株式市場は非常識 : 変化をつかめ!

少数意見の先読み-真実はここにあり!?

お知らせのコメント

「お知らせ」で多くのコメントを頂きました。

ありがとうございました。

簡単ではありますが、コメントをお返しします。


花田清輝さん

若くないですよ。

40代後半です。

こちらこそ、いろいろなコメントありがとうございました。

がんばってください。


ポタリングさん

ありがとうございます。

出来れば、何か続けられればいいと思います。

よろしくお願いします。


ゆうすけさん

ありがとうございます。

そうですか、少しは、お役に立てたうれしいです。

考えは、人それぞれでいいと思います。

私の考えがすべて正しいなんてことはあり得ませんからね。


こてつさん

ありがとうございます。

女性ですか・・・おもしろいです。


滞在マンさん

こちらこそ、ありがとうございました。

いろいろと笑わせていただきました。

ですよね、通過マンさんが滞在マンさんになり…


中原信者につぐさん

私は、情報過多だと思うのです。

あまりにも情報があり過ぎて何が大事な話か、判断つきにくいのかもしれませんね。

いつも、いろいろなコメントありがとうございました。


ぼんぼんさん

そういっていただくとうれしいです。

ありがとうございました。


バイコレビッツさん

ありがとうござます。

素晴らし相場観というほどのものではないですが…


しょうさん

今後は、どんな内容になるのか…私もいまいち想像がつきません。

でも、ぼちぼちやってみます。。


元・通りすがりさん

はい、ありがとうございます。


新・通りすがりさん

天職かどうかは?ですが・・・

福島は気になりますね。


神田さん

ありがとうございます。

毎日とは、お世辞でもうれしいものです。


とおりすがりさん

読み返しですか…変なことも多いでしょうね。


損切貧乏さん

ありがとうございます。

タイミングは大事ですね。


放浪院生さん

引退がいつかはわかりませんが、再開したいですね。


s_dogさん

我慢代金ですか…理解できます。

中国語ですか!すごいですね。


松田みつ子さん

ええ、そうなんですか。

証券会社に勧められるがままは良くないですよね。

何とかお力になってあげたいのですが…


xyzさん

ありがとうございます。

いろいろコメントありがとうございました。


初めましてさん

ありがとうございます。

他のブログは、あまり見ていませんね。


だる^^bさん

ありがとうございます。


ふーさん

私は、続けたいのですが、ルールということで、守らねばなりません。

残念ですね。


shinzanさん

いろいろとコメントありがとうございました。

少しでも役に建てたのであれば嬉しいです。


CRMさん

質が高いといのは、非常にありがたい言葉ですね。

ありがとうございます。


motikoさん

嬉しいですね、ありがとうございます。

投資、頑張ってください。


にゃもさん

ありがとうございます。

そうですね、ルールで決められているので、それを守らねばなりません。


小鉄さん

ありがとうございます。

微力ながら頑張りたいですね。


がくがくダックさん

日本に限らないのですが、変わることの大切さ、難しさの時代だと思いますね。

少子高齢化であれば、それに合った国の運営が必要であり、そのためには、高度経済成長から続いている仕組みや制度を変えればいいだけです。

が、それがなかなかできないのでしょうね。

時間をかけて変化していくか、外圧で変化させられるのか…

いずれにしても、変わることには、違いはないと思います。

そして、変化は、良くなるためにするのですから、そんなに悲観することはないのではないでしょうか。

変化の最中はつらいことも多いのでしょうが。。。

いろいろとありがとうございました。


hirokjiさん

長い間、ありがとうございました。

もっとも古くからの読者の一人だと思います。


五郎左衛門さん

いろいろとありがとうございました。

コメントも楽しく読ませてもらいました。


Hamukiさん

ありがとうございました。


lightさん

ありがとうございました。


なおとさん

深読みしすぎです。

ありがとうございました。

みんなの党、大丈夫ですかね。


thxさん

大した能力ではなく…ただ、天邪鬼なだけかもしれません。

ついつい、おかしいな~と思うのは癖かもしれません。


友三さん

ミュージカルを見に行って寝たという友人も多数おります。

最速は5分という友人がいました。

他人の趣味とはそんなものです。

いろいろとありがとうございました。


かえるさん

ありがとうございました。


だるいさん

ありがとうございます。

知識の泉ですか。。。

そういわれるとうれしいです。


たなべささん

ありがとございました。

少しはお役にたてて良かったです。


FORWARD FIGHTERさん

残念ですが、ルールにより、発信は終了あのです。。。すいませんね。

有料、無料は関係ないですね。


プチ素人さん

そんなありがたいお言葉を…

どんな内容になるかはわかりませんが、何か書いてみます。


まるまるまるたさん

いろいろコメントありがとうございました。


名無しさん

ありがとうございます。


Hiroさん

よろづ相談所だと、助言免許が必要で、その取得が、かなり難しいこと(ほぼ困難)。

そして、金融庁に下に入りますので、つまり、それなりのコストがかかり、生計が立ちにくいこと。

また、ブログや資産運用アドバイスで多くのフィーを取るのは難しいし、そんな気もないこと。

そして、なにより、信用がないこと。

金融機関に比べれば、それは、非常に低いです

そんな理由で、やるなら無料でブログを続けようと思っていました。

そんな時に、再就職の機会があり、結構、悩みましたが、再チャレンジを決めました。

ざっと、こんな感じです。

規制多いですね。


kakujinさん

いろいろなコメントを書いてくださる方がいましたね。

懐かしい人もいますね。


白洲次郎さん

長髪はばっさり。

スーツは何とか…


dramovieさん

ありがとうございます。

再開…いつになるかですが。


狸爺さん

ありがとうございます。

参考になったのであれば、幸いです。


人に行く裏に道ありさん

羅針盤ですか。

私の好きな言葉は、「人の行く裏に道あり花の山」です。


最近読者になりましたさん

ドルですか…長期投資なら、投資分散もありですけどね。

私は分散しています。


しょわわさん

すいません、金融機関へ戻ります。

ありがとうございます。


大先輩さん

ありがとうございます。

5年ですか…頑張ってみます。


wwwさん

まあ、そうかもしれませんが、嘘を書いてはいませんので。


大先輩さん

そういう人もいます。


五郎左衛門さん

ご本人の自由ですからね、


サトンさん

学者さん、適当な人多いですからね。

自分が自然に「あれ?」と思うことが、案外正しいものです。


kakujinさん

ありがとうございます。

人のために生きるを目標に頑張ります。


うにさん

そうなんです、教育費…意外にかかりますね。

うにさんも頑張って下さい!


