天皇杯とうれしい変化

元日におこなわれた天皇杯の決勝は浦和の優勝で幕を閉じました。
浦和はここ数年健全経営の元でチーム力を飛躍的に伸ばしてきました。
観客動員収入、グッズ収入、スポンサー収入だけで黒字決済であり、親会社に頼らない優良クラブです。（たまに大型補強で頼ってますが）
こんな浦和がここ数年タイトル争いに加わるのは当然といえば当然かもしれません。

さて、天皇杯のうれしい変化ですが、天皇杯の優勝チーム決定後のニュース、新聞やテレビ、で浦和にアジアチャンピオンズリーグの出場権が与えられたと以前より大きく報道された事です。
今までの報道では天皇杯に優勝しましたと伝えておしまいでしたが、今年は世界クラブ選手権の効果か、アジアチャンピオンズリーグの出場権の事がしっかり伝えられていましたね。
去年よりも確実に天皇杯の優勝チームに出場権が与えられると知った人は多いと思います。
これはＪリーグが発展、また日本人選手が海外クラブで活躍するためには必要でしょう。
アル・イテハド、サプリサ、サンパウロのメンバーは何人か１月の移籍期間でチームが変わりそうですしね。

少し悲しいのは各チームの姿勢でしょうか。アジアチャンピオンズリーグへのプライオリティが少し低いような気がします。欧州チャンピオンズリーグと違い収入面などでたいしたメリットのない大会ですが、これからは注目度があがると思いますので各クラブにはもう少し選手層など対策をして欲しいですね。

Comments

1. Posted by 土肥   2006年01月11日 07:02

世界クラブ選手権はアジアのクラブチームにとっては大きな世界へのアピールのチャンスの場ですね！おっしゃるとおり日本のJﾘｰｸﾞの上位のチームなどの選手層を強くしてほしいです。Jリーグは数々のチームにリーグや天皇杯などの優勝の確立がありますね。ヨーロッパのリーグのように強くビッグな選手層の高いチームを作り、世界にはばたける選手やチームの育成に力を入れてほしいですね。そうすると日本人に少ないビッグなチームに対する目標やｻｯｶｰに対する想いなど強く育ってくると思います！あと、バランスはとれてるチームは結構あると思いますが、波があるために結果が出せないのだと思います。それが代表にもあらわれてますよね。日本はクラブチームや高校、ユースなどの国の根元の強化が必要なのではないかと強く想います。財政面の問題もあると思いますが、日本の問題はそこに大きくあると今考えたこの頃です。