CD

2014年10月10日

持っている1500枚のCDから好きなものを60選ぶ【後編】 ~ゲーム音楽、J-POP

工藤が20年で買った1500枚のCDから60枚選んでいるところです。
後半はゲーム音楽やジャズやいわゆるJ-POPのCDをあげていきます。



「Final Fantasy III (NES) Music - Dorga Theme」: http://t.co/FvRTrZM6Us
【31】ファイナルファンタジーⅢオリジナルサウンドトラック、を31枚目とする。初めてやったFFで、思い入れがある。
「ドーガとウネの館」



「【GAME MUSIC】 FINAL FANTASY Ⅵ [ティナのテーマ]」: http://t.co/UbUqtTRiXS
【32】ファイナルファンタジーⅥオリジナルサウンドトラック、を32枚目とする。
初めてやったスーファミソフト。音もファミコンよりずっといい。



「FF12 BGM 作業用 ギーザ草原」: http://t.co/SwIyzxrzTc
【33】ファイナルファンタジーⅩⅡオリジナルサウンドトラック、を33とする。崎元仁さんの音楽が好きなんだよねー。



「【塊魂】さくらいろの季節」: http://t.co/p5BWzTlOie
【34】児童合唱なんてめったに聴かないなあ。
今聴いたら鳥肌たった。



「Seiken Densetsu 3 OST 聖剣伝説3OST #61 Long Goodbye」: http://t.co/xpgZGygX62
【35】聖剣伝説3。
懐古がつづくなあ。「なつかしさ」が良さに結び付いている。



「【聖剣伝説LOM】滅びし煌きの都市【BGM】」: http://t.co/4BHpKDr0xo
【36】聖剣伝説レジェンドオブマナ。
ああなんて美しいんだろう。



「空中の音頭」 http://t.co/z0Xeny2SqU
【37】タクティクス・オウガといったらこの曲、と思っている。
うちにあるのは「運命の輪」というやったことのない方のサントラだ。それが36枚目。



「Tales of Phantasia OST 40 : The second act」: http://t.co/metjId9oRk
【38】テイルズオブファンタジア。このころは恥ずかしいゲームとは思ってなかった。18年くらい前。サントラCDがゲームの音源と違うのが残念。



「クロノクロスOP」: http://t.co/ZMKY8iiH8s
【39】クロノクロス。サントラに作曲者が一曲一曲の解説を書いていたなあ。
全体として、くつろいだ曲が多いのもいい。



「Distant Worlds MUSIC FROM FINAL FANTASY -03-Aerit…」: http://t.co/a3SaNKuAqe
【40】ディスタントなんとかは、ファイナルファンタジーの本格的なオーケストラアレンジのCD。
しかしスクエニはアレンジものばっかり出してる。釣られてオレも買うんだけどさ。やっぱりオリジナルが一番いいよ。ゲーム音楽はゲームの中にある形がいちばんいい。

でもディスタントワールドはよかった。本来はこういう音楽なんだろうな、って思える。



「DDR Butterfly [FULL] with lyrics」 http://t.co/P2EAXX1oXu
【41】音ゲーは、ダンスダンスレボリューションの初代と2だけはやったことがあって、専用マットももってた。サントラも。
でも自分が「バタフライ」とかに合わせてピョンピョン跳んでたと思うと変な感じがするし、黒歴史という言葉を思いだしたりもする。



Nusrat Fateh Ali Khan Live: Allah Hoo (1993): http://t.co/EHtsPwodjb
【42】ヌスラット・ファテ・アリー・ハーン「アッラー・フー(彼こそアッラー)」

「法悦のカッワーリー」という2枚組を42とする。
パキスタンの音楽ですねつまり。みんなあぐらかいて座ってるし、楽器編成も特殊だ。一曲の演奏時間も長い。だんだん盛り上がってくる。



「Art Blakey's Jazz Messengers, "Ugetsu"」: http://t.co/4HCbfWehBO
ジャズから二枚。
【43】アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ「ウゲツ」。
いやべつに「モーニン」でもよかったんだけど。


「Miles Davis - Kind Of Blue [Full Album] (1959)」: http://t.co/52TsK9hBWl
【44】マイルスのとにかく有名なやつ。なにかの原点のように感じる。聴くと「戻ってきた」と思う。

ジャズは結局、あんまり広がらなかったし、もう集めてない。



「【北朝鮮VS電気グルーヴ】エジソン電」 http://t.co/SlAQ5kqWom
【45】電気グルーヴの「VOXXX」というアルバムを45にする。最近のアルバムはあんまり買ってないなあ。



「NOKKO SILVER」 http://t.co/OXQXiRyzKP
ここから女性ボーカルが続く。
【46】NOKKO「カラード」。
「ハレルヤ」とか「ライミング・カフェ」とか、ほかのアルバムもおもしろいけど。
動画見て、90年代はもう昔のことなんだな……と思った。



「この空にちかって」: http://t.co/aL1NWs4KMx
【47】LINDBERG「Ⅴ」。
「この空にちかって」はアニメのテーマ曲だった。オープニングよりエンディングが好きだった。



「満月  松阪晶子さん」: http://t.co/0uAgufJUxx
【48】松阪晶子「夢を眠らせない」
3枚のアルバムを残し、その後どうなったのかはわからない。
「さん」付けされてるもんなあ。
「DAKE-DO」という歌がいちばん有名だと思っていたんだが、YouTubeにない。このころのアーティストだと、シングル曲でも普通に動画がなかったりするなあ。



「篠原美也子 誰の様でもなくPV」 http://t.co/dJwmPGyCLc
【49】アルバムにはアコースティックバージョンで入っている。
「海になりたい青」とか「いとおしいグレイ」とか、好きなアルバムだ。



「橘いずみLIVE バニラ」: http://t.co/hg0mv3OQmI
【50】橘いずみ「太陽が見てるから」をお気に入りCD60の50番目とする。一曲だと「失格」だけど、アルバムだとこちらかなあ。「ごらん、あれがオリオン座だよ」も大好き。



「love the island/鈴木あみ」 http://t.co/SxdVPLr7fe
【51】鈴木あみ「SA」



「tohko ふわふわふるる」 : http://t.co/OZ7fQhH7WV
【52】tohko「籐子」



「高橋由美子-A song for you(LIVE)」 http://t.co/ObKy1yN8HB
【53】高橋由美子「for BOYS」
オレもBOYだったことがあった。けっこういいアルバムで、泣いたこともある。



「暮れてゆく空は/遊佐未森」: http://t.co/IM58NK1gYv
【54】遊佐未森「ハルモニオデオン」
この人もかなり追いかけたなあ。2003年の「ブーゲンビリア」あたりまでは全部聴いている。



「砂の果実」 http://t.co/XxMk8yNX9N
【55】中谷美紀「cure」
おまけのアンビエントのCDもよく聴いた。そっちを60枚のなかに入れようかと思ったくらい。



「JUDY AND MARY『クラシック』」: http://t.co/TcwluuwTyB
【56】「FRESH」というベスト盤をよく聴く。熊が交尾してるデザインの。



「Rina Aiuchi - it's Crazy for You」 http://t.co/2y1tqf0Xai
【57】愛内里菜「Be Happy」
好きであることを隠している人がけっこういるんだけど、そのなかの一人。



「中島みゆきのオールナイトニッポン 1984年2月7日最後のハガキ「怜子」」: http://t.co/nwJ7R5dmX2
【58】中島みゆき「愛していると云ってくれ」
管理が厳しいのか、アルバムそのままの音が入った動画はないね。
カバーがあふれている状態だ。本物じゃなきゃみんな同じだ。



【59】中島みゆき「時代 -time goes around-」。初めて買ったCDでもある。



「オルゴール」: http://t.co/V4UBIDFI0o
【60】「松島オルゴール博物館」のCDを60枚目とする。

以上、持ってるCD1500のなかのお気に入り60とその参考動画でした。







というふうに一度は選んではみたけど、tohkoとかダンスダンスレボリューションはなくてもいいかもなあ。代わりにモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏とか、ラモーのクラヴサン曲集を入れてもいい。


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2014年10月09日

持っている1500枚のCDから好きなものを60選ぶ【前編】  ~クラシック音楽

「いま持っているCDでいちばんお気に入りのものは何ですか?」  

という質問を受けて、持ってる1500枚ほどのCDから好きなのを選んだ。60枚になった。今回はそれを関連動画をつけながら挙げていく。
クラシック30、ゲーム音楽10、ポップスその他20。
2枚組などもあるので、正確には60点となる。

