2017年02月20日

2017年最初の詩集

先月下旬から某SNSの詩のコミュニティに自分の作品を英訳したものを投稿しています。
私なりの海外進出でしょうか(笑)。
メンバー数40000規模の英語圏のコミュニティなので、日本語は一切通用しない。
日本語の韻律を重視して書いた詩を英訳するのはなかなか不可能な話だし、何よりGoogle翻訳で下訳して体裁を整えた文章だから世界観だけ伝われば上々。
実際、蓋を開けると意外や意外に文章が伝わっているようだし、良い評価のコメントが付いている。
私の作品にも訳せるものと訳せそうにないものがあるにせよ、初期に書いた作品は世界に伝わるらしい。
この挑戦での手応えは結構自信になりました。
そこで、そのコミュニティに投稿した作品をまとめた詩集を作りました。
オール英語ですが、シンプルな英訳なので無料公開しています。
もう日本国内では限界があるから海外で火が着かないだろうかと願うばかりです。

https://app.box.com/s/yvfyhti81f4ahuqe2kkrqp0vll0j0ee5

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2016年12月19日

アンソロジー詩集『up to date』セルフライナーノーツ

先月末に販売されたiPプロジェクト アンソロジー詩集『up to date』。
販売から半月以上が経過して、私の掲載詩についてのセルフライナーノーツを掲載します。

(1)「イン ザ マスク」
最初の行から読んでも最後の行から遡っても同じ詩になる作品。
こんな詩って、これまでにもあったんじゃないかとネット検索したものの、らしきものがヒットしなかった。だから「最初に書いちゃえ」と作ってみました。
そういう作品だから深層心理を垣間見るような感じにならないと味が出ないだろうと思った。
最初のタイトルは「仮面」、次に「仮面の独白」から「仮面の中」へ。漢字のタイトルが食傷気味だったので、最後は「イン ザ マスク」に落ち着いた。
当初は五行詩構成で考え、三行目で折り返す作りだったが、詩誌掲載を見込んで文量を増やす。
勿論、文量を増やすには相応の展開が必要になり、特に折り返し直後のインパクトを最小限に止めることは至極厄介であった。
課題は残るが、ひとつの試みとしては面白かった。
ちなみに某詩誌ではボツとなっているので、基本ボツがないこのアンソロジー詩集には感謝しています。

(2)「はじめから終わりまで」
実は、このblogで先行発表してしまっていた実験的作品。ひたすら同じ文章を繰り返している。
これは、山村暮鳥の「風景 純銀もざいく」という詩で「いちめんのなのはな」を繰り返すことで情景をイメージさせる手法とは訳が違う。
声に出すとわかるか益々わからなくなるかもしれないが、文字の通り、はじめから終わりまで「はじめから終わり」なのだ。『ドグラマグラ』的に嫌になっていただきたい(笑)。
もはや詩でも何でもないかもしれないが、論理的成立のために最後をちょっと工夫はしている。

(3)「グッバイ蜃気楼」
最後の一行が思い浮かんでいて、掲載スペースが余っていたので行数を決めて強引に書いた。
とは言え、迷いや戸惑いの中で人間は生きているものだからこそ、誰しも何かしら引っ掛かるものがあるはずだろうと信じている。
少なからず、ひとつ何かを追い掛けて来た日々がどんなものだったか振り返る自問自答でもあるだろう。そして、またひとつの訣別として。


近年はトリッキーな作品が多かったが、今回はそれがより顕著になってしまった。
アンソロジーと言う性質上、バランスを取る意味では全体のアクセントとしてお役に立てていたら幸いです。
その真偽は読んでお確かめ願いたい。


太陽書房
iPプロジェクト アンソロジー詩集『up to date』
出版社 http://taiyo-g.com/shousai187.html
Yahoo!ショッピング http://store.shopping.yahoo.co.jp/taiyoshobo/9784864201872.html
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4864201870/ref=cm_sw_r_apa_XvApyb73BY0CA


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mkstance at 21:29|PermalinkComments(0)

2016年11月29日

iPプロジェクト アンソロジー詩集『up to date』

参加のアンソロジー詩集が30日より販売開始。
今回は「イン ザ マスク」をはじめ3篇掲載。
相変わらずトリッキーに攻めてます。
42頁目でお待ちしておりますので是非。

太陽書房Webサイト
http://www.taiyo-g.com/shousai187.html

いつもながら順次Amazon、Yahoo!ショッピングでも販売されると思われます。
また掲載詩に関するセルフライナーノーツを後日掲載しようかと思います。


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mkstance at 02:44|PermalinkComments(0)iPプロジェクト 

2016年08月07日

異形

「異形」

何ひとつ
何ひとつとして同じものなどない
ぼくはぼくの目に映るものしか見えない
他人の目に映るものを見ることは出来ない

思考は瞬間の堆積
昨日の風は昨日の風で
今日の所有物でもなければ
一昨日の所有物でもない
三年前に読んだ本さえ
その頃のメッセージはもう挟まれていないのだ
イメージは進行形
絶えず今と絡み合って
明日への生き残りを賭けている

ぼくらは異なり続けている
昨日の出来事を今日の日記に記す訳にはいかない
何ひとつとして同じものなどないのに
憧憬を求めて同形を求めるのか
刻一刻 人間は個々に進化し 引火し 劣化し
ぼくらは重なり続けているが
何ひとつとして同じものではない
異形には畏敬の念を
それが払えないようでは一敬にも値しない
失敬な話だ
異形がそんなに積み荷なのか罰なのか
銅貨を支払ってでも同化しようなんてどうかしている

何ひとつとして同じものなどない
遺伝子配列が一緒であろうとも
生まれた瞬間は一秒たりとも同じものはない
それは工場の画一的な生産ラインであってもだ
きみよ 瞬間をバカにするな
検査表で定められた視力ぐらいで何がわかるというのだ
何ひとつ
何ひとつとして同じものなどない

ぼくには
ぼくの瞬間とぼくの空間しか
知ることが出来ない




アンソロジー詩集『of course』収録
http://www.taiyo-g.com/shousai095.html
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4864200955?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4864200955&linkCode=as2&pc_redir=T1&redirect=true&tag=taisho-22

詩集『2013-7』『and more!!』ホンニナル出版/Anywhere Zero Publication 所収
http://www.web-matsumoto.com/cargo/display/details.cfm?gid=30014556
https://app.box.com/s/fdzieqav15r2vsp6zflic45rypi5q2p0

2016年08月04日

詩誌『氷見』No.8

富山県の詩誌『氷見』No.8に2011年に書いた詩「雨と炎」が掲載されました。
ありがとうございます。

結構気に入ってる作品なので掲載されて嬉しいです。
「雨と炎」は本blogにも掲載記事がありますので。


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mkstance at 01:35|PermalinkComments(0)
ギャラリー
  • 2017年最初の詩集
  • アンソロジー詩集『up to date』セルフライナーノーツ
  • iPプロジェクト アンソロジー詩集『up to date』
  • 詩誌『氷見』No.8
  • iPプロジェクト アンソロジー詩集『True Colors』販売中
  • 詩誌『氷見』7号掲載
  • 3月のAnywhere Zero Publication
  • 12月のAnywhere Zero Publication
  • 冊子版『and more!!』販売開始。