2005年09月30日

2005/09/30 -【ヤンキース vs レッドソックス】最終決戦の前に〜松井秀喜の対レッドソックス戦打撃成績

by mlbcrazy  2005年9月30日

松井秀喜の対ボストン・レッドソックス戦にまつわる打撃成績を振り返ってみます。

*無印=レギュラーシーズン
*LCS=リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ(リーグ優勝決定戦)

<対レッドソックス戦>
2003年   19試合 78打数22安打  8打点 0本塁打 打率.282
2003年LCS 7試合  26打数6安打   4打点 0本塁打 打率.308
2004年   19試合 72打数26安打 18打点 4本塁打 打率.361
2004年LCS 7試合  34打数14安打 10打点 2本塁打 打率.412
2005年   16試合 59打数13安打  8打点   2本塁打  打率.220

<フェンフェイ・パークでの成績>
2003年   9試合 38打数8安打 4打点 0本塁打 打率.211
2003年LCS 3試合 12打数2安打 2打点 0本塁打 打率.167
2004年   7試合 35打数16安打 12打点 3本塁打 打率.457
2004年LCS 3試合 18打数8安打 19打点 2本塁打 打率.444
2005年   7試合 28打数6安打 3打点 0本塁打 打率.214

<先発予定投手との対戦成績>
対デビッド・ウェルズ (第1戦/9月30日先発予定)
(2004年はサンディエゴ・パドレスに在籍)
2004年   1試合 3打数1安打 0打点 0本塁打 0三振 打率.333 
2005年   4試合 11打数2安打 1打点 0本塁打 1三振 打率.182

対ティム・ウェイクフィールド (第2戦/10月1日先発予定)
2003年   4試合 12打数0安打 0打点 0本塁打 1三振 打率.167
2003年LCS 3試合 6打数1安打  0打点  0本塁打 2三振 打率.167
2004年   3試合 6打数2安打  1打点 1本塁打 0三振 打率.333
2004年LCS 3試合 3打数1安打  1打点  0本塁打 0三振 打率333
2005年   5試合 15打数1安打 0打点 0本塁打 3三振   打率.067

対カート・シリング (第3戦/10月2日先発予定)
 (2003年はアリゾナ・ダイヤモンドバックスに在籍)
2003年   対戦なし
2004年   3試合 7打数3安打 0打点 0本塁打 0三振 打率.429
2004年LCS 2試合 5打数2安打 4打点 0本塁打 0三振 打率.400
2005年   4試合 9打数2安打 0打点 0本塁打 
3三振 打率.222

  

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2005/09/30 - 【ヤンキース vs レッドソックス】最終決戦の前に2005年の戦績を振り返る

by mlbcrazy 2005年9月30日

9月30日から始まるヤンキース対レッドソックス(フェンフェイ・パーク)の3連戦を前に、今季2005年の両チームの直接対決16試合を振り返ってみました。

<第1カード> ヤンキース2勝、レッドソックス1勝
第1戦 4月3日  BOS 2-9 NYY
勝:ランディ・ジョンソン 1勝0敗 敗:デビッド・ウェルズ 0勝1敗
本塁打:松井秀喜 1号2ラン

第2戦 4月4日 BOS 3-4x NYY
勝:リベラ 1勝0敗 敗:キース・フォーク 0勝1敗
本塁打:デビッド・オルティズ 1号ソロ、松井秀喜 2号2ラン、デレク・ジーター 1号ソロ(サヨナラ)

第3戦 4月5日 BOS 7-3 NYY
勝:マイク・ティムリン 1勝0敗 敗:マリアノ・リベラ 1勝1敗
本塁打:アレックス・ロドリゲス 1号ソロ、ティノ・マルティネス 1号ソロ

ヤンキース2勝1敗

<第2カード> ヤンキース1勝、レッドソックス2勝 (今季通算3勝3敗)
第4戦 4月11日 NYY 1-8 BOS
勝:ティム・ウェイクフィールド 1勝0敗 敗:マイク・ムシーナ 0勝1敗
本塁打:ミラベリ 1号2ラン

第5戦 4月12日 NYY 5-2 BOS
勝:ジャレット・ライト 1勝1敗 敗:カート・シリング 0勝1敗
本塁打:ジェイソン・ジアンビ 2号2ラン、バーニー・ウィリアムス 1号ソロ、トロット・ニクソン 2号ソロ

第6戦  4月13日 NYY 5-8 BOS
勝:キース・フォーク 1勝1敗 セーブ:マリアノ・リベラ 2セーブ 敗:トム・ゴードン 0勝1敗
本塁打:ペイトン 1号2ラン、レンテリア 1号2ラン、ジェイソン・バリテック 3号ソロ

<第3カード> ヤンキース1勝、レッドソックス2勝(今季通算レッドソックス5勝4敗)
第7戦  5月27日 BOS 3-6 NYY
勝:ランディ・ジョンソン 5勝3敗 セーブ:マリアノ・リベラ 12セーブ 敗:ティム・ウェイクフィールド 4勝4敗
本塁打:ジェイソン・バリテック 10号2ラン、ロビンソン・カノー 2号2ラン、ゲイリー・シェフィールド 8号3ラン

