歌壇

2019年05月26日

[総合誌読む 131] 『歌壇』2019年2月号  ●歌壇賞発表

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総合誌読む 131


『歌壇』2019年2月号。歌壇賞発表号。



まぶしいと言えないままにすぎてゆく日々へわたしを運ぶ地下鉄
/高山由樹子「灯台を遠く離れて」



出しすぎてしまった芯をもどすとき感情が粉になって落ちる
/高山由樹子「灯台を遠く離れて」

→シャープペンシルを使うとそういうことがあるんで、ああ、あるなあと思って読んだ。感情というのはいったん人前で出しすぎてしまうと、やっぱり引っ込めるといっても完全に元通りにはならない。感情的に何か言って、しまったと思って取り繕ったのかと読んだんだけども。
戻るには戻るんだけど、でもちょっと、っていうこまかいところを、シャーペンの粉でうまく表現したなあと思った。

東さんが選考で「怒りのようなもの」をこの連作に見ている。この出しすぎて戻した感情も怒りとかそっちのほうの感情かな。



霧はすき人がひかりに見えるから呼吸をするみたいに手をのばす
/高山由樹子「灯台を遠く離れて」



散らばったかばんの中身の手鏡に映るわたしのものとわかる手
/椛沢知世「切り株の上」



口内にブドウの皮をひそませて傷つきたくて見ているドラマ
/椛沢知世「切り株の上」

→ブドウの皮のように、あとに残っていて、それでいて隠された、そういう感情があるのだろうか。



泣いているときもつめたい二の腕に頬を寄せたらかすかににおう
/椛沢知世「切り株の上」

→生きていること、肉体があることのどうしようもなさ、みたいなもの。



父の船に乗せられて見し沖からの小さきわが家あまりに小さき
/逢坂みずき「鯖の缶づめ」

→海のあるふるさとと家族の一連。体操服とかふでばことか黄色いトレーナーとか本棚にアルバムとか、道具がいいなあ。
この歌は、心細い気持ちになる。こういう思い出って忘れないものだ。



都会にはもうヤッホーと叫んでもいい場所はなくお釣を受け取る
/戸田響子「境界線の夢をみる」

→山のてっぺんで思いっきり叫ぶ、意味という意味はない言葉「ヤッホー」。受け取った小銭はこまかいが、こうである必然性がある。仕組みがある。



いけないと思うほどつい食パンの断面に指をしずめてしまう
/戸田響子「境界線の夢をみる」

→どれくらいしずめたかっていうのが「いけないと思うほど」という主観的な表現になってるのがよかった。いけない、っていうのはなんだろ。食パンに穴をあけちゃうってことか。
怒りがそうさせたのだろうか? それともパンのやわらかさを求めているのか。



ビルとビルの間に隙間があったかを思い出せない急に気になる
/戸田響子「境界線の夢をみる」



自販機の取り出し口から手が伸びて手をつかまれる気がしてならない
/戸田響子「境界線の夢をみる」

→「世にも奇妙な物語」の「自販機男」という話にちょこっとそういう場面があった。

ここまで引いた歌、どれも狂気に近いところにいる。そういう「境界線」か。



どうしても救われたくて飛び乗った地下鉄 ちがう 濁流 これは
/佐巻理奈子「水底の背」



パレードのごとき深夜のさっぽろを映してなんの予言だ川面は
/佐巻理奈子「水底の背」



柘榴を割る視野が端から赤くなる赤だけになる赤は綺麗だ
/岩田怜武「いのち」

→思いきった連作タイトルだ。
繰り返される「赤」を最後に「綺麗だ」という。赤につかまってしまったようでおそろしい。



自転車を押す間だけ空くサドルでも、ああ、そうか、そうでもないか
/岩田怜武「いのち」

→なにがだよ! っていう歌。下の句でなにか考えたり考えなおしたりしているが、それは読者には見えない。空いているサドルが意味ありげだ。



あのへんが海だったころ嘘つきはただ一滴のしずくであった
/辻原僚「スプリング・ブーケ」



ゆるされてしまう予感に耐えかねて天の写生をするこどもたち
/白川麒子「天景」




ここまでが歌壇賞。



冬ながら網目模様の太股がわれに近づく坐りてをれば
/島崎榮一「日常派」



痛くなくじょうずにお願いしたいです小包丁も林檎も言えり
/浜名理香

→上の句がこどものような口調でたのしい。林檎も実を切られたら痛いと言うんだろう。

開けて閉め閉めては開きのぞきこむいちばん楽しいところ冷蔵庫
/浜名理香「ばちかぶり」

→これも無邪気な感じがいいなあ。ちなみに、あんまり楽しくない冷蔵庫もあるんですよ、給料日前は特にすかすかで……。



怠惰なる日々にまとひし身の脂恥ぢて農夫の友と湯に入る
/山中律雄「風の言葉」



お手伝いお駄賃ねだり励む子の中が透けてる黄の貯金箱
/佐々木孝逸

→読者歌壇の特選作品。透けていてしかも色があるのがいい。いくらぐらい入っているのかなと想像させる。子のがんばりを親も見ているわけだ。
上の句にはぎこちなさがあるけども。



