私論 経済と国家論
大層なサブタイトルをつけて恐縮だが、何だか書いてみたくなった。
本来私のような者は、お上、つまり経済や国家のことを語らないのが、習わしである。
だが、現実には我々ほど生の経済に精通している者はいないと思う。何しろ、基本的な生活基盤を持たないのだから、日々明日につながる経済活動を怠る訳にいかない。そのためあらゆる情報にも敏感だ。
何しろ日常の生活全てが、経済活動と言ってもよい。見聞きする全てが情報であり、雑談や趣味の話しと聞き流すことはできない。
これは普通の人には理解出来ないことだと、私は経験上よく分かるのだが、事実である。いつも目を凝らし、耳をそばだてていないと一瞬の油断から身を滅ぼすことになる。普通の人から見て些細なことでしかないことで、そうなるのだから厄介だ。
今日の経済だが、完全に常軌を逸しているとしか私には見えない。
バブル時代を経験した私には、あの時代も異常だったが、現在はさらに異常さを増したと思う。
バブル時代、誰もが狂乱したが、何かしら理解し難い不安を抱いていたような気がする。私など随分美味しい思いをしたが、楽に儲かることから生まれる自信とは裏腹に漠然とした不安感をいつも拭えなかった。何しろその頃の口癖が、毎日こんなことしていていいのかな、だったのだから。
大体、何を根拠に現在の日本が不況だというのだろう。たとえば、海外の貧困国をテレビなどで見ていて、食べる物がないとか、医師がいなくて薬もなく、日本や米国なら簡単に治療できる病が、その国では死の病であったりする。それを見てなんて貧しい、可哀想な国なんだろうと思う。
現在の日本にこんな状況があるだろうか、勿論どんな事にも例外はある、しかし例外的な事を取り上げて平均的な事実をねじ曲げるようなことは正しくないことじゃないか。この例外的なケースを、殊更に持ち出してものを語ることが多すぎるのが、現代の問題のひとつではないだろうか。
間違いなく日本は裕福で、恵まれた国である。どうもバブル期を基準にして、不況、不況と言っているような気がしてならない。あの時代が異常であったことは、誰が認めているのに。
かって、イギリスは世界に冠たる国家と言われ、この世の春を謳歌していた時代があった、その後その地位を米国に奪われ今日に至るが、今のイギリスを貧困国と誰も思わないだろう。むしろ、そんな時代を経て歴史を重ねた熟成した、他国から見れば羨ましいがられる国になっている。
日本もそんな風になる道を行くべきでないだろうか。
むしろ、恐ろしいのは限りなく近い将来、必ず訪れるだろう世界的な大恐慌であり、その時日本はどうするべきなのかを、考えるべきでないだろうか。
最近、米国が債務不履行に陥るかも知れないと報道されているが、これがどんなに重大なことはまるで語られない。あまりに日本人は鈍感になっていないだろうか。
もし、米国がデフォルトしたらどうなるのか、何故語られないのか私は不思議でならない。経済基盤の希薄な私には、大恐慌はそれほど重大時とは言えず、むしろやり易いかも知れないと考えることもあるが、普通の人にはまかり間違うと人生を狂わせるかも知れない重大時と思うのだが。
米国からでも、中国が先でも結果は同じである。そもそも中国は経済大国でもなんでもない。日本のバブル期のようになっているだけでないか。ただ日本のバブル期も異常だったが、基本的な資産の裏付けがあった。高度成長期に少しずつ築いた資産的裏付けがである。だから、日本は確かにバブル崩壊で大損をしたが、普通ならそんな事になったら世界から相手にされないのに、欧米からあれもこれもとどさくさ紛れに資産を踏んだぐられたんではないか。
丁度、事業に失敗して会社が倒産したが、資産があり返済はできた、ただ暴力団がイチャモンをつけて、有りもしない債権を盾に金を踏んだぐっていく、勿論ここでいう暴力団とは米国などだが。
経済だって、もっとシンプルに考えるべきだ。近頃の上場企業にも言えることで、ただ株価だけで評価されて運営されている。それが、全ての弊害の原因である。株価だけで会社を評価して、株価がさらに上がり実体のない価値が一人歩きする、だから実体経済との差が云々などとマスコミなどで言われる。実体経済でないでない経済とは一体なんなんだろう。
デイトレーダーと言うのも何だか分からない。ミニ相場師と言うべきではないか。ただ儲かれいいと、無責任に株を売り買いして、パチンコでもするような感覚でやっているんだろう。
こんな事、健全な経済活動と言えるのか。
こんな事になったのは、米国が自国の苦境を隠し、ついでに他国を巻き込んでいるだけとしか思えないのに。
先の昭和大恐慌の原因は分かっていて、金融業務、銀行、証券、保険などをひとつの企業がしてはならないと決めたのに、米国が自国の苦境を一時しのぎに脱するために、解禁させただけでないか。
このことが、いずれ大変なこととなるはずだ。
日本の官僚がやる気を無くすのも頷ける。
とにかく、中国のバブルが弾けたら一体どうなるのか、中国に本当の意味での資産などなく、米国などが資金を投入して株価や地価を上げて、さも世界的経済規模が膨らんだように見せかけただけ。
バブルが弾ければ、真っ先に資金を引き上げ、世界を巻き込んだ恐慌をもたらすだけだ。
資本主義とは本当に、際限のない欲望を生んだだけだな。
民主主義という概念が生まれ、その方法論として共産主義と資本主義が生まれた時から、共産主義は民主主義の鬼っ子だが、資本主義は民主主義の放蕩児であると言わたことが、現実として訪れるるのだな。
新自由主義なんて一体なんだんだ。
一寸長くなったのでまたに。