てるさん

いや、ありがたいお言葉。

ブログは続けますが、内容がどうなるか…ですね。


矢車さん

ありがとうございます。

やさしい解説を目指しましたが、それでも、難しいという人も結構いたようです。

その辺、限界なのか、私の技量不足なのか。


GAFさん

ありがとうございます。

こんごは、マーケットや経済関連は、取り上げないつもりです。

残念ですが…

お知らせ2

ブログの移転を行います。

残念ながら金融ブログはおしまいです。

では、下記のURLでお会いしましょう。

 

今まで、ありがとうございました。

あと、コメント、たいへんうれしかったです。


http://blog.livedoor.jp/mkubo1-koko/

お知らせ

勤め人を辞めて、早いもので、1年近くたちました。

このたび、幸運にも、再就職の機会があり、いろいろと悩んだ末に、もう一度、サラリーマンに戻ることに決めました。

私のような老いぼれが復帰するのは、気が引けるのですが…


再就職をするにあたって、このブログを通して、マーケットの情報や意見、業界のこと、などなどの発信は出来なくなります。

(数は少ないかもしれませんが…)このブログのファンには、大変申し訳ありませんが、今週で、マーケット物の更新は、最後となります。

長い間、ありがとうございました。


とはいえ、ブログを閉鎖するのも、なんとなく、さみしいものがあります。

たまには、私の歴史感とか、雑談、趣味の世界(ミュージカル)について、内容が許される範囲で、更新したいと思います。

マーケット関係のことは、一切、書きませんので、ご了承ください。


非常に残念ですが、ご理解ください。

皆様のおかげで、私も、いろいろと知識が増えたとことを感謝しています。

今まで、数多くのコメントや応援、ありがとうございました。



観劇レポ : 夢から醒めた夢 2013.08.30

先週に続いて、「夢から醒めた夢」を見てきました。

2週連続!


ピコ 岡村美南さん、

前回は、明らかに声がお疲れで、一部、微妙にかすれていましたが、今回は、良かったです。

この1週間に、YouTubeで、「夢醒め」を見たのですが、そのピコ役は、保坂知寿さんでした。

生と動画では、比較が難しいのですが…保坂知寿さんの方が、不思議な女の子を演じているように思えました。

(本当に、知寿さんはうまいと思います)

岡村さんは、明るいかわいいという感じが強いです(そして、大きい)。

91日で千秋楽ですから、その後は、エルファバをやって欲しいですね。


マコ 土居愛実

初めて、土居さんを見ました。

あちこちで否定的なコメントを見るので、先入観がありました。

でも、そんなにひどくないと思います。

特徴ある歌い方をするなというのが印象です。

たぶん、批判しやすいのでしょうね。

あと、セリフは、もうちょっと何とかした方がいいかもと思いました。

比べるのも何ですが、先週見た笠松はるさんの方が私は好きです。


それ以外は、先週と同じ配役でしたが、いくつか寸評を・・・


夢の配達人 荒川務

あのアイドル歌手ですよ!

劇団四季で、頑張っています。

主役は無理ですが、いい役をやっています。

それほど、歌が上手いわけではないと思いますが・・・使い勝手がよさそうですね。

妙に声が高く、メリハリが少ない気がします。


デビル 野中万寿夫

この方、味のある演技をしますね。

先週より、今週の方が、演技が良かったと思います。

上手く説明できませんが、間の取り方ですかね…


マコの母 あべゆき

歌うまいです!

役にあっていると思いました。


ということで、岡村さんの素晴らしいピコを見ることができ、大満足でした。


来週は、「ウィキッド」です!

私の大好きなミュージカルです。

苫田グリンダが楽しみですね。

樋口麻美さんがエルファバを抜けたの(初日と次の日の2回だけ)は残念でしたが…(なぜ?)


そういえば、LK(ライオンキング)に下村尊則さんがスカー役で出演していますね(見たいけど、見る機会がありません~)。

下村さんは、四季を退団して、外部からの参戦です。

(下村さん、本当に上手いですよ)

であれば、退団された濱田めぐみさん(グリンダ役)と沼尾みゆき(グリンダ役)も、ちょっとでも復活しないかな~って。

濱田さん、以前、アイーダで、一度、戻ってきていますし…

その時は、何があっても、見に行きますよ!

世界のマーケットを見てみると・・・

マーケットは、シリア騒動(短期の軍事介入)を織り込んで、いったん下げましたが、すでに、戻り歩調に入っているのでしょう。


大きな流れとしては、米長期金利の上昇というものがあり、これは、強弱感はともかく、マーケットにはネガティブな影響があります。

が、ここ最近は、米10年債利回りも、やや落ち着いてきているのですね。


一方、米長期金利の上昇の影響をまともに受けた新興国ですが、こちらも、いろいろと手を打っているようです。

アジア通貨危機のような状況にはならないと思いますが、経常赤字国は、そりゃ、大変ですよね。

通貨は安くなる…外貨準備は減る…インフレ率は上がる…

インド、インドネシア、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、メキシコなんてのは、程度の差はありますが、通貨安+株安になっています。

が、しかし、8月下旬には、なんとか、その下落トレンドも、止まりだしている感じはします。

各国、出来る限りの対策を行っていますからね。


上記グループと似て非なるものが、ブラジルやオーストラリア、そして、南アでしょうか。

簡単に言えば資源国。

これらの国の通貨は弱いのですが、株価は、6月末~7月頭に底を打ち、戻っているのです。。。

南アなど、高値ですね!