1994年からCD集めてるんで、20年になる。このへんでまとめてみるのもいいかなと。
動画はあくまで「だいたいこんな感じですよ」という参考です。


「Lachrimae, John Dowland (1563-1626)」 http://t.co/VdfC2dR9AU
【1】ダウランドといえば「流れよ、わが涙」。声楽つきのもあるようだが、リュートのみのがいい。ルーリーなどが参加している「ダウランド リュート曲集」4枚組で聴く。



「Amarilli, Mia Bella (Caccini) - Soprano Ana Leono…」: http://t.co/meVWfLo9cm
【2】カッチーニのリュート歌曲。しっとりとしている。
オレがよく聴いたのは、ドイツハルモニアムンディ50周年記念50枚BOXのなかのもの。

演奏者にはあまりこだわりがないんで、同じ楽曲の違う奏者の動画を貼ることもあります。



「コレルリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第12番ニ短調『ラ・フォリア』」: http://t.co/4HfUt9ke8q
【3】ディアゴスティーニの「ザ・クラシックコレクション コレッリ」は様々な編成の楽曲が一枚に収まっていてよかった。今はブリリアントクラシックから出ている10枚組をよく聴く。



「Telemann - Quatuor Parisien N°12 (Chaconne) / I…」: http://t.co/a0ngOl9YgN
【4】テレマンの四重奏曲。テレマンはくつろいだ音楽。この動画は野外の演奏で、妙にカメラワークが凝っている。

CDとしては別になんでもいいんだよねテレマンは。どれを聴いても同じようにいいものだから。
DENONから1枚1000円、2枚1500円くらいで出てるシリーズのをよく聴く。「六つの四重奏曲」「パリ四重奏曲」とか。



「J.S. Bach - BWV 582 - Passacaglia c-moll / C minor」: http://t.co/ztKIXDXpGp
【5】バッハのオルガン曲。初めて買ったクラシック音楽のCDが「バッハ オルガン名曲集」っていうのだった。

リリングとか複数の演奏者が参加しているDENONから1300円で出ていたもの。それから1200円で再発売になった。その後たぶんまた出たでしょう。
「パッサカリアとフーガ」はとくに重厚で、圧倒されちゃった。



「Reinhard Goebel and Musica Antiqua K ln in Floren…」: http://t.co/hy6X1C6Vws
【6】バッハのブランデンブルグ協奏曲。ゲーベルの演奏はテンポ速めでサクサク進む。いろんな楽器が活躍して面白い。



「Heinrich Sch tz - Die Sieben Worte Jesu Christi a…」 http://t.co/WxjgU0uzJe
【7】シュッツ「十字架上のイエスの七つの言葉」。オレの持ってたのはハルモニアムンディから出たものだった。
声楽。聴いて気持ちいいということ以外言うことがない。シュッツは色々集めてみたけど、結局最初に聴いたのが一番よかった。



CD紹介としてはAmazonのページを貼るのが正確だろうが、いまどきCDにこだわることもないだろう。オレが持ってるのは廉価盤ばかりだし、一番いいとは限らない。ただ、最初に聴いたものが印象に残りやすくて多く挙げている。



「C.P.E.Bach Symphony No.1 in D major, H.663 Wq.183」 http://t.co/UxZgZ6EbLK
【7】C.P.E.バッハ「シンフォニア集」初めて買ったナクソスのCDがこれだった。W.F.バッハの作品も入っていた。

有名なバッハがJ.S.バッハで、長男がW.F.バッハ、次男がC.P.E.バッハ、末っ子のJ.C.バッハもモーツァルトに尊敬された音楽家で、ほかにJ.C.F.バッハという人もいる。
オレが好きなのは次男。時々宮廷音楽と思えない荒ぶりを見せる。



「Carl Stamitz - Sonata for Viola and Piano in B-fl…」 http://t.co/nELM3TR008
【9】シュターミッツ。ディアゴスティーニ「ザ・クラシックコレクション76 シュターミッツ マンハイム学派のヴィルトゥオーゾ」というのを聴いたらよかった。
ただし、シュターミッツは二人いる。父アントンと息子カール。4つの楽曲のうち、どれがアントンの作品なのかカールの作品なのかがわからないというCD。曲の表記も不十分だし、いまだにオレも全部はわからない。



「Mozart Piano Concerto No23-1M (1/3) S ndor V gh R…」 http://t.co/w4hGx4vnuK
【10】モーツァルトのピアノ協奏曲23番。これもディアゴスティーニの定価910円の安売りCDでよく聴く。20番も入っていた。



「ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 Op. 47 クロイツェル 第1楽章」 http://t.co/X2cFPjWBNJ
【11】ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5.9番をスターン盤でよく聴いた。クロイツェル・ソナタはトルストイが同名の小説を書いたことでも有名。
オレは小説から入ったのかなあ。覚えてない。


60枚を厳選したため、モーツァルトもベートーヴェンも1枚ずつになった。



「シューマン ピアノ協奏曲 イ短調 から 第1楽章」 http://t.co/5TgsjjLjMf
【12】これもディアゴスティーニ「ザ・クラシックコレクション」で聴くなあ。ディアゴスティーニの回し者じゃないんだが。
ほかに交響曲第3番「ライン」も入っていた。
シューマンというと、「トロイメライ」のささやかなイメージだったので、壮大な音楽にびびったなあ。



「モルダウ「わが祖国」より」 http://t.co/E0WLckTGLq
【13】スメタナ「わが祖国」は全6曲。けっこう激しい曲もある。合唱でも有名。この動画はカラヤンだけど、オレがよく聴いたCDはディアゴ(略)


どんだけディアゴスティーニなんだよって話だ。安いしいろんなのが聴けるから、はじめの頃はお世話になった。ただし演奏者は無名の人ばかりだ。架空の名前もあると聞く。いわゆる「幽霊指揮者」というやつだ。



「ブラームス 交響曲第4番 第1楽章」 http://t.co/3S4dgxNnWf
【14】これはザンデルリンクで初めて聴いて、あっさりめのノリントンと濃いめのチェリビダッケでも聴いた。ピアノ編曲版もあった。どれも良い。



「ブルックナー 交響曲第4番《ロマンティック》 第1楽章 ヴァント NDR」: http://t.co/eHGTlNdN3Q
【15】これは図書館でヴァントの2002年のやつを聴いたのが最初だ。クレンペラー、カラヤン、パーテルノストロ、チェリビダッケも聴いた。
精神科の集団精神療法に通っていたころに、そこで知り合った人にヴァントのブルックナーを薦められたのだった。お元気だろうか。

とてもゆったりしたスケールのでかい音楽。離れたところから地球を眺めているような感覚になる。2楽章が好きです。



「ドヴォルザーク 交響曲 第8番 「イギリス」」: http://t.co/145IOoynvP
【16】PILZというあやしいレーベルのもので聴いてたなあ。下手な翻訳みたいな解説つきの。
印象深い、良いメロディーを冒頭にもっている。



「Pell as et M lisande Suite, Op. 80 by Gabriel Fau…」 http://t.co/D3d8NwBnb1
【17】フォーレ「ペレアスとメリザンド」。アンセルメとスイスロマンド管弦楽団のCDを持ってる。一緒に入ってるドビュッシーの
「小組曲」も素晴らしいんだこれが。

動画で見たら、やっぱいいなあと思った。始まったところからもう幸福感で体が浮き上がりそうになる。たまらんよ。フォーレ最高。



「Wagner Rienzi Overture Klaus Tennstedt London Phi…」: http://t.co/1A9SktRUd5
【18】ワーグナー「リエンツィ」序曲。NHKの名曲アルバムで見たのが最初。CDはテンシュテットで持っている。
ただ、別に全部聴いて比べたわけじゃないから、テンシュテットがオススメかと言われると困る。ほかのすべての楽曲にそれは言える。



「マーラー《大地の歌》第6楽章「告別」ワルター旧盤 / フェリアー」: http://t.co/tEnIHBTibc
【19】マーラーはどれにするか迷った。1から6番くらいまではどれも好き。聴く頻度は高くないけど。



「Part I Rachmaninoff Plays Piano Concerto No. 2」: http://t.co/K4p2jK2mbE
【20】ラフマニノフのピアノ協奏曲2番。フィギュアスケートで有名な曲。
作曲者本人の演奏のCDがナクソスから安く出ている。



レスピーギ:リュートのための~第3組曲:マリナー/ロス室内O: http://t.co/5c1ltkewAY
【21】ずいぶん略した動画タイトルだ。「リュートのための古風な舞曲とアリア」。タイトルとは違い管弦楽曲。落ち着きます。
まさにこのマリナー盤を持っている。この絵はボッティチェリの「春」だったっけ。この絵と楽曲がオレのなかで結び付いている。



「プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番 ブロック(Pf)」: http://t.co/9WunPsibCL
【22】ベロフ盤で持っている。
プロコフィエフは攻めている感じがする。オレなんか単純だから工場とかビルとかが見えるような気持ちになる。



「Xenakis: "Omega"」: http://t.co/6kjm6xiBT1
【23】クセナキスのCDは見つけ次第買っていたころがあった。不協和音にひたる音楽。暴力的といってもいいかもしれないね。
初めて聴いた「ヒビキ・ハナ・マ」という曲が印象的だったんだが、動画は見つからず。



「Gorecki Symphony of Sorrowful Songs」 http://t.co/SfXZIaLuUP
【24】グレツキの交響曲第3番。定番といえば定番だ。癒しに。睡眠導入に。



「アルヴォ・ペルト 鏡の中の鏡 Arvo Part / Spiegel Im Spiegel」 http://t.co/A9IEgGIyiK
【25】「ザ ベスト オブ ペルト」というのを買って、よく聴いた。
これは車窓動画。



「Steve Reich - Music for 18 Musicians [ 2008 JAPAN…」: http://t.co/97c5pe9omF
【26】ライヒ「18人の音楽家のための音楽」。ライヒは今でも見つけ次第買う。
反復とずれ、これが気持ちいいんです。



「Philip Glass Glassworks」 http://t.co/gN5eBpux1H
【27】フィリップ・グラス「グラスワークス」。これもライヒと同じく「ミニマルミュージック」と呼ばれるもの。雨の日に合いそう。



「早春 【蔵王】-混声合唱のための組曲 【東京混声合唱団】」: http://t.co/aEwTjZpxbW
【28】佐藤眞「土の歌」のCDを「大地讃頌」一曲のために買ったんだが、ほかの曲もよかった。



「伊福部昭 日本狂詩曲~祭り」: http://t.co/PE9ajPHujE
【29】ナクソスの「日本管弦楽名曲集」を29枚目としたい。この動画の演奏はそのCDより激しい。
まさに祭に熱狂している。



「世界の国歌 9 イスラエル」 http://t.co/Fe5G6J4gCc
【30】「世界の国歌 ベスト」という二枚組CDがよい。105の国歌が入っている。外国の国歌って、スポーツのイベント以外ではなかなか耳にできない。




つづく。


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2012年05月31日

ファイナルファンタジーの名曲をCDで聴き比べる

「Distant worlds : music from final fantasy」を買った。要するにファイナルファンタジーの音楽をオーケストラで演奏したCDだ。曲目が「20020220」とだいぶかぶっている。オペラが良かった。鳥肌たった。


どうせだから、かぶってる曲目は聴き比べしてみよう。
例えば「片翼の天使」「エアリスのテーマ」のオーケストラ版は『リュニオントラックス』『20020220』『distant ~』の3種類もある。オリジナルサントラとピアノコレクション合わせたらもっとだ。そういうのをじっくり聴いて比べる。





Liberi Fatali【FF8】
▽「20020220」の音が薄いのはしょうがないか。
▽「distant~ 」は金管中心に善戦してる。
▽FF8サントラのが一番ワクワクする。一番煽りが激しい感じ。





エアリスのテーマ【FF7】
オーケストラ版は「リュニオントラックス」「20020220」「distant ~」を聴いた。

▽「リュニオン」はテンポがやや速い。
▽「distant ~」が壮大でいい。
▽オリジナルサントラも聴いた。ショボさは否めないが、オルガンみたいな「フャー」っていう電子音を聴くとゲームの中にいる気持ちになれる。
▽FF7ピアノコレクション版は、盛り上がりは弱くとも美しさではひけをとらない。





Don't be afraid【FF8】
▽「20020220」はトランペット浮いてるな。風ヒュンヒュンしてる。
▽「distant ~」の方が当然ながら整っている。
▽オリジナル版を聴くと、トライアングルやティンパニなど生の楽器の音を意識してるらしいのがわかる。






final fantasy 1~3メドレー
▽ライブの「20020220」は最初は感動したんだが、「distant worlds」と比べると穴に気付いてしまう。
▽「distant worlds」再録音して良くなっている。最後の反乱軍のテーマが急ぎ気味なのだけ気になったが、完璧に近い。




愛のテーマ【FF4】
▽「distant worlds」はやはり安定してる
▽これに関しては「20020220」も頑張ってる印象。▽サントラでスーファミの原曲をあらためて聴いたらメロディーがぶつ切りだった。でもよく盛り上げてる。
▽ピアノオペラ版は盛り上がると技巧的だ。きれいだ。クラシック音楽っぽい。





vamo'alla flamenco【FF9】
▽オーケストラ版は「20020220」の方がギターが活きている気がする。
▽「distant worlds」は鈴の音の強さが印象的。
▽オリジナル版が一番好き。出だしの妖しさが最高だしフラメンコらしさが一番強い。

第一、オーケストラアレンジの方は途中でのんきになりすぎる。






love grows【FF8】
オーケストラ版はピアノ協奏曲の緩徐楽章みたいだ。このピアノがスコールに戯れるリノアをイメージしてたりするんだろうか。
▽「20020220」は出だしのホルンが不安定だったりするが、気にしなければ充分聴ける。
▽「distant worlds」盤は当然ホルンもなにもかも整ってる。
▽オリジナル版はそもそもピアノが出てこない。これはこれで楽器の受け渡しが面白い曲だ。





片翼の天使【FF7】
5種聴き比べた。いい曲だなこれ。厨二心をくすぐる。

▽「リュニオントラックス」は標準的な良い演奏。
▽「20020220」は音は薄いが気迫は充分。
▽「distant worlds 」は演奏はトップクラスだがセフィロスを「セフィロ!」と言ってる。スが聞こえない
▽オリジナルサントラ版はプレステの音で精一杯やってる。合唱が無機質で別の恐怖がある。
▽ピアノコレクション版はテンポが遅めだ。とてもよくやってるが、ピアノ一台でやるのはやはり無理があるのでは。





以上。まだ持ってないCDもあるので、この記事には続編や補足版が書かれることもありうる。



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2011年10月18日

▽CDのダブり買いを前向きに考える▽光輝ける未来に向かって▽ほか[ツイート32]

紹介したりされたり

合コンで女怪の攻撃を華麗に受け流してたら咽び泣いた - ハムスター速報
面白いドラクエスレだった。




無職だけど金持ちのフリして合コン行ってきたwwww - VIPPER速報
一方こちらは投げやりだが味のある合コン話。




“藤子不二雄A「まんが道」(中公文庫コミック版)第12巻 内容と感想”がネットサーフィン見聞記さんに紹介されました http://t.co/uEt5Lgmf



高校時代超絶リア充だった俺のスケジュール晒すwww - ゴールデンタイムズ
これくらいは普通に思えてしまうオレはきっと2chに毒されている




20年前に好きだった子と再開してきた - モリ速報VIP
オレもこんなふうになりたいな、なれるかな、と妄想したりする。特に最近は。




じいちゃんにヘイストかけたら死んだ - ぶる速VIP
たまにはFFやりたいと思うネタスレだった




俺の名前が恥ずかしすぎるんだが(DQNでは無い) - VIPPER速報
悪い悪いと思いながらも笑いが止まらなかった





記録すること、眠ること

音楽からブログ記事を作るのが難しい。聴く方も演奏する方も。 読書はそれよりは作りやすい。ブログ記事になる行為をしてると、とりあえず無駄じゃない気がして安心する。

記録を残すと安心する。しかし残した記録はあまり読まない。残すこと自体が目的になっている。文房具屋でスタンプを押すのが好き。 

記事をまとめてアップすること自体に快感を感じている。Twitterは小さな快感。
何かを生み出す喜び。その何かが卑小である悲しみよりも、それは大きい。

文字を打つ。それが反映される。だからここは夢ではなく、オレは幽霊ではない。他の人と同じなんだ。それを確かめるために打つツイートもある。

自分だけがこの世の中でずば抜けて醜くて間違っている、という根拠のない「いじけ」がある。オレが文字を打ってそれを反映させると、そうとは限らないと思える。「ほら、同じように文字を打てるぞ」と。


オレには生まれてこれなかった弟や妹が何人かいる。正確な人数を知らない。彼らはおろされ、オレはおろされなかったのだ。あんまり普段思い出したりしないんだけど、時々彼らがどこかにいる気がして哀れに思う。


空いた時間など、何をするか考えているうちに時間は過ぎてゆく。何をするかあらかじめ決めておくと、つまらなくなる。「どうしよっかなー、あれもいいなこれもいいな」ってやってるのが好きなんだろうか。生産的じゃないな