大層なサブタイトルをつけて恐縮だが、何だか書いてみたくなった。
本来私のような者は、お上、つまり経済や国家のことを語らないのが、習わしである。
だが、現実には我々ほど生の経済に精通している者はいないと思う。何しろ、基本的な生活基盤を持たないのだから、日々明日につながる経済活動を怠る訳にいかない。そのためあらゆる情報にも敏感だ。
何しろ日常の生活全てが、経済活動と言ってもよい。見聞きする全てが情報であり、雑談や趣味の話しと聞き流すことはできない。
これは普通の人には理解出来ないことだと、私は経験上よく分かるのだが、事実である。いつも目を凝らし、耳をそばだてていないと一瞬の油断から身を滅ぼすことになる。普通の人から見て些細なことでしかないことで、そうなるのだから厄介だ。
今日の経済だが、完全に常軌を逸しているとしか私には見えない。
バブル時代を経験した私には、あの時代も異常だったが、現在はさらに異常さを増したと思う。
バブル時代、誰もが狂乱したが、何かしら理解し難い不安を抱いていたような気がする。私など随分美味しい思いをしたが、楽に儲かることから生まれる自信とは裏腹に漠然とした不安感をいつも拭えなかった。何しろその頃の口癖が、毎日こんなことしていていいのかな、だったのだから。
大体、何を根拠に現在の日本が不況だというのだろう。たとえば、海外の貧困国をテレビなどで見ていて、食べる物がないとか、医師がいなくて薬もなく、日本や米国なら簡単に治療できる病が、その国では死の病であったりする。それを見てなんて貧しい、可哀想な国なんだろうと思う。
現在の日本にこんな状況があるだろうか、勿論どんな事にも例外はある、しかし例外的な事を取り上げて平均的な事実をねじ曲げるようなことは正しくないことじゃないか。この例外的なケースを、殊更に持ち出してものを語ることが多すぎるのが、現代の問題のひとつではないだろうか。
間違いなく日本は裕福で、恵まれた国である。どうもバブル期を基準にして、不況、不況と言っているような気がしてならない。あの時代が異常であったことは、誰が認めているのに。
かって、イギリスは世界に冠たる国家と言われ、この世の春を謳歌していた時代があった、その後その地位を米国に奪われ今日に至るが、今のイギリスを貧困国と誰も思わないだろう。むしろ、そんな時代を経て歴史を重ねた熟成した、他国から見れば羨ましいがられる国になっている。
日本もそんな風になる道を行くべきでないだろうか。
むしろ、恐ろしいのは限りなく近い将来、必ず訪れるだろう世界的な大恐慌であり、その時日本はどうするべきなのかを、考えるべきでないだろうか。
最近、米国が債務不履行に陥るかも知れないと報道されているが、これがどんなに重大なことはまるで語られない。あまりに日本人は鈍感になっていないだろうか。
もし、米国がデフォルトしたらどうなるのか、何故語られないのか私は不思議でならない。経済基盤の希薄な私には、大恐慌はそれほど重大時とは言えず、むしろやり易いかも知れないと考えることもあるが、普通の人にはまかり間違うと人生を狂わせるかも知れない重大時と思うのだが。
米国からでも、中国が先でも結果は同じである。そもそも中国は経済大国でもなんでもない。日本のバブル期のようになっているだけでないか。ただ日本のバブル期も異常だったが、基本的な資産の裏付けがあった。高度成長期に少しずつ築いた資産的裏付けがである。だから、日本は確かにバブル崩壊で大損をしたが、普通ならそんな事になったら世界から相手にされないのに、欧米からあれもこれもとどさくさ紛れに資産を踏んだぐられたんではないか。
丁度、事業に失敗して会社が倒産したが、資産があり返済はできた、ただ暴力団がイチャモンをつけて、有りもしない債権を盾に金を踏んだぐっていく、勿論ここでいう暴力団とは米国などだが。
経済だって、もっとシンプルに考えるべきだ。近頃の上場企業にも言えることで、ただ株価だけで評価されて運営されている。それが、全ての弊害の原因である。株価だけで会社を評価して、株価がさらに上がり実体のない価値が一人歩きする、だから実体経済との差が云々などとマスコミなどで言われる。実体経済でないでない経済とは一体なんなんだろう。
デイトレーダーと言うのも何だか分からない。ミニ相場師と言うべきではないか。ただ儲かれいいと、無責任に株を売り買いして、パチンコでもするような感覚でやっているんだろう。
こんな事、健全な経済活動と言えるのか。
こんな事になったのは、米国が自国の苦境を隠し、ついでに他国を巻き込んでいるだけとしか思えないのに。
先の昭和大恐慌の原因は分かっていて、金融業務、銀行、証券、保険などをひとつの企業がしてはならないと決めたのに、米国が自国の苦境を一時しのぎに脱するために、解禁させただけでないか。
このことが、いずれ大変なこととなるはずだ。
日本の官僚がやる気を無くすのも頷ける。
とにかく、中国のバブルが弾けたら一体どうなるのか、中国に本当の意味での資産などなく、米国などが資金を投入して株価や地価を上げて、さも世界的経済規模が膨らんだように見せかけただけ。
バブルが弾ければ、真っ先に資金を引き上げ、世界を巻き込んだ恐慌をもたらすだけだ。
資本主義とは本当に、際限のない欲望を生んだだけだな。
民主主義という概念が生まれ、その方法論として共産主義と資本主義が生まれた時から、共産主義は民主主義の鬼っ子だが、資本主義は民主主義の放蕩児であると言わたことが、現実として訪れるるのだな。
新自由主義なんて一体なんだんだ。
一寸長くなったのでまたに。
コメント