2007年05月20日

第二期 第9回 松

みなさん、こんにちは。今回のテーマは、実はとても高度な内容を含んでいました。

保証期間内に辞めたいという候補者をどう説得するかというテクニカルな話も大事ですが、それ以上に、僕らリクルーターが候補者と採用企業の間に立って、どのような位置づけで仕事をするべきか、それを考えるにはうってつけのテーマでした。

塾生の皆さんが繰り返し今回の気づきとしてブログに書いてくれていますが、僕らの仕事の多くが成功報酬で仕事をやるという、いわばビジネス上、大きなリスクを持っている以上、保証期間の存在はもう一つの大きなビジネスリスクであり、万が一の場合に、保証による無料リプレースメント(場合によっては返金)を回避することは、新しいプレースメントを決めることに匹敵するだけの重要度があります。

そもそも入社3ヶ月以内に人が辞めるというのは、通常であればありえない状況です。結局は、最終決断をしている採用企業の判断ミスであったり、採用計画そのものの失敗であることがほとんどであり、リクルーター側には、あくまで候補者を紹介したということしか非はありません。(通常は複数の候補者を紹介しているものであり、その人物の採用を最終判断したのが採用企業である以上、責任を持つことは不可能。)

悪徳リクルーターが意図的に候補者と結託して人材を複数社に転がしてフィーを荒稼ぐのではないか、という発想も以前はありましたが、実際このようなことはまず起こりえません。僕自身、長くこの仕事をしていても、聞いたことは一度もありません。

基本的に、リクルーターに対して保証期間を要求するというのは、あまりにもリクルーターにとって条件が悪い仕事になります。返金を要求するのはその中でもひどい例であり、僕はそのようなケースは、すべて仕事を断るようにしています。ただでさえ、成功報酬という働き方は、かなりのビジネスリスクをはらんでいるから、これ以上のリスクをとるのは無理であるという判断からです。

30%以上のフィーをもらえるからこそ、何とかハイリスクハイリターンの発想で続けられるという側面もあるでしょう。どちらにしても、リクルートメントサービスは、これ以上ないという悪条件の中、ものすごい過当競争にさらされながら、ハイリスク、ハイリターン型のビジネスとして、今後も継続していくことでしょう。それがゆえに、僕らリクルーターは、日々できるだけビジネスリスクを低くすることを意識しながら、プロの仕事が出来るよう、常に修行を続けることが大切になるのでしょう。

mlabomj at 23:46コメント(0) 

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