例えば寝る前に何をするか。あれもいいこれもいい、と迷うのが楽しい。でも気がつくと何もできてなくてがっかりする。事前に決めておくと「やっぱりあっちが良かった」などと考える。どこで折り合うか。

眠ろうとしたら嫌なことを思い出して眠れないんじゃないか、眠ろうと考えるほどに眠れなくなるんじゃないか、という不安がある。それで音楽聴きながら眠る。音楽に集中することで物を考えぬようにする。始めは刺激ある音楽、それから静かな音楽、の順がいい。CD2枚は常に枕元にある





ブックオフ、現代音楽、ダブり買い

失敗した。今日買ったクセナキスのCD、持ってる曲だった。「プレイヤード」のストラスブール・パーカッション盤。演奏者まで同じだ。別録音だけど

クセナキス「プレイヤード」のダブり買いにショック。検索して、今日自分が買った方が良い録音だというレビューを探したが、そんなのはない。まあ聴き比べましょう

CDのダブり買いを前向きに考えたい。
一枚の絵を見るのと、同じような二枚の絵の間違いを探すのとでは鑑賞の仕方が違う。ダブり買いは違った鑑賞の仕方をするチャンス提供してくれるのだ。




ブックオフで芥川也寸志、伊福部昭、クセナキスのCDを買った。芥川を聴いてるが、とてもわかりやすい。

伊福部昭 「シンフォニア・タプカーラ」初めて聴く。アイヌの踊りみたいなのを表してるらしい。 最初からリズミカルで面白い。

伊福部昭「SF交響ファンタジー第1番」もろにゴジラのテーマ出てくる。
ゴジラのシリーズはほとんどちゃんと見たことがない。伊福部昭「SF交響ファンタジー第1番」を聴いてるとゴジラというより、ゲームの「 地球防衛軍 」をやってるような気分になる。




ライヒの「ドラミング」とクセナキスの「プレイヤード」の類似が指摘されているページが見つからなかったが、指摘した人はいないのか? どちらも打楽器による作品で、構成が真逆になってる。ライヒは太鼓→木琴→鉄琴→合奏、クセナキスは逆の順。厳密には違うけどね。


作風は全く違う。ライヒは繰り返したりずらしたりしてゆく。クセナキスは突発的なエネルギーがある。


クセナキス「プレイヤード」DENON盤とHMF盤を聴き比べている。DENON盤の方がよく音が入っているし、キレがあるように思う。




引っ越し!引っ越し!バンバン!  というのをライヒ「イッツ・ゴナ・レイン」みたいに重ねてずらしたらどんな感じだろうな。







メロディーなど奏でたくない、和音など鳴らしたくない、リズムは不規則でありたい。現代音楽とは非音楽的だ。規則をいやがる不良みたいだ。オレは不良についてく女みたいなもんか。





その他日常のつぶやきから

仕事で注意されると志村けんになって不規則なタイミングで「でし!でし!」って言いたくなる。オレはできないくせに反抗的なタイプ。




赤塚不二夫のコンビニ本「天才バカボンとおそ松くんとアッコちゃん」読んだ。天才バカボンすごい。最初の「天才死ね死ね死ね」の巻から実験的なギャグの連続。一方、アッコちゃんはストーリーがきちんと組み立てられている。おそ松くんは、バカボンほどシュールではないが面白い。




「逃走中」好きなんだけど、間のドラマが見てられずテレビ消す





サドルの代わりにブロッコリーって意味わからん。似てるわけでもないし。仕事で野菜扱ってるけど、売る立場としては売れればそれでいい。自転車乗る立場としては、絶対やめてほしい。




裏の家に小さい赤ちゃんがいて、その親がアンパンマンの歌を歌ってる。アンパンマンの人気は安定してる。「べんきまんとうんこちゃん」みたいなキャラ出して盛大に自爆すればいいのに





「お前に人間というものがどれだけ愚かなのか思い知らせてやる」という意図で「3つの願いを叶えてやろう」と言ってるのなら相当な策士だと思うが、そこまで人間を憎む理由はなんだろうとも思う





ブックオフのスタンプ10個ためたけど、画面メモ忘れたまま0個に戻ったからもう貯めない

ポンタカードのポイントがそのまま1ポイント1円相当で使えるの初めて知った。





オレは怒ると「こ・の・や・ろ!」って言うんだけど、多分ジャイアンの影響




例えば好きなミュージシャンを9人選んで並べて「すごい打線だぜ!」、11人並べて「最強のイレブンだ!」みたいな満足感を感じていたい。本棚を眺める時とか、自分のフォローの一覧を見る時とか、なるべくたくさん。




自分の好きなものをスラッシュで区切るとこんなプロフィールになる。
中島みゆき/電気グルーヴ/橘いずみ/クラシック音楽/ライヒ/藤子 F 不二雄/ピアノ/ジグソーパズル/絵画鑑賞/読書/ブログ/FF/ゲーム/川柳/短歌/

徹底してインドアだ




昨日は「せいし」で変換し見事に「精子」が表示されたが、「いく」で変換するとイクとでるのがわかった。




「求めるのが恋、与えるのが愛」みたいな愛の定義があるけど、オレはもっと単純に「好き」でおさまらないくらい好きだから「愛してる」と言いたい。つまり何が言いたいかというと、オレは厚切りバウムクーヘンのバナナ味に「愛してる」と言いたいのだ。 #愛

#愛 の日本語タグ見たら気持ち悪い書き込みばっかりだ。何が「輝ける未来に向かって歩いていこう」だよ。未来に輝いてるのは頭くらいのもんだ。輝ける頭に向かって毛が抜けていくんだよ。頭を洗ったその指に、起きた寝床のその枕に。

#ハゲ のタグもヤバいな。タグで探すと大抵は人気あるツイートのRTで埋まっている。それはどうも好きじゃない。同じツイートをそんなに何回も読みたくないもん。





くどうよしおのツイートまとめ
[23]▽死んだ猫の話▽南国少年パプワくん▽嫌な知り合いにmixi見つかった▽ほか
[24]▽魔女の宅急便▽田原総一朗さん▽クソして寝ろ▽ほか
[25]▽物を食べる洋服▽もし江戸時代に行ったら何をする?▽ほか
[26]▽本はインクの染みにすぎない▽ホームラン▽ほか
[27]▽オレが怨霊になったら▽ライブドアブログランキング終了によせて▽ほか
[28]▽ズボンのチャックが開いてると指摘されたらこう返せ▽ほか
[29]▽いま匂ってるの、俺の屁なんすよwwww▽ほか
[30]▽前の職場のイヤな上司が震災による津波で亡くなった▽ほか
[31]▽一人称、どう使い分ける?▽大長編ドラえもんの感想3本▽ほか





 


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2011年08月04日

音の60時間・今聴きたいCD60枚感想[2]電気グルーヴ、砂原良徳、ほか

1270枚のCDから120枚選び、そこからさらに「しばらく聴いてないな」「今聴いてみたいな」というCDを60枚選んだ。これを「音の60時間」として毎日1~2枚ずつ聴いていく計画をたてた。





▼13

「音の60時間」13枚目はヘンデル「オルガン協奏曲1.4番ほか」デアゴスティーニ。ヘンデルらしい華麗さとオルガンの宗教っぽさが混ざった器楽曲



▼14

14枚目もヘンデル。王宮の花火、水上。クーベリック。 豪華で華麗だ。ヘンデルはこうでなくっちゃ



▼15

15枚目は #電気グルーヴ 「イルボン2000」。
一種のライヴアルバム。「VOXXX」「A」中心の選曲もいい。テンションの高い曲がノンストップで続き、密度の濃い時間を過ごせる。歓声や拍手の音は好きだ。


▼16

16枚目はC.P.E.バッハのシンフォニア集 Wq183。NAXOS盤。 良さを説明するのが難しい。バロックと古典の間の、前古典派という時代の傑作。ちょっぴり変だけどそれを力で押し切ってる感じ。面白い




▼17

17枚目は tohko 。2枚あるアルバムを聴き比べた。どちらも優れているが選ぶなら「籐子」の方か。
小室哲哉 はすごい音楽家だ。ただ、ゆるやかな曲はどうも退屈する




▼18

18枚目は ヌスラト ( ヌスラット )・ファテ・アリー・ハーンの「dust to gold」。イスラムの匂いの濃い音楽で、癖になる。もっとCD欲しいアーティスト。神聖なんだろうけど、けだるく妖しげに聴こえる。ずっと浸っていたい世界だ





