なんちゃって嶺北無双

日々の暮らしの中での出来事や想いをお伝えしたり、吐き出したり…

格闘技市場の衰退

アーツのことに続きまして…。

2000年代はK-Iなどの立ち技系格闘技や、総合格闘技のバブルでした。
(特に2002~2007頃)
地上波で頻繁に放送され、開催にあたり1万人規模の会場は当たり前。さらに数万人規模のドーム大会も開催され、スター選手も数多く輩出されました。


現状は説明するまでもありません。
格闘技衰退を僕なりに分析しました。
大きな理由はふたつあると思います。


「産業」としての規模が一気に大きくなりすぎたのがひとつ。ドーム興行を連発したけど、運営費の大半はスポンサー頼み。プロ野球やサッカーのプロリーグのように企業が球団を運営しているわけではありませんでした。


プロ野球やサッカーのように財界と企業とスポーツが一体とならないとどうしても一過性の「流行りもの」に。「国民的スポーツ」を継続するなら企業が格闘技チームを持つくらいにならんといかんのかなと。


ふたつめは、「アマチュア層」の拡充が追い付かなかった点。企業が格闘技チームをもったり、企業や財界と一体となるためには「アマチュア層」の拡充が必要です。K-Iの終盤にはK-I甲子園をやったりK-Ⅱを取り上げたりとアマチュア層を育てようという試みもありましたが…。


野球やサッカー、アメリカにおけるNFLなんかは「アマチュア層」が分厚い。「アマチュア層」が分厚い=社会に浸透、文化や娯楽としての面が形成されてビジネスとしても競技としても基盤が固まる。かなり時間はかかりますが、アマチュア層の拡充と基盤固めはプロ競技には必須。


アマチュア格闘技においては競技人口の多い空手が挙げられますが、空手のプロ興行=K-Iという図式ではありませんでした。K-I自体、石井館長の正道空手が出発点でしたし、空手からK-Iや総合格闘技のプロ選手になる選手もいましたが、空手は流派も多く、=でくくれないわけで、空手人口が増えてもK-Iの隆盛につながるかどうかは不透明。


ひとつめにあげた「産業」としての規模の飛躍にアマチュア層の基盤というか下地の形成が追い付かなかったと思います。


まさに80~90年代初頭のバブル経済と同じく一過性のものになってしまいました……。


バブル終盤には八百長疑惑やマニアの中では批判が殺到したK-Iヘビー級のモンスター路線などの迷走もあり、ブームは徐々に下火になってしまいました。


ギャランティー不払い問題や総合格闘技PRIDEの運営会社が非合法団体との交際疑惑がスクープされたりという問題もあり、組織の分裂や解体が進み、今日に至ります。


今や立ち技はヨーロッパ、総合はアメリカに市場が移りました。


今後の日本格闘技界の浮揚はあるのでしょうか(-_-;)

野球やサッカーまでとはいきませんでしたが、格闘技バブルのときに格闘技を始めた子供たちも多く、10年前に比べるとフィジカルとテクニカルの両面で若い世代のレベルも上がってきていますし、もう一度世界を席巻する日が来るのを信じています。

アーツ引退!!!

まいど~


格闘技好きなら誰もが知っているK-Iのレジェンド「20世紀最強の暴君」ことピーター・アーツ選手が12月に引退試合をおこなうことを表明しました。


90年代前半のK-I黎明期を支え、3度のGP制覇を成し遂げた名選手。
格闘技バブルを迎える2000年以降は怪我による調整難で成績はふるわず、若手や新参の選手に破れることも多くなり、2000年代後半には限界説、引退説が囁かれ始めました。


しかし、アラフォーを迎えた頃から復調。体は絞られ、パンチやキックのキレが戻ってきたアーツ。売り出し中の若手やGP常連の強豪相手を撃破し、90年代にトップに君臨した実力は伊達じゃない、まだまだ終わっちゃいないという姿を見せつけてくれました。


30歳半ばを越えてから第一線に舞い戻った彼には僕らには想像のつかない物凄い努力と節制があったことでしょう。
アーツの奮闘はほんまに胸を熱くさせてくれました。


お疲れ様。
偉大なるアーツ!

髪きりました

だいぶ伸びてしまったので髪をきりました。


運動するとき、邪魔やねん。


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