タレントの神田うのが、7日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で発したひと言がネット上で物議を醸し、Twitterなどで"炎上"している。

番組では、生前に自分の葬儀や墓の用意、遺産相続の手配などを行う"終活"が特集されており、最近見られるようになったという"終活トラブル"の例を紹介。その中で、所有する貯金のほぼ全額である1,000万円を生前贈与した娘に連絡を絶たれ、本来相続権のあった長男にも絶縁されてしまった女性がVTRで再現された。

神田うのこのエピソードに、うのは「えー、信じられない!」と激怒。「見捨てます?自分の母親、たかだか1,000万で」と、貯金を"持ち逃げ"した娘と、相続できないことが分かって連絡を絶った息子を非難。「かわいそう」と、見捨てられた女性に同情を見せた。

だが、この「たかだか1,000万」という発言に、ネット上の視聴者は敏感に反応。掲示板やTwitterなどには「1,000万は大金だろ」「パチンコの億万長者と結婚した女は違うな」など、うのを非難する書き込みが相次いだのだ。

こうした、テレビ番組についてのネット上での"炎上騒動"について、実際に番組を制作する現場はどう捉えているのだろうか?あるワイドショー番組の制作会社関係者に聞いた。

「正直、現場で作っているほうは、あまり気にしていないというか、気にしても仕方がないですね。仮に自分たちの番組が原因で"炎上"したときに、何か過ちや配慮の足りない部分があったとしたら真摯に反省すればいいし、自信のある内容なら堂々としていればいい。それだけです。営業サイドは、そうはいかないでしょうが......」

制作現場では"炎上騒ぎ"も、電話や手紙による抗議と同様に捉えているというが、最近ではネットユーザーが番組スポンサーに直接抗議するケースも増えている。広告代理店の話。

「ある日、クライアントから突然"スポンサーを降りる"と連絡が入ったんですよ。聞けば、『Aという番組に提供を続けるなら、お宅の商品は不買だ』という抗議電話が数十件も入ったと。そういうケースで、番組から特定の企画やタレントが消えるなんてこともありましたね」

また、こうした"炎上"を最も恐れているのが、やり玉に上げられる側のタレントを抱える芸能事務所だ。

「一度ネガティブなイメージが定着したら、なかなか拭い去ることができません。例のペニオク騒動でも、同じことをしたのに片方はテレビに出続け、もう片方は延々と活動を自粛するようなことがあった。

ほしのあき|熊田曜子|小森純
ほしのあき|熊田曜子|小森純

かつては"嫌いなタレント"が出てもチャンネルを変えられるだけでしたが、最近の視聴者は"叩くためにテレビを見る"ようなところがあるんじゃないでしょうかね」(芸能事務所関係者)

「1,000万円で親を捨てるのか」と、至極まっとうな怒りを表現しただけで非難が殺到するほど、"炎上"イメージが定着してしまった神田うの。果たして、このイメージを払拭することができるだろうか?