そんな感じで「歌壇」2月号はおわり。





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依頼こなし日記 2019.3/7-3/20  ~物足りなさの理由
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2018年06月10日

[総合誌読む 122] 「歌壇」2018年2月号  ●歌壇賞発表

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「歌壇」2018年2月号。歌壇賞の発表号。 https://t.co/v9eNgUa8M6

だいぶ遅くなったというか、1月半ばに発売された本なので、えーと、五ヶ月ちかくも経過している。
歌壇賞の発表ということで発売日に買ったんだけど、なかなか読めないでいた。


歌壇賞、オレは五回出してるんだけど、一度も候補に残ったことないんですよ。時期的に、短歌研究でダメだったやつを直して出すことがあるんだけど、そういうのがいかんということなのか。
というのもまあ、勝手な解釈ではある。



千年の老木にも走りたき夜のあらむチーターのやうに流星のやうに/松川洋子「七転八倒」



怯えやすい小動物に似た街に指で圧すごと日没が来る/川野芽生「Lilith」

敗北と屈服の差は(燃やさるる星)屈服と承認の差は/川野芽生「Lilith」

→ハラスメントのことが、動物や宇宙や聖書を通して描かれる。日没もまるで暴力だ。宇宙が好きなんで、そのあたり特に注目した。

そのへんのことについて思うところはあるけど、気軽に書ける感じじゃないんで、またいつか。いつかがもし来ることがあれば。

古くて鈍感な男性としてオレはいるわけです。時評やなんかでいま言われてるいろんなことは自分が言われてるんだと思って読んでますよ。



世界地図に書かれていない街にいる羊の毛並み黄金に揺れ/田中翠香「北極星」




ほかにもいろんな連作に印があるんだけど、今はもういい。この本からはそんなところです。







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【こっちもおすすめ】
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2018年5月のオレの短歌とその余談
https://note.mu/mk7911/n/n75bf05a79de6

未来賞をいただいて、いま書きたいこと
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第57回短歌研究新人賞候補作「仙台に雪が降る」全30首
https://note.mu/mk7911/n/n58e5f4337568




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2017年08月21日

【ネットプリント読む 4】 我妻俊樹『天才歌人ヤマダ・ワタル』

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我妻俊樹さんがネットプリントで小説を出したので、読んだ。


ネットプリント
配布開始



緊急書き下ろし小説
「天才歌人ヤマダ・ワタル」

セブンイレブン
32250500



文・我妻俊樹



A3
2枚
¥40
白黒



8月27日23:59まで

https://twitter.com/agtmtsk_bot/status/898983186985738240




このブログは、ツイッターよりは閲覧している人たちの年齢層が高いと見ている。「ネットプリント」と言われてもサッパリなんのことかわからないかもしれない。
でも、ここに来たからには、ネットプリントの出しかたを覚えて帰っていただきたい。

まずコンビニ、(この場合はセブンイレブン)のコピー機に行っていただこう。
「ネットワークプリント」をタッチする。
番号を入れる画面がでるから、上の数字を入れる。次へ。
設定画面が出るが、なにもさわらなくていいと思う。「A3 2枚 白黒」になってればOK。次へ。
40円入れる。印刷が始まり、コピー機でコピーをしたときの感じで紙が出てくる。
それだけ。お釣りを取り忘れずに帰ること。

覚えてしまえばなんにも難しくない。
ネットプリントは基本的に一週間の期限があるので、後回しにせずなるべく早く出したほうがいい。

期限つきの作品なので、このブログでも素早く紹介することにした。









さてここからはその『天才歌人ヤマダ・ワタル』の感想。



「天才歌人ヤマダ・ワタル」読んだ。なんか考えちゃうね。なんか言いたくなる。



歌壇の陰口や皮肉がいろいろ出てくる。どっかの掲示板かと思った。「耳を貸す必要はこれっぽっちもない」とかなんとか言いながら、それでもかなりの文字数をつかって執拗にそれは書き出される。
まったく無視すればいいかというとそうではなく、「常連客」を無視したことでヤマダワタルは心身に傷を負う。


ヤマダは指折り五七五七七で犬に話しかけたり、素敵なバーをやっていたりするから、良い人物のように感じられる。
しかしよく読むと、来る客はひどい人ばかりだ。彼のなにかがそれを引き付けているんじゃないか。それに、飲み物に何か混ぜて出しちゃうあたりも、彼が善人でないことを示している。


グラスを叩きつけたつもりが眼鏡だったなんてこと、まずないでしょう。でもこの小説には2度ある。どうしても叩きつけて割ることができないグラスとは、歌人にとっての歌なんじゃないかと思った。誰かの歌に似てしまうこととか。
眼鏡も英語にすれば「グラス」だから、洒落になっている。


