。
「あんなあ」と「こゑひくき」、
「ヒマラヤ杉」と「焚火」、
「あたりまできた」と「をはりぬ」。
いろいろ響きあっている。



夜は実にさみしい朝を連れている ハンカチ落としのハンカチがない/東直子『十階』
→ハンカチ落としってなつかしい。オニが輪の外側をぐるぐる走るんだよな。上の句とつきあわせてみると、そのぐるぐる走るのが時計の針みたいに思えてきた。
ハンカチ落としなのにハンカチがないとは何か。ハンカチによってオニが交替するわけだから、ずっと一人がオニとして回ってるってことか。



青色に空を塗る子と白いまま残すわたしと 法廷は続く/東直子『十階』



こんなに高いところまできて鳴いている終わらぬものはないと鳴いたか/東直子『十階』

→「こんなに高いところ」は十階のことだ。3/17の歌だから、その頃にいる鳥だな。日付がなかったらセミの歌と思うかも。
鳴くこえに「終わらぬものはない」を受けとるのが鋭くおもしろい。



二句が六音になっている歌が多い気がして、数えた。三月がおわる時点までで12首ある。90首のうちの12首だ。



ぼくはなにも知らなくていい場所にいたガラスを伝う粒を見つめて/東直子『十階』
→雨に濡れたこともなさそうな「ぼく」だ。ガラスを伝うその粒が「雨」であることを、この「ぼく」が知っているかどうか。



洗面器の水面ふるえやまぬなり人語を解す水かもしれず/東直子『十階』
→人の言葉に対して、洗面器の水は恐怖でふるえているのか。それとも一体どんな反応なのか。それがこちらにはわからない。人には水の言葉が理解できないのだ。



濡れるとき色を濃くする人立ちてこちらに一歩一歩近づく/東直子『十階』



てのひらを広げて受け取ろうとする 無知なる者ののみ住む世界/東直子『十階』

→7/16の歌。
「雨が降っているかどうか、皆、てのひらを広げて確かめている。/無防備な姿だと思う。」と文章が添えられている。たしかに、雨をさわってたしかめるという行為には知性が感じられない。「知」のとらえかた。



千年ののちに生きている杉へ言葉をひとつあずかってください/東直子『十階』



路上喫煙全面禁止エリアにて開くコミック雑誌の叫び/東直子『十階』

→漢字が並んではじまる。路上喫煙全面禁止。これは「叫び」から遠い言葉だ。喫煙はできないがコミックの人物はぞんぶんに叫んでいる。いや、不自由を叫んでいるのか。



息をするかたまりとして目を開けて靴を履くとき人間である/東直子『十階』
→どこからが人間なのかっていう歌だと読んだ。目覚めて息をしてるだけでは人間になってなくて「かたまり」だと。それから起き上がって支度して、靴を履くときに人間になる。
ほんとに人間になるのってそこかなあと考える。ほかの動物は靴をはかないけども。
起床から外出までのところに進化や成長が凝縮されているようでもある。



この場所に一緒に座っていた人の笑顔はうすくなれども消えず/東直子『十階』
→という歌がオレの誕生日の歌だった。
こういう本だと、とりあえず自分の誕生日にどんなことが書いてあるかが気になる。



かわいそうな猫の話が延々と語りつがれてきた電話口/東直子『十階』
→「電話口」っていうと固定電話じゃなかろうか。スマホで「電話口」って言わない気がする。
語りつぐってことはちがう人が同じ話を時間をかけてしてきたってことだな。「延々と」は長い。どれだけかわいそうな猫なのかが気になる。語られることで猫が電話のなかに生きつづけている。




以上です。
んじゃまた。


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2016年11月04日

「映像の世紀」を見てばかり【2016.11.4】

2016.11.4 寒い。


@masunobot
昔ある歌人に私の態度が「ロックだ」みたいなことを言われたことがあって、私はそんなことに価値をまるで感じないから本当にいやでした。そしてその歌人の「ロックと思われたい」みたいなところが苦手なんだと改めて自覚しました。私は幼少期から「普通がいい」と願っていて、結果こんなふうなんです。

https://twitter.com/mk7911/status/794179608610361344

このツイートを津田大介さんがいいねしてた https://t.co/PnJV4IGrLw
これがリツイートだったらどういう影響が発生したんだろうな。フォロワー100万超えには憧れる。


