必要スペックなど詳細は
にてご確認下さい。
コミックマーケット７９出展作品です。
３日目 東ペ-５３ｂです。
まずは、インタビューからどうぞ。
■夢か現か幻かの制作につきまして
Ｑ：夢か現か幻かを作成しようと思ったきっかけを教えてください。
Ａ：（建前）プロット自体は私が高校生、いや、もしかしたら中学生の頃から頭の中にあったかもしれません。
わざわざそんなものを掘り起こしたのは、専門学校で漫然と授業を受けることに耐えられず、同志を募ってオリジナルゲームを作成しようと考えたからです。
我々は声優俳優科ですので、声さえ当てられれば趣旨から外れることもありませんし、何より退屈には勝てませんでした。
「教えてもらおうとする」人間の多さと、「学ぼうとする」人間の少なさが、これではいけないと奮い立たせ、結果的に私を動かしたのだと思います。
（本音）色っぽい片目隠しの女の子と、はいてない属性のアルビノっ娘が書きたかったし、描いてほしかったんです。
公開はしていますが後悔はしていません。
Ｑ：制作期間はどのくらいでしたか。また、制作に際して大切にされたことはありますか。
Ａ：第一章の制作期間は、学校に通いながらでしたので正確には分かりませんが、おおよそ300時間ほどだと思います。
実際はそんなになかったかもしれません、とにかく無駄な要素が多かったと反省していますね。
制作に関して大切にしたことは、「引かぬ、媚びぬ、省みぬ」の姿勢です。
いや、今後はプレイヤー様には全力で媚びていこうと、これも反省している点ではありますが。
それに、反省している時点でだいぶ省みている自覚もありまして、それでも最後に残った「引かぬ」だけは徹底して守っていきたい所存です。
どんな逆境にも負けません。
しかし、口で言うより遥かに難しいんですよね、逆境に負けないことって。
折れない心なんてただの不感症なので、折れてもすぐに復活できる驚異的な再生力を持った心を育んでいきたいです。
Ｑ：制作の中で、最も克服しなくてはいけない点はどのような点でしたか。また、それをいかに克服しましたか。
Ａ：後塵のために敢えて赤裸々に記しますが、温度差です。
克服はできませんでした。
結果、熱い志を持った者だけが残りました。
しかし、それは自然の摂理だと思います。
例えば松岡修造が「熱くなれよ」と言ったところで、素直に熱くなる人間と逆に冷める人間は確実に存在するでしょう。
ふるいにかけたわけではありませんし、励ましや助け合いを怠ったわけでもありませんが、やはり脱落者はどうあっても出てしまいます。
悲しいけど、これ戦争なのよね。
ならば前だけを見て進むのみです。
Ｑ：影響を受けた作品や好きな作品を教えてください（制作に直接関係のない作品でも結構です。）
Ａ：この業界の先人として、「月姫」「ひぐらしのなく頃に」「東方プロジェクト」の名前を上げないわけにはいきません。
ネタとして大量に織り交ぜさせていただいている「ジョジョの奇妙な冒険」もここに挙げます。
■夢か現か幻かの内容
Ｑ：ユーザーの皆様に楽しんでもらいたい点はありますか。
Ａ：プレイしていただけた方からは、よく「活字中毒者向け」だと言われますね。
本来ならば第一章から第二章へ移行した際の絵柄の成長ぶりなどを押したいところではありますが、第一章のみとなると、やはり「人によっては即効でアレルギー反応が出る」と称される文章です。
「伏線だらけ」を通り越して「伏線しかない」とも言われますね。
また、忘れてはいけない点として、「声優が作ったゲーム」という触れ込みで配信しております。
しかし、フルボイスでこそあるものの、収録時間の少なさから、まだ成長途上という印象を受けられるかもしれません。
それに、私が声を当てたキャラクターはいわゆるラスボス系のキャラなので、二章以降にしか登場しないのです。
ですから、私が第一章についてのインタビューに答えている以上、プッシュするわけにはいきません（キリッ
Ｑ：お気に入りのシーンはありますか？よろしければ理由も教えてください。
Ａ：基本的に中二病末期患者様向けの仕様ではございますが、中でも主人公の「信疑」と悪友の「信次」の戦闘場面は気に入っています。
■次回作、今後のサークル活動
Ｑ：現在制作されている作品がありましたら、教えてください。
Ａ：「夢か現か幻か」の第三章を鋭意制作中です。
シナリオは既に上がっているので残りはほぼ絵だけで完成します。
次回作「アリスアリス」の企画にも入っておりまして、現状では他サークルとの合同として大幅にクオリティを上げたものになる予定です。
Ｑ：制作において最も大事なものはなんだと思いますか。
Ａ：余裕のある資本金と持続力のある根気です。
いま手元になくて切実に困っている前者と、それがなくてもどうにか前進している要因の後者ですね。