ダンゴ虫入りの酒をヤマダは変な味だと思ったり美酒だと感じたりする。これこそ短歌のむずかしさだと思う。どちらも真実だ。手を入れて良くなるものと悪くなるものがある。


歌集批評会でマイクを離さない「最悪の老害」のくだり。常連客の「糞」の話はなるほどひどいけど、擁護するヤマダの「短歌音」の論は深読みのしすぎでオカルトじみている。読者はどちらにも転べなくなる。
どちらにも転べないが、どちらにも一理ありそうだ。二つの不正解を示され、読者はどう考えるのかを問われている。


常連客がいかにも悪っぽいからヤマダに善を求めたくなるが、そのヤマダも信用ならない。
そもそも語り手もどこまで信用してよいかあやしい。この小説に出てくる何者にも慎重にかからなければならない。
語り手が言う、序盤の「漢字にも詳しい知性の輝き」からすでに皮肉の匂いがする。その次の文章では、歌人には豊かな教養もなければ政治への関心もないと言わんばかりだ。毒があり、油断ならない。

山田航さんのことを持ち上げてるように見えて「合衆国の現職大統領のような素晴らしいリーダーシップ」などと、これまた毒を含ませている。

山田さんのどこがトランプ大統領なのだろう? 
「かばん」で『水に沈む羊』の歌集評を書かせていただいたことがあるけど、トイレでいじめられたりコカコーラゼロを浴びせられてるようなイメージで、どうも結びつかない。
なんてことを書いたら、作中人物と作者と一緒にするなってことになるのか。



最後の段落は一転して調子が変わる。というか、ヤマダから離れる。
すべての短歌が「お国のため」につくられているかのようなトンデモな論があらわれる。これまでは作中人物が論じていたが、語り手が論じはじめた。
とんでもない話だが、まるっきり外れているわけでもない気もしてきて、「肩から上がまるごと欠損した作業員」によってこれはフィクションだと思い直したりもした。

でもオレの知ってるいくつかのブックオフは「歌集の棚が奇妙に充実して」いないからなあ。

ややグロテスクな風景で終わるけれども、最後の一行が多くを語っている。


と最後まで見てからあらためてタイトルを見ると、ヤマダ・ワタルのどこが天才歌人なのかと思うね。気持ち悪いやつらの話に相槌をうって異物混入させて棚に頭ぶつけてるばかりだ。「天才バカボン」みたいな意味での「天才」かな。



四方八方に毒を撒いた、歌壇につよく警鐘を鳴らす小説だ。
毒といえば、異物の入った酒を飲まされているのは、読者も同じことなのだ。変な味の小説とするのか、あるいは美酒とするのか。


「中庸の徳」というのが昔からある。
崇めることも貶めることも違う。ゲスの勘繰りにも一片の真実はあるが、足をとられないことだ。仕事を丁寧に見て、良いところを評価して悪いところは指摘すればいいんだ。マイクを離さない歌人には、角が立たない程度に注意するのが正解だ。
オレはそう思います。

松尾スズキに『同姓同名小説』という、有名人と同姓同名の主人公ばかりでてくる本があったな。


「正解」などとつまらんことを言ってしまったが、オレの中にも欲望があって陰湿な部分があるからくすぐられるんだと思う。


【2017.8.22付記】
付け足すと、ヤマダのやってるバーというのは、ネット掲示板の風刺だと思っていたが、もう少し広くて、ツイッターのいわゆる「短歌クラスタ」の風刺でもあるんじゃないか。歌人の集うSNS全般といえる。ネットでは年がら年中いつだって馴れ合っていられる。それが「常連客」だ。
表面は「隠れ家のような素敵なバー」だが、その中では悪口ばかり言う不愉快なやつらが酔っぱらっている。対話はなくて、一方的に話が垂れ流される。こんなところにいるかぎり、ろくなことはなさそうだ。
マスターであるヤマダは彼らに理解をしめすが、それも表面だけのことだ。うわべだけの場だ。

なんて言ったら「わたしと○○ちゃんや△△ちゃんのツイッターでの関係はそんなうわべだけのものじゃない」という反発もあるかもしれない。

戯画っていうかカリカチュアっていうのか、こういうのは大袈裟に書かれるものだ。目が少し小さい人の目はすごく小さく描かれ、目が少し大きい人は目をものすごく大きく描かれる。ここでは歌壇の悪い部分が大きく描かれているわけだ。
大袈裟だし言ってしまえば嘘なんだけど、創作だからそれでいいんだけど、それっていうのは、このままこの方向に進めばこうなりかねないぞという警告にもなりうるわけだね。



以上です。
んじゃまた。



▼▼▼



#2017上半期短歌大賞 50首 Togetterまとめ https://togetter.com/li/1126231
今年の上半期に読んだすべての短歌から50首選んでまとめました





2017年7月に発表した/掲載されたオレの短歌まとめ|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n3dc9e6680faa

2017年6月に発表した/掲載された短歌まとめ【25首】|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n6a0753b5ac49

短歌パトロール日誌【最終回】|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n41c835707189

2017年6月の出来事についてあれこれ言う【短歌編】|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n2b8ea3aa7fd3

2017年6月の出来事についてあれこれ言う【短歌以外編】|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n68525cac4bfd