5657ccc4.png

















11.3は36歳最後の日だった。
NHKスペシャル「映像の世紀」の動画ばかり見ていた。


"映像の世紀 06 独立の旗のもとに"
https://t.co/jMu5gK2Nzl
見た。よかった。アジア中心の回。ガンジーやホーチミンや毛沢東がクローズアップされる。ガンジーの姿勢に特に感銘を受けた。


"映像の世紀 第05集 「世界は地獄を見た」 Video 2"
https://t.co/3SLcn3lTR9
これも見た。



"映像の世紀 07 勝者の世界分割"
https://t.co/YWWWaQOzOM
見た。ヤルタ会談から冷戦まで。

ヤルタ会談の内容とか、ベルリン封鎖とか、知らないことばっかりだった。朝鮮半島が二つに割れて終わる。

しかし平和になるのって難しいんだなと思ったね。大戦が終わったら領土の分け合いでこじれてしまう。


"映像の世紀 08 恐怖の中の平和"
https://t.co/KUTso1Sc7g
見た。核実験、宇宙開発、ベルリンの壁の建設、ケネディ暗殺。
シリーズを4から見始めて、4.5.6.7と戦争していて、ようやく戦争らしい戦争のない時代になった。戦争が影をひそめたら核の映像が何度も何度も出てくるのは皮肉なことだ。兵士が参加した原爆実験に驚いた。

米ソによる核やミサイルやロケットの競争が半分くらいを占めていた。プレスリーやモンローが出てきた。映像が半分くらいカラーになった。
ベルリンの壁により起こったさまざまな悲劇を知った。



"映像的世紀 09 越南的衝 (越戰)" https://t.co/6HEB88rtbd
ベトナム戦争中心の回。タイトルが中国語だけど中身は日本のと同じ。

オレは「素晴らしき日々」っていう海外ドラマが好きだったんだけど、その主人公ケビン達の生きた時代がちょうどこの頃だったなと思い当たった。

デモの映像が多い回だった。ベトナム戦争への反対デモなど。デモが警官隊によって止められるのを見て、金八先生で見たことあるやつみたいだと思ったりした。


"映像の世紀 #10"
https://t.co/KmuQt90nwV
難民の回。パレスチナ、ユーゴスラビア、カンボジアなど。出てくる有名な人物はポル・ポトなど。
家族が引き裂かれる話はつらい。なんでこんなに世界には悲しいことがたくさんあるんだろうと思う。


これらを一日で見た。名前だけ知っているいろんなものの意味がわかり、繋がってきた。
おもしろいけど、テーマ曲が頭から離れなくなる。






今朝テレビ見てたら、草間彌生さんが「死に物狂いで芸術をやってきた」とすごい真顔で言っていた。



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2016年11月01日

落選作をどうする【2016.11.1】

2016.11.1 曇っている。



11月になった。

早いなんてもんじゃなくて、オレは恐怖すら感じている。


10月になにがあったか、日記帳を見てまとめた。そのへんのくわしいことは有料マガジンにゆずる。
こまかいことはけっこう色々あった。


ブログのアクセス数が減っていることが少し気になる。今年にはいってから最低の数値となっている。つまらないとは思わない。更新もしている。
アクセス数は半分は天気のようなところもあり、こちらではコントロールしきれない。自信を失わず、耐えるのが大事だ。








あいかわらず角川短歌賞を予選通過した連作「ピンクの壁」の発表について考えている。

ほかの人に目をむけると、落選した連作がnoteやブログなどに上がりはじめている。それを見てまわった。
といっても数人だ。のこり500人の動向はわからない。

noteに公開する人が多いようだ。ブログより敷居が低いのだろうか。

落選作だけあり、そういう内容だ。
「なんでこれが予選を落ちたのか理解できません」とでも言ってあげられればいいが、そんなにオレは優しくない。直接求められなければアドバイスもしない。その代わり、指名されたら全力を尽くす。

50首は長いな。全部しっかり読みたくなるようなものはなかった。部分的に良いものはあった。だが、ちょっとやそっとの美点では50首を支えられない。そこをどうするのか、だ。


それにしても、職業対抗歌合戦みたいなところはあるよな。
無記名作品から歌壇の次代を担う者を見つけ出そうとしたらそういうものに手をつきたくもなるのだろう。
停電で部屋が真っ暗になったら壁に手をつきながら歩くようにね。







