米国、小型株がいいです。

S&P600(小型株)で、年初来11.68%です。

ラッセル2000で、年初来+12.17%です。

(ダウ30+5.28%S&P500+6.94%

業種では、KBW銀行株指数で+14.40%と金融関連が強いです。

 

これは、欧州を起因とする信用不安の解消が最大の理由だと思います。

世界的に、ソブリンのCDSは低下しています(添付)。

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あと、年初に起きていることは、この信用不安の解消により、思いっきり作用反作用の法則が効いています。

業界用語で言えば、「リターン・リバーサル」です。

 

S&P500の年初来の上位の上昇業種は、昨年のパフォーマンスが悪かった業種が多くあり、逆に年初来のパフォーマンスが悪い業種は、昨年のパフォーマンスが良かった業種が多いのです。

典型例が銀行と公益なんでしょう。

銀行が-25%+14%、公益は+15%-3%です。

 

この逆の関係は全てに当てはまるわけではありませんが、多くは 程度の差こそあれ、銀行や公益のような動きをしています。

 

ここで、気をつけるのは、昨年の後半に、ユーロは金融緩和を行っているということです。

金融を緩和しているので、信用不安が小さくなれば、金融緩和の影響が流動性資産には現れやすいということです。

 

昨年の81日から安値まで何%下落して、安値から、先週金曜日まで何%上昇したかを計算してみました。

 

 指数      安値の日   下落率   上昇率

ユーロ50     912日   -25.3%   +26.1%

S&P500      103日   -14.6%    +22.4%

日経平均     1125日   -18.1%    +8.2%

DAX       912日   -27.1%    +33.4%

FTSE MIB(伊)   912日   -22.0%    +22.0%

ボベスパ      88日   -16.9%    +34.0%

AS51(豪)    926日    -14.1%    +10.0%

上海総合      15日   -20.5%    +8.5%

 

いかがですか。

安値を早くつけた方が、よく戻っています。

こう見ますと、日本や中国は、出遅れているのが分かります。

あと、注目すべきは、ブラジルの堅調さとオーストラリアのもたつきぶりが目に付きます。

 

昨日も書きましたが、原油など資源価格がまったく冴えませんから、その影響がオーストラリアなどに出ているような気がします。

ともかく、1次産品の値動きが低調で、荷動きも低調なのでしょう。

もちろん、中国の株価もいまいちなのです。

日本のその影響があるかもと思ってしまいますね。

 

話を最初の米国の株価に戻しますと、作用反作用の法則が急ピッチで効いているわけで(今は反作用が効いているところです)、リバウンド後、さらに順調に伸びるのか、一度、調整するのか、2月中には結論が出るかと思っています。

理由は、何回か書いている229日があるからです。

今のところ、ーケットの信用回復の大部分は、この229日による部分が多いと思います。

これで、景気回復が順調に行けばいいのですがね。