工藤の有料マガジン【500円】やってます。よろしくお願いいたします。


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2017年04月16日

短歌botによるあらたな試み、悪口や嫌がらせ、など七つの話題【2017.4.16】

四月前半の、オレのなかでの話題を七つまとめた。






▼悪口や嫌がらせ



"悪口や嫌がらせに対する正しい心構え"
https://youtu.be/MfLTwoskGyc
これ見た。

大愚元勝さんという、このお坊さんの動画をときどき見る。主に、落ち着きたいときに。
以前お話を聞いたことのあるキリスト教の牧師先生と話し方が似ている。言ってることもそんなに違うと思わない。


悪口や嫌がらせは向かい風に対して塵を投げるようなものだという例えが頭にのこった。
悪口を言う時点でかわいそうな状態なのだから、そこへやり返すのは一番よくない対処法だと。
自分がきちんとしていれば応援してくれる人があらわれるはずだ、などなど。


見たらかなり落ち着いたので、また同じことで困ったら見直してみたい。





▼公募ガイドの短歌特集


「公募ガイド」五月号の短歌特集を見た。みんな活躍してるなあ、それにひきかえオレは、という気持ちにどうしてもなる。
お便りのコーナーを見るとみなさんはボツに苦しんでいるが、ボツばかりの人でもオレよりは頑張ってるし、少しは選ばれている。オレなんかは投稿やってるうちに入らないと思わされる。


その特集で出てきた四つの短歌サイトのうち、「歌えるねット」っていうのだけ知らなかった。アクセスした。
ちょっと表記をまちがえて「歌えるネット」でGoogle検索すると、上位十件に出てこない。サイトのつくりに問題あるのでは。覚えづらい名前だし。
ツイッターで「歌えるねット」で検索したら、一件もひっかからなかった。ほんとに動いてるのか?

あそこには「うたの日」を紹介しておくべきだった。


35歳以下の歌人が紹介されていた。35で区切るとオレがきれいに切られる。塔の十代二十代特集のときにも思ったけど、自分は若さでは勝負できない。
35以上がいたからといってオレが出れるわけではないんだけども。





▼あらたな短歌botをつくった


短歌に関するbotをつくった|mk7911|note(ノート) https://note.mu/mk7911/n/n7f59d9cbbfeb
noteを更新した。有料マガジン。

ここを見ているような人たちには直接は関係ないbotだけど、短歌にとってひとつの試みを始めた。ツイッターでおこなう前代未聞の試みだ。
なんなのかはマガジンに詳しく書いた。続報もマガジンで書く。




▼やんしす(やさしい日本語支援システム)


僕おも(仁尾智さんと佐々木あららさんのポッドキャスト「僕たちだけがおもしろい」)の「やんしす」の話。
http://bokuomo.seesaa.net/s/article/448692688.html
言い換えることで味わいが変わっていくのがおもしろい。
でも、自分やそのまわりの普段の日本語のやさしくなさや、やさしい日本語を使うことの困難を知らされてショックだった。こちらの日本語とあちらの日本語の間にある壁の高さを知って暗い気持ちになった。
イライラして「それくらいは分かれよ!」と言いたくなってしまうが、自分が逆の立場になることを考えたらそれは言えないので余計くるしい。

噛み砕いても噛み砕いても通じない。システムだけでなく、こういう人が本当にいるのだろう。これが苦でなくてなにか。
苦から生まれるやさしい味わいがある。やさしさの裏に苦がある。
やさしい日本語は、難しい。





▼歌壇五月号の読者歌壇


「歌壇」2017年5月号の読者歌壇では2首が「秀逸」で掲載された。
この欄は、
特選だとほめられ、
秀逸だと改作され、
佳作だとただ載る。

つまり改作された。
一首は「このままでもいいのだが」ということで文語にされた。
もう一首は「作者の意図とは違う形にした」ということで違う歌になった。
ちょっと困るが、ここへ出すとはそういうことなんだよね。




▼現代短歌の五月号はどこにあるのか


「現代短歌」の五月号を探したが、四店まわったのに見つからなかった。この地域で一番大きい店にもないから、どうしたのかと思った。交通費かけたのに買えずに帰って、嫌な気分になった。

現代短歌社のホームページ
http://gendaitankasha.com/
に「書店様へのお知らせ」ということでなにか載っていた。
会社じゃなくなり法人になると。雑誌は引き続き出すと。

読者としては、本が本屋に出るのか、いつ出るのかだけが知りたい。読者へのアナウンスはないのか。こういうときにツイッターも使ってないし。置き去りにされている。

「弱冠の時間を要します」とのことなのでとりあえず待つ。
注文しないと読めないということになるなら、この雑誌はあきらめるかもしれない。立ち読みして中身を見てから購入を決めることにしている。





