晩、眠くて、欧州の記事をアップデートできませんでした。

ちょっと遅くなりましたが、重要事項だけ、おさえておきましょう。


ユンケル議長は、アテネ入りしてサマラス首相と会談。

その前に、「ギリシャについて10月より前に、何の決定もない」と明言しています。

トロイカ調査団(9月にアテネ入り)の報告を待って(9月中?)、EUECBIMF(トロイカ)が「どうしようか?」と話し合うのでしょう。

ですから、決定は10月以降になるということです。


すでに、シティ(ギリシャに批判的?)がレポートを出しているようで、このトロイカの報告によって、ギリシャの離脱もありえると言っています。


個人的には、ギリシャの離脱は問題ないのですが、問題はスペインやイタリアへの伝染です。

これを防ぐためにも、ECBによるSMPやユーロ救済基金による国債買い入れが必要になるのでしょうね。

ギリシャの離脱のポイントは、結局のところ、景気ですね。


また、24日には、メルケル・サマラス会談がありますが、支援資金の支払いについて、会談でけっていすることはないようです。

ドイツも、トロイカの報告を待つというスタンスです。


ドイツ内部でも、賛成と反対で意見が分かれているようで、なかなか、すぐに決着することはなさそうですね。

いつもの欧州ですね、時間かかりそうです。

株価も戻ったし(特に銀行株)、債券利回りは低下したし、なんとなく、余裕がでちゃったのかもしれませんね。

(政治家は追い詰められないと決めないものですので)