そして、株価のパターンだけ見ますと、中国(上海総合指数)も、同じように、6月末に底を打ち、もどっています。


確かに、米国金利の上昇は、マイナス要因が多いのですが、一方で、中国の株価の戻りは、見逃せないのだと思います。

中国の株価について言えば、一時的な戻りなのか、本格的な戻りなのか、判断つきかねますが、9月のマーケットを見れば、今後のマーケットのヒントになると思います。

というのも、すっかり有名になった理財商品(シャドーバンキング)の償還が9月にありますから、資金需要が発生します。

6月のように、短期金利が急騰するのか、それとも、そんなことは起こらないのか。

ここは注目です。

政策的な要素が強いので、予想は難しいのですが、現状を見ていますと、人民銀行(中銀)は、資金供給をするのだと思いますが。。。


しかしながら、この中国の株価の戻りは、景気の底打ちと連動しているのであれば、非常に心強いですね。

ブラジルやオーストラリア、南アの最大の輸出国は中国ですからね(米国ではないのです)。

日本は、対中貿易は、政治的な影響で、減少しています…


結局のところ、世界経済は、米中にかかっているということになるのか…

822日に書いたのですが、「短期的なリバウンドリバウンドモード」が、シリア問題で、一時頓挫しかけましたが、再度、このリバウンドモードへ戻っているのでしょうね。

これがどこまで続くのか…

米国の金利と中国の景気回復にかかっているというのも、何とも、危なっかしい気もしますが、元々、そんなものなのでしょうね。


つまり、米金利上昇のマイナス要因と中国景気の落ち込みは、ある程度、織り込んだので、世界中の資産価格が下がったり、戻ったりしたと考えるべきなのでしょうね。

だからこそ、米金利が3%を超えるとか、中国の短期金利が上がるとか、そんなことが起これば、さらに調整が必要ということになるのではないかと思いますね。

キャメロン首相はシリアへの軍事行動を断念

シリアへの軍事介入が、行われるのかどうか、微妙な状況になっています。


そもそも、国連決議(安保理)は、ロシアと中国の反対で、想定通り「国連決議なし」という状況です。

よって、イタリアなどは、国連決議なしの軍事行動には参加しないと明言しています。

ドイツも、国連決議を重んじる態度ですね。

「日本は?」

もちろん、だんまりです。

周りの様子を見ながら、「武力行使を支持する」となるのでしょうね。


今回は、フランスが、「化学兵器使用には罰を与える」というつよいトーンを示しています。


そんな中、英国は、議会で軍事行動に対する採決があり、272285で、反対が多数となり、キャメロン首相は、軍事行動を断念したようです。


「えっ!」って感じですよね。

まさか、英国が軍事介入から抜けるなんて。

これは、米仏もびっくり、シリアもロシアもびっくりでは?


そうなると、残るは、米国とフランスということです。

上記の通り、仏オランド大統領は、罰する用意があると言っているので、引くに引けない…

米国は、オバマ大統領が、シリア政府が化学兵器をしようしたという結論を出しており、国際的な対応が必要と言っています。


「国連決議無き武力行使」に対して、国際世論の支持は、なかなか得られませんね。

米仏2か国での軍事行動となるのか、過去にそんな例があるのかなって考えてしまいます。

今回は、それもありかもしれませんね。

ただ、世論形成として、日本が「軍事介入支持」と言うことはあるかもしれませんね。


ここは国連重視で、国連決議を尊重し…なんて、ことを、いまさら、米国が行うとも思えませんし。

ともかく、英国離脱で、今後、どのようになるのか、非常に興味深いものがあります。

米国住宅指標の変調

米国の7月の中古住宅販売成約指数は、前月比1.3%減となり、前月の0.4%減や予想の0.0.%(変わらず)よりも悪い数字となりました。

5月には、5.8%増となっていたので、その反動が6月と7月に出たのかもしれませんが…

やはり、その他の住宅関連指標同様、素直に、住宅ローン金利の上昇により、住宅市場の回復基調が崩れてきていると考えた方が良いと思います。


大事なことなので、繰り返しますが、QE政策で、長期金利が下がりました。

ざっくりですが4%前後から2%以下に低下したのです。

この金利低下で、金融コスト(ローンの支払い)が劇的に低下しました。

月々の支払いが大きく減ったのです。


住宅ローン金利が6%であれば、30年固定で、3000万円借りて、月額18万円、合計6500万円の返済となります(数字は概算です)。

もし、金利が3.5%であれば、同様な条件で、月額13.5万円、合計4850万円の返済となります。

とんでもなく、負担額が異なるのがわかりますよね。


借り換えをするだけで、毎月45万円も浮くのです。

いかに借り換えが多いか…わかりますよね。

年収600万円(月額50万円)の方ですと、実質的に使えるお金が10%程度、増える計算になりますね。

この金額が大きいかどうかは、個人差があるとは思いますが、一般的には、それなりに大きいと言えるでしょう。

ということで、これが、米国の景気回復に大きな影響を与えたのだと思います。


もちろん、住宅価格も下落して、総支払額が減るとなると、住宅購入も増加するということです。


あと、住宅に限らず、ローンを組むようなケース、たとえば、自動車の購入、学費なども、借り換えにより、金融コストが大きく低下しているのでしょうね。


これが、賃金がほとんど増えなくても、景気回復を実現させた種明かしです。

雇用は、一時期よりは増えていますが、増えているのは、パートタイム、小売業と、賃金の安い仕事で、雇用が増えているのがわかります。

ですから、再就職できた方の大半は、以前よりも賃金が下がっているケースが多いのですね。


ということで、いかに、長期金利の低下が、米国経済に恩恵を与えてきたのか…ということです。

逆に言えば、長期金利の上昇は、いかに、米国経済にとって、マイナスかということになります。


今の日本の場合、長期金利が低下したからと言って、その効果は限定的、いや、ほとんどないと言ってもいいでしょう。

逆に、金利が上がった時のマイナスの効果の方がはるかに大きいですね。

今のままで(こんな低い潜在成長率で)、金利を上げる政策(=インフレ率を引き上げようとすすこと)を取れば、どこかで、おかしなことになる可能性の方が高いと思います。

いや、クレジットがしっかりしている間は、金利など上がらない(=インフレ率は低いまま)かもしれませんね。


誤解を恐れずに言えば、インフレ率が2%になるのは、日本が規制緩和や構造改革が進んで潜在成長率が上がるか、日本のクレジット(信用)が悪化して、金利が高くなり、円安になり、株安になる時のどちらかだと思いますね。

特に、後者は、公共事業などで、バラマキを続け、財政を悪化させるという懸念がありますね。


米国は、長期金利の低下による景気刺激策が終わったとすれば、やはり、いばらの道が待ち構えているように思います(もし、長期金利が再度低下すれば、話は変わりますが…)。

当然、その恩恵を与った新興国もきびしそうですね。

9月なのか、10月なのか、11月なのか…どこかで、嵐はやってくるのでしょうね。

岩田副総裁の理論

岩田副総裁が、持論を展開しています。。

簡単にまとめますと次のようになります。


量的・質的金融緩和 ⇒ 予想インフレ率(BEI)を引き上げる ⇒ 予想実質金利の低下(=名目金利-予想インフレ率)