▼三人のオレ


ひさしぶりに、なんの心当たりもない短歌雑誌が届いた。これがなぜオレのところに? っていうやつ。

もしかしたら「ここに入りませんか」という意味なのかもしれない。

オレが無所属をつらぬいていたら、どこの結社が最初にオレを誘っただろうな。

迷いながら迷いながらやっている。
無所属のオレと、塔にいるオレに、「そっちは面白いか、何か変わったことはあるか」ときいてみたい。三人で集まりたい。

ただ、もうそれは言ってもしょうがないことなんだということはわかっている。

「歌壇」五月号の占いを見たら、まだ準備段階なのだから実りを求めるなとあった。これに尽きる。





▼▼



短歌と公募と賞金のこと|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n47a017bcce69

2017年3月に発表した/掲載された短歌といただいた選評まとめ|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n1dba7a62c361

短歌に関するbotをつくった|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n7f59d9cbbfeb

2017年3月の出来事を振り返ってあれこれ言う【後編】|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/nc83bca0ffcd2

2017年3月の出来事を振り返ってあれこれ言う【前編】|mk7911|note(ノート)https://note.mu/mk7911/n/n02d1ecfcd4aa


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2017年02月21日

[総合誌読む 112] 「歌壇」2017年2月号  ●第二十八回歌壇賞発表

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「歌壇」2017年2月号。歌壇賞発表号。



一生かけて母に似ていく消灯ののちの瞼にのこる明かりの/大平千賀「利き手に触れる」
→瞼のうらにのこった明かりはごく近い過去だが、すでにぼんやりとしている。ぼんやりしているのは未来も同じか。

わたり終え振りむけば橋の生涯があとさきもなく掛かるまひるま/大平千賀「利き手に触れる」
→「橋の生涯」という物の見方。橋はどちらが前でも後ろでもない、というか、前でも後ろでもある。生涯は幼いほうから老いのほうへの一方通行のはずだが、それが揺らぐ。「まひるま」なのもいい。日はどちらにも傾いていない。
それにしても、平仮名へのひらきかたがちょっと変わっている、気がする。



闘牛の勇気の歴史を半時間聞ける黄色人種の後ろ手/佐佐木頼綱「風に膨らむ地図」
→「後ろ手」に、話に入っていけない感じがある。わかる人には感じるところのある話なんだろうが、そこに人種の違いがあるのか。半時間はけっこう長い。



長引いた雨にばかりとジャンプ傘ひらいて散り散りの卒業だ/山階基「火の日々」
→ジャンプ傘ってあんまり聞かないが見当はつく、けど検索した。見当どおり、ワンタッチでひらくよくある傘だった。
「ばかり」が傘の開くときのオノマトペだ。卒業が雨であるさびしさが感じられた。



お豆腐はきらきら冷えて夜が明ける天皇陛下の夢の崖にも/北山あさひ「八月の崖」
→北山さんは気になっている作者のひとりだ。
天皇制が危ういっていう歌はほかにも見たことがある。もろさを豆腐に例えた歌も。
豆腐はもろさだが「きらきら冷えて」もいる。加えて崖も出てきてさらに危うい。
「天皇陛下の夢」には、見えてないものへの想像力がある。

頭(ず)の上に神社がのっているような真昼を溶けてゆくロキソニン/北山あさひ「八月の崖」
→「神社がのっているような」。頭痛の重さの表現としておもしろくて納得もした。頭痛が天の罰であるかのように感じることがある。
薬が溶けるさまは、さっきも書いた「見えてないものへの想像力」だ。

北山さんの歌には「異なる位相」とでも言えばいいのか、詩的な言葉とそうでない言葉がしばしば同居する。浮かせる言葉と落とす(叩きつける)言葉、と言い換えてみようか。
一首目から、かもめ・港・夏薔薇・紫陽花が浮かせて、
日常……はそうでもないが、白髪・仕事と貯金・スナックのママで落とす。といった具合に。



死ぬるほどの恋と思ひて死なざりき水ほそく出しグラスを洗ふ/安田百合絵「レテ河の舟」



血圧の薬を取りに藪医者へ行くとき祖父は海を背にする/橋本祐二「3・10」

→「河北歌壇」とか「仙台っこ歌壇」の常連の方だ。宮城ではかなりよく見る投稿者だ。年齢を今回はじめて知った。
これはまあ「藪医者」がさっき言った落とす言葉になっていて、そこに反応した。「海を背にする」が浮かせる言葉。
落とすとか浮かせるじゃなくもっと良い言い方を先人がしていそうだけども。




高野公彦さんのインタビューは「旅の歌のコツはなるべく作らないこと」が面白い。
それから新聞歌壇の選歌ぶりの話を興味深く読んだ。あちこちに投稿してるけど、ハガキがどんなふうに届いて読まれているか気になってたから。



無用の音立てれば神がおどろくと母は言ひにき皿洗ひのとき/水上比呂美「夕茜雲」



鏡にて見るのみ正目(まさめ)に見ず終はる我といふものいかなる女/蒔田さくら子「うら紫」




以上です。おもしろかったです。







更新しました。
新聞に載った短歌のまとめはこちら。
- NAVER まとめ https://t.co/8GqmHoc54C



2017年1月の工藤吉生の短歌、すべて見せます|mk7911|note(ノート)
https://t.co/QINupta2ve
有料マガジン(500円)を更新しました。


