茂原市の弁護士 茂原総合法律事務所ブログ

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2018年07月

茂原で「福祉と司法がつながる勉強会」があり参加してきました。
弁護士や福祉、医療のソーシャルワーカーなどがそれぞれの職業の紹介や、連携した経験などについて発表しました。私は弁護士の観点から発表させていただきました。

高齢や障がいのある方などに関わる「福祉」と、裁判などに関わる「司法」はだいぶ遠い分野のように思われますが、実際には、

・高齢で判断能力もなくなってきているが、年金の受給や施設入居の契約が必要
→弁護士が成年後見人になって手続をする

・障がい年金で生活している方がカードで借入をしてしまう
→債務整理をする

など意外と接点があります。
昔は身内の方が何とかしていた(前者の例なら親せきが面倒を見たり、後者の例なら家族が借金を代わりに払ったりすることが多かったはず)のが、単身世帯が増えたり、経済的に余裕がなくなったりして難しくなったことが背景にあるのかもしれません。

弁護士も色々な現場の方から、気軽に質問してもらえる関係になる必要があると思います。

(神定)

当事務所では,8月13日(月曜日)から,8月16日(木曜日)まで夏季休業を頂きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

先日,出張に行ってきました。
出張といっても,茂原から厚木までの片道3時間程度のものでしたが,最近東京地裁よりも西に行くことが少なかったので,少し楽しみにしていました。

3回ほど乗り換えてたどり着いた厚木は,初めて訪れる街でしたが,近くに(実際はそれほど近くないかも知れませんが)山も見え,「いや~,遠くに来たな~」と出張気分を味わいました。

帰路は本厚木駅から大手町駅まで,小田急のロマンスカー(多分)に乗りました。車内販売の品揃えがなかなか魅力的です。普段利用する特急はもっぱら「わかしお」なので,いつもと違う特急を利用できたことにも出張気分を味わいました。

今回はあまり時間が無かったため,仕事を済ませるのみですぐに厚木から帰路についたのですが,もう少し余裕のあるスケジュールにして,少し街を探検したかったです。

(松本)

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改正民法が,一部の規定を除き,2020年4月1日に施行されることとなりました。

今回は,民法上新たに創設される保証人への情報提供の制度を紹介します。

現行民法は,主債務者が保証人に対して主債務者の経済的信用に関する情報を与える義務はありませんでした。
保証人は,主債務者の「絶対に迷惑をかけないから」という何の根拠もない熱意ある言葉に欺されて保証人欄に署名してしまい,最終的に保証人が債務を負担し,結果として他人の債務が原因で保証人が破産等の途を辿る事例は沢山ありました。
また,根保証の場合,保証人が主債務の金額,返済遅延状況を全く知らないまま,何らの手を打つこともできず,多額の保証債務履行請求をされたりすることも多々ありました。

そこで,今般の改正民法では,

①主債務者は,事業のための債務を個人に保証・根保証してもらう際,保証人に対し,主債務者の財産及び収支の状況,他の債務の状況,担保提供の状況等の情報を提供しなければならなくなりました。この情報提供をせず,または虚偽情報を提供したために,この事項につき保証人が誤認をして保証契約を締結した場合,債権者が主債務者による情報不提供や虚偽情報提供を知りまたは知ることができたときは,保証人は保証契約を取り消すことができるようになりました。

②また,委託を受けた保証人は,債権者に対し,主債務の不履行の有無,残額,弁済期が到来した金額に関する情報提供を請求できるようになりました。

③債権者は,主債務の期限の利益喪失時から2か月以内に保証人(個人)に対してその旨を通知する義務ができました。債権者がこの通知を怠った場合,期限の利益喪失時から通知時までの遅延損害金を保証人に対して請求できないこととなりました。

このように改正民法により,保証人は,保証契約締結時,返済継続時,期限の利益喪失時という適切な時期に適切な情報を得られることとなります。

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