▼19

19枚目は ブラームス 「ドイツ・レクイエム」アルテ・ノヴァから出た廉価盤。サラッと2回流した。ところどころ美しい。集中したまま聴き通すのは難しい




▼20

20枚目は ハイドン交響曲 6.7.8番。ドラティで聴いた。初期作品だから未熟なんじゃないか、という先入観を吹っ飛ばした嬉しい一枚。ソロがよく活躍するのが耳に面白い。



▼21

21枚目は砂原良徳 「LOVEBEAT」。おとなしいテクノだ。テンポが変わることはなく、常に中庸なテンポだ。耳触りよく、BGMにもってこいのアルバム。




▼22

22枚目はモーツァルト のレクイエム。マリナーのバイヤー版。有名な曲って敬遠してあまり聴かないことがあるが、この曲がそうだった。久しぶりに聴いて感銘を受けた。実はあまり聴きこんだことがない曲で、新鮮だった。後半も充分素晴らしい。




▼23

23枚目はELT シングルを集めたアルバム。「EVERY BEST SINGLE+3」
いかにも消耗品っぽい音楽だな。はじめは薄っぺらくて戸惑うんだが、だんだん慣れていって気持ち良くなる。
「time goes by」いいね。
歌詞カードの男2人が常に明後日の方を見てるのが気になる。





▼24

24枚目はベートーベン のヴァイオリンソナタ5番「春」9番「クロイツェル」スターンとアックス。
初めて買った室内楽のCD。今聴いてもすごくいい。春はのびのびとしていて、クロイツェル1楽章は燃える。




音の60時間[1]



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2011年05月22日

中島みゆきのアルバムを聴く★40「I Love You,答えてくれ」

I Love You,答えてくれ



2007年のアルバム。
オレは「ララバイSINGER」やLAライヴを聴いていないから、順番を飛ばしていることになる。

オレがこれを買ったのは「歌旅」のライヴDVDを買ったのがきっかけだった。
歌旅というコンサートが大変素晴らしいものだった。そのコンサートの収録曲の多くがこのアルバムに入っているという理由でこのアルバムを手にした。



ジャケット、歌詞カード

ジャケットは「歌旅」のトラックのデザインと同じだ。つまり金色の背景に白い衣装、かっこいいみゆきさん。そして迫力ある毛筆で書かれたアルバムタイトル。

裏は赤い衣装だ。靴が気になる。女子プロレスラーが履きそうな靴だ。


歌詞カードを見る。
金色は屏風の色だとわかる。
畳やふすまなどが「和」を感じさせる。白いページに光をあてると和風な模様が浮きでる。

白い衣装は暴走族みたいだと思った。
「美雪組」「美雪会」とでも言えばよいだろうか。

和の中の上品さと、それに包まれた力強さを感じる。




収録楽曲の感想



1.本日、未熟者

TOKIOに提供した曲なので、TOKIOのバージョンもYouTubeで聴いた。全く動きのない舞妓さんが印象に残った。

コンサート「歌旅」で強い印象を残した曲だ。
金管の「パパラパパ~」から「ジャージャジャ・ジャージャジャ」が入ってくるところからしてインパクト抜群だ。

編曲のところに中村哲さんの名前がある。サックスの人だ。
このアルバムでは瀬尾さんの他に誰かもう一名がアレンジに加わってる曲がいくつかある。
最後のサックスと金管のユニゾンは今まで聴かれなかった手法だ。



詞の内容は、不器用な男の生きざま、といったところか。
この男は苦しんで生きている。そこに甘い誘いがかけられるが、男はそれを蹴る。要領よりも筋を通したまっすぐな生き方だ。
おろおろとしてはいるが、ある意味強い男だ。

「野望」「義」といった言葉は女性が使うような言葉じゃないな。このへんに男臭さがあり、和風な何かを思わせる。
「あるか」と問うている。野望、義、情、恥、そういったものが彼にこの生き方をさせていると考えられる。





2.顔のない街の中で

サクサク流れるサウンドだが、みゆきさんは何かを訴えかけるように歌う。

この歌はアルバム「短篇集」の中の「帰省」につながってるように思う。8月と1月以外の都会を歌っているのだ。
人同士が日々の中で物のようになってゆくことを歌う。

「ならば見知れ」とみゆきさんは言う。
「見知らぬ」「人見知り」という言葉はあるが、「見知る」という言葉はあまり聞かない。その命令形「見知れ」となると、さらに聞かない。
「思い知るまで見知れ」となると難解だ。何をどうしろというのだろう。

「顔のない国」と聞いてすぐに菅総理のことを思い出した。あまり政治的なことは書きたくないが、菅総理にはリーダーシップがない、方向性がないと言われている。「顔のない」というのはそういうことを言うのかな?と思った。




3.惜しみなく愛の言葉を

「歌旅」のエンディングに流れるのはこの曲だったのか。


今日ありったけの愛を語ったら明日は言うことがなくなるのか。いつかのために今日は黙っているのがいいのか。
いいや、私は今日も明日も惜しみなく愛の言葉を君に捧げる。
…という内容だと理解した。


今日という日を精一杯生きて、愛せる限り愛する。いいなあ、そういう生き方。恋愛に限らず、オレは怖くて全力でやらないことがあるなあ。




4.一期一会

世界ウルルン滞在記の曲になったらしい。そう思って読むと、なるほどしっくりくる歌詞だ。

「見たこともない」の連発や「遠く離れて」が海外を思わせるし「短い日々」もポイントだな。

あなた自身の笑顔を忘れないでほしい、というのがいいね。

中島みゆきの歌に出てくる旅人は孤独な人が多いけど、これは人とのつながりを感じさせてくれる歌だ。




5.サバイバル・ロード

なかなか激しく、迫力のある楽曲だ。

「裸足で走れ」の21世紀版だな。裏切りに満ちた世を歌う。

「身ぐるみ剥がれて」
「食いちぎられて」
「喰らいあって闇の中」
などエグい言葉に強い表現を感じる。かっこいいぜ。




6.Nobody Is Right

コーラスが充実している。手拍子が加わったあたりで「おだやかな時代」を思い出した。

はじめは良さがわからなかった。ラッパが軽薄に聞こえるし、同じ英語の繰り返しは変化に乏しい。しかし、じっくり聞いたら深い内容だと感じた。

何もかも正しい人なんていないんじゃないかと歌う。その上で、正しさを手段にして争いを起こしたり快楽を貪る行為を批判する内容だ。

何のことを歌ってるんだろう?

オレはなんとなくアメリカのことを考えた。あまり世界情勢に詳しくないから自信を持って書けないんだけど、アメリカが中東に対してやったことがなんとなくこれに当てはまってる気がする。違ってたらすみません。

戦争に正義も悪もないよな。

必ずしも「争い」が戦争を意味するとは限らないな。

オレは2ちゃんねるのいわゆる「祭」に加わって、悪い誰かが晒しあげられる様子を見て楽しく感じることがある。晒したり叩いてる人は、名目上は正義のためにやってると言うが、実際は勝利の美酒に酔いたいわけだ。
これはあくまで例えだけど、つまりそういう偽りの正義を戒める内容の歌ともとれる。


自分が絶対正しいという思い込みを捨て、多様な価値観を受け入れ理解し認めること。ありふれてるようで、難しい。




7.アイス・フィッシュ

編曲のところにみゆきさんの名前がある。神秘的な曲。「六花」「白菊」「伝説」あたりに近い。


さっきの歌とは対照的に比喩表現が多い。
解釈が分かれるかもしれないが、オレが想像したのはいじめ問題だ。

クラスにいじめられっこがいたとする。その子を助けたいと思いながらも保身からそれができず、そんな自分に悔しくなる。そんな状況が見えた。
自由に水の中を泳ぐことができず、怖じ気で凍りついて動けない、そんな魚。





8.ボディ・トーク

これもライブで印象的だった。かっこいい曲。

自分の気持ちを言葉を使って伝えることができないもどかしさを歌う。

命さえもさしだせる、そんな強い愛を伝えたい。海の様子だとか、爪に体温があるとか、そんなことを伝えたいわけじゃないのだ。思いを伝えられないんだから言葉なんて弱いものだ。言葉がダメならせめて身体から伝わってほしい。