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2016年11月24日

歌壇賞/コウモリの寓話/富士山大賞【2016.11.24】

十日ぶんのツイートや日記からハイライトをまとめる。




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「富士山大賞」で佳作になったんだけど、その記念品が届いた。手にすると重い。
https://t.co/QGfxcT6bms



てっきり入選作品集が来たんだと思っていたら、「賞牌」だけだった。

ホームページはまだ受賞式の案内が書いてある状態で、更新されていない。
Facebookで作品集の写真をアップしていた人がいたからどんなふうに載ったかは画像で確認している。

メダルなんてもらうのはいつ以来だろうか。幼稚園の運動会でアンパンマンの軽いメダルをもらって以来じゃないか。

オレが尊敬したくなるほどの偉い人達は、こういう記念品をあまり大事にしない。オレもあんまり大事にしちゃいけないような気がしてしまう。


第 1 回 短歌 富士山大賞 ( H - 28 - 16 )
http://hnasake.blog60.fc2.com/blog-entry-670.html

富士山大賞についてしらべているときに見つけたブログ。
応募が1000首以上で佳作が125人だったのか。そうした情報がオレは欲しい。知らないコンテストで佳作をとって、どれくらい喜んでいいかわからなかったから。125人は多いなあ。喜びがだいぶ薄い。
メダルが立派で帝国ホテルが立派なのはほかのひとの書き込みからも伝わってくる。


佳作はそれほどうれしくないが、記念品は物珍しい。思ってたより重いし。
「角川短歌ライブラリ刊行記念わたしの一首コンテスト 大賞」の楯のとなりに置くことにする。



メダルや楯よりトロフィーがいいよな、でかいし。

持ったら重いからちょっとありがたいとか、でっかいからもらってみたいとか、オレはそういう考えでできているんだなあ。








現代短歌12月号が発売された。「読者歌壇」は秀作と佳作だった。佳作だったら立ち読みで終わらせることもあるんだけど、一行でもコメントをいただいたら買う。


雑誌の感じが変わった。紙は白くなったし表紙は厚くなった。「短歌ヴァーサス」もこんなんじゃなかったか。紙質だけは。

ずいぶん鳥居さんを推してる雑誌だ。「岡井隆 鳥居」じゃなくて「鳥居 岡井隆」だもんな。
吉川さんと三井さんの意見のぶつかりも印象的。


今回のオレの歌はずいぶん歌壇歌壇してるなと思った。自分に正直でいることが大事だな。目の前の募集に対して、自分を曲げて採られようとして半端な結果に終わるようなことがあると、ちょっと考えちゃうよね。今回のはそう悪い歌とは思わないし気に入ってはいるんだけれども。


子供の頃に、鳥と獣の戦争の寓話を聞いたことがある。すべての鳥とすべての獣が戦争をするんだけど、そのなかでコウモリが鳥側についたり獣側についたりする。何度も寝返って勝てそうな側につこうとする。でもおしまいには両方の敵になってしまうのだ。
たしかそんなあらすじだ。あとでちゃんと調べるけど、うろ覚えで書きたいからそうした。
「かんたん短歌」なのか「歌壇、結社」なのか、オレは半端な歌人だ。コウモリのことを思うときもある。

でもまあ、いまさらそんな単純な二項対立ではないよね!
……ないよね?

コウモリの寓話をあらためてウィキペディアで調べたら、いくつか説があって教訓がみんな違っている。ひとつの物語が、ちょっとした操作でどうにでも変化する。








歌壇賞は大平千賀さんと佐佐木頼綱さんに決まったそうだ。
発表された経緯がわからなくて不気味だった。「歌壇」のほうからはなんのアナウンスもない。気がついたら祝福ムードになっていて、ツイート検索してもGoogleを使っても決定的な第一報がない。

ツイート検索した結果、この件について一番早かったツイートはこれ。

11月21日17時47分
今回の歌壇賞は頼綱くんか。佐佐木兄弟ワンツーフィニッシュ。
https://twitter.com/tadayoshi_k/status/800621710613434368

これも他のどこかから聞いたふうなツイートだ。




今までにこのお二方についてどんなツイートをしてきたか、ツイログを探した。

久しぶりに会う夏の母ブラウスに記憶よりうすく花を咲かせて/大平千賀「すずしい音」

「しんだことある?」って問いを曳きながら子供らが漕ぐ風のぶらんこ/大平千賀

手にとれば魚のように跳ねている紙コップ夢からの糸電話/大平千賀「木槿、暮れる」


大平さんはこの三首。過去にも歌壇賞の候補になっている方だ。



佐佐木頼綱さんについては、

「佐佐木頼綱結婚」で検索してうちのブログに来た人がいる

と2015年5月にツイートしたことがある。こちらのかたの歌は引いたことがなかった。







「塔」の佐藤南壬子さんが亡くなったと聞いた。
今まで二回歌を取り上げたことがあった。

風つよき夜は瓦が浮き上がりごとりと戻るそれが恐ろし/佐藤南壬子

四肢投げて冷たくなりぬわが犬の四十キロがすべてつめたい/佐藤南壬子


さびしいことです。

佐藤さんはたしか塔事典に載ってたよなと思って、ひさしぶりに塔事典をひらいた。

塔の歌人が亡くなったら塔事典に没年を書き込む、っていう歌があったな。

いとけなき哀しみなれば受け入れて塔事典開き没年書けり/栗山繁
いとけなき哀しみ、を考えながら寝る。








有料記事を書いた。noteで、ほかのすべての記事も込みで500円で売ってます。
生煮えポンデリング|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n6da1950918b1