Ｑ：最近注目されている同人ゲームなどありましたら、教えてください。
Ａ：「無限夜行」。
宮沢健二の銀河鉄道の夜がベースと思われる作品ですね。
独特の雰囲気を持つ絵に惹かれます。
Ｑ：このレビューをご覧の皆様に一言おねがいします。
Ａ：GeminiArtsの主張によると、世界は双子でできているらしいですよ（他人事）。
前途多難ではありますが、GeminiArtsをよろしくお願いいたします。
■雑記
２時間くらいの体験版です。
自分は何者か。
思春期の頃に自問したりする事も多いかもしれません。
思春期を過ぎてからこの自問をすると恐ろしい事になったりするので、あまり思春期を過ぎてからは自問しなくなったりします。
主人公は思春期真っ只中ですが、この自分は何者か。という問いに答えを出しています。自らを空気だというのです。
しかし、出した答えが正しかったのかどうかはまた別の問題のようで、捨てるように音信を絶ったはずの恋人が追いかけてきたり、自らの意思に反して大きな出来事に巻き込まれていったり。
この辺は、興味深いです。自分の出した結論と現実のギャップに戸惑う主人公の姿は、かつて自分の出した結論と現実のギャップに思い悩んだりした事のある方には何かを思い起こさせるかもしれません。
物語ではもっと大きな規模のギャップですが、読み手の皆様も共感を持たれるところで無いかと思います。
えー、別に理想の自分とオタクの自分の乖離に苦悩したとかそういう事ではありません。
皆様は恐らく、苦悩してもしなくてもどっちにしろオタクになったと思いますよ。
もう一つ、興味を引く点はこの作品はフルボイスです。
だた、喋っているのは九割方男性だったりします。ちょっと残念です
えー、何が残念なのかはともかく。
声優学科に所属されている制作者様が作られているのも興味深いです。自ら台本を書いて声を当てた作品というのは珍しいと思います。
また、サイトも趣向が凝らされていて表現者衆団という名前にふさわしいデザインになっていると思います。
現在は３章を作成中とのことで、この物語がどのように続いていくのか興味があります。
文章はやや読み手を選ぶかもしれませんが、一度遊んで欲しい作品です。
本作品はサイトにてダウンロード可能です。
■当サイトはリンクフリーです。
バナーをご利用下さい。バナーはお持ち帰りの上、お使い下さい。
ゲーム作成の交流ＳＮＳ
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３日目 東ペ-５３ｂです。
まずは、インタビューからどうぞ。
■夢か現か幻かの制作につきまして
Ｑ：夢か現か幻かを作成しようと思ったきっかけを教えてください。
Ａ：（建前）プロット自体は私が高校生、いや、もしかしたら中学生の頃から頭の中にあったかもしれません。
わざわざそんなものを掘り起こしたのは、専門学校で漫然と授業を受けることに耐えられず、同志を募ってオリジナルゲームを作成しようと考えたからです。
我々は声優俳優科ですので、声さえ当てられれば趣旨から外れることもありませんし、何より退屈には勝てませんでした。
「教えてもらおうとする」人間の多さと、「学ぼうとする」人間の少なさが、これではいけないと奮い立たせ、結果的に私を動かしたのだと思います。
（本音）色っぽい片目隠しの女の子と、はいてない属性のアルビノっ娘が書きたかったし、描いてほしかったんです。
公開はしていますが後悔はしていません。
Ｑ：制作期間はどのくらいでしたか。また、制作に際して大切にされたことはありますか。
Ａ：第一章の制作期間は、学校に通いながらでしたので正確には分かりませんが、おおよそ300時間ほどだと思います。
実際はそんなになかったかもしれません、とにかく無駄な要素が多かったと反省していますね。
制作に関して大切にしたことは、「引かぬ、媚びぬ、省みぬ」の姿勢です。
いや、今後はプレイヤー様には全力で媚びていこうと、これも反省している点ではありますが。
それに、反省している時点でだいぶ省みている自覚もありまして、それでも最後に残った「引かぬ」だけは徹底して守っていきたい所存です。
どんな逆境にも負けません。
しかし、口で言うより遥かに難しいんですよね、逆境に負けないことって。
折れない心なんてただの不感症なので、折れてもすぐに復活できる驚異的な再生力を持った心を育んでいきたいです。
Ｑ：制作の中で、最も克服しなくてはいけない点はどのような点でしたか。また、それをいかに克服しましたか。
Ａ：後塵のために敢えて赤裸々に記しますが、温度差です。
克服はできませんでした。
結果、熱い志を持った者だけが残りました。
しかし、それは自然の摂理だと思います。