第8戦 5月28日 BOS 17-1 NYY
勝:マット・クレメント 6勝0敗 敗:カール・ババーノ 4勝3敗
本塁打:レンテリア 3号満塁、トロット・ニクソン 7号3ラン、ペイトン 3号2ラン

第9戦 5月29日 BOS 7-2 NYY
勝:デビッド・ウェルズ 3勝4敗 敗:マイク・ムシーナ 5勝3敗
本塁打:デビッド・オルティズ 11号2ラン、12号ソロ、レンテリア 4号ソロ、デレク・ジーター 5号ソロ(先頭打者)、ゲイリー・シェフィールド 9号ソロ 

<第4カード> ヤンキース3勝、レッドソックス1勝 (今季通算ヤンキース7勝6敗)
第10戦 7月14日 NYY 8-6 BOS
勝:トム・ゴードン 3勝3敗 セーブ:マリアノ・リベラ 21セーブ 敗:カート・シリング 1勝3敗
本塁打:ジェイソン・ジアンビ 11号ソロ、バーニー・ウィリアムズ 6号ソロ、ゲイリー・シェフィールド 18号ソロ、アレックス・ロドリゲス 24号ソロ、トロット・ニクソン 10号3ラン、デビッド・オルティズ 22号ソロ

第11戦 7月15日 NYY 1-17 BOS
勝:デビッド・ウェルズ 7勝5敗 敗:レディング 0勝6敗
本塁打:トロット・ニクソン 11号3ラン、デビッド・オルティズ 23号満塁

第12戦 7月16日 NYY 7-4 BOS
勝:ランディ・ジョンソン 10勝6敗 セーブ:マリアノ・リベラ 22セーブ 敗:マット・クレメント 10勝3敗
本塁打:マーク・ベルホーン 7号ソロ、マニー・ラミレス 23号ソロ、アレックス・ロドリゲス 25号2ラン

第13戦 7月17日 NYY 5-3 BOS
勝:アル・ライター 4勝7敗 セーブ:マリアノ・リベラ 23セーブ  敗:ティム・ウェイクフィールド 8勝8敗
本塁打:ホルへ・ポサダ 11号2ラン、ゲイリー・シェフィールド 19号2ラン、アレックス・ロドリゲス 26号ソロ

<第5カード> ヤンキース2勝、レッドソックス1勝 (今季通算ヤンキース9勝7敗)
第14戦 9月9日 BOS 4-8 NYY
勝:アーロン・スモール 7勝0敗 敗:デビッド・ウェルズ 12勝7敗
本塁打:ホルへ・ポサダ 16号ソロ、アレックス・ロドリゲス 41号ソロ

第15戦 9月10日 BOS 9-2 NYY
勝:カート・シリング 6勝7敗 敗:ショーン・チャコン 5勝10敗
本塁打:ジェイソン・ジアンビ 28号ソロ、マニー・ラミレス 34号2ラン、ジョン・オルルード 7号ソロ

第16戦 9月11日 BOS 0-1 NYY
勝:ランディ・ジョンソン 14勝8敗 セーブ:マリアノ・リベラ 37セーブ  敗:ティム・ウェイクフィールド 15勝11敗
本塁打:ジェイソン・ジアンビ 29号ソロ

<両チームの対戦成績>
          レッドソックス ヤンキース
勝利数         7      9
得点数        100     68
安打数        176    133
本塁打数       22     24
1試合最多得点    17     9
1試合最多本塁打   3      4
1点差勝利       1      1
サヨナラ勝利       0            1

<本塁打>
【ヤンキース】
アレックス・ロドリゲス 5本
ジェイソン・ジアンビ、ゲイリー・シェフィールド 4本 
松井秀喜、デレク・ジーター、バーニー・ウィリアムズ、ホルへ・ポサダ 2本
ティノ・マルティネス、ロビンソン・カノー 1本 

【レッドソックス】
デビッド・オルティズ、トロット・ニクソン 4本
レンテリア 3本
マニー・ラミレス、ジェイソン・バリテック、ペイトン 2本
ミラベリ、マーク・ベルホーン、ジョン・オルルード 1本  

<先発予定と今季対戦成績>
9月30日 第1戦
ヤンキース  王建民          1試合 0勝0敗 防御率3.85
レッドソックス デビッド・ウェルズ     4試合 2勝2敗 防御率4.26

10月1日 第2戦
ヤンキース  ランディ・ジョンソン    5試合 4勝0敗 防御率3.62
レッドソックス ティム・ウェイクフィールド 5試合 2勝2敗 防御率3.03 

10月2日 第3戦
ヤンキース   マイク・ムシーナ      4試合 0勝2敗 防御率7.20
レッドソックス  カート・シリング      4試合 1勝2敗 防御率5.17 

  
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2005/09/29 - 松井秀喜、21試合ぶり22号2ラン本塁打、ヤンキース単独首位キープで直接対決へ

by mlbcrazy  2005年9月29日

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦に5番・レフトで先発出場し、第4打席で21試合ぶりの22号2ラン本塁打を放ち、ヤンキースは2連勝で、ア・リーグ東地区の首位を1ゲーム差のままでキープした。