みゆきさんほどすごみのある言葉を使って詞をかける人が「言葉なんて迫力がない、言葉は弱い」と言ってるのが不思議な感じだ。



9.背広の下のロックンロール

これは「歌旅」のトリを飾った曲だ。オレはDVD見てこの歌のところで泣いた。それぐらい感動した。

この歌に関しては「歌旅」の記事でさんざん書いたから繰り返さない。そちらを参照。

CDは映像がないぶん感動は少ないが、それでも堂々たる名曲には違いない。




10.昔から雨が降ってくる

これも「歌旅」の感想で既に書いた。DVDと大差ない内容だ。そちらを参照。

みゆきさんの歌には「時代」をはじめとして、生まれ変わりが出てくる歌はいくつかある。でも人間以外が絡んでくる例は少ない。「この空を飛べたら」くらいしか思いつかない。


盛り上がるからなんとなくいい曲みたいに聞こえるが、好きかと言われたら別に好きじゃないな。
降ってくる雨を見て大昔のことをしみじみ考えた体験なんてないし、いまいち共感できない。




11.I Love You,答えてくれ

いきなりみゆきさんの迫力のヴォーカルが入ってくるから開始早々でぶったまげてしまう。

損得も何もない真っ直ぐな愛の歌だ。しかしこの彼女、相当疑い深いようだ。

この告白にしても、伝えたいから伝える、それだけの純粋な告白だ。小細工も何もない純度100パーセントのラブソングだ。
愛は他の何かを得るための手段ではない。愛そのものが目的なのだ。

見返りを求めない愛というと女性的な感じがするが、この歌は男性的だ。



おわりに


中身の濃い11曲。つい感想も長くなる。感想が長いということは、色々考えさせられた、感じるものがあったということですね。
3.7.10.あたりがちょこっと物足りなかったけど、これは名盤と言っておきたい。いろんな感情のうねりやエネルギーがビシビシと伝わってくる一枚。








中島みゆきを聴き直す
★18「歌暦」
★19「中島みゆき」
★20「グッバイガール」
★21「回帰熱」
★22「夜を往け」
★23「singlesII」(2枚組・2枚目)
★24「歌でしか言えない」
★25「EAST ASIA」
★26「時代-time goes around-」
★27「singlesII」(2枚組・1枚目)
★28「LOVE OR NOTHING」
★29「10WINGS」
★30「パラダイス・カフェ」
★31「わたしの子供になりなさい」
★番外編
★32「日-WINGS」
★33「月-WINGS」
★34「短篇集」
★35「心守歌」
★36「おとぎばなし-Fairy Ring-」
★37「恋文」
★38「転生」
★39「いまのきもち」



DVD
★夜会vol.13「24時着0時発」
★歌旅 中島みゆきコンサートツアー2007[前編]
★歌旅 中島みゆきコンサートツアー2007[後編]


 



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2011年03月31日

部屋を片付けたとか、そういう話

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一週間くらいこのブログを更新しなかった。サブで運営してるエロいブログとか音楽のブログとか2ちゃんねるのまとめブログは更新してたしTwitterも書き込んではいたけど。



連載企画がいくつも同じ時期に終了したし、震災の記録も書くことがなくなってきた。それが更新停滞の理由。
今日は初心に戻ってダラダラと書きたい。


震災後しばらくは仕事が忙しかった。朝仕事に行って、夕方帰ってきて、ちょっとゲームしたりネットやって寝る。また朝。その繰り返し。

だんだん仕事が軽くなってきて、連休になったからブログでも書こうかと思った。


震災でめちゃくちゃになった部屋だが、震災直後にある程度片付けた。今日は余裕があったからさらに片付けた。震災前よりも片付いた。すっきりした。収納を考えたり、物をあるべき場所に移していくのは楽しい。始めるまでは億劫だが、収納のアイデアがひらめくと楽しくなる。空間ができると、部屋が広くなったみたいで嬉しくなる。



落っこちたまま放置していたジグソーパズルを元の位置に直した。

あちこちに分散して置いていたCD(全部で1239枚ある)を一箇所にまとめた。

CDの収納には以前から頭を使っている。ひとつのケースに6枚ディスクを入れる方法をあみだして使ったし、CDボックスの隙間にさらにCDを押し込んだりした。

今回は箱の上に箱を乗せる方法を使った。CDの入ったダンボール箱の上にCDの入ったカゴを乗せた。こうすると省スペースとなる。が、当然下の箱にあるCDを取り出すのが面倒になる。だから聴くものは上の箱、あまり聴かないものは下の箱に入れた。1軍・2軍というわけだ。


ジャズ全般、シューベルト、シューマン、ワーグナー、チャイコフスキー、ドビュッシー、ラヴェル、バルトークなどを2軍にした。中島みゆきもしばらくは聴かないと思ったから2軍にした。
よく聴くようになったら昇格させて他の何かを降格させればいいことだ。

最近はブルックナー、ブラームス、ベートーヴェンをよく聴く。かつては珍曲を漁っていたが、結局クラシックの王道に戻ってきた。そういうものかもしれない。


机から半径1メートル以内に所持CD1239枚全てが入った。上出来だ。





写真は震災直後と今日のもの。



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2011年02月24日

中島みゆきを聴き直す★38【最終回】 「転生」 - 『帰れない者たちへ』ほか

転生



数年前のアルバムだが、これがオレの持ってる最も新しい中島みゆきのアルバムとなる。

ジャケットは斜め上を見るみゆきさんと水しぶき。これは生命力みたいなのを表現してるんじゃないかと思う。
バックは紫っぽく、宗教っぽい。

11曲入り。




1.遺失物預り所

変な歌。普通のアーティストなら歌にしないような内容だ。こういう変わった歌があるのは、夜会があるからか。

3拍子でゆったりとしている。

とても丁寧な口調だ。
なくなったものを預かっている。どうやら旅に何か忘れて行ったらしい。夜会の歌なのかもしれないけど、知らないから「不思議な歌だなあ」で終わってしまう。

Good Morning Ms Castaway を思い出した。




2.帰れない者たちへ

なにかのドラマの歌になったんだっけ。見てない。

「異国」に近い世界観で、帰れない旅人の孤独を歌う。

しみじみと悲しい。歌声が遠吠えのようだ。




3.線路の外の風景

線路というのは人生のレールをいうようだ。決められた人生への反発。見渡す限り草原の中、ということは、レールのない場所を歩いているわけだ。しかし夜に夢の中でレールが夢に続いていたことを思い出す。


わかるかも。反発して人と違うことをして、それが個性だと思う。しかし実は自分の大切なものを失っている。
力強い歌唱だ。




4.メビウスの帯はねじれる

3拍子の歌が多いアルバムだな。1.2.4.7.は3拍子だ。
この歌も1.と同様、単体では話が見えない楽曲。タイトル通りのことを歌っている。「真直な線」の逆みたいだ。

ヘンテコな感じで、歌い方が変化する。駄々をこねる子供のようだったり、母親のようだったりする。
ネジを巻いて始まり、パタンと箱を閉じて終わる。オルゴールの曲であるかのようで面白い。




5.フォーチュン・クッキー

これもユニークな歌。とてもリラックスしている。手遊び唄みたいな調子の良さがある。

未来をクッキーに例える。どちらの未来が当たりなのか、悩んで選ぶ様子を歌う。




6.闇夜のテーブル

カードゲームをしている。イカサマがほのめかされる。ゲームのイカサマというより、人間の心の裏表なのか。

けだるくも邪悪であやしい魅力がある。



「ありえない」という言葉の使用頻度が上がっている気がする。90年以前は「くらやみ乙女」1曲だけだったはずだ。
「闇夜のテーブル」「ミラージュ・ホテル」「思い出だけではつらすぎる」と、思いつくだけで3曲ある。だからどうだということはないけど。




7.我が祖国は風の彼方

「日-WINGS」「月-WINGS」の最後の曲みたいなおだやかで広がりのある曲。どこかの国歌のようでもある。
「阿壇の木の下で」をもっと抽象的にしたような内容。

自分の国がなくなり名前などが変わっても、そこに自分は帰るだろう、というような歌。


国は変わって遥か彼方にあったとしても天空にある国は消せない、と歌う。これは「永久欠番」の、百億の人々に忘れられても宇宙(そら)の手のひらの中では確かに存在する、みたいな話だ。「樹高千丈落葉帰根」にも共通している。

つまり、人間には故郷やよりどころとするものがあり、それは表面的には消滅したように見えたとしても、見えないところでは不滅なのだ。そして必ず人はそこに帰ってゆく。中島みゆきの歌に出てくる旅人は、旅先ではなく故郷を思いながら旅をし、そしていつか帰る。




8.命のリレー

まさに「転生」というアルバムタイトルを感じさせる歌。
一人称が「僕」だ。個人的には「僕」で歌われる中島みゆきの歌にハズレなし、と思っている。「バラ色の未来」は苦手な方だけど。