予想実質金利の低下 ⇒ 国債や株式、為替の市場価格に変化を引き起こす(ただちに始まる)


資産価格の変化 ⇒ 設備投資と住宅投資、輸出などの総需要を増やす ⇒ 生産と雇用の増加(時間がかかる)


私は、岩田理論をおかしいと思います。

なぜ、金融緩和が予想インフレ率を引き上げるのか?(ある程度は上がるのでしょうが…)

入り口からおかしいですね…


インフレになるであろう期待感が膨らめば、期待インフレ率は上がります。

それは、5月中旬まででした。

量的・質的金融緩和で、予想インフレ率が上がるのであれば、少なくとも、44日の異次元緩和の時点の予想インフレ率は上回っているはずですが、現実は下回っています。

金融緩和をしているから、必ず、予想インフレ率があがるものではないのです。


予想実質金利の低下についても、名目金利も上昇していますから、実質金利が大きく低下していません。

実質金利の低下にも限界があるので、資産価格への影響も限定的となります。


資産価格の変化で、一時的に需要は増えましたが、恒常的な需要増にはつながりません。

逆に、資産価格が下がりだせば、ますます、需要は減るということになりますね。


よく、岩田副総裁の理論では、金融緩和の波及経路があいまいだという批判がありますが、まさに、あいまいというか「?」だらけというか。

確かに、金融緩和は、株高を引き起こす効果はあります。

そこは、同意見ですが、そもそも、株高だけで、日本全体の景気が良くなるのか?

永遠に株が上がるわけがありません。


実際、1-3月期のGDPの伸び率は0.9%で、4-6月期は0.6%です。

株価はその間、約20%10%の上昇でした。

毎四半期10%20%の株価上昇があればいいのですが…

続きを読む

軽自動車税が増税されるかもしれませんね

税金のこと、詳しい人、少ないですよね。。。

税金がもっと簡略化されれば、どれだけわかりやすいか…って思ったことありませんか?


税金が複雑なおかげで、成り立っている商売もあるので、恩恵がまるでないとは言いませんが、複雑なおかげで、庶民には、良くわからず、政府(財務省)としては、上手く税を取れるということもあります。


自動車取得税というのをご存知でしょうか。

車を購入したことのある人は、嫌な思い出として、残っていると思います。

単純に、普通の乗用車(新車)で、車両本体価格の0.95%が税額です。

軽自動車は3%ですね。

(本来は3%なのですが、特例として、普通自動車は5%になっています)


これが、消費税増税のスケジュールに合わせて、廃止になるのです。

消費税が10%になる予定の201510月には、自動車取得税は廃止となります。


細かいことを言えば、自動車取得税は、(新車の場合)価格の90%に対して5%の税金でしたが、消費税は、本体価格の100%に対してかかるので、細かいことを言えば、本体価格の10%5%分だけ(つまり、本体価格の0.5%)増えるのですけどね。


それはともかく、この自動車取得税の廃止は、消費税増税に伴い、二重課税との批判を避けるための措置だということです。


前置きが長くなりましたが、今朝の毎日新聞の記事です。


政府は、2015年に廃止される自動車取得税の代替財源として、軽自動車税を増税する検討を始めた。普通車の自動車税より低い軽自動車税は、米国から「不公平」と指摘され、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉でも焦点の一つになっている。しかし、自動車業界の反発は必至で、年末の税制改正の大きな争点になりそうだ。


  軽自動車や普通車を取得する際に支払う自動車取得税は、「消費税との二重課税」(自動車メーカー)との批判が強く、13年度税制改正で、消費税率が8%から10%に上がる15年に廃止することが決定済み。一方、軽自動車の所有者に毎年かかる軽自動車税は税額は7200円で、普通車にかかる自動車税(排気量ごとに2万9500円から11万1000円)より、低額に抑えられている。


おかしいですね。

消費税増税の代わりに自動車取得税を廃止することになっていたのです。

それが、ここにきて、自動車取得税廃止の代替財源を軽自動車税の増税に求めるというのです。

これは、理屈が通りませんね。


もちろん、本当に政治的な背景があるのかもしれませんし、逆に、それを利用して、増税の大義を作っているだけかもしれません。

ただ、なぜ、軽自動車税を上げるのか。


仮に、自動車税で、軽自動車と普通車に、大きな差があり過ぎるのであれば、軽自動車税を上げて、自動車税を下げて、格差をなくせばいいだけでしょう。


そうすれば、TPPの問題も、自動車業界も、納得感はあると思います。


つまり、政府が(財務省)が、姑息にも、なんとか、税金を取りたいという魂胆が見え見えなのですね。


米国が、グリーディなのはわかっていますが、彼らは、公平を求めます。

フェアプレーというのでしょうか。

もちろん、全てとは言いませんが、そういう文化があります。


よって、日本にとっては、当たり前で、何とも思わないことでも、彼らの目からみれば、公平でないことがあるのでしょう。

それが、すべて正しいかどうか別にして、そこに、何等かの問題があるので、再検討してみるくらいの価値はあるのではないでしょうか。

日本の文化的な理由があるかもしれませんし、ケースバイケースでしょうね。


正当な理由があれば、それを説明すればいいだけです。

そして、正当な理由がない場合は、日本にとって、良いことであれば、ルールを変えればいいだけです。


しかし、この軽自動車税増税の話は、財源としては、大したことないのですが(約1900億円)、理屈の合わないことをしているなという印象が残る話だと思いますね。


取る(増税)のは簡単、減らす(歳出削減)のは困難、困難なことをやるのが政治だと思うのですね。

秋には、米国でひと騒動あるのかも

NY株式市場は大きく下げましたね。

まずは、シリアに対する攻撃ですが、米英仏は、法的な正当性を確立しているようですね。

どうも攻撃準備は整っているようで、あとはGOサインを待つだけのような感じです。

フランスが前のめりのようですね。


次に、またかと思わせる米国の債務上限問題が出てきました。

すでに、5月には上限の167000億ドルに達しており、デフォルト回避に向けた一連の緊急措置をとって、資金をやりくりしています。

そして、10月半ばにも、政府資金が底をつくとのことです。


民主党側は、駆け引きなしに(無条件に)上限を引き上げるべきとの姿勢ですが、共和党は、相変わらずです。

共和党のベイナー下院議長は、「歳出を真に削減しない限り、債務上限を引き上げない」と明言しているようです。


そして、景気失速の可能性が見えてきたことでしょうか。

出口戦略の難しさを痛感していると思いますが、最大の問題は、QE政策を行っても(じゃぶじゃぶにしても)、持続的な景気回復につながるのかな?という疑問がでていることでしょうね。