ヤンキースは、初回にジェイソン・ジアンビの32号2ラン本塁打で先制すると、その後も順調に追加点を挙げ、7回には松井秀が待望の22号2ラン本塁打をレフトスタンド上段にライナーで叩き込んで、8-0と大量リードした。
投げても、先発のアーロン・スモールが7回途中まで5四球ながら、被安打4、2失点と粘投した。ヤンキースは中継ぎ陣が終盤に4点を奪われたが、最後は逃げ切った。スモールは、無傷の10連勝で、自己シーズン最多となる今季10勝目を挙げ、自身メジャー初の二ケタ勝利をマークした。

2005年9月29日 ニューヨーク・ヤンキース 8-4 ボルチモア・オリオールズ
オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ

勝:アーロン・スモール  10勝0敗
敗:ビダード        6勝8敗

松井秀喜の打撃成績
4打数1安打 2打点 1本塁打
第1打席  1回無死一塁   セカンドゴロ
第2打席  3回無死走者なし センターフライ
第3打席  5回1死一、二塁 四球
第4打席  7回1死二塁   ライトオーバーの本塁打 (21号、2打点、114打点目)
第4打席  9回2死走者なし セカンドゴロ   

159試合 打率.299 打点114 本塁打21

ア・リーグ東地区          勝敗       首位とのゲーム差
1位 ニューヨーク・ヤンキース  94勝65敗      -
2位 ボストン・レッドソックス   93勝66敗     1.0ゲーム差

ア・リーグ中地区             勝敗     首位とのゲーム差
1位 シカゴ・ホワイトソックス     96勝63敗    -   (プレーオフ進出決定)
2位 クリーブランド・インディアンズ  93勝66敗   3.0ゲーム差

ア・リーグ ワイルドカード
1位  クリーブランド・インディアンズ  93勝66敗    -
1位  ボストン・レッドソックス     93勝66敗     -

<コメント>
ヤンキースが、レッドソックスとの直接対決を前に、無敗神話の続くスモールの好投で、単独で首位をキープしました。
松井秀喜も、9月7日の日米通算400号以来となる21試合ぶり、92打席ぶりとなる本塁打を放ち、それがダメ押しの一打となりました。ホルへ・フリオ投手の154キロの速球をライトスタンドにほぼライナーで叩き込みました。

一方のレッドソックスも、サヨナラ勝ちで勝利を収め、1.0ゲーム差で離されません。

これで、ヤンキースは2勝すれば、文句なしに東地区で優勝、レッドソックスは3連勝で逆転優勝となりますが、ややこしいのは、ヤンキース1勝、レッドソックス2勝のケースで、両チームが同率で並んだ場合です。
この場合、クリーブランドの勝敗数次第でいくつかパターンが発生します。

詳しくは以下の通り
「ア・リーグのプレーオフ進出チーム決定方法 by MAJOR.JP編集部」

なお、無傷で10連勝を挙げたアーロン・スモールですが、ヤンキース入団以来、10連勝というのは、球団初で、しかも、シーズン10勝以上の勝率10割は、メジャー史上4人目とのことです。
また、スモールが投げるときには、ジェイソン・ジアンビがよく打っているという印象がありましたが、ジアンビがスモールが登板した15試合で打った本塁打は、今日を含めて実に7本目(そのうち1試合2本塁打が2回)でした。
彼らはオークランド・アスレチックスで1996年から1998年にかけてチームメートであっただけでなく、同じ高校(South Hills High school in West Corvina)の同級生で、一緒にプレーしていたことのことです。

さて、いよいよ、ヤンキースもレッドソックスとの直接対決の3試合を残すのみとなりました。この20連戦、直接対決までの17試合を14勝3敗という驚異的なペースで乗り切りました。
両チームの争いは、インディアンズの動向も影響するため、最終試合までもつれる可能性大です。

  
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2005年09月29日

2005/09/28 - 松井秀喜、3試合連続安打、ヤンキース1点差勝利で再び単独首位に

by mlbcrazy 2005年9月28日

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦に5番・レフトで先発出場し、4打数1安打で3試合連続安打をマークすると、ヤンキースは2-1と接戦を制して、ア・リーグ東地区で単独トップに返り咲いた。

ヤンキースは、0-1の6回、
4番・A-RODことアレックス・ロドリゲスは、6回に同点となる47号ソロ本塁打を放つと、7回にはデレク・ジーターがタイムリー安打を放って、ついに勝ち越した。先発のショーン・チャコンは、6回2/3を被安打4、1失点で抑え、その後はトム・ゴードン、マリアノ・リベラの投手リレーで逃げ切った。

なお、今シーズン47号本塁打を放ったアレックス・ロドリゲスは、ヤンキースの右打者としては、1937年にジョー・ディマジオが記録した年間46本塁打を破り、球団新記録をマークした。

2005年9月28日ニューヨーク・ヤンキース 2-1 ボルチモア・オリオールズ
オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ

勝:ショーン・チャコン 8勝10敗(ヤンキース移籍後 7勝3敗)
セーブ:マリアノ・リベラ 43セーブ
敗:カブレラ  10勝13敗

松井秀喜の打撃成績
4打数1安打 
第1打席 2回 無死走者なし ライトライナー
第2打席 4回 1死一塁    ファーストゴロ
第3打席 6回 2死一塁    ライト前ヒット
第4打席 8回 1死一塁    サードファウルフライ