オレはそう簡単には連作50首を公表したくない。だが、読みたいと言われれば考えてしまうし、読んでほしい気持ちもないわけではなく、かなりぐらついている。



オレの誕生日が近い。11/4。誕生日はいいが年はとりたくない、というか、ほとんど加齢へは嫌悪しか感じない。誕生日でなにか企画でもやろうかと迷っている。たとえば例のものを公開するとか。

でも誕生日って、相手からプレゼントをもらう日だよなあ。そこが微妙だ。
だがクリスマスや新年になにかしようとすればほかの人と「かぶる」ことになるだろう。
公開するのであれば、圧倒的に印象を与えたい。でなければやらない。




それと関係ある記事。
一部分掲載された連作が居場所を求めさまよう話|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n1fbac61306fd
500円ですべての記事を読めるマガジン。講読者が順調に増えている。もっと突っ込んだところを読みたい方はどうぞ。


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2016年10月30日

戦争のカラーフィルム/大和言葉つかいかた図鑑【2016.10.30】

2016.10.30 晴れ



なんだかあっという間に一日が終わってしまう。仕事して寝てちょっとネット見ると一日がおわる。こんなことでは困る。インプットもアウトプットもない。
ああでも、そういえば有料マガジンを更新できた。

角川短歌賞選考会での「短歌やめる可能性あるよね」発言、ほか|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n3757b2d42b40

講読者がふえたのはうれしい。
厳しいことを言いそうな講読者が増えて、緊張する。気楽に勝手に書くというわけにいかない読者層だ。



とにかく仕事がつかれた。








帰宅してからは、YouTubeで戦争の動画を見ていた。第二次世界大戦のころに、カラーフィルムがたくさん残されていたことに驚く。白黒よりも戦争にリアリティがでる。ほんとにあったことなのだと実感がわく。何枚も幕が張られていてその向こう側にあった戦争が、何枚かの幕を突き破ってこちらへ訴えかけてくる。



"太平洋戦争 壱 カラー"
https://youtu.be/svywoH-H6P4


"カラー版 第二次世界大戦 第1回 広がる戦火"
https://youtu.be/Moc5yE56XYs
こちらはアメリカ視点。アメリカ側を見ても日本と共通したところが多くある。やはり食料に苦しみ、一般人が戦場へ行っている。
人種差別の問題が大きく扱われているのは日本と違う。







今月はもう無理かと思ったが、作歌ノルマを果たした。
ノルマは月に60首。一日二首ではないのがポイント。

ピンチだったので、いくらかは2013年の作品を推敲して再利用した。
それにしても、2013年ごろのオレの作品はひどい。言いたいことはわかるが、それでもまったく使い物にならずボツにするしかない歌が多い。



うたを深めたい、という思いがある。







「大和言葉つかいかた図鑑」おもしろかった。
「そもそも」とか「なかんずく」とか、わりと使いそうな言葉が多いんだけど、わかるけど言わない言葉とか、知ってるようで自信ない言葉をあらためてちゃんと知ることができる。
あと、イラストが楽しいんだよ。のんきで笑えるの。それがおもしろくて一気に読めた。


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2016年10月27日

サンシャイン池崎さんのことなど【2016.10.27】

2016.10.27



サンシャイン池崎さんという人がおもしろくて、ネタの動画見て笑ってた。いやはやすごい芸人がいるなあと。


"サンシャイン池崎「空前絶後」"
https://youtu.be/f2Ag4WBvR4c


なんなんですかこれ。
絶叫にも、おもしろく感じるやつとそうでないやつがあって、この人の絶叫はおもしろくて何度見ても笑ってしまう。
「こんなのただうるさいだけじゃないか」と思いながらも、爆笑する。間合いとか音階とか、なにか絶妙なコツのようなものがあるのだろう。
「なんでもない」を短く挟むやつも好き。

なんとなく、ジャンプ漫画の「燃える!!お兄さん」を思い出す。国宝憲一ってこういう人なんじゃないかと。







角川短歌賞の喜びと重圧から、一日たって落ち着いてきた。
祝祭はいったん置いて、また毎日のコツコツした短歌の生活がはじまる。



「うたつかい」を読み終えた。

この時点で積んであるのは
なんたる星 やきそば号
短歌研究 11月号
角川短歌 11月号
西村賢太『人もいない春』
の四冊。

それより、読んだもののアウトプットが遅れている。溜まっている。ただ歌を引いて感想を言うならばいいが、そうではない本だと行動がにぶる。じっくりいきたい場合、迷いがある場合はツイートを経由せずにブログにするほうがいい。そうしよう。







noteなどに「手書き短歌」っていうのをアップしている。紙に自作短歌をペンで書いて、写真に撮ってアップしている。
それがおっくうになって、今日になってやめたくなった。
そして、それを思いとどまった。

