「今日はとっても美味しいものがありますよ♪」と蘇州にお住まいの台湾の方に
お茶菓子として、だしていただいた食べ物がこちら・・・・
自家製の
「茶葉蛋:チャーイェーダン」と呼ばれる食べ物でした♪
蘇州のコンビニなどでちらりとみたことはあったのですが、食べるのは初めて・・・☆
自家製のこの「茶葉蛋:チャーイェーダン」は、なんと
3日かけてつくられたのだ
そうです。
「茶葉蛋:チャーイェーダン」とは「卵をウーロン茶やプーアール茶などの
お茶の葉で煮たもの」だそうで、台湾や中国ではとってもポピュラーな食べ物
なんだそうです♪
(中国語で「卵」は「蛋」と書きます。)
蘇州の街角やコンビニでおでんのよこに、中身が黒い保温鍋を目にしたことが
ありましたが、やっと、その中身がなんであるかがわかりました。
あれがこの「茶葉蛋」だったのです。
台湾の奥さまが自家製「茶葉蛋:チャーイェーダン」の作り方を教えてくれました♪
(卵にヒビガ入っているのがポイント!なんだそうです。
味がしみこむように、わざと卵にヒビを入れているのだそうです☆)
まずは固めのゆで卵を作るのだそうです。そして卵の殻をスプーン等で軽く叩き、
味をしみ込ませやすいようにひびを作ります。(これはコツが入るみたいです☆)
そして、ウローン茶かプーアール茶か紅茶の葉を入れて、(飲み終わった茶殻を
再利用してもいいようです。)八角・シナモン、五香、花胡椒や醤油、塩、
お好みで、フェンネル、クローブ、紹興酒、クコの実や松の実、ニンニク、生姜など
きっと各家庭に秘密の配合があるのではないかとおもうようないろいろな漢方系
香辛料をいくつか選択して入れて、沸騰させて少し煮て、火を止める。
そして、半日後また沸騰させる。沸騰したら火を止めて、翌日の朝また沸騰させて、
沸騰したら火を止めて冷ます。そして、半日後にまた沸騰させて・・・を
3日間繰り
返して、やっと、この自家製「茶葉蛋:チャーイェーダン」が完成するのだそうです♪
頂いてみました♪
それほど気になりませんが、八角やシナモンの独特の香りがほのかに香ります。
八角は英語ではスターアニスと呼ばれていて、健康にいい作用を及ぼす漢方として
古来から使われているようです。
胃弱や風邪に効く、芳香成分が胃腸の働きを促進 するとともに、のどの炎症を
和らげる、からだを温める作用、冷え性の改善にも有効、などなどとっても健康に
効きそうな香辛料です。
味は自家製のためか塩味も控えめで、ウーロン茶の味がしっかり染みていて
さっぱりした感じです。
これならいくつでも食べられそう〜というような味☆
「これを入れているの♪」と
「シナモン」を見せてくれました♪
こ〜〜んな大きなシナモンを見たのは、初めて〜!!!長さ30センチぐらいありました☆
シナモンとは、東南アジア原産で、クスノキ科の木の樹皮を乾燥させた香辛料のこと
で、シナモンは抗菌性物質としても有名なんだそうです。
効能としては、体を温める作用、解熱、鎮痛作用、消化器系の機能を活発にする
作用、風邪の諸症状や消化不良、下痢や吐き気などに効果がある・・・のだそうです。
また、最近体内のインシュリンを活性化させ、糖を全身に運び血糖値を下げる効果が発
見され、新たに注目を集めている・・・のだそうです。
わざと卵の殻にヒビを入れて味を染み込ませたというほかに、食べるときに
殻を剥いたら、ゆで卵にこのような模様が付くことを
「大理石」のよう・・と
いうのだそうです。この模様を目で見てたのしむのも、「茶葉蛋:チャーイェーダン」
を頂くときの楽しみの一つ☆なんだそうです♪
卵を美味しく頂くために、こんなにいろいろな香辛料を入れて、中国茶の葉も入れて
時間をかけて作るなんて、素敵なお料理ですね☆
どこかでこの「茶葉蛋:チャーイェーダン」を見かけたら、是非、食べてみてください☆
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街角でよくみかける「茶卵」でしたが、いろんなスパイスがミックスされていて、健康プラス栄養の食べ物だったのですね。慣れないと匂いがちょっと気になるようですが、今度、買って食べてみます。
以前にハオチーさんに教えていただいた、「亀ゼリー」、食べてみました。ホント!!!にがくなくて、食べやすく、驚きました。これなら、大丈夫です!ちょっと大きめなので、おなかいっぱいになりますね。これは、やみつきになりそうです☆☆