158試合 打率.300 打点112 本塁打21

<ア・リーグ順位表>

ア・リーグ東地区
1位 ニューヨーク・ヤンキース      93勝65敗    -
2位 ボストン・レッドソックス      92勝66敗   1.0ゲーム差

ア・リーグ中地区
1位 シカゴ・ホワイトソックス     95勝63敗    -
2位 クリーブランド・インディアンズ  92勝66敗   3.0ゲーム差

ア・リーグ ワイルドカード
1位 クリーブランド・インディアンズ   92勝66敗     -
1位 ボストン・レッドソックス      92勝66敗     -


<コメント>
ヤンキース、前の2試合とは打って変わった試合展開をモノにし、レッドソックスが敗れたため、ア・リーグ東地区の単独首位に再浮上しました。
昨日は、投手陣が崩壊して大敗しただけに、今日は僅差の1点差を先発チャコーンとゴードン、リベラで守り切るという理想的な投手リレーでした。
残り試合も、こういう戦い方が出来ればよいのですが。。。

松井秀喜は、1安打を放って、打率3割をなんとかキープしました。

ヤンキースは、明日、オリオールズとの4連戦の最終戦を終えると、いよいよ、ボストンのフェンフェイパークでのレッドソックスとの3連戦を迎えます。残り4試合です。

  
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2005年09月28日

2005/09/27 - 松井秀喜、14試合ぶり3安打猛打賞もヤンキース投壊で大敗も首位タイ

by mlbcrazy 2005年9月27日

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦に5番・レフトで先発出場し、3安打猛打賞をマークして打率を3割に乗せた。ヤンキースは投手陣が崩壊し、9-17で大敗したが、ア・リーグ東地区首位タイをキープした。

ヤンキースは、初回、先頭打者のデレク・ジーターが18号ソロ本塁打を放って先制したが、先発のマイク・ムシーナが大誤算で、2回途中、被安打7、5失点でノックアウト。4回にゲイリー・シェフィールドが2打席連続となる33号逆転満塁本塁打を放ったが、その裏、2番手のアル・ライターが2ラン本塁打を含む3失点で再び逆転された。
その後、ヤンキースの中継ぎ陣がつかまり、9-17で大敗した。

2005年9月27日 ボルチモア/オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ
ニューヨーク・ヤンキース 9-17 ボルチモア・オリオールズ
勝:レーカーズ   1勝0敗  
敗:アル・ライター  7勝12敗 (ヤンキース移籍後4勝5敗)

松井秀喜の打撃成績
第1打席 1回 2死一塁    ライト前ヒット
第2打席 3回 無死走者なし セカンドゴロエラー
第3打席 4回 2死走者なし  ファーストゴロ
第4打席 7回 1死走者なし  センター前ヒット
第5打席 9回 無死走者なし センター前ヒット

157試合 打率.300 打点112 本塁打21

<ア・リーグ順位表>
アリーグ東地区
1位 ニューヨーク・ヤンキース  92勝65敗
2位 ボストン・レッドソックス   92勝65敗

アリーグ中地区                     首位とのゲーム差
1位 シカゴ・ホワイトソックス     94勝63敗   -
2位 クリーブランド・インディアンズ  92勝65敗   2.0ゲーム差

アリーグ ワイルドカード
1位 ニューヨーク・ヤンキース   92勝65敗 
1位 ボストン・レッドソックス    92勝65敗
1位 クリーブランド・インディアンズ 92勝65敗

<コメント>
ヤンキース、打撃陣は2試合連続で二ケタ安打を記録しながら、投手陣の崩壊で痛い大敗を喫しました。しかしながら、レッドソックスがダブルヘッダーで1勝1敗だったため、ア・リーグ東地区の首位は同率で両チームが並んでいます。アリーグのワイルドカード争いでは、ヤンキースとレッドソックス、クリーブランド・インディアンズの3チームが同率で並んでいます。

マイク・ムシーナがあきらかに不調にもかかわらず、ジョー・トーリ監督はやや引っ張りすぎたようです。このまま行けば、ムシーナは、レッドソックスとの最終戦、10月2日に先発予定で、カート・シリングと投げ合うことになりますが、果たして大丈夫でしょうか?

松井秀喜は、9月13日以来、今季15度目となる3安打以上(猛打賞)を記録しましたが、勝利にはつながりませんでした。

なお、今季限りでの退団が予想されるバーニー・ウィリアムズが、2回にレフト前にヒットを放ち、キャリア15年で築いた通算安打数を2214本とし、ヤンキース球団記録4位のジョー・ディマジオの2214本に並ぶと、4回にもセンター前ヒットを放ち、2215本で単独4位に浮上しました。

<ヤンキース在籍時の通算安打記録>
1位 ルー・ゲーリック      2721安打
2位 ベーブ・ルース       2518安打
3位 ミッキー・マントル     2415安打
4位 バーニー・ウィリアムズ   2215安打
5位 ジョー・ディマジオ     2214安打

ヤンキース、残り5試合です。

  
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2005年09月27日

2005/09/26 - 松井秀喜、大量点の口火切る安打でヤンキース大勝、単独首位

by mlbcrazy 2005年9月26日

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦に5番・レフトで先発出場し、大量得点の口火を切る安打を放つと、ランディ・ジョンソンの零封もあり、ヤンキースが11-3で大勝し、ア・リーグ東地区2位のボストン・レッドソックスに0.5ゲーム差をつけて再び単独首位に立った。