ここに疑問が出始めると、次の一手が難しいですね。


だからこそ、オバマ大統領は、富裕層に多少の犠牲を強いても、金融緩和によって、広がり過ぎた格差を、すこしでも、是正しようとしているのだと思います。

そのためには、中間層の復活が重要ということですよね。


これは、次のないオバマ大統領とすれば、名を残すことにファーカスする可能性があるので、どうしても、金融緩和を縮小する方向(緊縮の方)へ向かう気がするのです。


米国も債務上限問題とか、金融政策とか、ゴタゴタが予想されますので、出来るだけ早めに、次期FRB議長を決めて、引き継ぎたいところでしょう。

その辺も関係して、次期FRB議長は、サマーズさんになるのではないかと思いますね。

もし、緩和路線継続であれば、イエレンにするまでもなく、実績のあるバーナンキ議長を変える必要はないでしょう。


というようなことで、夏場は、材料不足で様子見だったマーケットも、秋の陣からは、動きが出てきそうですね。



シリアが原因か、米国経済がおかしいのか

多くの暖かいお言葉を頂きまして大変感激しています。

本当にありがたいです。

あと数日、お付き合いください。


先週後半から、戻りかけていたマーケットも、シリアへの軍事介入が現実味を帯びてきており、マーケットは、リスクオフの流れになっています。

日本では、あまり報道されていないのですが、世界中、シリアの話題で持ちきりのようです。


もともと、シリア政府を陰から支援しているのはロシアで、北朝鮮も、いろいろと支援をしているようです。

イランがからんでいるのは言うまでもないでしょう。

とは言え、神経ガスを使ったとなれば、軍事介入の大義を与えてしまったような気もします。


この結果、新興国通貨は売られて、株式市場も下落していますね。

インドルピー、トルコリラなど弱いですね。

逆に、原油価格は上昇して、金が買われていますね。。。

ということは、ドルは、買われておらず(どちらかと言えば、低位安定)、円が高くなるというアベノミクスにとっては、ありがたくない状況です。


問題は、シリアへの軍事介入の可能性を嫌気してという理由だけなのかどうかですね。

どうも、米国の経済状況がおかしい…つまり、思ったほどよくない…

金利上昇で、あっという間に、QE効果が剥落したところに、シリアの話が出てきて、「とりあえず避難しましょう」となったような気がします。


下落の主因は、シリアではなく、米国経済だということです。

だから、有事のドル買いは起こらず、逆に、ドルが下落(低位安定)するのです。


新興国の中でも、経常収支の赤字の国の通貨が売られやすいですよね。

となると、買われるのは、経常収支の黒字の国の通貨が買われやすいのです。

日本は、経常収支は黒字です。


ドル円が95円近辺がサポートになるであろうという意見が多いのですが、これは、米国の経済が良いことが前提ですから、この前提が崩れますと、95円がレジスタンスになりそうな気もしますね。

専門家も、ドル円が95円を大きく下回ることはないと自信を持って言っていますからね。


中国は、5年以内に6%台の低成長を容認するという見方が出てきているようです。

これは、分相応な成長率をも止めるという点では良いことでしょう。

潜在成長率からかけ離れた高い成長率を求めると、無理がたたりますからね。

もう一つ、重要なことは、安定していることですね。

ある時期成長率は8%、次は4%、で平均は6%みたいなのは、避けたいですよね。


最悪のシナリオは、米国の経済がそれほど良くないのに、QE縮小を始めることですね。

私は、バーナンキ議長は、最後まで、初志貫徹するような気がするのですが…さて、どうなるでしょうか。


ただ、バーナンキ議長の年内辞任も言われ始め、市場への神通力は、明らかに衰えているでしょうね。

次期議長として、サマーズさんが、本命視されていますが、この決まらない空白期(あと数週間か?)こそ、市場は最悪のケースを想定する癖があるので、要注意でしょうね。

黒田総裁のジャクソンホール講演

今年のジャクソンホールは、主役不在と言った感じで、盛り上がりませんでしたね。

そんな中、黒田総裁は、日銀の異次元緩和の成果を主張されたようです。

日銀のHPに抄訳がありますので、ご参考までにどうぞ。

http://www.boj.or.jp/announcements/press/koen_2013/data/ko130825a1.pdf


問題は、BEI(期待インフレ率)でして、黒田総裁の資料にもあるのですが、異次元緩和以降、上振れしたものの、すぐに、下落して、どちらかといえば、異次元緩和時の水準を下回っていると言えます。


そして、自然利子率について、これを高めることが重要と言っていますが、それはその通りだと思います。

が、金融緩和によって、これが高まるというのは、明らかにおかしい。

「貸出支援基金」を設けていると言っていますが、機能しているようには思えません。


黒田さんのような官僚育ちでなく、民間育ちの方が日銀総裁になれば、かなり違うのではないかと思うのですが…

マネタリーベースをいくらふやしたところで、その効果は限定的です。

(リフレ派は、逆に、まだ、少ないと言いますが)

民間は、お金が必要なのではないのです。

需要が必要であり、そのためには、売れる商品が必要なのです。

言い尽くされていますが、FBGoogleが必要なのです。


スズキのおじさんじゃないですが、日本に工場を作るメリットは、ほとんどない企業が多いのです。

だから、お金を借りる必要がない、だから、お金が余る、よって、低金利でお金を貸そうとなる、でも、なかなか、借りない。

これでは、当座預金口座にお金がたまるだけ。

景気が良くなるという期待から、資金需要が出るだろうという考えは、ほとんど、過去のお話なのです。

民間企業にいれば、そんなことは、すぐにわかる話です。


設備投資減税も同じことです。

まるで、実状をわかっていないとしか言えません。


IT化でホワイトカラーの職は減少し、仕事の効率化がすすみ、時間短縮が進みました。

Global化で、世界中が、市場となり、世界中に、工場を建てることが可能になりました。

もちろん、賃金も、時間をかけて、裁定が働いてきます。


これらが、デフレの原因であり、特に、国内規制の多い日本では、やたらとコスト高になりやすいので、他の国に比べて、デフレになりやすい環境だと思います。

だから、賃金が上がりにくい…

加えて、1990年代は、金融システムが脆弱でしたので、バブル処理にやたらと時間がかかったこともマイナスだったと思います。


そういえば、日本には、名の通ったIT企業がほとんどないですよね。

Global化に成功した企業はトヨタなどいくつかありますが…(それでも、今後も、安泰とはいかないでしょうが…)。


そんなわけで、黒田総裁が立場上、自画自賛するのは仕方ないとしても、言っていることと現実には、徐々にギャップが出始めているような気がします。

おかしな発言もありますからね…


黒田さんが、本当に真価が問われるのは、次の一手でしょうね。

さらなる緩和をする場合、さらに国債を買い進むのか、他の手法を取るのか?

