2005年08月29日

千の風になって

千の風

「私のお墓の前で泣かないでください
私はそこにいないし、眠ってもいません

私は吹き抜ける千の風
私は雪のダイヤモンドのきらめき
私は熟した作物へふりそそぐ太陽
私は秋の穏やかな雨

あなたが朝の静けさに目覚めるとき
私は駆け上がるツバメになり
静かに円を描いて空を飛ぶ
私は夜に輝くやわらかな星

私のお墓の前で泣かないでください
私はそこにいないし、死んでもいません」

それでも僕は泣く。

君を忘れないという儚い約束を

甘い傷として生きていく為に。

 



mkjjh315 at 23:32コメント(1)トラックバック(0) 

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コメント一覧

1. Posted by そらまめ   2005年10月20日 10:24
最近blogの更新がありませんね。
時々の楽しみだったので、ゆとりができたらボチボチに綴ってもらいたいものです。
関係ないけれど、先日このような軸を見ました。
おもしろかったので。。

「よのなかを なんのへちまと
   おもへども
     ぶらりとばかりは してもいられず」

忙しい日々をお過ごしと思いますが、身体を十分労わってください。元気でいることが、心の健康にも繋がるのだと、最近つくづく思いながら。。

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ほっとけない 世界のまずしさ