ヤンキースは、0-0で迎えた4回、先頭打者の松井秀喜のセンター前ヒットを皮切りに、2死満塁のチャンスをつくり、デレク・ジーターの押し出し四球で先制すると、ジェイソン・ジアンビの31号3ラン本塁打などで一挙6点を奪った。
ヤンキースは、6回にも5点を挙げて、11-0とし、投げては先発のランディ・ジョンソンが、6回を被安打4、1四球、奪三振2、無失点で抑えて、今季16勝目(8敗)を挙げた。

2005年9月26日 ボルチモア/オリオールパーク・アット・カムデンヤード
ニューヨーク・ヤンキース 11-3 ボルチモア・オリオールズ
勝:ランディ・ジョンソン 16勝8敗
敗:ロペス 14勝12敗

松井秀喜の打撃成績
3打数1安打 1四球

第1打席 1回 2死一、三塁   セカンドゴロ
第2打席 4回 無死走者なし  センター前安打 
第3打席 4回 2死一塁     センターフライ 
第4打席 6回 無死一、二塁  四球

156試合 打率.298  打点112 本塁打21

<順位表(9月26日終了時点)>

ア・リーグ東地区             勝敗   首位からのゲーム差
1位 ニューヨーク・ヤンキース     92勝64敗    -
2位 ボストン・レッドソックス      91勝64敗  0.5ゲーム差   

ア・リーグ中地区
1位 シカゴ・ホワイトソックス     94勝62敗      -
2位 クリーブランド・インディアンズ  92勝64敗    2ゲーム差

ア・リーグ ワイルドカード
1位 クリーブランド・インディアンズ   92勝64敗   -

2位 ボストン・レッドソックス      91勝64敗   0.5ゲーム差

<コメント>
この日、レッドソックスの試合が雨天中止になったため、大勝したヤンキースが再び単独首位に立ちました。

松井秀喜は、大量点の口火を切る安打で貢献しましたが、チームが11点を挙げる中で、打点を記録することは出来ませんでした。

ランディ・ジョンソンは、奪三振こそ少なかったですが、大量点に守られ、安定した投球が出来たようです。
   

トム・ゴードンも、マリアノ・リベラも休養させることが出来、何よりでした。しかし、最後、9回にマウンドに上がった左腕エンブリーが2ラン本塁打を含む3失点で完封リレーを逃したのも、ああ、やはり、という内容でしたが。

ヤンキース、残り6試合です。

  
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2005年09月26日

2005/09/25 - 松井秀喜、本拠地最終戦で4打席無安打もヤンキース逆転勝ち

by mlbcrazy 2005年9月25日

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、地元でのトロント・ブルージェイズ戦に5番・指名打者で先発出場し、4打数無安打で連続試合安打が5でストップしたが、ヤンキースは8回に一挙4点を挙げて逆転し、本拠地最終戦を8-4の勝利で飾った。

ヤンキースは、初回、ゲイリー・シェフィールドの犠牲フライで先制すると、先発の王建民は、4回まで12人をパーフェクトに抑えたが、5回に先頭打者に初安打を許すと、ヒンスキーに13号2ランを浴び、逆転を許すと、計3失点を献上した。
その裏、カノーが拙い走塁でチャンスを潰しかけたが、デレク・ジーターがセンターへのタイムリー安打を放ち、2-3の1点差に迫る。

ヤンキースは2-3と1点ビハインドで迎えた7回に、無死一塁の場面でロビンソン・カノーが14号2ラン本塁打を放ち、ついに逆転に成功した。

ヤンキースは8回、2死二塁のピンチを迎えると、早くもクローザーのマリアノ・リベラを投入。リベラは四球を与えて、2死一、二塁にピンチを広げたが、続く打者を三振で抑えた。
その裏、ゲイリー・シェフィールドがレフトスタンドに31号3ラン本塁打を放つと、さらに1点を加えて、8-4とダメ押しとなった。先発の王建民は、7回を被安打6、3失点で、今季8勝目を挙げた。

ア・リーグ東地区は、ヤンキースと同率首位のボストン・レッドソックスも勝利したため、順位は変わらず。

ア・リーグ東地区順位                勝-敗   首位までのゲーム差
1位 ヤンキース                       91勝64敗     -
1位 レッドソックス                     91勝64敗      -  

ア・リーグ中地区順位         勝-敗       首位までのゲーム差
1位 シカゴ・ホワイトソックス     94勝61敗    -
2位 クリーブランド・インディアンズ  92勝64敗  2.5ゲーム差

ア・リーグ ワイルドカード順位           勝-敗        首位までのゲーム差
1位 インディアンズ                  92勝64敗
2位 ヤンキース                    91勝64敗     0.5ゲーム差
2位 レッドソックス                   91勝64敗    0.5ゲーム差 

2005年9月25日 ニューヨーク/ヤンキースタジアム
トロント・ブルージェイズ 4-8 ニューヨーク・ヤンキース
勝:王建民       8勝4敗
セーブ:マリアノ・リベラ  42セーブ
敗:ジョシュ・タワーズ  12勝12敗