本当に異次元緩和が有効なのかどうか?
修正することも大事なことだと思うのですけどね。



米国に見られる変化

米国の指標は、あまり良くないですね。

先週末の新築住宅販売は、かなり悪いと思いましたが、昨晩発表の7月の耐久財受注は7.3%の減少となり、予想の4%減、前月の3.9%増を大きく下回っています。

コア指数(輸送用機器を除く)も0.6%減となり、予想の0.5%増、前月の0.1%増を下回っています。


重要な先行指標で、想定外に悪い数字が出始めています。

不安定な状況と言えますね。


指標によっては、7月の段階でも、良いものがありますが、先行指標と言われるものほど、7月は悪くなっています。

たとえば、住宅では、新築住宅販売が中古住宅販売よりも先行すると言われています。

(理由は、新築は契約ベース、中古は所有移転完了ベースというテクニカルな理由です)

7月の数字は、新築は悪く、中古は良かったですね。


つまり、6月から7月にかけて、米国経済に大きな変化があったであろうことが読み取れます。

それは、間違いなく長期金利の上昇だと思いますね。

2.5%と突破したのが621日でした。

以降、2.5%以上で推移しており、直近は2.9%まで上昇しています。

20124月から20135月までは、ほとんど2%以下で平均すると1.8%前後の金利だったのです。


9月のFOMCで、QE縮小を始めるという意見が多数派(3分の2程度)ですが、FRBは、経済指標次第と言っており、ISMや雇用統計、そして、物価など重要指標の結果によっては、縮小開始を決断できないかもしれませんね。

この景気指標が良くないことは、円高ドル安要因となりますね。


シリアの問題は、米国政府もようやく、非難する発言を公式にしましたね。

このままでは、自分の身に影響がでるということなのかもしれません。

(化学兵器の流出やテロによる使用など)


化学兵器は問題外だと思いますが、金利上昇は、ある意味、被害がもっとも大きくなるのかもしれませんね。

新興国と米国金融政策

新興国の通貨や金利、そして、株式と、動きが激しくなっています。

米国の利上げ期待が高まれば、新興国は売りとなります。

実際、201512月限FF金利先物と新興国債券の利回りは、5月ごろから非常に相関が高いです。


つまり、Fedの利上げ期待が高くなれば、新興国の通貨や債券、株式が売られやすくなります。

そして、それは、投資のリスク回避をいうことで、円は相対的に上昇してしまうのです。


日米の金利差は、拡大傾向ですから、ドル高円安になりやすいはずですが、なかなか、そのようにならないどころか、逆にドル安円高になるのは、上記のような新興国資産の下落が影響しているのかもしれません。


ところで、先週後半から、その新興国資産の下落が止まっています。

きっかけとしては、ブラジル中央銀行が、年末にかけて、600億ドルの為替介入をすることを発表したことでしょう。

結果、レアルは3.5%高となりました。


また、インドネシア政府は、関税の増税や鉱産物の輸出の制限緩和を発表し、貿易収支の改善をねらいます。

問題となっている外貨準備の急減や経常収支の悪化に歯止めをかけようとしています。


インドルピーも、ブラジルやインドネシアの政策の影響を受け、インドルピーは反発しています。


28日には、ブラジル中銀理事会があり、0.5%の利上げが見込まれています。

30日には、インドとブラジルで、2QGDPが発表されます。


米国のQE縮小への期待は、9月のFOMCに向けて、高まることが予想されますが、新興国資産は、先週後半の政策などで、いったんは、反発局面に入ったのかもしれません。

となると、リスク回避で買われていた円も、やや売られるというのが、今の読み筋です。

(その結果、99円台まで、あっという間に売られたのでしょう)


問題は、いつまで、この状況が続くのかです。

模範回答は、5日のG20首脳会議、ECB理事会、6日の米雇用統計近辺でしょうね。


しかし、それまでに、米経済指標の結果によって、利上げ期待が強まったり弱くなったりするでしょうから…

もっとも、良くないのは、思った以上に経済指標が良くないということかもしれません。

利上げは遠のきますが…QE縮小も始められるかどうか。

逆に考えれば、QE政策を採用しても、持続的な景気回復に結びつかないということになりかねないのですね。


9月前半は、上にしても下にしても、変化が起きそうな感じですね。

なぜ、インフレ率が低下するのか(ブラード総裁の提案)

セントルイス連銀のブラート総裁は、面白いことを言っています。

インフレ率が1.5%を下回っている限り利上げをしないと明言すべきだと言っています。


はい、正論だと思います。


そもそも、インフレ率が低いのは、潜在成長率が低いからです。

中央銀行としては、政策金利を実質ゼロにし、さらに国債を購入して、長期金利の低下を促し、マネタリーベースを増やして…

それでも、インフレ率が上がらないのは、今後の成長率の見通しが低いからなのだと思います。


成長率が低いということは、高い金利にしたら、当たり前ですが、途端に、収益性が落ちます。

金利は低いままというのは、当たり前です。


「非伝統的な金融政策に出口なし」なんて厳しいことを言う方がいらっしゃいますが、ある意味、的を得ていると思います。

潜在成長率が低いままでは、本当に、出口はないかもしれません。

もし、潜在成長率が高くなれば、金利が高くなっても、収益がでますからね。


インフレ率が低いということは、金利が上がる政策をとってはいけないのでしょうね。

政治の方で、潜在成長率が高くなるような政策を行わなければいけないのです。


米国は、中間層の復活へと舵を切っています。

QE政策は終わる可能性が高そうですが、利上げは、まだまだ、先なのかもしれませんね。


日本の問題は、潜在成長率を高めることよりも、金融政策(異次元緩和)で、インフレ率を(無理やり)高めようとしています(期待に働きかけるということは、無理やりですからね)。