「やめる」のと「続ける」のあいだをとって、量を半分にした。一度に2首アップしていたのを1首にした。


全然反応がなくてやめたくなっていたtumblrに、最近反応が出てきた。続けてみるべか。




卵をテーブルで割ろうとして、テーブルの上にあけてしまうのをやった。







有料記事の宣伝。
汚染歌人
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続・汚染歌人~スパムと和尚編~|mk7911|note(ノート) https://t.co/9eztqMJfIs
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続々・汚染歌人  ~小骨をとった和尚|mk7911|note(ノート) https://t.co/DZO8Vao4zM
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2016年10月20日

入選報告/パフェに恋して【2016.10.20】

2016.10.20 晴れ。雨の予報がでたが降らず。夜は強風。



汚染歌人
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続・汚染歌人~スパムと和尚編~|mk7911|note(ノート) https://t.co/9eztqMJfIs
有料マガジンを更新しました。500円で全ての記事が読めるマガジンです。



昨日の活動は「続・汚染歌人」に書いた内容に尽きる。そして今日はそれを書き上げた。
このシリーズは良い反響をいただいている。ありがたい!

ネットプリントを使って過去の有料マガジンをお試しとしてお届けする企画はまだあたためている。
今だ! という感じではないんだよな。テンションが高まったら一気にやる。







言っていいのかわからないので伏せておくけど、
ある新しくできた短歌コンテストで佳作入選した。まだ、どれくらい喜んでいいものか計りかねているけど、お知らせまで。



10/20発売の「NHK短歌」2016年11月号の「短歌de胸キュン」佳作に一首掲載された。

胸キュンだけ入選歌・佳作歌がすくないけど、投稿数はどうなのだろう。番組の企画上入選歌が少ないのはわかるが。
若年層中心に投稿は多いと思うのだが、どうだろう。ネットからしか投稿できないことでシャットアウトされた人たちのほうが多いだろうか。
オレははじめ、番組タイトルに抵抗があって投稿できなかったけどね。投稿欲のほうがまさった。







遠くへ行きたくなくて近いドトールで昼飯を食べたら、ものたりない。

ものたりなかったので帰り道のミニストップで、大きく宣伝されていたチョコバナナパフェ330円をたのんだ。
そしたら10分も待たされたし、店内で食べることにしたら、若い女性ばかりの席のあいだにオレ独りが座ることになってしまった。
「うるせーなー、男だってひとりでパフェを食いたくなることがあるんだよ!」
と、何も言われていないのに心の中で言い訳していた。

味は普通だった。 バナナが多い。
腹は不満足だし金はふつうにかかった。行き当たりばったりに行動することの悪い部分がでた。

オレはパフェに夢を見すぎなのではないか。パフェを見ると食べたくなるのだ。そのたびに満足できずに帰る。
パフェで満足した経験というと、かっぱ寿司のプリンパフェはなかなかよかった。何がオレのなかのバフェの良さの基準なのだろう。果物? プリン?
興味あるわりには敷居が高くて食べてないのだ。

パフェ。


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2016年10月16日

カケフくんのジャンプ天国スピード地獄の動画、ほか【2016.10.16】

みなさんこんにちは。
今日からこのブログに日記をアップしていきます。タイトルに日付を入れてほかの記事とは区別します。
従来どおりの本の感想もアップするので、更新頻度が上がります。ここのところ二日に一度くらいのペースで更新していましたが、これからは毎日のように新しい記事がでてくるかと思います。
七周年を迎えた「存在しない何かへの憧れ」が、これから加速していきます。
よろしくお願いいたします。