例えば松岡修造が「熱くなれよ」と言ったところで、素直に熱くなる人間と逆に冷める人間は確実に存在するでしょう。
ふるいにかけたわけではありませんし、励ましや助け合いを怠ったわけでもありませんが、やはり脱落者はどうあっても出てしまいます。
悲しいけど、これ戦争なのよね。
ならば前だけを見て進むのみです。
Ｑ：影響を受けた作品や好きな作品を教えてください（制作に直接関係のない作品でも結構です。）
Ａ：この業界の先人として、「月姫」「ひぐらしのなく頃に」「東方プロジェクト」の名前を上げないわけにはいきません。
ネタとして大量に織り交ぜさせていただいている「ジョジョの奇妙な冒険」もここに挙げます。
■夢か現か幻かの内容
Ｑ：ユーザーの皆様に楽しんでもらいたい点はありますか。
Ａ：プレイしていただけた方からは、よく「活字中毒者向け」だと言われますね。
本来ならば第一章から第二章へ移行した際の絵柄の成長ぶりなどを押したいところではありますが、第一章のみとなると、やはり「人によっては即効でアレルギー反応が出る」と称される文章です。
「伏線だらけ」を通り越して「伏線しかない」とも言われますね。
また、忘れてはいけない点として、「声優が作ったゲーム」という触れ込みで配信しております。
しかし、フルボイスでこそあるものの、収録時間の少なさから、まだ成長途上という印象を受けられるかもしれません。
それに、私が声を当てたキャラクターはいわゆるラスボス系のキャラなので、二章以降にしか登場しないのです。
ですから、私が第一章についてのインタビューに答えている以上、プッシュするわけにはいきません（キリッ
Ｑ：お気に入りのシーンはありますか？よろしければ理由も教えてください。
Ａ：基本的に中二病末期患者様向けの仕様ではございますが、中でも主人公の「信疑」と悪友の「信次」の戦闘場面は気に入っています。
■次回作、今後のサークル活動
Ｑ：現在制作されている作品がありましたら、教えてください。
Ａ：「夢か現か幻か」の第三章を鋭意制作中です。
シナリオは既に上がっているので残りはほぼ絵だけで完成します。
次回作「アリスアリス」の企画にも入っておりまして、現状では他サークルとの合同として大幅にクオリティを上げたものになる予定です。
Ｑ：制作において最も大事なものはなんだと思いますか。
Ａ：余裕のある資本金と持続力のある根気です。
いま手元になくて切実に困っている前者と、それがなくてもどうにか前進している要因の後者ですね。
Ｑ：最近注目されている同人ゲームなどありましたら、教えてください。
Ａ：「無限夜行」。
宮沢健二の銀河鉄道の夜がベースと思われる作品ですね。
独特の雰囲気を持つ絵に惹かれます。
Ｑ：このレビューをご覧の皆様に一言おねがいします。
Ａ：GeminiArtsの主張によると、世界は双子でできているらしいですよ（他人事）。
前途多難ではありますが、GeminiArtsをよろしくお願いいたします。
■雑記
２時間くらいの体験版です。
自分は何者か。
思春期の頃に自問したりする事も多いかもしれません。
思春期を過ぎてからこの自問をすると恐ろしい事になったりするので、あまり思春期を過ぎてからは自問しなくなったりします。
主人公は思春期真っ只中ですが、この自分は何者か。という問いに答えを出しています。自らを空気だというのです。
しかし、出した答えが正しかったのかどうかはまた別の問題のようで、捨てるように音信を絶ったはずの恋人が追いかけてきたり、自らの意思に反して大きな出来事に巻き込まれていったり。
この辺は、興味深いです。自分の出した結論と現実のギャップに戸惑う主人公の姿は、かつて自分の出した結論と現実のギャップに思い悩んだりした事のある方には何かを思い起こさせるかもしれません。
物語ではもっと大きな規模のギャップですが、読み手の皆様も共感を持たれるところで無いかと思います。
えー、別に理想の自分とオタクの自分の乖離に苦悩したとかそういう事ではありません。
もう一つ、興味を引く点はこの作品はフルボイスです。
だた、喋っているのは九割方男性だったりします。ちょっと残念です
えー、何が残念なのかはともかく。
声優学科に所属されている制作者様が作られているのも興味深いです。自ら台本を書いて声を当てた作品というのは珍しいと思います。
また、サイトも趣向が凝らされていて表現者衆団という名前にふさわしいデザインになっていると思います。
現在は３章を作成中とのことで、この物語がどのように続いていくのか興味があります。
文章はやや読み手を選ぶかもしれませんが、一度遊んで欲しい作品です。
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