「“春の嵐”は収束、円高はピークアウト!」

●外国人は「最悪シナリオ」をハヤし売り込む!

2月以降の世界的な“春の嵐”はようやく収束、株式市場は出直りの動きを鮮明にしている。
為替は3月26日の1ドル=104円56銭が円高のピークになったと思う。
日経平均株価は3月26日の2万0347円が目先のボトムだろう。この水準のPERは11.9倍である。

5~7月の夏相場では為替は110円絡みの円安水準があろう。
日経平均は1月23日の高値2万4129円を奪回する、と考えている。
現在、日経平均の1株利益は1712円だ。
ちなみに、世界平均のPERは15.0倍である。
仮に、1712円をPER15.0倍に買うと、2万5680円の目標値が設定できる。

外国人は昨年11月~今年3月に、現物を3.4兆円、先物を6.3兆円、計9.7兆円売り越した。
彼らが売りっぱなし、ということはあり得ない。
実際、4月以降は買い越しに転じている。夏場に政治は落ち着きを取り戻すだろう。

トランプ大統領の発言、行動はすべて計算づくの“取引”ということがわかってきた。
マーケットはこれに徐々に慣れ、振り回される度合いは小さくなろう。
年初以来、日本の株式市場は安倍政権の崩壊、日銀の金融政策転換、
アベノミクスの終焉、2018年度の減益説――など「最悪シナリオ」をハヤし、売り叩いた。
夏相場ではこの反動があろう。

●好業績、好需給銘柄にマトを絞る!

円高については国内機関投資家の「脱米国債」の動きに加え、
輸出企業のレパトリ(3月期決算に備え資金環流)、
トランプ政権の通商政策(貿易黒字を批判)が背景にあった。
しかし、最大の要因(需給面)は海外中央銀行のドル離れ→円シフトにあったのではないか。

すなわち、世界の外貨準備の通貨別シェアは昨年9月末がドル63.50%、円4.52%だったが、
12月末はドル62.70%、円4.89%となっている。
おそらく、この傾向は1~3月も継続しているだろう。
この買い増し分を金額に直すと、3ヵ月間に552億ドルだ。約6兆円になる。

なにしろ、中央銀行の出動だ。インパクトは大きい。
ただ、中央銀行がこれ以上、円を買い進むには
「“割安”だけでは説明できない」と考えているだろう。
まあ、円(日本)はそんなに立派ではない。早晩、彼らは冷静になるはずだ。そして、円安に振れる。

一方、物色面では引き続いて、好業績、かつ好需給の銘柄にマトを絞りたい。
すなわち、スマートバリュー <9417> [JQ]、Jストリーム <4308> [東証M]、
青山財産ネットワークス <8929> [東証2]、OSJBHD <5912> 、
アドバンスト・メディア <3773> [東証M]、ソルクシーズ <4284> 、
エスイー <3423> [JQ]などだ。
サンコー <6964> [東証2]、エコス <7520> はPER8~9倍と出遅れている。





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