命は限りあるもので、できることに限りがある。しかし、たどり着けなかったら次の命に願いを引き継げ、と歌う。「あたし時々おもうの」から比べれば確実に前進している。

歌唱も非常に力強い。素晴らしい楽曲。

引き継ぐべきバトンを持ってるだけでもすごいと思う。一世代で叶わぬほどの大きな目的に向かって生きるのはすごい。オレは死ぬ時に引き継ぐに値するバトンを持っているのだろうか。後悔や嘆きだけが残ってはいないだろうか。




9.ミラージュ・ホテル

「恋文」にも入ってた曲。ずいぶん早いリメイクだ。

ふわふわしたアレンジ・歌い方になっている。しっとりしているが、その中から悲しみや不安が漂ってくる。ぼんやりとあらわれる霊のようだ。

「ミラージュ・ホテル」という部分はコーラスのみが歌っている。
間奏ではチェロが歌う。怖い霊ではなく、何か想いを持ってさまよっている悲しい霊を思わせる。




10.サーモン・ダンス
打って変わって生命力がみなぎる楽曲。アルバムジャケットの水しぶきが一番似合う曲だと思う。「生まれ直せ」という言葉が「転生」を連想させる。このアルバムの中核といっていい作品だろう。

必死に転轍機を動かそうとしている。これは自分の生き方をガラッと変えようとしているんだろうか。何か自分を縛るものから自由になろうとする力にも見える。

「ファイト!」で魚の比喩が出てくるが、それを思い出した。

「涙は後ろへ流せ」はいい言葉だな。悲しみは過去へ捨て、いつも澄んだ前向きな目で未来を見てるみたいだ。
荒々しいほどに強い応援歌。
大好きな曲。





11.無限・軌道

このねじれは「メビウスの帯はねじれる」につながるのかな。
とても抽象的な内容だ。

人生は行き先のわからない列車、ということか。いや、それは人生なんてものを越えた無限の時間の流れなのか。そして私たちはその無限の時間をゆく列車の中の乗客というわけか。
なんとスケールの大きな歌だろう。

ゆったりとしたおおらかな楽曲。





▽おわりに

内容にまとまりがある。

列車や旅にまつわる比喩が多くの楽曲に見られる。
「転生」の名にふさわしい、ねじれてつながる時間や引き継がれる命をテーマにした楽曲がある。
いろんな音楽がありながらも、統一性や関連性が見られる。


また、恋愛の歌が全くと言っていいほど無い。これは珍しいことだ。


オレはこのアルバムは傑作だと思う。変な曲ではじまるが、だんだん良くなる。終盤の「命のリレー」「サーモン・ダンス」は素晴らしいエネルギーだ。聴かないと損だ。





▼「中島みゆきを聴き直す」のおわりに

12月はじめから3ヶ月以上かけて中島みゆきの楽曲をアルバム単位で聴いた。まだいくつも聴いてないアルバムがあるが、是非とも聴いてみたいと思っている。必ずや聴いて記事にしたいと思う。機会があれば夜会の映像も見たい。すぐにでも見たり聴いたりしたい。ここまで聴いたんだから全部聴きたい。


やっぱりオレは中島みゆきの歌が好きだ。ずっと応援していきたい。「中島みゆきを聴き直す」はこれで終わりだが、もう聴かないわけではない。
新たに聴いたアルバムは「中島みゆきを聴く」というタイトルでまた記事にする。近いうちに記事になるかもしれない。



ここまで勝手な解釈でさんざん書いてきた。間違いや勉強不足な部分も多いかと思う。それでも自分が感じたままを書いたからある程度は満足している。とりあえずではあるが、一つのシリーズを完結できて安心しているし充実感もある。

読んでくれた皆さん、ありがとうございました。



中島みゆきを聴き直す
★1「私の声が聞こえますか」
★2「みんな去ってしまった」
★3「あ・り・が・と・う」
★4「愛していると云ってくれ」
★5「親愛なる者へ」
★6「singles」(3枚組・3枚目)
★7「おかえりなさい」
★8「生きていてもいいですか」
★9「臨月」
★10「寒水魚」
★11「予感」
★12「singles」(3枚組・2枚目)
★13「はじめまして」
★14「御色なおし」
★15「miss M.」
★16「36.5℃」
★17「singles」(3枚組・1枚目)
★18「歌暦」
★19「中島みゆき」
★20「グッバイガール」
★21「回帰熱」
★22「夜を往け」
★23「singlesII」(2枚組・2枚目)
★24「歌でしか言えない」
★25「EAST ASIA」
★26「時代-time goes around-」
★27「singlesII」(2枚組・1枚目)
★28「LOVE OR NOTHING」
★29「10WINGS」
★30「パラダイス・カフェ」
★31「わたしの子供になりなさい」
★番外編
★32「日-WINGS」
★33「月-WINGS」
★34「短篇集」
★35「心守歌」
★36「おとぎばなし-Fairy Ring-」
★37「恋文」 - 『銀の龍の背に乗って』『思い出だけではつらすぎる』ほか




 


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2011年02月11日

中島みゆきを聴き直す★33「月-WINGS」

月-WINGS



9曲入り。日-WINGSより1曲少ないが、「PAIN」が長いことでバランスをとっている。


今ごろ気づいたんだけど、収録順は夜会の順番になっている。最初の3曲は「2分の2」、次の3曲は「問う女」、最後の3曲は「海嘯」から。




ジャケットのみゆきさんは細い月を見てるみたいだ。





1.一人で生まれて来たのだから

一人で生まれて来たのだから一人でいるのが当たり前、淋しくない、と歌う。
MaybeやI Love himみたいな「それでも夢を見たい」という内容はない。わりと淡々としている。


リズムは打ち込んであるみたい。人間が叩いてる感じじゃない。
軽くて心地よい。


「ジャスミン」というのは劇中の主要人物のことだろう。




2.紅い河

「子守歌」みたいなテイストの民族的な音楽。
5拍子。カラオケだと歌いづらい。


紅い河がただ流れてゆく。その流れに「あの人」への想いをたくす。




3.LAST SCENE

歌詞の少ない歌。もともとは歌詞のないインストだったと解説に書いてある。


ジャズっぽい遅くて妖しい曲。都会の夜って感じだ。

みゆきさんは歌詞のないけだるいメロディーを妖しく歌う。
1コーラス目は歌詞がない。

3分過ぎてようやく歌詞が出てくる。
詞は5行だけだが、うまい俳句みたいに情景が浮かぶ。





4.女という商売

いかにもいかがわしい店みたいな雰囲気だ。


雰囲気はいかがわしいが、歌詞は深い。平易な言葉で奥行きのある表現をするのがうまい、なんてのは言い尽くされてるだろうけど、あらためてそう感じる。




5.SMILE,SMILE

オレがこのアルバムで一番好きな曲。邪悪なピエロのようなものが思い浮かぶ。

歌い方が邪悪だ。それが好きだ。
遊園地っぽい音楽。


「君」の笑顔は不思議な力を持っていると歌う。挨拶や声にも力がある。

オレもそういう能力欲しいなあ。





6.PAIN

オーケストラと同時にヴォーカルを収録したとか。
弦楽と木管などによるオーケストラのサウンド。


前曲とは対照的な真摯な内容だ。
詞の内容もスケールが大きい。
人間のもつ弱さや傷全てを包み込むような感じだ。

「心の中には淋しさの手紙が 宛名を書きかけてあふれている」
かける相手がなくてイタズラ電話をする「ローリング」を思い出した。




7.白菊

曲の雰囲気はパラダイス・カフェの「伝説」に近い。

月、水面、冬、雪、幻。出てくる単語がみな神秘で美しい。




8.時効

孤独な犯罪者が後ろめたさを抱えて走って逃げてゆくのが見えるようだ。

アップテンポでサックスが出てくる。
ささやくように歌われるが、誰も知らない重大なことを隠してるような、漏らしてるような、そんな感じだ。




9.愛から遠く離れて

以前、カラオケに行って中島みゆきの歌を曲名のアイウエオ順に歌う企画を一人でやったことがある。その時、アイウエオ順で一番最初にあるのがこの曲だった。
「愛から遠く離れて」→「相席」→「愛情物語」…と続いていた。
結局、その企画は「か行」が終わったところで飽きてやめた。か行の最後は「こんばんわ」だった。



「愛から遠く離れて」はしゃべるように自然に歌われる。「等身大」とはこういうことだろうか。

「愛から遥か遠く離れて生きる人」とはどんな人だろう。
「風にならないか」や「風の姿」に出てくるような、自分らしさを見失いかけてる人達だろうか、と想像した。「明日なき我等」の歌詞からも見えるように、「風」というのが自然な生き方の象徴みたいだ。この歌とは関係ないけど。



