数日前、コンビにでサンドイッチを買ったら、レジにおいた私の読みかけの日経新聞も料金を請求されたと書きました。

今朝、また、同じことが起きました。

今度は、ご丁寧に、ビニール袋に入れて、「400円になります」と、自分の日経新聞の代金を請求されました。

これも発見だったのですが、レジは、中国人らしき人たちで、上手く伝わらず、説明に悪戦苦闘しました。

30秒くらいして、むっとされて、レジを打ち直してもらい、事は片付きましたが、財布をかばんから取り出すためにレジに読みかけの新聞を置く私も悪いのですが…

中国人ですと、マニュアル通りにするので、読みかけの新聞なんて認識はゼロかもしれませんね。

しかし、むっとして怒らなくてもいいのに…

 

今晩は、EUサミットです。

メルケルおばさん、国内事情(ドイツの政治力学)を優先していましたが、いよいよ、ユーロのために、政策転換を決断するかもしれません。

ユーロ圏共同債発行を認めることです。

ますます、ドイツの負担増となるのです。

共同債ですと、信用力が格段に上がり、低コストでの発行が可能になります。

ともかく、今晩は、EFSFの機能化口授うがどこまで合意できるか、資金供給はどうなるのか、などなど、興味は尽きません。

ただ、市場は、ギリシャ、アイルランド、ポルトガルではなく、イタリアとスペインを見ています。

問題は、この2カ国の金利が上昇した時です。

現在6%前後ですが、PIG3カ国は、6%到達後、7%にたどり着くまでは、「あっ」という間でした。

ユーロ圏の全部の面倒をドイツが見る気があるのか、それとも、ユーロ離脱の道筋を立てるか。

そういう決断を迫られそうな日が近づいているような気がします。

 

さて、ダメなユーロと弱いドルの中で、なぜか、今だに強い円。

じわじわと円高進行中です。

気がつけば、78円台です。台風6号のごとく、変な動きをするもゆっくりゆっくりです。

やはり、円が強いのです。

なぜ?

経常収支が黒字だから。

つまり、ご存知の通り、国債の国内消化が行われているからです。

理論的には、経常収支が黒字の間は、資金が国内に入ってきますから、国債も消化できるわけです。

 

ところで、経常収支と資本収支と外貨準備の増減の合計は理論上ゼロになります。

日本は、ほとんど、経常収支が黒字で資本収支が赤字です。

米国は、その逆です。

ただ、、あくまで理論上、その合計がゼロになるだけで、20091月はこの両方とも赤字になったのです。

理論的はあり得ないのですが、この誤差脱漏が大幅な黒字になっているのです。

となると、為替はその後円安に進むということに。

このときは、90円から100円まで円安になりました。

最近の経常収支と資本収支を見てみます。


   経常収支 資本収支 外貨準備増減 誤差脱漏  (単位:億円)
3月  17,386   -7,546   -18,580   8,739 →円安要因→震災後、80円割れから85円まで円安

4月  4,056   11,466      -274   -15,248

5月  5,907   -1,638     -2,178   -2,092

注) 資本収支及び外貨準備高増減のマイナス(-)は資本の流出(資産の増加、負債の減少)を示します。

 

こんな状況なわけです。

で、ついに、6月の貿易収支が黒字に転換しました。

となりますと、ますます、経常収支がプラスの方向に大きくなると思われますので、資本収支や外貨準備に大きな変化が無ければ、円高要因になりやすいのです。

最近のじわりじわりとした円高は、日本の貿易収支の改善の証拠なのでしょう。

 

長々となりましたが、経常収支がプラスの間は、(外貨準備も増加しやすいので)、誤差脱漏がマイナスとなり、円高になりやすいのです。

(誤解のないように言いますが、為替はkのヨウ素だけで決まるものではありませんので)

ということは、国内に資金が滞留しますから、国債の消化も、国内で、ほぼ完結できてしまいます。

 

問題は、19世紀の英国のように、国内の資金が、高い利回りを求めて海外に大量に流出し始める時です。

その時には、資本収支のマイナスが大幅に増えるかもしれません。

となると、上記20091月や今年の3月のようなことになるかもしれません。

そうなると円安になり、国内に資金が滞留しないので、国債の買い手を海外に求めるようになります。

さて、そんな時代が来るのかどうか。

今のところ、銀行さんが悲鳴を上げるように預金が増加しているようです。

よって、まだ、トレンドは円高だと思います。