松井秀喜の打撃成績
4打数0安打 

第1打席 1回 2死一塁     レフトフライ
第2打席 4回 2死走者なし  セカンドゴロ
第3打席 6回 2死走者なし  セカンドゴロ
第4打席 8回 無死走者なし  ショートフライ

155試合 打率.298 打点112 本塁打21 

<コメント>
前日にヤンキースが敗れ、レッドソックスが勝利したため、両チームが同率首位に並んでいたため、この日の試合結果では首位が入れ替わるところでしたが、この日は両チームとも勝利したため、互いに首位を譲りませんでした。

ヤンキースは、今季、レギュラーシーズン本拠地最終戦となる試合で、投打とも新人コンビの活躍で勝利をものにしました。王建民がリードされながら1点差に抑える粘りの投球をすれば、カノーがそれに応えて、見事、逆転の一打を放ちました。
カノーは、5回に走塁ミスで同点に追いつくチャンスを消してしまいましたが、それを帳消しにする一発となりました。カノー曰く、走塁ミスの直後、ベンチでティノ・マルティネスに、「ミスは誰にでもある、前を向け」と励まされたそうです。

終わってみれば、8-4の4点差でしたが、リベラが8回途中から登板せざるを得なくなったり、そのリベラが、記録に表れない守備のミスから9回に1点を失ったりするなど、やはり不安をのぞかせる終盤でした。

前日、痛恨のタイムリーエラーを犯した松井秀は、9月3日以来の指名打者で先発しましたが、5試合振りに無安打に終わり、打率も.297まで下がりました。

これで松井秀喜の2005年のヤンキースタジアムでのホームゲームの打撃成績は以下の通りとなりました。

81試合 打率.321 305打数98安打 本塁打15 打点68 

また、今季限りでヤンキースとの契約が満了し、退団がささやかれるバーニー・ウィリアムスは、レギュラーシーズンでは本拠地最終戦ということもあり、試合中、打席に立つごとに拍手が起こり、ウィリアムズは、ベンチ前でニューヨークのファンに帽子を取って声援に応える一幕もありました。

なお、試合後、活躍したルーキーコンビのカノーと王建民は、先輩からの恒例のイタズラの洗礼を浴びました。私服を隠された上に、チアリーダーの衣装を着させられて、スタジアムの裏に姿を現し、ファンのサインに応じていました。

いよいよ残り7試合、プレーオフで再び本拠地に帰ってくるには一戦必勝の日々が続きます。

  
Posted by mlbcrazy at 23:30Comments(0)TrackBack(0) 松井秀喜 

2005/09/25 - ヤンキース、観客動員数409万人でア・リーグ新記録達成

by mlbcrazy 2005年9月25日

ニューヨーク・ヤンキースは、今季レギュラーシーズンにおける9月25日の本拠地最終戦となるトロント・ブルージェイズ戦で、観客動員55,136人を記録すると、今季累計409万696人(81試合)として、ア・リーグの新記録を樹立した。

ヤンキースは、8月14日のヤンキースタジアムでの試合で、今季本拠地61試合目にして、メジャー30球団最速で観客動員数が300万人を超え、1999年以来7年連続で300万人超えを達成した。
さらに、前日9月24に日の試合で、今季の観客動員数が400万人を突破しており、これはメジャー史上3球団目となった。
1992年に、球団創設1年目のコロラド・ロッキーズ、1992年、1993年に2年連続でワールドシリーズを制覇したトロント・ブルージェイズが、年間の観客動員数400万人を突破している。

<これまでのア・リーグ記録>
トロント・ブルージェイズ 1993年 405万7947人

<メジャーリーグ記録>
コロラド・ロッキーズ  1992年 448万3350人 (球団創設1年目)

  
Posted by mlbcrazy at 23:29Comments(0)TrackBack(0) 松井秀喜 

2005年09月25日

2005/09/24 - 井口資仁(ホワイトソックス)、タイムリー二塁打含む4安打でW-SOX快勝

by mlbcrazy

シカゴ・ホワイトソックスの井口資仁内野手は、地元でのミネソタ・ツインズ戦に2番・セカンドで先発出場し、タイムリー二塁打を含む、今季2度目の4安打を放って、12試合連続安打をマークすると、ホワイトソックスは8-1で快勝し、ア・リーグ中地区2位のクリーブランド・インディアンズと1.5ゲーム差で首位をキープした。

2005年9月24日
ミネソタ・ツインズ 1-8 シカゴ・ホワイトソックス
勝:フレディ・ガルシア 32試合 13勝8敗 防御率3.91 8回 被安打4 1失点 四球2 奪三振2
 
敗:メイズ 6勝10敗

井口資仁の打撃成績
4打数4安打 1打点
第1打席 1回1死走者なし センター前ヒット
第2打席 3回無死二塁   内野安打(セーフティバント)
第3打席 4回1死走者なし センター前ヒット
第4打席 6回2死一塁   センターオーバーの二塁打(1打点)

129試合 打率.284 安打139 打点68 本塁打14

ア・リーグ中地区順位表                    勝-敗   ゲーム差 残り試合
1位 シカゴ・ホワイトソックス      93勝61敗       -      8
2位 クリーブランド・インディアンズ   92勝63敗    1.5       7

