今週は、面白い相場展開になりそうな気がします。

相場勘も別れているようです。

さすがに、総じて、強気が多いですかね~。


先日、ゴルフに行ったのですが、4人とも、皆、それなりに強気でした。

ガンガンの強気の方は、「もしかすると、10000円もありかな」と...

どうしてそんな強気か聞くと「10000円は売りたいから」とのこと。

920095009700100004段階で考えているとか。

そいう方もいるということです。


さて、前回のブログで、「今週の円安について」を書きました。

ポイントは3つ。

1、 ドラギ発言による欧州危機の回避⇒金融緩和期待

2、 米国経済指標の改善

3、 日本のインフレ率改善


ここから考えれば、株価も、欧州の金融緩和期待で、イタリアやスペインの株価は上昇しているはずですし、米国株も強いはずです。

また、日本株は、待望のデフレ脱却であれば、当然、株価は強いはずです。

そこで、各国の先週の株価の変化率を見てみます。


指数

10

17

変化率

日経平均

8,891.44

9,162.50

3.05%

TOPIX

746.79

765.81

2.55%

TSE2

2,229.64

2,254.75

1.13%

ダウ30

13,207.95

13,275.20

0.51%

S&P500

1,405.87

1,418.16

0.87%

NASDAQ

3,020.86

3,076.59

1.84%

FTSE100

5,847.11

5,852.42

0.09%

DAX

6,944.56

7,040.88

1.39%

MIB

14,548.64

15,124.69

3.96%

IBEX

7,047.70

7,561.00

7.28%

上海総合

2,168.81

2,114.89

-2.49%

ボベスパ

59,280.93

59,082.37

-0.33%

ロシア

1,441.59

1,444.27

0.19%

インド

17,557.74

17,691.08

0.76%

ユーロ銀行株

90.33

96.81

7.17%

米銀行株

46.61

47.24

1.35%

東証銀行株

108.54

110.32

1.64%


当然と言えば当然ですが、スペイン(IBEX)がダントツのパフォーマンスだったのが分かります。

これは、817日のブログ「そろそろ主役に復帰しそうなメルケル独首相」で書いたように、メルケル首相がドラギ発言を支持したことが大きいと思います。

イタリアも同様の理由ですね。

さらに、ユーロ銀行株指数を見ますと、スペイン同様、大きく戻っています。

これは、完全に、ドラギ発言やドイツ政府の支持の結果、危機からの脱却が起きたわけですね。

それに対して、ドイツの上昇率は見劣りします。

英国にいたっては、ほとんどフラットです。

やはり、景気が良くないのですね。


米国ですが、意外に上がっていません。

ダウ30S&P500<ナスダックという状況です。

単純ですが、米国内景気はいいけれども、海外の景気は、相対的に良くないということでしょう。

(単に、アップルの影響(先週4.21%上昇)だけかもしれませんが...)

実際の米国景気は、思ったよりも良いということでしょうね。


その海外ですが、BRIC4カ国のパフォーマンスは良くないです。

ユーロ危機が一段落しているにも関わらず、株式市場は下落、もしくは、ほとんど上がっていません。

これは、新興国の景気が良くないことを示唆しています。


さて、日本なのですが、日経平均は元気よく3%も上昇しました。

が、TOPIX2.5%、銀行株は1.6%、東証2部は1.2%の上昇です。

デフレ脱却相場であれば、国内景気が良くなるはずですから、銀行株とか、もっと上がってもいいような気がします。

今週は、銀行株や東証2部指数がどういう動きをするか、特に、銀行株が上がらないと、デフレ脱却のシナリオをマーケットは信じていないということになりますね。

為替(ドル円)とともに、注目です。


今週の注目と言えば、ギリシャですかね。

24日にメルケルとサマラスの首脳会談があります。

今のところ、ドイツの財務相、外相ともに、新たな支援、条件緩和に反対を表明しています。

逆に、フランスと南欧諸国は、3次支援に賛成しているとか...

さらに、ギリシャの財務相はECBがギリシャ国債の損失を受け入れる必要があると言っています。

忘れた頃にやってくる「のどに刺さった魚の小骨」のギリシャです。

飛び火しなければ、大したことにはならないと思います。