ほむほむの三日前|mk7911|note(ノート)
https://note.mu/mk7911/n/n559083ee54f6


時間をかけて、なかなかよく書けたので満足感がある。




オレの短歌の情報はこちらから。
クリックだけでもしていってもらえるとありがたいです。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&redir_esc=&client=ms-android-kddi-jp&source=android-launcher-search&v=141400000&qsubts=1479718471564&q=%E5%B7%A5%E8%97%A4%E5%90%89%E7%94%9F+%E7%9F%AD%E6%AD%8C


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mk7911 at 15:43|PermalinkComments(0)

2016年10月16日

日本経済新聞「歌壇」(2016.10.16)に短歌が掲載されました

2016年10月16日の日経歌壇に掲載されました。穂村弘選。



妹のことはいまいちわからないさっきは「ふるさと」を歌ってた/工藤吉生


日経新聞に載るのは15回目です。
今回は七席です。七席は二回目です。どうせならすべての席に座ってみたいですね。
1.2.3.4.5.6.7.11席には、なったことがあります。なかなかうまくばらけていますね。
3.4.5.7席には二回ずつ座りました。11席には三回座りました。


妹のことをここに書くべきでしょうか? 
妹に一度このブログに来られたことがあります。「妹」という単語のつく短歌を探しに来たようでした。ブログ内を検索したわけですね。恥ずかしいからもう(ここへの訪問は)しないと言っていましたが、またすることがあったら、この記事も見つかることでしょう。
見てたらごめんよ。悪気はないんだぜ。




新聞に載った短歌のまとめはこちら。
http://matome.naver.jp/m/odai/2142456033808575801



んじゃまた。






有料記事のご案内。

noteの「工藤の有料マガジン」は500円ですべての記事が読めます。ここでしか読めない記事がたくさんあります。

2016年9月に発表した/掲載された工藤吉生の短歌まとめ|mk7911|note(ノート)
https://t.co/eMiUGEBofR
さまざまな場所に出した28首。


決めつけは「持論」ではない もったいないお褒めの言葉へし折ってやる|note(ノート)
https://t.co/WFGFmcJ8KG
むちゃくちゃに毒づきました。


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mk7911 at 20:51|PermalinkComments(0)

2016年07月04日

河北新報の「河北歌壇」(2016.7.3)に短歌が掲載されました

河北新報の河北歌壇(2016.7.3)に短歌が掲載されました。





佐藤通雅選
赤白黄チューリップ咲く施設にて正座で囲碁を打つ人のあり/工藤吉生


20首載るうちの6首目。

おもしろさもあるけど、載ったのを積極的に自慢したい歌ではないです。文語っぽい言い回しがちょっとはずかしいです。

「赤白黄」の「チューリップ」が幼稚園を連想させ、「施設」の「囲碁」がそれと対比されます。「正座」が実感のポイントで、こうしたところがあると図式的な歌を脱することができるかなと思います。
短歌のポイントは四句にくることが多いと「NHK短歌テキスト」に書いてありました。言葉が読めてもおもしろさがよくわからない歌は四句に注目するのも手ですよ。

自解しすぎですかね。
もちろん読者の数だけ読みがあってもいいし、オレが言葉にできていない/意識もされていないところにオレの心があるということもあります。作者の言葉が作品のすべてではありません。
対比と言いましたが、年齢の対比のほかに色彩の対比もありますね。それはたった今気づきました。


解説がないと短歌が安心して読めない時代がオレにはありまして、そういった読者がこのブログにいるかもしれないということで、新聞の歌にだけは特別にかんたんな自解をつけています。


ありがとうございました。






宮城やそのあたりの地域の新聞である河北新報の「河北歌壇」は花山多佳子さんと佐藤通雅さんの選でそれぞれ20首ずつ計40首載ります。毎週日曜日の掲載。


以上、報告でした。

新聞に載った短歌のまとめはこちら。
http://t.co/6IYOFlvBhk







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noteで「工藤の有料マガジン」やってます。こちらは500円でさまざまな記事が読めます。例えばこんな内容です。