☆今後の日程   
・ホワイトソックス
9月25日        ミネソタ・ツインズ(中地区3位)       1試合
9月26日〜9月29日 デトロイト・タイガース(中地区4位)     4試合
9月30日〜10月2日 クリーブランド・インディアンズ(中地区2位) 3試合 

・インディアンズ
9月25日        カンサスシティ・ロイヤルズ(中地区5位)   1試合
9月27日〜9月29日 タンパベイ・デビルレイズ (東地区5位)   3試合
9月30日〜10月2日 シカゴ・ホワイトソックス (中地区1位)    3試合

<コメント>
井口資仁が、今季2度目の4安打の固め打ちで、勝利に貢献した上に、メジャー自己最長となる12試合連続安打をマークしました。
特に3回の無死二塁からのセーフティバントを成功させたことで、ホワイトソックスは一挙6得点のビッグイニングを作ることができました。

井口の1試合4安打は、5月3日のカンサスシティ・ロイヤルズ戦以来、今季2度目で、3安打以上の猛打賞も、9月3日のデトロイト・タイガース戦以来、今季11度目です。
さらに、前日から6打席連続安打も継続中で、今季メジャーで記録した139安打と併せて、日米通算1,000安打まであと1と迫りました。

さて、ホワイトソックスとインディアンズの直接対決前までの各々の残り試合で考えられる勝敗の組み合わせは、20通りありますが、そのうち、直接対決の前に決着が着くケースは、わずか6通りしかありません。

ホワイトソックス インディアンズ
  5-0       2-2、1-3、0-4
  4-1       1-3、0-4
  3-2       0-4

つまり、インディアンズは、直接対決前に4連敗しても、その間にホワイトソックスが2勝3敗であれば、3ゲーム差のため、直接対決で追いつける可能性があります。

要は、7割の確率で、優勝は、最後の3連戦で決まるか、同率であれば、1試合プレーオフで決まるということになります。

両チームとも無敗で3連戦を迎えた場合は、いまと順位が変わらず2ゲーム差なので、インディアンズが直接対決で1敗した時点で、ホワイトソックスの単独優勝が決まります。
インディアンズが4戦全勝して、ホワイトソックスが4勝1敗で直接対決に望むと、いまと順位が変わらないまま1ゲーム差なので、先にホワイトソックスが1勝してしまえば、その後、2連敗しても、1試合プレーオフに持ち込めることになり、さらに残り2試合のうち1勝した時点で単独優勝が決まります。

さらに以下の組み合わせになった場合は、インディアンズが直接対決で3連勝しないと、同率プレーオフに持ち込むことができなくなります。

ホワイトソックス インディアンズ 
  5-0        3-1
  4-1        2-2
  3-2        1-3
  2-3        0-4            

まさに一戦必勝の試合が続くわけです。もちろん、仮に2位でにもワイルドカードでの進出も考えられますが、隣の東地区も、ヤンキース、レッドソックスの2チームで同じようなデッドヒートを繰り広げているため、とにかく目の前の1勝を拾うことを考えざるを得ないでしょう。

  
Posted by mlbcrazy at 23:39Comments(0)TrackBack(0) 井口資仁 

2005/09/24 - 松井秀喜、痛恨のタイムリーエラー、ヤンキース5連勝でストップ

by mlbcrazy

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、地元でのトロント・ブルージェイズ戦に5番・レフトで先発出場すると、4打数1安打で5試合連続安打をマークしたが、痛恨のタイムリーエラーを犯したことが響き、ヤンキースは4-7で敗れて、5連勝でストップした。

ヤンキースは、先発のジャレット・ライトが初回から捕まり、先頭打者から4者連続安打で1点を失うと、5番・エリック・ヒンスキのレフトへのフライを松井秀喜がグラブに当てて落とす失策を犯し、2者を還してしまう。ライトは、さらに犠牲フライで1点を失い、この回、計4点を失った。
ヤンキースは、その裏、2番・アレックス・ロドリゲスの46号2ラン本塁打で2点を返したが、2回には、ライトが2連打と四球で、再び無死満塁のピンチを迎えたところで、早々とノックアウト。2番手として、先発要員からリリーフに廻ったアーロン・スモールがマウンドに上がったが、1死を取った後、1死満塁でヒレンブランドの打ったセカンドへの当りをロビンソン・カノーが弾いて大きく後ろにそらす間に、2者が還り、さらにヒンスキの犠牲フライで1点を返され、2-7とリードされた。
ヤンキースは、その裏、2死走者なしから、ババ・クロスビーの内野安打とジーターの2打席連続死球で、1死一二塁のチャンスを作ると、アレックス・ロドリゲスがこの日、3打点目となるタイムリー安打を放って、1点を返すが、その後は、3回、4回と三者凡退に倒れた。また、
5回は、2死一、二塁のチャンスで、松井秀に打席が廻ったが、松井は浅いライトフライに倒れて、チャンスを生かせない。

ヤンキースは、6回、2死走者なしから8番・バーニー・ウィリアムズがセカンドフライエラーで出塁し、代打のルーベン・シエラがライト前安打でつなぐと、1番のジーターが三塁前に転がるラッキーな内野安打で、1点を挙げ、4-7と追い上げた。

