秦野盆地名水の里湧水群

2013年02月27日

秦野盆地名水の里湧水群

秦野盆地湧水群は名水百選にも選ばれています。
市内外から多くの人が訪れる護摩屋敷の水、葛葉の泉、竜神の泉なども有名です。
秦野駅近くには、弘法大師の伝説の残る弘法の清水があります。

◆護摩屋敷の名水

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護摩屋敷とは、山伏がヌルデの木などを焚いて修行をするところ。
修行に訪れた僧たちは、ここの水で身を清めたと伝えられています。



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◆弘法の清水

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ある夏の日のこと、一人の旅の僧が水を恵んでもらおうと、ある農家を訪れましたが、その家には水がありませんでした。
「ちょっと待って下さい。」と外に出た娘はなかなか帰ってきません。水を求めて遠くまで行ったのでした。
僧は大変感謝し、持っていた杖を地面につくと、そこから水が湧き出てきました。後になって、旅の僧が、弘法大師とわかり、この井戸を弘法の清水と呼ぶようになりました。


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◆葛葉の泉

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秦野の水が環境省の名水に選ばれたことをきっかけに、地元の人たちが村おこしの一環として整備した泉です。


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◆若竹の泉

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渋沢断層からの湧水で、渋沢丘陵に沿って流れる室川の源流に位置します。
緑に囲まれてひっそりとたたずむ湧水で、その緑に溶け込むようせせらぎの音を響かせています。


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◆竜神の泉

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水を司る。”竜神”が宿ると伝えられる場所。
昔から行者や猟師などが候を潤し、ひと息ついた泉として知られています。


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mkkanko at 18:25|PermalinkComments(0)