【第一回石井僚一短歌賞】に落選した連作 20首
https://t.co/jVQrn5C2Ln

第57回短歌研究新人賞候補作「仙台に雪が降る」全30首
https://t.co/2qhYBXq6hv

2ちゃんねるに書かれているオレに関する疑惑について答える
https://t.co/7bl0976ewb

どうしたら短歌の絵を描いてもらえるんですか問題について
https://t.co/x7uF5emd7k

「いいね」されない短歌/一人称のこと
https://t.co/VnGb7jdktI

オレに関する恥ずかしいツイートを見つけてしまった
https://t.co/mApcvnOrZ8

「文学じゃない」と言われたこと
https://t.co/4Vx9ROeMQ5

工藤、投稿サイトで短歌に厳しいコメントを書かれる
https://t.co/r1E65Zcwqr

16のサイト・アプリに短歌を投稿した結果を比較する
https://t.co/3tMyRK4lDP

歌合 大学短歌バトル2016のこと
https://t.co/WUnEo646fZ

ブログにきたひどいコメントシリーズ 
https://t.co/dMNri2dI2Y






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mk7911 at 10:53|PermalinkComments(0)

2016年06月27日

河北新報の「河北歌壇」(2016.6.26)に短歌が2首掲載されました

河北新報の河北歌壇(2016.6.26)に短歌が2首掲載されました。

2首はほんとにひさしぶり。3度目。


花山多佳子選
ポケットの中でこぶしをあたためるたまにこっそりチョキにしてみる/工藤吉生


佐藤通雅選
わたくしをあげますあなたをくださいと読めるポーズでフィギュアが終わる/工藤吉生


20首載るうちのそれぞれ6首目、9首目。
近頃は14~16首目くらいの位置に載ることが多かったので、すこしは上向いてきたのかなという手応えです。それより、ここ二回は仙台文学館や震災の歌で、だいぶ河北新報に「寄せて」いたのです。いつもの自分の短歌で載ったことで気分的に楽になりました。

載らないでいると、載せてもらいたいあまりに自分っぽくないものを出し始めてしまうんですよ。それが新しい可能性に繋がることもありそうですが、だいたい苦しくなります。できればそういう方向に行かずにいたいです。


短歌の内容で言うと、「フィギュア」はフィギュアスケートのことですが、人形のフィギュアのようにも読めてしまうかもしれませんね。まあわかるだろうということでこれでいきました。



ありがとうございました。






宮城やそのあたりの地域の新聞である河北新報の「河北歌壇」は花山多佳子さんと佐藤通雅さんの選でそれぞれ20首ずつ計40首載ります。毎週日曜日の掲載。


以上、報告でした。

新聞に載った短歌のまとめはこちら。
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地元のほうでは最近こういうイベントに参加して記事にしました。

仙台文学館「第十九回ことばの祭典 短歌・俳句・川柳へのいざない」に行ってきた https://t.co/UYVVO4FE0z







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mk7911 at 20:12|PermalinkComments(0)

2016年06月12日

河北新報の「河北歌壇」(2016.6.12)に短歌が掲載されました

河北新報の河北歌壇(2016.6.12)に短歌が掲載されました。



佐藤通雅さんの選で短歌が掲載されました。20首載るうちの14首目。
このへんの位置に載ることが近頃は多いみたいです。

十年がひと昔なら半分が昔話になった震災/工藤吉生


やや驚きました。3首投稿したうちのもっとも自信のない歌だけが選ばれたのです。
選ばれたのに微妙な気持ちになるということがたまにあります。もちろんオレの取り組み方の問題なので、誰かが悪いということはありません。
こういうことは今まで何度かあったんですが、そのたびに一首一首を大切に作っていかなければいけないなと思い直すのです。
ありがとうございました。






宮城やそのあたりの地域の新聞である河北新報の「河北歌壇」は花山多佳子さんと佐藤通雅さんの選でそれぞれ20首ずつ計40首載ります。毎週日曜日の掲載。


以上、報告でした。

新聞に載った短歌のまとめはこちら。
http://t.co/6IYOFlvBhk







あと、もうひとつローカルな場所ですが、「仙台っこ」という隔月発行のタウン誌に川柳が載っています。

人生は紙飛行機で右下がり/工藤吉生


くわしくはこちら。
ぬらっ。タウン誌「仙台っこ」に川柳が載った : くどうのぬらっ日記 http://blog.livedoor.jp/mk7911-akogare/archives/51956484.html




昨日のことですが、うたらばブログパーツ第95回「本」で入選しました。

やめてくれ付箋だらけの本なんて要するに人工のげじげじ/工藤吉生


PC・スマホ https://t.co/xPDZAIwJhe
ガラケー https://t.co/DchueyHtBK
(こちらは採用歌一覧のページ)




うたらばブログパーツ総集編5にオレの短歌が2首載っています(が、未確認です)。
https://t.co/H6O1IUDsp1 (こちらは通販のページ)







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【第一回石井僚一短歌賞】に落選した連作 20首
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第57回短歌研究新人賞候補作「仙台に雪が降る」全30首
https://t.co/2qhYBXq6hv

2ちゃんねるに書かれているオレに関する疑惑について答える
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どうしたら短歌の絵を描いてもらえるんですか問題について
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「いいね」されない短歌/一人称のこと
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「文学じゃない」と言われたこと
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工藤、投稿サイトで短歌に厳しいコメントを書かれる
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16のサイト・アプリに短歌を投稿した結果を比較する
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mk7911 at 05:46|PermalinkComments(0)