ヤンキースは7回にも、先頭打者の3番・ジアンビが四球を選んで出塁し、1死後に松井秀喜の打席を迎えると、松井はライト線に強い当りを放ったが、当りが強過ぎて、シングルヒットと止まりとなり、1死一、三塁。しかし、続くホルヘポサダは、セカンドゴロ併殺打に倒れ、この回、無得点に終わった。

2番手でマウンドに上がったスモールは、8回2死まで、6イニング2/3を被安打4、無四球、奪三振3、無失点と好投したが、グロスに安打を浴びたところで、ベンチはスモールをあきらめ、3番手・プロクターがマウンドに上がり、続く打者を三振に取って、ピンチを脱した。
その裏、ウィリアムスの安打で1死一塁のチャンスをつくると、2死後に、ジーター、ロドリゲスの連続四球で、2死満塁とチャンスを広げたが、ここでブルージェイズはクローザーのミゲル・バティスタを投入。バティスタは、ジアンビを空振り三振に切って取り、ピンチを逃れた。

ヤンキースは、3点を追う最終回、今季、バティスタから本塁打を放っている4番・シェフィールド、5番・松井秀喜の二人が続く打順から始まる攻撃だったが、シェフィールドが落ちるボールを振らされ3球で空振り三振、続く松井秀も、3球で空振り三振を奪われる。最後は、6番・ポサダが、2-2から見逃し三振でゲームセット。
ヤンキースは、連勝が5でストップし、この時点で、ゲーム開始前のアリーグ東地区の2位・ボストン・レッドソックスとのゲーム差は、0.5ゲーム差に縮まった。

2005年9月24日 ニューヨーク/ヤンキースタジアム
トロント・ブルージェイズ 7-4 ニューヨーク・ヤンキース

勝:スコット・ダウンズ 24試合 3勝3敗 防御率4.35
セーブ:ミゲル・バティスタ 69試合 5勝7敗30セーブ 防御率4.03
敗:ジャレット・ライト 12試合 5勝4敗 防御率5.97

松井秀喜の打撃成績
4打数1安打 1四球
第1打席 1回2死一塁   四球
第2打席 3回1死走者なし レフトフライ
第3打席  5回2死一、二塁 ライトフライ
第4打席 7回1死一塁   ライト前安打
第5打席 9回1死走者なし 空振り三振

154試合 打率.299 安打179 打点112 本塁打21

<コメント>
ヤンキースが、2つのエラーで痛い星を落としました。

ひとつは初回に松井秀喜のタイムリーエラーと、もうひとつは2回のロビンソン・カノーのタイムリーエラーです。松井秀のほうは、デーゲームで打球が見えづらかったのか、それとも打球への反応が遅れたのか、落下点へのスタートが遅れ、走りながらの捕球体勢に入りましたがグラブのポケットに当てて弾いてしまい、三塁走者と二塁走者を還してしまいました。仮に捕球していた場合で三塁走者はタッチアップからホームインしていたでしょうが、二塁走者を還してしまった点と、その後、2死から犠牲フライで失点しているため、もし捕球していたら、2点は失わずに済んだことになります。
カノーのほうも、当りはやや強かったですが、決して取れない打球ではなく、しかも、後ろにそらした打球が高く弾む間に、2者が還っているので、ここも1点は余計に与えてしまったことになります。

先発のライトは、初回に、今度はピッチャーライナーが胸を直撃するアクシデントに見舞われ、このところ本当についていませんが、そもそも立ち上がりに4連打と悪すぎました。その後、ロングリリーフしたスモールが好投しただけに、無為な失点が悔やまれる序盤となりました。これなら、スモールを先発させればよかったというところですが、スモールの不敗神話は、中継ぎでは効果がなかったようです。リリーフ陣が手薄なので、中継ぎ経験のあるスモールをブルペンに置いておきたいところですが、場合によっては、次回、ライトの代わりにスモールを再び先発で起用することになるでしょう。

今日のヤンキースは攻撃でも何度もチャンスをつくりながら、要所で凡打し、最後は、今年カモにしていたクローザーのバティスタを打ち崩すどころか、3番打者から6番打者まで、4者連続三振を奪われてしまいました。

松井秀は、第4打席で今季179安打目を放って、2003年のルーキーイヤーで記録したシーズン179安打と並び、自己タイとなりましたが、最後の打席では、11打数7安打、1本塁打と得意にしているはずのバティスタの落ちるボールにバットを振らされて、あえなく三振に倒れました。

なお、A-RODことアレックス・ロドリゲスは、昨日まで2試合連続で無安打でしたが、2回の第1打席で今季46号本塁打を放ち、この時点で、デビッド・オルティズ(ボストン・レッドソックス)の本数と並びましたが、ヤンキースのチーム記録では、1937年のジョー・ディマジオの46本と並んで、右打者としてシーズン最多本塁打タイとなり、記録更新は時間の問題となりました。

この時点で、レッドソックスは試合開始前でまだ結果が分かりませんが、もしレッドソックスが勝てば、再び、ヤンキースと並んで同率首位に返り咲くチャンスができました。

ヤンキース、残りは8試合です。明日以降の試合で、狂った歯車を立て直すことができるでしょうか?

  
Posted by mlbcrazy at 06:43Comments(4)TrackBack(2) 松井秀喜