時計を海に捨てに行こうという。もちろん文字通りに時計を捨てるわけではないだろう。
過去に縛られるのをやめようとか、そういうことかな。



歌い方も自然なら、テンポも自然な感じがする。あっさりしてるけどホッと安心するような曲だ。





▽おわりに

日と月の2枚を聴いた。どちらが優れてるとか、そういうのはない。極端な違いはなく、片方が楽しめるならもう片方も楽しめると思う。

このアルバムでは5.6.7.が好きかな。日の方が好きだけど、月もほぼ互角に良い曲が揃っている。



かつて「慟哭」「バラ色の未来」「下町の上、山の手の下」に見られたような激しい歌い方はこの2枚には見られない。
いい感じで力が抜けている。双方のラストの曲を聞いて特にそう思う。



中島みゆきを聴き直す
★1「私の声が聞こえますか」
★2「みんな去ってしまった」
★3「あ・り・が・と・う」
★4「愛していると云ってくれ」
★5「親愛なる者へ」
★6「singles」(3枚組・3枚目)
★7「おかえりなさい」
★8「生きていてもいいですか」
★9「臨月」
★10「寒水魚」
★11「予感」
★12「singles」(3枚組・2枚目)
★13「はじめまして」
★14「御色なおし」
★15「miss M.」
★16「36.5℃」
★17「singles」(3枚組・1枚目)
★18「歌暦」
★19「中島みゆき」
★20「グッバイガール」
★21「回帰熱」
★22「夜を往け」
★23「singlesII」(2枚組・2枚目)
★24「歌でしか言えない」
★25「EAST ASIA」
★26「時代-time goes around-」
★27「singlesII」(2枚組・1枚目)
★28「LOVE OR NOTHING」
★29「10WINGS」
★30「パラダイス・カフェ」
★31「わたしの子供になりなさい」
★番外編
★32「日-WINGS」



 


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2011年01月30日

中島みゆきを聴き直す★25「EAST ASIA」 - 『浅い眠り』『誕生』『二隻の舟』『糸』ほか

EAST ASIA




92年のアルバム。



オレが初めて買ったCDが、これと「時代-Time goes around-」の2枚だった。


歌詞があるだけで嬉しかった。ラジオからカセットテープに録音したものを少しずつ聞きながら紙に歌詞を書く時代は終わった。
曲が途中で終わらないし、音はいいし、曲から曲へすぐ飛べるし、みゆきさんの写真はついてるし、CD最高!と思った。




さてジャケットから。

みゆきさんの顔写真をビリッとやぶいたような第一印象だが、よく見ると白い部分は布か衣類のようだ。腕で顔を隠したのか。


このアルバムの写真は色が少ない。白い。




1.EAST ASIA

竹を思わせる音色。

この東アジアとは中国の山あたりのイメージだろうか。音階がそれっぽいし、「山より高い壁」で万里の長城を連想した。


非常にスケールの大きな傑作。


圧迫してくる何かを払いのける強さ、したたかさを感じる。それは戦って勝つのではない。「私の心」も「柔らかな風」も「地球」も、みんな笑っている。





2.やばい恋

今度は対照的に都会のビルにいる。しかもエレベーターというせまい空間だ。1番でも2番でも主人公はエレベーターにいる。
アジアの広さとは本当に対照的な狭さだ。

内容は恋の心理戦だ。言いたいことを口に出せない女性。


音楽としては孤独の肖像とか100人目の恋人みたいな感じだ。サウンドは激しくとも、ヴォーカルはささやくように歌う。




3.浅い眠り

ドラマの主題歌としてヒットした。オレは「家なき子」の頃からのファンで、ドラマを見てない。

恋の追憶。概ね3人称で語られる。
街を擬人化する手法は「異国」などにも見られる。街が愛を呼ぶ、というのは何度聴いてもよくわからない。


ドラマチックに始まる。こちらはヴォーカルも力強い。サビでのハーモニーがいい。





4.萩野原

まどろむような歌。まさに浅い眠りの中で見る夢みたいだ。

幼い日の記憶。
昔もらった一輪の花、少年。

野暮だろうけど、「野原に行ったことがない」と「なつかしい野原」の整合性が気になる。いつか帰ってゆくって?

目を覚ますと知らぬ人の腕の中にいる。これが一番気になる。




▽歌詞カードのこのあたりに絵がある。
ウサギとサルとカエルがいる。よく見るとキツネや蝶もいる。
コミカルだ。なんとなく「予感」の部屋の壁紙を思い出した。

左側ではサルとウサギが踊っていて盛り上がってる。
中央ではサルとウサギが泳いでる。
カエルが花を持って相談している。

右ではカエルが葉っぱの傘をさしているが、雨は葉っぱにだけ降っている。雨が降ったから傘をさすのではない。傘をさすから雨が降るのだ。





5.誕生

何かの映画の歌だそうだけど、それだけではこんなに人気曲にはならない。


人生は流れてゆき、つまずいたり、無駄なんじゃないかと思ったり、別れがあったりする。
しかし思い出してほしい。自分が生まれた時はみんな祝福してくれたはずだ。それが思い出せないなら私があなたにそれを言う。


素晴らしい。傑作だ。以前聴いた時より胸にせまるものがある。こういう歌は一生の宝だ。




6.此処じゃない何処かへ

この歌の歌詞が何かのテストの問題文になったとラジオで聴いた。

これは「誕生」とは逆の、人生を振り返らず遠くまで来た状態だ。

若い。そして反抗的だ。
まわりの環境には適応できない。自分がいやになる。音楽に真実を見つけ、衝動のまま街を離れる。
「裸爪のライオン」「夜を往け」みたいな方向性だ。
反社会的な不良にならず、自分を責めたり遠くへ行きたがるのがかわいい。

一行目はよくわかる。オレもラジカセから音楽を吸収した。もう今は使ってないけど、今でもそばにラジカセはある。





7.妹じゃあるまいし

以前「あ・り・が・と・う」について書いた時に「勝手にしやがれ」との類似性を書いた。別に何と似ていようが関係ないんだが、気がついてしまうし、気がつくと書きたくなる。


最初の下降する音型が、甘える妹みたいだ。
「浅い眠り」でも気になったけど、この作品でも声を裏返しながら歌っている。西城秀樹のモノマネをする人が強調するアレですよ。




8.二隻の舟

夜会のテーマ曲として有名だが、オレは夜会を知らない。「2分の2」「問う女」の小説を呼んだだけだ。避けていたけど、食わず嫌いもどうかと思うし、機会があれば映像も見てみたい。



だいぶ変則的な構成になっている歌。

人生を海に例えている。
過酷なことがあっても二人は見えない絆で固く結ばれている。

最後のピアノはリズムを変えずに音階だけが変化してゆくのが面白い。




9.糸

結婚式のために作ったと聞いたことがある。
後にドラマに使われた。
ミスチルがカバーしたんだっけ。
オレの地元の銀行がこの歌をテーマ曲にしている。だからよく聴く。


珍しく…というのもアレだが、二人が幸せになる歌だ。ほんの少しアジアの風味を感じる。

幸せが「仕合わせ」なのが気になる。携帯では変換できない。





▽おわりに

前作に比べたら曲数は減ったし収録時間も減ったが、密度は濃い。

安心して人に薦められるアルバム。誰かに「中島みゆきを聴きたいから何かアルバム貸して」みたいになったら候補になりうるアルバム。


▼気まぐれ企画・初心者に薦める中島みゆきのアルバム

◎ 大吟醸、あるいはsinglesのどれか

○ EAST ASIA、あるいは自分の好きなアルバム

△ 短篇集、あるいはその時点で一番新しいアルバム

× 生きていてもいいですか


ってところでどうでしょう。2006年以降のアルバムは聴いてないから、聴いたら変わるかも?

 




中島みゆきを聴き直す
★1「私の声が聞こえますか」
★2「みんな去ってしまった」
★3「あ・り・が・と・う」
★4「愛していると云ってくれ」
★5「親愛なる者へ」
★6「singles」(3枚組・3枚目)
★7「おかえりなさい」
★8「生きていてもいいですか」
★9「臨月」
★10「寒水魚」
★11「予感」
★12「singles」(3枚組・2枚目)
★13「はじめまして」
★14「御色なおし」
★15「miss M.」
★16「36.5℃」
★17「singles」(3枚組・1枚目)
★18「歌暦」
★19「中島みゆき」
★20「グッバイガール」
★21「回帰熱」
★22「夜を往け」
★23「singlesII」(2枚組・2枚目)
★24「歌でしか言えない」


 


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