金融緩和は、間違いではないので、まだ、いいのですが、無理やり=やり過ぎは、副作用が大きくなるということです。

それよりも、多くの人(特に外国人投資家など)は、異次元緩和をするくらいだから、思い切った成長戦略(規制緩和や構造改革)をするだろうと想定していたと思うのですが、それが、肩透かしを食らった状況が現在なのだと思います。


米国に話を戻しますと、7月の新築住宅販売が大きく落ち込みました。

また、前月の数字も下方修正されました。

さらに、販売価格の中央値も3か月連続の下落です。


確かに、中古住宅販売は、良かったのですが、まだら模様だということですね。

それほど、景気回復が力強くないのに(緩やかな回復)、QE縮小を行えば、長期金利の上昇に耐えうるかどうか、その疑問はますます膨らみそうですね。


9月の100億ドル縮小して、市場の反応を見る…そんなところではないでしょうか。

ただ、次期議長がサマーズということになれば、QE終了まで、織り込みに行きそうな気がします。

やはり、荒れる秋の陣になりそうな気がします。

G20かIOC総会か

週末、いかがお過ごしですか。

(嫌いな人もいるようですが)毎度の24時間テレビをちらちら見ましたが、病気や障害を持つ方が、精一杯生きていることに心動かされてしまいます。

多少、演出が過ぎる部分もあるとは思いますが、思わず、目を潤ませることもあります。

ただ、あのマラソンは、いまいち、好きになれないのですけどね。


ところで、島根県の豪雨は、ひどいですね。

雨で、洪水が起こり、めちゃくちゃになっています。

島根県も大変ですが、中国の洪水は、もっと大規模なようです。

本当か嘘かわかりませんが、養殖のワニが逃げ出したとか…

ドイツでも、知人が言っていたのですが、38℃を超える日が続いているとか…

世界的な異常気象も、これだけ、頻繁に起これば、すでに、異常ではないのかもしれませんね。


そういえば、安倍首相は、この異常気象について、特にコメントが出てきませんね。

まあ、それはそうと、95日と6日のG20首脳会議(サンクトペテルブルク)に出席して、アベノミクスや財政再建を説明する予定だそうです。

で、7日には、ブエノスアイレスで、IOC総会があり、そこで、さいごのアピールを行うのだとか。


「まさか、G20を途中で切り上げて、IOC総会に出席するなんてことないよな~」

と思っていたら、どうも、そのまさかの旅程になっているようで…

(読売新聞で知りましたhttp://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130823-OYT1T00956.htm


個人的な考えですが、オリンピックも大事かもしれませんが、やはり、G20でしょうね。

(オリンピックの東京開催を望んでいますが…)

何と言っても、ドイツ連銀は、公式に、アベノミクスを批判しているわけです。

それ以外にも、エジプト問題、シリアの毒ガス問題、その他、あちこちで、領土問題が起きています。

もちろん、日本も領土問題を抱えていますね。

そんな状況で、「お先に!」がいいのかどうか…

G20で、最後まで、出席をすることの方が、首相としての役割だと思うのです。

続きを読む

観劇レポ:夢から醒めた夢 2013.08.23

「夢から醒めた夢」は、日本オリジナルのミュージカルです。

原作は赤川次郎さんの同タイトルの小説です。

いかにも、日本人向けの内容で、うまく「日本人とは」を表現している内容です。


ロンドンやブロードウェーのような派手さは、まったくありません。

主役なんて、衣装替えすらありません。


地味なんですけど、どんどん引き込まれていくのですね。

実に、上手くできています。


ただ、これを外国人が見てどう思うか…ってのは気になるところですが。


さて、本日は、ピコ(主役)が岡村美南さん。

彼女を見るのは、ウィキッドのエルファバ以来です。

かなりの期待感がありました。

歌は、声量もあり、声もきれいで、迫力ありますよ!

でも、でも、今日は、のどがお疲れのようで…

ところどころ、声がかすれていましたね。

このピコ役、ほぼすべてのシーンで、歌かセリフがあります。

これを1か月くらい一人で演じているようで、これは、相当、疲れるはずです。


まさに、ここが、劇団四季の問題点と言えるところでして…
今も、ウィキッド、ライオンキング(東京と大阪)、リトルマーメード、人間になりたがった猫、サウンドオブミュージック、ソング&ダンス、キャッツ、美女と野獣、桃次郎の冒険、裸の王様、夢から醒めた夢と、なんと12演目も上演しているのです。
しかも、9月から、コーラスラインと李香蘭が始まるので、この時期、実質14演目が同時に走っていることになります。
俳優さんには、かなりの負担がかかるのでしょうね。
かといって、質が見劣りすることなく、一定レベルをキープしており、結果、顧客満足度1位なのでしょうね。

彼女は若手の有望な俳優だと思うので、もっと、ベストコンディション歌を聞いてみたいです。

それ以外では、マコ役が笠松はるさんでした。
きれいなソプラノでしたが、こちらもお疲れ気味かな。
個人的に好きなんですけどね!

全体的には、かなり良いミュージカルで、一緒に見に行った子供は、「もう一度見たい」とお気に入りのようでした。
彼は、岡村美南さんが気に入ったのか、ピコという女の子が気に入ったのか?その両方かな…
といことで、来週も見ることになりました!

テールリスクを考える

日本経済のリスクは、アベノミクスよりも原発事故の処理かもしれません。

世界経済にとってのリスクは、米国の金融政策よりもエジプトやシリア、中東情勢かもしれません。

テールリスクという言葉で済ますには、不確定要素が多いような気もします。

福島原発については、政府が責任をもって処理すべきでしょうね。

そもそもの大間違いは、菅首相時代に、責任を東電に押し付け、政府は、お金を出すだけという絵を描いたことだと思います。

まさに、責任逃れ。

(民主党に票が入らない原因は、この辺にあるのでしょうね)

東電も東電でひどいのですが、間接的に聞いた限りでは、東電の社員の士気の低下やモラルの低下は、それは、激しいらしいです。

そんな状況で、世界的にも前例のない原発事故の処理ができるかどうか…

ここは、一つ、政府が責任をもって、お金も使って(賠償保障も含め)、出来るだけ速やかに解決へと導くのではと思います。

安倍首相は、安定多数を持っていますので、やろうと思えば、なんでもできますからね。

是非、国民の安全を脅かす可能性のある原発事故処理を優先してもらいたいです。

最悪は、地下水があふれて、まさに泥沼のようになり、作業が困難になり、手が付けられず…放射線は、巻き散らかされる…

やはり、政府の責任でやるべきではと思います。

(東電じゃ、難しそうですからね)