見た動画。
"【AVGN日本語字幕】カケフくんのジャンプ天国スピード地獄を遊ぶ(Ep103)" https://youtu.be/b5agyWZMIUY

弟がこの動画のことを言っていた。が、それとは別に偶然見つけた。そんな偶然ってあるんだね。

外人がゲームをおもしろく罵っている。言われてみると全くその通りなのだが、それでもオレはこのゲームに思い入れがあるし、好きだった。

そういえば以前このゲームのことをツイッターでつぶやいたら、黒瀬珂瀾さんがリプライくださった。このゲームが得意でタイムアタックできるよと。


"TAS カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄 13:26.37 - Kid Kool: and the Quest for the Seven Wonder Herbs"
https://youtu.be/zRqiStlHh08
TAS動画。うまくやれば爽快にプレイできるのだろう。見ていて爽快で、目を離さずに16分見れた。ちょうど10分0秒でクリアできているのがきれいだ。








そうだ。
本のことをブログに書くなら、その本の表紙の画像をアップしたらどうだろう。画像があったほうがおもしろかろう。
紹介された本を読みたくなったときに、表紙の画像があるといくらか探しやすいだろう。
なんでそこに今まで気がつかなかったんだ。いや気がつかないはずはないんだけど、完全に意識の外に追いやっていた。







職場で休憩してたら休憩室でひどく怒っている人と謝っている人がいた。そういうことは滅多にない職場だ。

姿は見ててもあまり話したことのない人たちだったんだが、今日の怒りと謝りでイメージが定着した。
そんなことで
「ああ、あの怒ってた人ね」
「ああ、あの謝っていた人ね」
とキャラが定まるのは不本意だろうな。そういうことでもないと、長くいても接点がないために誰が誰だかわからないのだ。






有料記事のご案内。

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2016年9月に発表した/掲載された工藤吉生の短歌まとめ|mk7911|note(ノート)
https://t.co/eMiUGEBofR
さまざまな場所に出した28首。


決めつけは「持論」ではない もったいないお褒めの言葉へし折ってやる|note(ノート)
https://t.co/WFGFmcJ8KG
むちゃくちゃに毒づきました。


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2016年10月15日

「存在しない何かへの憧れ」が七周年を迎えました/合併

マックのテキサスバーガーセットを食べたんだが、いけると思ってポテトをLにしたらきつかった。







ツイッターのアカウントが消える夢と、ブログがいくつも増えてどう使い分けているのか自分でもわからなくなる夢の二本を見た。


忘れてた!
10/8は「存在しない何かへの憧れ」の誕生日なのだった。ブログ開設七周年。八年目に入ってゆく。

ショボクレ大学八年生、という古い歌の歌詞を思い出す。
"悲しきわがこころ/ハナ肇とクレイジーキャッツ"
https://youtu.be/WOWnJrr673w



最近アクセス数が減ってたのは、祝ってもらえないブログが拗ねていたのかもしれないな、なんて。



さっき言った夢が暗示的だったからそのことで考えてたんだけど、ふたつあるブログ「存在しない何かへの憧れ」と「くどうのぬらっ日記」がどちらも伸び悩んでるんだよな。分ける必要あるのか、一緒にしたらどうなるのか。

一定期間だけ合併してみて、しっくりこなかったら戻す、というので考えている。
当面、「くどうのぬらっ日記」と同じ内容を、ここ「存在しない何かへの憧れ」でも発表してゆく。同じ日記をふたつのブログで発表するかたちになる。
「ぬらっ日記」のほうにだけ
【1】「ぬらっ」がついている
【2】同じように見えるけどときどき怒られそうなことも書く、
という特典がある。どんな特典だよ。
三ヶ月から半年くらい試して、イヤだったらもとにもどす。七周年だし、いろいろ試していきたい。



2007年くらいから見てるレトロゲームのブログも、ゲームと子育てとニュースの話題と混ざっている。ブログを分けずにすむなら分けないほうがいいのか。
そこは13年目のブログで、古いゲームについて13年間書き続けている。すごい。
それでいて昔の記事も今の記事も刺激があっておもしろいしな。オレもゲーム日記からブログを始めてるわけだから。そういうブログの背中を見て走ってきたのだ。


俺たちはかつて、ゲームを遊べない時、説明書や攻略本だけ舐めるように読んで遊んだ気になっていたんだ https://t.co/gHiiNq5m3q

この「不倒城」というブログがそれだ。


まあそんなわけで、これから更新頻度が増えますが、ついてきてください。
日記の記事にはタイトルの末尾に日付をいれるようにします。






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2016年9月に発表した/掲載された工藤吉生の短歌まとめ|mk7911|note(ノート)
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むちゃくちゃに毒づきました。


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mk7911 at 19:15|PermalinkComments(2)