中東情勢は、正直、良くわかりません。

米国も、ほとんど、ちょっかいを出しませんし…

米国には、そんな余裕(財政赤字)もなければ、そんな必要性もないのかもしれませんが…

これも、シェールガス/オイルの影響なのでしょうね。

となると、原油の値段は、高くなるかもしれませんね。

特に、中東の原油が…

米国が、世界の警察の役割を引き受けていたのも、自国のエネルギー確保のためという理由が大きかったと思いますが、国内生産が十分になれば、世界の警察を続ける動機づけも低下するのでしょうかね。

逆に言えば、米国が、どれほど、世界の安全(平和)に貢献していたかが(プラスの貢献もマイナスの貢献もあると思いますが)わかるのかもしれません。

原油が高くなれば、困るのは、単純ですが、原油輸入国です。

日本であり、中国、韓国なのです。

米国は、たぶん、原油価格が上がることは、賛成なのかもしれませんね。

何といっても、原油輸出国になるわけですから。

とかとか、万が一にも起これば困りそうなことが、ちょっとだけ、起こっているような気もします。

エジプトや中東はよくわかりませんが、福島だけは、何とかしてもらいたいですね。

短期的にはリバウンドモードか?

「日本株も短期的にはあまり深追いをしない方がいいかもです」と書いておきましたが、短期的に、リバウンドモードかもです。


理由①

多くの方が懸念している中国で、HSBCPMI50.1と予想の48.3、前回の47.7を大きく上回りました。

素直に驚きましょう。

4月以来の50超えとなりました。

くどいですが、中国は、外需から内需へのシフトをしています。


目先の最大のマイナス材料であるシャドーバンキングは、いくらかわかりませんが、どんなに多く見積もっても300兆円程度というのが、コンセンサスになっているように思います。

仮にこの300兆円が不良債権化したとしても、GDPの約半分です。

もちろん、大きいのですが、米国のサブプライムに比べれば…ってことですね。


まだ、まだ、下振れすることはあるのでしょうが、底抜けする可能性は少ないかもってことかも知れません。

製造業も絶好調ではないものの、何とか回っているということでしょうか。


理由②

ユーロの回復も、指標で明らかになっています。

製造業PMIですが、ユーロで51.3(予想50.8、前月50.3)、ドイツ52.0(予想51.2、前月50.7)、フランス49.7(予想50.3、前月49.7)となっています。

こちらは、良い数字だと思いますが、驚きはないですね。

ですから、指標発表で、まずは、現実売り(ユーロ売り)です。

そのうち、ユーロが買われるような気もしますが…


理由③

中国のPMIが良かったことは、豪州など、資源国や新興国にとって、支援材料になります。

直近、新興国や資源国通貨は、売られていましたが、特に豪ドルは、売られた反動もあり、戻る可能性があります。

素直に、EURGBP(フォワードガイダンスによる金融緩和を行う通貨)売りのAUD買いなんて、ちょっと、妙味がありそうですね…

これも、言えば、「リスクオン」ですね。


結局のところ、今までの反動が出そうだぞということです。

きっかけは、中国のPMIであり、米国のQE縮小を織り込みつつあるということでしょうか。


さて、どうなることやら…

米国は金利上昇に耐えうるか

昨晩(21日)、米国の7月の中古住宅販売が発表され、前月比6.5%増の539万戸でした(予想は515万戸)。

先週金曜日には、7月の住宅着工件数が発表され、前月比5.9%増の896000戸でした(予想は90万戸)。

同じく建築許可件数は、2.7%増の943000戸でした(予想945000戸)。

予想より良かったり悪かったりと、まちまちですが、どの指標も前月よりも伸びているということです。


これを金利上昇による駆け込み需要とみるのか、本格的な回復とみるのか…。

30年固定の住宅ローン金利は、4.68%となっています(MBAモーゲージレート)。

歴史的には、まだ、低いのかもしれませんが、最近、急騰しているのも事実です。


ここで、雇用の話をしますと、雇用統計を見ても、雇用の量が増えている(回復している)のはプラスだと思うのですが、労働の質が上がっていないことがポイントです。

雇用増といっても、パートタイムが多かったり、小売りなどの賃金の低い業態への就職が多かったりです。

つまり、賃金が思うように上がってこないのです。


一方で、金利低下による金融コスト(借金の返済額)の低下によって、毎月のローンの支払いが大きく減少しました。

QE政策というのは、バーナンキ議長も認めるように、この長期金利を低下させる効果があったのです。

結果的には、ローン金利が低下し、家計に余裕が生まれ、消費が伸びるという好循環が生まれるはずでした。

住宅についても、ローン金利の低下と住宅価格の低下で、住宅購入総コストが大きく低下したので、毎月の支払いが、少なくて済んだはずです。

この結果、住宅を買おうと思った人は増えて、住宅価格も底打ちをしたのです。


賃金が大して上がらなくても、金融コストの低下で、余裕資金が生れたのですが、それも一巡しそうなくらい、各種ローン金利が上がっているのです。

賃金は、なかなか、増えません(IT化やGlobal化が理由でしょう)。

よって、金利上昇は、経済にとっては、予想以上のマイナスになります。


もし、賃金が上がって、景気が良くなっていれば、たぶん、金利上昇のマイナスの影響は、あまり大きくないかもしれません。

しかし、今は、賃金が上がりにくい状況です。

高賃金の職は、減る方向です。

でも、金利が上がるとなると、今後、消費は、思うようには増えないかもしれません。


オバマ大統領が、中間層を増やそうとしているのも、何とか、賃金を増やす、もっと正確に言えば、自由に使える金額を増やす(所得から税金や公共料金、ローンなどを引いた額)ことの重要性を知ってのことと思います。

この考えが正しければ、次期FRB議長は、ほぼ決まりですよね。


マーケットは、どこまでの金利上昇に耐えうるのか…

何だか、試しているような気もします。

ただ、「困ったときのバーナンキ」は、もういないということです。

最近の米国株式マーケットの戻りの鈍さ(もしくはなさ)は、不穏なにおいがしますね。

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